JPH0320514Y2 - - Google Patents

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JPH0320514Y2
JPH0320514Y2 JP1983027287U JP2728783U JPH0320514Y2 JP H0320514 Y2 JPH0320514 Y2 JP H0320514Y2 JP 1983027287 U JP1983027287 U JP 1983027287U JP 2728783 U JP2728783 U JP 2728783U JP H0320514 Y2 JPH0320514 Y2 JP H0320514Y2
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JP
Japan
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compressor
cooling
idle
switch
pressure
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JP1983027287U
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JPS59133750U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は冷房用コンプレツサ装着エンジンの
改良に関し、更に詳しくは、冷房スイツチがオン
でかつエンジンがオーバヒート気味の時にアイド
ルアツプ装置を作動させてエンジンの冷却を図れ
るように改良した冷房用コンプレツサ装着エンジ
ンに関する。
〔従来の技術〕
従来、冷房用コンプレツサを装着したエンジン
を搭載した車両においては、エンジンのアイドル
運転時に冷房を働かせようとすると、コンプレツ
サの負荷によりアイドル回転数が低下して不安定
になるので、例えば実開昭55−71042号公報に記
載されているように、アイドル回転低下を補うた
めのアイドルアツプ装置が備えられており、その
作動は通常コンプレツサへの作動電気信号に連動
して行なわれるようになつている。
そして、これに加えてエンジンのオーバヒート
時等、エンジンルームが高温となるような場合に
コンプレツサの冷媒配管を保護するため、コンプ
レツサの吐出圧を感知する圧力検出器を設け、異
常高圧時にコンプレツサの作動を停止する機能を
構成する場合、従来は前記アイドルアツプ装置も
コンプレツサに連動して止まるようになつてい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、コンプレツサの吐出圧が高い時
には、エンジンはオーバヒート気味である等、熱
的に苛酷な状態にあり、コンプレツサの作動は停
止させてもアイドル回転は上昇させて冷却フアン
による風量を増し、エンジンおよび冷媒の冷却を
促進させた方が望ましいが、従来装置ではこのよ
うになつていなかつた。
この考案の目的はエンジンのオーバヒートをコ
ンプレツサの吐出圧上昇により検出した際には、
コンプレツサは停止させるが、アイドルアツプ装
置は継続して作動させるようにして、コンプレツ
サの冷媒の保護およびエンジンの冷却を促進する
ことができる優れた冷房用コンプレツサ装着エン
ジンを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この考案の冷房用
コンプレツサ装着エンジンの構成は、車両冷房用
コンプレツサと、アイドルアツプ装置と、冷房用
コントローラとを設け、該コントローラによつて
オンオフ制御される冷房スイツチに、前記コンプ
レツサとアイドルアツプ装置とを並列的に接続し
て、該コンプレツサとアイドルアツプ装置とを同
時にオンオフすると共に、前記コンプレツサの吐
出口側の冷媒管に吐出圧検出器を取付け、該吐出
圧検出器の検出圧が設定圧を越えるとオフする圧
力スイツチを、前記コンプレツサと冷房スイツチ
との間に介装し、コンプレツサを単独でオフ可能
にしたものである。
〔実施例〕
以下、図面を用いてこの考案の実施例を説明す
る。
第1図はこの考案の冷房用コンプレツサ装着エ
ンジンの構成説明図である。コンプレツサ10は
エンジン本体1によりフアンベルト2を介して駆
動され、吸入口11より吸入した冷媒ガスを圧縮
し、吐出口12から高温高圧にして送り出す。こ
の高温高圧の冷媒ガスはコンデンサ13で冷却フ
アン3で強制冷却され、液化されてリキツドタン
ク14でろ過され、エキスパンシヨンバルブ15
で低温低圧の霧状にされてエバポレータ16に流
れ、周囲の空気から熱を奪つて再びガス状にな
り、再びコンプレツサ10に房つてくるようにな
つている(矢印が以上の経路を示している)。1
7はブロワで、前記エバポレータ16に外気また
は車室内空気を送つてこれを冷却し、冷風として
車室内に送り込むものである。
以上のように冷媒ガスを吸入・圧縮して循環さ
せるコンプレツサ10は、車両室内の温度やエン
ジンの運転状態により空調制御を行なうコントロ
ーラ4の命令によりオンオフされるようになつて
おり、コンプレツサ10とコントローラ4とを結
ぶ回路Kにはコントローラ4によりオンオフされ
る冷房スイツチ5が設けられている。そしてさら
に、前記コンプレツサ10の吐出口12側の冷凍
管路18に設置された吐出圧検出器6の出力によ
りオンオフされる圧力スイツチ7が前記冷房スイ
ツチ5とコンプレツサ10との間の回路Kに介装
されている。
8はアイドルアツプ装置であり、この考案では
回路Lにより前記冷却スイツチ5と圧力スイツチ
7との間の回路Kに接続されている。
以上のように構成されたこの考案の冷房用コン
プレツサ装着エンジンでは、吐出圧検出器6の出
力が第2図に示す設定圧Pより低く、圧力スイツ
チ7がオンしている時には、コンプレツサ10お
よびアイドルアツプ装置8は共にコントローラ4
に制御されてオンオフする冷房スイツチ5により
オンオフする。
ところが、コンプレツサ10の吐出圧が設定圧
Pを越えると、吐出圧検出器6により圧力スイツ
チ7がオフするので、コンプレツサ10の作動は
停止されるが、冷房スイツチ5を介して直接コン
トローラ4に接続するアイドルアツプ装置8は、
コントローラ4の命令によりオンオフすることが
できる。従つて、エンジンのオーバヒート時等、
エンジンが熱的に苛酷な状態にある時は、この考
案のエンジンではコンプレツサ10は停止させ、
アイドルアツプ装置8だけ作動させてアイドル回
転数を増し、冷却フアン3によるエンジン本体1
や冷媒の冷却を促進させることができる。
なお、この実施例では吐出圧検出器6に、第2
図に示すような吐出圧力が設定圧P以上で圧力ス
イツチ7をオフさせるようにしたが、第3図に示
すように、吐出圧検出器6は、第1設定圧Q以下
および第2設定圧P以上で圧力スイツチ7をオフ
させるものでも良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の冷房用コンプ
レツサ装着エンジンは、冷房用コンプレツサのオ
ンオフをアイドルアツプ装置とは独立して行なう
ことができるので、オーバヒート時等、熱的に苛
酷な状態下ではコンプレツサのみを停止させ、ア
イドル回転数は増加させてエンジンおよび冷媒配
管等の冷却を促進させることができるのでエンジ
ンや冷房装置の熱的損傷を防止することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の冷房用コンプレツサ装着エ
ンジンの構成を示す説明図、第2図は第1図の圧
力スイツチの吐出圧検出器によるオンオフ制御特
性の一実施例の線図、第3図は圧力スイツチの制
御特性の他の実施例の線図である。 1……エンジン本体、2……フアンベルト、3
……冷却フアン、4……コントローラ、5……冷
房スイツチ、6……吐出圧検出器、7……圧力ス
イツチ、8……アイドルアツプ装置、10……コ
ンプレツサ、12……吐出口、18……冷媒管
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両冷房用コンプレツサと、アイドルアツプ装
    置と、冷房用コントローラとを設け、該コントロ
    ーラによつてオンオフ制御される冷房スイツチ
    に、前記コンプレツサとアイドルアツプ装置とを
    並列的に接続して、該コンプレツサとアイドルア
    ツプ装置とを同時にオンオフすると共に、前記コ
    ンプレツサの吐出口側の冷媒管に吐出圧検出器を
    取付け、該吐出圧検出器の検出圧が設定圧を越え
    るとオフする圧力スイツチを、前記コンプレツサ
    と冷房スイツチとの間に介装し、コンプレツサを
    単独でオフ可能にした冷房用コンプレツサ装着エ
    ンジン。
JP2728783U 1983-02-28 1983-02-28 冷房用コンプレツサ装着エンジン Granted JPS59133750U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2728783U JPS59133750U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 冷房用コンプレツサ装着エンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2728783U JPS59133750U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 冷房用コンプレツサ装着エンジン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59133750U JPS59133750U (ja) 1984-09-07
JPH0320514Y2 true JPH0320514Y2 (ja) 1991-05-02

Family

ID=30158182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2728783U Granted JPS59133750U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 冷房用コンプレツサ装着エンジン

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JP (1) JPS59133750U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5571042U (ja) * 1978-11-10 1980-05-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59133750U (ja) 1984-09-07

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