JPH032095Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032095Y2 JPH032095Y2 JP1982183853U JP18385382U JPH032095Y2 JP H032095 Y2 JPH032095 Y2 JP H032095Y2 JP 1982183853 U JP1982183853 U JP 1982183853U JP 18385382 U JP18385382 U JP 18385382U JP H032095 Y2 JPH032095 Y2 JP H032095Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- groove
- fertilizer
- creator
- rice transplanter
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- Expired
Links
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 claims description 25
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 7
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 7
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 7
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 5
- 230000004720 fertilization Effects 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000002362 mulch Substances 0.000 description 3
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、作溝器によつて圃場に形成された溝
内にパイプを通して肥料を供給する施肥装置と泥
面上を滑走するフロートを備えた施肥装置付き田
植機に関する。
内にパイプを通して肥料を供給する施肥装置と泥
面上を滑走するフロートを備えた施肥装置付き田
植機に関する。
上記構成の田植機において、従来では、例えば
特開昭57−79808号公報に開示されるように、フ
ロートの前後中間部に施肥用挿通孔を形成すると
ともに、その施肥用挿通孔の近傍後方箇所のフロ
ート下面に斜め姿勢の土寄せ具を付設する構造の
ものがあつた。
特開昭57−79808号公報に開示されるように、フ
ロートの前後中間部に施肥用挿通孔を形成すると
ともに、その施肥用挿通孔の近傍後方箇所のフロ
ート下面に斜め姿勢の土寄せ具を付設する構造の
ものがあつた。
上記従来構造は、肥料を泥土内に埋め込むため
に泥面上に形成した溝を土寄せ具によつて埋め戻
して溝内から肥料が流出しないようにしたもので
ある。
に泥面上に形成した溝を土寄せ具によつて埋め戻
して溝内から肥料が流出しないようにしたもので
ある。
ところが、上記従来構造においては、泥面上を
滑走するフロートの下面に突起物である土寄せ具
を付設するものであるから、機体の走行に伴つて
泥土中のワラ屑等の夾雑物が前記土寄せ具に引掛
り、堆積するおそれが大であり、改善の余地があ
つた。
滑走するフロートの下面に突起物である土寄せ具
を付設するものであるから、機体の走行に伴つて
泥土中のワラ屑等の夾雑物が前記土寄せ具に引掛
り、堆積するおそれが大であり、改善の余地があ
つた。
又、上記従来構成によると、施肥箇所と苗の植
付け箇所とが離間する状態となるので、植付け後
における植付苗に対する肥料の効果が充分でな
く、従つて、一株毎の施肥量を不必要に多くしな
ければならない等の欠点もあつた。
付け箇所とが離間する状態となるので、植付け後
における植付苗に対する肥料の効果が充分でな
く、従つて、一株毎の施肥量を不必要に多くしな
ければならない等の欠点もあつた。
本考案は、上記不具合点を解消することを目的
としている。
としている。
本考案の特徴構成は、冒頭に記載した施肥装置
付き田植機において、前記フロートの前部を幅広
に成形して植付用整地部に構成するとともに、そ
の後方に幅狭部分を形成し、フロート前部の下面
側に前記作溝器を取付け、前記幅狭部分の横側方
箇所に、前記作溝器により形成された溝内に前記
パイプを介して肥料を供給するノズルを配設し、
かつ、前記作溝器の後方側のフロート部分に、該
作溝器により形成される溝を埋め戻す整地部を滑
らかな連続面で一体成形してある点にある。
付き田植機において、前記フロートの前部を幅広
に成形して植付用整地部に構成するとともに、そ
の後方に幅狭部分を形成し、フロート前部の下面
側に前記作溝器を取付け、前記幅狭部分の横側方
箇所に、前記作溝器により形成された溝内に前記
パイプを介して肥料を供給するノズルを配設し、
かつ、前記作溝器の後方側のフロート部分に、該
作溝器により形成される溝を埋め戻す整地部を滑
らかな連続面で一体成形してある点にある。
幅広のフロート前部によつて整地された幅狭部
分の横側部分において苗の植付けを行うととも
に、該当部分の植付け箇所の近傍に前記ノズルか
ら施肥が行われる。そして、前記幅狭部分よりも
フロート後部に埋め戻し用整地部を一体成形して
あるので、この整地部はフロートと一体で大きく
沈下することがなく、適量の溝埋め戻し作用を実
行する。しかも、この整地部は滑らかな連続面で
成形してあるから、ワラ屑等の夾雑物が引つ掛か
るおそれはなく、円滑に土中に埋め込まれること
になる。
分の横側部分において苗の植付けを行うととも
に、該当部分の植付け箇所の近傍に前記ノズルか
ら施肥が行われる。そして、前記幅狭部分よりも
フロート後部に埋め戻し用整地部を一体成形して
あるので、この整地部はフロートと一体で大きく
沈下することがなく、適量の溝埋め戻し作用を実
行する。しかも、この整地部は滑らかな連続面で
成形してあるから、ワラ屑等の夾雑物が引つ掛か
るおそれはなく、円滑に土中に埋め込まれること
になる。
従つて、本考案によれば、フロート形状を合理
的構造に改良することで、施肥用溝を連滑に埋め
戻すことができ、溝内の肥料をあふれ出す等のお
それもなく確実な肥料埋め込みが可能となつた。
的構造に改良することで、施肥用溝を連滑に埋め
戻すことができ、溝内の肥料をあふれ出す等のお
それもなく確実な肥料埋め込みが可能となつた。
又、苗植付け箇所と施肥箇所とを可及的に近接
させることが可能となり、施肥量を必要最小限に
抑制できるといつた利点も有する。
させることが可能となり、施肥量を必要最小限に
抑制できるといつた利点も有する。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図に示すように、夫々左右一対の前車輪１
及び後車輪２を備えた走行機体Ａの後部に油圧シ
リンダ３の伸縮駆動によつて昇降揺動するリンク
機構４を介して、左右方向に並設された３つの接
地フロート５及び前傾姿勢の苗のせ台６を備えた
４条植えの苗植付装置Ｂを駆動昇降及びローリン
グ自在に連結して乗用型田植機を構成してある。
及び後車輪２を備えた走行機体Ａの後部に油圧シ
リンダ３の伸縮駆動によつて昇降揺動するリンク
機構４を介して、左右方向に並設された３つの接
地フロート５及び前傾姿勢の苗のせ台６を備えた
４条植えの苗植付装置Ｂを駆動昇降及びローリン
グ自在に連結して乗用型田植機を構成してある。
前記接地フロート５は第２図に示すように、前
部を幅広に成形して植付用整地部に構成するとと
もに、その後方に幅狭部分を形成してある。又、
前記苗植付装置Ｂには施肥装置を装備してある。
部を幅広に成形して植付用整地部に構成するとと
もに、その後方に幅狭部分を形成してある。又、
前記苗植付装置Ｂには施肥装置を装備してある。
施肥装置は、肥料繰出し量を調節可能な肥料繰
出し部１０を備えたホツパ１１を植付け伝動ケー
ス７に取付けるとともに、走行機体Ａの上部に支
持固定した肥料収納タンク８とホツパ１１とを可
撓性供給パイプ９を介して連通接続してある。
又、幅広のフロート前部の下面側に泥面上に施肥
用溝を形成する作溝器１９を取付けるとともに、
接地フロート５の幅狭部分の横側方箇所、つまり
フロートの植え用切欠部１２における苗植付け箇
所に対して幅方向中心側に少し変位した箇所に、
作溝器１９の後部を臨ませ、この作溝器１９の後
部に、その先端が泥面に形成された施肥用溝内に
突入位置する状態で肥料供給ノズル１３……を設
け、これら各ノズル１３……とこれらに対応する
前記ホツパー１１の肥料繰出部１０……とを可撓
性パイプ１４……を介して連通接続し、もつて、
苗植付け作業と同時に既植苗の近傍に施肥すべく
構成している。
出し部１０を備えたホツパ１１を植付け伝動ケー
ス７に取付けるとともに、走行機体Ａの上部に支
持固定した肥料収納タンク８とホツパ１１とを可
撓性供給パイプ９を介して連通接続してある。
又、幅広のフロート前部の下面側に泥面上に施肥
用溝を形成する作溝器１９を取付けるとともに、
接地フロート５の幅狭部分の横側方箇所、つまり
フロートの植え用切欠部１２における苗植付け箇
所に対して幅方向中心側に少し変位した箇所に、
作溝器１９の後部を臨ませ、この作溝器１９の後
部に、その先端が泥面に形成された施肥用溝内に
突入位置する状態で肥料供給ノズル１３……を設
け、これら各ノズル１３……とこれらに対応する
前記ホツパー１１の肥料繰出部１０……とを可撓
性パイプ１４……を介して連通接続し、もつて、
苗植付け作業と同時に既植苗の近傍に施肥すべく
構成している。
而して、前記各作溝器１９及び肥料供給用ノズ
ル１３……を、その先端ほど苗植付け箇所側に近
接位置するような傾斜姿勢に構成するとともに前
記接地フロート５，５の後端横側部に、前記の施
肥用溝跡に対する埋め戻し用の整地部５ａ……を
滑らかな連続面で一体成形している。
ル１３……を、その先端ほど苗植付け箇所側に近
接位置するような傾斜姿勢に構成するとともに前
記接地フロート５，５の後端横側部に、前記の施
肥用溝跡に対する埋め戻し用の整地部５ａ……を
滑らかな連続面で一体成形している。
前述の如く、ノズル１３を傾斜姿勢に構成する
ことにより、その先端は苗付け箇所に近接位置さ
せ乍らも、泥面に相当するノズル部分は苗植付け
箇所から充分離間位置させることができるから、
所期の施肥効果を良好に発揮させつつ施肥用溝跡
埋め戻し時の流出泥土による既植苗への影響を極
力抑制することができるのである。
ことにより、その先端は苗付け箇所に近接位置さ
せ乍らも、泥面に相当するノズル部分は苗植付け
箇所から充分離間位置させることができるから、
所期の施肥効果を良好に発揮させつつ施肥用溝跡
埋め戻し時の流出泥土による既植苗への影響を極
力抑制することができるのである。
また、前記ホツパー１１側に、前記各肥料繰出
部１０……の繰出し量調節軸１５……に固着した
ギヤ１６……に噛合可能な部分１７ａ……と非噛
合部分１７ｂ……とを有する一本のピニオン軸１
７をスライド移動自在に架設し、このピニオン軸
１７の一端部にハンドル１８を取付け、もつて、
前記ピニオン軸１７を各ギヤ１６……に噛合い連
動させた状態でのハンドル１８の回転操作によ
り、各肥料繰出部１０の肥料繰出量を同時に同量
調節可能に構成するとともに、前記ピニオン軸１
７と各ギヤ１６……との噛合いを解除した状態に
おいては、各肥料繰出部１０……の肥料繰出し量
を各別に調節可能に構成している。
部１０……の繰出し量調節軸１５……に固着した
ギヤ１６……に噛合可能な部分１７ａ……と非噛
合部分１７ｂ……とを有する一本のピニオン軸１
７をスライド移動自在に架設し、このピニオン軸
１７の一端部にハンドル１８を取付け、もつて、
前記ピニオン軸１７を各ギヤ１６……に噛合い連
動させた状態でのハンドル１８の回転操作によ
り、各肥料繰出部１０の肥料繰出量を同時に同量
調節可能に構成するとともに、前記ピニオン軸１
７と各ギヤ１６……との噛合いを解除した状態に
おいては、各肥料繰出部１０……の肥料繰出し量
を各別に調節可能に構成している。
第５図は別の実施例を示し、これは、前記接地
フロート５の埋め戻し用の整地部５ａの側辺をそ
ね後端ほどフロート中心側に近接するような傾斜
面に形成したものである。
フロート５の埋め戻し用の整地部５ａの側辺をそ
ね後端ほどフロート中心側に近接するような傾斜
面に形成したものである。
第１図は施肥装置付乗用田植機の全体側面図、
第２図、第３図は肥料供給用ノズルの取付け部を
示す平面図と縦断背面図、第４図は肥料繰出し部
の拡大断面図、第５図は別の実施例を示す要部の
平面図である。 ５……接地フロート、５ａ……整地部、１３…
…ノズル、１４……パイプ、１９……作溝器。
第２図、第３図は肥料供給用ノズルの取付け部を
示す平面図と縦断背面図、第４図は肥料繰出し部
の拡大断面図、第５図は別の実施例を示す要部の
平面図である。 ５……接地フロート、５ａ……整地部、１３…
…ノズル、１４……パイプ、１９……作溝器。
Claims (1)
- 作溝器１９によつて圃場に形成された溝内にパ
イプ１４を通して肥料を供給する施肥装置と泥面
上を滑走するフロート５を備えた施肥装置付き田
植機であつて、前記フロート５の前部を幅広に成
形して植付用整地部に構成するとともに、その後
方に幅狭部分を形成し、フロート前部の下面側に
前記作溝器１９を取付け、前記幅狭部分の横側方
箇所に、前記作溝器１９により形成された溝内に
前記パイプ１４を介して肥料を供給するノズル１
３を配設し、かつ、前記作溝器１９の後方側のフ
ロート部分に、該作溝器１９により形成される溝
を埋め戻す整地部５ａを滑らかな連続面で一体成
形してある施肥装置付き田植機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18385382U JPS5987215U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 施肥装置付き田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18385382U JPS5987215U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 施肥装置付き田植機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5987215U JPS5987215U (ja) | 1984-06-13 |
| JPH032095Y2 true JPH032095Y2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=30397800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18385382U Granted JPS5987215U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 施肥装置付き田植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5987215U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6354368B2 (ja) * | 2014-06-18 | 2018-07-11 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5525482B2 (ja) * | 1972-02-24 | 1980-07-07 | ||
| JPS5654726U (ja) * | 1979-10-02 | 1981-05-13 | ||
| JPS5779808A (en) * | 1980-10-30 | 1982-05-19 | Iseki Agricult Mach | Fertilizing device of rice transplanter |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS582162Y2 (ja) * | 1978-08-07 | 1983-01-14 | ヤンマー農機株式会社 | 湛水直播機 |
-
1982
- 1982-12-03 JP JP18385382U patent/JPS5987215U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5525482B2 (ja) * | 1972-02-24 | 1980-07-07 | ||
| JPS5654726U (ja) * | 1979-10-02 | 1981-05-13 | ||
| JPS5779808A (en) * | 1980-10-30 | 1982-05-19 | Iseki Agricult Mach | Fertilizing device of rice transplanter |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5987215U (ja) | 1984-06-13 |
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