JPH05286354A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH05286354A
JPH05286354A JP8549592A JP8549592A JPH05286354A JP H05286354 A JPH05286354 A JP H05286354A JP 8549592 A JP8549592 A JP 8549592A JP 8549592 A JP8549592 A JP 8549592A JP H05286354 A JPH05286354 A JP H05286354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
temperature
air
low
pressure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8549592A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Higuchi
敏幸 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP8549592A priority Critical patent/JPH05286354A/ja
Publication of JPH05286354A publication Critical patent/JPH05286354A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、エンジンの高速回転下における空
調負荷が低い場合にあっても空調装置の運転を継続する
車両用空調装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は車両用エンジンによってコンプレッ
サを駆動してなる車両用空調装置において、外気温度を
検知する検知手段と、この検知手段による検知温度が所
定温度以下になったときコンデンサに送る風量を低減さ
せる制御手段とを備えたことを特徴とする車両用空調装
置を構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバス等の車両に装備され
る車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置の一例が図2に示
されている。図2において、1は車両用のエンジン、2
はクラッチ3を介してエンジン1によって駆動されるコ
ンプレッサ、4はコンデンサ、5はコンデンサ4に外気
を送る複数のファンで、それぞれモータ6によって駆動
される。7は膨張弁、8はエバポレータ、9はエバポレ
ータ8に車室内の空気を送るファンで、モータ10によ
って駆動される。11はエンジン1によって駆動される
発電機、12は発電機11によって充電されるバッテリ
で、モータ6,10の駆動用電源となる。
【0003】しかして、コンプレッサ2から吐出された
高温・高圧の冷媒ガスはコンデンサ4に入り、ここでフ
ァン5から送られる外気と熱交換することによって凝縮
液化し低温・高圧の冷媒液となる。この冷媒液は膨張弁
7に入り、ここで断熱膨張した後エバポレータ8に入
り、ここでファン9から送られる車室内空気を冷却する
ことによって蒸発気化して低温低圧の冷媒ガスとなる。
そして、この冷媒ガスはコンプレッサ2に吸入されて再
び圧縮される。
【0004】エバポレータ8において冷媒と熱交換して
冷却された空気は図示しないダクトを通って車室内に吹
き出される。
【0005】また、エバポレータ8における冷媒圧力が
低下するとここが着霜され易くなる。このため、エバポ
レータ8とコンプレッサ2との間にこの配管内圧力、即
ち、低圧圧力を検知する低圧スイッチ13が取付けられ
ており、低圧圧力が設定圧力以下になったときはクラッ
チ3を切断することによってコンプレッサ2を停止し、
これによって空調装置の運転を停止するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用空調
装置には解決すべき次の課題があった。即ち、従来の装
置ではコンプレッサ2の能力はエンジン1の回転数に依
存しているため、例えば、外気温度が低くて空調負荷が
低いときであってもエンジン1が高速回転下にある場合
には、コンプレッサ2は高能力で駆動されることとな
る。このような場合、低圧圧力が低下し、低圧スイッチ
13の作動によってコンプレッサ2が停止されるため空
調装置としての機能を発揮できなかったり、或いは、低
圧スイッチ13の取付け箇所とコンプレッサ2との間の
配管が長い場合には、低圧スイッチ13は作動しないが
コンプレッサ2がバキューム状態となって装置内に外気
が漏入しやすくなる等の不具合があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑み、エンジンの高速
回転下における空調負荷が低い場合にあっても空調装置
の運転を継続する車両用空調装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として、車両用エンジンによってコンプレッサを駆
動してなる車両用空調装置において、外気温度を検知す
る検知手段と、この検知手段による検知温度が所定温度
以下になったときコンデンサに送る風量を低減させる制
御手段とを備えたことを特徴とする車両用空調装置を提
供しようとするものである。
【0009】
【作用】本発明は上記構成を具えているため次の作用を
有する。即ち、検知手段によって外気温度を検知し、外
気温度が所定温度以下になると制御手段によってコンデ
ンサ用ファンの回転数を低下させ、或いはコンデンサ用
ファンの稼働台数を減少させることによってコンデンサ
に送る風量を低減する。これにより、コンデンサで凝縮
される冷媒の温度を高くしてコンプレッサの吐出側圧
力、即ち、高圧圧力を上昇させ、この高圧圧力に依存し
て変化する低圧圧力を上昇させる。
【0010】この結果、低圧圧力の低下を検知して作動
する低圧スイッチが不適切な状態下で作動して空調装置
を停止させる事態が生じなくなる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。な
お、従来例と同様の構成部材には同符号を付し、必要あ
る場合を除き、説明を省略する。
【0012】図1は本実施例の系統図で、図において、
15は外気温度を検知するための温度センサ、20はコ
ンデンサ4に送るファン5の風量を制御するためのコン
トローラ、21は温度センサ15の検知温度と、設定手
段22の設定温度とを比較するための比較手段、22は
基準的な空調負荷に見合った温度を予め設定しておくた
めの設定手段、23は温度センサ15の検知温度と設定
手段22の設定温度との比較結果に基いてファン5のモ
ータ6に出力指令を発する出力手段である。
【0013】その他の構成は図2の従来例と同様であ
る。
【0014】次に上記構成の作用について説明する。
【0015】温度センサ15により検知された外気温度
はコントローラ20の比較手段21に入力され、ここで
設定手段22で設定された温度と比較される。外気温度
が設定温度から演算される値以下であると空調負荷が低
いと判断され、出力手段23を経てモータ6の回転数が
低下され、或いはモータ6の稼働台数が減少される。
【0016】かくして、ファン5によってコンデンサ4
に送られる風量が低減されるため、コンデンサ4で凝縮
される冷媒の温度が高くなってコンプレッサ2の吐出側
圧力即ち、高圧圧力が上昇し、この高圧圧力に依存して
変化する低圧圧力が上昇される。
【0017】従って、低圧圧力の低下を検知して作動す
る低圧スイッチ13は低圧圧力の上昇によって作動しな
くなり、空調装置の運転を継続することができる。
【0018】なお、別な実施例として、多数の値の温度
を規定し、設定温度から演算される値と各規定温度との
比較に応じてモータ6の回転数を多段階に低減させる手
段を用いてもよい。
【0019】以上の通り、本実施例によれば外気温を検
知する温度センサ15の情報と、望ましい温度値を設定
した設定手段22の設定値とを比較手段21によって比
較し、外気温が低く、空調負荷が低いと判断した場合は
出力手段23を通じてファン5の風量を低減するよう制
御し、コンデンサ4で凝縮される冷媒の温度を適切に維
持するので、従来のように外気温が低く、低負荷にも拘
らず、高速回転のエンジン1に応動するがため、低圧ス
イッチ13が働いてコンプレッサ2が停止し、空調装置
としての機能を発揮できなくなる、といった不具合が解
消する利点がある。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
【0021】即ち、本発明によれば、外気温度が所定温
度以下になったときコンデンサに送る風量を低減して、
高圧圧力を上昇させ、この高圧圧力に依存して変化する
低圧圧力を上昇させるようにしたので、エンジンの高速
回転下における空調負荷が低い場合にあっても空調装置
の運転を継続することができ、空調機能を発揮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用空調装置の系統
図、
【図2】従来の車両用空調装置を示す系統図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 コンプレッサ 4 コンデンサ 5 ファン 6 モータ 15 温度センサ 20 コントローラ 21 比較手段 22 設定手段 23 出力手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用エンジンによってコンプレッサを
    駆動してなる車両用空調装置において、外気温度を検知
    する検知手段と、この検知手段による検知温度が所定温
    度以下になったときコンデンサに送る風量を低減させる
    制御手段とを備えたことを特徴とする車両用空調装置。
JP8549592A 1992-04-07 1992-04-07 車両用空調装置 Withdrawn JPH05286354A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8549592A JPH05286354A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 車両用空調装置

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JP8549592A JPH05286354A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 車両用空調装置

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JPH05286354A true JPH05286354A (ja) 1993-11-02

Family

ID=13860519

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JP8549592A Withdrawn JPH05286354A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 車両用空調装置

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JP (1) JPH05286354A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318025A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Yanmar Diesel Engine Co Ltd エンジンヒートポンプの制御装置及び制御方法
KR20050040282A (ko) * 2003-10-28 2005-05-03 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 자동차용 냉방장치의 냉각팬 조절방법
WO2014192545A1 (ja) * 2014-05-14 2014-12-04 株式会社小松製作所 作業車両

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US9662958B2 (en) 2014-05-14 2017-05-30 Komatsu Ltd. Work vehicle

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608