JPH0320940A - 透明導電性構造体 - Google Patents
透明導電性構造体Info
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- JPH0320940A JPH0320940A JP1154566A JP15456689A JPH0320940A JP H0320940 A JPH0320940 A JP H0320940A JP 1154566 A JP1154566 A JP 1154566A JP 15456689 A JP15456689 A JP 15456689A JP H0320940 A JPH0320940 A JP H0320940A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2217/00—Coatings on glass
- C03C2217/40—Coatings comprising at least one inhomogeneous layer
- C03C2217/42—Coatings comprising at least one inhomogeneous layer consisting of particles only
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は,陰極線管その他のディスプレー装置,ガラス
構造体など高膜強度かつ透明な帯電防止膜の存在が要求
される透明導電性構造体に関する。
構造体など高膜強度かつ透明な帯電防止膜の存在が要求
される透明導電性構造体に関する。
テレビジョン装置等のディスプレー装置においては、主
として電気的要因によってその表面に静電気が発生し、
該静電気が雰囲気中の塵や埃を吸引,固着して,映像を
見難くシ,また、人がそれに接近しあるいは触れた場合
に放電による衝撃を受けて不快感を生ずる.これを防止
する手段として、静電気の発生する面に導電性の被膜を
形成し、これを接地して帯電を防ぐ方法が広くとられて
いる. ここで、前記導電膜を形威する方法としては、例えば,
特開昭61−16452号、特開昭63−160140
号公報等に開示されている。
として電気的要因によってその表面に静電気が発生し、
該静電気が雰囲気中の塵や埃を吸引,固着して,映像を
見難くシ,また、人がそれに接近しあるいは触れた場合
に放電による衝撃を受けて不快感を生ずる.これを防止
する手段として、静電気の発生する面に導電性の被膜を
形成し、これを接地して帯電を防ぐ方法が広くとられて
いる. ここで、前記導電膜を形威する方法としては、例えば,
特開昭61−16452号、特開昭63−160140
号公報等に開示されている。
このように,導電性被膜を形或する方法としては各種の
方法があるが、近年の趨勢として、それ自体導電性を有
する酸化すず(SnO,)を主戒分とする超微粒子をエ
チルシリケートなどのアルコール性溶液に分散した液を
被被覆体表面に被覆し、焼成して透明導電性被膜を形成
する方法が普及してきている.この場合,焼或温度を約
500℃と高くした場合には得られる膜は機械的・化学
的強度が十分実用に耐え得る強さの膜となるが、陰極線
管あるいは液晶表示素子等の完成品に適用する場合には
,焼成温度は200℃以下に止める必要がある. しかし,このような低焼成温度では得られる膜の膜強度
が小さいため、これに対処する方法として、透明導電膜
上にさらに表面保護膜を被覆する方法が提案されている
.この方法は上記保護層をスプレーコーティングによっ
て形或する方法で,得られる保護膜は強度的にも十分満
足なものであり、反射防止機能も備えているものである
が、反射防止に拡散反射を利用しているため、解像度が
低下するという問題点がある.このため、反射防止機能
を重視する使用者には好んで用いられているが、反射防
止機能よりも解像度あるいは像の鮮明度を重視する使用
者の要求を満足するものではなかった, なお、上記保護膜の形成をより湿潤な状態で行ういわゆ
るスピンニング被覆の場合には、解像度や像の鮮明度は
改善されるが、下地膜との間に干渉現象を生じて着色し
てしまうという問題がある.〔発明が解決しようとする
課題〕 以上述べたように、陰極線管その他のディスプレー装置
、ガラス構造体などの構造体について、従来技術におい
ては、十分な膜強度を有し、しかも、十分な解像度およ
び像の鮮明性を示す透明導電膜を有する構造体を得るこ
とは極めて困難であった. 本発明の目的は、上記従来技術の有していた課題を解決
して、低温の焼成温度でも形成可能であり,十分な膜強
度を有し、しかも、十分満足できる解像度および像の鮮
明性を示す透明導電膜を有する透明導電性構造体を提供
することにある。
方法があるが、近年の趨勢として、それ自体導電性を有
する酸化すず(SnO,)を主戒分とする超微粒子をエ
チルシリケートなどのアルコール性溶液に分散した液を
被被覆体表面に被覆し、焼成して透明導電性被膜を形成
する方法が普及してきている.この場合,焼或温度を約
500℃と高くした場合には得られる膜は機械的・化学
的強度が十分実用に耐え得る強さの膜となるが、陰極線
管あるいは液晶表示素子等の完成品に適用する場合には
,焼成温度は200℃以下に止める必要がある. しかし,このような低焼成温度では得られる膜の膜強度
が小さいため、これに対処する方法として、透明導電膜
上にさらに表面保護膜を被覆する方法が提案されている
.この方法は上記保護層をスプレーコーティングによっ
て形或する方法で,得られる保護膜は強度的にも十分満
足なものであり、反射防止機能も備えているものである
が、反射防止に拡散反射を利用しているため、解像度が
低下するという問題点がある.このため、反射防止機能
を重視する使用者には好んで用いられているが、反射防
止機能よりも解像度あるいは像の鮮明度を重視する使用
者の要求を満足するものではなかった, なお、上記保護膜の形成をより湿潤な状態で行ういわゆ
るスピンニング被覆の場合には、解像度や像の鮮明度は
改善されるが、下地膜との間に干渉現象を生じて着色し
てしまうという問題がある.〔発明が解決しようとする
課題〕 以上述べたように、陰極線管その他のディスプレー装置
、ガラス構造体などの構造体について、従来技術におい
ては、十分な膜強度を有し、しかも、十分な解像度およ
び像の鮮明性を示す透明導電膜を有する構造体を得るこ
とは極めて困難であった. 本発明の目的は、上記従来技術の有していた課題を解決
して、低温の焼成温度でも形成可能であり,十分な膜強
度を有し、しかも、十分満足できる解像度および像の鮮
明性を示す透明導電膜を有する透明導電性構造体を提供
することにある。
上記目的は、処理すべき基体の表面に、まず,S n
O ,などのそれ自体導電性を有する無機酸化物からな
る透明導電膜を、適宜の方法により、被覆した後、該膜
上に、さらに、透明な無機酸化物からなる@II!m以
上5077ffi以下、高さ0.1μ以上5μ以下の紐
状あるいは細点状の突起を形或した透明導電性構造体と
することによって達或することができる. この場合、上記紐状あるいは細点状の透明突起は、例え
ば、エチルシリケートの希薄エタノール溶液をスプレー
法により吹き付けることによって形成することができる
. なお,下地となる透明導電膜の形威については、形或方
法を特に限定する必要はなく、均一な膜が得られる方法
であれば、如何なる方法でも差し支えない. 〔作用〕 透明導電膜上に紐状あるいは細点状の突起が点在してい
ることによって,前記した従来技術の均一保護膜形成の
場合にみられたような膜の干渉による着色の発生は認め
られなくなる。
O ,などのそれ自体導電性を有する無機酸化物からな
る透明導電膜を、適宜の方法により、被覆した後、該膜
上に、さらに、透明な無機酸化物からなる@II!m以
上5077ffi以下、高さ0.1μ以上5μ以下の紐
状あるいは細点状の突起を形或した透明導電性構造体と
することによって達或することができる. この場合、上記紐状あるいは細点状の透明突起は、例え
ば、エチルシリケートの希薄エタノール溶液をスプレー
法により吹き付けることによって形成することができる
. なお,下地となる透明導電膜の形威については、形或方
法を特に限定する必要はなく、均一な膜が得られる方法
であれば、如何なる方法でも差し支えない. 〔作用〕 透明導電膜上に紐状あるいは細点状の突起が点在してい
ることによって,前記した従来技術の均一保護膜形成の
場合にみられたような膜の干渉による着色の発生は認め
られなくなる。
また.41μ以上50一以下、高さ0.1μ以上5p以
下の紐状あるいは細点状の突起が点在していることによ
って、拡散反射に起因する解像度および像の鮮明性の低
下が発生しない。以下、この問題についてや)詳細に説
明する. 構造体の一例としてブラウン管の場合をとり、第2図お
よび第3図に、本発明構威の被覆を有するブラウン管前
面パネルの要部拡大断面図、および,従来構或の被覆を
有するブラウン管前面バネルの要部拡大断面図を示した
。
下の紐状あるいは細点状の突起が点在していることによ
って、拡散反射に起因する解像度および像の鮮明性の低
下が発生しない。以下、この問題についてや)詳細に説
明する. 構造体の一例としてブラウン管の場合をとり、第2図お
よび第3図に、本発明構威の被覆を有するブラウン管前
面パネルの要部拡大断面図、および,従来構或の被覆を
有するブラウン管前面バネルの要部拡大断面図を示した
。
まず、ブラウン管の前面パネル1の内面には蛍光体層3
が形成されており、この蛍光体層3は電子銃(図示せず
)から放出された電子ビームを受けて蛍光7を発生し、
それが外部に放出されて画像を形成する。他方、外来光
8はパネル表面で反射し反射光となる。ここで、従来構
或の密集した被覆を有するブラウン管(第3図)の場合
は、パネル内面からパネル表面に到達した蛍光7は保護
膜層部分で複雑に屈折するため、画像の輪郭をぼやけさ
せ、解像度を低下させる。また,外来光8も保護膜部分
であらゆる角度に反射されるため、外来光の映像をぼや
けさせることになり、いわゆるノングレアの状態を示す
。しかし、パネル面全体としてはギラギラした感じと白
色くもりのような表面状態を呈することになる。これら
のことから、鮮明な画像を要求する使用者には不向きと
なる。
が形成されており、この蛍光体層3は電子銃(図示せず
)から放出された電子ビームを受けて蛍光7を発生し、
それが外部に放出されて画像を形成する。他方、外来光
8はパネル表面で反射し反射光となる。ここで、従来構
或の密集した被覆を有するブラウン管(第3図)の場合
は、パネル内面からパネル表面に到達した蛍光7は保護
膜層部分で複雑に屈折するため、画像の輪郭をぼやけさ
せ、解像度を低下させる。また,外来光8も保護膜部分
であらゆる角度に反射されるため、外来光の映像をぼや
けさせることになり、いわゆるノングレアの状態を示す
。しかし、パネル面全体としてはギラギラした感じと白
色くもりのような表面状態を呈することになる。これら
のことから、鮮明な画像を要求する使用者には不向きと
なる。
これに対して、本発明構成の紐状あるいは細点状に点在
する表面被覆を有するブラウン管(第2図)の場合には
、蛍光体FW3から発せられる蛍光7の保護膜層部分で
の複雑な屈折が極めて少なくなるために、映像の輪郭が
明瞭に得られる。また、外来光8も大部分が正反射をし
、拡散反射ではないために、従来形の場合のようなギラ
ギラした感じや白色くもりのような表面状態を示さず、
従って,鮮明な映像を得ることができる。さらに、上記
紐状あるいは細点状の保FIN粒子の存在が機械的ある
いは化学的な作用に対して保護層として十分な働きを果
たすため、膜強度の強い帯電防止膜の形戊が可能となる
.もし紐状あるいは細点状の幅が1μより小さい場合と
,高さが0.1μより低い場合は、機械的あるいは化学
的な強度が得られなくなる。一方,幅が50.を越え,
高さが51Mを越えた場合は、本来この特許の目的とし
た解像度および像の鮮明性が消失してしまう。
する表面被覆を有するブラウン管(第2図)の場合には
、蛍光体FW3から発せられる蛍光7の保護膜層部分で
の複雑な屈折が極めて少なくなるために、映像の輪郭が
明瞭に得られる。また、外来光8も大部分が正反射をし
、拡散反射ではないために、従来形の場合のようなギラ
ギラした感じや白色くもりのような表面状態を示さず、
従って,鮮明な映像を得ることができる。さらに、上記
紐状あるいは細点状の保FIN粒子の存在が機械的ある
いは化学的な作用に対して保護層として十分な働きを果
たすため、膜強度の強い帯電防止膜の形戊が可能となる
.もし紐状あるいは細点状の幅が1μより小さい場合と
,高さが0.1μより低い場合は、機械的あるいは化学
的な強度が得られなくなる。一方,幅が50.を越え,
高さが51Mを越えた場合は、本来この特許の目的とし
た解像度および像の鮮明性が消失してしまう。
以下,本発明の導電性構造体について、ブラウン管を例
として、実施例によって具体的に説明する。
として、実施例によって具体的に説明する。
第1図は本発明構或のブラウン管の概略構造を示す断面
図で,パネル1、ファンネル2、パネル内面に塗工した
蛍光体層3,パネル前面に被覆した透明導電膜4,該膜
上に設けた保護層粒子5および補強バンド6からなるこ
とを示す。なお、本図には本発明の説明に必要な部分の
みを示し、他の部分は省略した. まず、ブラウン管パネルlの外表面に透明導電膜層4を
スプレー法により塗付し、次いで,該膜4上にさらに保
護N5をスプレー法により塗付し、200℃30分の焼
或を行い、完成品を得た。ここで,透明導電膜4の形成
には、導電物質l重量%、アルキルシリケートから誘導
される酸化ケイ素0.5重景%,エタノール,インプロ
パノールを主成分とする溶媒83.5重量%、触媒十水
5重量%、乾燥速度調節剤(ジアセトンアルコール、エ
チルセロソルブ等)lO重量%からなる溶液を用い、保
護層5の形成には,アルキルシリケートから誘導される
酸化ケイ素1重量%、エタノール、インプロパノールを
主成分とする溶媒87重量%、触媒+水2重量%、乾燥
速度調節剤(ジアセトンアルコール、エチルセロソルブ
等) 10重量%からなる溶液を用いた。
図で,パネル1、ファンネル2、パネル内面に塗工した
蛍光体層3,パネル前面に被覆した透明導電膜4,該膜
上に設けた保護層粒子5および補強バンド6からなるこ
とを示す。なお、本図には本発明の説明に必要な部分の
みを示し、他の部分は省略した. まず、ブラウン管パネルlの外表面に透明導電膜層4を
スプレー法により塗付し、次いで,該膜4上にさらに保
護N5をスプレー法により塗付し、200℃30分の焼
或を行い、完成品を得た。ここで,透明導電膜4の形成
には、導電物質l重量%、アルキルシリケートから誘導
される酸化ケイ素0.5重景%,エタノール,インプロ
パノールを主成分とする溶媒83.5重量%、触媒十水
5重量%、乾燥速度調節剤(ジアセトンアルコール、エ
チルセロソルブ等)lO重量%からなる溶液を用い、保
護層5の形成には,アルキルシリケートから誘導される
酸化ケイ素1重量%、エタノール、インプロパノールを
主成分とする溶媒87重量%、触媒+水2重量%、乾燥
速度調節剤(ジアセトンアルコール、エチルセロソルブ
等) 10重量%からなる溶液を用いた。
以上のようにして得られた保護層5は幅約10−、高さ
約1uImの極めて微細な紐状および細点状の突起が点
在する状態からなるものであった。
約1uImの極めて微細な紐状および細点状の突起が点
在する状態からなるものであった。
上記試料および透明導電膜のみを設けた試料について、
消しゴム( L Lon − 5030) (商品名
)を用い,荷重1kgで50回の摩擦試験を行った結果
、グロス値の変化が前者では3%以下、後者では10%
以上の値となり、前者が実用的にも十分な膜強度を有す
るものであることが知られた。
消しゴム( L Lon − 5030) (商品名
)を用い,荷重1kgで50回の摩擦試験を行った結果
、グロス値の変化が前者では3%以下、後者では10%
以上の値となり、前者が実用的にも十分な膜強度を有す
るものであることが知られた。
また、上記試料について映像WA祭を行ったところ、明
瞭な輪郭を示し、十分な解像性を有する映像が得られた
。
瞭な輪郭を示し、十分な解像性を有する映像が得られた
。
以上述べてきたように、構造体を本発明構戒の構造体と
すること、すなわち被覆すべき基体表面にまずそれ自体
導電性を有する無機酸化物を主成分とする透明導電膜を
被覆し、該膜上にさらに透咽な無機酸化物からなり、か
つ、+111 arm以上50tlm以下、高さ0.1
μ以上5一以下の紐状あるいは細点状の突起を点在させ
た保護層を設けた構造体とすること、によって、従来技
術の有していた課題を解決して、低温の焼成でも形成可
能であり、十分な膜強度を有し、しかも、十分満足でき
る解像度および像の鮮明性を示す透明導電膜を有する透
明導電性構造体を提供することができた。
すること、すなわち被覆すべき基体表面にまずそれ自体
導電性を有する無機酸化物を主成分とする透明導電膜を
被覆し、該膜上にさらに透咽な無機酸化物からなり、か
つ、+111 arm以上50tlm以下、高さ0.1
μ以上5一以下の紐状あるいは細点状の突起を点在させ
た保護層を設けた構造体とすること、によって、従来技
術の有していた課題を解決して、低温の焼成でも形成可
能であり、十分な膜強度を有し、しかも、十分満足でき
る解像度および像の鮮明性を示す透明導電膜を有する透
明導電性構造体を提供することができた。
第1図は本発明導電性構造体の一例としてのブラウン管
の概略構造を示す断面図,第2図は本発明構或ブラウン
管の前面パネルの要部拡大断面図,第3図は従来構或ブ
ラウン管の前面パネルの要部拡大断面図である。 1・・・パネル, 2・・・ファンネル、3・
・・蛍光体層、 4・・・透明導電膜、5・・・保
護層、 6・・・補強バンド、7・・・蛍光、
8・・・外来光。
の概略構造を示す断面図,第2図は本発明構或ブラウン
管の前面パネルの要部拡大断面図,第3図は従来構或ブ
ラウン管の前面パネルの要部拡大断面図である。 1・・・パネル, 2・・・ファンネル、3・
・・蛍光体層、 4・・・透明導電膜、5・・・保
護層、 6・・・補強バンド、7・・・蛍光、
8・・・外来光。
Claims (1)
- 1、基体上に無機酸化物を主成分とする透明導電性膜を
被覆し、該膜上にさらに透明な無機酸化物からなる幅が
1μm以上50μm以下、高さが0.1μm以上5μm
以下の紐状あるいは細点状の突起を点在させてなること
を特徴とする透明導電性構造体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1154566A JPH0320940A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 透明導電性構造体 |
US07/475,203 US5122709A (en) | 1989-03-20 | 1990-02-05 | Antistatic cathode ray tube with lobe like projections and high gloss and hardness |
KR1019900002084A KR930002658B1 (ko) | 1989-03-20 | 1990-02-20 | 대전방지음극선관 및 그 제조방법 |
CN90100902A CN1040923C (zh) | 1989-03-20 | 1990-02-20 | 抗静电的阴极射线管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1154566A JPH0320940A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 透明導電性構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0320940A true JPH0320940A (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=15587041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1154566A Pending JPH0320940A (ja) | 1989-03-20 | 1989-06-19 | 透明導電性構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0320940A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100553730B1 (ko) * | 1999-01-29 | 2006-02-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 대전방지성 조성물 및 이로부터 형성된 대전방지막을 채용하고 있는 음극선관 |
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1989
- 1989-06-19 JP JP1154566A patent/JPH0320940A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100553730B1 (ko) * | 1999-01-29 | 2006-02-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 대전방지성 조성물 및 이로부터 형성된 대전방지막을 채용하고 있는 음극선관 |
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