JPH0311047A - 光学活性化合物、その中間体、液晶組成物及び液晶表示素子 - Google Patents

光学活性化合物、その中間体、液晶組成物及び液晶表示素子

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JPH0311047A
JPH0311047A JP14415989A JP14415989A JPH0311047A JP H0311047 A JPH0311047 A JP H0311047A JP 14415989 A JP14415989 A JP 14415989A JP 14415989 A JP14415989 A JP 14415989A JP H0311047 A JPH0311047 A JP H0311047A
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毅 栗山
Kayoko Nakamura
佳代子 中村
Tadao Shoji
東海林 忠生
Noburu Fujisawa
宣 藤沢
Masashi Osawa
大沢 政志
Tamejirou Hiyama
桧山 為次郎
Tetsuo Kusumoto
哲生 楠本
Takeshi Hanamoto
猛士 花本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な光学活性化合物、その中間物、これら
の製法、液晶組成物及び液晶表示素子に係わり、特に応
答性、メモリー性に優れた強誘電性液晶表示用材料及び
その原料に関するものである。
〔従来技術〕
液晶表示素子は、そのすぐれた特徴(低電圧作動、低消
費電力、薄型表示が可能、明るい場所でも使用でき目が
疲れない、)によって、現在広く用いられている。しか
しながら、最も一般的であるTN型表示方式では、CR
Tなどの発光型表示方式と比較すると応答が極めて遅く
、かつ印加電場を切った場合の表示の記憶(メモリー効
果)が得られないため、高速応答の必要な光シヤツター
プリンターヘッド、時分割駆動の必要なテレビ等の動画
面等への応用には多くの制約があり、適したものとは言
えなかった。
最近、メイヤーらにより強誘電性液晶を用いる表示方式
が報告され、これによるとTN型の100〜1000倍
という高速応答とメモリー効果が得られるため、次世代
の液晶表示素子として期待され、現在、盛んに研究、開
発が進められている。
強誘電性液晶の液晶相は、チルト系のキラルスメクチッ
ク相に属するものであるが、実用的には、その中で最も
低粘性であるキラルスメクチックC(以下Sc”と省略
する)相が最も望ましい。
Sc”相を示す液晶化合物は、既に数多く合成され、検
討されているが、強誘電性表示素子として用いるための
以下の条件としては、(イ)室温を含む広い温度範囲で
Sc”相を示すこと、(ロ)良好な配向を得るために、
Sc”相の高温側に適当な相系列を有し、かつその螺旋
ピッチが大きいこと、(ハ)適当なチルト角を有するこ
と、(ニ)粘性が小さいこと、(ホ)自発分極がある程
度大きいこと、が好ましいが、これらを単独で満足する
ものは知られていない。
このため、Sc”相を示す液晶組成物(以下Sc”液晶
組成物という、)として用いられている。Sc“液晶組
成物の調製方法としては、主としてSc“相を示す液晶
化合物(以下Sc”液晶化合物という。)を混合する方
法と、光学的に活性でないSc相を示す液晶組成物(以
下Sc液晶組成物という、)に光学的に活性な化合物又
は組成物をキラルドーパントとして加える方法があるが
、Sc液晶組成物はSc”液晶組成物より低粘度である
ので、後者の方法が高速応答に適しており一般的に用い
られている。
キラルドーバンドとしては必ずしもSc”相、あるいは
液晶性を示す必要はないが、Sc液晶組成物に添加した
場合にその転移点をあまり降下させないものが好ましく
、できるかぎり少量の添加で大きい自発分極を誘起で゛
きるものが、Sc”液晶組成物としての粘度を低下させ
、応答の高速化をはかる上で好都合である。このような
キラルドーパントを構成するためには、これまで知られ
ている光学活性化合物だけでは十分でなく、より強い自
発分極を示すことができる化合物が望まれていた。
強い自発分極を示すためには、化合物中における不斉中
心と双極子とができるかぎり近接しており、かつそれら
は液晶中心骨格(コア)にできるかぎり近接しており、
また、双極子はできるかぎり強いもの程好ましいことが
知られている0強い双極子モーメントを示す基としては
、シアノ基を挙げることができるが、これを不斉中心に
直結させ、かつコアに近接させることは合成的にかなり
困難があり、これまでにはわずかにアミノ酸を出発原料
にした、コアに次の基 〔発明が解決しようとする課題〕 以上のように、従来のSc”相に示す液晶化合物は、そ
の粘性及び自発分極性において不十分であり、高速応答
性の液晶材料を提供するには問題があり、その改善が望
まれていた。
本発明が解決しようとする課題は、液晶材料に用いて自
発分極が大きく、かつ低粘性を示す光学活性化合物を提
供し、高速応答の可能な強誘電性液晶表示用材料の提供
を可能にすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するために、下記一般式(1
)で示される光学活性なシアノ基を有する光学活性化合
物を提供するものである。
N を結合したものが知られている(第2回国際液晶学会予
稿集1988年、特開昭61−243055号公報)に
過ぎず、その不斉中心をさらにコアに近付けた化合物は
知られていない。
(1) 式中、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基または水
素原子を表わし、じはその炭素が(R)又は(S)配置
の不斉炭素原子であることをを表わし、R2は炭素原子
数1〜1Bのキラル又はアキラルなアルキル、アルコキ
シル、アルコキシカルボニル、アルカノイルオキシ、ア
ルコキシカルボニルオキシ、アルコキシアルキル、アル
コキシアルコキシル、アルコキシアルカノイルオキシま
たはアルカノイルオキジアルコキシル基であって未置換
又は任意の水素をフッ素、塩素又はシアノ基に置換した
置換基を有する基、 これらの環はCHが未置換又は任意の1〜3個のCIが
Nとの置換体でありかつCH,が未置換又は任意の1〜
2個のCH!がそれぞれ独立的にc=o 、NHlo又
はSとの置換体でありかつ−CL−CLが未置換又は任
意の1個の−CHz −CHt−が−CH= CH−と
の置、操体であり、Zはそれぞれ独立的にcoo 、o
co、CHオo、 ocH!、CHtCHt、 −C”
EC−又は単結合を表わしmは0又は1を表わす。
換又はフッ素、塩素又はシアノ基の置換基を有す(トラ
ンス−1,4−シクロヘキシレン基)、の水素がフッ素
、塩素又はシアノ基に置換した基を表わすものが挙げら
れる。
これらのうちm=1、Zが単結合、 数2〜10のアルキル基を表わし、nは0−10の整数
を表わす。)で表されるキラルなアルコキ(式中、nは
0−10の整数)で表わされるキラルなアルキル基であ
ることも好ましい。
本発明はさらに、上記一般式(1)に属する化合物の製
造方法、及びその製造過程における中間体とその製造方
法、さらに下記一般式(■)で表わされる光学活性基を
有する化合物を少なくとも1種含有する液晶組成物、及
びこれを用いた液晶表示素子を提供するものである。
(式中、C” 、R’は上記一般式(1)のものと同じ
ものを表わす、) 以下順次説明する。
前記一般式(1)の化合物は以下のようにして製造する
ことができる。
即ち、4−アセトキシベンズアルデヒドをルイス酸及び
光学活性ジオール存在下シアノトリメチルシランと反応
させて光学活性な2−(4−アセトキシフェニル)−2
−ヒドロキシアセトニトリルとする。
ここで08は(R)または(S)配置の不斉炭素を表わ
す。
ルイス酸としてはチタン系化合物、特にジクロロジイソ
プロポキシチタンが好ましく、光学活性ジオールとして
は、1,1.4.4−テトラフェニル−2,3(2−フ
ェニルエチリデンジオキシ)−ブタン−1゜4−ジオー
ルが好ましい、またモレキュラーシーブス存在下に反応
させることが特に好ましい。
次にこれを酸触媒存在下、一般式(V)または(V)′
で表わされるトリクロロアセトイミデート化合物と反応
させることにより、一般式(Vl)で表わされる光学活
性なα−シアノベンジルアリルエーテルが得られる。酸
触媒としては、トリフルオロ酢酸が好ましく、また脱水
剤としてモレキュラーシーブスの存在下行うことが好ま
しい。
(この頁以下余白) (V) (式中、1、C1は一般式(1)におけると同様の意味
を有する。
次にこれを加水分解することにより、一般式(IV)で
表わされる光学活性なフェノール誘導体を得ることがで
きる。この場合に、非水溶媒中で、ベンジルアミン等の
弱塩基を用いることが好ましい。
G OH 一般式(VI)の化合物 一方、一般式(I[[)で表わされるカルボン酸を塩化
チオニル等と反応させて酸塩化物とし、これをピリジン
等の塩基存在下、前記(IV)のフェノール誘導体と反
応させることにより、一般式(1)の化合物を得ること
ができる。
(1) また、一般式(I[[)のカルボン酸と一般式(IV)
のフェノール誘導体とを直接、DCC(ジシクロへキシ
ルカルボジイミド)等の脱水縮合剤存在下反応させるこ
とにより一般式(I)の化合物を得ることもできる。
一般式(1)化合物 上記のようにして本発明の一般式(1)の光学活性化合
物が得られるが、これらに属する個々の具体的な化合物
及び上記一般式(IV)  (Vl)等に属する個々の
具体的中間物は、融点等の相転移温度、元素分析、赤外
線吸収スペクトル、核磁気共鳴スペクトル、マススペク
トル等の手段により確認することができる。
かくして得られた一般(I)で示される化合物の例を表
1に挙げる。
本発明における一般式(1)で表される光学活性化合物
の優れた特徴の1つとしては、キラルドーバンドとして
Sc相を示す組成物中に少量添加するだけで、十分に大
きい自発分極を誘起し、その結果高速応答が可能となる
ことが挙げられる。
本発明においては一般式(n)で示される光学活性基を
有する光学活性化合物を少なくとも1種含有する液晶組
成物も提供するが、この光学活性化合物として上記一般
式(1)で示される化合物が挙げられ、これらは例えば
表1におけるk12の化合物をピリミジン系のSc母体
液晶組成物に5%添加して得られるSc”組成物は室温
付近(Sc”相の上限温度(Tc)の約40度低温側)
において14、4 nC/ am” という値を示した
これは初期の強誘電性液晶として知られる(S)−2−
メチルブチル(p−デシルオキシベンジリデン)アミノ
ベンゾエート(DOBAMBC)が単独でも2〜3fi
C/C1!程度であるのと比較すると非常に大きい値で
あることがわかる。
これは、一般式(n)で示される化合物においては、不
斉炭素原子が液晶の中心骨格(コア)及び強い双極子モ
ーメントを有するシアノ基に直接結合していることによ
ると考えられる。
本発明の一般式(1)で示される光学活性化合物は、単
独でもSc″′相を含め、液晶相を示すものも存在する
けれども、2環型では液晶性が悪く、3環型では融点が
高いため単独での使用はあまり適さない0組成物として
、特に強誘電性液晶表示素子として用いる場合には、粘
性の小さいSc液晶組成物中にキラルドーパントの一部
又は全部として加えることによりSc”液晶組成物とし
て用いるのが効果的である。
本発明で使用する一般式(n)の光学活性基を有する化
合物、例えば一般式(1)で示される化合物をドーピン
グするためのSc組成物に用いるべきSc化合物として
は、例えば、下記一般式(A)で表わされるようなフェ
ニルベンゾエート系化合物や一般式(B)で表されるピ
リミジン系化合物をあげることができる; (式中、R”及びHbは直鎖または分枝のアルキ/L4
、アルコキシル基、アルコキシカルボニル基、アルカノ
イルオキシ基、またはアルコキシカルボニルオキシ基を
表わし、同一であっても異なっていても良い、) (式中、R′″  R1は前記一般式Aと同じ)また、
一般式(A)、(B)を含め、一般式(C)で表わされ
る化合物も同様の目的に使用する二とができる。
(式中、R”   Rゝは一般式Aと同じであり、ある
いはこれらのハロゲン置換体を表わし、同一であっても
異なっていてもよい Zaは−C000CO−−C41
zO−−0CI(z−1−CH雪CH!、−C=C−1
または単結合を表す、) また、Sc相の温度範囲を高温域に拡大する目的には、
一般式(D)で表わされる3原型化合物を用いることが
できる。
(式中、R”   Rゝは一般式Aと同じであり、(l
、4−シクロヘキシレン基)、 て同一であっても異なっていてもよく、Z” 、Zゝは
前記一般式(C)の21と同様であって、同一であって
も異なっていてもよい、) これらの化合物は混合してSc液組成物として用いるの
が効果的であるが組成物としてSc相を示せばよいので
あって、個々の化合物については、必ずしもSc相を示
す必要はない。
こうして得られたSc液晶組成物に本発明の一般式(I
I)の光学活性基を有する化合物、特に一般式(1)で
示される化合物、及び必要とあれば、他の光学活性化合
物をキラルドーバントとして加えることにより、容易に
室温を含む広い温度範囲でSc“相を示すような液晶組
成物を得ることができる。
本発明の一般式(1)の光学活性基を有する化合物から
なる液晶化合物、あるいはこれを他の上記Sc化合物あ
るいはSc液晶組成物にドーピングして得られた液晶組
成物は2枚の透明ガラス電極間に1〜20μm程度の薄
膜として封入することにより、表示用セルとして使用で
きる。良好なコントラストを得るためには、均一に配向
したモノドメインとする必要がある。このために多くの
方法が試みられているが、液晶材料としては、等方性液
体相(1)→キラルネマチック相(N” ) =+スメ
クチックA相(S、)→キラルスメクチックC相(Sc
” )という相系列を示し、かつN1相、およびSc”
相、特にN″1相における螺旋ピッチを大きくしたもの
が、良好な配向性を示すことが知られている。螺旋ピッ
チを大きくするには、互いに捩れの向きが逆のキラル化
合物を適量混合すればよいわけであるが、その際、自発
分極が、打ち消し合わないよう注意する必要がある。
本発明の一般式N)で示される化合物は少なくとも1つ
の不斉炭素素子(C0)が存在するが、C1を含む一般
式(n)の光学活性基が誘起する自発分極の極性(前述
のDOBAMBCの極性を−と定義する)は、測定の結
果、じが(R)の場合には+、(S)の場合には−であ
る。
一方、「相に誘起する螺旋ピッチの向きはC9が(R)
の場合右であり(S)の場合には左である。
前述のように、良好な配向性を得るためには、N“相に
おける螺旋のピッチが充分長い必要があるが、このため
には、通常螺旋の向きが逆の光学活性化合物を加えてピ
ッチを調整する方法が採られている。しかし、この場合
、自発分極の極性が反対であると打ち消し合って小さく
なってしまうから、その方向をそろえておく必要がある
例えば阻2の化合物では、螺旋向きが右で自発分極が十
であるから、例えば、 を有する化合物の如く、左巻きで自発分極が十の化合物
と混合することにより、自発分極を小さくすることなく
、螺旋のピッチを大きくすることができる。一般式(I
I)の光学活性基を有する化合物がN0相に誘起する螺
旋ピッチは比較的小さく、また、その温度による変化は
小さいので、その調整も容易である。
また、本発明の一般式(1)で示される化合物は強誘電
性液晶組成物としてのみではなく、従来のTN液晶にお
いて、いわゆるリバースドメインの防止に用いたり、S
TN液晶において強いねじり力の誘起のたるに用いるこ
ともできる。この目的には螺旋ピッチの小さい化合物が
より適している。
あるいは例えばC*の絶対配置が(R)の場合に、一般
式(1)におけるR1 として、(S)配置のCH2 −COG−Ctl −CJrs  あるいは(R)配置
のCH。
0−CI −C6H13を導入することにより自発分極
をさらに強めながら螺旋ピッチを大きくするか、あるい
はその向きが逆転した化合物を得ることも可能である 
R1として他の光学活性な基を導入することによっても
自発分極を強め、螺旋の向きピッチの大きさの異なった
化合物を得ることもできる。これらを用いて一般式(1
)の化合物だけでもピッチ調整を行うことさえ可能であ
る。
〔実施例〕
以下に実施例をあげて、本発明を具体的に説明するが、
勿論、本発明の主旨、及び適用範囲はこれらの実施例に
より制限されるものではない。
なお、化合物の構造は核磁気共鳴スペクトル(NMR)
 、及び赤外吸収スペクトル(IR)、マススペクトル
(MS)により確認した。相転移温度の測定は温度調節
ステージを備えた偏光顕微鏡、及び示差走査熱量計(D
SC)を併用して行なった。 IRにおける(KBr)
は錠剤成形によりまた、(neat)は液膜による測定
を表わす、 NMRにおける(CD(/!3)やCCC
1a>は溶媒を、Sは1重線、dは2重線、tは3重線
、dLは2重線の3重線、datはさらに2重となった
2重の3重線を、mは多重線を、brは幅広い吸収を表
し、Jはカップリング定数を表す、 ?ISにおけるP
は親ピークを表し、()内の数値はそのピーク相対強度
を表す、また、温度は℃を表す0組成物中における%は
すべて重量%を表す。
実施例1 (R)−2−(4−アセトキシフェニル)−2−ヒドロ
キシエタンニトリルの合成 アルゴン雰囲気下、(2R,3R)−1,1,4,4−
テトラフェニル−2,3−(2−フェニルエチリデンジ
オキシ)−ブタン−1,4−ジオール(3,96g。
7.5amol)、モレキュラーシーブス3A(600
■esh)2gを無水トルエン17all!に懸濁させ
、ジクロロジイソプロポキシチタンのトルエン溶液(0
,4M) 15.6−(a3s−ol)を滴下後、室温
で1時間撹拌した。この混合溶液に、4−アセトキシベ
ンズアルデヒド(0,438d、 3. l mmol
)を滴下後、−78℃に冷却した。この混合溶液に、ト
リメチルシリルシアニド(2,0B、wffi、  1
5.5au+ol)を滴下し、−65℃にて12時間反
応させた。この混合溶液にpH1の緩衝液を加え、室温
にもどし、沈澱を濾過し、有機層を分取した。水層に酢
酸エチルを加え、有機層を分取後、先の有機層とあわせ
乾燥後、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(
フコ−ゲルC−200,ヘキサン/酢酸エチル−371
)で分離精製して、(R)−2−(4−アセトキシフェ
ニル)−2−ヒドロキシエタンニトリル555.9■(
収率93%、95.3%e、e、)を得た。
以下に同定データを示す。
I R(neat) 3450.2250 、 175
5. 1605.1510゜1370 、1200.1
020.915 、855 cm−’11NMR(CD
Cj! り62.30(s、3(I)、3.45(br
s、I(I)。
5.45(s、1tl)、7.12(d、J−8,8H
z、2(I)、7.50(d、J=8.8Hz、2(I
) 実施例2 (R)−2−(4−アセトキシフェニル)−2−アリル
オキシエタンニトリルの合成 =2/1 アルゴン雰囲気下、2−(4−アセトキシフェニル)−
2−ヒドロキシエタンニトリル(535■。
2.8m−ol)を無水ジクロロメタン9m、無水シク
ロヘキサン18威の混合溶液に溶解させ、さらにモレキ
エラーシーブス3A30011gを加えた。この混合溶
液にアリル−2,2,2−トリクロロアセトイミデート
(0,86ml!、 5.6ms+ol)を加えた。さ
らに無水トリフルオロメタンスルホン酸130 μ!を
加え、1日反応させた0反応混合物を濃縮して溶媒を除
去し、残渣を薄層クロマトグラフィー(シリカゲル、ヘ
キサン/酢酸エチル=3/1)で分離精製して、(R)
−2−(4−アセトキシフェニル)−2−アリルオキシ
エタンニトリル235.9■(収率36%)を得た。
以下に同定データを示す。
I R(neat) 3100.2900 、2250
.1760.1645゜1510 、1420.137
0.1200. 、1070.1010゜910、82
0 am−’ ’HNMR(CD(/! s)δ2.30(s、3(I
)、4.1〜4.5軸、 2(I) 。
5.27(s、1tl)、5.3〜5.5(ge、2■
)、7.15(d、J=8.8゜Hz、2(I)、7.
51(d、J−8,8Hz、2B)M S s/z :
 23HM” 、6)、147(65) 、 132(
100)。
43(74) 元素分析: C+5HtsOsNとして計算値: C,
67,52i H,5,67i N、6.06%実測値
: C,67,34; H,5,65i N、5.86
%実施例3 (R)−2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−アリル
オキシエタンニトリルの合成 (R)−2−(4−アセトキシフェニル)−2−アリル
オキシエタンニトリル(185,6■、0.8■■ol
)をエーテル5dに溶解させ、ベンジルアミン(0,0
97d、  0.88ssol)を加え、1日放置した
。溶媒を除去後、残渣を薄層クロマトグラフィー(シリ
カゲル、ヘキサン/酢酸エチル=3/1 )で分離精製
して、(R)−2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−
アリルオキシエタンニトリル128.5■(収率85%
)を得た。
以下に同定データ示す。
(α)a+47.2° (c =0.81 、 CHC
fs)I  R(neat)  3450. 3100
  、 3050. 2250. 1615゜1605
 、1515.1450.1270.1220.106
0゜1010 、935 、835 CI−’’HNM
R(CDCj! s)δ1.68(brs、I(I)、
4.13(ddt、J=12.3゜6.4.1.2Hz
、 I(I) 、 4.26(ddt、 J−12,3
,6,4,1,2Hz。
I(I)、5.21(s、I(I)、5.31(dq、
J=10.3,1.2Hz、L(I)。
5.38(dq、 J=17.2.1.282. I(
I) 、 5.92(dat、 J=17.2゜]、0
.3.6.4Hz、I(I)、6.86(d、J=8.
7Hz、I(I)、  7.36(d、 J=8.7H
z、 I(I)M S  m/z : 189(M” 
 、7)、147(30)、132(100)、121
(24)高分解能MSによるi量分析: C++H++OJとして 計算値 189.0789実
測値 189.0790 実施例4 4′−オクチルオキシビフェニル−4−カルボン酸4−
((R)−アリルオキシシアノメチル)フェニル(表l
Na1の化合物)の合成 4′−オクチルオキシビフェニル−4−カルボン酸クロ
リド170■及び実施例3で得た(R)−2−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−2−アリルオキシエタンニトリル
94■を無水ジクロルメタン10dに溶解しこれにピリ
ジン0.5−を加えた。
4時間還流温度で反応させた後放冷し、エーテル及び稀
塩酸を加えた。有機層を炭酸水素ナトリウウム水、水、
飽和食塩水で順次洗滌し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン/酢酸エチル−571)で分離精製して、表
記化合物の白色結晶200■を得た。(収率81%)、
さらにエタノールから再結晶を行った。
以下に同定データを示す。
I R:  1735.1600 、1510.130
0.1270.1220゜1200、1170.10?
5.935 、875 、830 。
765  (C1l−’) NMR:δ8.18(d、J=8.511z、2tl)
、7.45〜77(a+、6Fl)。
7.27(d、J=lIHz、2(I)、6.95(d
、J=9H,z、2(I)、5.2〜6.1(am、3
H,−s\) 、5.28(s、1)I)、4.2(g
+、2(I)+3.97(t、J=6Hz、2(I)、
  δ1.1〜2.0(+s、 12(I) 。
0.89(bt、J=5.8Hz、3(I)この化合物
はSc”を示した。その相転移温度は表1にまとめて示
した。
実施例15〜14 実施例1において、4′−オクチルオキシビフェニル−
4−カルボン酸に換えて、 3′−フルオロ−4′−デシルオキシビフェニル−4−
カルボン酸(実施例5) 4′−オクチルビフェニル−4−カルボン酸(実施例6
) 4−オクチルオキシ安息香酸(実施例7)4−(4−オ
クチルオキシベンゾイルオキシ)安息香酸(実施例8) トランス−4−(4−オクチルフェニルオキシカルボニ
ル)シクロヘキサンカルボン酸(実施例9) 4−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)安息香酸
(実施例10) 4−(5−へブチルピリミジン−2−イル)安息香酸(
実施例11) 4−(5−ペンチルピリジン−2−イル)安息香酸(実
施例12) 4’ −((S)−2−メチルブチルオキシ)ビフェニ
ル−4−カルボン酸(実m例13)4’ −((S)−
2−メチルブチル)ビフェニル−4−カルボン酸(実施
例14) 4’ −((R)−1−メチルへブチルオキシ)ビフェ
ニル−4−カルボン酸(実HM 15 )を各々用いた
以外は実施例1と同様にして、表1階2〜N11Lil
の各化合物を得た。各々の相転移温度は表1にまとめて
示した。
実施例16〜22 CSc’液晶組成物の調製)(Sc
母体液晶組成物の調製) ■ 母体液晶(A) 次の組成のSc相を示す母体液晶(A)を調製した。
この母体液晶(A)は76.5℃以下でN相、65°C
以下でS、相、43°C以下でSc相を各々示し、その
融点は一3°Cであった。
下でSA相、83.5°C以下でN相を各々示し、その
融点は13.0°Cであった。
及び 及び ■ 母体液晶(B) 次の組成のSc相を示す母体液晶(B)を調製した。
この母体液晶(B)は68.5℃以下でSc相、73.
5°C以実施例16 前記母体液晶(B)に実施例5の化合物(表lNa2)
を5%添加してSc”液晶組成物を調製した。
この組成物の相転移温度は、66.5°C以下でSc”
相、75.5℃以下でS、相、83℃以下でN2相、8
3,5°Cより高い温度で!相を示す(ScI66.5
5A75.5N”83Iと表示、以下同様)。
このSc”液晶組成物を等方性液体相まで加熱して厚さ
2.3μmのスペーサを介したポリイミド−ラビング配
向処理を施したセル内に充填し、室温まで徐冷したとこ
ろ、配向したSc(′のセルが得られた。このセルに電
界強度10 V、、 /μmの矩形波(50Hi)を印
加してその光学応答を測定したところ、25°Cで96
μ秒、30℃で178μ秒の高速応答を示した。このと
きのチルト角は、25.3° (25°C)、24.8
’  (30℃)であり、自発分極は4.13nC/c
j (25℃) 、4.10nC/cd(30℃)であ
った。
また、上記において実施例5の化合物(表1麹2)の割
合を10%にしたところ、相転移温度はSc” 605
a 79N” 821となったが、25℃で58μ秒、
30℃で49μ秒とさらに高速の応答を示した。
次に、母体結晶(A)に表1階2の化合物を5%添加し
てSc”組成物を調製したところ、転移温度はSc” 
33.55a68 N” 75.51となったが、25
°Cにおける光学応答は69μ秒であった。
実施例16〜22 前記母体液晶CB)に、表1中の各化合物を5%、ある
いは10%添加してSc”組成物を調製した。
その転移温度、自発分極、光学応答を表2に示した。
(この頁以下余白) 実施例23 母体液晶(B)に、表INα10の化合物を15%添加
してSc”組成物を調製した。この組成物の相転移温度
はSc” 56.5 SA79 N” 81.51であ
り、同様に測定した応答速度は91μ秒、自発分極は1
1.3 nC/c!!であった。(いずれも25°Cに
おける値) この組成物のNI相におけるらせんの巻き方向は左で、
自発分極の極性は十であった。従って阻1〜Nα9の化
合物と混合して、自発分極の値を大きく保ったまま、ピ
ンチをさらに長くすることも可能である。
実施例24 母体液晶(B)に表INα12の化合物を各5%、10
%添加してSc”組成物を調製した。
また上記組成物は、N1相の温度範囲におけるらせんピ
ッチが非常に長く(測定不能)、配向性は非常に良好で
あった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、一般式(1)で示される光学活性及び
その中間体、これらの製造方法を提供し、さらに一般式
(n)で示される光学活性基を有する化合物を含有する
液晶組成物及びこれを用いた液晶表示素子を提供するこ
とができるので、従来知られていない新規物質を提供し
、またこれを液晶材料及び液晶素子として利用すること
を可能にした。
特に一般式(1)の化合物はキラルドーバントの一部又
は全部として母体となるSc液晶化合物又は組成物に混
合してSc”液晶組成物とした場合において、少量の添
加で大きい自発分極を誘起することが可能であり、この
ような組成物ではその粘性を低く抑えることができ、応
答時間において従来のネマチック液晶の1/100以下
、数10μ秒が可能であり、液晶デバイスの材料として
極めて有用である。また、らせんピッチにおいても特に
自発分極の極性が同一の化合物であってN8において、
ピッチ調整が容易となるらせんピッチの比較的大きい化
合物あるいはらせんピッチ調整等に用いるらせんピッチ
の方向が逆の化合物を得ることができ、これによって本
発明のSc” &Il成物酸物向性が非常に良好である
ものが得られる。また、らせんピッチの小さい化合物は
、従来のTN液晶に加えて、いわゆるリバースドメイン
の防止に用いたり、さらにSTN液晶等にも好ましく用
いられる。
また、本発明の化合物は、本発明の提供する製造法によ
り工業的にも容易に製造できる。また、それ自体無色で
あり、光、水、熱等に対する化学的安定性にも優れ、実
用価値の高いものである。
平成1年6月8日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)下記一般式( I )で表わされる光学活性化合物
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (式中、R^1は炭素数1〜10のアルキル基又は水素
    原子を表わし、C^*は(R)又は(S)配置の不斉炭
    素原子を表わし、R^2は炭素数1〜18のキラル又は
    アキラルなアルキル、アルコキシル、アルコキシカルボ
    ニル、アルカノイルオキシ、アルコキシカルボニルオキ
    シ、アルコキシアルキル、アルコキシアルコキシル、ア
    ルコキシアルカノイルオキシ又はアルカノイルオキシア
    ルコキシル基であって未置換又は任意の水素をフッ素、
    塩素又はシアノ基に置換した置換基を有する基、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼はそれぞれ独立的に未置 換又はフッ素、塩素又はシアノ基の置換基を有する▲数
    式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等
    があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼であって これらの環はCHが未置換又は任意の1〜3個のCHが
    Nとの置換体でありかつCH_2がそれぞれ独立的にC
    =0、NH、O又はSとの置換体でありかつ−CH_2
    −CH_2が未置換又は任意の1個の−CH_2−CH
    _2−が−CH=CH−との置換体であり、ZはCOO
    、OCO、CH_2O、OCH_2、CH_2CH_2
    、−C≡C−又は単結合を表わし、mは0又は1を表わ
    す。) (2)上記一般式( I )において、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    がそれぞれ独立に▲数式、化学式、表等があります▼、
    ▲数式、化学式、表等があります▼ (トランス−1,4−シクロヘキシレン基)、▲数式、
    化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼であってこれらの環は 未置換又は任意の1〜2個の水素がフッ素、塩素又はシ
    アノ基の置換基を有する請求項1記載の光学活性化合物
    。 (3)R^1が水素を表わす請求項2記載の光学活性化
    合物。 (4)mが0である請求項3記載の光学活性化合物。 (5)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化
    学式、表等があります▼である請求項4記 載の光学活性化合物。 (6)R^2がアキラルなアルコキシル基である請求項
    5記載の光学活性化合物。 (7)R^2のアキラルなアルコキシル基がC■H_1
    _7Oであり、C^*が(S)配置である請求項6記載
    の光学活性化合物。 (8)mが1である請求項3記載の光学活性化合物。 (9)Zが単結合である請求項8記載の光学活性化合物
    。 (10)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項9記 載の光学活性化合物。 (11)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項10記載の光学
    活性化合物。 (12)R^2がアキラルなアルコキシル基である請求
    項11記載の光学活性化合物。 (13)R^2のアキラルなアルコキシル基がC■H_
    1_7Oである請求項12記載の光学活性化合物。 (14)R^2がキラルなアルコキシル基である請求項
    11記載の光学活性化合物。 (15)R^2のキラルなアルコキシル基が▲数式、化
    学式、表等があります▼ (式中、R^3は炭素数2〜10のアルキル基を表わし
    、nは0〜10の整数を表わす。) である請求項14項記載の光学活性化合物。 (16)R^2が下記式で表わされ、C^*が(S)配
    置である請求項15記載の光学活性化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (17)R^2が下記式で表わされ、C^*が(S)配
    置である請求項15記載の光学活性化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (18)R^2がアキラルなアルキル基である請求項1
    1記載の光学活性化合物。 (19)R^2のアキラルなアルキル基がC■H_1_
    7であり、C^*が(S)配置である請求項18記載の
    光学活性化合物。 (20)R^2がキラルなアルキル基である請求項11
    記載の光学活性化合物。 (21)R^2のキラルなアルキル基が ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1〜10の整数を表わす。) である請求項20記載の光学活性化合物。 (22)R^2のキラルなアルキル基が ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、C^*が(S)配置である請求項21記載の光
    学活性化合物。 (23)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項10記載の光学
    活性化合物。 (24)R^2がアルコキシル基である請求項23記載
    の光学活性化合物。 (25)R^2のアルコキシル基がC_1_0H_2_
    1Oであり、C^*が(S)配置である請求項24記載
    の光学活性化合物。 (26)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項10記載の光学
    活性化合物。 (27)R^2がアルキル基である請求項26記載の光
    学活性化合物。 (28)R^2がアルキル基がC_4H_9であり、C
    ^*が(S)配置である請求項27記載の光学活性化合
    物(29)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式
    、化学式、表等があります▼である請求項10記載の光
    学活性化合物。 (30)R^2がアルキル基である請求項29記載の光
    学活性化合物。 (31)R^2のアルキル基がC_7H_1_5であり
    、C^*が(S)配置である請求項30記載の光学活性
    化合物。 (32)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼である請求項10記載の光学
    活性化合物。 (33)R^2がアルキル基である請求項32記載の光
    学活性化合物。 (34)R^2のアルキル基がC_5H_1_1であり
    、C^*が(S)配置である請求項33記載の光学活性
    化合物。 (35)ZがCOOである請求項8記載の光学活性化合
    物。 (36)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼であり、 ▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化学式、
    表等があります▼である請求項35記載の光学活性化合
    物。 (37)R^2がアルコキシル基である請求項36記載
    の光学活性化合物。 (38)R^2のアルコキシル基がC■H_1_7Oで
    あり、C^*が(S)配置である請求項37記載の光学
    活性化合物。 (39)ZがOCOである請求項8記載の光学活性化合
    物。 (40)▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼であり、 ▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化学式、
    表等があります▼である請求項39記載の の光学活性化合物。 (41)R^2がアルキル基である請求項40記載の光
    学活性化合物。 (42)R^2のアルキル基がC■H_1_7であり、
    C^*が(S)配置である請求項41記載の光学活性化
    合物。 (43)下記一般式(II)の光学活性基を有する光学活
    性化合物を少なくとも1種含有する液晶組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、C^*、R^1は一般式( I )と同じものを
    表わす。) (44)一般式(II)の光学活性基を有する化合物が請
    求項1記載の一般式( I )で表される化合物である請
    求項43記載の液晶化合物。 (45)一般式( I )の化合物が請求項2ないし41
    のいずれかは記載の光学活性化合物である請求項44記
    載の液晶組成物。 (46)キラルスメクチックC相を示す請求項44記載
    の液晶組成物。 (47)請求項43ないし46いずれかに記載の液晶組
    成物を用いた液晶表示素子。 (48)下記一般式(III)で表わされるカルボン酸を
    酸塩化物とし、塩基存在下に下記一般式(IV)で表わさ
    れる光学活性フェノール誘導体と反応させるか、又は下
    記一般式(III)の化合物と一般式(IV)の化合物を直
    接脱水縮合剤の存在下に反応させて請求項1記載の一般
    式( I )で表わされる化合物を製造することを特徴と
    する光学活性化合物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^2、▲数式、化学式、表等があります▼、
    Z、m、▲数式、化学式、表等があります▼ は一般式( I )と同じものを表わす。) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^1、C^*は一般式( I )のものと同じ
    ものを表わす。) (49)4−アセトキシベンズアルデヒドをルイス酸及
    び光学活性ジオール存在下シアノトリメチルシランと反
    応させて光学活性な2−(4−アセトキシフェニル)−
    2−ヒドロキシアセトニトリルとし、これを下記一般式
    (V)又は(V)′で表わされるトリクロロアセトイミ
    デートと反応させて下記一般式(VI)で表わされる光学
    活性化合物とし、ついでアセトキシ基を加水分解して請
    求項48記載の一般式(IV)の光学活性フェノール誘導
    体を製造する請求項1記載の一般式( I )の光学活性
    化合物の中間体の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V)′ ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (50)請求項48記載の一般式(IV)で表されるフェ
    ノール誘導体である請求項1の一般式( I )の光学活
    性化合物の中間体。
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JP2009108321A (ja) * 1996-10-31 2009-05-21 Merck Patent Gmbh ドープ剤

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