JP3198719B2 - 用紙給送装置 - Google Patents

用紙給送装置

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JP3198719B2
JP3198719B2 JP12504593A JP12504593A JP3198719B2 JP 3198719 B2 JP3198719 B2 JP 3198719B2 JP 12504593 A JP12504593 A JP 12504593A JP 12504593 A JP12504593 A JP 12504593A JP 3198719 B2 JP3198719 B2 JP 3198719B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機・レーザ
ービームプリンタ等の画像形成装置、その他各種の用紙
使用機器において、用紙積載部から用紙(転写紙・感光
紙・感熱紙・静電記録紙・印刷紙・原稿・カード・封筒
などの枚葉紙)を1枚分離給送させる用紙給送装置に関
する。
【0002】より詳しくは、用紙給送手段と、用紙を積
載し該積載用紙を前記用紙給送手段に所定圧で当接させ
る用紙積載板と、前記用紙給送手段に当接し、該用紙給
送手段で繰り出された前記用紙積載板上の用紙を1枚分
離させる用紙分離手段と、1枚分離給送された用紙を用
紙給送手段と用紙分離手段の当接部よりも用紙給送方向
下流側の搬送手段で搬送させる用紙給送装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
(A)図15〜図20に、従来のこの種の用紙給送装置
の一例を示した。図15は装置の要部の一部切欠き横断
側面図、図16は図15のa−a線に沿う縦断正面図、
図17〜図20は用紙の1枚分離給送の動作過程図であ
る。
【0004】1・2は用紙積載部としての固定積載板と
揺動(昇降)積載板である。固定積載板1は前下がりに
傾斜させて配設してある。揺動積載板2は固定積載板1
の前端側に支軸3を中心に上下揺動自由に連設したもの
である。用紙Sはこの固定と揺動の両積載板1・2の上
に積載セットされる。
【0005】上記の揺動積載板2は、固定積載板1の前
端部位置の支軸3を中心に前端部側が上下揺動自由の左
右一対の支持部材4・4間に取付け支持させてあり、該
積載板2の下面とその下の不動部材5との間に縮設した
弾性部材6により支軸3を中心に上方(図15上、時計
方向)に常時回動付勢されている。
【0006】7はカムフォロアとしてのコロであり、上
記揺動積載板2を取付け支持させた左右一対の支持部材
4・4のうちの一方の支持部材の先端部を上方に折曲げ
てその上方折曲げ部の上端部に回転自由に設けてある。
7aはコロ7の回転中心軸である。
【0007】給紙待機時には、後述するカム21がほぼ
下向きの回転角姿勢に保持されていることでこのカム2
1により上記のコロ7が下方に押し下げられていて、支
持部材4即ち揺動積載板2が弾性部材6に抗して支軸3
を中心に押し下げ回動されて前下がり傾斜の固定積載板
1と略面一の前下がり傾斜の姿勢に保たれている。図1
5〜図17はこの給紙待機状態時を示している。
【0008】10は揺動積載板2の前端部の上方位置に
おいて左右方向に配設した給紙駆動軸であり、支持板1
1a・11bに軸受12a・12bを介して回転自由に
軸受保持させてある。
【0009】13は摩擦部材で作った半月型の給紙ロー
ラであり、上記給紙駆動軸10の右端側に固着してあ
る。14・14はこの給紙ローラ13の両側部に駆動軸
10に遊嵌させて配設した従動コロである。この従動コ
ロ14・14は給紙ローラ13よりもやや小さい径とし
てある。上記の給紙ローラ13と従動コロ14・14が
給送手段15である。
【0010】16は給紙駆動軸10の左端側に設けた1
回転ばねクラッチであり、ソレノイド17により制御さ
れる。
【0011】図15〜図17の給紙待機状態時は、ソレ
ノイド17に対する通電はオフであり、この状態時には
ばねクラッチ16の制御環19の爪部19aがアクチュ
エータ(アマチュア)18に引き止められていて、ばね
クラッチ16はオフに保たれ、駆動源Mから不図示の動
力伝達系を介してばねクラッチ16の駆動ギア20に伝
達されている回転力が給紙駆動軸10には伝達されず、
給紙駆動軸10、即ち給送手段15の給紙ローラ13は
回転停止状態に保たれている。
【0012】この給紙ローラ13の回転停止状態におい
て、該給紙ローラ13はその欠円部13aがほぼ下向き
となった回転角姿勢にある。
【0013】21は給紙駆動軸10に固着したカムであ
り、給紙待機状態時、即ちばねクラッチ16−オフ時は
ほぼ下向きの回転角姿勢に保持されていて、前述したよ
うに揺動積載板2側のコロ7を押し下げていて、揺動積
載板2が弾性部材6に抗して支軸3を中心に押し下げ回
動された状態に保たれている。
【0014】この揺動積載板2の押し下げにより、積載
用紙Sの前端側上面が給送手段15の給紙ローラ13・
従動コロ14の何れに対しても非接触であり、揺動積載
板2の給送手段15に対する当接圧が解除されている状
態に保たれている。
【0015】22は揺動積載板2の前方に配設した用紙
ガイド部材、23は給送手段15の下方位置において上
記用紙ガイド部材22に具備させた用紙分離手段として
の摩擦部材からなる分離部材(摩擦パッド)である。こ
の分離部材23は弾性部材24により常時持ち上げ付勢
されていて給送手段15の従動ローラ14・14の下面
部又は回転した給紙ローラ13の円周部13bに所定圧
で当接する。図15〜図17の給紙待機状態時は前述し
たように給送手段15の給紙ローラ13はその欠円部1
3aが下向きであるので、分離部材23はその両側の従
動コロ14・14の下面に対して当接している。
【0016】25は上記用紙ガイド部材22の用紙給送
方向下流側に配設した用紙搬送手段としての搬送ローラ
対であり、駆動源Mにより不図示の動力伝達系を介して
用紙搬送方向に回転駆動される。
【0017】給紙時はソレノイド17にパルス通電が1
回なされ、アクチュエータ18が1回引き上げられて図
18のようにばねクラッチ16の制御環19の引き止め
が解除される。これによりばねクラッチ16がオンとな
り、給紙駆動軸10、即ち給紙ローラ13・カム21が
用紙給送方向である時計方向に回転駆動される。
【0018】この回転駆動の初期において、カム21の
下端がコロ7から逃げ外れて該コロ7の押し下げが解除
され、揺動積載板2が支軸3を中心に弾性部材6により
時計方向に持ち上げ回動されて積載用紙Sの先端側上面
が給送手段15の従動コロ14・14の下面に所定圧で
当接した状態になる。
【0019】引き続く給紙駆動軸10の回転駆動で給紙
ローラ13の円周部13bが図18のように積載用紙S
の先端側上面に回り込んで当接して積載用紙Sの最上位
用紙S1 に繰り出し力が作用し、この最上位用紙S1
先端部が図19のように回転給紙ローラ13の円周部1
3bと用紙分離手段としての分離部材23との挟持部
(圧接ニップ部)を次位以下の用紙から1枚分離されて
通り抜けて給送されていく。
【0020】そして給紙ローラ13が1回転する間に該
1枚分離給送用紙S1 の先端部はガイド部材22とその
上側ガイド部材22aに案内されて搬送ローラ対25の
ニップ部に到達して図20のようにくわえ込まれて中継
ぎ搬送される。
【0021】給紙駆動軸10が1回転した時点では、ソ
レノイド17は既にオフであり、引き上げの解除されて
いるアクチュエータ18に図20のようにばねクラッチ
16の制御環19の爪部19aが再び引っ掛かって制御
環19が掛止されることによりばねクラッチ16がオフ
となり、給紙駆動軸10即ち給紙ローラ13・カム21
の回転が停止される。
【0022】この給紙ローラ13・カム21の1回転停
止状態時は、図20のようにカム21がほぼ下向きの回
転角姿勢に復帰するのでコロ7が押し下げられて揺動積
載板2は最初の給紙待機状態に復帰する。また給紙ロー
ラ13がその欠円部13aがほぼ下向きの回転角姿勢に
復帰することで用紙S1 とは非接触となる。
【0023】1枚分離給送用紙S1 は従動コロ14・1
4と分離部材23との間に挟まれた状態になる。該用紙
1 は既にその先端部が搬送ローラ25に中継ぎされて
いるから、給紙ローラ13の1回転終了停止後も該搬送
ローラ25により引き続き引っ張り搬送されて従動コロ
14・14と摩擦部材23との挟持部を通過していき、
シートパス26を通して装置本体内へ導入されていく。
この用紙S1 の上記挟持部通過の間、従動コロ14・1
4は該用紙S1 の後端が抜けるまで従動回転する。
【0024】上記のような動作が、給紙信号に基づいて
ソレノイド16にパルス通電が入力される毎に繰り返し
て実行されて、用紙積載板1・2上の積載セット用紙S
が順次に1枚宛分離給送されていく。
【0025】(B)図21〜図26に、他の用紙給送装
置例を示した。この給送装置は第2の分離手段としての
用紙つれ重送阻止部材33を具備する装置である。
【0026】図21は装置の要部の一部切欠き横断側面
図、図22は図21のa−a線に沿う縦断正面図、図2
3〜図26は用紙の1枚分離給送の動作過程図である。
【0027】前述図15〜図20の装置と共通する構成
部材・部分には同一の符号を付して再度の説明を省略す
る。
【0028】本例の装置において、分離部材23は前述
の揺動積載板2の上下揺動制御に連動して給送手段15
に対して当接した状態と離されて当接を解除された状態
とに揺動される。
【0029】即ち、分離部材23は支軸31を中心に上
下揺動回動自由の支持部材32に保持させてあり、該支
持部材32は弾性部材24により支軸31を中心に分離
部材23が給送手段15の下面に当接する方向である上
方(図21上、時計方向)に常時回動付勢されている。
【0030】揺動積載板2がカム21で押し下げ状態に
保持されているときは(図21〜図23)、上記の支持
部材32が揺動積載板2の先端部裏面側の下向き突子2
aの当接で弾性部材24に抗して支軸31を中心に下方
に押し下げ回動された状態に保持されて、分離部材23
が給送手段15の下面から離された当接解除状態に保持
される。
【0031】ばねクラッチ16がオンして給紙駆動軸1
0が1回転駆動を開始すると、カム21の逃げ回動によ
り揺動積載板2の押し下げが解除され該積載板2が上方
に回動することで、揺動積載板2の先端部裏面側の下向
き突子2aによる支持部材2aの押えが解除され、該支
持部材32が支軸31を中心に弾性部材24により押し
上げ回動されて分離部材23が給送手段15の下面に当
接した状態になる(図24・図25)。
【0032】33は第2の分離部材としての用紙つれ重
送阻止部材であり、上記分離部材23の脇で、かつ給送
手段15には対向接触しない位置に配設してある。
【0033】このつれ重送阻止部材33は支軸34を中
心に回動自由であり、上端部を複数の凸部を有するスト
ッパー部33a(用紙当接部)とし、下端部を揺動積載
板2の先端部裏面側に対する当接部33bとしてあり、
揺動積載板2の上下揺動制御に連動して支軸34を中心
に回動動作する。
【0034】即ち、揺動積載板2がカム21で押し下げ
状態に保持されているときは(図21〜図23)、つれ
重送阻止部材33の下端当接部33bが該揺動積載板2
の先端部裏面の当接により押し下げられて支軸34を中
心に自重に抗して時計方向に起立回動した状態に保持さ
れ、該つれ重送阻止部材33の上端部のストッパー部3
3aがガイド部材22の上面bよりも上方に突出した状
態に保持される。
【0035】ばねクラッチ16がオンして給紙駆動軸1
0が1回転駆動を開始すると、カム21の逃げ回動によ
り揺動積載板2の押し下げが解除され、該積載板2が上
方に回動することで、揺動積載板2の先端部裏面による
つれ重送阻止部材33の下端当接部33bの押えが解除
され、該つれ重送阻止部材33が支軸34を中心に自重
で反時計方向に倒れ回動した状態となり、上端ストッパ
ー部33aがガイド部材22の上面bよりも下方に位置
した状態になる(図24・図25)。
【0036】図23の給紙待機状態時に給紙スタート信
号に基づいてソレノイド17にパルス通電が1回なされ
ることで前述図15〜図20の装置の場合と同様にばね
クラッチ16のオンにより給紙駆動軸10の1回転駆動
が開始され、その回転初期においてカム21による揺動
積載板2の押し下げ保持が解除され該揺動積載板2が上
方に回動し、積載用紙Sの先端側上面が給紙手段15の
従動コロ14・14の下面に所定圧で当接した状態にな
る。
【0037】またこの揺動積載板2の上方回動に連動し
て分離部材23が給送手段15に当接した状態となり、
またつれ重送阻止部材33が反時計方向に倒れ回動して
その上端ストッパー部33aがガイド部材22の上面b
よりも下方に位置した状態になる。
【0038】そして引き続く給紙駆動軸10の回転に伴
い前述図15〜図20の装置と同様の原理・動作で積載
用紙Sの最上位用紙S1 の1枚分離給送がなされていく
(図25)。
【0039】給紙駆動軸10が1回転してばねクラッチ
16の制御環19aがソレノイド17のアクチュエータ
18で再掛止されて給紙駆動軸10の回転が停止した時
点(図26)では、カム21がほぼ下向きの回転角姿勢
に復帰するので、揺動積載板2は押し下げられて最初の
給紙待機状態に復帰する。
【0040】またこの揺動積載板2の押し下げに連動し
て、分離部材23が下がり移動して給送手段15に対す
る当接が解除される。またつれ重送阻止部材33が起立
回動して上端ストッパー部33aがガイド部材22の上
面bよりも上方へ突出した状態になる。
【0041】給紙駆動軸10が1回転してその回転が停
止された時点において上記の1枚分離給送用紙S1 は図
26のようにその先端部が既に搬送ローラ対25(本例
装置では斜行ローラ)に中継ぎされているから、該用紙
1 は引き続き該搬送ローラ対25により引っ張り搬送
されてシートパス26を通して装置本体内へ導入されて
いく。
【0042】このとき給送手段15に対して分離部材2
3は離されていて当接解除状態にあるから、搬送ローラ
対25で引き続き搬送されていく用紙S1 にバックテン
ションがかからない。またつれ重送阻止部材33の上端
ストッパー部33aがガイド部材22の上面bよりも上
方に突出した状態となることで次位以下の用紙のつれ重
送が阻止される。
【0043】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述の従来例装置においては次のような問題点があった。
【0044】(a)前述図15〜図20のような装置の
場合は、給紙駆動軸10の1回転終了後の1枚分離給送
用紙S1 は前述したように給送手段15の従動コロ14
・14とこれに当接の分離部材23との間に挟まれてそ
の挟持力に抗して搬送ローラ対25により引き続き引っ
張り搬送されていくのであるが、このとき図27の
(a)のように従動コロ14・14と分離部材23との
用紙挟持部に少なくとも3枚の用紙S1 ・S2 ・S3
・が介入している状態を生じている場合には中間の用紙
2 が図27の(b)のように、搬送ローラ対25によ
り引き続き引っ張り搬送されている最上位用紙S1 に連
れられて挟持部をくぐり通って重送してしまいやすい。
【0045】(b)また前述図21〜図26のような装
置の場合は、つれ重送阻止部材33の上端ストッパー部
33aの位置精度が悪いため、用紙搬送性の低下を招
く。
【0046】即ち、給紙駆動軸10が1回転してその回
転が停止され、つれ重送阻止部材33が起立回動してそ
の上端ストッパー部33aがガイド部材上面bから突出
したときの突出位置が図28の(a)のように低いと、
つれ重送阻止機能が低下して次位以下の用紙S2 ・・の
重送が発生しやすい。
【0047】また突出位置が(b)・(c)のように高
いと、用紙S1 が変形してしまい、搬送抵抗となること
により搬送不良や斜行が生じやすい。なお(c)図は
(b)図のc−c線に沿う断面図である。
【0048】本発明は上記のような問題のないこの種の
用紙給送装置を提供することを目的とする。
【0049】
【課題を解決するための手段】本発明は、用紙給送手段
と、用紙を積載し該積載用紙を前記用紙給送手段に所定
圧で当接させる用紙積載板と、前記用紙給送手段に当接
し、該用紙給送手段で繰り出された前記用紙積載板上の
用紙を1枚分離させる用紙分離手段を有し、1枚分離給
送された用紙を用紙給送手段と用紙分離手段の当接部よ
りも用紙給送方向下流側の搬送手段で搬送させる用紙給
送装置において、前記用紙積載板の前記用紙給送手段に
対する当接圧を解除する当接圧解除手段と、前記用紙積
載板の前方に配設され、用紙進行路を形成する用紙ガイ
ド部材と、前記用紙給送手段には対向接触しない位置に
配置され、用紙に対向する面に少なくとも1個以上の凸
部を有する用紙当接部が前記用紙ガイド部材の用紙ガイ
ド面から用紙進行路側に突出する動作と 該用紙進行路
から退避する動作をし、該用紙当接部の突出により前記
用紙給送手段と前記用紙分離手段の間を搬送通過中の1
枚分離給送用紙の次位以下の用紙のつれ重送を阻止する
つれ重送阻止部材とを具備させ、前記つれ重送阻止部材
は、一端に前記用紙当接部を、他端には用紙積載板当接
部を設けて回動自在に支持して配置した部材とし、1枚
分離給送された用紙の先端が前記搬送手段に到達して該
搬送手段による該用紙の搬送がなされたとき、もしくは
該搬送手段による用紙の搬送がなされた後、前記当接圧
解除手段による前記用紙積載板の前記用紙給送手段に対
する当接圧解除に連動させて該用紙積載板で前記用紙積
載板当接部を該用紙積載板当接部と該用紙積載板との間
に介在させた弾性部材を介して押圧させることで該つれ
重送阻止部材を前記用紙ガイド部材に設けたストッパー
部に当接して受け止められて位置決めされるまで回動さ
せて用紙当接部を前記用紙ガイド部材の用紙ガイド面か
ら用紙進行路側に所定の規定突出量をもって突出させる
動作を行わせることを特徴とする用紙給送装置である。
【0050】
【0051】
【0052】また、前記用紙分離手段の用紙給送手段に
対する当接圧の解除が、前記当接圧解除手段による用紙
積載板の用紙給送手段に対する当接圧解除に連動してな
されることを特徴とする。
【0053】
【作用】給送手段と分離手段とが構成する圧接面により
分離給送された用紙が、次に搬送予定の用紙をつれ重送
することを防止するために、積載板に連動して用紙進行
路に突出するつれ重送阻止部材と積載板との間に弾性部
材を設け、用紙進行路を形成するガイド部材に当接位置
決めさせる。
【0054】
【実施例】
〈第1実施例〉(図1〜図7) 図1は本実施例装置の要部の一部切欠き横断側面図、図
2は図1のa−a線に沿う縦断正面図、図3は要部の側
面図、図4〜図7は用紙の1枚分離給送の動作過程図で
ある。
【0055】前述図15〜図20の装置、もしくは前述
図21〜図26の装置と共通する構成部材・部分には同
一の符号を付して再度の説明を省略する。
【0056】本実施例装置において、給送手段15に対
する分離部材23は前述図15〜図20の装置と同様に
弾性部材24により給送手段15の下面に対して所定圧
にて常時当接させてある。
【0057】また前述図21〜図26の装置と同様に第
2の分離手段としての用紙つれ重送阻止部材33を具備
させてある。
【0058】そして揺動積載板2の先端部裏面に弾性部
材(板ばね片)35を設けて、この弾性部材35を介し
て該揺動積載板2の先端部裏面とつれ重送阻止部材33
の下端当接部33bとを弾性的に当接させるようにし
て、該つれ重送阻止部材33を揺動積載板2の上下揺動
制御に連動して支軸34を中心に回動動作させるように
してある。
【0059】また起立回動したつれ重送阻止部材33を
受け止めてその起立回動角を規定する、ストッパー部2
2bをガイド部材22に設けてある。
【0060】上記のように起立回動したつれ重送阻止部
材33の起立回動角がストッパー部22bで規定される
ので、該つれ重送阻止部材33の上端ストッパー部33
aの、ガイド部材22の上面bよりも上方への突出量が
規制され、常に最適量に規定できる。
【0061】また揺動積載板2の先端部裏面とつれ重送
阻止部材33の下端当接部33bとを弾性部材35を介
して弾性的に当接させてつれ重送阻止部材33を回動動
作させるようにしたことで弾性部材35の弾性により部
品寸法や組立て等の誤差が吸収される。
【0062】従って、連れ重送阻止部材33の上端スト
ッパー部33aの、ガイド部材22の上面bからの突出
位置精度が向上する。
【0063】積載用紙Sの1枚分離給送は前述図15〜
図20の装置と同様の動作で、給送手段15・分離部材
23・搬送手段25の共働によりなされる。
【0064】ばねクラッチ16が1回転を終了すると揺
動積載板2がカム21により押し下げ回動され、これに
連動してつれ重送阻止部材33が起立回動してその上端
ストッパー部33aがガイド部材22の上面bよりも上
方へ突出する(図3・図7)。
【0065】1枚分離給送された最上位用紙S1 は給送
手段15の従動コロ14・14とこれに当接の分離部材
23との間に挟まれてその挟持力に抗して搬送ローラ対
25により引き続き引っ張り搬送されていく。
【0066】このとき図3のように、従動コロ14・1
4と分離部材23との挟持部に次位以下の複数板の用紙
2 ・S3 ‥‥‥が介入してもその次位以下の介入用紙
2・S3 ‥‥‥は起立回動状態のつれ重送阻止部材3
3の上端ストッパー部33aにせき止められるので、搬
送ローラ対25により引き続き引っ張り搬送されていく
最上位用紙S1 とのつれ重送が阻止される。
【0067】つれ重送阻止部材33の上端ストッパー部
33aの、ガイド部材22の上面bからの突出位置は前
述のように最適位置に精度が出されているから、低かっ
たり、高かったりする位置精度の悪さによる前述図28
で説明したようなの用紙搬送性の低下がない。
【0068】〈第2実施例〉(図8〜図13) 図8は本実施例装置の要部の一部切欠き横断正面図、図
9は図8のa−a線に沿う縦断正面図、図10〜図13
は用紙の1枚分離給送の動作過程図である。
【0069】前述図21〜図26の装置と共通する構成
部材・部分には同一の符号を付して再度の説明を省略す
る。
【0070】本実施例装置も上記第1実施例装置と同様
に、揺動積載板2の先端部裏面に弾性部材(板ばね片)
35を設けて、この弾性部材35を介して該揺動積載板
2の先端部裏面とつれ重送阻止部材33の下端当接部3
3bとを弾性的に当接させるようにして、該つれ重送阻
止部材33を揺動積載板2の上下揺動制御に連動して支
軸34を中心に回動動作させるようにしてある。
【0071】また、起立回動したつれ重送阻止部材33
を受け止めてその起立回動角を規定する。ストッパー部
22bをガイド部材22に設けてある。
【0072】積載用紙Sの1枚分離給送は前述図21〜
図26の装置と同様の動作で、給送手段15・分離部材
23・搬送手段25(斜行ローラ)・つれ重送阻止部材
33の共働によりなされる。
【0073】ばねクラッチ16が1回転を終了すると揺
動積載板2がカム21により押し下げ回動され、これに
連動して分離部材23が給送手段15から離れると共
に、つれ重送阻止部材33が起立回動してその上端スト
ッパー部33aがガイド部材22の上面bよりも上方へ
突出する(図13)。これにより次位以下の用紙のつれ
重送が阻止される。
【0074】この場合、つれ重送阻止部材33の上端ス
トッパー部33aの、ガイド部材22の上面bからの突
出位置は前記第1実施例装置と同じく弾性部材35・ス
トッパー部22bにて最適位置に精度が出されているか
ら、低かったり、高かったりする位置精度の悪さによる
前述図28で説明したような用紙搬送性の低下がない。
【0075】〈第3実施例〉(図14) 本実施例においては、用紙つれ重送阻止部材33は、用
紙当接部材33Aと揺動積載板当接部材33Bからな
り、支軸33Cにより各々回転可能に軸支され、ねじり
コイルばね33Dが掛けられている。支軸33Cはガイ
ド部材22に設けた支軸部22c・22c間に配設して
ある。
【0076】図14の(a)はばねクラッチ16が1回
転を終了して揺動積載板2がカム21により押し下げ回
動された状態時であり、この揺動積載板2の押し下げ回
動により揺動積載板当接部材33Bが押圧されて支軸3
3Cを中心にねじりコイルばね33Dに抗して時計方向
に回動する。
【0077】この部材33Bの回動に伴うねじりコイル
ばね33Dの反力により用紙当接部材33Aも連動して
支軸33Cを中心にストッパー部22aに受け止められ
るまで時計方向に起立回動して次位以下の用紙S2 ‥‥
のつれ重送を阻止する機能をなす。
【0078】用紙当接部材33Aは起立回動したときの
回動角がストッパー部22aにより規定されること、ね
じりコイルばね33Dの弾性により部品寸法や組立て等
の誤差が吸収されることで、用紙当接部材33Aの、ガ
イド部材22の上面bからの突出位置精度が向上する。
【0079】なお、以上の第1乃至第3の実施例の装置
は、給送手段15が半月型給紙ローラ13と従動コロ1
4・14であったが、従動コロの代りに駆動軸10に固
着されたカムであってもよい。また丸型給紙ローラにワ
ンウェイクラッチを組合せたもの等であってもよい。
【0080】また駆動制御機構としてソレノイド17と
ばねクラッチ16を用いたが、例えば電磁クラッチでも
よいし、ソレノイドと欠け歯ギヤを用いたクラッチでも
よい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の用紙給送
装置によれば、用紙つれ重送阻止部材の用紙当接面の位
置精度が向上するため、用紙のつれ重送を確実に阻止す
ることが可能となる。また、用紙の変形を防ぐことがで
き、用紙搬送時の抵抗が軽減されるため搬送性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の用紙給送装置の要部の一部切欠
き横断面図
【図2】 図1のa−a線に沿う縦断正面図
【図3】 要部の側面図
【図4】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(給紙待機
状態時)
【図5】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(ばねクラ
ッチ−オン時)
【図6】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(用紙1枚
分離時)
【図7】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(ばねクラ
ッチ1回転終了時)
【図8】 第2実施例の用紙給送装置の要部の一部切欠
き横断面図
【図9】 図8のa−a線に沿う縦断正面図
【図10】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(給紙待
機状態時)
【図11】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(ばねク
ラッチ−オン時)
【図12】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(用紙1
枚分離時)
【図13】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(ばねク
ラッチ1回転終了時)
【図14】 (a)は第3実施例の用紙給送装置の要部
の側面図(b)は用紙つれ重送阻止部材の正面図
【図15】 従来の用紙給送装置例の要部の一部切欠き
横断面図
【図16】 図16のa−a線に沿う縦断正面図
【図17】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(給紙待
機状態時)
【図18】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(ばねク
ラッチ−オン時)
【図19】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(用紙1
枚分離時)
【図20】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(ばねク
ラッチ1回転終了時)
【図21】 従来の用紙給送装置の他の例の要部の一部
切欠き横断面図
【図22】 図22のa−a線に沿う縦断正面図
【図23】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(給紙待
機状態時)
【図24】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(ばねク
ラッチ−オン時)
【図25】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(用紙1
枚分離時)
【図26】 用紙の1枚分離給送の動作過程図(ばねク
ラッチ1回転終了時)
【図27】 (a)及び(b)は図15〜図20の装置
におけるつれ重送発生の説明図
【図28】 (a)・(b)・(c)は図21〜図21
の装置における用紙搬送性の低下の説明図
【符号の説明】
1 用紙の固定積載板 2 用紙の揺動積載板 13 半月型給紙ローラ 14 従動ローラ 15 給紙手段 16 ばねクラッチ 17 ソレノイド 23 分離部材(摩擦パッド) 25 搬送手段(搬送ローラ) 33 用紙つれ重送阻止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 博之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−350033(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙給送手段と、用紙を積載し該積載用
    紙を前記用紙給送手段に所定圧で当接させる用紙積載板
    と、前記用紙給送手段に当接し、該用紙給送手段で繰り
    出された前記用紙積載板上の用紙を1枚分離させる用紙
    分離手段を有し、1枚分離給送された用紙を用紙給送手
    段と用紙分離手段の当接部よりも用紙給送方向下流側の
    搬送手段で搬送させる用紙給送装置において、 前記用紙積載板の前記用紙給送手段に対する当接圧を解
    除する当接圧解除手段と、前記用紙積載板の前方に配設され、用紙進行路を形成す
    る用紙ガイド部材と、 前記用紙給送手段には対向接触し
    ない位置に配置され、用紙に対向する面に少なくとも1
    個以上の凸部を有する用紙当接部が前記用紙ガイド部材
    の用紙ガイド面から用紙進行路側に突出する動作と
    用紙進行路から退避する動作をし、該用紙当接部の突出
    により前記用紙給送手段と前記用紙分離手段の間を搬送
    通過中の1枚分離給送用紙の次位以下の用紙のつれ重送
    を阻止するつれ重送阻止部材とを具備させ、前記つれ重
    送阻止部材は、一端に前記用紙当接部を、他端には用紙
    積載板当接部を設けて回動自在に支持して配置した部材
    とし、1枚分離給送された用紙の先端が前記搬送手段に
    到達して該搬送手段による該用紙の搬送がなされたと
    き、もしくは該搬送手段による用紙の搬送がなされた
    後、前記当接圧解除手段による前記用紙積載板の前記用
    紙給送手段に対する当接圧解除に連動させて該用紙積載
    板で前記用紙積載板当接部を該用紙積載板当接部と該用
    紙積載板との間に介在させた弾性部材を介して押圧させ
    ることで該つれ重送阻止部材を前記用紙ガイド部材に設
    けたストッパー部に当接して受け止められて位置決めさ
    れるまで回動させて用紙当接部を前記用紙ガイド部材の
    用紙ガイド面から用紙進行路側に所定の規定突出量をも
    って突出させる動作を行わせることを特徴とする用紙給
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記用紙分離手段の用紙給送手段に対す
    る当接圧の解除が、前記当接圧解除手段による用紙積載
    板の用紙給送手段に対する当接圧解除に連動してなされ
    ることを特徴とする請求項1に記載の用紙給送装置。
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