JPH03211130A - 給紙装置及び用紙搬送装置 - Google Patents

給紙装置及び用紙搬送装置

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Publication number
JPH03211130A
JPH03211130A JP2003445A JP344590A JPH03211130A JP H03211130 A JPH03211130 A JP H03211130A JP 2003445 A JP2003445 A JP 2003445A JP 344590 A JP344590 A JP 344590A JP H03211130 A JPH03211130 A JP H03211130A
Authority
JP
Japan
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paper
endless belt
sheet
electrode
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP2003445A
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English (en)
Inventor
Katsumi Sakamaki
克己 坂巻
Satoshi Usui
聡 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2003445A priority Critical patent/JPH03211130A/ja
Publication of JPH03211130A publication Critical patent/JPH03211130A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複写機やプリンター等において、静電吸着力
を利用する自動給紙装置及び用紙搬送装置に関し、詳し
くは、用紙がスタックされた状態で下部から送り出され
るボトムフィーダー技術に関するものである。
(従来の技術) 従来、複写機やプリンター等において、給紙ベルトによ
って用紙を給紙する場合、ゴムベルトを用いて用紙と圧
接し、ゴムの摩擦係数を利用して、用紙を送り出す方式
が一般的であった。また、ゴム材の老化、劣化等を考慮
して、多数の孔を有するベルトを用い、バキュームで用
紙を吸引して送り出す方式も知られている。また近年、
これ等の方式の欠点を改善するものとして、静電吸着力
を利用して用紙を送り出す方式が種々提案されている。
例えば、一対のくし形電極を配設した無端状ベルトを使
用したもの(特開昭59−1.67422号公報)一対
の孤立電極を交互に設けた無端状ベルトを使用したもの
(特公昭82−56058号公報)等が提案されている
(発明が解決しようとする課題) ところで、従来提案されている無端状ベルトを使用する
給紙装置においては、スタックされた用紙を下部から送
り出すボトムフィーダ一方式で給紙し、搬送する場合、
しばしば用紙の重送が生じ、また、用紙搬送装置への導
入不良等の問題を生じ、用紙の送り出しに安定性が欠け
るという問題があった。
本発明は、ボトムフィーダ一方式における用紙の送り出
しの安定性を改善することを目的としてなされたもので
ある。
したがって、本発明の第1の目的は、ボトムフィーダ一
方式によって用紙を安定に給紙することができる給紙装
置を提供することにある。
本発明の他の目的は、ボトムフィーダ一方式によって用
紙を安定に搬送することができる用紙搬送装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明の給紙装
置は、背面に第1の電極及び第2の電極を配置した半導
電性樹脂ベルトよりなる無端状ベルトと、該無端状ベル
トを張架、駆動するための給電機構を有する張架・駆動
手段と、前記無端状ベルトの表面の一部が用紙載置部の
一部となる用紙載置部を有する用紙載置部材と、用紙載
置部に載置された用紙面の移動を規制する為の前記無端
状ベルトの上方に設けた用紙面移動既成部材と、無端状
ベルト上方に、該無端状ベルトを介して張架・駆動手段
に対向して配設されたリタード部材と、前記第1の電極
及び第2の電極の間に前記給電機構を介して電位差を付
与する電圧印加手段と、前記電圧の印加タイミングを制
御する電圧印加制御手段とからなることを特徴とする。
又、本発明の用紙搬送装置は、上記の給紙装置と、その
給紙装置の用紙搬送方向側に配置された用紙搬送手段と
からなることを特徴とする。
以下、本発明を第1図を参酌して詳細に説明する。
第1図は、本発明の給紙装置を備えた用紙搬送装置の概
略の構成図である。第1図において、■は無端状ベルト
であって、裏面に一対の電極パターンを設けた半導電性
樹脂ベルトよりなり、給電0−ルをかねた駆動ロール2
と同じく給電ロールをかねた従動ロール3に張架されて
いる。用紙載置部材4には、用紙面Pが積載されており
、用紙面の一部は、無端状ベルトの表面の一部に載置さ
れた状態になっている。5は用紙面の移動を規制する為
の用紙冊移動規制部祠であり、用紙が多量に移動するの
を防止する。6はリタードロールであり、無端状ベルト
上方に張架・駆動手段に対向して無端状ベルト上面に圧
接した状態で配設されている。無端状ベルト1の搬送方
向には、給紙装置から送り出された用紙を搬送するため
のティクアウェイロール対7が配設されている。なお、
8は用紙検知センサーであり、9は無端状ベルトの上記
電極に電位差を付与するための電圧印加手段であり、1
0は電圧印加タイミングを制御するためのコントローラ
ーである。
上記の装置において、コピースタートスイッチがオンに
なって信号が発せられると、電圧印加手段9により所定
のタイミングで無端状ベルトの第1の電極及び第2の電
極に電圧が印加され、用紙冊Pの最下層の用紙が静電的
に吸着される。他方、無端状ベルトが駆動ロールの駆動
によって回動し、用紙を搬送する。用紙は、無端状ベル
ト1とリタードロール6のニップ部を通過する。リター
ドロール6は、搬送方向には回転できないようになって
いるので、用紙が重送されてきた場合に分離することが
できる。送り出された用紙は、ティクアウェイロール対
7によって次の工程に搬送される。
その際、ティクアウェイロール対7の用紙搬送方向側に
設けられた用紙検知センサー8によって用紙が検知され
、コントローラー10からの指示にしたがって、無端状
ベルトの電極へ電圧印加手段9からの電圧印加が停止さ
れる。
(実施例) 以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明において使用する無端状ベルトは、半導電性樹脂
ベルト11の裏面に一対の電極パターンが導電性インク
によって印刷され、片方の電極12が高圧側のものであ
り、他方の電極13が低圧(またはアース)側になるよ
うに形成されている。これら電極の相互の電極間隔は、
印刷の容易さ及び互いの電極の短絡の可能性の懸念から
、あまり細かいピッチにするのは避けるべきである。実
験の結果、2〜10m+mの範囲の場合に用紙を給紙す
るのに十分な吸着力が得られることが分った。
上記無端状ベルト1は、絶縁性の弾性体よりなる駆動ロ
ール2及び従動ロール3に張架される。
駆動ロール2には同軸的に金属ロール21が設けられ、
又、従動ロール3には同軸的に金属ロール31が設けら
れており、そして、金属ロール21は、無端状ベルトの
高圧側電極供給部分14と接触し、金属ロール31は、
無端状ベルトの低圧側電極供給部分15と接触するよう
に配設されている。これら金属ロール21及び31には
、シャフト22及び32より電圧印加制御手段による指
示信号にしたがって、電圧が印加されるようになってお
り、それによって無端状ベルトの各パターン電極間に電
位差が生じる。
本発明において、リタードロール5は対用紙摩擦係数の
高い材料を選択して形成され、搬送方向には回転できな
いように1方向クラツチ等で固定しされている。したが
って、用紙が重送されてきた場合に分離することができ
る。分離手段としては、リタードロール5に限定されず
、ロール形状の単位パッドやプレート状の部材をベルト
に圧接することによっても、同等の効果を得ることかで
きる。
次に第1図に示す上記の装置において、用紙を送り出す
際の用紙送り出しのタイミングについて、第3図を参酌
して説明する。第3図は、用紙送り出しに際してのタイ
ミングの一例を説明するグラフである。
用紙は、第1図に示す様に、その先端側の一部を無端状
ベルトの上に載せてスタックする。コピースタートのス
イッチを入れると、所定のタイミングで無端状ベルト1
の電極に電圧が印加され、載置された用紙器Pの最下層
の用紙が吸着される。
ベルトへの電圧印加後、0.1〜0.5秒の後に、駆動
ローラ2の回転が開始され(通常、電磁クラッチで接続
されている)、無端状ベルトは、用紙を吸着した状態で
回動する。用紙が送り出され、ティクアウェイロール対
7を通過すると、用紙検知センサー8が用紙を検知し、
検知信号を発し、それによって無端状ベルトの電極への
電圧印加が停止される。
用紙がティクアウェイロール対7にニップされるとその
直ぐ後に用紙検知センサーによる検知信号によって、無
端状ベルトの電極への電圧印加が停止されるので、用紙
と無端状ベルトの間では静電吸着力が解除される。従っ
て、用紙搬送抵抗は小さくなるので、本発明においては
、ティクアウェイロールの速度を無端状ベルトの搬送速
度よりも大きく設定しておき、用紙がティクアウェイロ
ール対7にニップされた後は、テイクアウエイロルの速
度で搬送されるようにするのが好ましい。
なお、駆動ロール2及び従動ロール3の内部に一方向ク
ラッチを内蔵させてもよい。又、用紙検知センサーは、
所定時間内に用紙がこない場合のジャム検知用のセンサ
ーとして兼用してもよい。
第4図は、用紙送り出しに際してのタイミング0 の他の一例を説明するグラフである。第4図の場合、用
紙面Pを用紙搬送部材4に載置した際の第1枚目の用紙
の送り出しタイミングと2枚目以降の用紙の送り出しタ
イミングを変更し、給紙性能の向上を図っている。
1枚目の用紙の送り出しの際には、用紙面の全体を無端
状ベルトとりタートロールのニップ部間で移動させるこ
とが必要であり、2枚目以降の用紙の送り出しに際して
は、用紙面の移動は必要でなく、用紙面の最下層の用紙
のみを送り出せばよい。したがって、両者の間に搬送力
に差を設け、第1枚目の用紙の搬送の場合のみ、ゆっく
りしたタイミングで用紙の慣性力を大きくしないで送れ
ばよい。
その為に、コピースタートスイッチを入れた後、所定の
タイミングで無端状ベルトの電極に電圧を印加し、その
後所定のタイミングで無端状ベルトを低速度で回動させ
る。それにより、用紙面Pは低速でリタードロールと無
端状ベルトのニップ部間で進行する。その後、無端状ベ
ルトを高速で回1 動させ、最下層の用紙を送り出す。2枚目以降の用紙は
、上記の低速回動を省いたタイミングで送り出せばよい
(発明の効果) 本発明の給紙装置及び用紙搬送装置は、上記の構成を有
するから、用紙の送り出しと分離を、無端状ベルトの上
で行うことができ、したがって用紙分離手段を別個に設
けた場合に比して、フィダー機構が簡素化され、装置の
軽量化、小型化が可能になる共に、送り出し性能も向上
するという効果が生じる。また、用紙のミスフィードや
重送を生じることがなく用紙の送り出しを安定して実施
することができるので、ボトムフィーダ一方式を採用す
る複写機やプリンターに使用するのに極めて適している
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の給紙装置を備えた用紙搬送装置の実
施例の概略の構成図、第2図は本発明に使用する無端状
ベルトを説明する図、第3図及び2 第4図は、それぞれ、用紙を送り出す際のタイミングの
状態を説明するグラフである。 ■・・・無端状ベルト、2・・・駆動ロール、3・・・
従動ロール、4・・・用紙載置部材、5・・・用紙面移
動規制部材、6・・・リタードロール、7・・・ティク
アウェイロール対、8・・・用紙検知センサー、9・・
・電圧印加手段、10・・・コントローラ、11・・・
半導電性樹脂ベルト、12.13・・・電極、14・・
・高圧側電極供給部分、15・・・低圧側電極供給部分
、21・・・金属ロール、22・・・シャフト、31・
・・金属ロール、32・・・シャフト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)背面に第1の電極及び第2の電極を配置した半導
    電性樹脂ベルトよりなる無端状ベルトと、該無端状ベル
    トを張架、駆動するための給電機構を有する張架・駆動
    手段と、前記無端状ベルトの表面の一部が用紙載置部の
    一部となる用紙載置部を有する用紙載置部材と、用紙載
    置部に載置された用紙冊の移動を規制する為の前記無端
    状ベルトの上方に設けた用紙冊移動既成部材と、無端状
    ベルト上方に、該無端状ベルトを介して張架・駆動手段
    に対向して配設されたリタード部材と、前記第1の電極
    及び第2の電極の間に前記給電機構を介して電位差を付
    与する電圧印加手段と、前記電圧の印加タイミングを制
    御する電圧印加制御手段とからなることを特徴とする給
    紙装置。
  2. (2)背面に第1の電極及び第2の電極を配置した半導
    電性樹脂ベルトよりなる無端状ベルトと、該無端状ベル
    トを張架、駆動するための給電機構を有する張架・駆動
    手段と、前記無端状ベルトの表面の一部が用紙載置部の
    一部となる用紙載置部を有する用紙載置部材と、用紙載
    置部に載置された用紙冊の移動を規制する為の前記無端
    状ベルトの上方に設けた用紙冊移動既成部材と、無端状
    ベルト上方に、該無端状ベルトを介して張架・駆動手段
    に対向して配設されたリタード部材と、前記第1の電極
    及び第2の電極の間に前記給電機構を介して電位差を付
    与する電圧印加手段と、前記電圧の印加タイミングを制
    御する電圧印加制御手段とからなる給紙装置と、該給紙
    装置の用紙搬送方向側に配置された用紙搬送手段とから
    なることを特徴とする用紙搬送装置。
JP2003445A 1990-01-12 1990-01-12 給紙装置及び用紙搬送装置 Pending JPH03211130A (ja)

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JP2003445A JPH03211130A (ja) 1990-01-12 1990-01-12 給紙装置及び用紙搬送装置

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JP2003445A JPH03211130A (ja) 1990-01-12 1990-01-12 給紙装置及び用紙搬送装置

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JP2003445A Pending JPH03211130A (ja) 1990-01-12 1990-01-12 給紙装置及び用紙搬送装置

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JP (1) JPH03211130A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5992846A (en) * 1996-11-21 1999-11-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet feeder and printer
JP2013100184A (ja) * 2011-10-21 2013-05-23 Ricoh Co Ltd シート搬送装置、シート繰り出し装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5992846A (en) * 1996-11-21 1999-11-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet feeder and printer
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