JPH03206622A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH03206622A JPH03206622A JP189790A JP189790A JPH03206622A JP H03206622 A JPH03206622 A JP H03206622A JP 189790 A JP189790 A JP 189790A JP 189790 A JP189790 A JP 189790A JP H03206622 A JPH03206622 A JP H03206622A
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置の製造方法に関し、特にバイボーラ
トランジスタの製造方法に関する。
トランジスタの製造方法に関する。
高速論理動作に適したバイボーラ型トランジスタは、垂
直方向での接合深さを浅く形成すること、埋込酸化膜や
溝切楕遣等により素子分離を行なって基板とコレクタ間
の寄生容量を低減すること、微細リソグラフィ技術と自
己整合技術とにより、ベース・コレクタ聞及びベース・
エミッタ間の寄生容量やベース抵抗を低減すること等の
種々の手段を採用することで、性能向上を達戒してきた
。
直方向での接合深さを浅く形成すること、埋込酸化膜や
溝切楕遣等により素子分離を行なって基板とコレクタ間
の寄生容量を低減すること、微細リソグラフィ技術と自
己整合技術とにより、ベース・コレクタ聞及びベース・
エミッタ間の寄生容量やベース抵抗を低減すること等の
種々の手段を採用することで、性能向上を達戒してきた
。
これらの中で微細リソグラフィ技術と自己整合技術によ
り、トランジスタは、さらに微細化が進み、エミッタ幅
に対するエミッタ開孔深さの比が大きくなってきた。そ
のような従来の製造方法を第3図(a)〜(h)を用い
て説明する。
り、トランジスタは、さらに微細化が進み、エミッタ幅
に対するエミッタ開孔深さの比が大きくなってきた。そ
のような従来の製造方法を第3図(a)〜(h)を用い
て説明する。
まず、第3図(a)に示すように、P型の半導体基板3
0にn1型の埋込層(図示せず)を形成した後、その上
にn型エピタキシャル層31を或長させる.その後、素
子分離を埋込酸化膜等で行なう.次でn型エピタキシャ
ル層が露出した半導体基板に、シリコン酸化膜32,シ
リコン窒化膜33等の絶縁膜を形威し、さらにベース引
き出し用電極となるボロン等を添加したP型の第l多結
晶シリコン膜34を形成する. 次に第3図(b)に示すように、感光性樹脂を用いて、
第l多結晶シリコン膜34を選択的に除去し、第1多結
晶シリコン層34の表面をH2−02雰囲気中で適当な
、温度、時間で、熱処理を行ない、シリコン酸化膜36
に変える。
0にn1型の埋込層(図示せず)を形成した後、その上
にn型エピタキシャル層31を或長させる.その後、素
子分離を埋込酸化膜等で行なう.次でn型エピタキシャ
ル層が露出した半導体基板に、シリコン酸化膜32,シ
リコン窒化膜33等の絶縁膜を形威し、さらにベース引
き出し用電極となるボロン等を添加したP型の第l多結
晶シリコン膜34を形成する. 次に第3図(b)に示すように、感光性樹脂を用いて、
第l多結晶シリコン膜34を選択的に除去し、第1多結
晶シリコン層34の表面をH2−02雰囲気中で適当な
、温度、時間で、熱処理を行ない、シリコン酸化膜36
に変える。
次に第3図(C)に示すよういに、シリコン酸化膜36
をマスクとして、シリコン窒化膜33、シリコン酸化膜
32を除去した後、第2多結晶シリコン膜37を半導体
基板全面に堆積させ、次でN2雰囲気中で熱処理を行な
い、第1多結晶シリコン膜34中の不純物を第2多結晶
シリコン膜37の一部に拡散させP型多結晶シリコン3
8とし、さらにn型エピタキシャル層中に拡散させ、外
部ベース領域39を形成する。
をマスクとして、シリコン窒化膜33、シリコン酸化膜
32を除去した後、第2多結晶シリコン膜37を半導体
基板全面に堆積させ、次でN2雰囲気中で熱処理を行な
い、第1多結晶シリコン膜34中の不純物を第2多結晶
シリコン膜37の一部に拡散させP型多結晶シリコン3
8とし、さらにn型エピタキシャル層中に拡散させ、外
部ベース領域39を形成する。
次に第3図(d)に示すように、P型不純物を含む多結
晶シリコンに対して、選択性をもつエッチング溶液、例
えばKOH系の溶液でエッチングを行なうと、P型多結
晶シリコン38を残して、第2多結晶シリコン37は除
去される。
晶シリコンに対して、選択性をもつエッチング溶液、例
えばKOH系の溶液でエッチングを行なうと、P型多結
晶シリコン38を残して、第2多結晶シリコン37は除
去される。
次に第3図(e)に示すように、P型多結晶シリコン3
8の一部と基板表面を酸化しシリコン酸化膜41を形成
し、次でイオン注入法等により、ボロン等の不純物を添
加し、内部ベース領域42を形成する。その後、シリコ
ン酸化膜41を含む全面にシリコン窒化膜40を形或す
る。
8の一部と基板表面を酸化しシリコン酸化膜41を形成
し、次でイオン注入法等により、ボロン等の不純物を添
加し、内部ベース領域42を形成する。その後、シリコ
ン酸化膜41を含む全面にシリコン窒化膜40を形或す
る。
次に第3図(f)に示すように、シリコン窒化膜40に
対してエッチングを行ない、側壁のみに残し、さらにシ
リコン酸化膜41の一部を除去して、n型エピタキシャ
ル層表面を露出させる。
対してエッチングを行ない、側壁のみに残し、さらにシ
リコン酸化膜41の一部を除去して、n型エピタキシャ
ル層表面を露出させる。
次に第3図(g)に示すように、露出したn型エピタキ
シャル層表面を含む全面に第3多結晶シリコン膜43を
形成し、イオン注入法等により、ヒ素等のn型不純物を
添加する。次にこの多結晶シリコン膜を内部ベース領域
42上に選択的に残しエミッタ電極を形成した後、90
0〜1000℃の熱処理を行ない、内部ベース領域42
内にエミッタ領域44を形成する。
シャル層表面を含む全面に第3多結晶シリコン膜43を
形成し、イオン注入法等により、ヒ素等のn型不純物を
添加する。次にこの多結晶シリコン膜を内部ベース領域
42上に選択的に残しエミッタ電極を形成した後、90
0〜1000℃の熱処理を行ない、内部ベース領域42
内にエミッタ領域44を形成する。
次に第3図(h)に示すように、エミッタ電極となる第
3多結晶シリコン膜43上に金属電極46を形成しバイ
ボーラトランジスタを完或させる. 〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来の半導体装置の製造方法によれば、第3図
(g)に示すように、エミッタ電極となる多結晶シリコ
ン膜にイオン注入により不純物を添加した場合、エミッ
タ幅がせまいため、イオン注入した不純物のほとんどは
多結晶シリコン膜の最上部にあって、下部にはごくわず
かにしか存在していない.そのため、熱処理を行なって
も下部にあるわずかな不純物だけが基板に拡散され、最
上部の不純物は、基板まで達しないため、エミッタの濃
度が充分でないという問題がおこる.また熱処理を強化
して、最上部の不純物を基板内に拡散させようとすれば
、下部に位置する不純物か、ベース領域をつき抜けると
いう問題をおこす.さらにパイボーラトンラジスタでは
、高速化を図るため、ランプアニール等の高速加熱処理
を行なう傾向にあるが、この状態では、充分な不純濃度
をもち、かつ浅い接合のエミッタを形成することは困難
である。
3多結晶シリコン膜43上に金属電極46を形成しバイ
ボーラトランジスタを完或させる. 〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来の半導体装置の製造方法によれば、第3図
(g)に示すように、エミッタ電極となる多結晶シリコ
ン膜にイオン注入により不純物を添加した場合、エミッ
タ幅がせまいため、イオン注入した不純物のほとんどは
多結晶シリコン膜の最上部にあって、下部にはごくわず
かにしか存在していない.そのため、熱処理を行なって
も下部にあるわずかな不純物だけが基板に拡散され、最
上部の不純物は、基板まで達しないため、エミッタの濃
度が充分でないという問題がおこる.また熱処理を強化
して、最上部の不純物を基板内に拡散させようとすれば
、下部に位置する不純物か、ベース領域をつき抜けると
いう問題をおこす.さらにパイボーラトンラジスタでは
、高速化を図るため、ランプアニール等の高速加熱処理
を行なう傾向にあるが、この状態では、充分な不純濃度
をもち、かつ浅い接合のエミッタを形成することは困難
である。
本発明の半導体装置の製造方法は、第1導電型エピタキ
シャル層が形成された半導体基板上に絶縁膜を介して第
l多結晶シリコン膜を堆積したのち第2導電型の不純物
を添加する工程と、前記第1多結晶シリコン膜を選択的
にエッチング除去したのち表面に酸化膜を形成する工程
と、残された第1多結晶シリコン膜と酸化膜をマスクと
して前記絶縁膜を選択的にエッチング除去し開孔部を形
成する工程と、この開孔部を含む全面に第2多結晶シリ
コン膜を堆積する工程と、熱処理をして前記第1多結晶
シリコン腹中の不純物を前記第2多結晶シリコン膜の一
部に拡散させると同時に前記エピタキシャル層の一部に
拡散させて、第2導電型の外部ベース領域を形成する工
程と、前記第2多結晶シリコン膜のうち不純物が拡散さ
れていない領域を、不純物が拡散された領域よりエッチ
ッグ速度の速いエッチング方法を用いマスクなしで選択
的にエッチング除去する工程と、残された前記第2多結
晶シリコン膜および露出したエピタキシャル層の表面を
酸化し薄い酸化膜を形成する工程と、前記薄い酸化膜上
及び第2多結晶シリコン膜をエッチング除去した開孔部
側壁に絶縁膜を形成する工程と、前記エピタキシャル層
上の薄い酸化膜を除去し露出したエピタキャシャル層に
第2導電型不純物を導入して内部ベース領域を形成する
工程と、前記内部ベース領域上を含む全面に第3多結晶
シリコン膜を堆積する工程と、前記第3多結晶シリコン
膜に対してエッチバックを行ない側壁に絶縁膜を形或し
た前記開孔部内に所定量の第3多結晶シリコン膜を残す
工程と、残された第.3多結晶シリコン膜に第1導電型
不純物を導入したのち熱処理し前記内部ベース領域にエ
ミッタ領域を形成する工程とを含んで楕戒される.〔実
施例〕 次に図面を参照して、本発明の実施例について説明する
。
シャル層が形成された半導体基板上に絶縁膜を介して第
l多結晶シリコン膜を堆積したのち第2導電型の不純物
を添加する工程と、前記第1多結晶シリコン膜を選択的
にエッチング除去したのち表面に酸化膜を形成する工程
と、残された第1多結晶シリコン膜と酸化膜をマスクと
して前記絶縁膜を選択的にエッチング除去し開孔部を形
成する工程と、この開孔部を含む全面に第2多結晶シリ
コン膜を堆積する工程と、熱処理をして前記第1多結晶
シリコン腹中の不純物を前記第2多結晶シリコン膜の一
部に拡散させると同時に前記エピタキシャル層の一部に
拡散させて、第2導電型の外部ベース領域を形成する工
程と、前記第2多結晶シリコン膜のうち不純物が拡散さ
れていない領域を、不純物が拡散された領域よりエッチ
ッグ速度の速いエッチング方法を用いマスクなしで選択
的にエッチング除去する工程と、残された前記第2多結
晶シリコン膜および露出したエピタキシャル層の表面を
酸化し薄い酸化膜を形成する工程と、前記薄い酸化膜上
及び第2多結晶シリコン膜をエッチング除去した開孔部
側壁に絶縁膜を形成する工程と、前記エピタキシャル層
上の薄い酸化膜を除去し露出したエピタキャシャル層に
第2導電型不純物を導入して内部ベース領域を形成する
工程と、前記内部ベース領域上を含む全面に第3多結晶
シリコン膜を堆積する工程と、前記第3多結晶シリコン
膜に対してエッチバックを行ない側壁に絶縁膜を形或し
た前記開孔部内に所定量の第3多結晶シリコン膜を残す
工程と、残された第.3多結晶シリコン膜に第1導電型
不純物を導入したのち熱処理し前記内部ベース領域にエ
ミッタ領域を形成する工程とを含んで楕戒される.〔実
施例〕 次に図面を参照して、本発明の実施例について説明する
。
第1図(a)〜(j)は、本発明の第1の実施例を説明
するための、工程順に示した半導体チップの断面図であ
る. まず第1図(a)に示すように、P型の半導体基板10
にN+型の埋込層(図示せず〉を形成した後、その上に
n型のエピタキシャル層11を例えば、1.0μm〜2
.0μm程度成長させる。
するための、工程順に示した半導体チップの断面図であ
る. まず第1図(a)に示すように、P型の半導体基板10
にN+型の埋込層(図示せず〉を形成した後、その上に
n型のエピタキシャル層11を例えば、1.0μm〜2
.0μm程度成長させる。
この後、埋込酸化膜を用いて素子分離を行なう。
次に、n型エピタキシャル層11が露出した半導体基板
10上にシリコン酸化膜12を熱酸化法等により500
〜1000人程度、シリコン窒化膜13をCVD法等に
より1000〜3000人程度順次成長させ絶縁膜とす
る。さらにベース引き出し用電極となる第1多結晶シリ
コン膜14を全面に堆積させた後、ボロンなどのP型の
不純物をイオン注入法等により添加する。
10上にシリコン酸化膜12を熱酸化法等により500
〜1000人程度、シリコン窒化膜13をCVD法等に
より1000〜3000人程度順次成長させ絶縁膜とす
る。さらにベース引き出し用電極となる第1多結晶シリ
コン膜14を全面に堆積させた後、ボロンなどのP型の
不純物をイオン注入法等により添加する。
次に第1図(b)に示すように、感光性樹脂膜15を用
いて、選択的にP型の第1多結晶シリコン膜14を、C
F4 ,CC 12 F2 ,SF6等のガスを用いた
反応性イオンエッチング法を用いて除去し、開孔部を形
成する。
いて、選択的にP型の第1多結晶シリコン膜14を、C
F4 ,CC 12 F2 ,SF6等のガスを用いた
反応性イオンエッチング法を用いて除去し、開孔部を形
成する。
次に第1図(C)に示すように、残されたP型の多結晶
シリコン膜14の表面を900〜1000℃のH2−0
2雰囲気中で熱酸化を行ない、シリコン酸化16を形成
する。
シリコン膜14の表面を900〜1000℃のH2−0
2雰囲気中で熱酸化を行ない、シリコン酸化16を形成
する。
次に第1図(d)に示すように、シリコン酸化膜16を
マスクとしてシリコン窒化膜13、シリコン酸化II1
2を弗酸、リン酸等のエッチング液を用いて除去する。
マスクとしてシリコン窒化膜13、シリコン酸化II1
2を弗酸、リン酸等のエッチング液を用いて除去する。
このエッチングの時、P型の多結晶シリコン14の下面
がある程度露出するまでサイドエッチを行なう. 次に第1図(e)に示すように、開孔部を含む半導体基
板全面に、第2多結晶シリコン膜17を堆積させ、N2
,02等の雰囲気中で900〜1・OOO℃の熱処理を
行ない第1多結晶シリコン膜14中の不純物を第2多結
晶シリコン膜17をの一部に拡散させて、P型多結晶シ
リコン18を形成すると同時に、エピタキシャル層11
にも拡散させ、外部ベース領域19を形或する。
がある程度露出するまでサイドエッチを行なう. 次に第1図(e)に示すように、開孔部を含む半導体基
板全面に、第2多結晶シリコン膜17を堆積させ、N2
,02等の雰囲気中で900〜1・OOO℃の熱処理を
行ない第1多結晶シリコン膜14中の不純物を第2多結
晶シリコン膜17をの一部に拡散させて、P型多結晶シ
リコン18を形成すると同時に、エピタキシャル層11
にも拡散させ、外部ベース領域19を形或する。
次に第1図(f)に示すように、P型不純物に対してエ
ッチング選択性をもつエッチング液、例えばK O H
系のエッチング液を用いて、ウェットエッチを行ない、
P型多結晶シリコン18のみを残して、全面除去する。
ッチング選択性をもつエッチング液、例えばK O H
系のエッチング液を用いて、ウェットエッチを行ない、
P型多結晶シリコン18のみを残して、全面除去する。
次にP型多結晶シリコン及び露出したエピタキシャル層
をある程度の膜厚まで酸化し、シリコン酸化膜21を形
成する。次にボロンをイオン注入法により、所望の深さ
にピークがくるようにエネルギーを調整し、不純物を添
加して内部ベース領域22を形或する。その後、シリコ
ン酸化膜21を含む全面に絶縁膜として、例えばシリコ
ン窒化膜20等を1000〜3000人程度CVD法に
より成長させる。
をある程度の膜厚まで酸化し、シリコン酸化膜21を形
成する。次にボロンをイオン注入法により、所望の深さ
にピークがくるようにエネルギーを調整し、不純物を添
加して内部ベース領域22を形或する。その後、シリコ
ン酸化膜21を含む全面に絶縁膜として、例えばシリコ
ン窒化膜20等を1000〜3000人程度CVD法に
より成長させる。
次に第1図(g)に示すように、シリコン窒化膜20に
対して、CF4系のガスを用いて、反応性イオンエッチ
ング液により、エッチバックを行ない、側壁のみにシリ
コン窒化膜20を残し、シリコン窒化膜20をマスクと
して、シリコン酸化膜21の一部を除去し、エミッタ形
成用の開孔部を形或する。次に第3多結晶シリコン膜2
3をエミッタ形成のための開孔部を埋設するように堆積
させる. 次に第1図(h)に示すように、第3多結晶シリコン膜
23に対して、CF4,CC 12 F2 ,SF6等
のガスを用いてエッチバックを行ない、エミッタ形成の
ための開孔部のみに適当な厚さの第3多結晶シリコン膜
23を残す。
対して、CF4系のガスを用いて、反応性イオンエッチ
ング液により、エッチバックを行ない、側壁のみにシリ
コン窒化膜20を残し、シリコン窒化膜20をマスクと
して、シリコン酸化膜21の一部を除去し、エミッタ形
成用の開孔部を形或する。次に第3多結晶シリコン膜2
3をエミッタ形成のための開孔部を埋設するように堆積
させる. 次に第1図(h)に示すように、第3多結晶シリコン膜
23に対して、CF4,CC 12 F2 ,SF6等
のガスを用いてエッチバックを行ない、エミッタ形成の
ための開孔部のみに適当な厚さの第3多結晶シリコン膜
23を残す。
次に第1図(i)に示すように、適当なエネルギー適当
なドーズ量のn型不純物、例えばヒ素等をイオン注入法
等により添加し、その後、第4多結晶シリコン膜を堆積
し、感光性樹脂をマスクとして、CF4 ,CC 12
F2 ,SF6等のガスを用い反応性イオンエッチン
グ法により、選択的に除去しエミッタ電極25を形成す
る。このとき、第4多結晶シリコン膜を堆積した段階で
n型不純物をイオン注入法等により添加すれば、電極部
におけるエミッタ抵抗の低減が図られる。次にN2,o
2等の雰囲気中で900〜1000℃の熱処理により不
純物を拡散させ、エミッタ領域24を形成する。この場
合、バイボーラトランジスタの高速化を図るため、ラン
ブアニール等の高速熱処理による拡散を行なうこともで
きる。
なドーズ量のn型不純物、例えばヒ素等をイオン注入法
等により添加し、その後、第4多結晶シリコン膜を堆積
し、感光性樹脂をマスクとして、CF4 ,CC 12
F2 ,SF6等のガスを用い反応性イオンエッチン
グ法により、選択的に除去しエミッタ電極25を形成す
る。このとき、第4多結晶シリコン膜を堆積した段階で
n型不純物をイオン注入法等により添加すれば、電極部
におけるエミッタ抵抗の低減が図られる。次にN2,o
2等の雰囲気中で900〜1000℃の熱処理により不
純物を拡散させ、エミッタ領域24を形成する。この場
合、バイボーラトランジスタの高速化を図るため、ラン
ブアニール等の高速熱処理による拡散を行なうこともで
きる。
次に第1図(j)に示すように、エミッタ電極25上に
金属電極26をA1等で形成することによりバイボーラ
トランジスタが完戒する。
金属電極26をA1等で形成することによりバイボーラ
トランジスタが完戒する。
次に第2の実施例について第2図を用いて説明する。
第1図(a)〜(h)で説明した工程は、第2の実施例
でも同じである。第lの実施例との違いを第2図により
説明する。
でも同じである。第lの実施例との違いを第2図により
説明する。
第1の実施例で第4多結晶シリコンでエミッタ電極25
を形成したのは、Affl等の金属電極を形成する場合
に、多結晶シリコンと金属電極との間の接触抵抗の低減
のため、シリサイドを形成したときに、シリサイドがエ
ミッタ領域に達するのを防ぐためである。シリサイドが
エミッタ領域に達しなければ、第2図に示すように第3
多結晶シリコン膜23のエッチバックを行ない、n型不
純物の添加後、熱処理を行ない、エミッタ領域24を形
成した後で金属電極26を形或する。このようにすれば
工期の短縮及び電極におけるエミッタ抵抗の低減を図る
ことができる。
を形成したのは、Affl等の金属電極を形成する場合
に、多結晶シリコンと金属電極との間の接触抵抗の低減
のため、シリサイドを形成したときに、シリサイドがエ
ミッタ領域に達するのを防ぐためである。シリサイドが
エミッタ領域に達しなければ、第2図に示すように第3
多結晶シリコン膜23のエッチバックを行ない、n型不
純物の添加後、熱処理を行ない、エミッタ領域24を形
成した後で金属電極26を形或する。このようにすれば
工期の短縮及び電極におけるエミッタ抵抗の低減を図る
ことができる。
以上説明したように本発明の製造方法によれば、多結晶
シリコンのエミッタ電極から不純物をエピタキシャル層
中に拡散させてエミッタ領域を形成するときに、多結晶
シリコンをエッチバックし、エミッタ開孔部に残した多
結晶シリコンに不純物を添加し、不純物のエミッタ形成
領域までの拡散距離を短くし、かつ全ての不純物から等
距離とすることにより、所定の位置に所望の電気的特性
を有するエミッタ領域を形成することができる。また、
近年、バイボーラトランジスタでは、高速化を図るため
、高速加熱処理を行なう傾向にあるが、その場合にも、
充分な濃度をもつ浅い接合のエミッタを形或することが
できる.
シリコンのエミッタ電極から不純物をエピタキシャル層
中に拡散させてエミッタ領域を形成するときに、多結晶
シリコンをエッチバックし、エミッタ開孔部に残した多
結晶シリコンに不純物を添加し、不純物のエミッタ形成
領域までの拡散距離を短くし、かつ全ての不純物から等
距離とすることにより、所定の位置に所望の電気的特性
を有するエミッタ領域を形成することができる。また、
近年、バイボーラトランジスタでは、高速化を図るため
、高速加熱処理を行なう傾向にあるが、その場合にも、
充分な濃度をもつ浅い接合のエミッタを形或することが
できる.
第1図及び第2図は本発明の第1及び第2の実施例と説
明するための半導体チップの断面図、第3図は従来例を
説明するための半導体チップの断面図である。 10.30・・・半導体基板、11.31・・・エピタ
キシャル層、12.32・・・シリコン酸化膜、13.
33・・・シリコン窒化膜、14.34・・・第1多結
晶シリコン膜(P+)、15・・・感光性樹脂、16.
36・・・シリコン酸化膜、17.37・・・第2多結
晶シリコン膜、18.38・・・P/型多結晶シリコン
、19.39・・・外部ベース領域、20.40・・・
シリコン窒化膜、21.41・・・シリコン酸化膜、2
2.42・・・内部ベース領域、23.43・・・第3
多結晶シリコン膜、24.44・・・エミッタ領域、2
5・・・第4多結晶シリコン膜、26.46・・・金属
電極。
明するための半導体チップの断面図、第3図は従来例を
説明するための半導体チップの断面図である。 10.30・・・半導体基板、11.31・・・エピタ
キシャル層、12.32・・・シリコン酸化膜、13.
33・・・シリコン窒化膜、14.34・・・第1多結
晶シリコン膜(P+)、15・・・感光性樹脂、16.
36・・・シリコン酸化膜、17.37・・・第2多結
晶シリコン膜、18.38・・・P/型多結晶シリコン
、19.39・・・外部ベース領域、20.40・・・
シリコン窒化膜、21.41・・・シリコン酸化膜、2
2.42・・・内部ベース領域、23.43・・・第3
多結晶シリコン膜、24.44・・・エミッタ領域、2
5・・・第4多結晶シリコン膜、26.46・・・金属
電極。
Claims (1)
- 第1導電型エピタキシャル層が形成された半導体基板上
に絶縁膜を介して第1多結晶シリコン膜を堆積したのち
第2導電型の不純物を添加する工程と、前記第1多結晶
シリコン膜を選択的にエッチング除去したのち表面に酸
化膜を形成する工程と、残された第1多結晶シリコン膜
と酸化膜をマスクとして前記絶縁膜を選択的にエッチン
グ除去し開孔部を形成する工程と、この開孔部を含む全
面に第2多結晶シリコン膜を堆積する工程と、熱処理を
して前記第1多結晶シリコン膜中の不純物を前記第2多
結晶シリコン膜の一部に拡散させると同時に前記エピタ
キシャル層の一部に拡散させて、第2導電型の外部ベー
ス領域を形成する工程と、前記第2多結晶シリコン膜の
うち不純物が拡散されていない領域を、不純物が拡散さ
れた領域よりエッチッグ速度の速いエッチング方法を用
いマスクなしで選択的にエッチング除去する工程と、残
された前記第2多結晶シリコン膜および露出したエピタ
キシャル層の表面を酸化し薄い酸化膜を形成する工程と
、前記薄い酸化膜上及び第2多結晶シリコン膜をエッチ
ング除去した開孔部側壁に絶縁膜を形成する工程と、前
記エピタキシャル層上の薄い酸化膜を除去し露出したエ
ピタキャシャル層に第2導電型不純物を導入して内部ベ
ース領域を形成する工程と、前記内部ベース領域上を含
む全面に第3多結晶シリコン膜を堆積する工程と、前記
第3多結晶シリコン膜に対してエッチバックを行ない側
壁に絶縁膜を形成した前記開孔部内に所定量の第3多結
晶シリコン膜を残す工程と、残された第3多結晶シリコ
ン膜に第1導電型不純物を導入したのち熱処理し前記内
部ベース領域にエミッタ領域を形成する工程とを含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP189790A JPH03206622A (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP189790A JPH03206622A (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03206622A true JPH03206622A (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=11514377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP189790A Pending JPH03206622A (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03206622A (ja) |
-
1990
- 1990-01-08 JP JP189790A patent/JPH03206622A/ja active Pending
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