JPH0454424Y2 - - Google Patents

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JPH0454424Y2
JPH0454424Y2 JP3979584U JP3979584U JPH0454424Y2 JP H0454424 Y2 JPH0454424 Y2 JP H0454424Y2 JP 3979584 U JP3979584 U JP 3979584U JP 3979584 U JP3979584 U JP 3979584U JP H0454424 Y2 JPH0454424 Y2 JP H0454424Y2
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metal shell
metal
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lid body
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JP3979584U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の気〓本体に気〓頭を締着す
る押えボルト等ボルト状部材の座板を兼ね、気〓
頭の受けた圧力の変化を該ボルト状部材の軸力
(圧力)変化として検出する環状の圧力検出器に
関する。
この種の環状の圧力検出器として、環状圧電素
子に直接、ボルトの軸力変化を印加するように構
成したものが、該圧電素子を厚み方向に変位させ
ることによつて大きい出力電圧が得られるものと
して知られているが、この型式のものはボルトの
初期締付トルクも直接、圧電素子に加えられるた
め、該圧電素子は初期締付トルクによつて屡破損
する怖れがあつた。また、圧電素子を破損から守
るため、該素子を板状体に形成し、座板となる長
い金属筒の側壁の一部に設けた軸線と平行方向の
平垣部に貼着したものがあるが、この場合は長時
間の使用によつて素子が剥離するだけでなく、該
素子は金属筒の伸縮に応じて周辺方向に作動する
ため、効率が悪くなる欠点があつた。
本考案は、圧電素子が破損する怖れなく、しか
も高い出力の得られる環状の圧力検出器の量産に
成功したもので、以下図面の実施例について説明
する。
第1図において、1は底面11に中心孔11a
と、側壁12に小孔12aを穿設した主体金具、
2はチタン酸ジルコン酸鉛系化合物からなり、両
主表面に銀焼付等によつて金属化電極(図示を省
略し、以下電極面と略称)を設け分極された環状
の圧電素子、3は該圧電素子2の一方の主表面と
当接して電気的に導通(以下、単に導通と略称)
する環状の電極部31と、上記主体金具の側壁1
2の小孔12a内に挿通して絶縁被覆されたリー
ド線Lの芯線と接続する針状の端子部32とから
なり、通常は正極性側とする電極板を示し、本例
においては上記1枚の圧電素子2との積層体を圧
電体とする。4及び5は該圧電素子2の両主表面
に加えられる圧力を均一にするため圧電体の上下
両面に積層した好ましくはインバーの如き低膨張
性の環状の金属座板を示し、これらの積層体を圧
電素子として主体金具の底面11の中心孔11a
の周囲の環状座面11bに配されるが、該座面が
平滑に仕上げられているときは下方の金属座板5
を省略して圧電素子2の電極板3側と逆の極性、
通常は負極性側の電極面を直接、上記主体金具の
環状座面11bに当接させてもよい。6は上記圧
電要素の上方の金属座板4の上に配され、積層時
においては主体金具の側壁12の上端から突出す
る厚さの弾性部材で本例のように圧電素子2が1
枚の場合、金属座板4は上記電極板3と導通して
正極性を呈するので上記負極性の主体金具1に導
通する次に述べる蓋体7との間を絶縁する絶縁
物、例えば図示のOリングが用いられる。7は該
弾性部材6の上に載置された蓋体で上記主体金具
の底面11の中心孔11aに対応する中心孔7a
を具える。次に8は該蓋体7の中心孔7a及び主
体金具の底面の中心孔11aのそれぞれ内周面
に、これら主体金具の底面11と蓋体7の対向す
る上、下面側から反対側の外端面の方向に拡開す
る対称形状の段座面7a′及び11a′のいずれか一
方、ここでは蓋体の中心孔7a側の段座面7a′に
係止される径大の鍔8aを一端面に具え、前に述
べた内燃機関の押えボルト等のボルト状部材の六
角部下の幹部を緩く挿通する内径寸法を有する金
属管を示し、上記主体金具の環状座面11b上の
圧電素子2、正極性の電極板3及び金属座板4と
からなる圧電体の内周部分との間の絶縁をゴム等
の絶縁筒によつて保持して省略可能の金属座板5
と共に上記主体金具の中心孔11aに臨ませるよ
うに挿通し、好ましくは上記蓋体7を下方に加圧
した状態で、他端8bを外方にかしめて該主体金
具の中心孔11aの段座面11a′に係止し、これ
により弾性部材6を圧縮すると共に負極性側の該
主体金具1に蓋体7を一体に結合、導通させる。
このように圧電素子2の一方の電極面は電極板
の電極部31、端子部32を経てリード線Lの芯
線に接続し、逆極性の他方の電極面は省略可能な
下方の金属座板5を経て主体金具1及び蓋体7に
挿通するが、上記の電極板3に対し、これと逆極
性の主体金具1、金属管8及び蓋体7の間をそれ
ぞれ電極板3と接続するリード線Lの芯線の絶縁
被覆層、絶縁筒9及び弾性の絶縁物6によつて絶
縁し、リード線Lと主体金具1との間に図示しな
い圧力検出回路を構成する。
次に第2図は出力を増大するため電極板を介し
て2枚の圧電素子を機械的に直列、電気的には並
列に接続した態様を示し、2枚の圧電素子2,2
の同一極性、通常は正極性側電極面を内方に対向
させて両者間に挿入した電極板3の電極部31と
当接させるように積層して圧電要素とし、弾性部
材6にコイルばね等の導電性材料を用いて製作す
る他は同一番号によつて示す通り、第1図と共通
の部品からなり、上記の一対の圧電素子2,2の
対向する電極面と当接してリード線Lに接続する
電極板3を一方の電極、通常は正極とし、これら
の圧電素子2,2の外方に露出する電極面の内、
上方の電極面は金属座板4及びコイルばね6を介
して蓋体7に、また、下方の電極面は省略可能の
金属座板5を介して主体金具の底面11にそれぞ
れ導通して上記電極板3との間に並列回路を構成
する。
なお、第1図及び第2図共10は回り止めのピ
ンを示すが省略することができる。また、主体金
具の側壁12と蓋体7の外周部は密接させること
が好ましいが若干の空隙を生じても使用時におけ
る上記押えボルト等の初期締付によつて当接すれ
ば支障ない。
本考案の圧力検出器は以上の通り構成し、主体
金具内の圧電素子の上に弾性部材を配したから、
この圧力検出器を座板としてその金属管8を押え
ボルト(図示省略)に挿通して内燃機関の気〓本
体に気〓頭を螺締したとき、押えボルトの頭部は
蓋体7と当接して該圧力検出器を厚み方向に加圧
するが、主体金具の底面11から立上る側壁12
と共に厚み方向の圧力を支承する蓋体7にに必要
な肉厚をもたせることによつて押えボルトの頭部
が小さくても初期締付トルクを上記主体金具の側
壁12と蓋体7の当接面において大部分を受止
め、しかも圧電素子は弾性部材によつて保護され
るので破損の怖れがなく、一方検出すべき軸力変
化(圧力変化)は気〓内圧力の変動を機械的の歪
みとして気〓頭及び押えボルトを介して圧力検出
器に伝達するが、圧力検出器内部の圧電素子2は
該押えボルトの頭部と圧接する蓋体7に弾接状態
にあるから、長期間に亘つて正確に作動させるこ
とができ、また主体金具の側壁の深さと、圧電要
素の寸法誤差も弾性部材によつて補償され、各部
の寸法に特別の高精度を不要とするから量産を容
易にする等の大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る環状の圧力検出器の一実
施例を示し、A図は縦断面図、B図は一部を切欠
して示した上面図である。また、第2図は他の実
施例を示す縦断面図である。 1……主体金具、11……底面、11a……中
心孔、11a′……段座面、11b……環状の座
面、12……側壁、12a……小孔、2……圧電
素子、3……電極板、32……端子脚、4,5…
…金属座板、6……弾性部材、7……金属の蓋
体、7a……中心孔、7a′……段座面、8……金
属管、8a……径大の鍔、8b……他端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 針状の端子脚32を突設した電極板3と圧電素
    子2とからなる環状の圧電体の上下面または上面
    に同じく環状の金属座板4,5または4を積層し
    た圧電要素を、主体金具1の側壁12に穿設した
    小孔12aに上記針状の端子脚32を絶縁状態で
    挿通させ、該主体金具1の底面11の中心孔11
    aの周囲に形成された環状の底面11bに収納
    し、該圧電要素の上面に、主体金具の側壁12の
    上端面から突出する厚さを有する弾性部材6を載
    置し、さらに該弾性部材の上に中心孔7aを具え
    た蓋体7を配し、該蓋体及び上記主体金具底面の
    中心孔7a及び11aのそれぞれ内周面に係止用
    段座面7a′,11a′を形成し、上記圧電要素との
    間に絶縁を保持して圧電要素に挿通した金属管8
    の一端に設けた径大の鍔8aを上記の係止用段座
    面7a′,11a′のいずれか一方に係止し、他端8
    bを該段座面7a′,11a′の他方に係止すること
    により、上記弾性部材6を圧縮すると共に主体金
    具1と蓋体7とを結合させたことを特徴とする環
    状の圧力検出器。
JP3979584U 1984-03-19 1984-03-19 環状の圧力検出器 Granted JPS60152947U (ja)

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JP3979584U JPS60152947U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 環状の圧力検出器

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JPS60152947U JPS60152947U (ja) 1985-10-11
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JP5742415B2 (ja) * 2011-04-14 2015-07-01 セイコーエプソン株式会社 センサーデバイス、力検出装置およびロボット
JP5910971B2 (ja) * 2013-05-24 2016-04-27 イナバゴム株式会社 締付固定部材の緩み検出装置
CH709049A1 (de) * 2013-12-20 2015-06-30 Kistler Holding Ag Kraftsensor für handbetriebene oder pneumatische Pressen.
JP2017075870A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 力センサおよびそれを用いた力検知装置、力検知システム、力検知方法
JP2017075871A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 力センサおよびそれを用いた力検知装置、力検知システム、力検知方法
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