JPH02229141A - 光学活性プロピオン酸エステル誘導体、その中間体、液晶組成物及び液晶表示素子 - Google Patents

光学活性プロピオン酸エステル誘導体、その中間体、液晶組成物及び液晶表示素子

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JPH02229141A
JPH02229141A JP4660789A JP4660789A JPH02229141A JP H02229141 A JPH02229141 A JP H02229141A JP 4660789 A JP4660789 A JP 4660789A JP 4660789 A JP4660789 A JP 4660789A JP H02229141 A JPH02229141 A JP H02229141A
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JP
Japan
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optically active
propionic acid
acid ester
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derivative according
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JP4660789A
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English (en)
Inventor
Sadao Takehara
貞夫 竹原
Takeshi Kuriyama
毅 栗山
Masashi Osawa
大沢 政志
Kayoko Nakamura
佳代子 中村
Noburu Fujisawa
宣 藤沢
Tadao Shoji
東海林 忠生
Tamejirou Hiyama
桧山 為次郎
Tetsuo Kusumoto
哲生 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Institute of Chemical Research
DIC Corp
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Kawamura Institute of Chemical Research
Sagami Chemical Research Institute
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な光学活性化合物、その中間物、液晶組
成物及び液晶表示素子に係り、特に応答性、メモリー性
に優れた強誘電性液晶表示用材料及びその原料に関する
ものである。
〔従来技術〕
液晶表示素子は、その優れた特徴(低電圧作動、低消費
電力、薄型表示が可能、明るい場所でも使用でき目がつ
かれない。)によって、現在広く用いられている。しか
しながら、最も一般的であるTN型表示方式では、CR
Tなどの発光型表示方式と比較すると応答が極めて遅く
、かつ印加電場を切った場合の表示の記憶(メモリー効
果)が得られないため、高速応答の必要な光シヤツター
、プリンターヘッド、時分割駆動の必要なテレビ等の動
画面等への応用には多くの制約があり、適したものとは
言えなかった。
最近、メイヤーらにより強誘電性液晶を用いる表示方式
が報告され、これによるとTN型の100〜1000倍
という高速応答とメモリー効果が得られるため、次世代
の液晶表示素子として期待され、現在、盛んに研究、開
発が進められている。
強誘電性液晶の液晶相は、チルト系のキラルスメクチッ
ク相に属するものであるが、実用的には、その中で最も
低粘性であるキラルスメクチックC(以下Sc′と省略
する)相が最も望ましい。
Sc″相を示す液晶化合物は、既に数多く合成され、検
討されているが、強誘電性表示素子として用いるための
条件としては、(イ)室温を含む広い温度範囲でSC″
′相を示すこと、(ロ)良好な配向を得るために、S、
′相の高温側に適当な相系列を有し、かつその螺旋ピッ
チが大きいこと、(ハ)適当なチルト角を有すること、
(ニ)粘性が小さいこと(ホ)自発分極がある程度大き
いこと、が好ましいが、これらを単独で満足するものは
知られていない。
このためS、′″相を示す組成物として用いられている
。S、11組成物の調製方法としてはスメクチックC(
Sc )相を示す母体液晶に、光学活性化合物からなる
キラルドーパントを加える方法が一般的である。
キラルドーパントとして用いる光学活性化合物としては
SC″相あるいは液晶相を示すことも必ずしも必要でな
いが、母体液晶に添加してS。″′組成物とした場合に
、■少量の添加でも充分大きな自発分極を誘起すること
、■特にN1相に誘起するらせんのピッチが充分大きい
ことが特に重要である。
かかる目的から多くのSc″化合物、あるいは光学活性
化合物が合成されているが、いずれも上記条件をすべて
満足できるものではない。
また、本発明の化合物(I)に類似した化合物として既
に本発明者らが特願昭63−194449で示した化合
物をあげることができるが、この化合物においてもキラ
ルドーパントとして添加した際に誘起する自発分極はさ
らに大きくすることが望まれ、そのらせんピッチも調製
をすることが好しいものであった。
[発明が解決しようとする課題] 以−ヒのように、従来のSC″化合物あるいは光学活性
化合物は、その自発分極あるいはらせんビ・ノチにおい
て、決して充分の性能を示しているわけではなく、特願
昭63−19449号に示したものもさらに性能の向上
が望まれ高速応答性、良配向性の液晶材料を提供するた
めには、その改善が望まれていた。
本発明が解決しようとする課題は、液晶材料に用いて自
発分極が大きく、かつ低粘性を示す光学活性化合物を提
供し、高速応答の可能な強誘電性液晶表示用材料の提供
を可能にすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するために、次の一般式(1
)で表わされる光学活性化合物を提供する。
ノ基で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、ア
ルカノイルオキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシ
アルキルまたはアルコキシアルコキシ基を表わし、R2
は炭素数1〜18のアルキル基を表わずが、pl、 R
2の少な(とも一方は不斉炭素を含む炭素数4〜18の
光学的に活性な基を表わす。
特にR1,R2が光学活性基である場合には、R1は炭
素数4〜8の光学活性アルキル基または光学活性アルコ
キシ基が、R2は炭素数4〜8の光学活性アルキル基が
好ましい。
mは0または1を表わずが、化合物(1)の液晶性を貰
めるためにはm=1が好ましい。m=00化合物も同様
の目的に用いることができるけれども、液晶性を低下さ
せる傾向が強いために、その使用量に制限を受ける場合
もある。
を表わし、Xは水素又は環に置換したフッ素、塩素ある
いはCN基を表わす。
ZばCOOOCO、CH2O、0CHz又は単結合を表
わす。
ン より好ましい。
C”は(S)または(R)配置の不斉炭素を表わす。
また、本発明は、この一般式(I)の新規光学活性化合
物の合成中間体である一般式(n)であられされる光学
活性化合物を提供する。
式中、Yは水素原子または低級アルキル基をを表わし、
Xは水素原子又は環に置換したフッ素原子、塩素原子あ
るいはシアノ基を表わす。
C″は(S)または(R)配置の不斉炭素原子を表わし
、R3は光学活性の炭素数4〜18のアルキル基をあら
れず。
また、本発明はこの新規化合物を用いた液晶組成物及び
これを用いた液晶表示素子を提供するものである。
次に、本発明の詳細な説明する。
前述のように本発明の一般式(1)の化合物に類似した
化合物としては、本発明者らが特願昭63194449
に於いて示した化合物をあげるこができるが、本化合物
(1)との大きな相違点は、この化合物は分子中に不斉
中心を一つしか有していなかったことにある。本化合物
(I)においては、不斉中心が複数存在し、この効果に
よってキラルドーバンドとして用いた際の自発分極を大
きくすること、さらに液晶相、特にN”相に誘起するら
せんピッチを調整することも可能となった。
化合物(1)を製造するには次の一般式(III)で示
されるカルボン酸を酸塩化物(■)′しものを表わす。
)と反応させるか、あるいは(I[0と(■)′とを直
接ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)等の縮合
剤を用いてエステル化させればよい。
ここで(■)′の化合物は、特願昭63−194449
に示された方法により合成することができる。特に(■
)′においてR2が光学活性なアルキル基R3である化
合物は新規な化合物であるが、これも同様に合成するこ
とが可能である。
は一般式(I)の化合物と同じものを表わす。)これを
ピリジン等塩基性物質存在下、次の一般式(■)′であ
られされる化合物 の場合には、−儀式(IV)で示される2−(4アルコ
キシフエニル)プロピオン酸(式中、R4ハメチル基、
エチル基等の低級アルキル基を表わす。)を例えば野依
らの方法(J、Am、Chem、Soc、108 71
17(1986) )に従い、ルテニウム系触媒を用い
て不斉水素添加を行い、次いで、光学活性アルコールR
3−OHを用い常法によりエステル化して、−儀式(V
)で示される光学活性な2−(4−アルコキシフェニル
)プロピオン酸エステルとする。
次に三臭化ホウ酸等を用いて、脱アルキル化を行い、−
儀式(II)、’の2−(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオン酸エステルを得ることができる。
なお、原料の一般式(IV)のプロパン酸は例えば以下
のようにして合成できる。
例えばR4がメチル基の場合 については、4−ブロモアニソールを原料として、2−
メチル−3−n−ブチン−2−オールと、塩化パラジウ
ム−トリフェニルホスフィン錯体、及びヨウ化銅の存在
下に反応させて2−メチル−4(4−メトキシフェニル
)−3−n−ブチン2−オールを得る。これを水酸化ナ
トリウムで処理して4−エチニルアニソールが得られる
。これに臭化水素を付加させて1−ブロモ−1−(4メ
トキシフエニル)エテノを得る。次にオートクレーブ中
で、テトラキスI−リフェニルボスフィンパラジウムの
存在下、−酸化炭素及びメタノールと反応させて、2−
(4−メトキシフェニル)プロペン酸メチルが得られる
。これを常法に従い加水分解して、上記式(■)′の化
合物を得ることができる。
ここで出発原料として4−ブロモアニソールに換えて、
3−フルオロ−4−ブロモアニソール、または2−フル
オロ−4−ブロモアニソール(いずれも市販されている
)を用いれば一般式(II)合には、−儀式(VT)で
示される2−メチル(2−(6−アルコキシナフチル)
]プロピオン酸、 ヲ常法に従ってエステル化し、次いで脱アルキル化する
ことにより、得ることができる。
なお、−儀式(■)の化合物は、例えばR4がCH3で
(S)配置のものがアルドリッチ社から市販されている
上記のようにして本発明の一般式(T′)の化合物は製
造されるが、これに属する個々の具体的な化合物及び上
記一般式(II)等に属する個々の具体的中間物は、融
点、相転移温度、赤外線吸収スペクトル、各磁気共鳴ス
ペクトル、質量分析等の手段により確認することができ
る。
このようにして製造された本発明に係わる一般式(I)
の化合物の代表的なものの相転移温度を次の表に示す。
なお、表中Crは結晶相、S、はスメチソクA相、N”
はキラルネマチック相を表わし、()内はその相がモノ
ドロピンクであることを示している。☆は急冷時にその
相が千ノトロピックに存在することがlII認されるが
、結晶化のため転移温度の測定ができないことを示して
いる。
(この頁以下余白) 本発明におり3る一般式(I)で表わされる化合物の優
れた特徴の1つとしては、キラルトーパントとしてSc
相を示す組成物中に少量添加するだけで、充分に大きい
自発分極を誘起し、その結果、高速応答が可能となるこ
とが挙げられる。
例えば表1におけるNo、 1の化合物をピリミジンフ
ェニルベンゾエート系の母体液晶に16.2%添加して
得られるSc″組成物は、S%相の上限温度(Tc)の
約15″低温側において約2.5nC/cm2、表1に
おけるNo、 2の化合物では、同様の母体に15%添
加してTcの17°低温側で5、3 nC/ cn+2
 という大きな自発分極を示した。
これしま初期の強誘電性液晶として知られる(S)2−
メチルブチル(p−デシルオキシベンジリデン)アミノ
ベンゾエート(DOBAMBC)が単独でも同程度であ
るのと比較すると非常に大きい値であることがわかる。
これは本化合物においては複数の不斉炭素と分岐基によ
って分子長軸回りの回転がより規制されることと、不斉
炭素の1つが液晶の中心骨格(コア)及び強い双極子(
この場合カルボニル基)に直結していることによるもの
であろうと考えられる。
本発明の一般式(1)の化合物は単独では液晶相を示す
ものも存在するが、広い範囲でS。′相を示すものでは
ないので、単独での使用にはあまり適していない。組成
物として、特に強誘電性液晶表示素子として用いる場合
には、粘性の小さいSo液晶組成物中にキラルトーバン
トの一部または全部として加えることによりS%液晶組
成物として用いるのが効果的である。
本発明の一般式(1)の化合物をドーピングするSc組
成物として用いるべきS、化合物としては、例えば、下
記−儀式(A)で表わされるようなフェニルヘンシェー
ド系化合物や一般式(B)で表わされるピリミジン系化
合物をあげることができる。
ル基、アルコキシル基、アルコキシカルボニル基、アル
カノイルオキシ基、またはアルコキシカルボニルオキシ
基を表わし、同一であっても異なっ′ζいても良い。) (式中、R”、Rbは前記−儀式Aと同じ)また、−儀
式(A)、(B)を含め、−儀式(C)で表わされる化
合物も同様の目的に使用することができる。
あるいはこれらのハロゲン置換体を表し、同一であって
も異なっていてもよい。z″は−coo−、−oco−
C)!20−.−0CIIz−、−CIl□CH2、−
C三C−または単結合を表す。)また、Sc相の温度範
囲を高温域に拡大する目的には、−儀式(D)で表わさ
れる3原型化合物を用いることができる。
(式中、 R” Rb は一般弐Aと同じであり、 (式中、R”、Rbは一般式Aと同様であり、様であっ
て同一であっても異なっていてもよく、z″zbは前記
−儀式(C)のzaと同様であって、同一であっても異
なっていてもよい。)これらの化合物は混合してSc液
晶組成物として用いるのが効果的であるが組成物として
S、相を示せばよいのであって、個々の化合物について
は、必ずしもS。を示ず必要はない。
こうして得られたSc液晶組成物に本発明の・般弐(、
I )で示される化合物、及び必要とあれば、他の光学
活性化合物をキラル]−パントとして加えるごとにより
、容易に室温を含む広い温度範囲でSc相を示すような
液晶組成物を得ることができる。
本発明の一般式(1)の光学活性基を有する化合物から
なる液晶化合物、あるいはこれを他の上記Sc化合物あ
るいはSC液晶組成物にドーピングして得られた液晶組
成物は2枚の透明ガラス電極間に1〜20μm程度の1
膜として封入するごとにより、表示用セルとして使用で
きる。良好なコントラストを得るためには、均一に配向
したモノドメインとする必要がある。このために多くの
方法が試みられているが、液晶材料としては、等方性液
体相(1)→キラルネマチソク相(N” )→スメクチ
ックA相(S、)−>キラルスメクチソクC相(Sc″
)という相系列を示し、かつN”相、およびSc”相、
特にN”相における螺旋ピッチを大きくしたものが、良
好な配向性を示すことが知られている。螺旋ピッチを大
きくするには、互いに捩れの向きが逆のカイラル化合物
を適量混合すればよいわけであるが、その際、自発分極
が、打ち消し合わないよう注意する必要がある。
一般式(I)の化合物には少なくとも2個の不斉炭素が
存在するが、化合物(1)が誘起する自発分極の極性(
前述のDOBAMBCの極性をOと定義する)及びらせ
んの向きは、そのおのおのによって影響を受ける。
一般式(r)においてC″の絶対配置が(S)の場合に
は、その誘起する自発分極の極性は■、らせんの向きは
右であることは既に特願昭63194449において明
らかにしている。本化合物N)においてR1あるいはR
2が光学活性な基である場合には、それらによる自発分
極がC″によるものを打ち消さぬように選ぶことが重要
である。
らせんピッチはR1あるいはR2としてC”によるもの
と逆向きの光学活性な基を選ぶことにより、大きくする
ことが可能であり、逆にビ・ソチの調整用等にピッチの
小さい化合物を得た場合には、C″と同じ向きの光学活
性な基を選べばよい。このように誘起するらせんピッチ
の小さい化合物はいわゆるSTN液晶用ネマチック液晶
に添加して用いることもできる。
表2にR1,R2がともに直鎖の化合物及び一般式(I
)の化合物の代表的なものの自発分極の値をまとめて示
す。
なお自発分極の値は同一の母体に濃度を換えて添加して
測定した値からの外挿値であり、Tcの10’低温域に
おける値である。
(ごの頁以下余白) 距S Δコ 表2から、R丁あるいはR2として光学活性な基を用い
ることの効果がわかる。No、 4の例の如くR2とし
て(R)−2−オクチル基を用いた場合はC8が(S)
の場合では自発分極が打ち消し合っており、自発分極の
面では好ましくない例であることもわかる。
〔実施例〕
以下に実施例をあげて、本発明を具体的に説明するが、
勿論、本発明の主旨、及び適用範囲はこれらの実施例に
より制限されるものではない。
なお、化合物の構造は核磁気共鳴スペクトル(NMR)
 、及び赤外吸収スペクトル(IR)、マススペクトル
(M、S)により確認した。相転移温度の測定は温度調
節ステージを備えた偏光顕微鏡、及び示差走査熱量計(
DSC)を併用して行なった。IRにおける(KBr)
は錠剤成形により (neat )は液膜による測定を
表わす。NMRにおける(CDC1,)や(CCI 4
)は溶媒を、Sは1重線、dは2重線、tは3重線、q
は4重線、mは多重線を、broadは幅広い吸収を表
し、Jはカンプリング定数を表す。MSにおけるM゛ば
親ビークを表わし、()内の数値はそのピークの相対強
度を表わす。また、温度は°Cを表わす。組成物中にお
ける%はすべて重量%を表わす。
実施例1 (S)−2−(、!−メトキシフェニル)プロピオン酸
(S)−1−メチルへ・ブチルの合成=      1
>soc!!、z 特願昭63〜194449記載の方法により合成した(
S)−2−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸1.
15g(85%ee)に塩化チオニル10mQを加え1
5分間加熱還流した後、室温、減圧下で、過剰の塩化チ
オニルを除去した。これにジクロロメタン15mQ、(
S)−(+)−14クタノール1.05g、ピリジン0
.3mj2を室温で加え30分かくはんした後、水処理
、エーテル抽出後、濃縮した。シリカゲルクロマトグラ
フィー(Kieselgel 60.22mmφX70
0mm、ヘキサン/酢酸エチル−10/1)で精製して
(S)2−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸(S
)■−メチルヘプチル1.32 gを得た。(収率70
%、87%de) 油状物質RrO,7(シリカゲル、ヘキサン/酢エチル
−4/1) 〔α) 、  + 39.4° (c =0.98. 
CHCl3 )IR(neat) 2930 、173
0 +’ 1515 、1245 、1170 。
1135  830  cm” ’HNMR(CHCl3)  δ 0.85(t、J=
7.2Hz、3H) 、 10〜1.3(brm、8H
) 、 1.18(d、J=10.0Flz、3B) 
1.34〜1.5(brm、2Fl) 、 1.46(
d、J=7.2Hz、3Fl)3.62(q、J=7.
2Hz、LH) 、 3.79(s、3H) 、 4.
85〜4.95(m、18) 、 6.84(d、J=
8.6tlz、211) 。
7.22(d、J=8.6Hz、2H)実施例2 (S)−2−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸
(S) ■−メチルヘプチルの合成 (S)−2−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸(
S)−2−オクチル550mgのジクロロメタン10m
1溶液に三臭化ホウ素のジクロロメタ71M溶液4 m
lを一40°Cて滴下した。0°Cまで昇温した後1時
間かくばんした。−40’Cに冷却し飽和食塩水を加え
、エーテル抽出後濃縮した。
シリカゲルクロマ1〜グラフイー(Kieselgel
 60.22mmφX700mm、ヘキザン/酢酸エチ
ル−5/1)で精製して(S) −2−(4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオン酸(S)−1−メチルヘプチル
340mgを得た。(収率65%、100%de)融点
 36〜37°C (α) ワ+45.3°(C=1.09. CllCl
:+ )IR(KBr)  3470 .2940 .
1700 .1515 .12]、0840  、 8
00  cm ’HNMR(CDCl2)   δ 0.85(t、J
=7.2Hz、3H)  、  1.04〜1.28(
brm、8tD  、1.18(d、J=6.3Hz、
3H)。
1.35〜]、、52(brm、2H)   1.45
(d  J=7.2Hz、311)3.61(q、J=
7.2Hz、18)  、  4.82 〜4.90(
m、1ll)5.1(s、LH)   6.75(d、
J=8.511z  211)   7.16(d、 
J=8.511z、 2H) MS m/z  : 278  (M”  、  5.
4 )  、  121(100)元素分析: Cl7
11200Jとして計算値:C、73,35;  l+
 、 9.41%実測値;C、73,26;  H、9
,59%実施例3 (S)−2−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸(
R)−1−メチルヘプチルの合成(S)−1−(4−メ
トキシフェニル)プロピオン酸1.15g(81%ee
)に塩化チオニル8 nuを加え15分間加熱還流した
後、室温、減圧下で、過剰の塩化チオニルを除去した。
これにジクロロメタン20m!、(R)−(−)−2−
オクタツール1.05g、ピリジン0.35mβを室温
で加え30分かくはんした後、水処理、エーテル抽出後
濃縮した。シリカケルクロマトグラフィー(Kiese
lgel  60.22mmφX700mm、ヘキザン
/酢酸エチル−10/1)で精製して(S)2−(4−
メトキシフェニル)プロピオン酸(R)1−メチルヘプ
チル1.1 gを得た。(収率59%、85%de) 油状物質pf0.7(シリカゲル、ヘキサン/酢エヂル
ー4/1) [(X ) DO’  (C=1.05. CHCh 
)IR(neat) 2950 、1?30 、151
5 、1250 、11751135 830  c+
+r’ HNMR(CDC13)  δ 0.87(t、J=7
.1Hz 3l−1)  ]、、09(d、J=6.2
11z、3H) 、 1.2〜1.32(brm、81
1) 。
1.46(d、J=7.211z、3tイ)、1.4〜
1.58(brm2H)  、  3.63(q、J=
7.2Hz、Itl)  、  3.79(s、3H)
4.82〜4.92(m、1ft)  、  6.85
(d、J=8.7Hz、21+)7.22(d、J=8
.7Hz、2+−1)実施例4 (S)−1−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸
(R)−1−メチルヘプチルの合成(S)−1−(4−
メトキシフェニル)プロピオン酸(R)−2−オクチル
950mgのジクロロメタン10m1溶液に三臭化ホウ
素のジクロロメタ71M溶液8 mj2を一78°Cで
滴下した。0°Cまで昇温した後1時間かくはんした。
−50°Cに冷却し飽和食塩水を加え、エーテル抽出後
濃縮した。
シリカゲルクロマトグラフィー(Kieselgel 
 60、22謳φX700論、ヘキサン/酢酸エチル−
5/1)で精製して(S)−2−(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオン酸(R)−1−メチルヘプチル550
mgを得た。(収率61%、96%de)融点 45〜
46°C 〔α):’+5.9°(c 〜1.01. CFICl
a )IR(KBr)  3400 、2950 、1
700 、1515 、1370 。
1260 、1210 、1110 、1080 、8
40 、800cm  ’ ’HNMR(CDCl2)  δ 0.88(t、J=
7.0Hz、31) 、 1.10(d、J=6.2H
z、311) 、 1.19〜1.32(brm、8■
)。
1.4〜1.6(brm、2H) 、 1.46(d、
J=7.2Hz、3H)3.62(q、J=7.2Hz
、IH) 、 4.83〜4.91(m、IH)。
5.1(s、LH) 、 6.76(d、J=8.5H
z、2H) 、 7.16(d、J=8.511z、2
tl) MS m/z  : 278 (M” 、 7.4 )
 、 12H100)元素分析: Cl7H2゜03と
して 計算イ直 : C、73,35i   H、9,41%
実測値: C、73,11、H、9,25%実施例5 (S)  −2−C1−(4−(4−((S)−2メチ
ルブトキシ)フェニル)ベンゾイルオキシ]フェニル〕
〕プロピオン酸ブチル(表I No、 1の化合物)の
合成 特願昭63−194449記載の方法により合成した(
S)−1−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸ブ
チル120mg (0,54mmo+)をジクロルメタ
ン5 ml!に溶解した。
4− [4−((S)−2−メチルブトキシ)フェニル
]ヘンゾイルクロリド200mg (0,66mmol
)を加え、さらにピリジン0.5mff1を加え還流下
2時間攪拌した。
放冷後エーテル50m!及び飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液を加え、有機層は10%塩酸水、次いで水で水層が
中性になるまで洗滌し、さらに飽和食塩水で洗滌した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮して得られた粗生成物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/ジ
クロルメタン=1/1)で精製して表記化合物の結晶1
56mgを得た。(収率59%) エタノールから再結晶してその相転移温度を測定したと
ころ、融点106.5°c、sAI  71.5°Cで
あった。
IR(Nujol)  1735 、1605 、15
10 、1270 、1195゜1165 、1070
 、1020 、865 、815 、755cm ’ ’HNMR(CDCI+)  60.8〜1.1(m、
9H) 、 1.1〜2.0(m、71() 、 1.
48(d、J=7.2Hz、38)、 3.70(q、
1)1.8Hz) 、 3.80(dd、J=6.51
(z、3Hz、2H) 。
4.03(t、J=6.511z、211) 、 6.
95(d、J=911z、2)1) 。
7.1〜7.7(m、8El) 、、 8.16(d、
J=7.2tlz、28)実施例6 実施例5において4− (4−((S)−2−メチルブ
トキシ)フェニル〕ベンゾイルクロリドに換えて、4−
 (4−((R) −1−メチルへブチルオキシ)フェ
ニル〕べ゛ンゾイルクロリドを用いて、表I No、 
2の化合物を得た。相転移温度は表1にまとめて示す。
実施例7 (S)−2−C4−(4−(4−オクチルオキシフェニ
ル)ベンゾイルオキシ)フェニル〕プロピオン酸(S)
−1−メチルペプチル(表I No、 3の化合物)の
合成 実施例2で得られた(S)−2−(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオン酸(S)−1−メチルヘプチルと4−
(4−オクチルオキシフェニル)ベンゾイルクロリドか
ら同様にして表記化合物を得た。
エタノールから再結晶してその相転移点を測定したとこ
ろ、融点72,5°c、5A−N” 87°C1N”−
189°Cであった。
IR(Nujol)  1725 、1600 、15
15 、1290 、1275゜L215 、1170
 、1125 、1090 、1075 。
1020 、880 、830 、765  cn+−
’1(NMR(1,DC13)  δ 0.9(n+、
6H) 、 1.1〜2.0(m。
2211) 、 1.18(d、J=5.5Hz、3■
L 1.50(d、J−7Hz、3H)、 3.70(
q、7.2Hz、LH) 、4.00(t、J=6.8
Hz、2H) 、 4.9(m、IH) 、 6.97
(d、J=8.7Hz。
2H) 、 7.1〜7.7(m、8H) 、 8.1
9(d、J=8.5Hz。
2I() 実施例8 同様にして(S)−1−(4−(f−(4−オクチルオ
キシフェニル)ヘンジイルオキシ)フェニル〕プロピオ
ン酸(R)−1−メチルヘプチル(表I No、 4の
化合物)を得た。
実施例9 同様にして(S)−2−[1−(4−(4((R)−1
−メチルへブチルオキシ)フェニル)ペンヅイルオキシ
〕フェニル〕プロピオン酸(R)1−メチルペプチル(
表lNO3の化合物)を得た。
IR(Nujol)  1730 、1600 、15
10 、1500 、1280 。
1210、1190 、1170 、1130 、10
80 、10208B0 、830 、770 cm ’HNMR(CDC13)  60.85(m、611
) 、 1.0〜2.0(m、20H) 、 1.24
(d、J=6Hz、3tl)、 1.31(d、J=6
Hz、3H)、 1.49(d、71Lz、31() 
、 3.67(q、J=7.2Hz 1)1)  4.
4(m、IH) 、 4.9(m、IH) 、 6.9
4(d、J=8.8Hz、2H) 、 7.1〜7.8
(m、8B) 、 8.18(d J=8.4Hz、2
H) 実施例10〜15 以下同様にして表I No、 6〜11の各化合物を得
た。
実施例16 10重量%の 10重量%の 10重量%の 10重量%の 24重量%の 27重量%の 6重量%の 及び3重量%の からなる母体液晶を調整した。この母体液晶は56°C
以下でS、相、56〜57°CでS、相、57〜72°
CでN相、72°C以上で等方性液体(1)相を示した
。この母体83.8%と表I No、 1の化合物16
.2%からなる組成物を調整した。
この組成物の相変化は次の通りである。
ラビング配向処理を施したセル内に充填し、室温まで徐
冷したところ、良好に配向したSc″相のセルが得られ
た。
このセルに電界強度10 VP−P /μmの矩形波を
印加してその電気光学応答速度を測定したところ室温(
25°C)で330μ秒であった。このときのチルト角
は20,2°、自発分極は2.5 nC/cm2であっ
た。
また、この組成物のN”相、S、相におけるらせんピッ
チを別途測定したところ、N”相では66°Cで3.8
μm、60°Cで6.4μmであり(ともに右向き)、
s、”相は室温で14μmであった。
実施例17 前述の母体液晶85%と表lN02の化合物15%から
なる組成物を調製した。この組成物の相変化は以下の通
りである。
この組成物を等方性液体相まて加熱し、これを厚さ2.
0μmのスペーサーを介し、ポリイミドして、25゛C
においてその電気光学応答速度を測定したところ184
μ秒であった。
この時のチルト角は22.4 ’ 、自発分極は5.3
nC/c+n2であった。
別途測定したらせんピッチは、N”相では60°Cで2
.3μm、49°Cで3.9μm、S(”相ではでは2
5℃で3.7μMであった。
実施例18 前述の母体液晶87.6%と表I No、 3の化合物
12.4%からなる組成物を調製した。この組成物の相
変化は以下の通りである。
実施例16と同様にして、配向したセルを作成して、2
5°Cにおいてその電気光学応答速度を測定したところ
205μ秒であった。この時のチルト角は15.0°、
自発分極は2.1 nC7cm”であった。
別途測定したらせんピッチは、N”相では67°Cで2
゜3μm (右向き)であった。
実施例19 前述の母体液晶15.6%と表I No、 5の化合物
15.6%からなる組成物を調製した。この組成物の相
変化は以下の通りである。
実施例16と同様にして、配向したセルを作成して、2
5°Cにおいてその電気光学応答速度を測定シたところ
370μ秒であった。この時のチルト角は19.1°、
自発分極は3.1 nC7cm2であった。
別途測定したらせんピッチは、N”相では41.5°C
で8.4μn+、55°Cで6.0μm(いずれも右向
き)であった。
〔発明の効果〕
本発明の式(1)の化合物は、キラルドーバントの全部
またはその一部として、母体となるS。
液晶化合物または組成物に添加混合することによりS%
液晶組成物とした場合において、少量の添加で大きい自
発分極を誘起することが可能であす、このような組成物
ではその粘性を低く抑えることができて、反応時間にお
いて、従来のネマチック液晶の1/100以下、数10
μ秒が可能であり、液晶デバイスの材料として極めて有
用である。
また、ら旋ピッチにおいても特にN2相において、ピッ
チ調整が容易となるら旋ビッヂの比較的大きい化合物、
あるいはら族ピンチ調整等に用いるら旋ピッチの小さい
化合物の両方を得ることができ、これによって、本発明
の3Cii組成物は配向性が非常に良好であるものが得
られる。またら旋ピッチの小さい化合物は、従来のTN
液晶に加えて、いわゆるリバースドメインの防止に用い
たり、さらに、STN液晶等にも好適に用いることがで
きる。
また、本発明の化合物は、本発明の提供する製造法によ
り工業的ににも容易に製造できる。また、それ自体無色
であり、光、水、熱等に対する化学的安定性にも優れる
ものであり、非常に実用的である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)下記一般式( I )で表わされる光学活性プロピ
    オン酸エステル誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は未置換又はハロゲン原子もしくはシア
    ノ基の置換基を有する炭素数1〜18のアルキル基、ア
    ルコキシル基、アルカノイルオキシ基、アルコキシカル
    ボニル基、アルコキシアルキル基又はアルコキシアルコ
    キシル基で表わし、R^2は炭素数1〜18のアルキル
    基を表わし、かつR^1及びR^2の少なくとも一方は
    炭素数4〜18の光学活性基であり、mは0又は1を表
    わし、▲数式、化学式、表等があります▼及び ▲数式、化学式、表等があります▼は各々独立に、▲数
    式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 を表わし、Xは水素原子又はフッ素原子、塩素原子もし
    くはシアノ基の置換基を表わし、ZはCOO、OCO、
    CH_2O、OCH_2又は単結合を表わし、▲数式、
    化学式、表等があります▼は▲数式、化学式、表等があ
    ります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼ を表し、C^*は(S)配置又は(R)配置の不斉炭素
    原子を表わす。) (2)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化
    学式、表等があります▼である請求項1記 載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (3)mが0である請求項2記載の光学活性プロピオン
    酸エステル誘導体。 (4)R^2が炭素数4〜18の光学活性アルキル基で
    ある請求項3記載の光学活性プロピオン酸エステル誘導
    体。 (5)R^1が炭素数1〜18のアルキル基である請求
    項4記載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体(6)
    R^1が炭素数1〜18のアルコキシル基である請求項
    4記載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (7)R^1が炭素数1〜18の光学活性アルキル基で
    ある請求項3記載の光学活性プロピオン酸エステル誘導
    体。 (8)R^1が炭素数1〜18の光学活性アルコキシル
    基である請求項3記載の光学活性プロピオン酸エステル
    誘導体。 (9)R^2が炭素数1〜18のアルキル基である請求
    項8記載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (10)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項6記 載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (11)R^1がC_8H_1_7Oであり、C^*が
    (S)配置の不斉炭素原子であり、R^2が ▲数式、化学式、表等があります▼である請求項10記
    載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (12)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項9記 載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (13)R^1が ▲数式、化学式、表等があります▼であり、C^*が(
    S)配置の不斉炭素原子であり、R^2がC_4H_1
    _9である請求項12記載の光学活性プロピオン酸エス
    テル誘導体。 (14)m=1である請求項2記載の光学活性プロピオ
    ン酸エステル誘導体。 (15)Zが単結合である請求項14記載の光学活性プ
    ロピオン酸エステル誘導体。 (16)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項15記載の光学
    活性プロピオン酸エステル誘導体。 (17)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項16記載の光学
    活性プロピオン酸エステル誘導体。 (18)R^2が炭素原子数4〜18の光学活性アルキ
    ル基である請求項17記載の光学活性プロピオン酸エス
    テル誘導体。 (19)R^1が炭素数1〜18のアルキル基である請
    求項18記載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (20)R^1が炭素数1〜18のアルコキシル基であ
    る請求項18記載の光学活性プロピオン酸エステル誘導
    体。 (21)R^1が炭素数4〜18の光学活性アルキル基
    である請求項17記載の光学活性プロピオン酸エステル
    誘導体。 (22)R^1が炭素数4〜18の光学活性アルコキシ
    ル基である請求項17記載の光学活性プロピオン酸エス
    テル誘導体。 (23)R^2が炭素数1〜18のアルキル基である請
    求項22記載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (24)R^2が炭素数4〜18の光学活性アルキル基
    である請求項22記載の光学活性プロピオン酸エステル
    誘導体。 (25)R^2がC_4H_9であり、C^*が(S)
    配置の不斉炭素原子である請求項23記載の光学活性プ
    ロピオン酸エステル誘導体。 (26)R^1が ▲数式、化学式、表等があります▼である請求項25記
    載の光学活性プ ロピオン酸エステル誘導体。 (27)R^1が ▲数式、化学式、表等があります▼である請求項25記
    載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (28)R^1がC_8H_1_7であり、C^*が(
    S)配置の不斉炭素原子である請求項20記載の光学活
    性プロピオン酸エステル誘導体。 (29)R^2が ▲数式、化学式、表等があります▼である請求項28記
    載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (30)R^2が ▲数式、化学式、表等があります▼である請求項28記
    載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (31)R^1が ▲数式、化学式、表等があります▼であり、C^*が(
    S)配置の不斉炭素原子であり、R^2が ▲数式、化学式、表等があります▼である請求項24記
    載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (32)R^1が ▲数式、化学式、表等があります▼であり、C^*が(
    S)配置の不斉炭素原子であり、R^2が ▲数式、化学式、表等があります▼である請求項24記
    載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (33)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項16記載の学活
    性プロピオン酸エステル誘導体。 (34)R^1が炭素数1〜18のアルキル基、R^2
    が炭素原子数4〜18の光学活性アルキル基である請求
    項33記載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (35)R^1がC_3H_7であり、C^*が(S)
    配置の不斉炭素原子であり、R^2が ▲数式、化学式、表等があります▼である請求項34記
    載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (36)ZがCOOである請求項14記載の光学活性プ
    ピオン酸エステル誘導体。 (37)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項36記載の光学
    活性プロピオン酸エステル誘導体。 (38)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項37記学活性プ
    ロピオン酸エステル誘導体。 (39)R^1が炭素数1〜18のアルキル基、R^2
    が炭素原子数4〜18の光学活性アルキル基である請求
    項38記載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (40)R^1がC_1_0H_2_1Oであり、C^
    *が(S)配置の不斉炭素原子であり、R^2が ▲数式、化学式、表等があります▼である請求項39記
    載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体。 (41)ZがOCOである請求項14記載の光学活性プ
    ロピオン酸エステル誘導体。 (42)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼であり、C^*が(S)配置
    の不斉炭素原子である請求項41記載の光学活性プロピ
    オン酸エステル誘導体。 (43)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項42記載の光学
    活性プロピオン酸エステル誘導体。 (44)R^1が炭素数4〜18の光学活性アルコキシ
    ル基、R^2が炭素原子数1〜18のアルキル基である
    請求項43記載の光学活性プロピオン酸エステル誘導体
    。 (45)R^1が ▲数式、化学式、表等があります▼であり、C^*が(
    S)配置の不斉炭素原子であり、R^2がC_4H_9
    である請求項44記載の光学活性プロピオン酸エステル
    誘導体。 (46)請求項1ないし45いずれかに記載の光学活性
    プロピオン酸エステル誘導体を含有する液晶組成物。 (47)キラルスメクチック相を示す請求項46記載の
    液晶組成物。 (48)キラルネマチック相を示す請求項46記載の液
    晶組成物。 (49)請求項47記載の液晶組成物を用いた強誘電性
    液晶表示素子。 (50)下記一般式(II)で示される請求項1記載の光
    学活性プロピオン酸エステル誘導体の中間体の光学活性
    プロピオン酸エステル誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Yは水素原子又は低級アルキル基を表わし、▲
    数式、化学式、表等があります▼、X、C^*は一般式
    ( I )と同じものを表わし、R^3は炭素原子数4〜
    18の光学活性なアルキル基を表わす。)
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EP0673924A1 (en) * 1992-12-10 1995-09-27 Teikoku Chemical Industry Co., Ltd. Propionic acid derivative
EP0673924A4 (en) * 1992-12-10 1996-04-24 Teikoku Chem Ind Co Ltd PROPRIONIC ACID DERIVATIVE.

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