JPH0528503Y2 - - Google Patents

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JPH0528503Y2
JPH0528503Y2 JP1986172973U JP17297386U JPH0528503Y2 JP H0528503 Y2 JPH0528503 Y2 JP H0528503Y2 JP 1986172973 U JP1986172973 U JP 1986172973U JP 17297386 U JP17297386 U JP 17297386U JP H0528503 Y2 JPH0528503 Y2 JP H0528503Y2
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cable
cap
hole
metal shell
annular ridge
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、内燃機関のシリンダーに装着される
主体金具内に電装部材を収納し、ケーブル引出し
端部に短管状ケーブルキヤツプを固定してなる内
燃機関の圧力センサーに関する。
〈従来技術〉 シリンダー内の圧力変化を検出するために、前
記圧力センサーはシリンダーに装着される。とこ
ろで、圧力センサーからケーブルを引出すに際し
て、雨水等により、水分が引出し部から圧力セン
サー内に侵入すると、漏電、電気的短絡等のトラ
ブルの原因となる。そこで、前記圧力センサーに
は、そのケーブル引出し端部に、管孔をケーブル
挿通孔とするケーブルキヤツプが配設される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、第4図に示すように、従来の圧力セ
ンサーaへのケーブルキヤツプへの固定は、該キ
ヤツプbに鍔縁cを形成するとともに、圧力セン
サーaのケーブル引出し端に嵌合部dを設け、そ
の周縁に薄肉部eを形成し、前記鍔縁cを嵌合部
d上に嵌合してから該鍔縁c上に薄肉部eをかし
めて覆うことにより施していた。
ところが、この手段では、防水性を確保するた
めに、鍔縁cと嵌合部dとの間にOリングf,ゴ
ム製の充填材等を使用する必要があり、部品点数
が増加するとともに、かしめによる場合にはスプ
リングバツクによつて緩んで、強固な圧着固定が
困難となる欠点があつた。
さらには、前記ケーブルキヤツプ内にケーブル
を挿通するため、その挿通部の水封が問題とな
り、さらなる改善が望まれていた。
本考案は、前記従来欠点の除去を目的とするも
のである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、ケーブルキヤツプの管孔に、内方へ
開口する大径の嵌装孔を形成し、その開口端か
ら、ケーブルを挿通する管状ゴム片を密嵌し、さ
らにケーブルが挿通する栓を押込んで、該管状ゴ
ム片の内外面を膨隆して密接させると共に、 ケーブルキヤツプの取付け端部に取付け鍔を形
成し、該取付け鍔の外端面に抵抗溶接用の環状隆
縁を突成して、抵抗溶接により該環状隆縁を主体
金具のケーブル引出し端部に接合することによ
り、ケーブルキヤツプを固定したことを特徴とす
るものである。
〈作用〉 栓を押し込むことにより、前記管状ゴム片の膨
隆によりケーブルがゴム片の内面で圧接保持さ
れ、かつ嵌装孔の内周面にゴム片の外面が密接す
る。
また抵抗溶接により環状隆縁がリード線引出し
端部に溶着し、引出し端部の全周に渡つて、取付
け鍔が固定される。このため、その取付け固定が
水密状になされ得る。
〈実施例〉 第1図は、本考案の圧力センサーの一実施例を
示す。
細径周面にシリンダーブロツクに螺合する螺子
部2が形成された筒状の主体金具1の中心には、
長手方向に沿つて、その先端にまで開口する貫通
孔3が形成されている。前記貫通孔3には、下端
が開口し、上端にはリード線xの挿入孔5が形成
された内筒4が緩く嵌装されている。
前記内筒4の下部周面には取付鍔6が形成され
ており、該取付鍔6を主体金具1の下端に溶着す
ることにより、該主体金具1に対して内筒4を部
分固定するようにしている。
前記内筒4の内部には、導電筒片7,端子板8
等とともに、電極を上下主表面に形成された
PZT等の材料による板状圧電素子板9が積層状
に配設され、その周囲を絶縁材で覆つて内筒4と
絶縁している。
そして端子板8の立上舌片には、リード線が抵
抗溶接され、かつリード線は内筒4の外に引出さ
れて、ケーブルyに接合される。
前記内筒4の内部には、さらに圧力伝達杆10
が挿通されてその後端を板状圧電素子板9側に当
接している。前記圧力伝達杆10は中央から先端
を径小とし、その頂部と径小部間の段部に当接顎
面を形成している。さらにまた、内筒4には、圧
力伝達杆10の径小部の周囲位置で、筒状螺子1
1が螺入され、その緊締状態で、環状パツキンを
介して、圧力伝達杆10の当接顎面側に圧接し、
内筒4の内部の各部材を内奥側に押付けている。
前記筒状螺子11の挿着状態で、該圧力伝達杆
10は筒状螺子11内を通入して、その検知端を
内筒4の内部よりもさらに下方突出している。そ
して、該下端には立上がり側壁を主体金具1下端
に外嵌固着したダイヤフラム12が連結されてい
る。
次に本考案の要部について説明する。前記主体
金具1の後端には、ケーブルyを外部に水密状に
引き出すためのケーブルキヤツプ20が、その取
付け鍔21を主体金具1後端に溶着して取付けら
れる。
前記ケーブルキヤツプ20は、短管状をしてお
り、その内部中心には、管孔22が形成されてい
る。そして、その管孔22には、内方に大径の嵌
装孔23が、外方に保持用孔24が夫々形成され
ている。
この管孔22内にはケーブルyを挿通する管状
ゴム片25が密嵌され、そして、さらに嵌装孔2
3の主体金具1側の開口端から、同じくケーブル
yが挿通する栓26が押込まれる。これにより、
該管状ゴム片25の内外表面が膨隆し、ケーブル
yを密接状に保持すると共に、嵌装孔23の内面
に密着する。
ケーブルキヤツプ20内を挿通したケーブルy
には、さらに圧着部材29を外嵌して、前記保持
用孔24内に圧入し、主体金具1の保持用孔24
周部をかしめて固定される。
而て、ケーブルyは主体金具1内から水密に引
出されることとなる。
次に、ケーブルキヤツプ20を主体金具1に固
定する手段について説明する。
前記取付け鍔21の下面には第2図に示すよう
に、あらかじめ抵抗溶接用の環状隆縁30が突成
される。そして、主体金具1のケーブル引出し端
面31に、前記取付け鍔21を圧接し、該取付け
鍔21と引出し端面31間に電圧を印加して環状
隆縁30を溶融することにより、取付け鍔21は
引出し端面31に対して抵抗溶接される。この溶
接状態で、環状隆縁30は環状であつて、管孔2
2の全周に形成されているから、その接合は全周
溶接となる。このため前記取付け鍔21と引出し
端面31間は水密に固定されることとなる。
第3図は取付け鍔21の下面を周囲方向に肉厚
となるテーパー面32を形成し、該テーパー面3
2による周部隆面33を環状隆縁としたものであ
る。すなわち、この場合には抵抗溶接により該周
部隆面33が引出し端面31に溶着することとな
る。
而て、ケーブルキヤツプ20は主体金具の引出
し端面31に固定されることとなる。
前記構成からなる圧力センサーは、主体金具1
の螺子部2をシリンダーブロツクに装着して、主
体金具1先端を該シリンダー内に露出して装着さ
れる。かかる装着状態で、シリンダー内に圧力変
動が生ずると、前記圧力伝達杆10の検知端に圧
力が作用する。このため、該圧力により圧電素子
板9が圧縮され、その圧縮歪により電荷が発生す
る。この電荷は電圧としてリード線x及びケーブ
ルyを介して外部へ取出される。
〈考案の効果〉 本考案は、上述したようにケーブルキヤツプの
管孔に大径の嵌装孔を形成し、その開口端から、
ケーブルを挿通する管状ゴム片を密嵌して、ケー
ブルが挿通する栓を押込んで、前記管状ゴム片の
膨隆によりケーブルをゴム片の内面で圧接保持
し、かつ嵌装孔の内周面にゴム片の外面が密接す
るようにしたから、かかるケーブルの挿通部での
水密性を確保し得る。
また、ケーブルキヤツプに環状隆縁が形成され
る取付け鍔を形成し、抵抗溶接により該引出し端
部を環状隆縁に溶着することにより、ケーブルキ
ヤツプを主体金具に固定したものであるから、そ
の管孔の全周で結合が緩みなく強固になされ得
て、取付け部での水密性が確保されるとともに、
Oリング等を使用する必要がないから、部品点数
を減少させることができる。
而して、簡易構成により主体金具内の水密性を
向上し得る等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の圧力センサーの縦断側面図、
第2図は環状隆縁30を示すケーブルキヤツプ2
0の拡大縦断側面図、第3図は環状隆縁の変形例
を示す同縦断側面図、第4図は従来例を示す要部
の縦断側面図である。 1……主体金具、2……螺子部、9……圧電素
子板、12……ダイヤフラム、20……ケーブル
キヤツプ、21……取付け鍔、22……管孔、2
3……嵌装孔、25……管状ゴム片、26……
栓、30……環状隆縁、31……引出し端面、3
2……テーパー面、33……周部隆面、y……ケ
ーブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内燃機関のシリンダーに装着される主体金具内
    に電装部材を収納し、ケーブル引出し端部に短管
    状ケーブルキヤツプを固定してなる圧力センサー
    において、 ケーブルキヤツプの管孔に、内方へ開口する大
    径の嵌装孔を形成し、その開口端から、ケーブル
    を挿通する管状ゴム片を密嵌し、さらにケーブル
    が挿通する栓を押込んで、該管状ゴム片の内外面
    を膨隆して密接させると共に、 ケーブルキヤツプの取付け端部に取付け鍔を形
    成し、該取付け鍔の外端面に抵抗溶接用の環状隆
    縁を突成して、抵抗溶接により該環状隆縁を主体
    金具のケーブル引出し端部に接合することによ
    り、ケーブルキヤツプを固定したことを特徴とす
    る内燃機関の圧力センサー。
JP1986172973U 1986-11-10 1986-11-10 Expired - Lifetime JPH0528503Y2 (ja)

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JP1986172973U JPH0528503Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

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JPS6378231U JPS6378231U (ja) 1988-05-24
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931045B2 (ja) * 1975-09-02 1984-07-31 ベル アンド ハウエル カンパニ 映画用映写機におけるフィルム機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931045U (ja) * 1982-08-23 1984-02-27 株式会社日本自動車部品総合研究所 圧力検出器

Patent Citations (1)

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JPS6378231U (ja) 1988-05-24

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