JP2002318025A - エンジンヒートポンプの制御装置及び制御方法 - Google Patents

エンジンヒートポンプの制御装置及び制御方法

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JP2002318025A
JP2002318025A JP2001121704A JP2001121704A JP2002318025A JP 2002318025 A JP2002318025 A JP 2002318025A JP 2001121704 A JP2001121704 A JP 2001121704A JP 2001121704 A JP2001121704 A JP 2001121704A JP 2002318025 A JP2002318025 A JP 2002318025A
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heat pump
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refrigerant
cooling
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Yoshikazu Ota
良和 大田
Kyotaro Nishimoto
京太郎 西本
Hirosuke Sato
博亮 佐藤
Shogo Matsubayashi
昌吾 松林
Takeshi Okabe
健 岡部
Toru Matsui
徹 松井
Takeshi Yokoyama
武 横山
Taku Nakamura
卓 中村
Hiroshi Tsuruoka
浩 鶴岡
Koji Fushimi
孝司 伏見
Kouta Yokoyama
晃太 横山
Sukenari Tate
祐成 舘
Yoshihito Taniguchi
圭仁 谷口
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Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Yanmar Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンヒートポンプにおいて、室内側の要
求負荷に影響を与えることなく、触媒再生運転を可能に
する。 【解決手段】 NOx吸蔵還元触媒を介装する排気系統
を具備するエンジンヒートポンプ1の制御装置であっ
て、硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒の再生運転時にお
いて、室内側の空調負荷に影響を与えることがないよう
に、エンジン負荷を適正にする制御が可能な空調負荷制
御手段を有し、前記空調負荷制御手段は、室外熱交換機
を冷却する三個の冷却ファン(第一冷却ファン51、第
二冷却ファン52、第三冷却ファン53)の回転数を独
立して制御するファン回転数制御手段61・62・63
とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気系に排ガス浄
化装置としてNOx吸蔵還元触媒を介装したエンジンを
具備するエンジンヒートポンプの構造及び運転方法に関
するものであって、より詳しくは、エンジンヒートポン
プの制御装置及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リーンバーンエンジンは効率が高く、省
エネ性や二酸化炭素の排出抑制において有利なエンジン
であるが、排気ガス中の酸素濃度が高く、従来から用い
られている三元触媒を用いることができない。そこで、
近年、リーンバーンエンジン用の低NOx化触媒とし
て、吸蔵還元型の触媒(以下「NOx吸蔵還元触媒」と
する)が提案されている。このNOx吸蔵還元触媒は、
低NOx化を目的として、近年、エンジンヒートポンプ
の排ガス浄化装置としても適用されている。
【0003】NOx吸蔵還元触媒は、空燃比がリーン
(燃料薄)の時にはNOxを吸蔵し、リッチ(燃料濃)
若しくはストイキ(完全燃焼)の状態の時には吸蔵して
いたNOxを放出するとともに、放出されたNOxを還
元するという特徴をもっている。しかし、リーン状態で
の吸蔵量は有限であるため、吸蔵剤が飽和する前に、既
に吸蔵されたNOxを放出・還元除去する必要がある。
そのため、エンジンを一時的にリッチ運転し、リッチ/
リーンサイクルの運転により、NOxの吸蔵、放出・還
元のサイクルを形成し、低NOx化を図る技術が提案さ
れている。
【0004】また、NOx吸蔵還元触媒は、リッチ/リ
ーンサイクル運転時にNOxだけでなくSOxも吸蔵し
てしまう。その際には、吸蔵材は硫酸塩へと変化する。
SOxの吸蔵により生成した硫酸塩は安定であるため、
通常のリッチ/リーンサイクルにおいては、一度吸蔵し
たSOxの放出・除去が行われず、使用時間とともに徐
々に硫黄分が蓄積していくため、次第にNOx吸蔵量が
低下してしまうのである。
【0005】しかし、一度吸蔵されたSOxも、高温、
リッチもしくはストイキ排気ガス雰囲気では除去するこ
とができる。そこで、NOx吸蔵還元触媒を、高温、リ
ッチもしくはストイキ排気ガス雰囲気の下に置くべく、
エンジンを高負荷で運転させる、即ち、触媒再生運転を
定期的に行うことが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の触媒再生運転中
はエンジン回転数を高速に固定する(エンジン負荷を増
加させる)ことが必要となる。しかし、室内側の要求負
荷を無視したまま、エンジン負荷を増加させてしまう
と、室内側の要求負荷とエンジンの負荷のバランスが崩
れ、圧力上昇や圧力低下が発生し、適正な冷凍サイクル
を構成することができなくなり、結果として冷媒圧力異
常や温度異常という異常現象に阻まれ、再生運転を継続
することは困難であった。この異常現象の結果、冷房/
暖房が効きすぎる、又は、コントロールできなくなると
いった不具合が生じてしまう。また、とくに、春や秋に
おいては、室内側の要求負荷が小さくなる状況が起こり
やすく、エンジン負荷を小さい状態で保つ必要があるこ
とから、触媒再生運転が必要な場合においても、触媒再
生運転ができなかった。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑み、エンジンヒ
ートポンプに空調負荷制御手段を備えることにより、室
内側の要求負荷に影響を与えることなく、エンジン負荷
制御を可能にする技術を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上のごとくであり、次に該課題を解決する為
の手段を説明する。すなわち、請求項1に記載のごと
く、NOx吸蔵還元触媒を排気系統に具備するエンジン
ヒートポンプの運転制御装置であって、硫黄被毒したN
Ox吸蔵還元触媒の再生運転の際に、室内側の空調負荷
に影響を与えることがないように、エンジン負荷を適正
にする制御が可能な空調負荷制御手段を有することであ
る。
【0009】また、請求項2に記載のごとく、前記空調
負荷制御手段は、室外熱交換器を冷却する三個の冷却フ
ァンの回転数を独立して制御するファン回転数制御手段
からなることである。
【0010】また、請求項3に記載のごとく、前記空調
負荷制御手段は、室外熱交換器に流入する冷媒が通過す
る三系統の冷媒管に備える電子膨張弁で構成したことで
ある。
【0011】また、請求項4に記載のごとく、前記空調
負荷制御手段は、コンプレッサの二次側の冷媒管に備え
る高圧センサと、廃熱回収器の一次側の冷媒管に備える
低圧センサと、エンジン冷却水をラジエータ側と廃熱回
収器側とに分配する電動三方弁とから構成したことであ
る。
【0012】また、請求項5に記載のごとく、前記空調
負荷制御手段は、コンプレッサの二次側の冷媒管に備え
る高圧センサと、廃熱回収器の一次側の冷媒管に備える
低圧センサと、廃熱回収器の二次側の冷媒管に備える温
度センサと、廃熱回収器の一次側の冷媒管とリキッドレ
シーバを通じる冷媒回路に備える電子膨張弁とから構成
したことである。
【0013】また、請求項6に記載のごとく、前記空調
負荷制御手段は、コンプレッサの二次側の冷媒管に備え
る高圧センサと、該冷媒管より分岐させたバイパス冷媒
管と、該バイパス冷媒管に備える電磁弁とから構成した
ことである。
【0014】また、請求項7に記載のごとく、請求項1
乃至6のいずれかに記載のエンジンヒートポンプの制御
装置を用い、空調負荷制御手段により、エンジンにかか
る負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒の
再生を行うことである。
【0015】また、請求項8に記載のごとく、請求項2
に記載のエンジンヒートポンプの制御装置を用い、エン
ジンにかかる負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸蔵
還元触媒の再生運転を行う際に、冷房運転時において、
高圧センサ値が所定値よりも低い場合は、ファン回転数
制御手段により、第一冷却ファン、第二冷却ファンの回
転数の減少、第三冷却ファンの停止、第二冷却ファンの
停止、第一冷却ファンの回転数の減少、の順に回転数を
制御し、暖房運転時において、低圧センサ値が所定値よ
りも高い場合は、ファン回転数制御手段により、第一冷
却ファン、第二冷却ファンの回転数の減少、第三冷却フ
ァンの停止、第二冷却ファンの停止、第一冷却ファンの
回転数の減少、の順に回転数を制御することである。
【0016】また、請求項9に記載のごとく、請求項3
に記載のエンジンヒートポンプの制御装置を用い、エン
ジンにかかる負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸蔵
還元触媒の再生運転を行う際に、冷房運転時において、
高圧センサ値が所定値よりも低い場合は、電子膨張弁の
開度を小さくすることである。
【0017】また、請求項10に記載のごとく、請求項
4に記載のエンジンヒートポンプの制御装置を用い、エ
ンジンにかかる負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸
蔵還元触媒の再生運転を行う際に、冷房運転時では、低
圧センサ値が所定値よりも低い場合に、電動三方弁によ
り、廃熱回収器側へのエンジン冷却水を増加させ、暖房
運転時では、低圧センサ値が所定値よりも高い場合に、
電動三方弁により、廃熱回収器側へのエンジン冷却水を
減少させることである。
【0018】また、請求項11に記載のごとく、請求項
5に記載のエンジンヒートポンプの制御装置を用い、エ
ンジンにかかる負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸
蔵還元触媒の再生運転を行う際に、冷房運転時におい
て、電動三方弁が廃熱回収器側に開である場合に、温度
センサの温度と低圧センサの圧力値とを演算し、温度セ
ンサにおける冷媒過熱度を一定にするように、電子膨張
弁の開度を調節することである。
【0019】また、請求項12に記載のごとく、請求項
6に記載のエンジンヒートポンプの制御装置を用い、エ
ンジンにかかる負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸
蔵還元触媒の再生運転を行う際において、電磁弁の開度
を調節し、コンプレッサの二次側の冷媒管の高圧冷媒
を、バイパス冷媒管を通して低圧側の冷媒管へ逃がすこ
とである。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は冷房運転時の冷媒回路
図、図2は同じく暖房運転時の冷媒回路図、図3は同じ
くエンジン冷却水回路図、図4は空調制御手段の構成
図、図5は冷房運転時の触媒再生運転の制御方法の例を
示すフローチャート、図6は同じく暖房運転時における
フローチャートである。
【0021】図1乃至図3に示すごとく、NOx吸蔵還
元触媒45(図3)を排気系統に具備するエンジンヒー
トポンプ1の運転制御装置であって、硫黄被毒したNO
x吸蔵還元触媒の再生運転の際に、室内側の空調負荷に
影響を与えることがないように、エンジン負荷を適正に
する制御が可能な空調負荷制御手段を有する。
【0022】また、前記空調負荷制御手段は、室外熱交
換器を冷却する三個の冷却ファン(第一冷却ファン5
1、第二冷却ファン52、第三冷却ファン53)の回転
数を独立して制御するファン回転数制御手段(モーター
61・62・63)からなる。
【0023】また、前記空調負荷制御手段は、室外熱交
換器5A・5B・5Cに流入する冷媒が通過する三系統
の冷媒管13a・13b・13cに備える電子膨張弁1
4a・14b・14cで構成した。
【0024】また、前記空調負荷制御手段は、コンプレ
ッサ4の二次側の冷媒管20に備える高圧センサS1
と、廃熱回収器18の一次側の冷媒管17に備える低圧
センサS2と、エンジン冷却水をラジエータ43(図
3)側と廃熱回収器18側とに分配する電動三方弁32
(図3)とから構成した。
【0025】また、前記空調負荷制御手段は、コンプレ
ッサ4の二次側の冷媒管20に備える高圧センサS1
と、廃熱回収器18の一次側の冷媒管17に備える低圧
センサS2と、廃熱回収器18の二次側の冷媒管27に
備える温度センサ19と、廃熱回収器18の一次側の冷
媒管17とリキッドレシーバ6を通じる冷媒回路23に
備える電子膨張弁14dとから構成した。
【0026】また、前記空調負荷制御手段は、コンプレ
ッサ4の二次側の冷媒管20に備える高圧センサS1
と、該冷媒管20より分岐させたバイパス冷媒管25
と、該バイパス冷媒管25に備える電磁弁26とから構
成した。
【0027】次に、以上のごとく構成したエンジンヒー
トポンプにおける冷媒の流れについて、図1を用いて、
冷房運転時について説明する。エンジン41からの動力
によりコンプレッサ4が駆動されて冷媒が圧縮され、高
温高圧過熱蒸気状態の冷媒として、コンプレッサ4の二
次側の冷媒管20を通り、冷房方向に切換えられた四方
弁12を経由して室外熱交換器5A・5Bに圧送され
る。また、一部の冷媒は、四方弁12を経由せずに室外
熱交換器5Cに圧送される。室外熱交換器5A・5B・
5Cにおいて、第一冷却ファン51、第二冷却ファン5
2、第三冷却ファン53を通過する間に、第一冷却ファ
ン51、第二冷却ファン52、第三冷却ファン53の冷
却風により冷却されて、高温高圧過熱状態の冷媒が、凝
縮・液化し、高圧液相冷媒に変換される。
【0028】室外熱交換器5A・5B・5Cにおいて、
高圧液相冷媒に変換された冷媒は、冷媒管13a・13
b・13cを通って、リキッドレシーバ6に送られ気液
分離される。該冷媒管13a・13b・13cには、電
子膨張弁14a・14b・14cが備えられている。
【0029】ここで、リキッドレシーバ6における気液
分離の際には、リキッドレシーバ6の内部に配置された
過冷却器(不図示)により冷却されて、通常型冷却回路
の場合よりも更に低温の状態とされる。そして、冷媒液
管16aを通過した冷媒が、室内用膨張弁7a・7a・
・・において蒸発しやすい圧力まで減圧させた後、室内
熱交換器7b・7b・・・において室内空気から熱を吸
収して蒸発し室内空気を冷却する。
【0030】そして、室内熱交換器7b・7b・・・に
おいて気化した冷媒が、冷媒ガス管16bを通過して、
四方弁12を経由した後、低圧センサS2を備える冷媒
管17を通り、廃熱回収器18、温度センサ(温度セン
サ)19、アキュムレータ8を介してコンプレッサ4に
戻る。以上ごとく、冷媒を流すことにより、室内冷房が
行われる。
【0031】尚、廃熱回収器18は、二重管構造であっ
て、内管を冷媒管17とし、外管をエンジン冷却水が流
れる冷却水管31(図3)で構成している。この二重構
造によって、エンジン冷却水と、冷媒との熱交換が行わ
れるようになっている。熱交換をさせる量の制御方法の
詳細については後述する。
【0032】次に、図2を用いて、暖房運転時について
説明する。コンプレッサ4により圧縮された冷媒は、高
温高圧過熱蒸気の状態として、コンプレッサ4の二次側
の冷媒管20を通り、暖房方向に切換えられた四方弁1
2を経由して、冷媒ガス管16bを通過して、室内熱交
換器7b・7b・・・へと送られる。室内熱交換器7b
・7b・・・において、高温高圧過熱蒸気の冷媒から、
室内空気に熱が放熱されて、該冷媒は高圧液体状態とな
る。この放出熱により室内の暖房が行われる。
【0033】高圧液体状態の冷媒は、冷媒液管16aを
通過して、リキッドレシーバ6を経由した後、冷媒管1
3a・13cを通る際に、電子膨張弁14a・14cに
おいて、急激に膨張して、低温低圧液相状態の冷媒とな
り、室外熱交換器5A・5Bを通過する間に、外気より
熱を得て過熱状態の蒸気となる。そして、四方弁12を
経由し、低圧センサS2を備える冷媒管17を通り、廃
熱回収器18、温度センサ19、アキュムレータ8を介
して、気相となって再びコンプレッサ4に戻る。以上の
ごとく、冷媒を流すことにより、室内暖房が行われる。
【0034】次に、エンジンヒートポンプ1のエンジン
冷却水回路について説明する。図3に示すごとく、エン
ジン41を冷却した冷却水は、サーモスタット42によ
り設定温度に達すると弁が切換えられるようにしてお
り、設定温度より高いと電動三方弁32側へ、設定温度
より低いと冷却水ポンプ40側の回路に切換えられる。
電動三方弁32への冷却水は、コントローラの制御で電
動三方弁32により、前記廃熱回収器18側と、ラジエ
ータ43側へ分配される。廃熱回収器18へ送られた冷
却水は、冷却水管31を通って、冷媒管17を流れる冷
媒と熱交換をされる。ラジエータ43へ送られた冷却水
は、室外ファン44により、冷却され、冷却水ポンプ4
0を介して、再びエンジン41へ戻される。
【0035】次に、エンジンの燃焼空気Aの給気/排気
について説明する。図3に示すごとく、エンジン41に
取り込まれた燃焼空気Aは、所定の空燃比によって燃料
を燃焼した後、NOx吸蔵還元触媒45を通過し、排ガ
ス熱交換器46により熱交換され、排気Bとなって大気
へ放出される。NOx吸蔵還元触媒45を通過する際
に、前述したNOxの吸蔵、放出・還元、及びSOxの
吸蔵、放出・除去が行われる。
【0036】次に、以上のごとく構成したエンジンヒー
トポンプ1の制御方法について、図1乃至図6を用いて
以下に説明する。即ち、第一制御方法は、エンジンヒー
トポンプ1の制御方法であって、空調負荷制御手段によ
り、エンジン41にかかる負荷を増加させ、硫黄被毒し
たNOx吸蔵還元触媒45(図3)の再生を行う制御方
法である。
【0037】次に、第二制御方法は、エンジンヒートポ
ンプ1の制御方法であって、エンジン41にかかる負荷
を増加させ、硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒45の再
生運転を行う際に、冷房運転時において、高圧センサ値
が所定値よりも低い場合は、ファン回転数制御手段(モ
ーター61・62・63)により、第一冷却ファン5
1、第二冷却ファン52の回転数の減少、第三冷却ファ
ン53の停止、第二冷却ファン52の停止、第一冷却フ
ァン51の回転数の減少、の順に回転数を制御し、暖房
運転時において、低圧センサ値が所定値よりも高い場合
は、ファン回転数制御手段(モーター61・62・6
3)により、第一冷却ファン51、第二冷却ファン52
の回転数の減少、第三冷却ファン53の停止、第二冷却
ファン52の停止、第一冷却ファン51の回転数の減
少、の順に回転数を制御する制御方法である。
【0038】以上のように、ファン回転数制御手段(本
実施例では、モーター61・62・63で構成した)に
より、第一冷却ファン51、第二冷却ファン52、第三
冷却ファン53の回転数を減少することで、室外熱交換
器5a・5bへの冷却風量を少なくし、そして、室外熱
交換器5a・5bにおける熱交換の量を減らす。即ち、
冷房運転時においては、凝縮能力を小さくし、暖房運転
時においては、蒸発能力を小さくするのである。また、
第一冷却ファン51、第二冷却ファン52、第三冷却フ
ァン53の回転数は、高圧センサS1の圧力値、又は、
低圧センサS2の圧力値に基づいて、エンジン41の再
生運転出力が維持されるように制御される。こうして、
室内側の要求負荷に応えるため(室内側の要求負荷を一
定に保つため、即ち、影響を与えないため)に、室外熱
交換器5a・5bにおける熱交換の量の減少を補う必要
が生じることから、エンジン41の負荷を触媒再生運転
に必要な出力(以下「再生運転出力」とする)まで増加
させることができる。
【0039】次に、第三制御方法は、エンジンヒートポ
ンプ1の制御方法であって、エンジン41にかかる負荷
を増加させ、硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒45の再
生運転を行う際に、冷房運転時において、高圧センサS
1値が諸定値よりも低い場合は、電子膨張弁14a・1
4bの開度を小さくする制御方法である。また、暖房運
転時においては、高圧センサS1値が諸定値よりも高い
場合は、電子膨張弁14cの開度を大きくする制御方法
である。
【0040】まず、冷房運転時においては、電子膨張弁
14a・14bの開度を小さくし、リキッドレシーバ6
への冷媒の供給を減少させる。ここで、室内側の要求負
荷に応えるため(室内側の要求負荷を一定に保つため、
即ち、影響を与えないため)には、エンジン負荷を増加
させて、コンプレッサ4による圧送を増加させる必要が
生じる。こうして、エンジンの負荷を増加することが可
能となる。即ち、エンジンの負荷を再生運転出力まで増
加できるように、電子膨張弁14a・14bの開度を減
少させることで、触媒再生ができるのである。該電子膨
張弁14a・14bの開度は、高圧センサS1が検出す
るコンプレッサ4からの冷媒の供給量に基づき、室内側
の要求負荷に見合った冷媒がリキッドレシーバ6へ流れ
るように設定される。
【0041】一方、暖房運転時の触媒再生運転におい
て、コンプレッサ4の二次側の冷媒管20を流れる冷媒
の圧力が上昇しすぎ、いわゆる圧力異常が生じた場合に
は、電子膨張弁14cの開度を広げ、室外熱交換器5C
を凝縮機として作動させ、高圧冷媒をリキッドレシーバ
6へ流れるようにする。このように、電子膨張弁14c
は、暖房運転時の触媒再生運転においては、圧力異常の
回避手段として機能する。
【0042】次に、第四制御方法は、エンジンヒートポ
ンプ1の制御方法であって、エンジン41にかかる負荷
を増加させ、硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒45の再
生運転を行う際に、冷房運転時では、低圧センサS2値
が所定値よりも低い場合に、電動三方弁32により、廃
熱回収器18側へのエンジン冷却水を増加させ、暖房運
転時では、低圧センサS2値が所定値よりも高い場合
に、電動三方弁32により、廃熱回収器18側へのエン
ジン冷却水を減少させる制御方法である。
【0043】前述したごとく、廃熱回収器18は、二重
管構造であって、内管を冷媒管17とし、外管をエンジ
ン冷却水が流れる冷却水管31で構成しており、この二
重構造によって、エンジン冷却水と、冷媒との熱交換が
行われるようになっている。尚、電動三方弁32は、通
常の運転時、即ち、触媒再生運転を行わない場合には、
ラジエータ43側に完全に開くようにしており、エンジ
ン廃熱を含んだ冷却水は、廃熱回収器18側へは供給し
ないようになっている。
【0044】まず、冷房運転時において、再生触媒運転
を行う際に、低圧センサS2値が所定値よりも低い場
合、即ち、室内側の要求負荷が少なく、エンジン41負
荷を上昇させることができない場合には、電動三方弁3
2の開度を調整し、エンジン冷却水の廃熱回収器18側
への分配を増加させることにより、室内熱交換器7b・
7b・・・から戻る冷媒に、エンジン冷却水の熱を吸収
させることにより、冷媒を完全に気化させる。
【0045】ここで、冷媒にエンジン冷却水の熱が加え
られると、増加分の熱量により、室内熱交換器7b・7
b・・・における冷媒の冷房能力が減少することから、
コンプレッサ4により、より多くの冷媒を供給すること
が必要となる。即ち、エンジン41の負荷を増加させる
(エンジン負荷に影響を与える)必要が生じるのであ
る。こうして、エンジン41の負荷を再生運転出力まで
増加できるように、電動三方弁32の開度を、廃熱回収
器18側へ流す方へ開くことにより、触媒再生運転を行
うのである。
【0046】次に、暖房運転時において、再生触媒運転
を行う際に、低圧センサS2値が所定値よりも高い場
合、即ち、室内側の要求負荷が少なく、エンジン41の
負荷を上昇させることができない場合には、電動三方弁
32の開度を調整し、エンジン冷却水の廃熱回収器18
側への分配を減少することにより、室内熱交換器7b・
7b・・・から戻る冷媒によるエンジン冷却水の熱の吸
収を減少させ、冷媒の気化を妨げるようにする。
【0047】ここで、冷媒によるエンジン冷却水の熱の
吸収が減少すると、減少分の熱量により、室内熱交換器
7b・7b・・・における冷媒の暖房能力が減少するこ
とから、コンプレッサ4により、より多くの冷媒を供給
することが必要となる。即ち、エンジン41の負荷を増
加させる(エンジン負荷に影響を与える)必要が生じる
のである。こうして、エンジン41の負荷を再生運転出
力まで増加できるように、電動三方弁32の開度を、廃
熱回収器側と反対側のラジエータ側へ流す方へ開くこと
により、触媒再生運転を行うのである。
【0048】次に、第五制御方法は、エンジンヒートポ
ンプ1の制御方法であって、エンジン41にかかる負荷
を増加させ、硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒45の再
生運転を行う際に、冷房運転時において、電動三方弁3
2が廃熱回収器側に開である場合に、温度センサ19
(図1)の温度と低圧センサS2の圧力値とを演算し、
温度センサ19における冷媒過熱度を一定にするよう
に、廃熱回収器18の一次側の冷媒管17とリキッドレ
シーバ6を通じる冷媒回路23に備える電子膨張弁14
dの開度を調節する制御方法である。
【0049】冷房運転時において、電子膨張弁14dを
開くことにより、冷媒回路23を通じて、廃熱回収器1
8の一次側の冷媒管17に液体の冷媒が供給されると、
冷媒管17を通過する気化した冷媒に、液体の冷媒が加
わることから、温度センサ19における温度が減少し、
低圧センサS2の圧力値が上昇する。この低圧センサS
2の圧力値の上昇がおきないように、即ち、温度センサ
19における冷媒過熱度を一定にするように、エンジン
負荷を増加させるのである。こうして、エンジンの負荷
を再生運転出力まで増加できるように、電子膨張弁14
dの開度を開くように制御することで、触媒再生運転を
行うことが可能となる。
【0050】次に、第六制御方法は、エンジンヒートポ
ンプ1の制御方法であって、エンジン41にかかる負荷
を増加させ、硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒45の再
生運転を行う際において、電磁弁26の開度を調節し、
コンプレッサ4の二次側の冷媒管20の高圧冷媒を、バ
イパス冷媒管25を通して低圧側の冷媒管逃がす制御方
法である。
【0051】前述したごとく、コンプレッサ4の二次側
の冷媒管20には、バイパス冷媒管25が構成されてお
り、該バイパス冷媒管25には、冷媒流量を調整する電
磁弁26が備えられている。
【0052】触媒再生運転をするときは、室内側の要求
負荷に影響を与えずに、エンジン41の負荷を再生運転
出力まで上昇させるべく、前記制御方法(第一から第五
制御方法)を実施するが、室内側の要求負荷が極端に小
さい場合には、コンプレッサ4から圧出される冷媒の圧
力が上昇しすぎてしまい、いわゆる、圧力異常が生じて
しまう。該圧力異常を回避すべく、高圧センサS1の圧
力値に基づき、電磁弁26の開度を広くして、低圧側の
冷媒管、即ち、冷房運転時においては、図1に示す冷媒
ガス管16b、暖房運転時においては、図2に示す冷媒
管13a・13bへ冷媒を逃がすのである。
【0053】以上に述べた各制御方法において、制御を
つかさどる要素、即ち、空調制御手段を構成するものを
まとめたものを図4に示す。このように、空調制御手段
コントローラCへ、電磁弁26、高圧センサS1、低圧
センサS2、電子膨張弁14a・14b・14c・1
4、及び電動三方弁32からの情報を入力し、ファン回
転数制御手段であるモーター61・62・63及びエン
ジンの回転数を制御するエンジンコントローラEを制御
する構成としている。
【0054】次に、フローチャートを用いて、冷房運転
時及び暖房運転時の触媒再生運転での第一〜第六の制御
方法を適用する例について説明する。図5は、冷房運転
時における触媒再生運転のフローチャートである。ま
ず、室内要求負荷と、エンジン負荷を検出し、エンジン
負荷が再生運転出力であるかを判断する。エンジン負荷
が再生運転出力でない場合には、冷却ファンの回転数を
減少させる(S12に示す第二制御方法)。これによ
り、エンジン負荷が上昇するが、この上昇においても、
再生運転出力にならない場合は、電子膨張弁14a・1
4bの開度を狭くする(S13に示す第三制御方法)。
これにより、エンジン負荷が上昇するが、この上昇にお
いても、再生運転出力にならない場合は、さらに、電動
三方弁32の廃熱回収器18側への開度を広げる(S1
4に示す第四制御方法)。これにより、エンジン負荷が
上昇するが、この上昇においても、再生運転出力になら
ない場合は、電子膨張弁14dの開度を広くする(S1
5に示す第五制御方法)。
【0055】以上のフローに従い、エンジン負荷を再生
運転出力まで上昇させる制御を行う。ここで、コンプレ
ッサ4の二次側の冷媒管20の圧力を検出し、冷媒が高
圧になりすぎて圧力異常を検知した場合には、電磁弁2
6の開度を広げて、低圧側の冷媒管へ冷媒を逃がす(S
16に示す第六制御方法)。
【0056】以上のようにして、触媒再生運転を行う
が、S12からS15までの制御における順番は、図5
に示すフローチャートの流れに限定されるものではな
く、適宜、順番を入れ替えて行ってもよい。
【0057】次に、図6は、暖房運転時における触媒再
生運転のフローチャートである。まず、室内要求負荷
と、エンジン負荷を検出し、エンジン負荷が再生運転出
力であるかを判断する。エンジン負荷が再生運転出力で
ない場合には、冷却ファンの回転数を減少させる(S2
2に示す第二制御方法)。これにより、エンジン負荷が
上昇するが、この上昇においても、再生運転出力になら
ない場合は、電動三方弁32の廃熱回収器18側への開
度を狭くする(S24に示す第四制御方法)。
【0058】以上のフローに従い、エンジン負荷を再生
運転出力まで上昇させる。ここで、コンプレッサ4の二
次側の冷媒管20の圧力を検出し、冷媒が高圧になりす
ぎて圧力異常を検知した場合には、電子膨張弁14c又
は電磁弁26の開度を広げて、低圧側の冷媒管へ冷媒を
逃がす(S26に示す第三及び第六制御方法)。例え
ば、電子膨張弁14cを全開にしても冷媒の圧力が高す
ぎる場合は、電磁弁26の開度を広げるように制御を行
うのである。
【0059】以上のようにして、触媒再生運転を行う
が、S22からS24までの制御における順番は、図6
に示すフローチャートの流れに限定されるものではな
く、適宜、順番を入れ替えて行ってもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明は以上のごとく構成したので、次
のような効果を奏するのである。すなわち、請求項1に
記載のごとく、NOx吸蔵還元触媒を排気系統に具備す
るエンジンヒートポンプの運転制御装置であって、硫黄
被毒したNOx吸蔵還元触媒の再生運転の際に、室内側
の空調負荷に影響を与えることがないように、エンジン
負荷を適正にする制御が可能な空調負荷制御手段を有す
るので、NOx吸蔵還元触媒を再生する必要が生じた際
に、室内側で冷房/暖房が効きすぎる、又は、コントロ
ールできなくなるといった不具合を発生させることな
く、触媒再生運転ができるようになる。
【0061】また、請求項2に記載のごとく、前記空調
負荷制御手段は、室外熱交換器を冷却する三個の冷却フ
ァンの回転数を独立して制御するファン回転数制御手段
からなるので、室外熱交換の冷房運転時での凝縮能力、
または、暖房運転時での蒸発能力を調整することができ
るようになり、延いては、エンジン負荷を調整すること
ができる。そして、エンジン負荷を再生運転出力まで上
昇させることにより、NOx吸蔵還元触媒を再生する必
要が生じた際に、室内側で冷房/暖房が効きすぎる、又
は、コントロールできなくなるといった不具合を発生さ
せることなく、触媒再生運転ができるようになる。
【0062】また、請求項3に記載のごとく、前記空調
負荷制御手段は、室外熱交換器に流入する冷媒が通過す
る三系統の冷媒管に備える電子膨張弁で構成したので、
冷房運転時においては、電子膨張弁の開度を小さくし、
冷媒回路を流れる冷媒の流量を調節することにより、エ
ンジン負荷を調整することができる。そして、エンジン
負荷を再生運転出力まで上昇させることにより、NOx
吸蔵還元触媒を再生する必要が生じた際に、室内側で冷
房/暖房が効きすぎる、又は、コントロールできなくな
るといった不具合を発生させることなく、触媒再生運転
ができるようになる。
【0063】また、請求項4に記載のごとく、前記空調
負荷制御手段は、コンプレッサの二次側の冷媒管に備え
る高圧センサと、廃熱回収器の一次側の冷媒管に備える
低圧センサと、エンジン冷却水をラジエータ側と廃熱回
収器側とに分配する電動三方弁とから構成したので、再
生触媒運転を行う際に、冷房運転時においては、室内熱
交換器から戻る冷媒に吸収させるエンジン冷却水の熱を
増加させ、一方、暖房運転時においては、エンジン冷却
水の熱を減少させる、即ち、冷媒とエンジン冷却水の間
での熱交換量を調節することが可能となる。該熱交換量
の調節により、冷媒の冷房能力/暖房能力に影響を与え
ることで、エンジン負荷の調節が可能となる。そして、
エンジン負荷を再生運転出力まで上昇させることによ
り、NOx吸蔵還元触媒を再生する必要が生じた際に、
室内側で冷房/暖房が効きすぎる、又は、コントロール
できなくなるといった不具合を発生させることなく、触
媒再生運転ができるようになる。
【0064】また、請求項5に記載のごとく、前記空調
負荷制御手段は、コンプレッサの二次側の冷媒管に備え
る高圧センサと、廃熱回収器の一次側の冷媒管に備える
低圧センサと、廃熱回収器の二次側の冷媒管に備える温
度センサと、廃熱回収器の一次側の冷媒管とリキッドレ
シーバを通じる冷媒回路に備える電子膨張弁とから構成
したので、冷房運転時において、廃熱回収機に流れる冷
媒の圧力を調整し、エンジンの負荷を再生運転出力まで
増加させることができるようになる。そして、エンジン
負荷を再生運転出力まで上昇させることにより、NOx
吸蔵還元触媒を再生する必要が生じた際に、室内側で冷
房/暖房が効きすぎる、又は、コントロールできなくな
るといった不具合を発生させることなく、触媒再生運転
ができるようになる。
【0065】また、請求項6に記載のごとく、前記空調
負荷制御手段は、コンプレッサの二次側の冷媒管に備え
る高圧センサと、該冷媒管より分岐させたバイパス冷媒
管と、該バイパス冷媒管に備える電磁弁とから構成した
ので、触媒再生運転の際に、エンジンの負荷が上昇し、
コンプレッサから圧出される冷媒の圧力が上昇しすぎて
しまった場合に、バイパス冷媒管より、圧力を逃がし
て、圧力異常を回避することができる。
【0066】また、請求項7に記載のごとく、請求項1
乃至6のいずれかに記載のエンジンヒートポンプの制御
装置を用い、空調負荷制御手段により、エンジンにかか
る負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒の
再生を行うので、NOx吸蔵還元触媒を再生する必要が
生じた際に、空調負荷制御手段により、エンジンの負荷
を再生運転出力まで上昇させることで、室内側で冷房/
暖房が効きすぎる、又は、コントロールできなくなると
いった不具合を発生させることなく、触媒再生運転がで
きる。
【0067】また、請求項8に記載のごとく、請求項2
に記載のエンジンヒートポンプの制御装置を用い、エン
ジンにかかる負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸蔵
還元触媒の再生運転を行う際に、冷房運転時において、
高圧センサ値が所定値よりも低い場合は、ファン回転数
制御手段により、第一冷却ファン、第二冷却ファンの回
転数の減少、第三冷却ファンの停止、第二冷却ファンの
停止、第一冷却ファンの回転数の減少、の順に回転数を
制御し、暖房運転時において、低圧センサ値が所定値よ
りも高い場合は、ファン回転数制御手段により、第一冷
却ファン、第二冷却ファンの回転数の減少、第三冷却フ
ァンの停止、第二冷却ファンの停止、第一冷却ファンの
回転数の減少、の順に回転数を制御するので、冷房運転
時では、室外熱交換の凝縮能力を低減し、暖房運転時で
は、室外熱交換の蒸発能力を低減させ、エンジン負荷を
再生運転出力まで増加させることができる。こうして、
室内側で冷房/暖房が効きすぎる、又は、コントロール
できなくなるといった不具合を発生させることなく、触
媒再生運転が可能となるのである。
【0068】また、請求項9に記載のごとく、請求項3
に記載のエンジンヒートポンプの制御装置を用い、エン
ジンにかかる負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸蔵
還元触媒の再生運転を行う際に、冷房運転時において、
高圧センサ値が所定値よりも低い場合は、電子膨張弁の
開度を小さくするので、冷媒回路を流れる冷媒の流量を
減少させて、エンジン負荷を再生運転出力まで増加させ
ることができる。こうして、室内側で冷房/暖房が効き
すぎる、又は、コントロールできなくなるといった不具
合を発生させることなく、触媒再生運転が可能となるの
である。
【0069】また、請求項10に記載のごとく、請求項
4に記載のエンジンヒートポンプの制御装置を用い、エ
ンジンにかかる負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸
蔵還元触媒の再生運転を行う際に、冷房運転時では、低
圧センサ値が所定値よりも低い場合に、電動三方弁によ
り、廃熱回収器側へのエンジン冷却水を増加させ、暖房
運転時では、低圧センサ値が所定値よりも高い場合に、
電動三方弁により、廃熱回収器側へのエンジン冷却水を
減少させるので、冷房運転時において、室内熱交換器か
ら戻る冷媒に、エンジン冷却水の熱を吸収させ冷媒を完
全に気化させ、冷媒の冷房能力を減少させることができ
る。一方、暖房運転時において、室内熱交換器から戻る
冷媒によるエンジン冷却水の熱の吸収を減少させ、冷媒
の気化を妨げるようにして、冷媒の暖房能力を減少させ
ることができる。こうして、冷媒の冷房能力/暖房能力
を減少させ、該減少を補うべく、エンジン負荷を再生運
転出力まで増加させることができるようになる。即ち、
室内側で冷房/暖房が効きすぎる、又は、コントロール
できなくなるといった不具合を発生させることなく、触
媒再生運転が可能となるのである。
【0070】また、請求項11に記載のごとく、請求項
5に記載のエンジンヒートポンプの制御装置を用い、エ
ンジンにかかる負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸
蔵還元触媒の再生運転を行う際に、冷房運転時におい
て、電動三方弁が廃熱回収器側に開である場合に、温度
センサの温度と低圧センサの圧力値とを演算し、温度セ
ンサにおける冷媒過熱度を一定にするように、電子膨張
弁の開度を調節するので、冷媒管を通過する気化した冷
媒に、液体の冷媒を加えた場合において、冷媒の圧力上
昇がおきないように、エンジン負荷を増加させることが
できる。こうして、室内側で冷房/暖房が効きすぎる、
又は、コントロールできなくなるといった不具合を発生
させることなく、触媒再生運転が可能となるのである。
【0071】また、請求項12に記載のごとく、請求項
6に記載のエンジンヒートポンプの制御装置を用い、エ
ンジンにかかる負荷を増加させ、硫黄被毒したNOx吸
蔵還元触媒の再生運転を行う際において、電磁弁の開度
を調節し、コンプレッサの二次側の冷媒管の高圧冷媒
を、バイパス冷媒管を通して低圧側の冷媒管へ逃がすの
で、触媒再生運転において、冷媒回路で圧力異常が生じ
た場合にも、該圧力異常を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は冷房運転時の冷媒回路図である。
【図2】同じく暖房運転時の冷媒回路図である。
【図3】同じくエンジン冷却水回路図である。
【図4】空調制御手段の構成図である。
【図5】冷房運転時の触媒再生運転の制御方法の例を示
すフローチャートである。
【図6】同じく暖房運転時におけるフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 エンジンヒートポンプ 4 コンプレッサ 17 冷媒管 18 廃熱回収器 20 冷媒管 51 第一冷却ファン 52 第二冷却ファン 53 第三冷却ファン 61 モーター 62 モーター 63 モーター S1 高圧センサ S2 低圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000221834 東邦瓦斯株式会社 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 (72)発明者 大田 良和 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 西本 京太郎 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 佐藤 博亮 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 松林 昌吾 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 岡部 健 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 松井 徹 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 横山 武 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 中村 卓 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 鶴岡 浩 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 伏見 孝司 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 横山 晃太 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 舘 祐成 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 谷口 圭仁 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3G091 AA06 AA12 AB06 BA11 CA00 EA03 EA04 HB00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NOx吸蔵還元触媒を排気系統に具備す
    るエンジンヒートポンプの運転制御装置であって、硫黄
    被毒したNOx吸蔵還元触媒の再生運転の際に、室内側
    の空調負荷に影響を与えることがないように、エンジン
    負荷を適正にする制御が可能な空調負荷制御手段を有す
    るエンジンヒートポンプの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記空調負荷制御手段は、室外熱交換器
    を冷却する三個の冷却ファンの回転数を独立して制御す
    るファン回転数制御手段からなる請求項1に記載のエン
    ジンヒートポンプの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記空調負荷制御手段は、室外熱交換器
    に流入する冷媒が通過する三系統の冷媒管に備える電子
    膨張弁で構成した請求項1に記載のエンジンヒートポン
    プの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記空調負荷制御手段は、コンプレッサ
    の二次側の冷媒管に備える高圧センサと、廃熱回収器の
    一次側の冷媒管に備える低圧センサと、エンジン冷却水
    をラジエータ側と廃熱回収器側とに分配する電動三方弁
    とから構成した請求項1に記載のエンジンヒートポンプ
    の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記空調負荷制御手段は、コンプレッサ
    の二次側の冷媒管に備える高圧センサと、廃熱回収器の
    一次側の冷媒管に備える低圧センサと、廃熱回収器の二
    次側の冷媒管に備える温度センサと、廃熱回収器の一次
    側の冷媒管とリキッドレシーバを通じる冷媒回路に備え
    る電子膨張弁とから構成した請求項1に記載のエンジン
    ヒートポンプの制御装置。
  6. 【請求項6】 前記空調負荷制御手段は、コンプレッサ
    の二次側の冷媒管に備える高圧センサと、該冷媒管より
    分岐させたバイパス冷媒管と、該バイパス冷媒管に備え
    る電磁弁とから構成した請求項1に記載のエンジンヒー
    トポンプの制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のエン
    ジンヒートポンプの制御装置を用い、空調負荷制御手段
    により、エンジンにかかる負荷を増加させ、硫黄被毒し
    たNOx吸蔵還元触媒の再生を行うエンジンヒートポン
    プの制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載のエンジンヒートポンプ
    の制御装置を用い、エンジンにかかる負荷を増加させ、
    硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒の再生運転を行う際
    に、冷房運転時において、高圧センサ値が所定値よりも
    低い場合は、ファン回転数制御手段により、第一冷却フ
    ァン、第二冷却ファンの回転数の減少、第三冷却ファン
    の停止、第二冷却ファンの停止、第一冷却ファンの回転
    数の減少、の順に回転数を制御し、暖房運転時におい
    て、低圧センサ値が所定値よりも高い場合は、ファン回
    転数制御手段により、第一冷却ファン、第二冷却ファン
    の回転数の減少、第三冷却ファンの停止、第二冷却ファ
    ンの停止、第一冷却ファンの回転数の減少、の順に回転
    数を制御するエンジンヒートポンプの制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載のエンジンヒートポンプ
    の制御装置を用い、エンジンにかかる負荷を増加させ、
    硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒の再生運転を行う際
    に、冷房運転時において、高圧センサ値が所定値よりも
    低い場合は、電子膨張弁の開度を小さくするエンジンヒ
    ートポンプの制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項4に記載のエンジンヒートポン
    プの制御装置を用い、エンジンにかかる負荷を増加さ
    せ、硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒の再生運転を行う
    際に、冷房運転時では、低圧センサ値が所定値よりも低
    い場合に、電動三方弁により、廃熱回収器側へのエンジ
    ン冷却水を増加させ、暖房運転時では、低圧センサ値が
    所定値よりも高い場合に、電動三方弁により、廃熱回収
    器側へのエンジン冷却水を減少させるエンジンヒートポ
    ンプの制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項5に記載のエンジンヒートポン
    プの制御装置を用い、エンジンにかかる負荷を増加さ
    せ、硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒の再生運転を行う
    際に、冷房運転時において、電動三方弁が廃熱回収器側
    に開である場合に、温度センサの温度と低圧センサの圧
    力値とを演算し、温度センサにおける冷媒過熱度を一定
    にするように、電子膨張弁の開度を調節するエンジンヒ
    ートポンプの制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項6に記載のエンジンヒートポン
    プの制御装置を用い、エンジンにかかる負荷を増加さ
    せ、硫黄被毒したNOx吸蔵還元触媒の再生運転を行う
    際において、電磁弁の開度を調節し、コンプレッサの二
    次側の冷媒管の高圧冷媒を、バイパス冷媒管を通して低
    圧側の冷媒管へ逃がすエンジンヒートポンプの制御方
    法。
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