JPH0131941Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131941Y2 JPH0131941Y2 JP5714883U JP5714883U JPH0131941Y2 JP H0131941 Y2 JPH0131941 Y2 JP H0131941Y2 JP 5714883 U JP5714883 U JP 5714883U JP 5714883 U JP5714883 U JP 5714883U JP H0131941 Y2 JPH0131941 Y2 JP H0131941Y2
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- JP
- Japan
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- plug
- piezoelectric member
- cylinder
- mounting hole
- recess
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
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- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本案は内燃機関のシリンダ内圧力を検出するこ
とにより機関の燃焼状態を測定したり、ノツキン
グ状態を監視する等に用いられる装置に関するも
のである。
とにより機関の燃焼状態を測定したり、ノツキン
グ状態を監視する等に用いられる装置に関するも
のである。
機関のシリンダヘツドに設けられた少なくも一
つのプラグ取付孔の上面を囲繞するプラグ座承面
と前記取付孔に螺着される点火プラグまたは予熱
プラグとの間に環状の圧電部材を圧縮荷重の負荷
状態下で挿設し、シリンダ内圧力の増加に伴つて
前記圧縮荷重を減少することによつて圧電部材か
ら生起する電気信号を取り出し燃焼状態測定回路
またはノツキング状態監視回路に制御信号として
印加するようにした装置は公知であるが、かかる
従来装置はシリンダヘツドに取付ける際にガスケ
ツトリングを併用すると圧電部材と合わせた座高
が必要以上に大きくなり、例えばガソリン機関用
点火プラグの場合、シリンダ内に突出する火花放
電部の位置が正常位置からずれ、またデイーゼル
機関用予熱プラグの場合にも発熱部の位置が変わ
り、いずれも着火性を損なう危惧があるため前記
ガスケツトリングを使用せずに圧電部材を取付る
ものであつたため、その結果プラグとシリンダヘ
ツドとの間の気密が不完全になつてガス漏れ、エ
ンジン出力低下等のトラブルを起こし易かつた。
つのプラグ取付孔の上面を囲繞するプラグ座承面
と前記取付孔に螺着される点火プラグまたは予熱
プラグとの間に環状の圧電部材を圧縮荷重の負荷
状態下で挿設し、シリンダ内圧力の増加に伴つて
前記圧縮荷重を減少することによつて圧電部材か
ら生起する電気信号を取り出し燃焼状態測定回路
またはノツキング状態監視回路に制御信号として
印加するようにした装置は公知であるが、かかる
従来装置はシリンダヘツドに取付ける際にガスケ
ツトリングを併用すると圧電部材と合わせた座高
が必要以上に大きくなり、例えばガソリン機関用
点火プラグの場合、シリンダ内に突出する火花放
電部の位置が正常位置からずれ、またデイーゼル
機関用予熱プラグの場合にも発熱部の位置が変わ
り、いずれも着火性を損なう危惧があるため前記
ガスケツトリングを使用せずに圧電部材を取付る
ものであつたため、その結果プラグとシリンダヘ
ツドとの間の気密が不完全になつてガス漏れ、エ
ンジン出力低下等のトラブルを起こし易かつた。
本案は上記問題点に鑑みてなされたもので、以
下図面に基づいて説明する。
下図面に基づいて説明する。
第１図は本案装置に用いる環状の圧電部材の一
態様を示したもので、１ａ，１ｂはチタン酸鉛等
の如き温度特性に優れた圧電磁器材料よりなり、
両面に銀電極を付し厚み方向に分極した二枚のリ
ング状の圧電素子で、電気的に並列になるようこ
こでは正極電極面を内側にしその間に同じくリン
グ状の端子板２を介して対向される。３ａ，３ｂ
は前記圧電素子１，１の外端面に当接した当金、
４ａ，４ｂは前記積層物の内外面を覆うように配
設され上下端縁を当金３ａ，３ｂの肩部に加締め
付けて前記積層物を一体に保持固定する金属の内
外筒、５ａ，５ｂは圧電素子１ａ，１ｂの正電極
と負電極間の短絡を防止するため該圧電素子と端
子板の内外周面に巻着した絶縁保護テープ、６は
前記圧電素子の正極端子板２と接続する導芯６ａ
と、同素子の負電極と当金３ａ，３ｂ、金属内筒
４ｂ、後述の金属パイプを介して電気的に接続す
るメツシユ層６ｂを備えた信号搬送用同軸ケーブ
ル、７は前記金属外筒４ｂの側壁に横設され前記
同軸ケーブル６の一端を嵌合固定する金属パイプ
である。
態様を示したもので、１ａ，１ｂはチタン酸鉛等
の如き温度特性に優れた圧電磁器材料よりなり、
両面に銀電極を付し厚み方向に分極した二枚のリ
ング状の圧電素子で、電気的に並列になるようこ
こでは正極電極面を内側にしその間に同じくリン
グ状の端子板２を介して対向される。３ａ，３ｂ
は前記圧電素子１，１の外端面に当接した当金、
４ａ，４ｂは前記積層物の内外面を覆うように配
設され上下端縁を当金３ａ，３ｂの肩部に加締め
付けて前記積層物を一体に保持固定する金属の内
外筒、５ａ，５ｂは圧電素子１ａ，１ｂの正電極
と負電極間の短絡を防止するため該圧電素子と端
子板の内外周面に巻着した絶縁保護テープ、６は
前記圧電素子の正極端子板２と接続する導芯６ａ
と、同素子の負電極と当金３ａ，３ｂ、金属内筒
４ｂ、後述の金属パイプを介して電気的に接続す
るメツシユ層６ｂを備えた信号搬送用同軸ケーブ
ル、７は前記金属外筒４ｂの側壁に横設され前記
同軸ケーブル６の一端を嵌合固定する金属パイプ
である。
次ぎに第２図はガソリン機関の要部を示し、１
１は各シリンダの上面に点火プラグ取付孔１２
（図面は１個を示す）を設けた機関のシリンダヘ
ツド、１３は火花放電部１３ａがシリンダ内に臨
むよう取付孔１２に螺着された点火プラグ、１４
は前記シリンダヘツドのプラグ座承面１１ａと点
火プラグの座面１３ｂとの間に配設されたガスケ
ツトリングで、本案においては前記シリンダヘツ
ドのプラグ座承面１１ａに、上述した圧電部材Ｐ
の高さと略同一寸法の深さを有する鍵穴状凹部１
１ｂ（第１図中、二点鎖線で表示）をプラグ取付
孔１２の上面を取り囲むようにして形設し、その
環状凹部１１ｂに圧電部材Ｐの環状外周部を緊密
に嵌合固定し、その直線状凹部１１ｂに圧電部材
の金属パイプ７と同軸ケーブル６の一端を収納す
ると共にケーブル６の他端を外方に引出し、点火
プラグ１３の取付孔１２へのねじ込みによりガス
ケツトリング１４を介して所定に圧縮荷重を負荷
したものである。
１は各シリンダの上面に点火プラグ取付孔１２
（図面は１個を示す）を設けた機関のシリンダヘ
ツド、１３は火花放電部１３ａがシリンダ内に臨
むよう取付孔１２に螺着された点火プラグ、１４
は前記シリンダヘツドのプラグ座承面１１ａと点
火プラグの座面１３ｂとの間に配設されたガスケ
ツトリングで、本案においては前記シリンダヘツ
ドのプラグ座承面１１ａに、上述した圧電部材Ｐ
の高さと略同一寸法の深さを有する鍵穴状凹部１
１ｂ（第１図中、二点鎖線で表示）をプラグ取付
孔１２の上面を取り囲むようにして形設し、その
環状凹部１１ｂに圧電部材Ｐの環状外周部を緊密
に嵌合固定し、その直線状凹部１１ｂに圧電部材
の金属パイプ７と同軸ケーブル６の一端を収納す
ると共にケーブル６の他端を外方に引出し、点火
プラグ１３の取付孔１２へのねじ込みによりガス
ケツトリング１４を介して所定に圧縮荷重を負荷
したものである。
而して本案装置の動作は従来公知のものと同じ
く、シリンダ内の圧力が高まると点火プラグ１３
が押圧されその座面１３ｂが圧電部材Ｐに及ぼす
圧縮応力を瞬時に減少し、圧電部材の圧電素子１
ａ，１ｂに機械的歪を生じて電気信号を誘起し同
軸ケーブル６を通して外部の所要の検出回路に搬
送される。
く、シリンダ内の圧力が高まると点火プラグ１３
が押圧されその座面１３ｂが圧電部材Ｐに及ぼす
圧縮応力を瞬時に減少し、圧電部材の圧電素子１
ａ，１ｂに機械的歪を生じて電気信号を誘起し同
軸ケーブル６を通して外部の所要の検出回路に搬
送される。
尚、上記実施例はガソリン機関を対象とした
が、予熱プラグを用いるデイーゼル機関にも本案
を適用しても同一効果を得ることは言うまでもな
い。
が、予熱プラグを用いるデイーゼル機関にも本案
を適用しても同一効果を得ることは言うまでもな
い。
以上の通り本案はシリンダヘツドのプラグ座承
面に凹部を形設し、これに環状圧電部材を嵌合固
定したものであつて、プラグ座承面から圧電部材
が突出せず面一に納めるようにしたからガスケツ
トリングの使用が可能となり、従来のようにガス
漏れやエンジン出力低下を来す恐れは全くない。
面に凹部を形設し、これに環状圧電部材を嵌合固
定したものであつて、プラグ座承面から圧電部材
が突出せず面一に納めるようにしたからガスケツ
トリングの使用が可能となり、従来のようにガス
漏れやエンジン出力低下を来す恐れは全くない。
第１図は本案装置に用いる環状圧電部材の一態
様を示し、Ａは要部を断面とした平面図、Ｂは縦
断正面図である。第２図は前記圧電部材をシリン
ダヘツドのプラグ座承面に取付けた態様を示す概
略断面図である。 Ｐ……圧電部材、１１……シリンダヘツド、１
１ａ……プラグ座承面、１２……プラグ取付孔、
１３……点火プラグ、１３ｂ……点火プラグの座
面。
様を示し、Ａは要部を断面とした平面図、Ｂは縦
断正面図である。第２図は前記圧電部材をシリン
ダヘツドのプラグ座承面に取付けた態様を示す概
略断面図である。 Ｐ……圧電部材、１１……シリンダヘツド、１
１ａ……プラグ座承面、１２……プラグ取付孔、
１３……点火プラグ、１３ｂ……点火プラグの座
面。
Claims (1)
- シリンダヘツドに設けられた少なくも一つのプ
ラグ取付孔の上面を囲繞するプラグ座承面に凹部
を形設し、該凹部に環状圧電部材を嵌合固定し、
前記プラグ取付孔に点火プラグまたは予熱プラグ
を螺着したとき該プラグの座面により前記圧電部
材に所定の圧縮荷重を与えおき、シリンダ内圧力
の増加に伴つて前記圧縮荷重が減少することによ
つて圧電部材から電気信号を生じる如く構成した
ことを特徴とする内燃機関のシリンダ内圧力検出
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5714883U JPS59162637U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 内燃機関のシリンダ内圧力検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5714883U JPS59162637U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 内燃機関のシリンダ内圧力検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59162637U JPS59162637U (ja) | 1984-10-31 |
| JPH0131941Y2 true JPH0131941Y2 (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=30187458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5714883U Granted JPS59162637U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 内燃機関のシリンダ内圧力検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59162637U (ja) |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP5714883U patent/JPS59162637U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59162637U (ja) | 1984-10-31 |
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