JP2005238828A - シート束背面折り部平坦処理装置、シート処理装置、及び画像形成装置 - Google Patents

シート束背面折り部平坦処理装置、シート処理装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 シート束を移動させながら背面折り部を平坦にする。
【解決手段】 シート束背面折り部平坦処理装置83は、折り畳まれたシート束Sを挟んで、そのシート束の背面折り部Sbに沿った方向に移動させるシート束移動装置25と、シート束移動装置25に挟まれて移動させられているシート束Sの背面折り部Sbを押圧するシート押圧装置26と、を備え、シート束移動装置25に挟まれて移動させられているシート束の背面折り部をシート押圧装置26で押圧して平坦にするようになっているので、シート束の移動を従来と比較してほとんど止めることなく背面折り部を平坦にすることができて、シート束の処理効率が高められる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、折り畳まれたシート束の湾曲した背面折り部を平坦にするシート束背面折り部平坦処理装置、その装置を備えたシート処理装置、及び画像形成装置に関する。
従来、シートは、約20枚以下の所定枚数重ねられて、縫合/折り畳み機で、折り畳まれて冊子状に形成されていた。このような縫合/折り畳み機で折り畳まれたシート束には、単に折り畳まれたシート束、中綴じして折り畳まれたシート束、糸やステイプルで綴じないで接着剤で綴じて(無線綴じして)折り畳まれたシート束等がある。
しかし、いずれのシート束であっても、多少の弾力を有しているため、折り畳まれた後、折り曲げられた背面折り部(折り頂部、背表紙)周辺が膨らんで湾曲して、U字状になり、折り畳まれたシート束の開放側、いわゆる小口が開く傾向にあった。このようなシート束は、積み重ねると不安定な状態になり、崩れやすく、積み重ねての保管や、運搬をしにくかった。
このような課題に対し、折り畳まれたシート束を平坦に置けるように、折り畳まれたシート束の背面折り部を平坦にするシート束背面折り部平坦処理装置がある(特許文献1参照)。
従来のシート束背面折り部平坦処理装置を、図13ないし図15に示す。シート束背面折り部平坦処理装置101は、まず、折りローラ対107から背面折り部(背表紙)Sbを先端にして矢印B方向に排出された冊子状の2つ折りの中綴じシート束Sを、昇降可能な停止板105で受け止めて停止させる(図15(a))。その後、シート束背面折り部平坦処理装置101は、グリップ部材102,103でシート束を把持し、停止板105を待機位置に上昇させる(図15(b))。このとき、背面折り部Sbは、グリップ部材102,103から突出している。停止板105は、背面折り部Sbから離れる。そして、シート束背面折り部平坦処理装置101は、圧接ローラ104を背面折り部Sbに押圧させて背面折り部Sbに沿って矢印A(図13参照)方向に走行させる。湾曲していた背面折り部Sbは、圧接ローラ104に押圧されて、平坦になる。最後に、シート束背面折り部平坦処理装置101は、排出ベルト対106によって平坦処理済のシート束Sを排紙トレイ108に矢印B方向に排出して積載する(図15(c))。このように、従来のシート束背面折り部平坦処理装置101は、シート束を停止させて、圧接ローラ104でシート束の背面折り部を平坦にしていた。
また、従来のシート束背面折り部平坦処理装置101は、図16に示すように、シート処理装置120に組み込まれていることがあった。シート処理装置120は、画像形成装置121の装置本体122に接続されて、装置本体122とで画像形成装置121を構成している。画像形成装置121は、シートに画像を形成するようになっている。
シート処理装置120は、シートを束状にして折り畳むシート折り畳み装置109、シートを束状にして綴じるステイプラ170、固定のシートトレイ123、及び昇降可能な積載手段としてのスタックトレイ114等を備えている。シートトレイ123は、装置本体122から排出されて、処理を施さないまま排出されるシートが積載されるようになっている。スタックトレイ114は、ステイプラ170で束状に綴じられたシート束が積載されるようになっている。スタックトレイ114は、積載されるシート束の合計厚みに応じて、下降するようになっている。
そして、画像形成装置121のシート処理装置120に組み込まれた従来のシート束背面折り部平坦処理装置101は、背面折り部を平坦に処理したシート束を、シート束背面折り部平坦処理装置101に送り込まれて来た方向(図13、図15(c)の矢印B方向)に排出するようになっていた。このため、排出されるシート束を受け取る排紙トレイ部108は、スタックトレイ114の真下に配設してあった。
特開2001−260564号公報
しかし、従来のシート束背面折り部平坦処理装置101は、シート束Sを停止させて、圧接ローラ104でシート束Sの背面折り部Sbを平坦にしていたので、圧接ローラ104を背面折り部Sbの長手方向に沿って走行させている間は、シート束Sの搬送を停止させなければならなかった。このため、従来のシート束背面折り部平坦処理装置101は、シート束Sを停止させる時間だけ、背面折り部平坦処理の効率が悪かった。
また、従来のシート処理装置は、上記のような処理効率の悪いシート束背面折り部平坦装置を備えているので、シート束背面折り部平坦装置の処理効率の影響を受けて、シート処理装置全体としてのシート処理効率が悪かった。
さらに、従来の画像形成装置は、背面折り部を平坦にする処理効率の悪いシート束背面折り部平坦装置を備えているので、シート束背面折り部平坦装置の処理効率の影響を受けて、画像形成装置全体としての画像形成効率が悪かった。
本発明は、シート束を移動させて背面折り部を平坦にする、平坦処理効率を高めたシート束背面折り部平坦処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、シート束の背面折り部を平坦にする処理効率を高めたシート束背面折り部平坦処理装置を備えて、シート処理効率を高めたシート処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、シート束の背面折り部を平坦にする処理効率を高めたシート束背面折り部平坦処理装置を備えて、シートに画像を形成する効率を高めた画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のシート束背面折り部平坦処理装置は、折り畳まれたシート束の背面折り部を平坦にするシート束背面折り部平坦処理装置において、折り畳まれたシート束を、前記シート束の背面折り部を先頭にして搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されたシート束を前記シート束の背面折り部に沿った方向に移動させるシート束移動手段と、前記シート束移動手段によって移動させられている前記シート束の背面折り部を押圧する押圧手段と、を備えている。
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、シートを束状にして折り畳む折り畳み手段と、前記折り畳み手段によって折り畳まれたシート束の背面折り部を平坦にするシート束背面折り部平坦処理装置と、を備え、前記シート束背面折り部平坦処理装置は、上記のシート束背面折り部平坦処理装置である。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを束状にして折り畳んだ後、該シート束の背面折り部を平坦にするシート処理装置と、を備え、前記シート処理装置は、上記記載のシート処理装置である。
本発明のシート束背面折り部平坦処理装置は、シート束をシート束移動手段で挟んで移動させながら、そのシート束の背面折り部を押圧手段で押圧して平坦にするようになっているので、シート束を止めることなく背面折り部を平坦にすることができて、背面折り部平坦処理効率を高めることができる。
本発明のシート処理装置は、背面折り部平坦処理効率を高めたシート束背面折り部平坦処理装置を備えているので、シート処理装置全体のシートの処理効率を高めることができる。
本発明の画像形成装置は、背面折り部平坦処理効率を高めたシート束背面折り部平坦処理装置を備えているので、画像形成装置全体の画像形成効率を高めることができる。
以下、本発明の実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置と、このシート束背面折り部平坦処理装置を備えたシート処理装置と、画像形成装置の一例である複写機とを図に基づいて説明する。
(複写機)
複写機の構成説明
図1に基づいて、本発明に係るシート束背面折り部平坦処理装置を有するシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機を説明する。複写機1は、フルカラー複写機であり、原稿載置台としてのプラテンガラス71、光源・レンズ系72、給紙部64、レジストローラ対76、画像形成手段としての画像形成部65、原稿をプラテンガラス71に自動的に給送する自動原稿給送装置73、複写機1の装置本体3から排出される画像形成済みのシートを処理するシート処理装置2等を備えている。
給紙部64は、記録用のシートを収納して装置本体3に着脱自在なカセット68を複数有している。画像形成部65は、円筒状の感光ドラム74と、感光ドラム74の周囲に配設した現像器75等を、イエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎に備えている。画像形成部65の下流側には、感光ドラム74からシートに転写されたカラートナー画像をシートに定着する定着装置66、シートを排出する排出ローラ対63等を配設してある。
複写機の動作説明
複写機1の装置本体3から給紙信号が出力されると、給紙部64を構成するカセット68からシートがレジストローラ対76に給送される。一方、ユーザによって原稿載置台71上に載置された原稿に、光源・レンズ系72から照射されて反射した光は、光源・レンズ系72を経て、信号処理された後、不図示の書き込み光学系から感光ドラム74に照射される。感光ドラム74は、あらかじめ一次帯電器によって帯電されていて、光が照射されると静電潜像が形成される。静電潜像は、感光ドラム74が現像器75により現像されてトナー画像となる。
給紙部64から給送されたシートは、レジストローラ対76で斜行を補正された後、感光ドラム74のトナー画像の位置にタイミングを合わされて画像形成部65へ送り込まれ、感光ドラム74のカラートナー画像を転写される。そして、シートは、定着装置66によってカラートナー画像を永久定着される。カラートナー画像を定着されたシートは、排出ローラ対63によって装置本体3から排出される。
このようにして、給紙部64から給送されたシートは、カラートナー画像が形成されて、装置本体3からシート処理装置2に送り込まれる。
(シート処理装置)
シート処理装置2は、複写機1の装置本体3の排出ローラ対63から排出されたシートがそのまま排出されて積載される固定のトレイ69、装置本体3から排出されたシートを束状にしてから綴じるステイプラ70、このステイプラ70によって綴じられたシート束が排出されて積載される昇降可能な積載手段としてのスタックトレイ78、装置本体3から排出されたシートを束状にしてから綴じて2つ折りにして冊子にする冊子作成装置79、及び第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83等を備えている。シート束背面折り部平坦処理装置83は、上昇位置にいるときのスタックトレイ78よりも下位に設置してある。
なお、シート処理装置2には、第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83の代わりに、第2、第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84,85も設けられるようになっている。また、スタックトレイ78には、ステイプラ70によって綴じられないで、束状にされたシートが排出積載されることもある。
冊子作成装置79は、複写機1の装置本体3の排出ローラ対63から排出されたシートを複数枚溜めて束状にしてからステイプラ62によって真ん中を綴じ、その綴じた部分を中心にして2つ折りにしてシート束を冊子状にするようになっている。又、ステイプラ62によって綴じないで単にシートもしくはシート束を2つ折りにして冊子状にすることもある。
冊子作成装置79は、排出ローラ対63から送られてきたシートを順次サドルトレイ60で受け止めて整合し、束状にする。整合されたシート束は、ステイプラ62により中綴じされて、突き板61に綴じられた部分を突かれて、折りローラ対59のニップに押し込まれる。突き板61は、シート束を折りローラ対59に押し込んだ後、後退する。折りローラ対59は、押し込まれたシート束を挟持搬送しながら2つ折りにして、シート束背面折り部平坦処理装置83に送り込む。又、ステイプラ62によって中綴じしないで単に2つ折りされたシート束をシート束背面折り部平坦処理装置83に送り込んでもかまわない。
なお、突き板61とシート束を折りローラ対59等は、折り畳み手段としての折り畳み装置58を構成している。ステイプラ62、折り畳み装置58等は、冊子作成装置79を構成している。
(第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置)
第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置の構成説明
図1ないし図7に示すように、シート束背面折り部平坦処理装置83は、冊子作成装置79から送り込まれてきた、2つに折り畳まれた冊子状のシート束のU字状に湾曲した背面折り部(背表紙)Sbを平坦にするようになっている。
中綴じされて2つに折り畳まれたシート束は、図1に示す冊子作成装置79から背面折り部を先端にして搬送手段としての搬送ベルト対5によって、ストッパ板17(図2参照)に送り込まれる。受け止め手段としてのストッパ板17は、折り畳まれたシート束の背面折り部である搬送方向先端を受け止めて位置決めをするストッパである。ストッパ板17は、図3(b)において、不図示の駆動源によって、上下左右方向に移動するようになっている。
図2、図3に示すように、グリッパ保持アーム9は、シート束背面折り部平坦処理装置83に固定してあるスライド軸15,16にスライド自在に設けてある。また、グリッパ保持アーム9は、ラック9aを有している。ラック9aには、駆動モータ11に設けてあるピニオン11aが噛合している。駆動モータ11の回転により、ピニオン11aからラック9aに駆動が伝達され、グリッパ保持アーム9はスライドする。
回動グリッパ6は、グリッパ保持アーム9に回転自在に支持された軸6aと一体に回転するように軸6aに設けてある。回動グリッパ6は、グリッパ保持アーム9に設けてある駆動モータ18の回転力を、駆動モータ18に設けた駆動ギア22、駆動ギア22に噛合して軸6aと一体の従動ギア19、及び軸6aを介して受けて、図3(a)、(b)に示すように、回転するようになっている。
昇降グリッパ21は、グリッパ保持アーム9の長孔9bに係合する軸部21aを備えて、グリッパ保持アーム9に上下動自在に支持されている。また、昇降グリッパ21は、不図示の加圧手段によって図3において下方向に圧力を生じさせるようにグリッパ保持アーム9に支持されている。さらに、昇降グリッパ21は、回動グリッパ6と協同して、2つに折り畳まれたシート束を把持するようになっている。
なお、回動グリッパ6と昇降グリッパ21は、シート束Sの背面折り部の長手方向の長さ以上の長さを有しているのが好ましい。これによって、回動グリッパ6と昇降グリッパ21とで、シート束Sの背面折り部の長手方向全体を確実に挟むことができて、背面折り部が成型ローラ7に押圧されても、長手方向端部に逃げることが少なく、背面折り部を容易に平坦にすることができる。
以上の構成において、回動グリッパ6、昇降グリッパ21等は、シート束Sの両面全体の内、少なくとも背面折り部近傍を把持するシート束把持手段としてのシート束把持装置23を構成している。なお、シート束把持装置23は、回動グリッパ6が回転してシート束を把持するようになっているが、昇降グリッパ21が回転して、シート束を把持するようにしてもよい。本質的なことは、シート束Sが成型ローラ7の押圧力を受けたとき、位置がずれないように、回動グリッパ6と昇降グリッパ21とで確実に把持されるようになっている構成である。
駆動モータ11、ピニオン11a、及びラック9a等は、シート束把持装置23をシート束Sの背面折り部Sbに沿った方向に移動させる把持移動手段としての把持移動装置24を構成している。シート束把持装置23と把持移動装置24は、シート束Sを背面折り部Sbに沿った方向に移動させるシート束移動手段としてのシート束移動装置25を構成している。シート束把持装置23は、図2において左右方向に往復移動できるようになっている。
回転体としての成型ローラ7は、図5に示すように、折り畳まれたシート束SのU字状に湾曲した背面折り部Sbを押圧し、圧縮変形させて平坦な形状にするようになっている。図2に示すように、成型ローラ7は、支持板12に設けた軸13に回転自在に設けてある。支持板12は、固定の軸14に回転自在に支持されて、引っ張りばね8によって昇降グリッパ21の方に牽引され、成型ローラ7をシート束Sの背面折り部Sbに圧接するようになっている。また、支持板12は、成型ローラ7が背面折り部Sbに接触していないときには、引っ張りばね8に引っ張られて、過回転しないように、不図示のストッパに受け止められている。成型ローラ7の外周は、図2(a)において、ストッパ板17に受け止められたシート束Sの背面折り部Sbよりも、昇降グリッパ21側に位置している。
なお、成型ローラ7は、単に固定された支持板に回転自在に支持されていてもよい。
成型ローラ7、引っ張りばね8等は、シート束の背面折り部を押圧する押圧手段としてのシート押圧装置26を構成している。
シート束背面折り部平坦処理装置の動作説明
シート束背面折り部平坦処理装置の動作を図4ないし図6に基づいて説明する。ステイプラ62で中綴じされて、折り畳み装置58(図1参照)で折り畳まれたシート束Sは、搬送ベルト対5によって、図6(a)に示すように開いた1対の回動グリッパ6と昇降グリッパ21との間に矢印C方向に挿入される。このとき、ストッパ板17は、シート束Sの搬送方向先端である背面折り部Sbを受け止めて、シート束の背面折り部Sbを位置決めする。
搬送ベルト対5はストッパ板17の手前に設けられた不図示のセンサによってシート束Sの搬送方向先端が検知されてから所定距離搬送した後、シート束Sの搬送を停止する。なお、シート束Sの停止位置は、搬送ベルト対5を駆動する不図示の搬送モータの回転数のカウントのみで設定することが可能であるが、搬送されてきたシート束Sの斜行を補正することができるのでストッパ板17に突き当てて位置決めするのがより好ましい。
シート束Sが位置決めされると、図6(b)に示すように回動グリッパ6が、シート束S側に回転して、シート束Sを介して昇降グリッパ21を押し上げ、昇降グリッパ21とで、シート束Sを把持する。回動グリッパ6は、昇降グリッパ21とで、所定の把持力でシート束を把持できる位置まで回転して停止する。なお、ストッパ板17と、回動グリッパ6及び昇降グリッパ21との間隔は、調節できるようにして、回動グリッパ6及び昇降グリッパ21の左側面からのシート束Sの突出量を調節できるようにしてもよい。
回動グリッパ6と昇降グリッパ21とによるシート束把持動作が完了すると、図6(c)に示すように、ストッパ板17が上方へ退避する。なお、ストッパ板17は、必ずしも退避する必要がなく、シート束を受け止めたままであってもよい。
ストッパ板17が上方へ退避すると、シート束Sの搬送方向先端(背面折り部Sb)は、ストッパ板17に押し付けられて多少圧縮されていたのが解放されて、復元し、回動グリッパ6と昇降グリッパ21の左側面より所定量(距離L、図5参照)だけ突出する。この距離Lは、シート束Sの背面折り部Sbが成型ローラ7の外周に確実に当たるようにするための距離である。また距離Lは、成型ローラ7に押圧されてもシート束Sの背面折り部Sbが逃げることなく、背面折り部Sbを容易に平坦にすることができる距離である。
次に、図4に示すように、グリッパ保持アーム9が駆動モータ11によって矢印D方向へ、図4(a)に示す位置から図4(b)に示す位置(シート束の排出位置)へ移動する。グリッパ保持アーム9には、回動グリッパ6と昇降グリッパ21とを設けてあるので、グリッパ保持アーム9は、回動グリッパ6と昇降グリッパ21とにシート束を把持させたまま移動することになる。すなわち、シート束Sは、図4(b)において、破線の位置から実線の位置に移動させられる。このとき、図5、図6(c)に示すように、折り畳まれたシート束Sは、円弧状の背面折り部Sbが成型ローラ7に当接し、図2に示す引っ張りばね8の牽引力に抗して成型ローラ7を押しのけるようにして矢印D方向へ移動する。成型ローラ7は、通過していくシート束のU字状に湾曲した背面折り部Sbを押圧し圧縮変形させて平坦な形状にしていく。
グリッパ保持アーム9が図4(b)に示すシート束排出位置まで移動すると、シート束Sの背面折り部Sbは、平坦に形成されて背面折り部平坦処理を完了される。また、シート束は、回動グリッパ6と昇降グリッパ21とで背面折り部近傍を挟持されている状態で背面折り部を成型ローラ7に押圧されるので、背面折り部Sbの厚み方向端部Scに角付けがされる(図6(d)参照)。その後、図6(d)に示すように、回動グリッパ6が、下方に回転して、昇降グリッパ21とで把持していたシート束Sを解放し、グリッパ保持アーム9の移動方向の下流側に配設してある排紙トレイ部10にシート束を排出する。排紙トレイ部10の一部分は、図7の複写機1の外観図に示すように、シート処理装置2の外側に突出している。
このようにして、シート束背面折り部平坦処理装置83は、順次、シート束の背面折り部を平坦にする処理を行い、図7の複写機1の外観図に示すようにシート処理装置2の前面に一部部分が突出した排紙トレイ部10にシート束を排出して積載していく。
以上、説明したように、本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83は、折り畳み装置58によって折り畳まれたシート束を、1対の回動グリッパ6及び昇降グリッパ21で把持して、背面折り部で成型ローラ7を押しのけるようにして移動させて、成型ローラ7によって背面折り部を平坦にして排紙トレイ部10に排出するようになっているので、シート束の搬送と、背面折り部平坦処理とを同時に行うことができる。このため、本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83は、従来の、シート束を停止させて平坦処理を行うシート束背面折り部平坦処理装置と比較して背面折り部平坦処理効率を向上させることができる。また、シート束同士の搬送間隔を広げる必要がなくなるので、シート束の搬送効率も高めることができる。
本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83は、搬送ベルト対5によって搬送されてきたシート束の背面折り部をストッパ板17で受け止めた後、そのシート束をシート束移動装置25で移動させ、その移動中に成型ローラ7でシート束の背面折り部を押圧圧縮して平坦にするようになっているので、シート束の背面折り部の位置をストッパ板17によって正確に位置決めして、背面折り部を成型ローラ7に確実に接触させることができ、背面折り部を確実に平坦にすることができる。
本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83は、シート束移動装置25を、シート束の両面を把持するシート束把装置23と、シート束把持装置23を背面折り部に沿った方向に移動させる把持移動装置24とで構成してあるので、シート束把持装置23により背面折り部近傍で表紙、及び裏表紙を把持することができて、成型ローラ7によって背面折り部を押圧しても、背面折り部近傍の表紙、及び裏表紙を逃げにくくしてある。このため、背面折り部を容易に平坦にすることができる。また、シート束の折り曲げた部分が膨らんでU字状になっているのをシート束把持装置23によって押し潰すことができて、シート束を積み重ねやすい形状にすることができる。
本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83は、シート束の移動にともなって回転する成型ローラ7でシート束の背面折り部を押圧して平坦にするようになっているので、背面折り部を破損することなく、背面折り部を平坦にすることができる。
また、シート処理装置2は、シート束の背面折り部を平坦にする処理効率とシート束の搬送効率とを高めたシート束背面折り部平坦処理装置83を備えているので、折り畳み装置58のシート束折り動作を速めて、シートの処理効率を高めることができる。
さらに、複写機1は、シート束の背面折り部を平坦にする処理効率とシート束の搬送効率とを高めたシート束背面折り部平坦処理装置83を備えているので、シートに画像を形成する画像形成効率を高めることができる。
また、本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83は、図4に示すように、矢印C方向に搬送されてきたシート束を、搬送方向を矢印D方向に約90度変更して排紙トレイ部10に排出するようになっている。このため、排紙トレイ部10は、図7に示すように、シート束をスタックトレイ78の真下ではなく、シート処理装置2の手前側に設置することができて、スタックトレイ78の下降を邪魔することがない。これにより、従来スタックトレイ78の下降位置の下方に設置せざるを得なかったシート束背面折り部平坦処理装置83を、上昇位置にいるときのスタックトレイ78よりも下位に設置することが可能となり、高さ方向の寸法が小さくできるのでシート処理装置の小型化に寄与する。
このため、本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83を備えたシート処理装置2、及び複写機1は、スタックトレイ78の昇降領域が広がり、スタックトレイ78へのシートの積載枚数を増やすことができる。さらに、複写機1の場合は、正面左右方向の長さを長くする必要がなくなる。
なお、第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83の代わりに、後述する第2、第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84,85をシート処理装置2に設けても、シート処理装置2は、折り畳み装置58のシート束折り動作を速めて、シートの処理効率を高めることができる。また、スタックトレイ78へのシートの積載枚数を増やすこともできる。
また、第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83の代わりに、後述する第2、第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84,85を複写機1に設けても、複写機1は、画像形成効率を高めること、スタックトレイ78のシート積載枚数の増やすこと、正面左方向の長さを長くする必要がなくなること等、同様な効果が得られる。
(第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置)
第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置の構成説明
図8乃至図11に示すように、第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84も、冊子作成装置79から送り込まれてきた2つに折り畳まれた冊子状のシート束のU字状に湾曲した背面折り部(背表紙)Sbを平坦にするようになっている。
第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84は、第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83と比較して、シート束把持装置の構成が異なっている。すなわち、第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83のシート束把持装置23が、1対のグリッパ6,21を使用しているのに対して、第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84のシート把持装置88は、回転体対としての向き合った駆動搬送ベルト32と従動搬送ベルト31とを使用していることにおいて異なっている。その異なっている部分を説明し、他の部分の説明は省略する。
図10、図11に示すように、駆動搬送ベルト32は、固定した成型支持アーム45に設けた駆動ローラ36及び従動回転自在な張架ローラ35に架け渡してある。駆動ローラ36は、駆動モータ48の回転力を、ギア列47を介して受けて回転するようになっている。駆動搬送ベルト32の中間部分は、成型支持アーム45に回転自在に設けてある複数の圧接ローラ37,38,39,40に支持されている。
従動搬送ベルト31は、成型支持アーム49に各々回転自在に設けた従動ローラ33及び張架ローラ34に架け渡してある。従動搬送ベルト31の中間部分は、成型支持アーム49に回転自在に設けてある複数の圧接ローラ41,42,43,44に支持されている。従動搬送ベルト31は、成型支持アーム49を駆動搬送ベルト32側に付勢する圧接ばね53によって駆動搬送ベルト32にシート束を間にして圧接されるようになっている。このため、圧接ローラ41,42,43,44と、圧接ローラ37,38,39,40はベルト31,32、シート束を介して対向する位置に設けてある。
これによって、駆動搬送ベルト32と従動搬送ベルト31とで、背面折り部の長手方向全体を確実に挟むことができて、背面折り部が成型ローラ7に押圧されても、脇に逃げることが少なく、背面折り部を容易に平坦にすることができる。また、駆動ローラ36と張架ローラ35との中心間距離と、従動ローラ33と張架ローラ34との中心間距離は、シート束の背面折り部の長手方向に沿った長さ以上であるのが好ましい。
成型支持アーム49は、スライド軸49aと上下方向の長孔50aとの係合によって、スライドアーム50に昇降自在に設けてある。スライドアーム50は、固定のスライド軸51,52に昇降自在に設けてある。また、スライドアーム50は、駆動モータ56の回転力をピニオン55とラック54とを介して直線運動力として受けて昇降するようになっている。
第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置の動作説明
折り畳まれたシート束が搬送されてきていないとき、シート束背面折り部平坦処理装置84は、従動搬送ベルト31を駆動搬送ベルト32から離れた位置に待機させている。このときの、従動搬送ベルト31と駆動搬送ベルト32との間隔E(図10参照)は、シート束の厚み以上である。
図8(a)に示すように、矢印C方向から搬送されてきた、折り畳まれたシート束Sは、ストッパ板17に受け止められて、位置決めされる。このとき、ストッパ板17は、図8(b)、図11に示すように、破線の位置にいる。その後、駆動モータ56が回転する。駆動モータ56の回転によって、スライドアーム50が下降する。圧接ばね53を介して成型支持アーム49も下降する。そして、従動搬送ベルト31が圧接ばね53の弾力によってシート束を駆動搬送ベルト32に押し付ける。従動搬送ベルト31と駆動搬送ベルト32はシート束を把持する。1対のベルト31,32がシート束を把持すると、ストッパ板17は、破線の位置から実線の位置に上昇して退避する。なお、ストッパ板17は、必ずしも退避する必要はない。シート束を受け止めたままであっても良い。
次に、駆動モータ48が回転すると、駆動モータ48の回転によって、駆動搬送ベルト32が循環して、シート束Sが搬送され、かつ従動搬送ベルト31が追従循環する。シート束Sは、図8に示すように矢印D方向へ搬送されて、排紙トレイ部10に排出される。このとき、シート束Sは、背面折り部Sbで成型ローラ7を押しのけるようにして矢印D方向に搬送される。なお、成型ローラ7を支持してシート束側に付勢する構成は、図2に示すシート押圧装置26とほぼ同一であるので、その構成の説明は、省略する。
1対のベルト31,32が図8(b)に示すシート束排出位置までシート束を移動すると、シート束Sの背面折り部Sbは、平坦に形成されて背面折り部平坦処理を完了される。
図9に示すように、従動搬送ベルト31及び駆動搬送ベルト32は、成型ローラ7側の成型支持アーム49の下端部49b及び成型支持アーム45の上端部45bよりも、所定の寸法dだけ突出している。これは、下端部49b、及び上端部45bがシート束Sに当接してシート束を破損しないようにするためである。また、成型ローラ7によって押圧力を受けている背面折り部Sbに従動搬送ベルト31、及び駆動搬送ベルト32が押されて逃げないようにして、成型ローラ7による背面折り部平坦処理を少しでも確実に行えるようにするためである。ちなみに、上記寸法dは、約0.01mm乃至約3mmが好ましい。
図10に示すように、駆動モータ56、従動搬送ベルト31、及び駆動搬送ベルト32等は、シート束の両面全体の内、少なくとも背面折り部近傍を把持するシート束把持手段としてのシート束把持装置88を構成している。駆動モータ48、従動搬送ベルト31及び駆動搬送ベルト32等は、把持移動手段としての把持移動装置89を構成している。シート束把持装置88と把持移動装置89は、シート束移動手段としてのシート束移動装置90を構成している。
以上説明したように、本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84は、シート束Sの表紙と背表紙を1対のベルト31,32で挟んでシート束を搬送しながら、背面折り部Sbを成型ローラ7で押圧して、2つに折り畳まれたシート束のU字状に湾曲した背面折り部(背表紙)を平坦にし、排紙トレイ部10に排出するようになっている。このため、本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84は、シート束の搬送と、背面折り部平坦処理とを同時に行うことができて、従来のシート束を停止させて背面折り部平坦処理を行うシート束背面折り部平坦処理装置と比較してシートの処理効率を向上させることができる。また、シート束同士の搬送間隔を広げる必要がなくなるので、シート束の搬送効率も高めることができる。
さらに、第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83のシート束移動装置25が矢印D方向への移動スペースを必要としているのに対して、第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84の1対のベルト32,31は、循環してシート束を搬送するようになっているので、移動スペースを必要としない。したがって、第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84は、第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83よりも動作スペースを小さくすることができる。これにともなって、シート処理装置に対する本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84の設置スペースを狭くすることができる。
(第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置)
第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置の構成説明
図12に示すように、第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置85も、冊子作成装置79から送り込まれてきた2つに折り畳まれた冊子状のシート束のU字状に湾曲した背面折り部(背表紙)Sbを平坦にするようになっている。
第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置85は、第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83と比較して、シート束把持装置の構成が異なっている。すなわち、第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83のシート束把持装置23は、1対のグリッパ6,21を使用しているのに対して、第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置85のシート束把持装置91は、回転体対としての向き合った駆動搬送ローラ81と従動搬送ローラ82とを使用していることにおいて異なっている。その異なっている部分を説明し、他の部分の説明は省略する。
駆動搬送ローラ81は,不図示の駆動モータによって回転するようになっている。従動搬送ローラ82は、図10に示す成型支持アーム49ような部材に設けられて、駆動搬送ローラ81に対して接離昇降するようになっている。駆動搬送ローラ81と従動搬送ローラ82は、冊子作成装置79からシート束が送り込まれてくる矢印C方向に沿って配設してある。なお、駆動搬送ローラ81と従動搬送ローラ82は、複数設けてあってもよい。
第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置の動作説明
折り畳まれたシート束が搬送されてきていないときに、シート束背面折り部平坦処理装置85は、従動搬送ローラ82を駆動搬送ローラ81から離れた破線の位置に待機させている。このとき、従動搬送ローラ82と駆動搬送ローラ81との間隔は、シート束の厚み以上である。
図12(a)に示すように、矢印C方向から搬送されてきた、折り畳まれたシート束Sは、ストッパ板17に受け止められて、位置決めされる。このとき、ストッパ板17は、図12(b)において、実線の位置にいる。その後、従動搬送ローラ82が下降して、駆動搬送ローラ81とでシート束を挟む。そして、ストッパ板17は、実線の位置から破線の位置に上昇して退避する。なお、ストッパ板17は、必ずしも退避する必要はない。シート束を受け止めたままであっても良い。
そして、駆動搬送ローラ81が回転する。駆動搬送ローラ81の回転によって、シート束Sが搬送され、かつ従動搬送ローラ82が追従回転する。シート束Sは、矢印D方向へ搬送されて、排紙トレイ部10に排出される。このとき、シート束Sは、背面折り部Sbで成型ローラ7を押しのけるようにして矢印D方向に搬送される。なお、成型ローラ7を支持してシート束側に付勢する構成は、図2に示すシート押圧装置26とほぼ同一であるので、その構成の説明は、省略する。
駆動搬送ローラ81と従動搬送ローラ82が図12(b)に示すシート束排出位置までシート束を搬送すると、シート束Sの背面折り部Sbは、成型ローラ7によって平坦に形成されて背面折り部平坦処理を完了される。なお、本実施形態においては、第1実施形態、及び第2実施形態における把持装置とは異なり、シート束Sの背面折り部の長手方向全体を挟む構成にはなっていないので、シート束Sの背面折り部Sbが成型ローラ7の押圧力で逃げてしまわないように、成型ローラ7を可能な限り駆動搬送ローラ81と従動搬送ローラ82に近づけて設置することが望ましい。駆動搬送ローラ81と従動搬送ローラ82のニップを抜けた直後のシート束Sの背面折り部Sbは高い剛性を有しているためである。
なお、駆動搬送ローラ81と、従動搬送ローラ82は、シート束把持手段としてのシート束把持装置91、把持移動手段としての把持移動装置92、及びシート束移動手段としてのシート束移動装置93を構成している。
以上説明したように、本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置85は、シート束Sの背面折り部Sbの表紙と背表紙とを1対のローラ81,82で挟んでシート束を搬送しながら、背面折り部Sbを成型ローラ7で押圧して、2つに折り畳まれた冊子状のシート束のU字状に湾曲した背面折り部(背表紙)を平坦にし、排紙トレイ部10に排出するようになっている。このため、本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置85は、シート束の搬送と、背面折り部の平坦処理とを同時に行うことができて、従来のシート束を停止させて背面折り部平坦処理を行うシート束背面折り部平坦処理装置と比較してシートの処理効率を向上させることができる。また、シート束同士の搬送間隔を広げる必要がなくなるので、シート束の搬送効率も高めることができる。
さらに、第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83のシート束移動装置25が矢印D方向への移動スペースを必要としているのに対して、第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置85の1対のローラ81、82は、回転してシート束を搬送するようになっているので移動スペースを必要としない。したがって、第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置85も、第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置83よりも動作スペースを小さくすることができる。これにともなって、シート処理装置に対する本実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置85の設置スペースを小さくすることができる。
また、1対のローラ81,82の方は、構成が簡単であるので,第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置85は、第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置84よりもさらに小型にすることができる。
なお、以上の各実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置において、シート束の背面折り部を平坦にする回転体として成型ローラ7を使用しているが、循環するベルトであってもよい。
また、以上の各実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置は、ステイプラ62によって中綴じしたシート束の背面折り部を平坦にするようになっているが、中綴じしていないシート束、無線綴じしたシート束も同様にして、背面折り部を平坦にすることができる。
本発明に係るシート束背面折り部平坦処理装置を有するシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の正面断面図である。 本発明の第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置の図である。(a)は平面図である。(b)は側面図である。 第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置の正面図である。(a)はシート束把持装置の1対のグリッパを閉じた状態の図である。(b)はシート束把持装置の1対のグリッパを開いた状態の図である。 第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置の平面図である。(a)は、シート束を受け入れた状態の図である。(b)は、シート束把持装置がシート束を排紙トレイ部まで搬送した状態の図である。 第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置において、成型ローラでシート束の背面折り部を平坦にしているときの状態の図である。 第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置の動作説明用の正面図である。(a)はシート束を受け入れた状態の図である。(b)は1対のグリッパがシート束を把持した状態の図である。(c)はシート束に成型ローラが圧接している状態の図である。(d)はシート束を排紙トレイ部に排出した状態の図である。 本発明のシート束背面折り部平坦処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の外観である。(a)は正面図である。(b)は(a)の左側面図である。 第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置の図である。(a)は平面図である。(b)は側面図である。 第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置において、背面折り部を平坦処理しているときの概略拡大正面図である。 第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置のシート束移動装置の側面図である。 図10における、1対のベルトを示した図である。 第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置の図である。(a)は平面図である。(b)は側面図である。 従来のシート束背面折り部平坦処理装置の平面図である。 従来のシート束背面折り部平坦処理装置において、背面折り部を平坦処理しているときの概略拡大正面図である。 従来のシート束背面折り部平坦処理装置の動作説明用の正面図である。(a)はシート束を停止板で受け止めた状態の図である。(b)はシート束の背面折り部に成型ローラが圧接している状態の図である。(c)はシート束を排出した状態の図である。 従来のシート束背面折り部平坦処理装置を備えた画像形成装置の概略正面断面図である。
符号の説明
S シート束
Sb 背面折り部
Sc 背面折り部の厚み方向端部
1 複写機(画像形成装置)
2 シート処理装置
3 複写機の装置本体(画像形成装置の装置本体)
5 搬送ベルト対(搬送手段)
6 回動グリッパ
7 成型ローラ(回転体)
9 グリッパ保持アーム
9a ラック
10 排紙トレイ部
11 駆動モータ
11a ピニオン
17 ストッパ板(受け止め手段)
21 昇降グリッパ
21a 軸部
23 シート束把持装置(シート束把持手段)
24 把持移動装置(把持移動手段)
25 シート束移動装置(シート束移動手段)
26 シート押圧装置(押圧手段)
31 従動搬送ベルト(回転体対)
32 駆動搬送ベルト(回転体対)
45 成型支持アーム
49 成型支持アーム
50 スライドアーム
53 圧接ばね
58 折り畳み装置(折り畳み手段)
65 画像形成部(画像形成手段)
66 定着装置
73 自動原稿給送装置
74 感光ドラム
78 スタックトレイ(積載手段)
79 冊子作成装置
80 背表紙処理部
81 駆動搬送ローラ(回転体対)
82 従動搬送ローラ(回転体対)
83 第1実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置
84 第2実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置
85 第3実施形態のシート束背面折り部平坦処理装置
88 シート束把持装置(シート束把持手段)
89 把持移動装置(把持移動手段)
90 シート束移動装置(シート束移動手段)
91 シート束把持装置(シート束把持手段)
92 把持移動装置(把持移動手段)
93 シート束移動装置(シート束移動手段)

Claims (9)

  1. 折り畳まれたシート束の背面折り部を平坦にするシート束背面折り部平坦処理装置において、
    折り畳まれたシート束を、前記シート束の背面折り部を先頭にして搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送されたシート束を前記シート束の背面折り部に沿った方向に移動させるシート束移動手段と、
    前記シート束移動手段によって移動させられている前記シート束の背面折り部を押圧する押圧手段と、
    を備えたことを特徴とするシート束背面折り部平坦処理装置。
  2. 前記搬送手段によって搬送されてきた前記シート束の背面折り部を受け止める受け止め手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシート束背面折り部平坦処理装置。
  3. 前記シート束移動手段は、前記シート束を把持するシート束把持手段と、前記シート束把持手段を前記背面折り部に沿った方向に移動させる把持移動手段とを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート束背面折り部平坦処理装置。
  4. 前記シート束移動手段は、前記シート束を挟んで回転することによって前記シート束を前記背面折り部に沿った方向に移動させる回転体対を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート束背面折り部平坦処理装置。
  5. 前記押圧手段は、前記シート束の背面折り部を押圧する回転体を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート束背面折り部平坦処理装置。
  6. シートを束状にして折り畳む折り畳み手段と、
    前記折り畳み手段によって折り畳まれたシート束の背面折り部を平坦にするシート束背面折り部平坦処理装置と、を備え、
    前記シート束背面折り部平坦処理装置は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート束背面折り部平坦処理装置であることを特徴とするシート処理装置。
  7. シートを束状にして折り畳む折り畳み手段と、
    前記折り畳み手段によって折り畳まれたシート束の背面折り部を平坦にするシート束背面折り部平坦処理装置と、
    排出されたシートが積載される昇降可能な積載手段と、を備え、
    前記シート束背面折り部平坦処理装置は、請求項2に記載のシート束背面折り部平坦処理装置であり、上昇位置にいるときの前記積載手段よりも下位に位置していることを特徴とするシート処理装置。
  8. 前記シート束の折り位置に対応する位置で前記シート束を綴じる綴じ手段を備えたことを特徴とする請求項6又は7に記載のシート処理装置。
  9. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを束状にして折り畳んだ後、該シート束の背面折り部を平坦にするシート処理装置と、を備え、
    前記シート処理装置は、請求項6ないし8のいずれか1項に記載のシート処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
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