JPS6230790Y2 - - Google Patents

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JPS6230790Y2
JPS6230790Y2 JP11090382U JP11090382U JPS6230790Y2 JP S6230790 Y2 JPS6230790 Y2 JP S6230790Y2 JP 11090382 U JP11090382 U JP 11090382U JP 11090382 U JP11090382 U JP 11090382U JP S6230790 Y2 JPS6230790 Y2 JP S6230790Y2
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JP
Japan
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terminal
piezoelectric
side wall
groove
metal shell
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JP11090382U
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JPS5916087U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は気筒内の圧力を測定する圧電検出装置
を具えた内燃機関用点火栓に関する。
点火栓の取付ねじに嵌挿した環状の圧電体を内
燃機関の気筒頭に締着し、気筒内圧力の変動を出
力電圧として検出する装置が、特公昭41−5154号
公報等によつて知られているが、これらは端子片
を介して機械的に直列、電気的には並列に接続す
るように積層した一対の圧電磁器板の上下両端面
に同じく一対の金属板を重ねた後、上下、内外周
全体を合成樹脂によつて封着し、上記端子板を正
極、一対の金属板を負極として取出すようにした
環状の圧電体とし、これを内燃機関の気筒頭と螺
合する点火栓の取付ねじに嵌挿して該気筒頭に締
付け、内燃機関の作動時において点火栓が受ける
気筒内圧力の変動に付随して生ずる締付けられた
圧電体の圧縮荷重の変動を電気的に取出すように
なつていたゝめ、この座板状の圧電装置は締着さ
れる点火栓と気筒頭との間に片当りを生ずる惧れ
があるため安定した性能が得られないだけでな
く、螺合の際に点火栓と前記圧電装置とが別個に
回転するため圧電装置に接続された出力側端子脚
及びリード線を所望の方向に揃えることが困難で
ねじれ、又は断線などする不具合が生じた。更に
上記気筒頭は通常120℃程度に昇温するため耐熱
性の低い合成樹脂からなる一対の金属板の上下両
面にも被覆された被覆層が長時間の使用によつて
緩みを生ずる欠点があつた。
本考案は上記の欠点を解消するものであつて、
主体金具の胴部下端面に圧電体を内蔵することに
よつて点火栓の締結時の不具合を解消し、安定し
た性能及び耐久性を有する圧電体を保持した点火
栓の提供にある。
第1図において、1は主体金具、2は絶縁体、
3は中心電極、4は外側電極、5は必要に応じて
主体金具1と絶縁体2との間に挿入されるパツキ
ンを示し、これらは点火栓の一般的構成要素であ
るが、本案においては機関取付ねじ12を突設し
た主体金具1の胴部11の下端面に形成した環状
の凹溝13内に、該凹溝外周の点線で示す薄肉の
側壁14に穿設した小孔14aに出力側端子片6
2を絶縁して挿通した環状の圧電体6を気筒内圧
検出装置として収納し、上記凹溝外周の側壁14
を内方にかしめて固定するものである。なお、7
は上記出力側端子片62と接続するリード線を示
し、上記薄肉の側壁14に穿設する小孔14aは
機関取付ねじ12を気筒頭に締着したとき、リー
ド線7を接続する出力側端子片62を所望の方向
に突出させるように位置決めすることが望まし
い。
しかして、本考案において使用する圧電体6は
第2図に拡大して示すようにチタン酸ジルコン酸
鉛系化合物等からなり、それぞれ両主表面に銀焼
付、真空蒸着等によつて電極面(図示省略)を形
成し分極された一対の環状圧電素子61,61′
と、該圧電素子61,61′を機械的に直列、電
気的には並列に接続するように介挿した同じく環
状の端子片62aとこれから外方に伸びる細長い
端子脚62bとからなる金属薄板の端子片62お
よび上記圧電素子61,61′のそれぞれ上下両
端面と当接する同じく環状からなる一対の金属座
板63,63′と、これらを積層、整列した後、
これら積層体の内外両周面および端子板の端子脚
61bを被覆するモールド成形等からなる合成樹
脂等の絶縁被覆層64とからなり、このように製
作された圧電体6を上記主体金具の胴部下端面の
凹溝13に、該凹溝を形成する外周の薄肉側壁1
4に予め穿設された小孔14aから、絶縁被覆さ
れた端子片の端子脚62bを外方に突出させて収
納した後、これを囲繞する上記主体金具の薄肉の
側壁14を内方にかしめて固定する。
以上の通り、本考案の内燃機関用点火栓は環状
の圧電体を機関取付ねじを突設した主体金具の胴
部下端面に形成した環状の凹溝に収納し、該凹溝
外周の側壁を内方にかしめて固定するものである
から、圧電体の上下両端面は該凹溝の底面および
かしめられた側壁によつて確実に保持されている
から点火栓の締結の際の片当りを防止して安定し
た性能を有し、あるいは圧電体に接続された出力
側端子及びリード線のねじれ、断線の惧れなく、
所望の方向に引出すことができ、かつ耐熱性の乏
しい合成樹脂等の絶縁被覆層は圧電体の内外両周
面および端子片の端子脚のみに形成され、上下両
端面の一対の金属座板は上記の通り直接主体金具
の凹溝においてかしめられるから長時間、苛酷な
条件下において使用されてもこれの軟化等による
影響はなく、更に負極側は金属座板を経て主体金
具に接続するから外方へ引出す要がない等、幾多
の大きな効果がある。また従来の点火栓と別体の
座板状の圧電装置を介在させたものは燃焼室との
気密を保持する上でガスケツトを前記圧電装置と
気筒頭との間に介在する必要があるが、前記ガス
ケツトの厚みだけ点火栓の発火位置が燃焼室の中
心部から引込む関係となるため着火性が悪化する
欠点を有しているのに対し、本考案のものは主体
金具の胴部下端面に圧電体を封入しているため、
前記ガスケツトを用いても発火位置は変らず着火
性の低下を生じない利点がある。
なお、上記の実施例は最も好ましい態様として
一対の圧電素子を電気的に並列に接続し、両者の
当接面に端子片を介挿したが、圧電素子を一枚と
して正極側の電極面上に高アルミナ磁器等耐熱性
絶縁物の薄板を金遷座板に代えて積層し、両者間
に端子片を挿入してもよく、端子片を介して電気
的に並列に接続する圧電素子の複数組を各組間に
別の端子片を介挿して複並列に接続することもで
き、また合成樹脂等の絶縁被覆層もモールド成形
が好ましいが、モールド成形に代えて塗布、吹付
け等他の手段によつて絶縁被覆層を形成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の内燃機関用点火栓の実施例を示
し、第1図は要部を切欠して示す正面図、第2図
は同じく要部の拡大縦断面である。 1……主体金具、11……胴部、12……機関
取付ねじ、13……凹溝、14……側壁、14a
……小孔、6……圧電体、61,61′……圧電
素子、62……端子片、62a……端子面、62
b……端子脚、63,63′……金属座板、64
……絶縁被覆層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関取付ねじを突設した主体金具の胴部下端面
    に形成した環状の凹溝に、該凹溝外周の薄肉の側
    壁に穿設した小孔に出力側端子脚を絶縁して挿通
    した環状の圧電体を、気筒内圧力の検出装置とし
    て収納し、上記凹溝外周の薄肉の側壁を内方にか
    しめて固定したことを特徴とする内燃機関用点火
    栓。
JP11090382U 1982-07-21 1982-07-21 内燃機関用点火栓 Granted JPS5916087U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11090382U JPS5916087U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 内燃機関用点火栓

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JP11090382U JPS5916087U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 内燃機関用点火栓

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Publication Number Publication Date
JPS5916087U JPS5916087U (ja) 1984-01-31
JPS6230790Y2 true JPS6230790Y2 (ja) 1987-08-07

Family

ID=30257732

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JP11090382U Granted JPS5916087U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 内燃機関用点火栓

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JPS5916087U (ja) 1984-01-31

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