JPH03201755A - 装置属性読み取り方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、処理装置が周辺装置を制御する情報処理方
式において、処理装置が処理上必要となる周辺装置や保
守上必要な周辺装置の属性情報を処理装置の主記憶装置
に保持するための装置属性読み取り方式に関するもので
ある。

「従来の技術」 交換機などの処理装置が信号装置などの周辺装置を制御
するために必要な周辺装置の処理能力などの装置属性情
報を処理装置の主記憶装置から読み出して処理装置が周
辺装置を制御したり、周辺装置が故障した際にその故障
情報にもとづき、周辺装置の装置属性情報を前記主記憶
装置から読み出して、保守に役立たせることが行われて
いる。

このため従来においては、周辺装置の装置属性情報を処
理装置または当該周辺装置の運用に先立って、人手によ
り作成し、処理装置の主記憶装置に格納していた。この
ため、装置属性情報を作成する保守者が個々の周辺装置
の内部構成や処理能力や装置の製造会社、製造の版数な
どを意識する必要があり、また、技術の進展により周辺
装置が処理能力や機能増加（バージョンアップ）された
ものと交換された場合には、その都度該当装置属性情報
の書き換えを行う必要があった。このため、保守者の稼
働を要し、またデータ投入ミス等の人為的なバグ混入の
機会が増加する等の問題があった。

この発明の目的は、従来の欠点である装置属性情報の作
成および書き換えに必要な保守者の稼働増と人為的なバ
グ混入の恐れがある点を解決した装置属性読み取り方式
を提供することにある。

「課題を解決するための手段」 この発明によれば装置属性情報ばあらかしめ周辺装置に
格納され、処理装置からの装置属性読み取り命令により
、その装置属性情報をその周辺装置から読み出して処理
装置に報告し、処理装置は、前記周辺装置からの属性情
報を主記憶装置に格納してこれを制御、保守などに利用
する。

「作　用」 従来、システム新設、周辺装置増設時等において、保守
者が装置属性情報を作威し処理装置の主記憶部に格納し
ておき、これを用いて処理装置が周辺装置を制御してい
た。これに対してこの発明では、周辺装置にその装置属
性情報をその製造時にあらかじめ記憶し、保守者の介在
なしで、処理装置が任意の時点で装置属性情報を読み取
ることを可能にした。

「実施例」 次に図を参照してこの発明の詳細な説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示すシステム構成国であ
る。同図において、処理装置１はこの例ではプロセッサ
１ａと主記憶部１ｂとからなる交換機であり、交換機１
は処理装置インタフェース装置２を通じて複数の周辺装
置としての複数の信号装置３に接続される。各信号装置
３にインタフェース回路３ａとプロセッサ３ｂとバッフ
ァメモＩ７３　Ｃと回線制御部３ｅとから構成されてい
る。

また回線制御部３ｅの複数回路で一枚の回線制御部パッ
ケージ３ｄが構成されている。

交換機Ｉの主記憶部１ｂは各種の交換制御を司るプログ
ラム、およびデータ類を格納し、プロセッサ１ａは主記
憶部１ｂの格納情報に従って各種の制御を実行する。信
号装置３のプロセッサ３ｂは内部にプログラム、および
データ類を格納するＲＯＭを有し、バッファメモリ３Ｃ
を用いて各種の制御を実行する。＠路ｆ！ＩＪ　８部３
ｅは回線単位のプロトコルレイヤ２を処理するものであ
り、つまり加入者線に接続され、加入者線の情報を受け
てこれを処理し、その処理結果はバッファメモリ３Ｃ上
に編集される。インタフェース回路３ａは、プロセッサ
３ｂの制御のもとでバッファメモリ３Ｃ上に編集された
実行結果等を、処理装置インタフェース装置２を介して
主記憶部１ｂに格納する。

第２図に示すように交換機１内の主記憶部１ｂの全体の
メモリエリア４内に交換処理プログラム部４ａ、データ
部４ｂ、装置属性格納エリア４ｃがある。交換機ｌが行
う交換処理フロー５内には装置属性読み取りフロー５ａ
、装置属性を利用した交換処理フロー５ｂなどがあり、
フロー５ａでは信号装置３を指定した装置属性読み取り
命令を発行し、これを受けた信号装置がその装置属性情
報を読み取って交換機へ返送し、これを受は取って主記
憶部ｌｂ内の装置属性格納エリア４Ｃに格納する。

また、信号装置３のプロセッサ３ｂ内のＲＯＭ全体のメ
モリエリア６にプログラム部６ａ、データ部６ｂがあり
、データ部６ｂ中に装置属性情報部６Ｃがあり、装置属
性情報部６Ｃには１パツケージ搭載の回線制御部の数６
６、装置を製造した社名６ｅ、装置版数６ｆがそれぞれ
区分されて格納されている。この装置属性情報の格納は
その信号装置を製造した時に、その製造会社により行わ
れる。プロセッサ３ｂの処理フロー中の装置属性処理フ
ロー７は装置属性読み取り命令を受信すると、装置属性
情報を読み取り交換機１へ報告する。

交換機ｌのプロセッサｌａが交換処理フロー５に従って
装置属性読み取り処理５ａを実行すると、信号装置３は
装置属性報告処理７に従って、ＲＯＭのメモリエリア６
内の装置属性情報部６Ｃをダイレクトメモリアクセス（
ＤＭＡ）により交換機１の主記憶部１ｂの該当メモリエ
リア４Ｃに格納する。技術の進展などにより信号装置が
新版の装置と交換されると、このことが交換機１へ通知
され、交換機１はこの通知を受けると装置属性読み取り
フロー５ａを実行し、常に現在使用されている信号装置
３の装置属性情報が主記憶部Ｉｂ内に格納されている。

交換ＩＩは通常の交換処理の際に、各信号装置３を制御
する際に、その信号装置に対する装置属性情報中のパッ
ケージ搭載の回線制御部の数を主記憶部１ｂから読み出
し、これに応じた処理を行う。つまり１台の信号装置３
に収容する回線制御部３ｅの数は固定であるが、１パツ
ケージに搭載する回線制御部３ｅの数に応じて処理が異
なる。

この１パツケージ搭載の回線制御部の数は製造版数によ
って変化することがある。

このように正常動作時に装置属性情報を参照して交換ａ
ｔが信号装置３を制御し、また信号装置３の故障発生が
交換機１側で検出されると、装置属性を利用した交換処
理フロー５ｂが実行され、警報を出すと共に故障内容に
応じてその装置の装置属性情報を主記憶部１ｂから読み
出し、メツセージとして表示部にパッケージ搭載数、製
造社名、製造版数を表示する。従って、保守者はこのメ
ツセージを見て、その故障装置と同一の製造会社により
作られた同一版数の装置を用意してこれと故障装置とを
交換することができる。どの回線制御部が故障したかの
通知もされる場合は、そのパッケージを交換すればよく
、その際に待避処理（回線の切り換え）を行うが、これ
も、保守者が単なる待避の指令を出せば交換機で自動的
に行うようにすることもできる。

なお、この発明は交換機による信号装置の制御のみなら
ず、一般の情報処理力における処理装置による周辺装置
の制御にも適用できる。

「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、情報処理に必
要な装置属性情報や周辺装置の保守に必要な装置属性情
報を個々の周辺装置に具備させておき処理装置が必要に
応して該当情報を読み取ることによって、保守者による
データ作成・投入の稼働をなくし人為くスの混入をなく
すことができ、交換機等の大規模システムの新設・増設
の効率化・安定化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例が適用されるシステムの構成
例を示すブロック図、第２図は第１図の構成において主
記憶部１ｂのメモリエリアの内容例、交換処理フローの
一部の例、プロセッサ３ｂ内のＲＯＭのメモリエリアの
内容例、装置属性処理フロー例をそれぞれ示す図である
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）処理装置が周辺装置を制御する情報処理方式にお
   いて、 上記周辺装置にその装置属性情報を記憶し、上記処理装
   置から装置属性読み取り命令を上記周辺装置へ送り、 その読み取り命令を受けた上記周辺装置は上記装置属性
   情報を読み出して上記処理装置へ送出し、 上記処理装置はその装置属性情報を受信記憶する装置属
   性読み取り方式。