JPH03210242A - Ｃｔ装置用操作盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ＣＴ装置用操作盤に係り、特に被検者の寝台
の高さ、天板の水平方向の移動距離及びガントリのティ
ルト角度を表示する数字表示器を有するＣＴ装置用操作
盤に関する。

〔従来技術〕

被検者の断層像を撮影するＣＴ装置においては、所定位
置の断層面に検出器を位置づけるために、被検者の寝台
の高さ、天板の水平方向の移動距離、及びガントリのテ
ィルト角度をそれぞれ所定値に設定するようになってい
る。そして、オペレータが該所定値をどのような値に設
定するかの目安とするために、ＣＴ装置用操作盤には、
現在の被検者の寝台の高さ、天板の水平方向の移動距離
及びガントリのティルト角度をそれぞれ表示する数字表
示器が備えられている。

第３図はこのような従来のＣＴ装置用操作盤の表示器の
一例を示すブロック図である。また、第４図の（ａ）な
いしくｉ）は第３図に示すブロック図のタイムチャート
を示す図である。第３図において、ティルト角度を表示
する表示器１０ａ、１０ｂ、１０ｃがある。このうち、
前記表示器１０ａは＋あるいは−を表示する符号表示器
、前記表示器１０ｂ、１０ａは数字を表示する数字表示
器である。また、天板の水平方向の移動距離を表示する
表示器１１ａ、ｌｌｂ、ｌｌｃ、ｌｉｄがある。このう
ち、前記表示器１１ａは＋あるいは−とともに数字を表
示する符号表示器、前記表示器１１ｂ、ｌｌｃ、ｌｉｄ
は数字を表示する数字表示器である。さらに、テーブル
高さを表示する表示器１２ａ、１２ｂ、１２ｃがある。

このうち、前記表示器１２ａ、１２ｂ、１２ｃはいずれ
も数字を表示する数字表示器である。そして、これら各
表示器１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、ｌｌａ、１１ｂ、・・
・１２ｃには、それぞれドライバ回路１３ａ、１３ｂ、
１３ｃ、１４ａ、１４ｂ、１４ｃ、１４ｄ、１５ａ、１
５ｂ及び１５ｃからの出力が入力されこれにより駆動さ
れるようになっている。前記ドライバ回路１３ａは前記
表示器１０ａにおいて＋あるいは−を表示するのみであ
ることがら２ビツトの入力端子が備えられたものとなっ
ている。

前記ドライバ回路１３ｂは表示器１０ｂにおいて少なく
とも４までの数字を表示することになっていることから
、２ビツトの入力端子が備えられたものとなっている。

さらに、前記ドライバ回路１３Ｃは表示器１０ｃにおい
て少なくとも９までの数字を表示することになっている
ことから、４ビツトの入力端子が備えられたものとなっ
ている。

以下、ドライバ回路１４ａ、１４ｂ、・・・１５ｃにお
いてもそれらに対応する表示器１１ａ、ｌｌｂ、・・・
１２ｃの表示する数字等の数に応じたビット数の入力端
子が備えられたものとなっている。

そして、前記ドライバ回路１３ａ、１３ｂ、１３ｃ、・
・・１５ｃの前記各入力端子は３ステ一トバツハア回路
５の出力端子に接続されている。この３ステ一トバツハ
ア回路５の出力端子は、８個の端子（図中、０．１．２
．３、・・・７で示す、）からなり、このうち端子０な
いし３からの出力はドライバ回路１３ｃ、１４ｂ、１４
ｄ、および１５Ｃに入力されるようになっている。また
、端子４ないし７からの出力はドライバ回路１４ｃ、お
よび１５ｂに入力されるようになっている。また、端子
６および７からの出力はドライバ回路１３ａに、端子４
および５からの出力はドライバ回路１３ｂに、端子４，
６および７からの出力はドライバ回路１４ａに、端子Ｏ
および１からの出力はドライバ回路１５ａに、入力され
ている。

このような接続により、前記３ステ一トバツハア回路５
の各出力端子の状態（論理値０か１かの状態）により、
前記各表示器１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、・・・１２ｃが
たとえば図示のように表示される。

なお、前記３ステ一トバツハア回路５の入力端子には、
後述するストローブ信号ＳＴＢからなる同期信号に同期
して、順次、現在の被検者の寝台の高さ、天板の水平方
向の移動距離及びガントリのティルト角度に対応するデ
ータ信号がデータラインＤＯ１Ｄ１、・・・Ｄ７を介し
て入力するようになっている。

一方、前記ドライバ回路１３ａ、１３ｂ、１３Ｃ１・・
・、１５ｃには、内部ラッチ信号がデマルチプレクサ６
によって入力されるようになっている。

すなわち、このデマルチプレクサ６にはストローブ信号
ＳＴＢ及びアドレス信号ＡＯ，ＡＩ、Ａ２が入力される
ようになっている。そして、同期信号からなる前記スト
ローブ信号ＳＴＢに同期して出力信号（ＹＯ，Ｙｌ、Ｙ
２．・・・Ｙ５）が順次出力されるようになっている。

この出力信号ＹＯは前記ドライバ回路１５ｂ、１５ｃに
、出力信号Ｙ１は前記ドライバ回路１５ａに、出力信号
Ｙ２は前記ドライバ回路１４ｃ、１４ｄに、出力信号Ｙ
３は前記ドライバ回路１４ａ、１４ｂに、出力信号Ｙ４
は前記ドライバ回路１３ｂ、１３ｃに、出力信号Ｙ５は
前記ドライバ回路１３ａに、それぞれ入力されるように
なっている。

このように構成されたＣＴ装置用操作盤の表示部の動作
は次のようになされる。まず、第４図（ａ）に示すよう
なストローブ信号ＳＴＢがデマルチプレクサ６に入力さ
れる。この際、第４図（ｂ）に示すように、アドレスラ
インからＡＯｌＡｌ、Ａ２を介したアドレス信号により
出力端子ＹＯから第４図（ｄ）に示すラッチ信号がドラ
イバ回路１５ｂ、１５ｃへ出力される。このとき同時に
前記３ステ一トバツハ７回路５には、データラインから
たとえば現在の被検者の寝台の高さ（３桁数字のうち下
２桁の数字）に対応するデータ信号が入力され、前記下
２桁の数字がそれぞれ前記表示器１２ｃ、１２ｂに表示
される。次のストローブ信号ＳＴＢがデマルチプレクサ
６に入力されると、アドレスラインからＡＯ５Ａ１、Ａ
２を介したアドレス信号により出力端子Ｙ１から第４図
（ｅ）に示すラッチ信号がドライバ回路１５ａへ出力さ
れる。このとき同時に前記３ステ一トバツハア回路５に
は、データラインから現在の被検者の寝台の高さ（３桁
数字のうち上１桁の数字）に対応するデータ信号が入力
され、前記上１桁の数字がそれぞれ前記表示器１２ａに
表示される。

このようにして、順次入力されるストローブ信号ＳＴＢ
に同期して、ドライバ回路１４ｄ及び１４ｃ、ドライバ
回路１４ａ及び１４ｂ、ドライバ回路１３ｂ及び１３ｃ
、ドライバ回路１３ａが作動し、それぞれ対応する表示
器１２ｂ、１２ｃ、表示器１２ａ、表示器１１ｃ、ｌｉ
ｄ、表示器１１ａ、１１ｂ１表示［１１０ｂ、１０ｃ、
表示器１０ａが表示される。

このような動作は上述したように時分割に、且つ高速に
なされる、各表示器１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、・・・１
２ｃの表示値は次のラッチ信号が入力されるまで現在の
値を保持する。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、第３図に示した従来のＣＴ装置用操作盤
の表示部にあっては、表示内容の桁数分だけ表示器が、
そしてそれら各表示器に対応するドライバ回路が必要と
なっていた。

コツタめ、部品点数が多くなるとともに、操作盤におけ
る表示部の占める占有面積が増大していたという問題が
あった。

また、前記表示器、及びこれら表示器を駆動させるドラ
イバ回路の数に応じた電力を必要とすることから、消費
電力が大きくなるという問題があった。

本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある。

本発明の目的は、従来と同様の機能を有するにも拘らず
、部品点数を減少させ、表示部の占有面積を小さくでき
たＣＴ装置用操作盤を提供することにある また、本発明の他の目的は、消費電力を大幅に低減でき
るＣＴ装置用操作盤を提供することにある。

本発明の前記各目的と新規な特徴は、本明細書の記述及
び添付図面によって明らかになるであろうゆ 〔課題を解決するための手段〕 こうような目的を達成するために、本発明は、被検者の
寝台の高さ、天板の水平方向の移動距離及びガントリの
ティルト角度に対応するデータが並列データとして順次
入力され、かつこれらの各並列データのうち時分割的に
二分割された一方のデータ及び他方のデータがそれぞれ
、同期信号に同期して、入力される二グループのドライ
バ回路と、この各グループのドライバ回路のそれぞれに
よって駆動されるそれぞれの数字表示器と、前記同期信
号に順次同期してパルスを発生する六個の多相信号を出
力する手段と、前記六個の多相信号のそれぞれの順次連
なる各パルスによって前記ドライバ回路のゲートを交互
に開く信号経路に順次連なるパルスが送出される二個の
信号経路毎に介在させた三個のゲート手段と、この三個
のゲート手段のいずれかを開ける切り替えスイッチと、
この切り替えスイッチの作動に対応づけて前記数字表示
器に表示される前記被検者の寝台の高さ、天板の水平方
向の移動距離及びガントリのティルト角度がその旨の表
示であることを示す表示手段と、を備えてなることを特
徴とするものである。

〔作用〕

このように構成したＣＴＩ置用黒用操作盤いて、前記切
り換えスイッチを作動させて、たとえば、被検者の寝台
の高さに切り換えておく、なお、この場合前記表示手段
によってその旨の表示がなされていることから、前記切
り換えスイッチは被検者の寝台の高さに切り換えられて
いることを容易に確認することができる。

これにより、前記三個のゲート手段のうち、前記切り換
えスイッチの切り換えに対応するゲート手段のみが開く
ことになる。

そして、この開かれたゲート手段には、前記同期信号に
同期してパルスを発生させる六個の多相信号のうちの順
次連なる二つの相の信号が通過し、この各相の信号が前
記二グループからなるドライバ回路のそれぞれのゲート
を順次開くことになる。

一方、前記二グループからなるドライバ回路のそれぞれ
には、前記ゲート手段を通過した二の相の信号に同期し
て被検者の寝台の高さに対応する並列データが時分割的
に二分割されて順次入力されていることから、前記各ド
ライバ回路によって駆動される数字表示器には、前記被
検者の寝台の高さが数字表示される。

さらに、このような動作は、天板の水平方向の移動距離
、あるいはガントリのティルト角度を表示させる場合も
同様となる。前記切り換えスイッチの切り換えによって
、その切り換えに対応するゲート手段が開かれ、このゲ
ート手段には前記多層信号のうちの前記順次連なる二つ
の相の信号とは別個の順次連なる二つの相の信号に同期
して天板の水平方向の移動距離、あるいはガントリのテ
ィルト角度に対応する並列データが時分割に二分割され
て順次入力されていることから、前記各ドライバ回路に
よって駆動される表示器には前記天板の水平方向の移動
距離、あるいはガントリのティルト角度が数字表示され
る。

このようなことから、本発明は、前記ゲート手段を新た
に三個設け、被検者の寝台の高さ表示、天板の水平方向
の移動距離表示、及びガントリのティルト角度表示に対
応するいずれかのゲート手段のみを開いて、他のゲート
手段を開かずに、すなわち、他の表示をしないようにし
ておくようにすることによって、最小限の数の数字表示
器で上記各種の表示を兼用することができる。

したがって、従来と同様の機能を有すにも拘らず、部品
点数を減少させ、表示部の占有面積を小さくすることが
できる。

さらに、特に、電力消費の大きな表示器、及びこの表示
器を駆動させるドライバ回路の数を減少させることがで
きることから、消費電力を大幅に低減させることができ
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。

なお、実施例を説明するための全回において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。

第２図は、本発明によるＣＴ装置用操作盤が適用される
ＣＴ装置の概略を示す構成図である。同図において、Ｃ
Ｔ装置本体２０があり、このＣＴ装置本体２０の中央に
は被検体挿入孔２１が設けられている。この被検体挿入
孔２１には、図示しない被検体が寝台２２上の天板２２
ａに載置された状態で前記天板２２ａとともに挿入され
るようになっている。前記寝台２２はその上面に配置さ
れている天板２２ａを垂直方向Ａに移動できるとともに
、水平方向Ｂにも移動できるようになっている。これに
より、前記被検体を被検体挿入孔２１に対して所定の位
置に位置づけることができる。

このようにして、被検体が被検体挿入孔２１に対して所
定の位置に位置づけられた場合、ＣＴ装置本体２０内の
前記被検体挿入孔２１の周囲に配置されている図示しな
い検出器が所定角度回動したり、あるいは回転したりす
る。

この場合、天板２２ａの垂直方向Ａに対する移動量（以
下、寝台の高さという、）、天板２２ａの水平方向Ｂに
対する移動量（以下、天板の水平方向の移動距離という
、）、検出器の回動、あるいは回転したりする角度（以
下、ガントリのテイルト角度という、）を設定するのは
操作盤２３によって行なうようになっている。この操作
盤２３は、キースイッチ２４が設けられ、このキースイ
ッチ２４によって前記寝台の高さ等を設定するが、その
設定の目安とするため１表示器７には現在の寝台の高さ
、天板の水平方向の移動距離、ガントリのティルト角度
が表示できるようになっている。

第１図は、本発明によるＣＴ装置用操作盤の一実施例を
示す構成図であり、特に、その表示部分のブロック図で
ある。同図において、数字表示器１７ａないし１７ｄが
ある。このうち前記数字表示器１７ａは＋あるいは−の
符号、及び数字をともに表示するものであり、他の数字
表示器１７ｂないし１７ｄは数字のみを表示するように
なっている。そして、前記数字表示器１７ａないし１７
ｄはそれぞれドライバ回路１８ａないし１８ｄによって
それぞれ駆動されるようになっている。ここで、前記ド
ライバ回路１８ａおよび１８ｂは時分割的にみて同時に
駆動されるようになっているため、−のグループを構成
しており、また、前記ドライバ回路１８ｃおよび１８ｄ
は同様の理由で他のグループを構成している。

一方、被検者の寝台の高さ、天板の水平方向の移動距離
及びガントリのティルト角度に対応するデータが並列デ
ータ（Ｄｉ、Ｄ２．・・・Ｄ７）として順次３ステ一ト
バツフア回路５に入力されるようになっている。この各
並列データはそれぞれ時分割的に二分割された一方のデ
ータ及び他方のデータがそれぞれ、後述のストローブ信
号ＳＴＢである同期信号に同期して、前記ドライバ回路
１８ａ、１８ｂおよびドライバ回路１８ｃ、１８ｄに順
次入力されるようになっている。

さらに、デマルチプレクサ６があり、このデマルチプレ
クサ６には、前記ストローブ信号ＳＴＢ、およびアドレ
ス信号ＡＯＡＩＡ２が入力されるようになっている。こ
れにより、前記デマルチプレクサ６は、前記ストローブ
信号ＳＴＢである同期信号に順次同期してパルスを発生
する六個の多相信号ＹＯ，Ｙｌ、Ｙ２．・・・Ｙ５＠−
出力するようになっている。

そして、前記六個の多相信号Ｙ１、Ｙ２、・・・Ｙ５の
うち順次連なるパルスを有する多相信号ＹＯ。

Ｙｌはゲート手段である３ステ一トバツフア回路７Ｃを
介して多相信号ＹＯのパルスがドライバ回路１８ｃ、１
８ｄのゲートを、また、多相信号Ｙ１のパルスがドライ
バ回路１８ａ、１８ｂのゲートを開くようになっている
。また、前記多相信号ＹＯ，Ｙｌに引き続き順次連なる
パルスを有する多相信号Ｙ２、Ｙ３はゲート手段である
３ステ一トバツフア回路７ｂを介して多相信号Ｙ２のパ
ルスがドライバ回路１８ｃ、１８ｄのゲートを、また、
多相信号Ｙ３のパルスがドライバ回路１８ａ、１８ｂの
ゲートを開くようになっている。さらに、前記多相信号
Ｙ２、Ｙ３に引き続き順次連なるパルスを有する多相信
号Ｙ４、Ｙ５はゲート手段である３ステ一トバツフア回
路７ａを介して多相信号Ｙ４のパルスがドライバ回路１
８ｃ、１８ｄのゲートを、また、多相信号Ｙ５のパルス
がドライバ回路１８ａ、１８ｂのゲートを開くようにな
っている。

そして、前記ゲート手段である３ステ一トバツフア回路
７ａ、７ｂ、７ｃはそのいずれか−が次の手段によって
ゲートが開くようになっている。

すなわち、切り換えスイッチ１１があり、その可動接点
１１ａは接地されたものとなっている。

また、この可動接点１１ａと接触すべく一方の固定接点
１１ｃはＮＯＮインバータ８ｃを介してこの３ステ一ト
バツフア回路７ｃのゲートを開くようになっているとと
もに、前記ＮＯＮインバータ８ｃの出力が前記３ステ一
トバツフア回路７ｃを介して発光ダイオード１０ｃを点
燈するようになっている。なお、同図においてこの場合
は寝台の高さを表示したい場合の切り換えを示している
。

また、前記可動接点１１ａと接触すべく他方の固定接点
１１ｂはＮＯＮインバータ８ａを介してこの３ステート
バツフア７ａのゲートを開くようになっているとともに
、前記ＮＯＮインバータ８ａの出力が前記３ステ一トバ
ツフア回路７ａを介して発光ダイオードｌｏａを点燈す
るようになっている。なお、この場合はティルト角度を
表示したい場合の切り換えを示している。

さらに、前記各固定接点１１ｂ、ｌｌｃがらの出力はＮ
ＡＮＤゲート９に入力されるようになっており、その出
力は３ステ一トバツフア回路７ｂのゲートを開くように
なっているとともに、前記ＮＡＮＤゲート９の出力が前
記３ステ一トバツフア回路７ｂを介して発光ダイオード
１０ｂを点燈するようになっている。なお、この場合は
天板の水平の移動位置を表示したい場合の切り換えを示
している。

このように構成したＣＴ装置用操作盤の表示部分の動作
について、以下説明する。この場合において、並列デー
タＤＩ、Ｄ２．・・・Ｄ７、ストローブ信号ＳＴＢ、デ
マルチプレクサ６の出力のそれぞれのタイミングは、従
来すなわち第４図と全く同じものとなっている。

まず、切り換えスイッチ１１をその可動接点１１ａが固
定接点１１ｂに接続されるように切り換える。この場合
、上述から明らかなように、ガントリのティルト角度に
切り換えたことになる。前記切り換えスイッチ１１の可
動接点１１ａは、接地されていることから、論理値０の
信号が前記ＮＯＮインバータ８ａを介することによりそ
のまま論理値Ｏを維持し３ステ一トバツフア回路７ａの
ゲートに入力され、このゲートを開くようになる。

また、この時同時に前記ＮＯＮインバータ８ａがらの論
理値Ｏの出力が前記３ステ一トバツフア回路７ａを介し
て発光ダイオード１０ａを点燈するようになっている。

この発光ダイオード１０ａは、前記切り換えスイッチ１
１のガントリのティルト角度の表示切り換えに対応させ
ていることがら、その点燈によってガントリのティルト
角度の表示であることを認識することができる。

このようにして、ゲートが開かれた前記３ステ一トバツ
フア回路７ａには前記デマルチプレクサ６から多相信号
Ｙ４、Ｙ５が入力され、この３ステ一トバツフア回路７
ａを介してそれぞれドライバ回路１８ｃ、１８ｄ、およ
びドライバ回路１８ａ、１８ｂの各ゲートを順次開くこ
とになる。

さらに、この際、前記３ステ一トバツフア回路５にはガ
ントリのティルト角度に対応する並列データが時分割的
に二分割された先のデータが前記ドライバ回路１８ａ、
１８ｂにそのゲートが開かれたタイミング（前記信号Ｙ
５の入力のタイミング）に併せて入力される。また、前
記並列データが時分割的に二分割された後のデータが前
記ドライバ回路１８ｃ、１８ｄにそのゲートが開かれた
タイミング（前記信号Ｙ４の入力のタイミング）に併せ
て入力される。

そして、以上説明した動作は前記切り換えスイッチ１１
をガントリのティルト角度表示側に切り換えているかぎ
り高速で繰り返されることから、前記数字表示１１１７
ａ、１７ｂ、１７ｃ、１７ｄにはガントリのティルト角
度に相当する数値が表示されることになる。

さらに、このような動作は被検者の寝台の高さ、天板の
水平方向の移動距離を表示させる場合も同様であること
は明らかである。

このようなことから、上記実施例は、前記３ステ一トバ
ツフア回路（ゲート手段）７ａ、７ｂ。

７ｃを新たに三個設け、被検者の寝台の高さ表示、天板
の水平方向の移動距離表示、及びガントリのティルト角
度表示に対応するいずれかのゲート手段のみを開いて、
他のゲート手段を開かずに、すなわち、他の表示をしな
いようにしておくようにすることによって、最小限の数
の数字表示器で上記各種の表示を兼用することができる
。

したがって、従来と同様の機能を有するにも拘らず、部
品点数を減少させ、表示部の占有面積を小さくすること
ができる。

また、前記表示器、及びこれら表示器を駆動させるドラ
イバ回路の数を減少できることから消費電力を大幅に減
少させることができる。

さらに１本実施例では、ゲート手段として３ステ一トバ
ツフア回路を用いている。この３ステ一トバツフア回路
はそのゲートに入力させる論理値を例えば１とすること
により、出力をハイインピーダンスのオーブン状態とす
ることができることから、前記ドライバ回路１８ａ、１
８ｂ、・・・１８ｄとの接続をいわゆるワイヤードオワ
接続とすることができることから、他の素子を介在させ
ることを不要とできる効果を有する。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、本発明によれば、従来と同様の
機能を有するにも拘らず、部品点数を減少させ、表示部
の占有面積を小さくすることができる。

さらに、従来と比べて大幅な電力の低減を図ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるＣＴ装置用操作盤の一実施例を
示す構成図であり、特に、その表示部分のブロック図、 第２図は、本発明によるＣＴ装置用操作盤が適用される
ＣＴ装置の概略構成図、 第３図は、従来のＣＴ装置用操作盤の表示部の一例を示
すブロック図、 第４図は、第３図に示すブロック図のタイムチャートで
ある。 図中、５・・・３ステ一トバツフア回路、６・・・デマ
ルチプレクサ、７・・・３ステ一トバツフア回路、８ａ
　、　８　ｃ−ＮＯＮインバータ、９　・ＮＡＮＤゲー
ト、１０ａ、〜１０ｃ・・・発光ダイオード、１１・・
・切換えスイッチ、１７ａ〜１７ｄ・・・数字表示器、
１８ａ〜１８ｄ・・・ドライバ回路。 茅 固 ｌδ＾ ＃２ 目 ４ｉ４−目 （ａ） ｓｒｔｓ　ｍ→−且一 γｓ　−−←←１−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被検者の寝台の高さ、天板の水平方向の移動距離及びガ
   ントリのティルト角度に対応するデータが並列データと
   して順次入力され、かつこれらの各並列データのうち時
   分割的に二分割された一方のデータ及び他方のデータが
   それぞれ、同期信号に同期して、入力される二グループ
   のドライバ回路と、この各グループのドライバ回路のそ
   れぞれによって駆動されるそれぞれの数字表示器と、前
   記同期信号に順次同期してパルスを発生する六個の多相
   信号を出力する手段と、前記六個の多相信号のそれぞれ
   の順次連なる各パルスによって前記各グループのドライ
   バ回路のゲートを交互に開く信号経路に順次連なるパル
   スが送出される二個の信号経路毎に介在させた三個のゲ
   ート手段と、この三個のゲート手段のいずれかを開ける
   切り替えスイッチと、この切り替えスイッチの作動に対
   応づけて前記数字表示器に表示される前記被検者の寝台
   の高さ、天板の水平方向の移動距離及びガントリのティ
   ルト角度がその旨の表示であることを示す表示手段とを
   備えてなることを特徴とするＣＴ装置用操作盤。