JPH03201957A - 即席冷凍スパゲティの製造法 - Google Patents

即席冷凍スパゲティの製造法

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JPH03201957A
JPH03201957A JP1338361A JP33836189A JPH03201957A JP H03201957 A JPH03201957 A JP H03201957A JP 1338361 A JP1338361 A JP 1338361A JP 33836189 A JP33836189 A JP 33836189A JP H03201957 A JPH03201957 A JP H03201957A
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加藤 範子
Takeichi Kobayashi
小林 壮市
Seisaku Fuse
布施 精作
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    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/109Types of pasta, e.g. macaroni or noodles
    • A23L7/111Semi-moist pasta, i.e. containing about 20% of moist; Moist packaged or frozen pasta; Pasta fried or pre-fried in a non-aqueous frying medium, e.g. oil; Packaged pasta to be cooked directly in the package

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、即席冷凍麺類およびその製造法に関する。詳
細には短時間に均一に解凍でき、しかも良好な食感を与
える即席冷凍麺類およびその製造法に関する。
[従来技術] て直ちに食し得る即席性の冷凍麺類が流通されている。
即席冷凍麺類は゛、茹麺類に比べて麺ののびや弾性の低
下が少ないがその麺塊中で麺線同士が密接し空間が少な
いために、短時間で均−tコ加熱解凍するのが困難であ
り長時間を要していた。かかる不均一な解凍や長時間解
凍は食感のむらやのびの原因にもなり麺類の品質を低下
させていた。
即席冷凍麺類におけるかかる従来技術の欠点の改良を目
的として、即席冷凍麺類の麺塊中に空隙を設けて解凍を
迅速に且つ均一に行い得るようにすることが従来から試
みられている。
そしてそのような既知技術としては、■茹上げた麺線を
多数の小突柱の立設された容器に入れて容器ごと冷凍さ
せた後、容器を加熱して麺と容器との接触面を溶融し麺
を容器より取り出して冷凍麺を製造する方法(特公昭4
7−14897号公報)、■多数のドライアイスの小柱
状体間に茹上げた麺類を充填して、凍結して冷凍麺類を
麺を間隙を存して井桁状に積み重ねて盤状に底形して凍
結せしめた冷凍麺類(実公昭61−38457号公報)
、および■調理溝の麺類を盤状に積み重ねると共にその
諸所に上下方向の貫通孔を設けて凍結した冷凍麺類等が
知られている。
しかしながら、上記■の方法は、多数の小突柱の立設さ
れた複雑な形状を有する容器を必要とし、さらに冷凍後
に容器を加熱して冷凍麺を容器より取り出すことが必要
であって、装置面および工程面の両方から経済的ではな
かった。
また上記■の方法は、多数の小柱状体のドライアイス成
製品を製造することが必要であり、該ドライアイス成製
品が昇華しないうちに作業を行わなければならないとい
う制約があり、やはり経済的ではなかった。そして、上
記■の場合は麺線をわざわざ間隙を有するように井桁状
に順次積み重ねてゆかねばならず、余分の装置や手間等
を要し、更に上記■の場合も調理溝の麺類を盤状に積み
重ねた後にその諸所に上下方向の貫通孔を設けなければ
ならず余分の工程や手間が必要であった。
[発明の内容] 本発明者等は、短時間で均一に解凍でき且つ良好な食感
を与える即席冷凍麺類を、より簡単な方法で得るべく研
究を行ってきた。その結果、麺類をα化して特定範囲の
歩留りに調整し、これを特定の温度下で玉取りしてから
冷凍すると、形成された麺塊の空間率が高い即席冷凍麺
類を得ることができること、しかもその得られた冷凍麺
類は短時間で均一に解凍でき、極めて良好食感を与える
ことを見出した。
したがって、本発明は麺線を不定方向に配置して形成さ
れた麺塊の断層空間率が40〜80%である即席冷凍麺
類である。
更に、本発明は、麺類をα化して歩留りを200〜28
0%に調整した後、これを0〜5°Cの冷水で急冷し、
麺線を不定方向に配置して麺塊を形成し、次いでこれを
冷凍することにより上記40〜80%の断層空間率を有
する即席冷凍麺類を製造する方法である。
ここで、本発明における「麺塊の断層空間率」とは、次
のようにして測定した空間率をいう。
麺塊の断層空間率 第1図に示すように、XNIACTスキャナー[TO5
CANER3200; (株)東芝製]を使用して、平
盤状冷凍麺塊(A)の上面中央部付近の垂直断面のほぼ
中央部の2 mm X 150mm (縦×横)の長方
形部分を、スキャン速度9秒、電圧120KVおよび電
流300mAで断層撮影し、その時のX線吸収値(CT
値: CTa)を測定し、下記の式により断層空間率を
算出する。
ここで、上記のCTaは水のCT値をOにし且つ空気の
CT値を−250にしてスケールを基準化しにときの値
である。
まず、本発明では麺塊の断層空間率が40〜80%であ
ることが重要である。該断層空間率が40ず、また解凍
むらが生じ易くなり、一方80%より高いと麺塊の体積
が大きくなり過ぎて実用的でない。
また、上記「麺線を不定方向に配置する」とは、麺線の
向きを特定の方向に揃って配置させずに種々の方向に配
置させることを意味し、不定方向に配置されないと、断
層空間率が40%より低くなり解凍性が低下する。
そして、本発明における麺類としては、スパゲツティ、
ベルミチェリ、7エデリーニ、カッペリーニ、7エトチ
ーネ、ラザーネッテ、ラザニャ等のパスタ類、中華麺類
、そば類、うどん、ひやむぎ、そうめん等の麺類を含む
。そのうちでも、本発明は特にスパゲツティ、中華麺等
の細物と称されている麺類に適している。
また、麺類の歩留りは、一般に下記の式%より低いと、
解凍を短時間で行うことができにより計算されるが、本
発明方法ではσ化後の麺類の歩留りが200〜280%
、好ましくは210〜265%であることが必要である
。歩留りが200%より低いと解凍した場合に硬過ぎて
食感の劣ったものになり、また280%を越えると麺塊
の断層空間率が低くなって解凍に長時間を要し、また解
凍が不均一になって食感が低下する。
個々の麺類についてみると、麺類の歩留りがスパゲツテ
ィでは200〜280%、特に220〜260%、ラー
メンでは210〜265%、特に210〜245%、そ
してうどんでは200〜260%、特に230〜260
%のときに、断層空間率が大きくて短時間解凍が可能で
あり且つ良好な食感を与える即席冷凍麺類が得られる。
歩留りを200〜280%に調整するにあたってはα化
麺類の製造において通常使用されているいずれの方法も
採用でき、例えば乾麺や生麺を茹でたり、蒸したりして
α化することによって調製できる。そのうちでも特に茹
で処理によって麺をα化するのが、良好な食感を与える
即席冷凍麺類を提供でき好ましい。
次に本発明方法では、α化した麺類を0〜5°Cの冷水
で急冷することが重要である。この急冷により麺線が締
まり剛性を増す。水温が5°Cより高いと麺線に腰がな
くなってへたり、麺線間の空間が減少し冷凍した時に空
間率の高い即席冷凍麺類が得られなくなり、かつ麺類の
食感が低下する。またO′Cより低い温度は冷凍前に麺
線を凍らせることになり、本発明の目的を遠戚し得ない
α化した麺類を0〜5°Cの冷水で急冷する方法として
は、冷水中への浸漬、冷水の吹き付は等の方法が採用で
きるが、冷水中への浸漬が麺全体を所期の温度にまで急
速に冷却でき且つその品温を長時間保ち得るので好まし
い。また、0〜5℃の急冷処理前に水道水等で短時間予
備冷却を行ってもよい。
本発明方法において、麺線の不定方向配置および麺塊の
形成は、−貴公または複数含分に相当する量の麺線を型
容器内に入れるという玉取り操作の際に行う。この玉取
りは、麺線が不定方向に配置されるのであれば手または
機械のいずれの方法で行ってもよく、また空気中で行っ
ても水中で行ってもよい。手で所定量を掬い上げて容器
や型内に入れる場合には掬い上げ時に麺線が一定方向に
揃い易く不定方向にならない場合が多い。この場合、型
容器内に入れた後、麺線が不定方向になるように手や器
具等で配置し直す必要がある。
麺線の不定方向配置および麺塊形成の他の方法としては
、α化した麺類を約0〜5°Cの冷水中に入れ、該冷水
中で麺類を撹拌しながら、貴公(約150〜300g)
または複数含分に相当する量を冷水とともに排水機能を
有する型容器内に充填すると、麺線の品温保持、不定方
向配置および玉取りを同時に且つ短時間に続けて行うこ
とができ極めて便利である。この操作を行うに際しては
、特に、第2図に示すような玉取り装置が有利である。
すなわち、下方が徐々に傾斜して挟まり且つその下部に
定期的に開閉する排出口(2)のある撹拌機能付、きの
ホッパー状の夕′り(1)を有し・該夕′り内に冷水お
よび一類を導入して撹拌しながらその下部の排出口(2
)から定期的に玉取りして一定量の麺を冷水と共に排出
口の下方に設けた排水機能付きの計量カップ(3)内に
排出充填する装置を採用すると、麺線が不定方向に配置
され空間率の極めて高い麺塊を形成することができ極め
て望ましい。その場合に、タンク(1)の容量、タンク
下方の傾斜の程度、タンク内への冷水および麺の導入量
、タンク内での撹拌の程度、排出口(2)の大きさと開
閉周期、計量カップ(3)の容量および排水能等の要件
を予め調整しておくことによって、麺線が不定方向に配
置され且つ空間率の極めて高い一定量の麺塊を自動的に
得ることができる。
ここで、タンク内の冷水および麺類の撹拌は、水流式撹
拌ノズル、撹拌棒、循環ポンプ等の撹拌手段のいずれで
行っても所期の目的を遠戚することができる。また、タ
ンク容量を約40〜100(2,計量カップ容量約30
0〜800m<2にし、タンり内に冷水を約2〜5Q/
分の割合でほぼ連続的に供給するとともに、麺類を約l
〜4 kg/分の割合でほぼ連続的に供給して玉取りす
るのが便利である。そして、計量カップ内に玉取りされ
た麺類は、型容器内に直接移し入れて冷凍処理を行うが
、この型容器への移し入れによっても、麺線の不定方向
配置および麺塊の高い空間率は損なわれず冷凍処理に付
すことができる。
そして、本発明において玉取りした麺類を冷凍するにあ
たっては、即席冷凍麺類の製造において採用されている
いずれの方法および装置も使用できる。通常、約−40
以下に冷凍し、−20°C以下の温度で保存、流通する
のがよい。また、冷凍後の一個の麺塊の厚さが約2〜4
 cm、辺の長さまたは直径が約9〜16cmにしてお
くのが、解凍のし易さ、取り扱い易さ等の点から好まし
い。
本発′明の即席冷凍麺類を喫食するにあたっては、任意
の解凍および調理方法が採用でき、電子レンジ、蒸気ま
たは熱湯で加熱解凍する方法、即席冷凍麺類をそのまま
ソースやスープと一緒にして加熱解凍調理する方法、即
席冷凍麺類を直接炒めて解凍調理する方法等が挙げられ
る。
解凍時間は、麺の種類、玉取りした麺塊の大きさ、解凍
温度等の種々の要件により当然具なるが、例えば、−個
当たり250gの冷凍スパゲツティ(厚さ約2.5cm
)の場合には、家庭用電子レンジ加熱で約240〜36
0秒間、100℃の水蒸気加熱で約40〜80秒間、温
度95〜100℃の熱湯による加熱で約30〜60秒間
解凍すれば食感の良好なスパゲツティが得られる。
[発明の効果] 本発明の即席冷凍麺類は短時′間で均一に解凍でき、麺
のびや解凍むらのない優れた食感を有している。
しかも、該冷凍麺類を極めて簡単な処理操作によって得
ることができ、従来のような特殊な装置や複雑な工程を
必要としない。
以下に、本発明を実施例により具体的に説明するが、本
発明はそれによって限定されない。
実施例 l 市販の乾燥スパゲツティ(直径1.7mm)をその重量
の10倍量の沸騰水で茹でて下記の表−1に示した歩留
りを有する茹スパゲツテイの各々を調製した後、直ちに
水道水(16°C)で1分間予備冷却した。
次いで該茹スパゲツテイを第2図に示した玉取り装置の
撹拌機能付きのホッパー状のタンク(1)(容量50Q
:傾斜部角度60°:撹拌棒による撹拌)内に1500
g/分の割合で供給するとともに、該タンク内に温度5
°Cの冷水を3Q/分の割合で供給し撹拌しながら麺を
急冷した。タンク内における麺の滞留時間が約2分にな
るように調整してタンク下部の排出口(2)を定期的(
1八分間隔)に開いて、麺を撹拌状態に保ちながら冷水
とともに排出口(2)の下方に設けた排水機能付きの計
量カップ(3)(容量500mff)内に排出充填し、
次いで水切された計量カップ(3)内の麺をポリエチレ
ン製方形トレー(縦X横×深さ=12CmX 15cm
x 4 cm)に各々250gずつ移し入れた。
このときにトレー内のスパゲツティ麺線はいずれも不定
方向に配置されていた。これを直ちに一40°Cで急速
冷凍して一20°Cで貯蔵した。
上記で得られた冷凍スパゲツティ麺塊の各々の断層空間
率を表−1に示す。
また、上記で得られた冷凍スパゲツティの各々を加熱蒸
気解凍器(Roundup 5teaner VS −
200; USA、 A、J、Antunes社製)を
用いて105°Cの水蒸気をlO秒間隔で3シヨツト(
30秒)噴射接触させて解凍し、その時の解凍した部分
を分取してその重量を測り、解凍前の重量に対する%を
調べて解凍率とした。その結果を表−1に示す。
更に、上記で得られた冷凍スパゲツティの各々を上記加
熱蒸気解凍器用いて105°Cの水蒸気をlO秒間隔で
6シヨツト(60秒)噴射接触させて完全解凍したもの
の食感を下記の評価基準に従って10名のパネラ−に調
べてもらい、その時の平均値を採った。その結果を上記
の結果と一緒に表−1に示す。
スパゲツティの食感評価 5・・・非常に腰があっでシコシコしており、極めて舌
ざわりが良好 4・・・腰があり少しシコシコしており、舌ざわり良好
3・・・やや硬くゴツゴツしているか、またはやや柔ら
かくて腰もあまりなく、舌ざわり劣る 2・・・少し芯があって少しゴツゴツしているか、また
は少し柔らかすぎて腰がなく、舌ざわり劣るl・・・芯
があってゴツゴツしているか、または柔らかすぎて腰が
なく舌ざわり極めて劣る 歩留り(%) 断層空間率(%) 解凍率(%) 食感評価 [表−l] 180 190 200 220 240 260 2
80 290 30064 60 56 52 49 
44 41 36 3279 79 77 77 75
 72 70 64 63234555433 上記衣−1の結果から、スパゲツティを歩留り200〜
280%、特に220〜260%に茹上げて5°Cの冷
水で急冷し麺線を不定方向に配置して玉取りし冷凍する
と、200%より低い歩留りに茹上げて玉取り冷凍する
場合に比べて、得られる麺の食感が極めて良好であるこ
と、また280%より高い歩留りに茹上げて玉取りし冷
凍する場合に比べて断層空間率が大きく、より短時間解
凍が可能な食感の良好な冷凍茹スパゲツテイが得られる
ことがわかる。
また、上記タンク(1)の撹拌形式を撹拌棒による撹拌
を、ノズルからの水流噴出による撹拌またはポンプによ
る水流循環による撹拌に置き換えて実施例1と同様にし
て茹上げ、玉取りおよび冷凍を行ったところ実施例1と
ほぼ同様の結果が得られた。このことから、タンク(1
)内での冷水および麺の撹拌形式の違いは本発明を実施
する上であまり影響がないことがわかった。
実施例 2 市販の乾燥スパゲツティ(直径1.7mm)をその重量
の10倍量の沸騰水で茹でて230%の歩留りを有する
茹スパゲツテイを調製した後、直ちに水道水(16°C
)で1分間予備冷却した。
次いで該茹スパゲツテイを上記実施例1と同様に第2図
に示した撹拌機能付きのホッパー状のタンク(1)内に
1.5kg/分の割合で供給するとともに、該タンク内
に各々下記の表−2に示した温度の冷水を3Q/分の割
合で供給し、タンク内における麺の滞留時間が約2分に
なるように維持しながら実施例1と同様に麺を撹拌状態
に保ちながら急冷し、次いで冷水とともに排出口(2)
から定期的に排水機能付きの計量カップ(3)(容量5
00mff)内に排出充填し、更に水切された計量カッ
プ(3)内の麺を実施例1と同様に250gずつポリエ
チレン製方形トレーに移し入れ、その後直ちに一40℃
に冷凍して一20°Cで貯蔵しlこ 。
上記で得られた冷凍スパゲツティの各々の断層空間率、
解凍率および食感を実施例1におけるのと同様にして調
べた。
その結果を表−2に示す。
[表−2] 冷水温度(’O)  Ol  3 5 6 7 10断
層空間率(%)54 52 52 50 44 42 
39解凍率(%)78757575666562上記表
−2の結果から、スパゲツティの茹歩留りが230%で
あっても、冷水の温度が5°Cよりも高いと、得られる
冷凍スパゲツティの断層空間率が小さくなって解凍性が
不良になること、しかも解凍したものの食感も大幅に低
下することがわかる。
実施例 3 小麦粉100重量部に対してボーメ度8の食塩水44重
量部を加えて真空度650mmHgの圧力下で7〜8分
間減圧混練した。これを複合、圧延し次いで#8の切刃
を使用して線切して、厚さ2−85mm、輻3.75m
mおよび長さ35cmの生うどんを製造した。これを沸
騰水で下記の表−3に示した歩留りに茹上げた後、水道
水(16℃)中に1分間浸漬して予備冷却した。
これを上記実施例1および2におけるのと同様にして表
−3に示しl;温度の冷水で処理した後、玉取りし次い
で冷凍して200 g /個の冷凍うどんを製造した。
上記で製造した冷凍うどんの断層空間率、解凍率および
食感を実施例1 と同様にして調べ t二 。
歩留り(%) 冷水温度(0C) 断層空間率(宛) 解凍率(%) 食感評価 3に示す。
[表−3] 19020023026028029033333 46 46 43 42 37 32 70 68 64 61 54 50 45554 その結果を表 230 230 230 230 0  5  7 10 43 41 36 32 65 58 53 51 4 4 3 3 上記表−3の結果から、茹うどんの歩留りおよび冷水の
温度が本発明の範囲内にある場合には、麺塊の断層空間
率が大きくて解凍性の良好な、しかも解凍したときに食
感の良好なうどんが得られるのに対して、茹うどんの歩
留りおよび冷水の温度が本発明の範囲から外れると断層
空間率が小さくて解凍性の悪い且つ解凍したときに食感
の劣るうどんしか得られないことがわかる。
実施例 4 小麦粉に対してかん粉1.4重量%および水35重量%
を加えて真空度650mmHHの圧力下で7〜8分間減
圧混練した。これを複合した後、60分間熟戒し、圧延
後#18の切刃を使用して線切して、厚さ1.40mm
、輻1.67mmおよび長さ35cmの生ラーメンを製
造した。
これを100°Cの熱湯を使用して下記の表−4に示し
た歩留りに茹上げた後、水道水(16℃)中に30秒間
浸漬して予備冷却した。
これを上記実施例1および2におけるのと同様にして(
但しタンク中での滞留時間1分間)、表−4に示した温
度の冷水で処理した後、玉取りし次いで冷凍して200
 g /個の冷凍茹ラーメンを製造した。
上記で製造した冷凍茹ラーメンの断層空間率、解凍率お
よび食感を実施例1と同様にして調べl二 。
その結果を表−4に示す。
[表−4] 歩留す(%) 190200210230265280
290230230230230冷水温度(”c)  
 3  3  3  3  3  3  3  0  
5  7 10第2図は、本発明で使用するのに適した
玉取り装置の一例を示した図である。
解凍率(%)  89 89 88 86 82 75
 64 87 84 82 79食感評価  3455
5334433 上記表−4の結果から、茹ラーメンの歩留り−および冷
水の温度が本発明の範囲内にある場合、特に歩留りが2
10〜265%である場合には、麺塊の断層空間率が大
きくて解凍性の良好なしかも解凍したときに食感の良好
なラーメンが得られるのに対して、茹ラーメンの歩留り
および冷水の温度が本発明の範囲から外れると、断層空
間率が小さくて解凍性の悪い且つ解凍したときに食感の
劣るラーメンしか得られないことがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、麺塊の断層空間率を測定する際の断層の採り
かたを示した図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)麺線を不定方向に配置して形成された麺塊の断層空
    間率が40〜80%である即席冷凍麺類。 2)麺類をα化して歩留りを200〜280%に調整し
    た後、これを0〜5℃の冷水で急冷し、麺線を不定方向
    に配置して麺塊を形成し、次いでこれを冷凍することを
    特徴とする請求項1記載の即席冷凍麺類の製造法。
JP1338361A 1989-12-28 1989-12-28 即席冷凍スパゲティの製造法 Expired - Lifetime JP2799206B2 (ja)

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Cited By (3)

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