JP2012086860A - インモールドラベル容器および蓋材付きインモールドラベル容器 - Google Patents

インモールドラベル容器および蓋材付きインモールドラベル容器 Download PDF

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Abstract

【課題】インモールドラベル容器において、とりわけフランジの強度を上昇させることができるインモールドラベル容器を提供する。
【解決手段】インモールドラベル容器10は胴部1と、胴部1上端に設けられたフランジ4と、胴部1に連結された底部3とを備えている。胴部1は帯状ラベル5を有し、この帯状ラベル5は胴部1外面からフランジ4まで延びている。フランジ4の厚さは0.30〜1.00mmとなっている。フランジ4上面の半径方向内側に多数の放射状リブ12が設けられ、放射状リブ12は帯状ラベル5のフランジ4側端面5A上方に位置している。
【選択図】図2

Description

本発明は、インモールドラベル容器および蓋材付きインモールドラベル容器に関し、更に詳細には、落下強度に優れたフランジをもち、かつ優れた密封性をもつインモールドラベル容器および蓋材付きインモールドラベル容器に関する。
近年、飲料物や固形物を収容する為の容器としてインモールドラベル容器が広く使用されている。インモールドラベル容器は、他のガラス容器や金属容器に比較して軽量であり成形性に優れるといった多くの利点を有するが、更なる軽量化した容器の希求がある。
インモールドラベル容器は、射出成形やブロー成形によって所望の形状に成形される。例えば、射出成形によってプラスチック容器を成形する場合、溶融樹脂を金型に流し込み、樹脂を冷却固化させることにより、所望の形状の容器を形成できる。容器を軽量化するためには、射出成形機の金型に流し込む樹脂量を減らして容器を肉薄化することにより実現できる。
特開2006−315726号公報 特開2009−227316号公報
しかしながら、薄肉化したインモールドラベル容器は機械的強度に劣るという問題があった。とりわけ、インモールドラベル容器内に、内容物を収納した状態では容器重量が増加しているため、内容物を収納した状態で容器が落下すると、容器のうち、とりわけフランジ近傍が破損する場合があった。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、落下強度に優れたフランジをもち、かつ蓋材との密封性に優れたインモールドラベル容器、および蓋材付きインモールドラベル容器を提供することを目的とする。
本発明は、ラベルと、このラベル表面に射出された射出樹脂とからなるインモールドラベル容器において、胴部と、胴部上端に設けられたフランジと、胴部に連結された底部とを備え、ラベルは胴部外面からフランジまで延びてラベルの端面がフランジに達し、フランジの厚さは0.30〜1.00mmとなっており、フランジ上面の半径方向内側に多数の放射状リブが等間隔に設けられ、放射状リブはラベル端面の上方に位置することを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、フランジ上面のうち多数の放射状リブより半径方向外側に、上方へ突出する環状リブが設けられていることを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、フランジ上面に上方へ突出する1〜6本の環状リブが設けられていることを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、ラベルと、このラベル表面に射出された射出樹脂とからなるインモールドラベル容器において、胴部と、胴部上端に設けられたフランジと、胴部に連結された底部とを備え、ラベルは胴部外面からフランジまで延びてラベルの端面がフランジに達し、フランジの厚さは0.50〜1.00mmとなっており、フランジ基端の下方に環状凹部が形成され、これによりラベルのフランジ側端面が下方を向くことを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、ラベルと、このラベル表面に射出された射出樹脂とからなるインモールドラベル容器において、胴部と、胴部上端に設けられたフランジと、胴部に連結された底部とを備え、ラベルは胴部外面からフランジまで延びてラベルの端面がフランジに達し、フランジの厚さは0.30〜1.00mmとなっており、フランジ基端の下方に環状凹部が形成され、これによりラベルのフランジ側端面が下方を向くとともに、環状凹部に対応するフランジ上面に凸部を設けことを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、フランジ上面に、上方へ突出する環状リブが設けられていることを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、フランジ上面に上方へ突出する1〜6本の環状リブが設けられていることを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、ラベルはフランジ基端の環状凹部の内周全長に渡って延びていることを特徴とするインモールドラベル容器である。
本発明は、上記記載のインモールドラベル容器と、インモールドラベル容器のフランジ上面に接着された蓋材とを備えたことを特徴とする蓋材付きインモールドラベル容器である。
以上のように本発明によれば、フランジの厚さが0.30〜1.00mmのインモールドラベル容器において、フランジ上面の内側に複数の放射状リブを設けることによりフランジの機械的強度を向上させることができる。また、放射状リブはラベル端面の上方に位置するため、フランジのうち割れが生じ易いラベル端面を放射状リブによって保護することができる。さらにまた、フランジの厚さが0.50〜1.00mmのインモールドラベル容器において、フランジ基端の下方に湾曲した環状凹部を形成することによりフランジの機械的強度を向上させることができる。また、フランジの厚さが0.30〜1.00mmのインモールドラベル容器において、フランジ基端の下方に湾曲した環状凹部を形成するとともに環状凹部に対応するフランジ上面に凸部を設けることによりフランジの機械的強度を向上させることができる。これによってラベルのフランジ側端面が下方を向くので、フランジのうち割れが生じ易いラベル端面をフランジと平行に向けて、フランジと直交する方向の割れの発生を抑えることができる。
図1は本発明によるインモールドラベル容器および蓋材付きインモールドラベル容器の第1の実施の形態を示す全体側断面図。 図2はインモールドラベル容器の胴部とフランジを示す拡大側断面図。 図3はインモールドラベル容器のフランジを示す平面図。 図4は射出樹脂とラベルを示す側断面図。 図5は側面落下試験を示す図。 図6は本発明によるインモールドラベル容器および蓋材付きインモールドラベル容器の第2の実施の形態を示す胴部とフランジを示す拡大側断面図。 図7はインモールドラベル容器のフランジを示す平面図。 図8は本発明によるインモールドラベル容器および蓋材付きインモールドラベル容器の変形例を示す図。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1乃至図5は、本発明によるインモールドラベル容器および蓋材付きインモールドラベル容器の第1の実施の形態を示す図である。
図1に示すように、インモールドラベル容器10は胴部1と、胴部1の上端に設けられたフランジ4と、胴部1に連結された底部3と、底部3の周縁3aから下方へ突出する糸尻部2とを備えている。
インモールドラベル容器10の胴部1は巻付けてなる帯状ラベル5と、帯状ラベル5の表面に射出された射出樹脂6とからなっている。また帯状ラベル5は、胴部1の外面から上方に向かってフランジ4側へ延びるとともに、糸尻部2側へも延びている。このように糸尻部2およびフランジ4は、帯状ラベル5と、帯状ラベル5上の射出樹脂6とからなっている。
すなわち帯状ラベル5として、少なくとも印刷基材層とヒートシール層の2層から構成されるラベルが使用でき、必要に応じてガスバリア層を設けることができる。例えば、以下の層構成のものを用いることができる。数字は各層の厚みを示す。
(1)OPP(延伸ポリプロピレン)20μ/VMPET(アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレート)12μ/OPP(延伸ポリプロピレン)20μ、または
(2)OPP 30μ/VMPET 12μ/OPP 30μ
(3)OPP 30μ/OPP 30μ
(4)OPP 30μ/AL(アルミニウム箔)7μ/OPP 30μ
(5)OPP 30μ/PET(ポリエチレンテレフタレート)12μ/OPP 30μ
図4に示すように、帯状ラベル5はOPP層5aと、VMPET層5bと、OPP層5cとを有し、このうちOPP層5aはヒートシール層となっており、VMPET層5bおよびOPP層5cは各々ガスバリア層および印刷基材層として機能する非ヒートシール層となっている。
また、図1および図2に示すように、帯状ラベル5は胴部1外面からフランジ4まで延びて帯状ラベル5の端面5Aがフランジ4まで達している。すなわち、図2に示すように、帯状ラベル5は当初金型内で垂直方向に延びており(図2の2点鎖線)、射出樹脂6が矢印D方向に金型内に射出されると、帯状ラベル5は水平方向に折り曲げられ、帯状ラベル5の端面5Aはフランジ4に達する。
またフランジ4の上面には、その半径方向内側に多数の放射状リブ12が設けられている。放射状リブ12はフランジ4の上面に例えば180本設けられ、各放射状リブ12は半径方向に延びるとともに、その長さが1.5mm、高さが0.4mmとなっている。また各放射状リブ12の幅は0.3mmとなっている。
これらフランジ4の上面に設けられた180本の放射状リブ12は、帯状ラベル5の端面5A上方に位置して、フランジ4の機械的強度を向上させている。すなわち、インモールドラベル容器10に対して側面落下試験を行なった場合(図5参照)、フランジ4のうち帯状ラベル5の端面5Aは、亀裂や欠損等の割れCが生じ易い場所であり、このような割れCはフランジ4内において帯状ラベル5の端面5Aを起点として、フランジ4に対して直交する方向に延びる。すなわち、帯状ラベル5の端面5Aは非ヒートシール層が露出しており、射出樹脂6との接着性は高くない。このためフランジ4に生じる割れCは帯状ラベル5の端面5Aに沿って、すなわちフランジ4に対して直交する方向に延びる。
本発明によれば、フランジ4のうち割れCが生じ易い帯状ラベル5の端面5A上方に180本の放射状リブ12を設けることにより、フランジ4の機械的強度を向上させることができる。
また、図1および図2に示すように、フランジ4の上面のうち、多数の放射状リブ12の半径方向外側に、上方へ突出する複数、例えば3本の環状リブ9が設けられている。
また図2に示すように、フランジ4の厚さlは、0.30〜1.00mmとなっている。
このような構成からなるインモールドラベル容器10内に内容物(図示せず)を充填し、フランジ4の上面に、蓋材11をヒートシールにより接着することによって、蓋材付きインモールドラベル容器10Aが得られる。
すなわち、フランジ4の厚さlが0.30mm未満であると、成形金型内のフランジ4の部分に射出樹脂6が十分に行き渡ることができず、フランジ4を成型することができない。
他方、フランジ4の厚さlが1.00mmより厚い場合は、フランジ4の厚みとしては十分なため、放射状リブ12を設けてもフランジ4の落下強度がほとんど向上しないだけでなく、材料費がかさむためコストの面でも不利になる。
本発明によれば、フランジ4上面の半径方向内側に多数の放射状リブ12が設けられ、各放射状リブ12はフランジ4のうち割れCが生じ易い帯状ラベル5の端面5A上方に配置されている。このためこれら放射状リブ12によりフランジ4の機械的強度を向上させることができる。
またフランジ4上面の半径方向外側に3本の環状リブ9が連続して形成されているため、蓋材11をフランジ4上面にヒートシールにより接着した際、この環状リブ9と蓋材11との間を円周方向全周に渡って接着することができる。このためフランジ4上面と蓋材11との間の密封性を向上させ、液漏れを防止することができる。
なお、蓋材11をフランジ4上面にヒートシールにより接着した場合、各放射状リブ12および各環状リブ9は一般にヒートシール装置(図示せず)によりつぶされ、フランジ4上において平坦化される。
次にインモールドラベル容器10の各部の構造について詳述する。インモールドラベル容器10の形状としては、容器全高が90〜120mm、フランジ4の外径が50〜100mmφ、胴部1の厚さlが0.30〜0.80mmが好ましい。胴部1の厚さlが0.30mm未満では、成形金型内に射出樹脂6が十分に行き渡ることができず、インモールドラベル容器10自体を成形することがむずかしく、また胴部1の厚さlは0.80mmでインモールドラベル容器として十分な機械強度を有しているため、胴部1の厚さlを0.80mm以上にすると材料費がかさんでコスト面で不利になる。またフランジ4の厚さlは0.30〜1.00mmとなっている。
底部3は、図1に示すように、その断面全体が、糸尻部2方向に突出する凸形状を有している。このように、底部3が容器下方に突出する凸形状を有しているため、底部3の下方向(重力方向)に働く力は、胴部1の内側方向に分散され、歪みの発生が抑制される。また、胴部1内側方向の力により、胴部1ないし糸尻部2が底部3に押しつけられることとなるため、落下時の衝撃によっても、底部3の周縁3aが破損することがない。
胴部1と底部3との交点部分(底部3の周縁3a)において、胴部1の断面と底部3の断面とのなす角θが鈍角となるように、底部3が形成されている。底部3の周縁3aに容器下向きの曲率を持たせるように底部3を凸形状とすることにより、底部3に働く重力方向の応力が、胴部1の内側方向に分散されて歪みの発生が抑制される。
また、糸尻部2は、下端が薄く底部3方向に向かって徐々に厚くなるようにテーパー形状に形成されていることが好ましい。このように、糸尻部2をテーパー形状に形成することにより、インモールドラベル容器10に下向きの曲率を持たせるよう底部3を凸形状としつつ、金型離型性を向上させることができる。すなわち、糸尻部2がテーパー形状に形成されていないと、容器成形時に金型から容器10を離型する際に、金型に糸尻部2が引っ掛かってしまうことがある。テーパーは、糸尻部2の容器10内側の側面の傾斜γが1〜2°となる程度が好ましい。また、糸尻部2は、高さが2.0〜5.0mm、厚みが0.6〜0.8mmとすることが好ましい。
さらに、本発明は、前記容器10の胴部1が傾斜を有し、且つ、胴部1下方の内周面に、内側に凸状となる水平方向のスタックリブを設けてもよい。スタックリブは、側部下方の内周面に凸状となる水平方向に設けられているので、胴部1に傾斜を有する空の容器10を積み重ねた時、容器の糸尻部2をスタックリブで受け止めることができ、きつく嵌まり込むことがないので、所謂スタッキング離れがよく、充填機適性をよくすることができる。
従って、前記のような構成を採ることにより、耐衝撃性に一層優れると共に、成形性や耐熱性、耐水性、更には食品に対する安全性の面でも一層優れた透明インモールドラベル容器10を生産性よく且つ経済性よく提供することができる。
本発明のインモールドラベル容器10に用いる射出樹脂6は、成形性の点から、そのメルトフローレート(MFR)(JIS K7210に準拠した試験方法により、測定した値を意味する)が、45〜120g/10分の範囲であることが好ましい。本発明によるインモールドラベル容器10においては、このような溶融時粘度の低い樹脂を使用することにより、肉薄の容器10を容易に射出成形できる。MFRが45g/10分未満の場合は、容器10を肉薄化するために隙間を狭くした射出成形機の金型に流し込む際、熱流動性が低いため成形適性に劣り、射出成形の際、所謂ショートを発生しやすくなるため好ましくない。また、MFRが120g/10分を超える場合は、低粘度の樹脂は高粘度の樹脂に比べ、一般的に樹脂の分子量が小さいため、低粘度樹脂を用いた容器10は機械的強度に劣る。また、熱流動性が高く、射出成形の際、例えばフランジ部などにバリが発生しやすくなるため好ましくない。
また、樹脂の曲げ弾性率(JIS K7171に準拠した試験方法により、測定した値を意味する)は、200〜2000MPaの範囲が好ましく、200MPa未満の場合は、樹脂流動性が低下し薄肉成形できない、また、2000MPaを超える場合は、容器を成形した際に硬くなりすぎ、逆に耐衝撃性が低下する。
本発明においては、肉薄化した際の金型に対して流動性が良好であり、成形性に優れ、さらに機械的強度に優れる射出樹脂6として、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、などのオレフィン系樹脂や、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂を好適に使用することができ、これらの中から容器に収納される内容物や、収納、密封後の加熱処理の有無など使用条件に応じて適するものを適宜選択して使用することができる。これらの中でも、薄肉化しても成形性に優れるとともに強度を維持でき、また耐熱性にも優れるポリプロピレンからなる樹脂を用いることが好ましい。
ポリプロピレン系樹脂としては、プロピレン単独のポリマーの他、例えばプロピレンとエチレンもしくはエチレンとブテン−1とのランダム共重合体や、エチレンをブロック状に共重合させたプロピレン−エチレンのブロック共重合体、更には、ポリプロピレンに他のポリマーやエラストマーなどをブレンドしたポリプロピレン系ブレンド樹脂などを使用することができる。
ポリプロピレン系樹脂は、その曲げ弾性率を前記の範囲内に調整することも比較的容易であり、また、メルトフローレート(MFR)を45〜120g/10分の範囲とすることも容易である。このようなポリプロピレン系樹脂には、必要な場合、ソルビトール系などの透明核剤を添加して透明性を向上させることもできる。
また、上記ポリプロピレン系樹脂は、剛性、耐熱性、耐水性などにも優れており、内容物が各種飲料、その他デザート食品などの場合でも、これらの食品に対する安全性の面でも優れている。且つ低温時の耐衝撃性も共重合などにより改質できることから各種の内容物や使用条件に対して汎用することができる。
本発明に用いる樹脂は、射出成形が可能な樹脂であれば特に限定はされず、例えば、ポロプロピレン樹脂として、日本ポリポロ社製のBC10HRF、メルトフローレート(MFR)100g/10分等を好適に使用できる。
本発明のインモールドラベル容器10を製造する場合、射出成形時に金型に帯状ラベル5をセットしておき、成形時の樹脂のもつ熱で帯状ラベル5、ヒートシール層を成形品上面に融着させることにより、成形と同時にラベリングを行う。
インモールドラベル容器10の製造方法としては、従来からのインモールドラベル方式の製造方法をそのまま用いることができ、射出成形法を用いたインモールドラベル方式で製造することができる。
次に図2によりフランジ4上面の半径方向外側に設けられた3本の環状リブ9およびフランジ4上面の半径方向内側に設けられた多数の放射状リブ12の構造について詳述する。
図2に示すように、フランジ4の幅は4.4mmとなっており、3本の環状リブ9はこのフランジ4上面の半径方向外側に設けられている。各環状リブ9の高さは0.4mm、その幅は底部において0.3mmとなっている。
各環状リブ9の断面は、金型からインモールドラベル容器10を剥離しやすくするため上方に向かって先細となるテーパ形状をもち、環状リブ9のテーパ角は20°となっているが、金型からインモールドラベル容器10を剥離できるのであれば、必ずしもテーパ形状を設ける必要はない。
また各環状リブ9は、1.4mm間隔で配置されている。
さらにフランジ4の上面はその両端においてR状の面取りが施され、フランジ4の上面両端は、半径R=0.2mmの面取りが施されている。
なお、フランジ4上面の環状リブ9の本数は3本に限る必要はないが、1〜6本設けることが好ましい。7本の環状リブ9を設けた場合は、金型からの離型性に問題が生じる。
また上述のように、フランジ4上面の半径方向内側に多数の放射状リブ12が設けられている。各放射状リブ12はその高さが0.4mm、長さが1.5mmとなっている。
次に本発明の具体的実施例について、以下説明する。
本発明の実施例において、インモールドラベル容器として以下のものを準備し、各々のインモールドラベル容器10について側面落下試験を施した。
(実施例1)
実施例1におけるインモールドラベル容器10は、射出樹脂6としてメルトフローレート(MFR)が100g/10分の日本ポリポロ社製のBC10HRFを使用し、帯状ラベル5としてOPP20μ/VMPET12μ/OPP20μを使用して成型し、全高110mm、フランジ4の外径71mmφ、首下径63mm、底部の外径49mmφ、満注容量250cc、胴部1の厚さl=0.40mm、フランジ4の厚さl=0.70mm、重量10.0gを有している。またフランジ4の上面の半径方向外側には3本の環状リブ9が設けられ、環状リブ9の幅は底部において0.3mm、高さは0.4mmとなっている。さらにフランジ4の上面の半径方向内側には、180本の放射状リブ12が設けられ、放射状リブ12の幅は0.3mm、高さは0.4mm、長さは1.5mmとなっている。
このような構成からなる蓋材付きインモールドラベル容器10Aをフランジ4から床面に落下させる側面落下試験を行った。図5により落下試験方法を以下に記す。インモールドラベル容器10に水を200cc充填し、蓋材11をフランジ4にヒートシールして蓋材付きインモールドラベル容器10Aを製造し、この蓋材付きインモールドラベル容器10Aを5℃冷蔵庫にて24時間以上保管した。冷蔵保管したサンプルを落下試験機にて、胴部1の帯状ラベル5の端面5Aが下側になるよう蓋材付きインモールドラベル容器10Aを横向きにして(胴部およびフランジがコンクリート面Gにあたるように)、コンクリート面G上に落下させた。このときフランジ4には帯状ラベル5の端面5Aから亀裂や欠損等の割れCが生じた。落下高さは10cmから始め、フランジ4に亀裂や欠損等の割れCが発生するまで10cmずつ落下高さを上げて落下させ、割れが発生したときの高さを記録した。最低割れ高さはn=10回の試験で、一番低い高さで破損したサンプルの記録、平均割れ高さはn=10回の平均値とした。
(実施例2)
放射状リブ12の本数を120本とした以外は、実施例1と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
この蓋材付きインモールドラベル容器10Aに対して側面落下試験を施した。
(実施例3)
放射状リブ12の本数を90本とした以外は実施例1と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
この蓋材付きインモールドラベル容器10Aに対して側面落下試験を施した。
(実施例4)
フランジ4の厚さlを0.50mmとした以外は、実施例1と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
この蓋材付きインモールドラベル容器10Aに対して側面落下試験を施した。
(比較例1)
環状リブを設けることなく、かつ放射状リブを設けない以外は実施例1と同様のインモールドラベル容器を準備した。
この蓋材付きインモールドラベル容器10Aに対して側面落下試験を施した。
(比較例2)
フランジ4の厚さlを0.50mmとした以外は、比較例1と同様のインモールドラベル容器を準備した。
この蓋材付きインモールドラベル容器10Aに対して側面落下試験を施した。
(比較例3)
放射状リブ12の本数を45本とした以外は、実施例1と同様のインモールドラベル容器を準備した。
この蓋材付きインモールドラベル容器10Aに対して側面落下試験を施した。
以下、実施例1−4および比較例1−3に対する側面落下試験の結果を表−1に示す。
判定結果は、下記の項目を満たす場合を○とした。
同じフランジ厚さにおいて、放射状リブを設けないときに比べて平均高さが5cm以上UP
Figure 2012086860
上記表−1からわかるように、実施例1−3においては側面落下試験を行った場合、比較例1に対してフランジの破損がはじまる最低割れ高さおよび平均割れ高さが向上する。また、実施例4においては、側面落下試験を行った場合、比較例2に対してフランジの破損がはじまる最低割れ高さおよび平均割れ高さが向上する。また、比較例3においては、側面落下試験を行った場合、比較例1に対してフランジの破損がはじまる最低割れ高さおよび平均割れ高さが向上しない。また、実施例1−4において、水200ccを充填し、フランジ上面に蓋材をヒートシールして液漏れが発生しないか確認したところ、液漏れが発生しないことが確認できた。
第2の実施の形態
次に図6および図7により、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施形態においても、帯状ラベル5や射出樹脂6は第1の実施の形態と同じものを使用することができる。
図6および図7は、本発明によるインモールドラベル容器および蓋付きインモールドラベル容器の第2の実施の形態を示す図である。図6に示すように、フランジ4基端の下方に湾曲した環状凹部13が形成され、この環状凹部13の半径は0.2mmとなっている。また環状凹部13に対応するフランジ4の上面に凸部4Aが設けられている。この場合、環状凹部13に対応するフランジ4の上面の機械的強度を高めることができるため、フランジ5の側面落下強度を高めることができる。
図6および図7に示す第2の実施の形態において、フランジ4基端の下方に湾曲した環状凹部13が形成され、これによって帯状ラベル5のフランジ4側端面5Aが下方を向いている。またフランジ4の上面に上方へ突出する複数、例えば4本の環状リブ9が設けられている。また、図6及び図7では環状凹部13は湾曲した形状となっているが、これに限らず、くさび状や四角状凹部としてもよい。
図6および図7に示す第2の実施の形態において、他の構成は図1乃至5に示す第1の実施の形態と略同一である。
図6および図7に示す第2の実施の形態において、図1乃至図5に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6および図7に示すように、フランジ4の上面に上方へ突出する4本の環状リブ9が設けられている。環状リブ9の高さは0.4mm、その幅は底部において0.3mmとなっている。
各環状リブ9の断面は、金型からインモールドラベル容器10を剥離しやすくするため上方に向って先細となるテーパ形状をもち、環状リブ9のテーパ角は20°となっているが、金型からインモールドラベル容器10を剥離できるのであれば、必ずしもテーパ形状を設ける必要はない。また各環状リブ9は、1.4mm間隔で配置されている。
さらにフランジ4の上面はその両端において、R状の面取りが施され、フランジ4の上面両端は、半径R=0.2mmの面取りが施されている。
また図6および図7において、フランジ5基端の下方に、湾曲した環状凹部13が形成され、この環状凹部13によって帯状ラベル5のフランジ5側端面5Aが下方を向くとともに、端面5Aはフランジ5の下面に略一致する。
すなわち、金型内に垂直方向を向く帯状ラベル5は、射出樹脂6が金型内に射出されると、フランジ4側へ折曲げられる。この際、帯状ラベル5がフランジ5基端の環状凹部13の内周全長すなわち帯状ラベル5の直線部分上端5Bから端面5Aまでの内周全長に渡って延びている場合に、帯状ラベル5の端面5Aが下方を向き、フランジ5の下面に略一致する。また、環状凹部13の半径Rは0.2mmとなっている。
なお、胴部1の厚さlは、0.30〜0.80mmが好ましい。胴部1の厚さlが0.30mm未満では、成形金型内に射出樹脂6が十分に行き渡ることができず、インモールドラベル容器10自体を成形することがむずかしく、また胴部1の厚さlは0.80mmでインモールドラベル容器として十分な機械強度を有しているため、胴部1の厚さlを0.80mm以上にすると材料費がかさんでコスト面で不利になる。
図8のように、環状凹部13に対応するフランジ4の上面がフラットな場合(平坦な場合)、フランジ4の厚さlは0.50〜1.00mmとなっている。環状凹部13の半径Rが0.2mmのため、フランジ4の厚さlが0.50mm未満では、フランジ4を成型することができず、フランジ4の厚さlが1.00mmより厚い場合は、フランジ4の厚みとしては十分なため、放射状リブ12を設けてもフランジ4の落下強度がほとんど向上しないだけでなく、材料費がかさむためコストの面でも不利になる。また、環状凹部13に対応するフランジ4の上面に凸部4Aを設けた場合(図6参照)、フランジ4の厚さlは0.30〜1.00mmとなっている。フランジ4の厚さlが0.30mm未満では、成形金型内のフランジ4の部分に射出樹脂が十分に行き渡ることができず、フランジ4を成型することができず、フランジ4の厚さlが1.00mmより厚い場合は、フランジ4の厚みとしては十分なため、放射状リブ12を設けてもフランジ4の落下強度がほとんど向上しないだけでなく、材料費がかさむためコストの面でも不利になる。
インモールドラベル容器10に対して側面落下試験を行なった場合、フランジ4のうち帯状ラベル5の端面5Aは、非シートシール層が露出し、射出樹脂6との接着性が悪いため、亀裂や欠損等の割れCが生じ易い場所である。このような割れCはフランジ4内において帯状ラベル5の端面5Aに沿って延びる。
帯状ラベル5の端面5Aに沿う方向が、フランジ4に直交する方向を向くと、端面5Aを起点としてフランジ4に対して直交する方向に割れCが生じることも考えられる。
しかしながら本発明によれば、フランジ4内において、帯状ラベル5の端面5Aは下方を向き、かつフランジ4の下面に略一致する。このため、帯状ラベル5の端面5Aを起点としてフランジ4にこのフランジ4と直交する方向に割れCが生じることはない。
またフランジ4上面に4本の環状リブ9が連続して形成されているため、蓋材11をフランジ4上面にヒートシールにより接着した際、この環状リブ9と蓋材11との間を円周方向全周に渡って接着することができる。このためフランジ4上面と蓋材11との密封性を向上させ、液漏れを防止することができる。
なおフランジ4上面の環状リブ9は、環状凹部13に対応するフランジ4の上面に凸部4Aを設けた場合は必須であるが、環状凹部13に対応するフランジ4の上面がフラットな場合は必ずしも設ける必要はない。
次に本発明の具体的実施例について、以下説明する。
本発明の実施例において、インモールドラベル容器として以下のものを準備し、各々のインモールドラベル容器10について側面落下試験を施した。
(実施例5)
実施例5におけるインモールドラベル容器10は、射出樹脂6としてメルトフローレート(MFR)が100g/10分の日本ポリポロ社製のBC10HRFを使用し、帯状ラベル5としてOPP20μ/VMPET12μ/OPP20μを使用して成型し、全高110mm、フランジ4の外径71mmφ、首下径63mm、底部の外径49mmφ、満注容量250cc、胴部1の厚さl=0.40mm、フランジ4の厚さl=0.70mm、重量10.0gを有している。またフランジ4の上面の半径方向外側には3本の環状リブ9が設けられ、環状リブ9の幅は底部において0.3mm、高さは0.4mmとなっている。さらにフランジ4の基端の下方に湾曲した環状凹部13が形成されるとともに環状凹部13に対応するフランジ上面に凸部が形成され、環状凹部13の半径Rは0.2mmとなっている。
このような構成からなる蓋材付きインモールドラベル容器10Aをフランジ4から床面に落下させる側面落下試験を行った。図5により落下試験方法を以下に記す。インモールドラベル容器10に水を200cc充填し、蓋材11をフランジ4にヒートシールして蓋材付きインモールドラベル容器10Aを製造し、この蓋材付きインモールドラベル容器10Aを5℃冷蔵庫にて24時間以上保管した。冷蔵保管したサンプルを落下試験機にて、胴部1の帯状ラベル5の端面5Aが下側になるよう蓋材付きインモールドラベル容器10Aを横向きにして(胴部およびフランジがコンクリート面Gにあたるように)、コンクリート面G上に落下させた。このときフランジ4には帯状ラベル5の端面5Aから亀裂や欠損等の割れCが生じた。落下高さは10cmから始め、フランジ4に亀裂や欠損等の割れCが発生するまで10cmずつ落下高さを上げて落下させ、割れが発生したときの高さを記録した。最低割れ高さはn=10回の試験で、一番低い高さで破損したサンプルの記録、平均割れ高さはn=10回の平均値とした。
(実施例6)
環状凹部に対応するフランジ上面をフラットとした以外は、実施例5と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
この蓋材付きインモールドラベル容器10Aに対して側面落下試験を施した。
(実施例7)
フランジ4の厚さlを0.50mmとした以外は、実施例5と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
この蓋材付きインモールドラベル容器10Aに対して側面落下試験を施した。
(実施例8)
環状凹部に対応するフランジ上面をフラットとした以外は、実施例7と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
この蓋材付きインモールドラベル容器10Aに対して側面落下試験を施した。
(比較例4)
環状凹部を設けない以外は実施例5と同様のインモールドラベル容器を準備した。
この蓋材付きインモールドラベル容器10Aに対して側面落下試験を施した。
(比較例5)
フランジ4の厚さlを0.50mmとした以外は、比較例1と同様のインモールドラベル容器を準備した。
この蓋材付きインモールドラベル容器10Aに対して側面落下試験を施した。
以下、実施例5−8および比較例4−5に対する側面落下試験の結果を表−2に示す。
判定結果は、下記の項目を満たす場合を○とした。
同じフランジ厚さにおいて、放射状リブを設けないときに比べて平均高さが5cm以上UP
Figure 2012086860
上記表−2からわかるように、実施例5及び6においては側面落下試験を行った場合、比較例4に対してフランジの破損がはじまる最低割れ高さおよび平均割れ高さが向上する。また、実施例7及び8においては、側面落下試験を行った場合、比較例5に対してフランジの破損がはじまる最低割れ高さおよび平均割れ高さが向上する。また、実施例5−8において、水200ccを充填し、フランジ上面に蓋材をヒートシールして液漏れが発生しないか確認したところ、液漏れが発生しないことが確認できた。
1 胴部
2 糸尻部
3 底部
3a 底部周縁
4 フランジ
5 帯状ラベル
5A 端面
5a ヒートシール層
5b、5c 非ヒートシール層
6 射出樹脂
9 環状リブ
10 インモールドラベル容器
10A 蓋材付きインモールドラベル容器
11 蓋材
12 放射状リブ
13 環状凹部
G コンクリート面
C 割れ

Claims (10)

  1. ラベルと、このラベル表面に射出された射出樹脂とからなるインモールドラベル容器において、
    胴部と、
    胴部上端に設けられたフランジと、
    胴部に連結された底部とを備え、
    ラベルは胴部外面からフランジまで延びてラベルの端面がフランジに達し、
    フランジの厚さは0.30〜1.00mmとなっており、
    フランジ上面の半径方向内側に多数の放射状リブが等間隔に設けられ、放射状リブはラベル端面の上方に位置することを特徴とするインモールドラベル容器。
  2. フランジ上面のうち多数の放射状リブより半径方向外側に、上方へ突出する環状リブが設けられていることを特徴とする請求項1記載のインモールドラベル容器。
  3. フランジ上面に上方へ突出する1〜6本の環状リブが設けられていることを特徴とする請求項2記載のインモールドラベル容器。
  4. 請求項1記載のインモールドラベル容器と、
    インモールドラベル容器のフランジ上面に接着された蓋材とを備えたことを特徴とする蓋材付きインモールドラベル容器。
  5. ラベルと、このラベル表面に射出された射出樹脂とからなるインモールドラベル容器において、
    胴部と、
    胴部上端に設けられたフランジと、
    胴部に連結された底部とを備え、
    ラベルは胴部外面からフランジまで延びてラベルの端面がフランジに達し、
    フランジの厚さは0.50〜1.00mmとなっており、
    フランジ基端の下方に環状凹部が形成され、これによりラベルのフランジ側端面が下方を向くことを特徴とするインモールドラベル容器。
  6. ラベルと、このラベル表面に射出された射出樹脂とからなるインモールドラベル容器において、
    胴部と、
    胴部上端に設けられたフランジと、
    胴部に連結された底部とを備え、
    ラベルは胴部外面からフランジまで延びてラベルの端面がフランジに達し、
    フランジの厚さは0.30〜1.00mmとなっており、
    フランジ基端の下方に環状凹部が形成され、これによりラベルのフランジ側端面が下方を向くとともに、環状凹部に対応するフランジ上面に凸部を設けことを特徴とするインモールドラベル容器。
  7. フランジ上面に、上方へ突出する環状リブが設けられていることを特徴とする請求項5または請求項6記載のインモールドラベル容器。
  8. フランジ上面に上方へ突出する1〜6本の環状リブが設けられていることを特徴とする請求項7記載のインモールドラベル容器。
  9. ラベルはフランジ基端の環状凹部の内周全長に渡って延びていることを特徴とする請求項5または請求項6記載のインモールドラベル容器。
  10. 請求項5または請求項6記載のインモールドラベル容器と、
    インモールドラベル容器のフランジ上面に接着された蓋材とを備えたことを特徴とする蓋材付きインモールドラベル容器。
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