JPS6121818Y2 - - Google Patents

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JPS6121818Y2
JPS6121818Y2 JP1982152599U JP15259982U JPS6121818Y2 JP S6121818 Y2 JPS6121818 Y2 JP S6121818Y2 JP 1982152599 U JP1982152599 U JP 1982152599U JP 15259982 U JP15259982 U JP 15259982U JP S6121818 Y2 JPS6121818 Y2 JP S6121818Y2
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JP
Japan
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insulator
mounting bracket
screw
pressure
side part
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JP1982152599U
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JPS5955880U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内燃機関燃焼室の圧力を測定するため
の圧力ピツクアツプ内蔵式スパークプラグに関す
る。
〔従来の技術〕
従来より、運転中のエンジンの燃焼室内の圧力
を測定して燃焼状態の研究、ノツキングの検出、
燃費向上および排気ガス対策のコントロール素子
として利用するため、中空ボルト状取付金具内
に、中間胴部が段付で大径に形成されるとともに
軸心に沿つて杆状中心電極が貫装された棒状セラ
ミツク製絶縁体を挿入し、前記絶縁体に胴部後肩
と取付金具内周後端部に設けた係止用段との間に
圧電素子を介在させてなり、取付金具先端に設け
た外側電極と前記中心電極先端部との間で火花放
電間隙を形成するとともに前記絶縁体に加わる機
関燃焼室の圧力の軸方向成分を前記圧電素子で電
気信号に変換する圧力ピツクアツプ内蔵式スパー
クプラグが使用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに従来の圧力ピツクアツプ内蔵式スパー
クプラグにおいては、 イ 取付金具への絶縁体の固着は取付金具に設け
たねじと該ねじに螺合され前記絶縁体を軸方向
に押圧する締結具とによりなされており、ねじ
による締付力のみであつたため取付金具を絶縁
体とのシール面の圧力が不十分で燃焼ガスが洩
れやすい。
ロ 前記ねじによる締付力を大きくするためねじ
の寸法を大きくする必要があり、取付金具の外
径が増大する。このため重量が増大して通常の
スパークプラグとの近似性が低く、同時に固有
振動数が低下し、エンジンと共振しやすい。
ハ 前記シール面から洩れる燃焼ガスから圧電圧
力を保護するため中間に充填材を用いる必要が
生じ、この場合圧力ピツクアツプの圧力検出感
度が低下する。
ニ 取付金具の絶縁体とのシール面が絶縁体の最
大径部以外でなされていたため、機関燃焼室の
圧力を受ける絶縁体の軸方向受圧面積が小さ
く、圧力ピツクアツプの感度が低い。
等の欠点があつた。
本考案の目的は、取付金具と絶縁体とのシール
面の圧接強度を十分に大きくすることが可能で燃
焼ガスの洩れが確実に防止でき、且つ取付金具の
寸法を通常のスパークプラグに近似させることが
容易にできる圧力ピツクアツプ内蔵式スパークプ
ラグの提供にあり、さらには絶縁体の軸方向受圧
面積が大きくでき、圧力検出感度の優れた圧力ピ
ツクアツプ内蔵式スパークプラグの提供にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の圧力ピツクアツプ内蔵式スパークプラ
グは、第1図に示すごとく、中空ボルト状取付金
具1内に、中間胴部41が段付で大径に形成され
るとともに軸心に沿つて杆状中心電極5が貫装さ
れた棒状セラミツク製絶縁体4を挿入し、前記絶
縁体4の胴部41の後肩41Aと取付金具1の内
周後端部に設けた係止用後段32との間に圧電素
子8を介在させてなり、取付金具1の先端に設け
た外側電極27と前記中心電極5の先端部との間
で火花放電間隙を形成するとともに前記絶縁体4
に加わる機関燃焼室の圧力の軸方向成分を前記圧
電素子8で電気信号に変換する圧力ピツクアツプ
内蔵式スパークプラグにおいて、前記取付金具1
は、内周に前記絶縁体4の胴部41の先肩41B
を係止する先段21Bが形成され、先端側内周に
機関への取付ねじ23が形成され、後端側外周に
は締付ねじ25が形成された取付ねじ側部2と、
先端側内周に前記取付ねじ側部2の締付ねじ25
と螺合する締付ねじ31が形成され、後端がわ内
周には前記係止用後段32が形成されたボルト頭
側部3とからなり、前記取付金具1の取付ねじ側
部2に形成された先段21Bと前記絶縁体4の胴
部41の先肩41Bとの間に軟質で高融点を有す
る金属製パツキン7を介在させ、前記取付ねじ側
部2とボルト頭側部3との螺着により、前記圧電
素子8に予圧を付すると同時に前記金属製パツキ
ン7を加圧し、さらに前記取付ねじ側部2とボル
ト頭側部3との螺着面の環状周囲を溶接9してな
ることを構成とする。
〔作 用〕
本考案の圧力ピツクアツプ内蔵式スパークプラ
グは、第1図に示すごとく、取付金具1の取付ね
じ側部2とボルト頭側部3との螺合時において、
先段21Bと係止用後段32との間に金属製パツ
キン7および圧電素子8を挾み、これらに締付に
よる予圧(圧縮力)を付与し、さらに取付ねじ側
部2とボルト頭側部3との螺着面の環状周囲を溶
接するときに発生する縮みで、前記圧縮力を増大
させる。これにより絶縁体胴部先肩41Bと取付
金具1の取付ねじ側部2の先段21Bとの間に介
在された金属製パツキン7は係合面に強圧で挾ま
れ、シール面のシール強度が増大する。
〔実施例〕
つぎに本考案を図に示す実施例に基づき説明す
る。
本考案の圧力ピツクアツプ内蔵式スパークプラ
グは、中空ボルト状取付金具1と、中間胴部41
が段付で大径に形成されるとともに軸心に沿つて
貫通孔42や形成され、前記中空ボルト状取付金
具1内に貫装された棒状セラミツク製絶縁体4
と、該絶縁体4の貫通孔42内に嵌着された杆状
中心電極5と、前記絶縁体4の胴部41の後肩4
1Aと前記取付金具内周後端に設けた係止用後段
32との間に介在された圧電素子8を含む圧力ピ
ツクアツプ機関6とからなる。
取付金具1は、内周に前記絶縁体の胴部41の
先肩41Bを係止する先段21Bが形成され、先
端側外周に機関への取付ねじ23が刻設され、前
記先端側より、やや大径とされた後端側外周には
締付ねじ25が形成され、さらに先端面2Aには
L字状の外側電極27が突設され、さらには前記
取付ねじ23と締付ねじ25との中間にはプラグ
ワツシヤ20の取付面29が段状に形成されてな
る取付ねじ側部2と、先端側内周に前記締付ねじ
25と螺合する締付ねじ31が形成され、後端側
内周には前記係止用後段32を形成するための環
状後端壁33が突設され、該突設された後端壁3
3には前記圧力ピツクアツプ機関6の出力取出電
線用穴34およびシリコン充填用穴35が設けら
れ後端側外周には六角ボルト37が設けられたボ
ルト頭側部3とからなり、締付ねじ31と締付ね
じ21とを螺着するとともに螺着面の環状周囲を
アルゴン溶接9して形成されている。
棒状絶縁体4は、前記大径の胴部41から先端
側に延長されたやや小径の先端側部43と、その
先端に突設されたテーパー状露出部44と、前記
大径の胴部41から後端側に延長され前記先端側
部43よりやや小径の後端側部45とからなり、
前記胴部41と、後端側部45の先端がわとの外
周には雑音防止のための導電層40が被着されて
いる。この絶縁体4は、前記胴部41の先肩41
Bは取付金具の取付ねじ側部2の内周に形成した
先段21Bに銅など軟質で高融点を有する金属製
パツキン7を介して係止され、前記胴部41の後
肩41Aは前記圧力ピツクアツプ機構6を介して
前記取付金具のボルト頭側部3に設けた係止用後
段32に係止された状態で取付金具1内に保持さ
ている。
中心電極5は、絶縁体4の貫通孔(軸心穴)4
2から先端側に突出され先端面5Aが前記外側電
極27と火花放電間隙を形成し、後端がわは絶縁
体4の後端に嵌着された中心電極端子51に連結
され、中間部は中心電極5と絶縁体の貫通孔42
の壁との間の隙間に充填されたシール用セラミツ
ク体10により固着されるとともにシールされて
いる。
圧力ピツクアツプ機構6は、先端パツキン61
を介して前記絶縁体胴部の後肩41Aに係合され
た一方の環状電極板81、該電極板81に中間パ
ツキン62を介して重ねられて圧電素子8、該圧
電素子8に重ねられた他方の環状電極板を兼ねた
パツキン82、該パツキン82にハンダ付けされ
前記取付金具のボルト頭側部後端壁33の穴34
から外部に取出される出力取出用電線63、該パ
ツキン82に重ねられ前記取付金具ボルト頭側部
の係止用後段32に当接した後端パツキン65と
接触する環状絶縁板67、および前記一方の環状
電極板81、中間パツキン62、圧電素子8、パ
ツキン82、金属製の先端パツキン61および後
端パツキン65の外周および内周と、取付金具の
内周および絶縁体4外周との間に介在されたテフ
ロン製絶縁パイプ68および69とからなる。
本考案の圧力ピツクアツプ内蔵式スパークプラ
グでは、取付金具1の取付ねじ側部2とボルト頭
側部3と螺合時において、まず先段21Bと後段
32との間に金属製パツキン7、絶縁体胴部4
1、および圧力ピツクアツプ機構6を挾み、これ
らに締付による圧縮力(予圧)を付与する。
つぎに図示の如く、取付ねじ側部2とボルト頭
側部3との螺着面の環状周囲をアルゴン雰囲気中
でアークにて溶接させる。このアルゴン溶接時に
取付ねじ側部2とボルト頭側部3との締結体は、
前記環状周囲部で径方向に膨張し、その後常温に
なつたときに発生する軸方向の収縮で、前記圧縮
力が増大される。
このように筒体の環状周囲を溶融点付近まで加
熱した場合、筒体の該溶融部が幾分肉厚となり、
筒体が軸方向に微少寸法短縮することは事実であ
る。これにより絶縁体胴部先肩41Bと取付金具
の取付ねじ側部の先段21Bとの間に介在された
金属製パツキン7は係合面に強圧で挾まれ、シー
ル面のシール強度が増大する。
なお、金属製パツキン7は軟質金属であれば銅
または銅合金以外であつてもよいが、使用中高温
となるため溶融点が500度以上あることが必要で
ある。
〔考案の効果〕
以上の如く本考案の圧力ピツクアツプ内蔵式ス
パークプラグは、取付金具と絶縁体とのシール面
の圧接強度を金属製パツキンの介入ならびに溶接
による収縮により十分に大きくすることが可能
で、燃焼ガスの洩れが確実に防止でき、且つ溶接
による強度の増大により取付金具の寸法を通常の
スパークプラグに近似させることが容易であり、
さらには径大の絶縁体胴部の先肩が絶縁体の軸方
向受圧面積となるので、該受圧面積を大きくでき
圧力検出感度に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる圧力ピツクアツプ内蔵
式スパークプラグの断面図である。 図中、1……取付金具、2……取付ねじ側部、
3……ボルト頭側部、4……絶縁体、5……中心
電極、6……圧力ピツクアツプ機構、7……金属
製パツキン、41……絶縁体胴部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中空ボルト状取付金具内に、中間胴部が段付で
    大径に形成されるとともに軸心に沿つて杆状中心
    電極が貫装された棒状セラミツク製絶縁体を挿入
    し、前記絶縁体の胴部後肩と取付金具内周後端部
    に設けた係止用後段との間に圧電素子と介在させ
    てなり、取付金具先端に設けた外側電極と前記中
    心電極先端部との間で火花放電間隙を形成すると
    ともに前記絶縁体に加わる機関燃焼室の圧力の軸
    方向成分を前記圧電素子で電気信号に変換する圧
    力ピツクアツプ内蔵式スパークプラグにおいて、 前記取付金具は、内周に前記絶縁体の胴部先肩
    を係止する先段が形成され、先端側外周に機関へ
    の取付ねじが形成され、後端側外周には締付ねじ
    が形成された取付ねじ側部と、先端側内周に前記
    取付ねじ側部の締付ねじと螺合する締付ねじが形
    成され、後端がわ内周には前記係止用後段が形成
    されたボルト頭側部とからなり、 前記取付金具の取付ねじ側部に形成された先段
    と前記絶縁体の胴部先肩との間に軟質で高融点を
    有する金属製パツキンを介在させ、 前記取付ねじ側部とボルト頭側部との螺着によ
    り、前記圧電素子に予圧を付すると同時に前記金
    属製パツキンを加圧し、さらに前記取付ねじ側部
    とボルト頭側部との螺着面の環状周囲を溶接して
    なる圧力ピツクアツプ内蔵式スパークプラグ。
JP15259982U 1982-10-06 1982-10-06 圧力ピツクアツプ内蔵式スパ−クプラグ Granted JPS5955880U (ja)

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JP15259982U JPS5955880U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 圧力ピツクアツプ内蔵式スパ−クプラグ

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JP15259982U JPS5955880U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 圧力ピツクアツプ内蔵式スパ−クプラグ

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JPS5955880U JPS5955880U (ja) 1984-04-12
JPS6121818Y2 true JPS6121818Y2 (ja) 1986-06-30

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JP15259982U Granted JPS5955880U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 圧力ピツクアツプ内蔵式スパ−クプラグ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54158147U (ja) * 1978-04-25 1979-11-05

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