JPH04130051U - 内燃機関用筒内圧センサ - Google Patents
内燃機関用筒内圧センサInfo
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- JPH04130051U JPH04130051U JP3684091U JP3684091U JPH04130051U JP H04130051 U JPH04130051 U JP H04130051U JP 3684091 U JP3684091 U JP 3684091U JP 3684091 U JP3684091 U JP 3684091U JP H04130051 U JPH04130051 U JP H04130051U
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- JP
- Japan
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- receiving plate
- pressure receiving
- pressure sensor
- cylinder pressure
- piezoelectric element
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セラミックス製圧電素子11とこれに接する
受圧プレート14との熱膨張差に起因して高温時に生じ
易い圧電素子11の破損を防止する。 【構成】 一対のセラミックス製圧電素子11がリード
プレート12を挟んで配置され、その外側に受圧プレー
ト14が接している。これらはケース15により覆わ
れ、全体としてリング状に形成されている。受圧プレー
ト14はセラミックスにて形成されており、その外表面
に、電極となる導電性金属のコーティング層18が設け
られている。
受圧プレート14との熱膨張差に起因して高温時に生じ
易い圧電素子11の破損を防止する。 【構成】 一対のセラミックス製圧電素子11がリード
プレート12を挟んで配置され、その外側に受圧プレー
ト14が接している。これらはケース15により覆わ
れ、全体としてリング状に形成されている。受圧プレー
ト14はセラミックスにて形成されており、その外表面
に、電極となる導電性金属のコーティング層18が設け
られている。
Description
【0001】
この考案は内燃機関の点火プラグ座部に装着される筒内圧センサの改良に関す
る。
【0002】
内燃機関の筒内圧変化を機関運転中に簡便に検出するために、近年、点火プラ
グ座部に座金状に装着される筒内圧センサが提案され、既に実用に供されている
。図3は、この種の筒内圧センサ1を装着状態にて示したもので、この筒内圧セ
ンサ1はリング状に形成され、その一部にリング状部分から絶縁された端子部2
が設けられている。この端子部2には、出力電圧を取り出すためにハーネス3が
接続されている。そして、シリンダヘッド4に螺着する点火プラグ5の座部に、
リング状の筒内圧センサ1が座金6とともに嵌挿されており、該点火プラグ5の
締付によってシリンダヘッド4との間に挾持固定されるようになっている。
【0003】
図4は、従来の筒内圧センサ1の断面構造を示している。この筒内圧センサ1
は、セラミックス製の圧電素子11をセンサ素子とするもので、比較的薄いリン
グ状をなす一対の圧電素子11を備えており、導電性金属板からなるリードプレ
ート12を挟んで上下に配置されている。上記リードプレート12は圧電素子1
1の一方の面に接する電極として機能するもので、帯状をなす端子片12aが一
部に形成され、該端子片12aが端子部2に導通している。尚、13は絶縁材で
ある。
【0004】
上記一対の圧電素子11の上下両面には、圧電素子11よりも厚肉なリング状
の受圧プレート14がそれぞれ配設され、圧電素子11を両側から挟んだ形とな
っている。上記受圧プレート14は圧電素子11に広く荷重を伝達するとともに
、圧電素子11の外側の面に接する電極としても機能するもので、導電性金属に
て形成されている。
【0005】
そして、上記受圧プレート14は圧電素子11とともに金属製ケース15にて
覆われており、これによって座金状に一体化されている。尚、上記金属製ケース
15がシリンダヘッド4に接することで、受圧プレート14を介して圧電素子1
1の一方の電極面がアースされた状態となる。また上記金属製ケース15と端子
部2との間の軸部16は、絶縁性の合成樹脂等にて形成されている。尚、圧電素
子11内周面とケース15との間にも絶縁材17が介装されている。
【0006】
上記のような筒内圧センサ1は、内燃機関のシリンダヘッド4に装着した状態
で使用されるため、かなりの高温となる。ここで、従来の構成においては、圧電
素子11を両側から挾持する受圧プレート14が金属製であったため、セラミッ
クス製圧電素子11と熱膨張係数が大きく異なり、高温時に受圧プレート14の
熱膨張によって圧電素子11が半径方向に引っ張られ、その結果、圧電素子11
が破損する虞れがあった。
【0007】
そこで、この考案は、リードプレートを挟んで配置された一対のリング状圧電
素子と、この圧電素子を両側から挟むようにそれぞれ配置された電極を兼ねるリ
ング状受圧プレートと、この受圧プレートの外側を覆う金属製ケースと、を備え
てなり、内燃機関の点火プラグ座部に挾持されるリング状の筒内圧センサにおい
て、上記受圧プレートをセラミックスにて形成し、その表面に導電性金属をコー
ティングしたことを特徴としている。
【0008】
上記のように受圧プレートをセラミックス製とすることで圧電素子との熱膨張
差は非常に小さくなる。また、その表面にコーティングした導電性金属によって
電極としての機能が確保される。
【0009】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、この考案に係る筒内圧センサ1の断面を示し、図2はその受圧プレー
ト14のみを拡大して示している。尚、筒内圧センサ1の全体的構成は前述した
従来のものと特に変わらないので、同一箇所には同一符号を付し、重複する説明
は省略する。
【0011】
すなわち、この筒内圧センサ1においては、一対の圧電素子11を挟むように
、その上下両面にそれぞれ受圧プレート14が配設されており、金属製ケース1
5によって全体が一体化されているが、上記受圧プレート14がそれぞれ従来の
金属に代えてセラミックスにて形成されている。この受圧プレート14は、前述
したように比較的厚肉なリング状をなし、かつ金属製ケース15と接する面の内
周縁および外周縁が予め面取り形状に形成されている。
【0012】
そして、上記受圧プレート14の外表面全体に、例えば白金等の導電性金属か
らなるコーティング層18が形成されている。このコーティング層18は例えば
蒸着等の方法によって形成されている。
【0013】
この実施例の構成によれば、圧電素子11と接する受圧プレート14をセラミ
ックス製としたことにより、圧電素子11と受圧プレート14との熱膨張係数の
差が殆ど無くなり、センサ1が高温となった場合でも熱膨張差による圧電素子1
1の破損が生じにくくなる。また外表面に設けたコーティング層18によって電
極としての機能は確保され、別個に金属電極片を付加したりする必要はない。
【0014】
以上の説明で明らかなように、この考案に係る内燃機関用筒内圧センサにおい
ては、圧電素子を挟むように配置されるリング状受圧プレートをセラミックスに
て形成し、その表面に導電性金属をコーティングしたので、高温条件下で使用さ
れる場合でも圧電素子と受圧プレートとの熱膨張差に起因する圧電素子の破損が
防止される。また従来の金属製のものと同様に電極を兼ねたものとなり、不必要
な部品点数の増加を招くことがない。
【図1】この考案に係る筒内圧センサの一実施例を示す
断面図。
断面図。
【図2】その受圧プレートのみを拡大して示す断面図。
【図3】筒内圧センサのシリンダヘッド装着状態を示す
断面図。
断面図。
【図4】従来の筒内圧センサの断面図。
1…筒内圧センサ
11…圧電素子
12…リードプレート
14…受圧プレート
18…コーティング層
Claims (1)
- 【請求項1】 リードプレートを挟んで配置された一対
のリング状圧電素子と、この圧電素子を両側から挟むよ
うにそれぞれ配置された電極を兼ねるリング状受圧プレ
ートと、この受圧プレートの外側を覆う金属製ケース
と、を備えてなり、内燃機関の点火プラグ座部に挾持さ
れるリング状の筒内圧センサにおいて、上記受圧プレー
トをセラミックスにて形成し、その表面に導電性金属を
コーティングしたことを特徴とする内燃機関用筒内圧セ
ンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3684091U JPH04130051U (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 内燃機関用筒内圧センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3684091U JPH04130051U (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 内燃機関用筒内圧センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130051U true JPH04130051U (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=31918727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3684091U Pending JPH04130051U (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 内燃機関用筒内圧センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04130051U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014174075A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Mikuni Corp | 圧電素子、圧力センサ、及び圧電素子の耐衝撃強度の増加方法 |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP3684091U patent/JPH04130051U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014174075A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Mikuni Corp | 圧電素子、圧力センサ、及び圧電素子の耐衝撃強度の増加方法 |
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