JP3197125B2 - 給紙動力伝達機構 - Google Patents
給紙動力伝達機構Info
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- JP3197125B2 JP3197125B2 JP26169993A JP26169993A JP3197125B2 JP 3197125 B2 JP3197125 B2 JP 3197125B2 JP 26169993 A JP26169993 A JP 26169993A JP 26169993 A JP26169993 A JP 26169993A JP 3197125 B2 JP3197125 B2 JP 3197125B2
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- feed roller
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ.ファクシミ
リ.複写機等の画像形成装置の画像形成装置本体内に備
えられる給紙動力伝達機構に係り、詳しくは、積載され
ているシート材を最上位のシート材より順次繰り出す給
紙ローラに、給紙されたシート材を搬送する大径の搬送
ローラから給紙のための回転動力を伝達する給紙動力伝
達機構に関する。
リ.複写機等の画像形成装置の画像形成装置本体内に備
えられる給紙動力伝達機構に係り、詳しくは、積載され
ているシート材を最上位のシート材より順次繰り出す給
紙ローラに、給紙されたシート材を搬送する大径の搬送
ローラから給紙のための回転動力を伝達する給紙動力伝
達機構に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ.ファクシミリ.複写機等の画
像形成装置には、画像形成装置本体に積載されているシ
ート材を、画像形成装置本体内に備えられている給紙ロ
ーラによって最上位にシート材より順次、シート材を搬
送する大径の搬送ローラへ給紙装置するものがある。
像形成装置には、画像形成装置本体に積載されているシ
ート材を、画像形成装置本体内に備えられている給紙ロ
ーラによって最上位にシート材より順次、シート材を搬
送する大径の搬送ローラへ給紙装置するものがある。
【0003】この種の画像形成装置においては、モータ
によって駆動している大径の搬送ローラの回転をギヤ列
を介して給紙ローラに伝え、給紙ローラを駆動する方法
が一般的に採用されている。これは、給紙ローラを専用
のモータで駆動するとコスト高になるからである。
によって駆動している大径の搬送ローラの回転をギヤ列
を介して給紙ローラに伝え、給紙ローラを駆動する方法
が一般的に採用されている。これは、給紙ローラを専用
のモータで駆動するとコスト高になるからである。
【0004】また、この種の画像形成装置においては、
大径の搬送ローラをシート材搬送方向とは反対の方向に
回転させることにより、給紙ローラによって給紙された
シート材斜行矯正用のループを形成するようにしてい
る。従って、大径の搬送ローラと給紙ローラとの間に
は、大径の搬送ローラがシート材搬送方向とは反対の方
向に回転すると、給紙ローラを給紙方向に回転させるギ
ヤ列が組み込まれている。
大径の搬送ローラをシート材搬送方向とは反対の方向に
回転させることにより、給紙ローラによって給紙された
シート材斜行矯正用のループを形成するようにしてい
る。従って、大径の搬送ローラと給紙ローラとの間に
は、大径の搬送ローラがシート材搬送方向とは反対の方
向に回転すると、給紙ローラを給紙方向に回転させるギ
ヤ列が組み込まれている。
【0005】しかし、大径の搬送ローラと給紙ローラと
がギヤ列を介して常に連結された状態にあると、大径の
搬送ローラがシート材搬送方向に回転して給送されシー
ト材を搬送する時、給紙ローラが給紙方向とは反対の方
向に回転して積載されているシート材を機外へ排出して
しまう不都合が生じる。
がギヤ列を介して常に連結された状態にあると、大径の
搬送ローラがシート材搬送方向に回転して給送されシー
ト材を搬送する時、給紙ローラが給紙方向とは反対の方
向に回転して積載されているシート材を機外へ排出して
しまう不都合が生じる。
【0006】このため、従来の画像形成装置において
は、大径の搬送ローラと給紙ローラとの間の回転伝達経
路(給紙動力伝達経路)中に電磁クラッチを介在させ、
大径の搬送ローラが給送されたシート材を搬送する時、
電磁クラッチをオフにして大径の搬送ローラの回転を給
紙ローラに伝えないようにしている。
は、大径の搬送ローラと給紙ローラとの間の回転伝達経
路(給紙動力伝達経路)中に電磁クラッチを介在させ、
大径の搬送ローラが給送されたシート材を搬送する時、
電磁クラッチをオフにして大径の搬送ローラの回転を給
紙ローラに伝えないようにしている。
【0007】この場合、給紙ローラによって給送された
シート材に斜行矯正用のループが形成された時点で、大
径の搬送ローラをシート材搬送方向に回転させると同時
に、電磁クラッチをオフにして給紙ローラを回転停止さ
せる。
シート材に斜行矯正用のループが形成された時点で、大
径の搬送ローラをシート材搬送方向に回転させると同時
に、電磁クラッチをオフにして給紙ローラを回転停止さ
せる。
【0008】なお、シートを給送後積載されているシー
ト材から離れる半月状の給紙ローラを用いている場合に
は、半月状の給紙ローラが初期位置から1回転する間に
シート材の給送と斜行矯正用のループの形成が行われ
る。この場合、半月状の給紙ローラが1回転したことを
初期位置検知センサが半月状のカムを介して検知するよ
うになっており、初期位置検知センサが半月状の給紙ロ
ーラの初期位置を検知した時点で、大径の搬送ローラが
シート材搬送方向に回転すると同時に、電磁クラッチが
オフになって半月状の給紙ローラが回転停止する。
ト材から離れる半月状の給紙ローラを用いている場合に
は、半月状の給紙ローラが初期位置から1回転する間に
シート材の給送と斜行矯正用のループの形成が行われ
る。この場合、半月状の給紙ローラが1回転したことを
初期位置検知センサが半月状のカムを介して検知するよ
うになっており、初期位置検知センサが半月状の給紙ロ
ーラの初期位置を検知した時点で、大径の搬送ローラが
シート材搬送方向に回転すると同時に、電磁クラッチが
オフになって半月状の給紙ローラが回転停止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
画像形成装置のように、大径の搬送ローラがシート材を
搬送する時、給紙ローラが積載されているシート材を機
外へ排出してしまわないために、大径の搬送ローラから
ギヤ列を介して給紙ローラに伝えられている回転の伝達
を電磁クラッチによって断つ方法を採用した場合、電磁
クラッチが高価であるためコスト低減のネックになると
共に、給紙・搬送を行うために複雑な制御をしなければ
ならない問題があった。
画像形成装置のように、大径の搬送ローラがシート材を
搬送する時、給紙ローラが積載されているシート材を機
外へ排出してしまわないために、大径の搬送ローラから
ギヤ列を介して給紙ローラに伝えられている回転の伝達
を電磁クラッチによって断つ方法を採用した場合、電磁
クラッチが高価であるためコスト低減のネックになると
共に、給紙・搬送を行うために複雑な制御をしなければ
ならない問題があった。
【0010】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、画像形成装置のコスト低減を可能と
し、かつ、簡単な制御で給紙・搬送を行うことを可能と
する給紙動力伝達機構を提供することを目的とする。
なされたもので、画像形成装置のコスト低減を可能と
し、かつ、簡単な制御で給紙・搬送を行うことを可能と
する給紙動力伝達機構を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、積載されてい
るシート材を最上位のシート材より順次繰り出す給紙ロ
ーラに、繰り出されたシート材を搬送する搬送ローラか
ら給紙のための回転動力を伝達する給紙動力伝達機構に
係る。
るシート材を最上位のシート材より順次繰り出す給紙ロ
ーラに、繰り出されたシート材を搬送する搬送ローラか
ら給紙のための回転動力を伝達する給紙動力伝達機構に
係る。
【0012】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記搬送ローラと一体的に回転する搬送ローラギヤ
と、前記給紙ローラと一体的に回転する給紙ローラギヤ
と、前記搬送ローラ回りの所定位置において前記搬送ロ
ーラギヤと噛み合う第1伝達ギヤと、前記第1伝達ギヤ
のギヤ軸を中心として上下の方向に揺動可能な給紙ロー
ラ支持部材と、前記給紙ローラ支持部材に取り付けられ
て前記第1伝達ギヤと前記給紙ローラギヤとに噛み合う
第2伝達ギヤと、前記給紙ローラ支持部材に支持されて
いる前記給紙ローラに対して前記第2伝達ギヤから伝達
されるか、又は前記第2伝達ギヤに対して前記第1伝達
ギヤから伝達される、一定の大きさの駆動力に打ち勝つ
負荷を与える負荷手段と、前記ギヤ軸を中心として上方
に揺動する前記給紙ローラ支持部材を上限規制とすると
共に給紙動作時における前記給紙ローラの初期位置を定
める上限規制部材と、を有することを特徴とする。
め、前記搬送ローラと一体的に回転する搬送ローラギヤ
と、前記給紙ローラと一体的に回転する給紙ローラギヤ
と、前記搬送ローラ回りの所定位置において前記搬送ロ
ーラギヤと噛み合う第1伝達ギヤと、前記第1伝達ギヤ
のギヤ軸を中心として上下の方向に揺動可能な給紙ロー
ラ支持部材と、前記給紙ローラ支持部材に取り付けられ
て前記第1伝達ギヤと前記給紙ローラギヤとに噛み合う
第2伝達ギヤと、前記給紙ローラ支持部材に支持されて
いる前記給紙ローラに対して前記第2伝達ギヤから伝達
されるか、又は前記第2伝達ギヤに対して前記第1伝達
ギヤから伝達される、一定の大きさの駆動力に打ち勝つ
負荷を与える負荷手段と、前記ギヤ軸を中心として上方
に揺動する前記給紙ローラ支持部材を上限規制とすると
共に給紙動作時における前記給紙ローラの初期位置を定
める上限規制部材と、を有することを特徴とする。
【0013】また、給紙動作時、前記搬送ローラをシー
ト材搬送方向とは反対の方向に所定量回転させた後、前
記搬送ローラをシート材搬送方向に所定量回転させるこ
とを特徴とする。
ト材搬送方向とは反対の方向に所定量回転させた後、前
記搬送ローラをシート材搬送方向に所定量回転させるこ
とを特徴とする。
【0014】また、前記搬送ローラをシート材搬送方向
とは反対の方向に回転させると、前記上限規制部材に当
接して非給紙姿勢にある前記給紙ローラ支持部材は、前
記負荷手段によって前記給紙ローラに与えられた負荷が
前記第2伝達ギヤから伝達されるか、又は前記第2伝達
ギヤに与えられた負荷が前記第1伝達ギヤから伝達され
る、一定の大きさの駆動力に打ち勝つことにより生ずる
回転力によって前記ギヤ軸を中心として下方に揺動し、
また、前記搬送ローラをシート材搬送方向に回転させる
と、前記給紙ローラを積載されているシート材に接触さ
せている給紙姿勢にある前記給紙ローラ支持部材は、前
記負荷手段によって前記給紙ローラに与えられた負荷が
前記第2伝達ギヤから伝達されるか、又は前記第2伝達
ギヤに与えられた負荷が前記第1伝達ギヤから伝達され
る、一定の大きさの駆動力に打ち勝つことにより生じる
回転力によって前記ギヤ軸を中心として上方に揺動する
ことを特徴とする。
とは反対の方向に回転させると、前記上限規制部材に当
接して非給紙姿勢にある前記給紙ローラ支持部材は、前
記負荷手段によって前記給紙ローラに与えられた負荷が
前記第2伝達ギヤから伝達されるか、又は前記第2伝達
ギヤに与えられた負荷が前記第1伝達ギヤから伝達され
る、一定の大きさの駆動力に打ち勝つことにより生ずる
回転力によって前記ギヤ軸を中心として下方に揺動し、
また、前記搬送ローラをシート材搬送方向に回転させる
と、前記給紙ローラを積載されているシート材に接触さ
せている給紙姿勢にある前記給紙ローラ支持部材は、前
記負荷手段によって前記給紙ローラに与えられた負荷が
前記第2伝達ギヤから伝達されるか、又は前記第2伝達
ギヤに与えられた負荷が前記第1伝達ギヤから伝達され
る、一定の大きさの駆動力に打ち勝つことにより生じる
回転力によって前記ギヤ軸を中心として上方に揺動する
ことを特徴とする。
【0015】また、前記給紙ローラ支持部材が下方に揺
動することにより前記給紙ローラが積載されているシー
ト材を押圧すると、前記第2伝達ギヤから伝達される駆
動力が前記給紙ローラに与えられている負荷、又は前記
第1伝達ギヤから伝達される駆動力が前記第2伝達ギヤ
に与えられている負荷に打ち勝つようになり、前記給紙
ローラが給紙方向に回転して最上位のシート材を繰り出
すことを特徴とする。
動することにより前記給紙ローラが積載されているシー
ト材を押圧すると、前記第2伝達ギヤから伝達される駆
動力が前記給紙ローラに与えられている負荷、又は前記
第1伝達ギヤから伝達される駆動力が前記第2伝達ギヤ
に与えられている負荷に打ち勝つようになり、前記給紙
ローラが給紙方向に回転して最上位のシート材を繰り出
すことを特徴とする。
【0016】また、前記給紙ローラによって繰り出され
たシート材には、シート材搬送方向とは反対の方向に回
転している前記搬送ローラによって斜行矯正用のループ
が形成されることを特徴とする。
たシート材には、シート材搬送方向とは反対の方向に回
転している前記搬送ローラによって斜行矯正用のループ
が形成されることを特徴とする。
【0017】
【作用】上記構成とした本発明においては、給紙命令が
あると、搬送ローラがシート材搬送方向とは反対の方向
に所定量回転する。これによって、給紙ローラを支持し
ている給紙ローラ支持部材がギヤ軸を中心として下方に
揺動し、給紙ローラが積載されているシート材の最上位
のシート材を繰り出し、給紙ローラによって繰り出され
たシート材には、シート材搬送方向に回転している搬送
ローラによって斜行矯正用のループが形成される。
あると、搬送ローラがシート材搬送方向とは反対の方向
に所定量回転する。これによって、給紙ローラを支持し
ている給紙ローラ支持部材がギヤ軸を中心として下方に
揺動し、給紙ローラが積載されているシート材の最上位
のシート材を繰り出し、給紙ローラによって繰り出され
たシート材には、シート材搬送方向に回転している搬送
ローラによって斜行矯正用のループが形成される。
【0018】そして、シート材搬送方向とは反対の方向
に所定量回転した搬送ローラは次に、シート材搬送方向
に回転して給送された斜行のないシート材を搬送する。
この際、給紙ローラを支持している給紙ローラ支持部材
はギヤ材を中心として上限規制部材に規制されるまで上
方に揺動する。
に所定量回転した搬送ローラは次に、シート材搬送方向
に回転して給送された斜行のないシート材を搬送する。
この際、給紙ローラを支持している給紙ローラ支持部材
はギヤ材を中心として上限規制部材に規制されるまで上
方に揺動する。
【0019】このように、本発明によれば、搬送ローラ
が給送されたシート材を搬送する時、搬送ローラからギ
ヤ列を介して給紙ローラに伝えられている回転を断ずる
のではなく、給紙ローラを上方に移動されて積載されて
いるシート材から離すようにする。
が給送されたシート材を搬送する時、搬送ローラからギ
ヤ列を介して給紙ローラに伝えられている回転を断ずる
のではなく、給紙ローラを上方に移動されて積載されて
いるシート材から離すようにする。
【0020】これにより、搬送ローラと給紙ローラとの
間の回転伝達経路中に回転の伝達を断つ高価な電磁クラ
ッチを設ける必要はないので、画像形成装置のコスト低
減が可能となる。
間の回転伝達経路中に回転の伝達を断つ高価な電磁クラ
ッチを設ける必要はないので、画像形成装置のコスト低
減が可能となる。
【0021】また、給紙時には搬送ローラをシート材搬
送方向とは反対の方向に回転させて給紙ローラを下げ、
シート材搬送時には搬送ローラをシート材搬送方向に回
転させて給紙ローラを上げるだけで良いので、給紙・搬
送の制御が簡単に行える。
送方向とは反対の方向に回転させて給紙ローラを下げ、
シート材搬送時には搬送ローラをシート材搬送方向に回
転させて給紙ローラを上げるだけで良いので、給紙・搬
送の制御が簡単に行える。
【0022】
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0024】〈実施例1〉図1及び図2は本発明の実施
例に係る給紙動力伝達機構を備えたインクジェット方式
の小型プリンタ(画像形成装置)の要部構成を示す。な
お、図1は縦断側面図であり、図2は平面図である。
例に係る給紙動力伝達機構を備えたインクジェット方式
の小型プリンタ(画像形成装置)の要部構成を示す。な
お、図1は縦断側面図であり、図2は平面図である。
【0025】本プリンタにおいては、給紙トレイを兼用
しているプリンタ本体1のカバー2上に、多数のシート
材Sが積載される。
しているプリンタ本体1のカバー2上に、多数のシート
材Sが積載される。
【0026】そして、カバー2上に積載されたシート材
Sは、大径の搬送ローラ(ゴムローラ)3の回転が伝え
られて駆動する給紙ローラ(ゴムローラ)4によって搬
送ローラ3へ給送される。
Sは、大径の搬送ローラ(ゴムローラ)3の回転が伝え
られて駆動する給紙ローラ(ゴムローラ)4によって搬
送ローラ3へ給送される。
【0027】搬送ローラ3は、給送されたシート材Sを
キヤリッジ5に搭載されている不図示の印字ヘッドによ
る印字可能領域まで搬送すると回転停止する。
キヤリッジ5に搭載されている不図示の印字ヘッドによ
る印字可能領域まで搬送すると回転停止する。
【0028】キヤリッジ5がガイド軸6に沿って移動し
て、印字ヘッドがシート材Sに1ライン分の印字を終了
すると、搬送ローラ3が再び回転してシート材Sを次の
ラインまで搬送して回転停止する。
て、印字ヘッドがシート材Sに1ライン分の印字を終了
すると、搬送ローラ3が再び回転してシート材Sを次の
ラインまで搬送して回転停止する。
【0029】この印字ヘッドによる印字と搬送ローラ3
によるシート材Sの搬送とが、所定のライン数に達する
まで交互に行われる。
によるシート材Sの搬送とが、所定のライン数に達する
まで交互に行われる。
【0030】給紙トレイを兼用しているカバー2は、支
軸7を中心として上下の方向に回転可能になっている。
そして、このカバー2は図1の状態に開くと給紙トレイ
として使用できるようになる。
軸7を中心として上下の方向に回転可能になっている。
そして、このカバー2は図1の状態に開くと給紙トレイ
として使用できるようになる。
【0031】カバー2上に積載されたシート材Sの先端
(下端)側の一部は、押圧板8によって給紙ローラ4に
所定の圧力で押し付けられる。
(下端)側の一部は、押圧板8によって給紙ローラ4に
所定の圧力で押し付けられる。
【0032】押圧板8は支軸9を中心として上下の方向
に回転可能であり、押上げばね(コルクスプリング)1
0によって上方に付勢されている。この押圧板8の上面
には、シート材Sを1枚ずつ分離するための分離シート
11が貼着されている。
に回転可能であり、押上げばね(コルクスプリング)1
0によって上方に付勢されている。この押圧板8の上面
には、シート材Sを1枚ずつ分離するための分離シート
11が貼着されている。
【0033】カバー2上に積載されたシート材Sの先端
は、シート材Sを1枚ずつ分離するための分離爪26の
内側に挿入される。分離爪26は、搬送ローラ3等を支
持するベース部材18の一部に形成されている。
は、シート材Sを1枚ずつ分離するための分離爪26の
内側に挿入される。分離爪26は、搬送ローラ3等を支
持するベース部材18の一部に形成されている。
【0034】給紙ローラ4には、大径の搬送ローラ3の
回転が、搬送ローラギヤ12A、12Bと、第1伝達ギ
ヤ13A、13Bと、第2伝達ギヤ14と、給紙ローラ
ギヤ15とからなるギヤ列を介して伝達されるようにな
っている(図2参照)。この場合、給紙ローラ4は、搬
送ローラ3がシート材搬送方向とは反対の方向(時計方
向)に回転すると給紙方向(反時計方向)に回転し、搬
送ローラ3がシート材搬送方向(反時計方向)に回転す
ると反給紙方向(時計方向)に回転する。
回転が、搬送ローラギヤ12A、12Bと、第1伝達ギ
ヤ13A、13Bと、第2伝達ギヤ14と、給紙ローラ
ギヤ15とからなるギヤ列を介して伝達されるようにな
っている(図2参照)。この場合、給紙ローラ4は、搬
送ローラ3がシート材搬送方向とは反対の方向(時計方
向)に回転すると給紙方向(反時計方向)に回転し、搬
送ローラ3がシート材搬送方向(反時計方向)に回転す
ると反給紙方向(時計方向)に回転する。
【0035】搬送ローラ3のローラ軸16及び第1伝達
ギヤ13A、13Bのギヤ軸17は、ベース部材18に
対して回転可能に取り付けられている。
ギヤ13A、13Bのギヤ軸17は、ベース部材18に
対して回転可能に取り付けられている。
【0036】搬送ローラ3の左右両側端に、搬送ローラ
径と略同径の搬送ローラギヤ12A、12Bが固定され
ており、この搬送ローラギヤ12A、12Bに第1伝達
ギヤ13A、13Bが噛み合っている。
径と略同径の搬送ローラギヤ12A、12Bが固定され
ており、この搬送ローラギヤ12A、12Bに第1伝達
ギヤ13A、13Bが噛み合っている。
【0037】給紙ローラ4のローラ軸22と、第2伝達
ギヤ14のギヤ軸23は、第1ギヤ軸17を中心として
上下の方向に揺動可能な左右一対の給紙ローラ支持アー
ム24A、24Bに回転可能に取り付けられている。
ギヤ14のギヤ軸23は、第1ギヤ軸17を中心として
上下の方向に揺動可能な左右一対の給紙ローラ支持アー
ム24A、24Bに回転可能に取り付けられている。
【0038】給紙ローラ支持アーム24A、24Bに回
転可能に支持されている第2伝達ギヤ14に第1伝達ギ
ヤ13Aが噛み合っており、また、第2伝達ギヤ14が
給紙ローラ径と略同径の給紙ローラギヤ15に噛み合っ
ている。
転可能に支持されている第2伝達ギヤ14に第1伝達ギ
ヤ13Aが噛み合っており、また、第2伝達ギヤ14が
給紙ローラ径と略同径の給紙ローラギヤ15に噛み合っ
ている。
【0039】給紙ローラ支持アーム24A、24Bの上
方への揺動は、ストッパ27によって規制されるように
なっている。そして、給紙ローラ支持アーム24A、2
4Bがストッパ27によって規制される位置が給紙ロー
ラ4における給紙動作前の初期位置になっている(図4
参照)。
方への揺動は、ストッパ27によって規制されるように
なっている。そして、給紙ローラ支持アーム24A、2
4Bがストッパ27によって規制される位置が給紙ロー
ラ4における給紙動作前の初期位置になっている(図4
参照)。
【0040】給紙ローラ支持アーム24A、24Bに回
転可能に支持されている給紙ローラ4には、第2伝達ギ
ヤ14から給紙ローラ4に伝えられる一定の大きさの駆
動力に打ち勝つ負荷が、複数の板ばね25からなる負荷
手段によって与えられている。図3に負荷手段の構成を
示す。
転可能に支持されている給紙ローラ4には、第2伝達ギ
ヤ14から給紙ローラ4に伝えられる一定の大きさの駆
動力に打ち勝つ負荷が、複数の板ばね25からなる負荷
手段によって与えられている。図3に負荷手段の構成を
示す。
【0041】負荷手段である複数の板ばね25は給紙ロ
ーラ支持アーム24Aの外に突出しているローラ軸22
の周囲に等間隔で配設されて、ローラ軸22に圧接して
所定の摩擦力(負荷)を与えている。この場合、各板ば
ね25は、一端が給紙ローラ支持アーム24Aに固定さ
れている。
ーラ支持アーム24Aの外に突出しているローラ軸22
の周囲に等間隔で配設されて、ローラ軸22に圧接して
所定の摩擦力(負荷)を与えている。この場合、各板ば
ね25は、一端が給紙ローラ支持アーム24Aに固定さ
れている。
【0042】従って、第2伝達ギヤ14から給紙ローラ
ギヤ15に一定の大きさ以下の駆動力が伝えられている
場合、給紙ローラ4は回転せず、第2伝達ギヤ14から
給紙ローラギヤ15に一定の大きさ以上の駆動力が伝え
られると、給紙ローラ4は回転する。
ギヤ15に一定の大きさ以下の駆動力が伝えられている
場合、給紙ローラ4は回転せず、第2伝達ギヤ14から
給紙ローラギヤ15に一定の大きさ以上の駆動力が伝え
られると、給紙ローラ4は回転する。
【0043】給紙ローラ4は給紙動作前、図4に示す初
期位置にあるが、給紙命令によって搬送ローラ3がシー
ト材搬送方向とは反対の方向(時計方向)に所定量に回
転すると、給紙ローラ支持アーム24A、24Bがギヤ
軸17を中心として下方に揺動する(この理由は後述す
る)ことによって積載されているシート材Sに所定の圧
力で接触し、かつ、給紙方向(反時計方向)に回転して
(この理由は後述する)最上位のシート材Sを繰り出
し、シート材搬送方向とは反対の方向に回転している搬
送ローラ3とによって斜行矯正用の28を形成する(図
5、図6参照)。
期位置にあるが、給紙命令によって搬送ローラ3がシー
ト材搬送方向とは反対の方向(時計方向)に所定量に回
転すると、給紙ローラ支持アーム24A、24Bがギヤ
軸17を中心として下方に揺動する(この理由は後述す
る)ことによって積載されているシート材Sに所定の圧
力で接触し、かつ、給紙方向(反時計方向)に回転して
(この理由は後述する)最上位のシート材Sを繰り出
し、シート材搬送方向とは反対の方向に回転している搬
送ローラ3とによって斜行矯正用の28を形成する(図
5、図6参照)。
【0044】次に、搬送ローラ3が斜行矯正後のシート
材Sを搬送するためにシート材搬送方向(反時計方向)
に回転すると、給紙ローラ4は、給紙ローラ支持アーム
24A、24Bがギヤ軸17を中心として上方に揺動す
る(この理由は後述する)ことによって積載されている
シート材Sから離れ、初期位置に戻る(図7参照)。
材Sを搬送するためにシート材搬送方向(反時計方向)
に回転すると、給紙ローラ4は、給紙ローラ支持アーム
24A、24Bがギヤ軸17を中心として上方に揺動す
る(この理由は後述する)ことによって積載されている
シート材Sから離れ、初期位置に戻る(図7参照)。
【0045】搬送ローラ3は搬送モータ19によって駆
動されるようになっている。給紙命令があると、搬送モ
ータ19は搬送ローラ3を所定量(給紙されたシート材
Sにループ28が形成される量)、シート材搬送方向と
は反対の方向に回転駆動する。続いて、搬送モータ19
は搬送ローラ3を所定量(シート材Sが印字可能領域に
到達する量)、シート材搬送方向に回転駆動する。な
お、搬送モータ19の回転は、減速ギヤ20、21を介
して搬送ローラ3に伝えられる。
動されるようになっている。給紙命令があると、搬送モ
ータ19は搬送ローラ3を所定量(給紙されたシート材
Sにループ28が形成される量)、シート材搬送方向と
は反対の方向に回転駆動する。続いて、搬送モータ19
は搬送ローラ3を所定量(シート材Sが印字可能領域に
到達する量)、シート材搬送方向に回転駆動する。な
お、搬送モータ19の回転は、減速ギヤ20、21を介
して搬送ローラ3に伝えられる。
【0046】搬送ローラ3を駆動する搬送モーラ19
は、出力軸に加わる負荷に応じて印加される電流値が変
わるパルスモータである。
は、出力軸に加わる負荷に応じて印加される電流値が変
わるパルスモータである。
【0047】搬送ローラ3には、同搬送ローラ3とシー
ト材Sとの間に摩擦力を与えるためのピンチローラ29
が所定の圧力で接触している。このピンチローラ29は
搬送ローラ3の回転に従動回転する。
ト材Sとの間に摩擦力を与えるためのピンチローラ29
が所定の圧力で接触している。このピンチローラ29は
搬送ローラ3の回転に従動回転する。
【0048】ピンチローラ29は、支軸30を中心とし
て上下の方向に回転可能なローラアーム31の先端に回
転可能に取り付けられている。また、ローラアーム31
は押上げばね(コイルスプリング)32によって上方に
付勢されている。
て上下の方向に回転可能なローラアーム31の先端に回
転可能に取り付けられている。また、ローラアーム31
は押上げばね(コイルスプリング)32によって上方に
付勢されている。
【0049】給紙ローラ4によって繰り出されたシート
材Sの先端は、シート材搬送方向とは反対の方向に回転
している搬送ローラ3とピンチローラ29のニップ部に
到達するが、両者に押し戻されるようになる。この結
果、図6に示すように、給紙ローラ4によって繰り出さ
れたシート材Sに斜行矯正用のループ28が形成され
る。
材Sの先端は、シート材搬送方向とは反対の方向に回転
している搬送ローラ3とピンチローラ29のニップ部に
到達するが、両者に押し戻されるようになる。この結
果、図6に示すように、給紙ローラ4によって繰り出さ
れたシート材Sに斜行矯正用のループ28が形成され
る。
【0050】斜行矯正後のシート材Sは、シート材搬送
方向に回転する搬送ローラ3とピンチローラ29のニッ
プ部に挟まれて搬送される。
方向に回転する搬送ローラ3とピンチローラ29のニッ
プ部に挟まれて搬送される。
【0051】また、搬送ローラ3には、同搬送ローラ3
で搬送されるシート材Sを押えるためのシート材押える
ためのシート材押え部材33が所定の圧力で接触してい
る。
で搬送されるシート材Sを押えるためのシート材押える
ためのシート材押え部材33が所定の圧力で接触してい
る。
【0052】シート材押え部材33は支軸34を中心と
して上下の方向に回転可能であり、かつ、押付けばね
(コイルスプリング)35によって反時計方向に付勢さ
れている。
して上下の方向に回転可能であり、かつ、押付けばね
(コイルスプリング)35によって反時計方向に付勢さ
れている。
【0053】次に、搬送ローラ3がシート材搬送方向と
は反対の方向に回転すると、給紙ローラ4を支持してい
る給紙ローラ支持アーム24A、24Bがギヤ軸17を
中心として下方に揺動する理由と、給紙ローラ4が積載
されているシート材Sに所定の圧力で接触すると、給紙
方向に回転する理由について述べる。
は反対の方向に回転すると、給紙ローラ4を支持してい
る給紙ローラ支持アーム24A、24Bがギヤ軸17を
中心として下方に揺動する理由と、給紙ローラ4が積載
されているシート材Sに所定の圧力で接触すると、給紙
方向に回転する理由について述べる。
【0054】図4は給紙ローラ4が積載されているシー
ト材Sから離れた初期位置にある(給紙ローラ支持アー
ム24A、24Bがストッパ27に当接している)給紙
動作前の状態を示している。この状態で、給紙命令があ
ると、搬送モータ(パルスモータ)19が駆動して搬送
ローラ3がシート材搬送方向とは反対の方向に回転す
る。
ト材Sから離れた初期位置にある(給紙ローラ支持アー
ム24A、24Bがストッパ27に当接している)給紙
動作前の状態を示している。この状態で、給紙命令があ
ると、搬送モータ(パルスモータ)19が駆動して搬送
ローラ3がシート材搬送方向とは反対の方向に回転す
る。
【0055】ここで、搬送ローラ径と略同径の搬送ロー
ラギヤ12Aが第1伝達ギヤ13Aに伝える駆動力をF
IN1 、第1伝達ギヤ13Aが第2伝達ギヤ14に伝える
駆動力をFIN2 、第1伝達ギヤ13Aが第2伝達ギヤ1
4から受ける反力をFOUT1、第2伝達ギヤ14が給紙ロ
ーラ径と略同径の給紙ローラギヤ15に伝える駆動力を
FIN3 、第2伝達ギヤ14が給紙ローラギヤ15から受
ける反力をFOUT2、複数の板ばね25とローラ軸22と
の静摩擦による給紙ローラ4の負荷トルクをTKS、同動
摩擦による給紙ローラ4の負荷トルクをTKMとする。
ラギヤ12Aが第1伝達ギヤ13Aに伝える駆動力をF
IN1 、第1伝達ギヤ13Aが第2伝達ギヤ14に伝える
駆動力をFIN2 、第1伝達ギヤ13Aが第2伝達ギヤ1
4から受ける反力をFOUT1、第2伝達ギヤ14が給紙ロ
ーラ径と略同径の給紙ローラギヤ15に伝える駆動力を
FIN3 、第2伝達ギヤ14が給紙ローラギヤ15から受
ける反力をFOUT2、複数の板ばね25とローラ軸22と
の静摩擦による給紙ローラ4の負荷トルクをTKS、同動
摩擦による給紙ローラ4の負荷トルクをTKMとする。
【0056】搬送モータ19の駆動によってシート材搬
送方向とは反対の方向(矢印方向)に回転する(半径R
1 )の搬送ローラ3の駆動トルクをT1 とすると、搬送
ローラギヤ12Aが第1伝達ギヤ13Aに伝える駆動力
FIN1 は、 FIN1 =T1 /R1 となる。そして、この駆動力FIN1 は、第1伝達ギヤ1
3Aから第2伝達ギヤ14へ、第2伝達ギヤ14から給
紙ローラギヤ15へと順次伝えられる。この時、第1伝
達13Aが第2伝達ギヤ14に伝える駆動力FIN2 と、
第2伝達ギヤ14が給紙ローラギヤ15に伝える駆動力
FIN3 は、 FIN1 =FIN2 =FIN3 の関係にある。
送方向とは反対の方向(矢印方向)に回転する(半径R
1 )の搬送ローラ3の駆動トルクをT1 とすると、搬送
ローラギヤ12Aが第1伝達ギヤ13Aに伝える駆動力
FIN1 は、 FIN1 =T1 /R1 となる。そして、この駆動力FIN1 は、第1伝達ギヤ1
3Aから第2伝達ギヤ14へ、第2伝達ギヤ14から給
紙ローラギヤ15へと順次伝えられる。この時、第1伝
達13Aが第2伝達ギヤ14に伝える駆動力FIN2 と、
第2伝達ギヤ14が給紙ローラギヤ15に伝える駆動力
FIN3 は、 FIN1 =FIN2 =FIN3 の関係にある。
【0057】しかし、駆動力FIN3 が伝えられる半径R
2 の給紙ローラ4には、次式(1)の関係にある静摩擦
の負荷トルクTKSが作用している。
2 の給紙ローラ4には、次式(1)の関係にある静摩擦
の負荷トルクTKSが作用している。
【0058】TKS>FIN3 ×R2 ‥‥(1) 従って、駆動力FIN3 以下では給紙ローラ4は回転しな
いことになる。
いことになる。
【0059】このような場合、第1伝達ギヤ13Aから
第2伝達ギヤ14に伝わる駆動力FIN2 と、第2伝達ギ
ヤが給紙ローラギヤ15から受ける反力FOUT2の、ギヤ
軸23を中心とする合成力FIN2+OUT2が給紙ローラ支持
アーム24A、24Bに対して作用する。これによっ
て、ギヤ軸23から距離L隔てたギヤ軸17を中心とし
て給紙ローラ支持アーム24A、24Bを回転させよう
とする回転トルクT2 が発生する。
第2伝達ギヤ14に伝わる駆動力FIN2 と、第2伝達ギ
ヤが給紙ローラギヤ15から受ける反力FOUT2の、ギヤ
軸23を中心とする合成力FIN2+OUT2が給紙ローラ支持
アーム24A、24Bに対して作用する。これによっ
て、ギヤ軸23から距離L隔てたギヤ軸17を中心とし
て給紙ローラ支持アーム24A、24Bを回転させよう
とする回転トルクT2 が発生する。
【0060】そして、この回転トルクT2 が、ギヤ軸1
7を中心として回転しようとする給紙ローラ支持アーム
24A、24Bに及ぼす負荷(給紙ローラ4、第2伝達
ギヤ14等を含めた給紙ローラ支持アーム24A、24
Bの自重等)Tpよりも大きくなると、給紙ローラ支持
アーム24A、24Bがギヤ軸17を中心として反時計
方向に回転を開始し、下方(矢印B方向)に揺動する。
7を中心として回転しようとする給紙ローラ支持アーム
24A、24Bに及ぼす負荷(給紙ローラ4、第2伝達
ギヤ14等を含めた給紙ローラ支持アーム24A、24
Bの自重等)Tpよりも大きくなると、給紙ローラ支持
アーム24A、24Bがギヤ軸17を中心として反時計
方向に回転を開始し、下方(矢印B方向)に揺動する。
【0061】すなわち、次の(2)式と(3)式を満た
している場合において、給紙ローラ4を支持している給
紙ローラ支持アーム24A、24Bはギヤ軸17を中心
として下方に揺動する。
している場合において、給紙ローラ4を支持している給
紙ローラ支持アーム24A、24Bはギヤ軸17を中心
として下方に揺動する。
【0062】 TKS/R2 >FIN3 =T1 /R1 ‥‥(2) Tp<T2 ‥‥(3) このようにして、給紙ローラ支持アーム24A、24B
がギヤ軸17と中心として下方に揺動すると、図5に示
すように、給紙ローラ4が積載されているシート材Sに
当接する。しかし、給紙ローラ4が積載されているシー
ト材Sに当接しても、回転トルクT2 は給紙ローラ支持
アーム24A、24Bに作用し続けるので、上記式
(3)における負荷Tpが増大し、給紙ローラ支持アー
ム24A、24Bの回転は停止する。
がギヤ軸17と中心として下方に揺動すると、図5に示
すように、給紙ローラ4が積載されているシート材Sに
当接する。しかし、給紙ローラ4が積載されているシー
ト材Sに当接しても、回転トルクT2 は給紙ローラ支持
アーム24A、24Bに作用し続けるので、上記式
(3)における負荷Tpが増大し、給紙ローラ支持アー
ム24A、24Bの回転は停止する。
【0063】そして、負荷Tpの増大に伴い搬送モータ
(パルスモータ)19に印加される電流値が大きくな
り、搬送ローラ3の駆動トルクT1 が高められ、駆動ト
ルクT1 と静摩擦の負荷トルクTKSとの関係は次式のよ
うになる。
(パルスモータ)19に印加される電流値が大きくな
り、搬送ローラ3の駆動トルクT1 が高められ、駆動ト
ルクT1 と静摩擦の負荷トルクTKSとの関係は次式のよ
うになる。
【0064】TKS<T1 、すなわちTKS<FIN3 ×R2 このように、給紙ローラ4に伝えられる駆動力FIN3 が
静摩擦の負荷トルクTKSに打ち勝つようになると、積載
されているシートSに所定の圧力で接触している給紙ロ
ーラ4は給紙方向(矢印方向)に回転する。この時、回
転しようとする給紙ローラ4には、シート材Sを繰り出
すための負荷fが加わる。
静摩擦の負荷トルクTKSに打ち勝つようになると、積載
されているシートSに所定の圧力で接触している給紙ロ
ーラ4は給紙方向(矢印方向)に回転する。この時、回
転しようとする給紙ローラ4には、シート材Sを繰り出
すための負荷fが加わる。
【0065】従って、駆動トルクT1 が次式(4)、1
(5)を満たすことにより、給紙ローラ4によるシート
材Sの給送が可能となる。
(5)を満たすことにより、給紙ローラ4によるシート
材Sの給送が可能となる。
【0066】 T1 >R1 /R2 ×TKS+f×R2 ‥‥(4) (静摩擦の負荷トルクTKSが作用している回転開始時) T1 >R1 /R2 ×TKM+f×R2 ‥‥(5) (動摩擦の負荷トルクTKMが作用する回転時) なお、給紙ローラ4が回転中にも給紙ローラ支持アーム
24A、24Bには上記式(5)の回転トルク(R1 /
R2 ×TKM)が作用しているので、給紙ローラ4は積載
されているシート材Sに所定の圧力で接触している。従
って、給紙ローラ4はシート材5を確実に繰り出すこと
ができる。
24A、24Bには上記式(5)の回転トルク(R1 /
R2 ×TKM)が作用しているので、給紙ローラ4は積載
されているシート材Sに所定の圧力で接触している。従
って、給紙ローラ4はシート材5を確実に繰り出すこと
ができる。
【0067】給紙ローラ4によって繰り出された最上位
のシート材Sは分離爪26によって他のシート材Sから
分離されて搬送ローラ3へ送られる。この時、搬送ロー
ラ3とピンチローラ29はシート材搬送方向とは反対の
方向(矢印方向)に回転しているので、給紙ローラ4に
よって給送されたシート材Sは、その先端が図6に示す
ように搬送ローラ3とピンチローラ29のニップ部に入
り込むと、両ローラ3、29に戻されるようになり、給
紙ローラ4と搬送ローラ3との間の空間部において斜行
矯正用のループ28が形成される。
のシート材Sは分離爪26によって他のシート材Sから
分離されて搬送ローラ3へ送られる。この時、搬送ロー
ラ3とピンチローラ29はシート材搬送方向とは反対の
方向(矢印方向)に回転しているので、給紙ローラ4に
よって給送されたシート材Sは、その先端が図6に示す
ように搬送ローラ3とピンチローラ29のニップ部に入
り込むと、両ローラ3、29に戻されるようになり、給
紙ローラ4と搬送ローラ3との間の空間部において斜行
矯正用のループ28が形成される。
【0068】給送されたシート材Sに所定のループ28
が形成されると、搬送モータ19は図7に示すように搬
送ローラ3をシート材搬送方向に回転させる。
が形成されると、搬送モータ19は図7に示すように搬
送ローラ3をシート材搬送方向に回転させる。
【0069】搬送ローラ3がシート材搬送方向に回転す
ると斜行矯正されたシート材Sが搬送されると同時に、
給紙ローラ支持アーム24A、24Bがギヤ17を中心
として上方(矢印C方向)に揺動し、給紙ローラ4が積
載されているシート材Sから離れる。
ると斜行矯正されたシート材Sが搬送されると同時に、
給紙ローラ支持アーム24A、24Bがギヤ17を中心
として上方(矢印C方向)に揺動し、給紙ローラ4が積
載されているシート材Sから離れる。
【0070】ここ、給紙ローラ支持アーム24A、24
Bがギヤ軸17を中心として上方に揺動する理由につい
て述べる。
Bがギヤ軸17を中心として上方に揺動する理由につい
て述べる。
【0071】搬送ローラ3がシート材搬送方向に回転す
ると、その回転が搬送ローラギヤ12Aを介して第1伝
達ギヤ13A、第2伝達ギヤ14、給紙ローラギヤ15
に伝えられる。しかし、給紙ローラ4には上記式(1)
の関係にある静摩擦の負荷トルクTKSが作用しているの
で、給紙ローラ4は回転せず、第1伝達ギヤ13Aから
第2伝達ギヤ14に伝わる駆動力FIN2 と、第2伝達ギ
ヤ14が給紙ローラギヤ15から受ける反力FOUT2の、
ギヤ軸23を中心とする合成力FIN2+OUT2が給紙ローラ
支持アーム24A、24Bに対して作用する。
ると、その回転が搬送ローラギヤ12Aを介して第1伝
達ギヤ13A、第2伝達ギヤ14、給紙ローラギヤ15
に伝えられる。しかし、給紙ローラ4には上記式(1)
の関係にある静摩擦の負荷トルクTKSが作用しているの
で、給紙ローラ4は回転せず、第1伝達ギヤ13Aから
第2伝達ギヤ14に伝わる駆動力FIN2 と、第2伝達ギ
ヤ14が給紙ローラギヤ15から受ける反力FOUT2の、
ギヤ軸23を中心とする合成力FIN2+OUT2が給紙ローラ
支持アーム24A、24Bに対して作用する。
【0072】これによって、ギヤ軸17を中心として給
紙ローラ支持アーム24A、24Bを回転させようとす
る回転トルクT2 が発生し、この回転トルクT2 が上記
負荷Tpよりも大きくなると、給紙ローラ支持アーム2
4A,24Bがギヤ軸17を中心として時計方向に回転
を開始し、上方に揺動する。
紙ローラ支持アーム24A、24Bを回転させようとす
る回転トルクT2 が発生し、この回転トルクT2 が上記
負荷Tpよりも大きくなると、給紙ローラ支持アーム2
4A,24Bがギヤ軸17を中心として時計方向に回転
を開始し、上方に揺動する。
【0073】ギヤ軸17を中心として上方に揺動する給
紙ローラ支持アーム24A、24Bは、ストッパ27に
当接すると移動を停止し、図4の非給紙姿勢になる。
紙ローラ支持アーム24A、24Bは、ストッパ27に
当接すると移動を停止し、図4の非給紙姿勢になる。
【0074】このように、給紙ローラ支持アーム24
A、24Bがストッパ27に当接すると上記式(3)に
おける負荷Tpが増大する結果、給紙ローラ4は給紙方
向とは反対の方向(時計方向)に回転する。しかし、給
紙ローラ4は積載されているシート材Sから離れている
ので、積載されているシート材Sを機外へ排出してしま
うようなことはない。
A、24Bがストッパ27に当接すると上記式(3)に
おける負荷Tpが増大する結果、給紙ローラ4は給紙方
向とは反対の方向(時計方向)に回転する。しかし、給
紙ローラ4は積載されているシート材Sから離れている
ので、積載されているシート材Sを機外へ排出してしま
うようなことはない。
【0075】本プリンタの給紙ローラ4は非給紙動作時
には図4に示す初期位置(積載されたシート材Sから離
れた位置)にあるので、シート材Sの補充、点検等が容
易に行える。
には図4に示す初期位置(積載されたシート材Sから離
れた位置)にあるので、シート材Sの補充、点検等が容
易に行える。
【0076】また、非給紙動作時に初期位置にある給紙
ローラ4は、カバー2を閉じると、カバー2に押されて
プリンタ本体内に収納できる。これは、給紙ローラ4が
カバー2に押されると、給紙ローラ支持アーム24A、
24Bがギヤ軸17を中心として下方に回転するためで
ある。
ローラ4は、カバー2を閉じると、カバー2に押されて
プリンタ本体内に収納できる。これは、給紙ローラ4が
カバー2に押されると、給紙ローラ支持アーム24A、
24Bがギヤ軸17を中心として下方に回転するためで
ある。
【0077】〈実施例2〉図8は本発明の実施例2に係
る給紙動力伝達機構の構成を示す。
る給紙動力伝達機構の構成を示す。
【0078】本給紙動力伝達機構においては、第2伝達
ギヤ14のギヤ軸23の周囲に、負荷手段としての複数
の板ばね25を配設して、ギヤ軸23に所定の摩擦力
(負荷)を与えている。
ギヤ14のギヤ軸23の周囲に、負荷手段としての複数
の板ばね25を配設して、ギヤ軸23に所定の摩擦力
(負荷)を与えている。
【0079】その他の構成は、上記実施例1の給紙動力
伝達機構の構成と同じである。
伝達機構の構成と同じである。
【0080】本給紙動力伝達機構においても、搬送ロー
ラ3をシート材搬送方向とは反対の方向に回転させる
と、給紙ローラ支持アーム24A、24Bはギヤ軸17
を中心として下方に揺動し、給紙ローラ4は積載されて
いるシート材Sに当接すると給紙方向に回転するように
なる。
ラ3をシート材搬送方向とは反対の方向に回転させる
と、給紙ローラ支持アーム24A、24Bはギヤ軸17
を中心として下方に揺動し、給紙ローラ4は積載されて
いるシート材Sに当接すると給紙方向に回転するように
なる。
【0081】また、搬送ローラ3をシート材搬送方向に
回転させると、給紙ローラ支持アーム24A、24Bは
ギヤ軸17を中心として上方に揺動し、給紙ローラ4が
積載されているシート材Sから離れるようになる。
回転させると、給紙ローラ支持アーム24A、24Bは
ギヤ軸17を中心として上方に揺動し、給紙ローラ4が
積載されているシート材Sから離れるようになる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の給紙動力
伝達機構においては、搬送ローラがシート材搬送方向に
回転してシート材を搬送する時、積載されているシート
材に接触している給紙ローラが積載されているシート材
から離れて上方の初期位置へ移動するようにしたので、
搬送ローラがシート材を搬送する時、搬送ローラから給
紙ローラに伝えられている回転の伝達を電磁クラッチで
断つ必要がない。
伝達機構においては、搬送ローラがシート材搬送方向に
回転してシート材を搬送する時、積載されているシート
材に接触している給紙ローラが積載されているシート材
から離れて上方の初期位置へ移動するようにしたので、
搬送ローラがシート材を搬送する時、搬送ローラから給
紙ローラに伝えられている回転の伝達を電磁クラッチで
断つ必要がない。
【0083】そのため、画像形成装置のコスト低減が可
能となる上、給紙・搬送の制御が簡単に行える。
能となる上、給紙・搬送の制御が簡単に行える。
【図1】本発明の実施例1に係る給紙動力伝達機構を備
えたインクジェット方式の小型プリンタ(画像形成装
置)の要部構成を示す縦断側面図。
えたインクジェット方式の小型プリンタ(画像形成装
置)の要部構成を示す縦断側面図。
【図2】同小型プリンタの要部構成を示す平面図。
【図3】同給紙動力伝達機構の詳細の構成を示す平面
図。
図。
【図4】同給紙動力伝達機構における給紙動作開始時の
給紙ローラ支持アームの揺動動作を説明する縦断側面
図。
給紙ローラ支持アームの揺動動作を説明する縦断側面
図。
【図5】同給紙動力伝達機構における給紙動作開始後の
給紙ローラのセット動作を説明する縦断側面図。
給紙ローラのセット動作を説明する縦断側面図。
【図6】同給紙動力伝達機構における給紙動作開始後の
シート材繰り出し動作を説明する縦断側面図。
シート材繰り出し動作を説明する縦断側面図。
【図7】同給紙動力伝達機構におけるシート材搬送開始
時の給紙ローラ支持アームの揺動動作を説明する縦断側
面図。
時の給紙ローラ支持アームの揺動動作を説明する縦断側
面図。
【図8】本発明の実施例2に係る給紙動力伝達機構の構
成を示す縦断側面図。
成を示す縦断側面図。
3 搬送ローラ 4 給紙ローラ 12A、12B 搬送ローラギヤ 13A、13B 第1伝達ギヤ 14 第2伝達ギヤ 15 給紙ローラギヤ 17 第1伝達ギヤのギヤ軸 24A、24B 給紙ローラ支持アーム(給紙ローラ支
持部材) 25 板ばね(負荷手段) 27 ストッパ(上限規制部材) 28 斜行矯正用のループ S シート材
持部材) 25 板ばね(負荷手段) 27 ストッパ(上限規制部材) 28 斜行矯正用のループ S シート材
Claims (7)
- 【請求項1】 積載されているシート材を最上位のシー
ト材より順次繰り出す給紙ローラに、繰り出されたシー
ト材を搬送する搬送ローラから給紙のための回転動力を
伝達する給紙動力伝達機構において、 前記搬送ローラと一体的に回転する搬送ローラギヤと、
前記給紙ローラと一体的に回転する給紙ローラギヤと、
前記搬送ローラ回りの所定位置において前記搬送ローラ
ギヤと噛み合う第1伝達ギヤと、前記第1伝達ギヤのギ
ヤ軸を中心として上下の方向に揺動可能な給紙ローラ支
持部材と、前記給紙ローラ支持部材に取り付けられて前
記第1伝達ギヤと前記給紙ローラギヤとに噛み合う第2
伝達ギヤと、前記給紙ローラ支持部材に支持されている
前記給紙ローラに対して前記第2伝達ギヤから伝達され
るか、又は前記第2伝達ギヤに対して前記第1伝達ギヤ
から伝達される、一定の大きさの駆動力に打ち勝つ負荷
を与える負荷手段と、前記ギヤ軸を中心として上方に揺
動する前記給紙ローラ支持部材を上限規制とすると共に
給紙動作時における前記給紙ローラの初期位置を定める
上限規制部材と、を有したことを特徴とする給紙動力伝
達機構。 - 【請求項2】 給紙動作時、前記搬送ローラをシート材
搬送方向とは反対の方向に所定量回転させた後、前記搬
送ローラをシート材搬送方向に所定量回転させることを
特徴とする請求項1記載の給紙動力伝達機構。 - 【請求項3】 前記搬送ローラをシート材搬送方向とは
反対の方向に回転させると、前記上限規制部材に当接し
て非給紙姿勢にある前記給紙ローラ支持部材は、前記負
荷手段によって前記給紙ローラに与えられた負荷が前記
第2伝達ギヤから伝達されるか、又は前記第2伝達ギヤ
に与えられた負荷が前記第1伝達ギヤから伝達される、
一定の大きさの駆動力に打ち勝つことにより生ずる回転
力によって前記ギヤ軸を中心として下方に揺動し、ま
た、前記搬送ローラをシート材搬送方向に回転させる
と、前記給紙ローラを積載されているシート材に接触さ
せている給紙姿勢にある前記給紙ローラ支持部材は、前
記負荷手段によって前記給紙ローラに与えられた負荷が
前記第2伝達ギヤから伝達されるか、又は前記第2伝達
ギヤに与えられた負荷が前記第1伝達ギヤから伝達され
る、一定の大きさの駆動力に打ち勝つことにより生じる
回転力によって前記ギヤ軸を中心として上方に揺動する
ことを特徴とする請求項2記載の給紙動力伝達機構。 - 【請求項4】 前記給紙ローラ支持部材が下方に揺動す
ることにより前記給紙ローラが積載されているシート材
を押圧すると、前記第2伝達ギヤから伝達される駆動力
が前記給紙ローラに与えられている負荷、又は前記第1
伝達ギヤから伝達される駆動力が前記第2伝達ギヤに与
えられている負荷に打ち勝つようになり、前記給紙ロー
ラが給紙方向に回転して最上位のシート材を繰り出すこ
とを特徴とする請求項3記載の給紙動力伝達機構。 - 【請求項5】 前記給紙ローラによって繰り出されたシ
ート材には、シート材搬送方向とは反対の方向に回転し
ている前記搬送ローラによって斜行矯正用のループが形
成されることを特徴とする請求項4記載の給紙動力伝達
機構。 - 【請求項6】 前記搬送ローラは、出力軸に加わる負荷
の大きさに応じて印加する電流値が変わるパルスモータ
によって駆動されることを特徴とする請求項1記載の給
紙動力伝達機構。 - 【請求項7】 前記負荷手段は、前記給紙ローラのロー
ラ軸又は前記第2ギヤのギヤ軸に対して周囲から摩擦力
を与える複数の板ばねであることを特徴とする請求項1
記載の給紙動力伝達機構。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26169993A JP3197125B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 給紙動力伝達機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26169993A JP3197125B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 給紙動力伝達機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0797079A JPH0797079A (ja) | 1995-04-11 |
JP3197125B2 true JP3197125B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=17365490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26169993A Expired - Fee Related JP3197125B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 給紙動力伝達機構 |
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JP (1) | JP3197125B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP6669381B2 (ja) | 2015-09-04 | 2020-03-18 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、画像形成方法及び給紙装置 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP26169993A patent/JP3197125B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0797079A (ja) | 1995-04-11 |
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