JPH03200559A - 易開封性容器包装体 - Google Patents

易開封性容器包装体

Info

Publication number
JPH03200559A
JPH03200559A JP33014089A JP33014089A JPH03200559A JP H03200559 A JPH03200559 A JP H03200559A JP 33014089 A JP33014089 A JP 33014089A JP 33014089 A JP33014089 A JP 33014089A JP H03200559 A JPH03200559 A JP H03200559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
heat
container
protrusion
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33014089A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Sugiyama
杉山 琢持
Shigeru Ito
繁 伊東
Tetsuo Ichikawa
哲郎 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUN A CHEM IND CO Ltd
Original Assignee
SUN A CHEM IND CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUN A CHEM IND CO Ltd filed Critical SUN A CHEM IND CO Ltd
Priority to JP33014089A priority Critical patent/JPH03200559A/ja
Priority to DE69006785T priority patent/DE69006785T2/de
Priority to EP90111904A priority patent/EP0405365B1/en
Priority to US07/543,886 priority patent/US5118002A/en
Publication of JPH03200559A publication Critical patent/JPH03200559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C65/00Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
    • B29C65/02Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/01General aspects dealing with the joint area or with the area to be joined
    • B29C66/05Particular design of joint configurations
    • B29C66/302Particular design of joint configurations the area to be joined comprising melt initiators
    • B29C66/3022Particular design of joint configurations the area to be joined comprising melt initiators said melt initiators being integral with at least one of the parts to be joined
    • B29C66/30223Particular design of joint configurations the area to be joined comprising melt initiators said melt initiators being integral with at least one of the parts to be joined said melt initiators being rib-like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/50General aspects of joining tubular articles; General aspects of joining long products, i.e. bars or profiled elements; General aspects of joining single elements to tubular articles, hollow articles or bars; General aspects of joining several hollow-preforms to form hollow or tubular articles
    • B29C66/51Joining tubular articles, profiled elements or bars; Joining single elements to tubular articles, hollow articles or bars; Joining several hollow-preforms to form hollow or tubular articles
    • B29C66/53Joining single elements to tubular articles, hollow articles or bars
    • B29C66/534Joining single elements to open ends of tubular or hollow articles or to the ends of bars
    • B29C66/5346Joining single elements to open ends of tubular or hollow articles or to the ends of bars said single elements being substantially flat
    • B29C66/53461Joining single elements to open ends of tubular or hollow articles or to the ends of bars said single elements being substantially flat joining substantially flat covers and/or substantially flat bottoms to open ends of container bodies

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、食品を密封して包装する業界において用いる
易開封性容器包装体に係るもので、詳しくは、蓋材と容
器とからなる包装体において、リブまたはカール部を有
するフランジ付容器に内容物を充填した後、該容器と前
記蓋材とをヒートシールにより密封してから内容物を取
り出す際に1人間の手で容器にヒートシール部を剥離し
て開封することのできる容器包装体とその製造方法に関
する。
(従来の技術) 従来の易開封性包装体にもヒートシールにより密封して
から、開封に際して人間の手の力で十分に開封できるも
のがある。
例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合プラスチックとロ
ジンとかポリテルペン樹脂のような接着付与剤、または
石油ワックス等の混合物であるいわゆるホットメルト接
着剤、もしくは、ヒートシール後に適宜易剥離性を有す
るように配合された組成物を、適宜な溶剤に溶かしたい
わゆるヒートシールラッカー等を、蓋材基材に塗布して
乾燥することにより、フィルム成形されて蓋材と容器、
例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリエステル
、ポリプロピレン、ポリカーボネート等との密封包装体
とか、ヒートシール後に剥離できるように工夫されたシ
ーラント樹脂を、当業界で慣用されている方法の押出し
ラミネートとか押出キャスト装置にてフィルムキャスト
した易剥離性シーラントフィルムを、接着剤を使用した
ドライラミネーション法により、蓋材基材に接合した蓋
材を、各材質の容器にヒートシールして密封した容器包
装体などである。
(発明が解決しようとする課題) これらの易開封性包装体の蓋材と容器とのヒートシール
強度は、人間の手の力で適宜に剥離できる範囲の0.5
Kg/15mmないし1.5Kg/15■程度に調整さ
れている。
更にヒートシール強度を高め、例えば、レトルト食品容
器の法的な規格値2.3にg/15mm以上に範囲を広
げ、かつ、易開封性を有する技術も組成物、II造等に
関して多く出されているが、いずれのものもヒートシー
ル条件範囲が狭く安定性に欠けたり、また、構造上材質
的制約を受けるために、ポリプロピレンとか耐熱性ポリ
エステル等が使用できず、せいぜい高密度ポリエチレン
程度しか使用できないために120℃以上のレトルト殺
菌ができないとか、また、フランジ部にノツチを入れる
等の工夫が必要なために、必要以上にフランジの幅を広
くしなければならないから外観上およびコスト上の欠点
を有した。
易開封性包装体としての理想的な形態は、ヒートシール
された蓋材を容器から剥離するに当たり、フランジの外
側すなわち開封方向からはできるだけシール強度が弱く
て容易に開封でき、反対にフランジの内側すなわち内容
物が入っている方向からはシール強度ができるだけ強く
、内容物の保護が十分に計れる構造を有していることで
ある。
そのためには、フランジ部における内外周の両方向から
のシール強度に差があることが必要となる。
この問題点を解決するために本発明者は、容器本体への
易剥離性シーラントを複合する技術(実公昭59−31
574号公報参照)から展開させた開封方向からはでき
るだけ易開封性であり、また開口側からはできるだけ強
く密封される構造につき、フランジ部の両端周縁部に連
続した凹凸を設けた容器に内側凹凸部を残して蓋材とヒ
ートシールすることにより、従来から提案されている環
状の切断i1(切り込み)を設ける技術の欠点をなくし
、また更に別の構造として、内側環状周縁部に連続した
突条を設け、更に該突条を熱圧処理することにより最内
層プラスチック層に易切断性を与える技術を提案してい
る。
しかし、本発明の目的とするフランジ外端部の下向きに
張り出たリブまたはカールを有する容器においては、従
来の技術では開封方向からの易開封性は得られない。
すなわち、従来の技術の開封効果はフランジ最外端部の
一杯に蓋材とヒートシールされることにより、核部の断
面の多層構成層間からの剥離により開封が始発されるこ
とが条件となっているものだが、本発明の目的とする容
器であるフランジ外端部の下向きに張り出たリブまたは
カール付容器においては、シール位置とフランジ断面端
部が一致できないために、該断面層間からの剥離作用が
得られない。
本発明はこれら先行技術の欠点を克服し、ポリプロピレ
ンとか耐熱性ポリエステル等の120℃以上のレトルト
殺菌にち耐え、かつ、レトルト食品容器の条件となるそ
の法的規格値2.3Kg715mm以上のシール強度を
有しながらも、老人、子供でも十分に開封することので
きる理想的な易開封性容器を提供することを目的として
いる。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本発明の手段は、 フィルム層間強度2.5 Kg/15++v+以上を有
する最内層プラスチックフィルムに隣接して、融着状態
にて接着しているフィルム層間強度0.3〜2.0Kg
715mmの易凝集破壊性を有するプラスチックを、易
剥離性シーラントとする多層プラスチックシートから製
造される開口の外周に蓋材とヒートシールにより密封す
るためのフランジを備えた容器のヒートシール用フラン
ジの外端部より下向きに張り出たリブまたはカール部を
有する容器において、ヒートシール用フランジの内周お
よび外周縁部に上向きの環状の突条が形成されている易
開封性容器包装体の構成と、 前記容器のヒートシール用フランジの上面において、熱
成形手段により突条を形成し、該突条を熱圧手段による
圧平により、該圧平部を薄肉化及び熱劣化させた容器か
らなる易開封性容器包装体の構成と、 前記容器のビー1〜シール用フランジにおける外周の突
条は、その一部または全部を蓋材とヒートシールされ、
一方、前記フランジにおける内周の突条は蓋材とヒート
シールされずに、該ヒートシール内端部より1++s以
上離れている易開封性容器包装体の構成と、前記シーラ
ントの剥離構造が、前記フランジにおける外周の突条の
切断から中間層にある易凝集破壊性プラスチック間の層
間剥離から始まり、前記フランジにおける内周の突条の
切断により終了する易開封性容器包装体の構成にある。
なお、フィルム層間強度について説明すると、各層に用
いたプラスチックを、押出キャスト装置にて50um厚
にフィルム成形を行ない、各々のフィルムと延伸ナイロ
ンフィルムの15μm厚とを、当業界にて慣用されてい
る接着剤を使用したドライラミネーション法にて貼合す
ることによって試料を作成する。
該試料を熱板シーラーにてシール面同士の融着シールを
行なった後、試験幅151.引張速度300+++a+
/win 、剥離角度90@の条件でのフィルム層間の
剥離抵抗値をフィルム層間強度とした。
次に、本発明を添付した図面により説明する。
第1図は本発明の容器1を作成する多層シートの断面図
であり、容器基材4−1に易凝集破壊性プラスチック4
−2と、易凝集破壊性を有さないプラスチックフィルム
4−3が融着状態にて接着している構成からなっている
なお、基材層4−1と中間層4−2との間には他のバリ
アフィルム、例えば、塩化ビニリデンフィルム、エチレ
ン−ビニルアルコール共重合フィルムまたはアルミ箔等
の金属箔が複合されていても構わない。
これらの多層シートおよびフィルムから本発明の容器l
を作る際、先ず、第2図に示した如く、フランジ11に
おける内側環状部3−1に、基材4−1側が凹で最内層
4−3側が凸となる突条3−2を施す。
最内層4−3の突条3−2の大きさは適宜であるが、一
般に幅1 ++u++、高さ1+uw程度が適当である
その成形法は真空成形または圧空成形等の熱成形が利用
できる。
ヒートシール用フランジの内周および外周縁部に設けら
れる上向きの環状の突条の成形位置は、各フランジの端
部と同一か、もしくは、各フランジの端部よりin+m
程度離隔した位置が好ましい。
次に、フランジ11における内側環状部3−1の最内層
プラスチック4−3面の突条3−2を第3図に示した如
く、熱型押盤ホにより該突条突端部を熱圧することによ
り、最内層プラスチックフィルム層4−3を薄肉化させ
る。
前記した係る部分3−2の最内層プラスチック層4−3
の適正最薄厚は、プラスチック材質によっても異なるが
、例えば、ポリプロピレンの場合は、15LLn+以下
、好ましくは5〜lOμ−厚である。
第4−A図と第4−B図は本発明に係る丸型および角型
形状の容器lの平面図で、その開口の外周にフランジ1
1が備えられており、内側環状部3−1に設けられた最
上層突条3−2を熱圧することにより得られる最上層(
内層)プラスチック層の薄肉部3−2と薄肉化されない
部分3−1を示しである。
また、第4−C図にリブ付容器の断面図を、第4−C図
にカール付容器の断面図をそれぞれ示す。
容器lまたは蓋材2において、所定の位置を薄肉化させ
る方法は以下の手段によるものである。
第5図に示す容器成形工程において、本発明の多層構成
プラスチックシート イを係る真空成形機または圧空成
形機等の熱成形装置により、赤外線等によるシート軟化
装置口により、その両面を十分に可塑化された状態にお
いて、Aステージにて金型ハによりブラグニ等を使用し
て、第2図に示した如く、フランジ11の内側環状部3
−1に連続した突条3−2を有する容器1に成形される
同時に、該突条3−2突端部を型押盤ホにより、成形さ
れた突条3−2の高さの1/2程度を押圧する。
容器形状またはプラグ ニとの位置関係が不都合の場合
は、Bステージにて型押し専用金型ヘヘ容器を嵌込んで
から、該フランジ11部に再度、可塑化させて型押しで
きる熱型押盤ホにより適宜な程度に熱圧を行なう。
この後、打抜き装置トにより容器形状に打抜かれて、フ
ランジ11の所定の位置が薄肉化した本発明の容器チが
得られる。
次は、第6図に示すカップシーラーにおいて、予め成形
された第2図に示す如く、フランジ11の内側環状部3
−1に連続した突条3−2を有する容器りを容器受ヌに
受けさせてから、内容物充填前のCステージにて熱型押
盤ホによりフランジ11の突条3−2を適宜な程度に熱
圧を行ない、所定の位置を薄肉化した後に充填機ルによ
り内容物を充填して、蓋材力が打抜かれた状態の密封容
器包装体ワが得られる。
第7図は本発明の構造容器lが蓋材2とヒートシールリ
ング7により施蓋されている図を示す。
(作  用) 前記のように構成される本発明は以下に述べる作用を奏
する。
フランジ11の内側環状部3−1に連続した突条3−2
を熱型押しした部分の拡大図を第8図に示したが、熱圧
により最内層プラスチック層4−3が潰され、隣接層の
易凝集破壊性プラスチック層4−2の突条3−2との厚
みが小さくなり、即ち、核層4−3は同図において厚み
量りに薄肉化される。
第9−1図は本発明の構造容器へ施蓋された拡大図を示
すもので、前述したような所定の位置にヒートシールさ
れている。
すなわち、フランジ外周突条は一部または全部を蓋材と
ヒートシールされ、一方、フランジ内周突条は蓋材とヒ
ートシールされずに該ヒートシール内端部より1■以上
離れたbの位置にある。
開封に際しては、蓋材の端部8を引上げることにより、
第8図に示した外周突条の薄肉化及び熱劣化せしめられ
た最内層プラスチックフィルム4−3が核部にて切断さ
れ、次に高凝集破壊性を有する中間層4−2が凝集破壊
しながら内周突条に伝帽して行く。
そして、第8図において二点鎖線に示す位置において、
容器フランジ11端部断面の高凝集破壊性を有する中間
層4−2が凝集破壊しながら、突条薄肉化形成部3−2
まで進行し、第8図に示される最内層プラスチックフィ
ルム4−3の最薄部りにて切断が生じて開封がなされる
第9−2図に開封がなされた拡大部分図を示した。
中間層4−2から最内層4−3の最薄部りの切断進行作
用は該両層が、融着状態にて接着していることによりス
ムーズに行なわれる。
この層間で剥離が生じると切断はスムーズに行なわれな
い。
本発明の容器構造において、ヒートシール用フランジ外
端部より、フランジに剛性を付与するとか、意匠性の目
的のために設けられる下向きの張り出たリブまたはカー
ル部を有する容器に易開封性を得る効果と同時に、第9
−1図に示した位置にヒートシールする効果は従来より
提案しているシール部の内側からの剥離作用点をずらす
ことにより、内側突条の最弱強度部に力が及びにくくす
る、すなわち、内側からのシール強度が強くなり、内容
物の保護が高まることである。
本発明は従来から提案の該作用を逆に応用した結果によ
り、所期の目的が果たせたものである。
容器外側からの開封強度は1.5Kg/15a+m以下
で、内側からの密封強度は法の定めるレトルト食品の封
緘強度2.3Kg/15++nをクリヤできるリブまた
はカール付容器が得られた。
(実 施 例) 以下に、本発明に関する易開封性容器包装体の一実施例
を図面に基づいて説明する。
第1図において、まず、高凝集破壊性を有さない容器最
内層4−3  CMFR値9g/ 10m1n 。
融点160℃、引張強度450Kg/ca+” 、伸度
400%のポリプロピレンを使用)と高凝集破壊性を有
する中間層4−2  CMFR値20g710m1n 
、融点150℃、引張強度300Kg/ca+” 、伸
度100%のポリプロピレンとMl値7.比重0.92
.引張強度300Kg/cm” 、伸度500%のポリ
エチレン10wt%と無機充填物タルクを10wt%混
合したブレンド樹脂を使用)と基材層4−1 fMFR
値2 g/10m1n +融点165℃、刺傷強度55
0Kg/cm、伸度50G%のポリプロピレンを使用)
を三層共押出により、多層シート800μm厚(最内層
フィルム厚80um、中間層厚40um、基材シート厚
680μm)を作り、該シートを真空成形機により50
o+■径、深さ30mn+。
ヒートシール用フランジ11[10mmの外端から下側
に2開係り出たリブを有する形状の、該フランジ11に
おける内側および外側環状部へ、幅0.5mm 、高さ
0.5+amの突条3−2を連続的に設けられるような
金型ハにて成形した。
次に、該容器1を第6図に示すカップシーラーのCステ
ージにおいて、180℃に設定した熱型押盤ホ(接触面
はテフロン焼付の離型加工)により、前記突条を0.2
5mmの高さまで熱圧した結果、該突条3−2の最内層
プラスチックフィルム4−3の最薄部5μmが形成され
た。
該本発明の構造容器にビーフシチューを充填した後、蓋
材として延伸ナイロンフィルム15μ層厚を、当業界に
慣用されているブロックコポリマーのレトルトパウチ包
装材に使用されているポリプロピレンフィルム60μ階
厚を、ポリウレタン系接着剤にて貼合した蓋材を、該容
器のフランジ部の外側から5mm幅だけヒートシールを
行なうことにより密封したものを、125℃×30分の
レトルト処理を行なった後、冷却してから開封したとこ
ろ、第9−2図に示された如く、スムーズな剥離が行な
われ開封することができた。
剥離面は毛羽立ち、ささくれ等も見られなかった。
因に、このヒートシール部を15mm幅にカットしてフ
ランジの外側方向および内側方向の両方から300 m
m/Ioinの剥離速度によってシール強度を測定した
測定結果はフランジ外側方向からは1.2Kg/15I
I111であったが、フランジ内側方向からは4.5K
g715mmを示した。
この数値は法の定めるレトルト食品包装容器としての、
封緘強度規格値の2.3Kg/15n+mをクリヤーす
るものであった。
(比 較 例) (a)実施例の多層容器のヒートシール用フランジ11
の外端部に易開封用突条を設けない場合を、前記した実
施例と同様な試験を行なったが、最内層プラスチックフ
ィルムの切断が生じないために開封できなかった。
(bl前記中間層4−2を最内層4−3と界面剥離でき
る配合、例えば、高密度ポリエチレン(比重0.95)
 50wt%とエチレン−プロピレンラバー(比重0.
88 ) 50wt%のブレンドのものを使用する場合
を、前記実施例と同様な試験を行なったが、前記中間層
が最内層と融着状態で接着していないために、前記比較
例(atと同様に、破断すべき点が破断を生ぜず、非常
に汚い剥離面となり商品価値のないものとなった。
(c)実施例の多層容器フランジの薄肉成形部よりll
1m1の位置まで蓋材をヒートシールしたものにつき、
フランジ内外周方向からのシール強度を測定したが、両
方とも各々1.2Kg/15+amシール強度を示した
ため、内容物の保護強度が不安であった。
125℃×30分のレトルト処理をしたものには、シー
ル部において一部剥離による密封洩れが生じた。
(発明の効果) 本発明の易開封性容器包装体は、蓋材と密封するための
フランジを備えた容器のヒートシール用フランジの外端
部より、下向きに張り出たリブまたはカール部を有する
容器において、開封方向、すなわち、外側から容易に開
封することができ、内側からは従来からの提案の技術に
より十分なる密封強度を有する容器を提供するものであ
り、本発明の目的の一つである従来品の構造にあるよう
な切り込みによる切り込み屑の発生も生じなく、またフ
ランジ部の偏肉の影響を受けない均一な薄肉部形成によ
る切断開封作用が得られる。
また、蓋材シーラントと容器フランジ部が融着シールに
よってシールされるため夾雑シール性に優れる。
開封における剥離機構が易凝集破壊性フィルムのフィル
ム層間剥離によってなされるため、シール条件範囲が広
くかつシール強度が安定している。
更に、ポリプロピレン、ポリエステル系の耐熱性の高い
容器に応用すれば、レトルト食品の法定規格値を達成す
ることができる。
他のポリエスチレン、ポリエチレン系等の容器にも広範
囲にわたって応用ができる。
等の特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は多層シートされた状態を示す拡大断面図。第2
図は容器フランジ部に突条部の膨出加工を施した状態の
断面図、第3図は突条を熱圧する状態を示す拡大断面図
、第4−A図および第4−8図は本発明の一実施例に関
する容器の平面図、第4−C図および第4−D図は同上
の容器の縦断面図を示すちので、第4−C図はリブ付容
器を、第4−D図はカール付容器をそれぞれ示す。 第5図および第6図は容器の成形状態を示す説明図。第
7図は包装体の成形状態を示す縦断正面図。第8図は突
条部を熱型押した状態の拡大図、第9−1図はシール部
の融着状態を示す拡大断面図、第9−2図は同上の剥離
状態を示す拡大正面図である。 図においてlは容器、2は蓋材、3−1はフランジ11
における内外周の環状部、3−2は突条。 4−3は高凝集破壊性を有しないプラスチック最内層、
4−2は高凝集破壊性を有するプラスチック中間層、4
−1は基材層、二は押圧手段、ホは熱圧手段である。 −C 第 +D l 第 −1 手続補正書 (自発)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルム層間強度2.5Kg/15mm以上を有
    する最内層プラスチックフィルムに隣接して、融着状態
    にて接着しているフィルム層間強度0.3〜2.0Kg
    /15mmの易凝集破壊性を有するプラスチックを、易
    剥離性シーラントとする多層プラスチックシートから製
    造される開口の外周に蓋材とヒートシールにより密封す
    るためのフランジを備えた容器のヒートシール用フラン
    ジの外端部より下向きに張り出たリブまたはカール部を
    有する容器において、ヒートシール用フランジの内周お
    よび外周縁部に上向きの環状の突条が形成されているこ
    とを特徴とする易開封性容器包装体。
  2. (2)前記容器のヒートシール用フランジの上面におい
    て、熱成形手段により突条を形成し、該突条を熱圧手段
    による圧平により、該圧平部を薄肉化及び熱劣化させた
    容器からなる請求項(1)記載の易開封性容器包装体。
  3. (3)前記容器のヒートシール用フランジにおける外周
    の突条は、その一部または全部を蓋材とヒートシールさ
    れ、一方、前記フランジにおける内周の突条は蓋材とヒ
    ートシールされずに、該ヒートシール内端部より1mm
    以上離れていることを特徴とする請求項(1)記載の易
    開封性容器包装体。
  4. (4)前記シーラントの剥離構造が、前記フランジにお
    ける外周の突条の切断から中間層にある易凝集破壊性プ
    ラスチック間の層間剥離から始まり、前記フランジにお
    ける内周の突条の切断により終了することを特徴とする
    請求項(1)記載の易開封性容器包装体。
JP33014089A 1989-06-27 1989-12-20 易開封性容器包装体 Pending JPH03200559A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33014089A JPH03200559A (ja) 1989-12-20 1989-12-20 易開封性容器包装体
DE69006785T DE69006785T2 (de) 1989-06-27 1990-06-22 Leicht zu öffnender Verpackungsbehälter.
EP90111904A EP0405365B1 (en) 1989-06-27 1990-06-22 Easy-opening container packaging
US07/543,886 US5118002A (en) 1989-06-27 1990-06-27 Easy-opening container packaging

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33014089A JPH03200559A (ja) 1989-12-20 1989-12-20 易開封性容器包装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03200559A true JPH03200559A (ja) 1991-09-02

Family

ID=18229262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33014089A Pending JPH03200559A (ja) 1989-06-27 1989-12-20 易開封性容器包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03200559A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11171248A (ja) * 1997-12-10 1999-06-29 Sumitomo Bakelite Co Ltd 易開封性密封容器及びそれに使用される容器本体の製造方法
JP2002166970A (ja) * 2000-09-19 2002-06-11 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 合成樹脂製容器及びそれを用いたレトルト食品包装体
JP2006151510A (ja) * 2004-11-04 2006-06-15 Toyo Seikan Kaisha Ltd 密封容器、容器及び密封容器の製造方法
JP2006168805A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Tarami:Kk 包装容器および方法
JP2007217019A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Idemitsu Unitech Co Ltd 易開封性容器、容器本体、易開封性容器の製造方法、及び易開封性容器の製造装置
JP2008044657A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Toyo Aluminium Kk 蓋材および包装体および包装体の製造方法
JP2010242975A (ja) * 2010-07-13 2010-10-28 Toshiba Home Technology Corp 断熱材及びその製造方法
JP2012086860A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Dainippon Printing Co Ltd インモールドラベル容器および蓋材付きインモールドラベル容器
JP2014169106A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Toppan Printing Co Ltd 包装容器
JP2014227225A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 株式会社吉野工業所 カップ状容器
JP2021123338A (ja) * 2020-01-31 2021-08-30 株式会社吉野工業所 蓋材付き容器

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11171248A (ja) * 1997-12-10 1999-06-29 Sumitomo Bakelite Co Ltd 易開封性密封容器及びそれに使用される容器本体の製造方法
JP2002166970A (ja) * 2000-09-19 2002-06-11 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 合成樹脂製容器及びそれを用いたレトルト食品包装体
JP2006151510A (ja) * 2004-11-04 2006-06-15 Toyo Seikan Kaisha Ltd 密封容器、容器及び密封容器の製造方法
JP2006168805A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Tarami:Kk 包装容器および方法
JP2007217019A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Idemitsu Unitech Co Ltd 易開封性容器、容器本体、易開封性容器の製造方法、及び易開封性容器の製造装置
JP4717656B2 (ja) * 2006-02-16 2011-07-06 出光ユニテック株式会社 易開封性容器、容器本体、易開封性容器の製造方法、及び易開封性容器の製造装置
JP2008044657A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Toyo Aluminium Kk 蓋材および包装体および包装体の製造方法
JP2010242975A (ja) * 2010-07-13 2010-10-28 Toshiba Home Technology Corp 断熱材及びその製造方法
JP2012086860A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Dainippon Printing Co Ltd インモールドラベル容器および蓋材付きインモールドラベル容器
JP2014169106A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Toppan Printing Co Ltd 包装容器
JP2014227225A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 株式会社吉野工業所 カップ状容器
JP2021123338A (ja) * 2020-01-31 2021-08-30 株式会社吉野工業所 蓋材付き容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5118002A (en) Easy-opening container packaging
US3454210A (en) Easy opening and reclosable package,film therefor and process
CN110278707B (zh) 感应加热容器封合件及适用其的具有防拆功能的容器
JPH03200559A (ja) 易開封性容器包装体
CN111770836B (zh) 复合膜
KR101807647B1 (ko) 양면접착이 가능한 고주파 유도가열 용기봉합체를 적용한 탬퍼기능을 갖는 콤팩트화장품용기
JPH02219768A (ja) 易開封性密封容器の製造方法
JPH01182269A (ja) 易開封性密封容器
JPH0567508B2 (ja)
JP2633041B2 (ja) 密封容器の製造方法
JPH0329768A (ja) 易開封性容器包装体
JP2739986B2 (ja) 密封容器の製造方法
JPH02166066A (ja) 易開封性容器
JP2711124B2 (ja) 易開封性容器
JP2551637B2 (ja) 密封包装容器とその製造方法
JP2017019527A (ja) 包装材及び包装体
JP2571569B2 (ja) 容器用落し蓋を用いた易開封性密封容器
JPH0143225Y2 (ja)
JP2994864B2 (ja) 易開封性密封容器
JPH0528180B2 (ja)
JPH03666A (ja) 易開封性容器包装体及びその製造方法
JP2681060B2 (ja) 易開封性包装容器およびその製造方法
JP2578229B2 (ja) 易開封性密封容器の製造方法
JPH03240667A (ja) 包装体の製造方法
JPH02233380A (ja) 易開封性密封容器の製造方法