JPH0628671Y2 - 座金型圧力センサ - Google Patents

座金型圧力センサ

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JPH0628671Y2
JPH0628671Y2 JP8104587U JP8104587U JPH0628671Y2 JP H0628671 Y2 JPH0628671 Y2 JP H0628671Y2 JP 8104587 U JP8104587 U JP 8104587U JP 8104587 U JP8104587 U JP 8104587U JP H0628671 Y2 JPH0628671 Y2 JP H0628671Y2
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JP
Japan
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plate
pressure receiving
receiving plate
insulating
electrode plate
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JP8104587U
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潔 竹内
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、被検出部に固定されて、その圧力変化を検
出する座金型圧力センサに関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の座金型圧力センサ(実開昭59−108
244号公報参照)の断面図であり、先ず構造を説明す
る。
金属製のリング状の第1の受圧板4と第2の受圧板5と
を同心で対向配置し、これら2つの受圧板4,5の間に
リング状の圧電素子7、電極板8、更にアルミナやセラ
ミックスからなる絶縁板6を密着積層している。そし
て、第1の受圧板4の中心孔内周部を第2の受圧板5側
へ延出させて筒状保護部11を形成し、該筒状保護部1
1の外周面上にはプラスチックやフッ素ゴム等で形成し
た絶縁チューブ9を介装させ、筒状保護11の端部16
で第2の受圧板5の内周部26を包み込むようにかしめ
て、第1の受圧板4と第2の受圧板5との間に絶縁板
6、電極板8及び圧電素子7を一体に挟圧保持してい
る。電極板8は圧電素子7の起電力を導出するためのも
のであるから、絶縁チューブ9により電極板8の内周部
8a上を覆うことにより筒状保護部11から絶縁し、ま
た、絶縁板6により第1の受圧板4から絶縁している。
また、これらが積層状態となっている外周部側は、合成
樹脂等の絶縁性固着材10によってモールドされて、座
金型圧力センサ1を構成している。
第5図は、座金型圧力センサ1を構成する各部材の一部
断面形状を示している。
このように座金型圧力センサ1は、例えば、第6図に示
すように、自動車用エンジンのシリンダヘッド12と点
火プラグ15の段部15aとシリンダヘッド12との間
に固定されることによって点火プラグ15の挿入口14
上に固着される。そして、ガスの燃焼に伴って発生する
点火プラグ15のネジ部15bからの締付け圧力の変化
を検出し、燃焼室13内のガス圧力を測定する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の座金型圧力センサにあ
っては、絶縁チューブと電極板とを精度良く位置決めす
ることが困難であることから電極板の内周部上を絶縁チ
ューブが覆わない場合もあった。そうすると、電極板の
内周部が受圧板の筒状保護部に接触してしまい、圧電素
子からの起電力を導出できなくなるという問題点が生じ
ていた。
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、電極板の内周部が受圧板の筒状保護部に接触
するおそれのない座金型圧センサを提供することをその
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そして、この目的を達成するために、本考案にあって
は、絶縁板と絶縁チューブとを一体に形成することとし
た。
〔作用〕
本考案の作用を説明する。
絶縁板と絶縁チューブとを一体に形成しているから絶縁
チューブ、電極板を精度良く設定できなかったとして
も、電極板の内周部は必ず絶縁チューブに覆われること
となる。従って、電極板の内周部は受圧板の筒状保護部
に接触するおそれはなくなる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例における座金型圧力センサの
構造を示す一部断面図である。
この座金型圧力センサは、基本的には第4図乃至第6図
にて説明した従来の座金型圧力センサ1と同様に全体と
して座金型に構成されている。但し、本実施例では従来
の絶縁板6に相当する板部36と絶縁チューブ9に相当
するチューブ部39とを一体に形成して、絶縁体20と
している。そして、圧電素子7とその上方の電極板8
は、絶縁体20によりその位置決めがなされている。ま
た、電極板8は板部36により第1の受圧板4から絶縁
されている。更に、電極板8の内周部8aはチューブ部
39により完全に覆われて第1の受圧板4の筒状保護部
11から絶縁されている。この絶縁体20は、自動車用
エンジンのシリンダヘッドに締付けて使用した場合、ガ
スの燃焼に伴う点火プラグからの締付け圧力(2ton/cm
2程度)や温度(230℃程度)を考慮して、フッ素樹
脂やフッ素ゴムあるいはポリイミド樹脂で固めたガラス
繊維やアラミド繊維相当の材質が適当である。
第2図(A)は絶縁体20の一部断面図、第2図(B)
は絶縁体20の平面図を示す。
このような構成によれば、電極板8の内周部8aは受圧
板4の筒状保護部11から確実に絶縁されるから、圧電
現象による起電力は、電極板8の出力端子2から外部に
導き出すことができる。さらに、絶縁体20を薄くして
も確実に絶縁されることになり、座金型圧力センサの厚
さを同じにした場合、圧電素子7を厚くすることができ
るため、圧電素子7の歩留りも向上する。
第3図には他の実施例を示す。
この実施例は、圧電素子7とその下方の電極板8は、絶
縁体20aによりその位置決めがなされている。また、
電極板8は板部36aにより第2の受圧板5から絶縁さ
れている。更に、電極板8の内周部8aはチューブ部3
9により完全に覆われて第1の受圧板4の筒状保護部1
1から絶縁されている。
従って、このような構成によっても、電極板8の内周部
8aは受圧板4の筒状保護部11から確実に絶縁される
から、圧電現象による起電力は、電極板8の出力端子2
から外部に導き出すことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、絶縁板と絶縁
チューブとを一体に形成させて絶縁体としたため、電極
板を精度良く設定できなかったとしても電極板の内周部
は必ず絶縁チューブに覆われて、電極板が受圧板の筒状
保護部に接触するおそれはなくなる。従って、絶縁の信
頼度を向上させた座金型圧力センサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における座金型圧力センサの
一部断面図、第2図(A)は第1図に示す絶縁体の一部
断面図、第2図(B)は第1図に示す絶縁体の平面図、
第3図は本考案の他の実施例における座金型圧力センサ
の一部断面図、第4図は従来の座金型圧力センサの断面
図、第5図は第4図に示す座金型圧力センサを構成する
各部材の一部断面図、第6図は座金型圧力センサの使用
例である。 1……座金型圧力センサ 2……出力端子 4……第1の受圧板 5……第2の受圧板 6……絶縁板 7……圧電素子 8……電極板 9……絶縁チューブ 10……絶縁性固着材 11……筒状保護部 20……絶縁体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属素材よりなるリング状の第1の受圧板
    並びに第2の受圧板と、互いに同心で対向配置した上記
    第1の受圧板と第2の受圧板との間に圧電素子と該圧電
    素子の起電力を導出する電極板と絶縁板とを備え、前記
    第1の受圧板には中心孔内周部を前記第2の受圧板側へ
    延出させた筒状保護部を設け、該筒状保護部には上記電
    極板の内周部を絶縁する絶縁チューブを介装させて前記
    第1の受圧板と第2の受圧板との間に絶縁板、電極板、
    圧電素子とを一体に挟圧保持した座金型圧力センサにお
    いて、 上記絶縁板と絶縁チューブとを一体に形成したことを特
    徴とする座金型圧力センサ。
JP8104587U 1987-05-22 1987-05-29 座金型圧力センサ Expired - Lifetime JPH0628671Y2 (ja)

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JP8104587U JPH0628671Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 座金型圧力センサ
US07/192,944 US4898024A (en) 1987-05-22 1988-05-12 Piezoelectric pressure measuring instrument

Applications Claiming Priority (1)

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JP8104587U JPH0628671Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 座金型圧力センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63190943U JPS63190943U (ja) 1988-12-08
JPH0628671Y2 true JPH0628671Y2 (ja) 1994-08-03

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