JPH0320743Y2 - - Google Patents

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JPH0320743Y2
JPH0320743Y2 JP1984065107U JP6510784U JPH0320743Y2 JP H0320743 Y2 JPH0320743 Y2 JP H0320743Y2 JP 1984065107 U JP1984065107 U JP 1984065107U JP 6510784 U JP6510784 U JP 6510784U JP H0320743 Y2 JPH0320743 Y2 JP H0320743Y2
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JP
Japan
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ring
shaped
piezoelectric element
washer body
electrode plate
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JP1984065107U
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JPS60176143U (ja
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジン等の振動部外面に螺着するボ
ールトのねじ締め頭部、もしくはナツトの座金型
態で使用される座金型圧力センサーに関する。
(従来の技術) この種の座金型圧力センサーとして、リング形
電極板を介して対向した一対のリング型圧電素子
と、該素子の上下端面に当接したリング型当金と
を内周ケースと外周ケースとの間に収納し、各ケ
ースの上下開口端縁を、これより突出する当金の
係止段部にかしめ付けることによつて固定したも
の(実開昭58−120937号公報)、あるいは有底筒
状ケースの内底面上にリング型電極板を介して対
向した一対のリング型圧電素子と、リング型当金
とを順次収納し、ケースの上部開口端縁を、これ
より突出する当金の係止段部にかしめ付けするこ
とによつて固定したもの(実開昭57−129128号公
報)がそれぞれ公知である。
(考案が解決すべき課題) 上記前者の公知構成にかかるセンサーは、内周
ケースと外周ケースとの空間内で圧電素子、当金
を所定の位置にセツトすることが甚だ面倒であつ
たり、各ケースの上部端縁と下部端縁の二箇所を
かしめなければならない等、組付け作業性が悪い
という欠点がある。また後者の公知構成にかかる
センサーは、有底筒状ケースの内底面上に圧電素
子、当金を積層し、該ケースの上部開口縁のみを
かしめるものであるから、前者に比して組付け作
業性を簡便にするが、前後者共、高価な圧電素子
を二個を用いているので充分なコスト低減には至
つておらず、またケースのかしめ部が上向きにな
つているため水、油等の液体が滞留し、長時間の
使用中に液体がかしめ部より侵入し、ケース内部
の圧電素子や電極板に付着して電気的性能を損な
うという問題があつた。
本考案は組付けが容易で、安価に製造でき、か
つ水、油等の液体が容易に侵入しないような構造
を有する座金型圧力センサーを提供することを目
的とする。
(課題を解決する手段) 本考案は厚肉上壁部とその内外周より垂下する
薄肉側壁部とで形成された環状空洞を有する座金
本体の前記空洞内に、内外周面に絶縁リングを施
した一個のリング形圧電素子と、該圧電素子の正
極面上に当接するリング形電極板と、該電極板上
に当接し、圧電素子の正極が座金本体と接触しな
いよう絶縁するリング形絶縁片と、前記圧電素子
の他方の負極面上に当接し、該負極を座金本体に
接地するリング形当金とを順次収納すると共に内
外周側壁部の開口下縁を、これより突出する当金
の係止段部にかしめ付けすることによつて封着し
てなり、更に前記絶縁片に欠所を設け、該欠所よ
り電極板に設けた舌片形の接続片を突出し、該接
続片に接続したリード線の被覆部を座金本体の上
壁部より外方に引き出したことを特徴とするもの
である。
(作用) 座金本体の環状空洞内に圧電素子、当金等の部
品を収納し、開口部をかしめるだけの簡単な手段
で固定することができるから、組付けが容易であ
り、またかしめ部は下向きになつているから水、
油等の液体が滞留するようなことはないのでケー
ス内に液体が侵入するようなことはない。更に高
価な圧電素子は最小限の1個としたから製造コス
トを高謄するようなことはない。
(実施例) 第1図〜第4図は本考案の一実施例を示す。図
中1は座金本体で、厚肉の上壁部1aとその内外
周より垂下する内周側壁部1bおよび外周側壁部
1cとで形成された環状空洞2を有する。3はリ
ング形圧電素子で、その内外周面に巻着、塗布等
によつて施された絶縁リング4a,4bを具え
る。この絶縁リング4a,4bは圧電素子3の内
外周面が座金本体1の内外周側壁部1a,1bに
接触して導通しないように絶縁保護する。5は前
記圧電素子3の正極面(上面)上に当接したリン
グ形電極板で、第4図に詳図したように内周面の
一部より折曲がつて上方に伸びる舌片形の接続片
5aを有する。6は前記電極板5上に当接したリ
ング形絶縁片で、前記圧電素子3の正極面が座金
本体の上壁部1aの内面に接触しないよう絶縁保
護する。またこの絶縁片6は第3図に詳図したよ
うにスリツト状の欠所6aが形成され、この欠所
6aにより前記電極板の接続片5aが自由に突出
している。7は前記圧電素子3の他方の負極面
(下面)上に当接し、該負極を座金本体1に接地
接続するリング形当金で、内外周の一部に径大部
と径小部とに区画する係止段部7a,7bが設け
られている。これら圧電素子3〜当金7までの各
部品は、前記座金本体1の環状空洞2内におい
て、絶縁片5が上壁部1aの内面に当接し、当金
7の係止段部7a,7bとこれにより下位の径小
部が内外周側壁部の開口下縁1b′,1c′より突出
するようにして順次収納した後、前記開口下縁1
b′,1c′を当金7の係止段部7a,7bに向けて
折り曲げ、かしめ付けすることによつて封着され
る。
次に8はリード線で、その被覆部8aを前記座
金本体1の上壁部1aの一隅肉部に穿孔した斜孔
1dの上端部に植設した金属パイプ9に通して固
着すると共に先端に露出した裸線8bを絶縁片6
の欠所6a内に突出する電極板5の接続片5aに
接続する。
上例のセンサーは、エンジン等の振動体の外面
に、座金本体1のかしめ部側を下向きにして座定
し、その座金本体1の内周面に挿通して振動体の
雌ねじ孔に螺合する雄ねじを具えたボールト等に
よつて締着固定され、シリンダ内圧力の変動に伴
つて誘起される振動体の振動を電気信号に変換
し、これをリード線8より取り出すものである。
(効果) 以上の通り本考案によれば組付けが容易で安価
に製造でき、かつ液密に優れるから長期間に亘つ
て安定した電気的性能を呈するものを市場に供し
得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はセン
サー全体の斜視図、第2図は縦断面図、第3図は
これに使用する絶縁片の斜視図、第4図は同じく
電極板の斜視図である。 1……座金本体、1a……厚肉上壁部、1b…
…内周側壁部、1c……外周側壁部、2……環状
空洞、3……圧電素子、4a,4b……絶縁リン
グ、5……電極板、5a……接続片、6……絶縁
片、6a……欠所、7……当金、8……リード
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚肉上壁部1aとその内外周より垂下する薄肉
    側壁部1b,1cとで形成された環状空洞2を有
    する座金本体1の前記空洞2内に、内外周面に絶
    縁リング4a,4bを施した一個のリング形圧電
    素子3と、該圧電素子の正極面上に当接するリン
    グ形電極板5と、該電極板上に当接し、圧電素子
    の正極が座金本体1と導通しないよう絶縁するリ
    ング形絶縁片6と、前記圧電素子3の他方の負極
    面上に当接し、該負極を座金本体1に接地するリ
    ング形当金7とを順次収納すると共に内外周側壁
    部の開口下縁1b′,1c′を、これより突出する当
    金7の係止段部7a,7bにかしめ付けることに
    よつて封着してなり、更に前記絶縁片6に欠所6
    aを設け、該欠所より電極板5に設けた舌片形の
    接続片5aを突出し、該接続片に接続したリード
    線8の被覆部8aを座金本体の上壁部1aより外
    方に引き出したことを特徴とする座金型圧力セン
    サー。
JP6510784U 1984-05-02 1984-05-02 座金型圧力センサ− Granted JPS60176143U (ja)

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JP6510784U JPS60176143U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 座金型圧力センサ−

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60176143U JPS60176143U (ja) 1985-11-21
JPH0320743Y2 true JPH0320743Y2 (ja) 1991-05-07

Family

ID=30596799

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JP6510784U Granted JPS60176143U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 座金型圧力センサ−

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JP (1) JPS60176143U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6225703Y2 (ja) * 1981-02-04 1987-07-01
JPS58120937U (ja) * 1982-02-09 1983-08-17 日本特殊陶業株式会社 ノツク振動検出座金

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60176143U (ja) 1985-11-21

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