JPH0320241A - 光学活性化合物、その中間体、これらの製造方法、液晶組成物及び液晶表示素子 - Google Patents

光学活性化合物、その中間体、これらの製造方法、液晶組成物及び液晶表示素子

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JPH0320241A
JPH0320241A JP15225889A JP15225889A JPH0320241A JP H0320241 A JPH0320241 A JP H0320241A JP 15225889 A JP15225889 A JP 15225889A JP 15225889 A JP15225889 A JP 15225889A JP H0320241 A JPH0320241 A JP H0320241A
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JP15225889A
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English (en)
Inventor
Sadao Takehara
貞夫 竹原
Takeshi Kuriyama
毅 栗山
Kayoko Nakamura
佳代子 中村
Tadao Shoji
東海林 忠生
Noburu Fujisawa
宣 藤沢
Masashi Osawa
大沢 政志
Tamejirou Hiyama
桧山 為次郎
Tetsuo Kusumoto
哲生 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Institute of Chemical Research
DIC Corp
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Kawamura Institute of Chemical Research
Sagami Chemical Research Institute
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な光学活性化合物、その中間物、これら
の製造方法、液晶組威物及び液晶表示素子に係り、特に
応答性、メモリー性に優れた強誘電性液晶表示用材料及
びその原料に関するものである。
〔従来技術〕
液晶表示素子は、その優れた特!!!(低電圧作動、低
消費電力、薄型表示が可能、明るい場所でも使用でき目
がつかれない。)によって、現在広く用いられている.
しかしながら、最も一般的であるTN型表示方式では、
CRTなどの発光型表示方式と比較すると応答が極めて
遅く、がっ印加電場を切った場合の表示の記憶(メモリ
ー効果)が得られないため、高速応答の必要な光シャッ
タープリンターヘッド、時分割駆動の必要なテレビ等の
動画面等への応用には多くの制約があり、適したものと
は言えなかった。
最近、メイヤーらにより強誘電性液晶を用いる表示方式
が報告され、これによるとTN型の100〜l000倍
という高速応答とメモリー効果が得られるため、次世代
の液晶表示素子として期待され、現在、盛んに研究、開
発が進められている.強誘電性液晶の液晶相は、チルト
系のキラルスメクチック相に属するものであるが、実用
的には、その中で最も低粘性であるキラルスメクチツク
C(以下Sc”と省略する)相が最も望ましい。
Sc’″相を示す液晶化合物は、既に数多く合威され、
検討されているが、強誘電性表示素子として用いるため
の条件としては、(イ)室温を含む広い温度範囲でSc
’″相を示すこと、(ロ)良好な配向を得るために、S
c”相の高温側に適当な相系列を有し、かつその螺旋ビ
・ツチが大きいこと、(ハ)適当なチルト角を有するこ
と、(二)粘性が小さいこと、(ホ)自発分極がある程
度大きいこと、が好ましいが、これらを単独で満足する
ものは知られていない。
このためSc”相を示す組底物として用いられている。
Sc”組底物の調製方法としてはスメクチックC (S
c)相を示す母体液晶に、光学活性化合物からなるキラ
ルドーパントを加える方法が一般的である. キラルドーパントとして用いる光学活性化合物としては
Sc”相あるいは液晶相を示すことも必ずしも必要でな
いが、母体液晶に添加してSc′″m威物とした場合に
、■少量の添加でも充分大きな自発分極を誘起すること
、■誘起するらせんのピッチが充分大きいことが特に重
要である。
かかる目的から多くのSc”化合物、あるいは光学活性
化合物が合威されているが、いずれも上記条件をすべて
満足できるもではない。
また、本発明の化合物(1)に類似した化合物として既
に本灸明者らが特願昭63−194449で示した化合
物をあげることができるが、この化合物においてもキラ
ルドーパントとして添加した際に誘起する自発分極はさ
らに大きくすることが望まれ、そのらせんピッチも調製
をすることが好ましいものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、従来のSc”化合物あるいは光学活性化
合物は、その自発分極あるいはらせんピッチにおいて、
決して充分の性能を示しているわけではなく、特願昭6
3−19449号に示したものもさらに性能の向上が望
まれ高速応答性、良配向性の液晶材料を提供するために
は、その改善が望まれていた. 本発明が解決しようとする課題は、液晶材料に用いて自
発分極が大きく、かつ低粘性を示す光学活性化合物を提
供し、高速応答の可能な強誘電性液晶表示用材料の提供
を可能にすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するために、次の一般式(1
)で表わされる光学活性化合物を提供する. 式中、Rlは炭素数1〜18の未置換又はハロゲンまた
はシアノ基で置換されたアルキル、アルコキシ、アルカ
ノイルオキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシアル
キルまたはアルコキシアルコキシ基を表わし、不斉炭素
を有する光学的に活性な基又は不斉炭素を有しない基を
表わす。
R2はパーフルオロアルキル基を有し、次の一般式(■
)で表わされる基であって −fclh−)T−(CFt−}−wY    −(I
I)式中、l,nは各々独立に1〜9の整数を表わすが
、f+n≦10であり、Yは水素またはフッ素を表わす
.特に2は1、nは2〜4の整数、YはFが好ましい. mは0または1を表わすが、一般式(1)で示される化
合物の液晶性を高めるためにはm−1が好ましい.m=
0の化合物も同様の目的に用いることができるけれども
、液晶性を低下させる傾向が強いために、その使用量に
制限を受ける場合もある。
わす. また、本発明は、この一般式(1)の新規光学活性化合
物の合成中間体である一般式(Iff)で表される光学
活性化合物を提供する. を表わし、Xは水素又は環に置換したフン素、塩素ある
いはCN基を表わす。
ZはCoo 、OCO 、CHgO、OCTo又は単結
合を表わす。
C11、R冨は上記一般式(1)、(II)で示される
ものと同じであって、書き換えると、次の式になる. より好ましい. C0は(S)または(R)配置の不斉炭素を表(1)と
同じものを表わす. また、本発明は、上記一般式(■)、一般式酸を酸塩化
物とし、次いで請求項20記載の化合物の合戒法を提供
する。
更に、本発明はこの新規化合物を用いた液晶組成物及び
これを用いた液晶表示素子を提供するものである。
次に、本発明を詳細に説明する。
前述のように本発明の一般式(1)の化合物に類似した
化合物としては、本発明者らが特願昭63−19444
9に於いて示した化合物をあげることができるが、本化
合物においては、分子内にパーフルオロアルキル基を導
入することにより、低粘度化をはかり、Sc相を示す母
体液晶に少量添加することにより充分な高速応答も可能
となったものである. 上記一般式(1)の化合物を製造するには次の一般式(
III)で示されるカルボン酸を酸塩化物表わす。)こ
れをビリジン等塩基性物質存在下、次の一般式酸を酸塩
化物とし、次いで請求項20記載であらわされる化合物
と同じものを表わす.)と反応させるか、あるいは一般
式酸を酸塩化物とし、次いで請求項20記載と(III
)の化合物を直接ジシクロへキシルカルボジイくド(D
CC)等の縮合剤を用いてエステル化させればよい。
ここで一般式(m)の化合物は一般式(IV)で示され
る光学活性なブロビオン酸誘導体(この化合物は特願昭
63−194449記載の方法により合或することがで
きる). し、R3は低級アルキル基を表わす.)と一般式(V)
で表わされるパーフルオロアルキル基を有するアルコー
ルと HMCHz″rr(ChテTY     −(V)(式
中、IlsnsYは一般式(II)と同様の意味を有す
る.) 脱水縮合剤存在下に反応させて、一般式(Vl)で表わ
される化合物とし、さらに脱アルキル化することにより
得ることができる. が好ましいが、これらに限定されることはない。
上記のようにして本発明の一般式(I)の化合物は製造
されるが、これに属する個々の具体的な化合物及び上記
一般式(1)等に属する個々の具体的中間物は、融点、
相転移温度、赤外線吸収スペクトル、各磁気共鳴スペク
トル、質量分析等の手段により確認することができる. このようにして製造された本発明に係わる一般式(1)
の化合物の代表的なものの相転移温度を次の表に示す. なお、表中Crは結晶相、SAはスメチックA相を、S
Xは帰属不明のキラルスメチック相を、■は等方性液体
相を表わす。
一般式(IV)  (V)と同じ意味を有する).ここ
で脱水縮合剤としてはポリリン酸エステル(PPI!と
略する)が好ましく、脱アルキル化剤としては硫化メチ
ル及び塩化アルーミニウムを用いるの第1表から明らか
なように、一a式(1)の化合物は必ずしもSc”相を
示すものではないので、単独での使用にはあまり適して
いない.しかしSc相を示す母体液晶にキラルドーパン
トの一部または全部として少量添加することにより充分
な自発分極を誘起し、また一般式(【)の化合物も低粘
性であるので、高速応答を得ることが可能である.本発
明の一般式(1)の化合物をドーピングするScil底
物として用いるべきSc化合物としては、例えば、下記
一般式(A)で表わされるようなフェニルベンゾエート
系化合物や一般式(B)で表わされるピリξジン系化合
物をあげることができる。
(式中、R”及びRhは直鎖または分岐のアルキル、ア
ルコキシ奏、アルコキシカルボニル基、アルカノイルオ
キシ基、またはアルコキシカルボニルオキシ基を表わし
、同一であっても異なっていても良い.) (式中、R” . R’″は前記一般式Aと同じ)また
、一般式(A)、(B)を含め、一般式(C)で表わさ
れる化合物も同様の目的に使用することができる. あるいはこれらのハロゲン置換体を表わし・同一であっ
ても異なっていてもよい Z 11は一C00−−OC
O− 、−cogo−、−0CHt−、−CHzCH,
 、−cミC一または単結合を表わす.)またSc相の
温度範囲を高温域に拡大する目的には、一般式(D)で
表わされる3環型化合物を用いることができる。
(式中、R鳳 R1は一般式Aと同じであり、 (式中、R”,R’は一般式Aと同様であり、であって
同一であっても異なっていてもよく、z”,zhは前記
一般式(C)のZaと同様であって、同一であっても異
なっていてもよい.)これらの化合物は混合してSc液
晶組成物として用いるのが効果的であるが組戒物として
Sc相を示せばよいのであって、個々の化合物について
は、必ずしもScを示す必要はない。
こうして得られたSc液晶組成物に本発明の一般式(1
)で示される化合物、及び必要とあれば、他の光学活性
化合物をキラルドーパントとして加えることにより、容
易に室温を含む広い温度範囲でSc相を示すような液晶
組成物を得ることができる。
本発明の一般式(1)の光学活性基を有する化合物を他
の上記Sc化合物あるいはSc液晶組戒物にドーピング
して得られた液晶組威物は2枚の透明ガラス電極間に1
〜20μ一程度の薄膜として封入することにより、表示
用セルとして使用できる.良好なコントラストを得るた
めには、均一に配向したモノドメインとする必要がある
.このために多くの方法が試みられているが、液晶材料
としては、等方性液体(1)相からの冷却時に、キラル
ネマチック(N0)相を経由し、かつ、N*相における
らせんのピッチを充分長くしたものが良好な配向性を示
すことが知られている.螺旋ピッチを大きくするには、
互いに捩れの向きが逆のカイラル化合物を適量混合すれ
ばよいわけであるが、その際、自発分極が、打ち消し合
わないよう注意する必要がある. C0の絶対配置が(S)の場合には一般式(I)におい
て、Rlが光学活性な基でない場合に、一般式(1)の
化合物の誘起する自発分極の極性は■であり、そのN*
相のらせんの向きは右であった. 従って、その誘起する自発分極の極性が■で、N*相の
らせんの向きが(左)であるような光学C}I3 l 活性基、例えば (R)− −0−CB−CJ+sCH
, S あるいは (S)−−COOC”H−C6HI3を有す
る光学活性化合物と組み合わせることにより、自発分極
を打ち消し合うことなく、ピッチの調整を行うことが可
能である. 〔実施例〕 以下に実施例をあげて、本発明を具体的に説明するが、
勿論、本発明の主旨、及び適用範囲はこれらの実施例に
より制限されるものではない。
なお、化合物の構造は核磁気共鳴スペクトル(NMR)
 、及び赤外吸収スペクトル(IR)、マススペクトル
(MS)により確認した.相転移温度の測定は温度調節
ステージを備えた偏光顕微鏡、及び示差走査熱量計(D
SC)を併用して行なった。JRにおける(KBr)は
錠剤威形により( nea t)は液膜による測定を表
わす,NMHにおける(CDC j! s)や<cc 
p 4)は溶媒を、Sは1重線、dは2重線、tは3重
線、mは多重線を、broadは幅広い吸収を表し、J
はカップリング定数を表わす。MSにおけるM0は親ピ
ークを表わし、( )内の数値はそのピークの相対強度
を表わす.また、温度は℃を表わす.組威物中における
%はすべて重量%を゛表わす。
実施例1 (S)−2−(4−メトキシフェニル)プロパン酸2.
 2,3. 3. 3−ペンタフルオロブロビルの合成
(S)−2−(4−メトキシフェニル)プロパン酸(9
8%ee)0.95g、2.2.3.3.3−ペンタフ
ルオロー1−プロパノール1.4sj!,ポリリン酸エ
チルエステル(PPE)一クロロホルム溶液(Bioc
hes. Biophys. Acta. 80.1(
1964).) 5 tallを室温で12時間反応さ
せた.炭酸水素ナトリウム水溶液で処理し、エーテル抽
出、カラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC  20
0.20m+sφX250ms,ヘキサン/酢酸エチル
=9/1 )によ’)、(S)−2−(4−メトキシフ
ェニル)プロパン酸2.2.3.3.3−ペンタフルオ
ロプ口ビル1.63g(収率99%)を得た. 以下に同定データを示す. 油秋物質 沸点7 0 ”C / 0. 1 mmlg
[α] o”+35.6° (C=1.04,  C}
lcf3)IR (neat) 3000, 1760
. (C=0). 1615. 1515. 1460
.1250.  1200.  1150,  103
5.  835cm −’’HNMR  (CDC/!
!)  6 1.49(d.  J−7.2Hz,  
3H),3.74(q,  J=1.2Hz.  IH
). 3.75(s. 3N),4.47(t.  J
=13.2Hz.  2H),  6.84(d.  
J−9.0Hz.  2H).7.18(d,  J=
9.OHZ.  21)MS s/z  : 312(
M” .14.1).  135(100)元素分析:
 C+31{+zPsOsとして計算値: C, 50
.01 ; H. 4.20%実測値: C. 4!1
84 ; H. 4.22%実施例2 (S)−2−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸2
,2,3,3.3−ペンタフルオロプロビルの合或(S
)−2−(4−メトキシフェニル)プロパンM2.2.
3.3.3−ペンタフルオロプロビル1.5g、塩化ア
ルミニウム1.2g,ジクロロメタンl〇一l溶液に、
0℃で硫化メチル0.45mj!を加えた.室温で30
分攪拌した後、水処理、エーテル抽出、カラムクロマト
グラフィー(ワコーゲルC一300,20mmφ×25
0問.ヘキサン/酢酸エチル−6/l)により、(S)
−2−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸2.2.
3.3.3−ペンタフルオロブロビル1.22g(収率
85%)を得た。
以下に同定データを示す。
融点 65゜C (α).”+38.0’  (c”1.01.  CH
Cjl!,)IR (κBr) 3500. 3380
. 2990. 1755, 1610. 1510,
1,445. 1355. 1300. 1190. 
1140, 1110. 1075.1050,  8
25,  530cm  −’’H IIMR  (C
DCj!s)  δ1.51(d, J=6.9Hz.
 3}1).3.74(q. J−6.9Hz. 3H
). 4.48(t. J=12.9Hz,2Fl),
 4.95(s. 1B). 6.75(d. J=8
.7Hz. 2H),7.12(d, J−8.7HZ
. 2H)MS ys/z : 298(11” ,1
5.2), 121(100)元素分析=C目HllF
S03として 計算値: C, 48.33 ; H. 3.72%実
測値: C. 48.23 ; H. 3.88%実施
例3 4′−オクチルオキシビフェニル−4−カルボン酸4 
− [(S) − 1 − (2.2.3.3.3−ペ
ンタフルオロブロパノイルオキシ)エチル}フェニル(
表INalの化合物)の合成 4′−オクチルオキシビフェニル−4−カルボン酸クロ
リド138mg及び、実施例2で得られた<S)−2−
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸2.2,3,3
.3−ペンタフノレオロプロビノレtooagを乾燥し
たジクロルメタン8 mlに溶解しピリジン15mj!
を加え、6時間加熱還流下反応させた.放冷後エーテル
を加え、稀塩酸、水、飽和食塩水で順次洗滌し、無水硫
酸ナトリウムで脱水乾燥した. 溶媒を留去して得られた粗生或物をシリカゲル力ラムク
ロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=10/1)
により精製し、表記化合物の白色結晶138Bを得た. 以下に同定データを示す. NNR 8.15(d. J−8Hz. 2fi). 
7.62(d. J−8Hz. 2B).7.55(d
, J−8Hz. 2H). 6.94(d, J−8
Hz−. 2H).4.47(broad t J−1
212, 2H). 3.80(Q, J=6Hz,I
H). 3.40(t. J−3Hz. 2H). 1
.55(d. J=8.5Hz.3H). 0.6〜2
.05(s. 15H)IR   1760.  17
35.  161G.  1520.  1280. 
 1215.  1200.1140. 1G80, 
830. 770cm−”さらにエタノールから再結晶
して、その相転移温度を測定した.その結果は第1表に
まとめて示した. 実施例4.5 実施例3において、4′−オクチルオキシビフェニル−
4−カルボン酸クロリドに換えて3′フルオロー4′一
デシルオキシビフェニル−4−カルボン酸クロリド〈実
施例4)、 4−オクチルオキシ安息香酸クロリド(実施例5)を用
いて、表INIL2及び凪3の各化合物を合威した.相
転移温度は第1表にまとめて示した.実施例6 以下の組戒からなるSc母体液晶を調製した.スペーサ
ーを介し゜ζ張り合わせた2枚のガラス透明電極(ポリ
イミドコーティング・ラビングによる配向処理を施して
ある)からなるセルに充填し、室温まで徐冷を行ったと
ころ、配向したSc”相のセルが得られた。このセルに
電界強度1 0 Vpp/ptsの矩形波を印加し、そ
の電気光学応答速度を測定した.その結果を第2表に示
す. この組戒物は68.5℃以下でSc相、73.5℃以下
でSA相、83.5℃以下でN相を示しそれ以上の温度
でI相となり、その融点は13℃であった.この母体液
晶に第1表におけるllkLl,Na2の化合物を各5
%、10%添加してSc”液晶組成物を調製した. この組威物を■相まで加熱し、厚さ約2p■の〔発明の
効果〕 本発明の一般式(1)の化合物は、キラルドーパントの
全部またはその一部として、母体となるSc液晶化合物
または組戒物に添加混合することによりSc”液晶組底
物とした場合において、少量の添加で充分な自発分極を
誘起することが可能であり、また一般式(1)の化合物
自体低粘性であるのでこのような[威物ではその粘性を
低く抑えることができて、反応時間において、従来のネ
マチック液晶に比べ、はるかに高速化が可能である.ま
た、本発明の化合物は、本発明の提供する製造法により
工業的にも容易に製造できる。また、それ自体無色であ
り、光、水、熱等に対する化学的安定性にも優れるもの
であり、非常に実用的である.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)パーフルオロアルキル基を有する光学活性プロピ
    オン酸エステル誘導体である下記一般式( I )で示さ
    れる光学活性化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1は未置換又はハロゲン原子若しくはシア
    ノ基の置換基を有する炭素数1〜18のアルキル基、ア
    ルコキシ基、アルカノイルオキシ基、アルコキシカルボ
    ニル基、アルコキシアルキル基又はアルコキシアルコキ
    シ基であって不斉炭素原子を有する光学活性な基又は不
    斉炭素原子を有しない基を表わし、R^2はパーフルオ
    ロアルキル基を有する炭素数2〜10の下記一般式(I
    I)▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、l、nは各々独立に1〜9の整数を表わすがl
    +n≦10であり、YはH又はFを表わす。)を表わし
    、mは0又は1を表わし、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ 及び▲数式、化学式、表等があります▼は各々独立に、
    ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    を表わし、 Xは水素原子又はフッ素原子、塩素原子若しくはシアノ
    基の置換基を表わし、ZはCOO、、OCO、CH_2
    O、OCH_2又は単結合を表わし、▲数式、化学式、
    表等があります▼は▲数式、化学式、表等があります▼
    又は▲数式、化学式、表等があります▼を表わし、C^
    ■は (S)又は(R)配置の不斉炭素原子を表わす。〕(2
    )mが0である請求項1記載の光学活性化合物。 (3)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化
    学式、表等があります▼である請求項2記 載の光学活性化合物。 (4)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化
    学式、表等があります▼である請求項3記 載の光学活性化合物。 (5)R^1が炭素数1〜18のアルコキシ基である請
    求項4記載の光学活性化合物。 (6)R^2が−CH_2CF_2CF_3基である請
    求項5記載の光学活性化合物。 (7)R^1がC_8H_1_7Oであり、C^■が(
    S)配置の不斉炭素原子である請求項6記載の光学活性
    化合物。 (8)mが1である請求項1記載の光学活性化合物。 (9)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化
    学式、表等があります▼である請求項8記 載の光学活性化合物。 (10)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項9記 載の光学活性化合物。 (11)Zが単結合である請求項10記載の光学活性化
    合物。 (12)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項11 記載の光学活性化合物。 (13)R^1が炭素数1〜18のアルコキシ基である
    請求項12記載の光学活性化合物。 (14)R^2が−CH_2CF_2CF_3基である
    請求項13記載の光学活性化合物。 (15)R^1がC_8H_1_7Oであり、C^■が
    (S)配置の不斉炭素原子である請求項14記載の光学
    活性化合物。 (16)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項11 記載の光学活性化合物。 (17)R^1が炭素数1〜18のアルコキシ基である
    請求項16記載の光学活性化合物。 (18)R^2が−CH_2CF_2CF_3基である
    請求項17記載の光学活性化合物。 (19)R^1がC_1_0H_2_1Oであり、C^
    ■が(S)配置の不斉炭素原子である請求項18記載の
    光学活性化合物。 (20)下記一般式(III)で表わされる請求項1記載
    の光学活性化合物の中間体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、C^■、▲数式、化学式、表等があります▼、
    l、n、Yは一般式( I )と同じものを表わす。) (21)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項20 の請求項1記載の光学活性化合物の中間体。 (22)下記一般式(IV)で表わされる光学活性プロピ
    オン酸誘導体と、下記一般式(V)で表わされるパーフ
    ルオロアルキル基を有するアルコールとを脱水縮合剤存
    在下に反応させ、下記一般式(VI)で表わされる光学活
    性プロピオン酸エステルとし、次いで脱アルキル化する
    ことを特徴とする請求項20の一般式(III)で表わさ
    れる請求項1の光学活性化合物の中間体の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^3は低級アルキル基、▲数式、化学式、表
    等があります▼、C^■は一般式( I )と同じものを
    表わす。)▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、l、n、Yは一般式( I )と同じものを表わ
    す。) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R^3は低級アルキル基、▲数式、化学式、表
    等があります▼、C^■、n、l、Yは一般式( I )
    と同じものを表す。) (23)下記一般式(VIII)で表わされるカルボン酸を
    酸塩化物とし、次いで請求項20記載の一般式(III)
    の化合物を反応させるか、又は下記一般式(VIII)の化
    合物と請求項20記載の一般式(III)の化合物を縮合
    剤存在下反応させることを特徴とする請求項1記載の光
    学活性化合物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) (式中、R^1、▲数式、化学式、表等があります▼、
    ▲数式、化学式、表等があります▼、mは一 般式( I )と同じものを表わす。) (24)請求項1記載の一般式( I )の光学活性化合
    物を少なくとも1種含有する液晶組成物。 (25)請求項1記載の一般式( I )の光学活性化合
    物の少なくとも1種が請求項2ないし19のいずれかに
    記載の光学活性化合物である請求項24記載の液晶組成
    物。 (26)キラルスメクチックC相を示す請求項25記載
    の液晶組成物。 (27)請求項26記載の液晶組成物を含有する液晶表
    示素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0673924A1 (en) * 1992-12-10 1995-09-27 Teikoku Chemical Industry Co., Ltd. Propionic acid derivative
EP0673924A4 (en) * 1992-12-10 1996-04-24 Teikoku Chem Ind Co Ltd PROPRIONIC ACID DERIVATIVE.

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