JPH03203788A - 電子楽器の本体ケース - Google Patents

電子楽器の本体ケース

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JPH03203788A
JPH03203788A JP1342349A JP34234989A JPH03203788A JP H03203788 A JPH03203788 A JP H03203788A JP 1342349 A JP1342349 A JP 1342349A JP 34234989 A JP34234989 A JP 34234989A JP H03203788 A JPH03203788 A JP H03203788A
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ribs
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Masahiko Kobayashi
雅彦 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、小型の電子オルガンや電子ピアノ等の電子
楽器のスピーカキャビネットを兼ねた本体ケースに関す
る。
〔発明の概要〕
この発明は、上ケースと下ケースを組合わせて構成した
電子楽器の本体ケースにおいて、上ケースにスピーカグ
リルを形成すると共に、上ケース内及び下ケース内をそ
れぞれ仕切る第1のリブとその上ケースと下ケースを音
響的に分離する板部材とによってスピーカを収容するス
ピーカキャビネットを形成し、下ケースのスピーカキャ
ビネットを形成する部分に剛性強化用の第2のリブを設
けることにより、本体ケース内に音響的に独立した剛性
の高いスピーカキャビネットを形成して音洩れや共振を
防ぎ、低音再生域を拡張して低域での音圧を向上させる
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
携帯用等の小型電子楽器の本体ケースには、上ケースと
下ケースとからなり、外部に鍵盤及び操作パネルを装着
し、内部に楽音形成用の各種電子回路の基板等を収納す
ると共に、スピーカも取付けるようにしたものがある。
しかし、従来のこのような電子楽器のスピーカ取り付は
構造においては、本体ケース内のスピーカ収容部は特に
仕切られておらず、鍵盤収容部や上、下ケースの接合部
などからの音洩れが多く音質の低下を招いていた。
そこで、本出願人は、上ケースと下ケースからなる電子
楽器の本体ケースの上ケースにスピーカグリルを形成す
ると共に、その上ケース及び下ケースの少なくとも一方
に形成したリブによってスピーカ収容部(スピーカキャ
ビネット)を隔離形成することにより、音洩れを最少限
に抑えて音響効果を高め、音質を向上させることを提案
している(特願昭63−312952号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この先に提案した電子楽器の本体ケース
でも、上ケース自体に操作パネル部を設けると、そこか
ら音が洩れて音質が低下するという問題がある。
これは、上ケース上にさらに別部品の操作パネルを装着
するようにすれば解決できるが、コスト面及び組立面で
不利になる。
また、スピーカキャビネットを形成する上ケース及び下
ケースは、一般にプラスチック等の成形品であるから、
あまり肉厚を厚くすることはできず、スピーカが発生す
る音圧で振動してしまい、音質の低下を招くことになる
この発明は、これらの点に鑑みてなされたものであり、
上ケース自体にパネル部を形成してもスピーカキャビネ
ットから音がもれないようにし、ケースの肉厚を厚くし
なくても充分な剛性が得られて、スピーカから発生する
音(特に低音)によって振動しないようにし、低音再生
域を拡張して音質を向上させ、しかも組立が容易であま
りコストアップにもならないようにすることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、下面を開放した
上ケースと上面を開放した下ケースとを組合わせて構成
した電子楽器の本体ケースにおいて、上ケースにスピー
カを取付けるスピーカグリルを形成すると共に、上ケー
ス内及び下ケース内をそれぞれ仕切る第1のリブとその
上ケースと下ケースを音響的に分離する板部材とによっ
てスピーカを収容するスピーカキャビネットを形成し。
下ケースのスピーカキャビネットを形成する部分に上記
第1のリブより高さの低い剛性強化用の第2のリブを設
けたものである。
〔作 用〕
このように構成した電子楽器の本体ケースは、上ケース
及び下ケース内の第1のリブとその上ケースと下ケース
を音響的に分離する板部材とによって、本体ケース内に
音響的に独立したスピーカキャビネットを形成して音洩
れを防ぎ、下ケースのスピーカキャビネットを形成する
部分に設けた剛性強化用の第2のリブによって、スピー
カキャビネット部の剛性を高めたので、スピーカから発
生する低音による共振を防ぎ、低音再生域を拡張して低
域での音圧を向上させることができる。
そして、上ケース自体に操作パネル部を形成しても、板
部材によって上ケースと下ケースとが音響的に分離され
るので、操作パネル部から音が洩れることはない。
しかも、板部材は複雑な形状を必要とせず、材質も自由
に選択できるため安価に製造でき、それを取付ける際に
は配線等の必要がないので組立も容易である。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面によって具体的に説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例を示す電子楽器の本体ケー
スの分解斜視図、第2図はその組立状態での第1図のA
−A線に沿う断面図で、スピーカの取り付は状態を示す
。第3図は第1図で左側のスピーカボックス部を拡大及
び簡略化(第2のリブ等を省略)して示す分解斜視図で
ある。
この本体ケースは、第1図に最もよく示されるように、
上ケース1と下ケース2と板部材であるキャビティボー
ド3とによって構成されている。
上ケース1はプラスチックの一体成形によって形成され
、手前側に左右方向のほぼ全長に亘って鍵盤装着部10
が、その後方の正面に操作パネル部11がそれぞれ設け
られ、後方の左右に一対のスピーカグリル12.12と
バスレフポートの放音部13.13を形成している。
操作パネル部11には、各種の音色や効果等の選択スイ
ッチを始め沢山のスイッチ及び表示器などが取り付けら
れる。
また、この上ケース1の内側には、第6図に示すように
その内部を仕切ってスピーカキャビネットを形成するた
めの第1のリブ14,15と、バスレフポート6の上ケ
ース側の隔壁となる一対のクランク形のリブ1B、1B
とをそれぞれれ上面に垂直に形成している。
下ケース2もプラスチックの一体成形によって形成され
、手前側に上ケース1の鍵盤装着部10に対応するi!
盤装着部20が設けられている。
また、この下ケース2の内部を仕切ってスピーカキャビ
ネットを形成するための第1のリブ21゜22と、バス
レフポート6の下ケース側の隔壁となる一対のクランク
形のリブ23,23とをそれぞれれ底面に垂直に形成し
ている。
24at 24b、24Q、24dはいずれも組立抜上
ケース1をねじ止めするためのボス、25a、25b、
250はいずれもキャピテイボード3をねじ止めするた
めのボスである。
さらに、この下ケース2のスピーカキャビネットを形成
する部分には、第1のリブ21,22より高さの低い剛
性強化用の第2のリブ2B、27゜28を多数形成して
いる。そのリブ26は底面2aに格子状に形成され、リ
ブ27は背面2bに、リブ28は第1のリブ22のボス
25aを形成した部分に、それぞれ平行なフィン状に形
成されている。
キャビティボード3は、プラスチックの他に金属や木の
板材等によって形成してもよく、その下面の左右にも剛
性強化用のリブ30を格子状に形成し、取付孔31a、
31b、151cを複数個ずつ設けている。
次に、これらの上ケース1.下ケース2.及びキャビテ
ィボード3の組立て方について説明する。
上ケース1の各スピーカグリル13の内側には、第2図
に示すようにそれぞれスピーカ4を、図示しないボスに
ねじ止めして取付けておく。
そして、下ケース2上に第1のリブ21を中心に左右対
称にまたがるようにキャビティボード3を載置し、それ
をその各取付孔31a、31b。
31Cを通して下ケース2側の各ボス25a。
25b、 2scにねじ止めして組付ける。
その上にさらに上ケース1を載置して、下ケース2側の
各24a、24b、24Q、24d内のねじ穴にねじを
挿入して、上ケース1側の図示しないボスにねし止めし
て組付けて一体化する。
なお、第2図に示す下ケース2の後面29の上端部と上
ケース1の後面17の下端部との接合部S1.及び下ケ
ース2の第1のリブ22の上端と上ケース1の第1のリ
ブ15の下端との接合部S2はそれぞれシール材等によ
って密封する。
なお、この組立前に上ケース1の操作パネル部11への
各種スイッチあるいはキー及び表示器等の取り付け、及
び電子回路基板や鍵盤の装着等も行なうが、この発明に
は直接関係しないので説明を省略する。
こうして組立てられた本体ケースの左右には、第2図に
明示されるように、上ケース1の第1のリブ14,15
.下ケース2の第1のリブ21゜22、及びキャビティ
ボード3等によって密閉されたスピーカキャビネット5
が形成され、そこにスピーカ4が収納される。
このスピーカキャビネット5は、下ケース2の第2のリ
ブ2B、27.28及びキャビティボード3のリブ30
によって剛性が高められている。
したがって、スピーカ4からの音がこのスピーカボック
ス5内から鍵盤装着部10.20や上ケース1の操作パ
ネル部11側へ洩れるようなことがなく、またその音圧
で共振して音をひずませるようなこともなくなり、低音
再生域が拡張されて音質が向上する。
また、その各スピーカキャビネット5には、第3図にも
示されるように、上ケース1のクランク状のリブ16と
下ケース2のクランク状のリブ23とによってバスレフ
ポート6が形成される。
それによって、スピーカ4の裏側から出るこのバスレフ
ボート6の共振周波数fOより低い周波数の音がこのポ
ート内で位相反転し、スピーカ4の表側から出る音と同
位相となって放音部13から放音されるので、それを聞
く者にとって低音感が増加する。
上記共振周波数fOより高い周波数の音は、このバスレ
フボート6内で位相反転しないので逆相のまま放音され
、スピーカ4の表側から出る音によって打ち消される。
このバスレフボート6の寸法及び形状は、ヘルムホルツ
の式により振周波数fOと共に算出される。
またこの実施例では、このバスレフポート6を上ケース
1及び下ケース2の左右後部の壁面に沿って設けている
ので、装置の小型化に役立っている。
なお、この実施例では本体ケースの左右にそれぞれ1個
ずつスピーカを取付ける構造になっているが、スピーカ
の数はこれに限るものではない。
バスレフポート(共振用ポート)を構成する上ケース1
及び下ケース2のリブやポートの出口(放音部13)の
形状は、この実施例に示した形状に限らず、バスレフ効
果があるような形状であれば、どのような形状でもよい
また、このバスレフ方式のスピーカキャビネットに限ら
ず、バスレフポートのない密閉型のスピーカキャビネッ
トを形成するようにしてもよい。
スピーカキャビネットの剛性を高めるためのリブの形状
も、格子状や並行なフィン状に限らず、放射状、環状、
波板状等どのような形状でもよい。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明による電子楽器の本
体ケースは、操作パネル部を上ケースに直接形成しても
、スピーカキャビネットから音が洩れることがないので
、操作パネル部を別部品にしなくて済む。
そして、下ケースに板部材を取付けるだけなので、組立
てが容易でコスト面でも有利である。
下ケースのスピーカキャビネット部に補強用リブを形成
したので、ケースの肉厚を厚くすることなく、スピーカ
から発生される低音により振動することを防ぐことがで
き、音質を向上させることができる。
板部材(キャビティボード)は複雑な形状を必要とせず
、材料も自由に選択できるため、剛性の高いものを低コ
ストで作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す電子楽器の本体ケー
スの分解斜視図、 第2図はその組立状態での第1図のA−A線に沿う断面
図、 第3図は第1図で左側のスピーカボックス部を拡大及び
簡略化して示す分解斜視図である。 1・・・上ケース    2・・・下ケース3・・・キ
ャビティボード(板部材) 4・・・スピーカ    5・・・スピーカキャビネッ
ト6・・バスレフボート 11・・・操作ハネル部12
・・・スピーカグリル 14.15,21.22・・・第1のリブ2B、27.
28・・・第2のりブ 左側スピーカキャビネット部の雫時化した分解斜視図第
3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下面を開放した上ケースと上面を開放した下ケース
    とを組合わせて構成した電子楽器の本体ケースにおいて
    、 前記上ケースにスピーカを取付けるスピーカグリルを形
    成すると共に、 前記上ケース内及び下ケース内をそれぞれ仕切る第1の
    リブと該上ケースと下ケースを音響的に分離する板部材
    とによつて、前記スピーカを収容するスピーカキャビネ
    ットを形成し、 前記下ケースのスピーカキャビネットを形成する部分に
    前記第1のリブより高さの低い剛性強化用の第2のリブ
    を設けたことを特徴とする電子楽器の本体ケース。
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