JP2012086860A - インモールドラベル容器および蓋材付きインモールドラベル容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インモールドラベル容器10は胴部1と、胴部1上端に設けられたフランジ4と、胴部1に連結された底部3とを備えている。胴部1は帯状ラベル5を有し、この帯状ラベル5は胴部1外面からフランジ4まで延びている。フランジ4の厚さは0.30〜1.00mmとなっている。フランジ4上面の半径方向内側に多数の放射状リブ12が設けられ、放射状リブ12は帯状ラベル5のフランジ4側端面5A上方に位置している。
【選択図】図2
Description
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
(2)OPP 30μ/VMPET 12μ/OPP 30μ
(3)OPP 30μ/OPP 30μ
(4)OPP 30μ/AL(アルミニウム箔)7μ/OPP 30μ
(5)OPP 30μ/PET(ポリエチレンテレフタレート)12μ/OPP 30μ
図4に示すように、帯状ラベル5はOPP層5aと、VMPET層5bと、OPP層5cとを有し、このうちOPP層5aはヒートシール層となっており、VMPET層5bおよびOPP層5cは各々ガスバリア層および印刷基材層として機能する非ヒートシール層となっている。
実施例1におけるインモールドラベル容器10は、射出樹脂6としてメルトフローレート(MFR)が100g/10分の日本ポリポロ社製のBC10HRFを使用し、帯状ラベル5としてOPP20μ/VMPET12μ/OPP20μを使用して成型し、全高110mm、フランジ4の外径71mmφ、首下径63mm、底部の外径49mmφ、満注容量250cc、胴部1の厚さl2=0.40mm、フランジ4の厚さl1=0.70mm、重量10.0gを有している。またフランジ4の上面の半径方向外側には3本の環状リブ9が設けられ、環状リブ9の幅は底部において0.3mm、高さは0.4mmとなっている。さらにフランジ4の上面の半径方向内側には、180本の放射状リブ12が設けられ、放射状リブ12の幅は0.3mm、高さは0.4mm、長さは1.5mmとなっている。
放射状リブ12の本数を120本とした以外は、実施例1と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
放射状リブ12の本数を90本とした以外は実施例1と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
フランジ4の厚さl1を0.50mmとした以外は、実施例1と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
(比較例1)
環状リブを設けることなく、かつ放射状リブを設けない以外は実施例1と同様のインモールドラベル容器を準備した。
フランジ4の厚さl1を0.50mmとした以外は、比較例1と同様のインモールドラベル容器を準備した。
放射状リブ12の本数を45本とした以外は、実施例1と同様のインモールドラベル容器を準備した。
次に図6および図7により、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施形態においても、帯状ラベル5や射出樹脂6は第1の実施の形態と同じものを使用することができる。
図8のように、環状凹部13に対応するフランジ4の上面がフラットな場合(平坦な場合)、フランジ4の厚さl1は0.50〜1.00mmとなっている。環状凹部13の半径Rが0.2mmのため、フランジ4の厚さl1が0.50mm未満では、フランジ4を成型することができず、フランジ4の厚さl1が1.00mmより厚い場合は、フランジ4の厚みとしては十分なため、放射状リブ12を設けてもフランジ4の落下強度がほとんど向上しないだけでなく、材料費がかさむためコストの面でも不利になる。また、環状凹部13に対応するフランジ4の上面に凸部4Aを設けた場合(図6参照)、フランジ4の厚さl1は0.30〜1.00mmとなっている。フランジ4の厚さl1が0.30mm未満では、成形金型内のフランジ4の部分に射出樹脂が十分に行き渡ることができず、フランジ4を成型することができず、フランジ4の厚さl1が1.00mmより厚い場合は、フランジ4の厚みとしては十分なため、放射状リブ12を設けてもフランジ4の落下強度がほとんど向上しないだけでなく、材料費がかさむためコストの面でも不利になる。
実施例5におけるインモールドラベル容器10は、射出樹脂6としてメルトフローレート(MFR)が100g/10分の日本ポリポロ社製のBC10HRFを使用し、帯状ラベル5としてOPP20μ/VMPET12μ/OPP20μを使用して成型し、全高110mm、フランジ4の外径71mmφ、首下径63mm、底部の外径49mmφ、満注容量250cc、胴部1の厚さl2=0.40mm、フランジ4の厚さl1=0.70mm、重量10.0gを有している。またフランジ4の上面の半径方向外側には3本の環状リブ9が設けられ、環状リブ9の幅は底部において0.3mm、高さは0.4mmとなっている。さらにフランジ4の基端の下方に湾曲した環状凹部13が形成されるとともに環状凹部13に対応するフランジ上面に凸部が形成され、環状凹部13の半径Rは0.2mmとなっている。
環状凹部に対応するフランジ上面をフラットとした以外は、実施例5と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
フランジ4の厚さl1を0.50mmとした以外は、実施例5と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
環状凹部に対応するフランジ上面をフラットとした以外は、実施例7と同様のインモールドラベル容器10を準備した。
環状凹部を設けない以外は実施例5と同様のインモールドラベル容器を準備した。
フランジ4の厚さl1を0.50mmとした以外は、比較例1と同様のインモールドラベル容器を準備した。
2 糸尻部
3 底部
3a 底部周縁
4 フランジ
5 帯状ラベル
5A 端面
5a ヒートシール層
5b、5c 非ヒートシール層
6 射出樹脂
9 環状リブ
10 インモールドラベル容器
10A 蓋材付きインモールドラベル容器
11 蓋材
12 放射状リブ
13 環状凹部
G コンクリート面
C 割れ
Claims (10)
- ラベルと、このラベル表面に射出された射出樹脂とからなるインモールドラベル容器において、
胴部と、
胴部上端に設けられたフランジと、
胴部に連結された底部とを備え、
ラベルは胴部外面からフランジまで延びてラベルの端面がフランジに達し、
フランジの厚さは0.30〜1.00mmとなっており、
フランジ上面の半径方向内側に多数の放射状リブが等間隔に設けられ、放射状リブはラベル端面の上方に位置することを特徴とするインモールドラベル容器。 - フランジ上面のうち多数の放射状リブより半径方向外側に、上方へ突出する環状リブが設けられていることを特徴とする請求項1記載のインモールドラベル容器。
- フランジ上面に上方へ突出する1〜6本の環状リブが設けられていることを特徴とする請求項2記載のインモールドラベル容器。
- 請求項1記載のインモールドラベル容器と、
インモールドラベル容器のフランジ上面に接着された蓋材とを備えたことを特徴とする蓋材付きインモールドラベル容器。 - ラベルと、このラベル表面に射出された射出樹脂とからなるインモールドラベル容器において、
胴部と、
胴部上端に設けられたフランジと、
胴部に連結された底部とを備え、
ラベルは胴部外面からフランジまで延びてラベルの端面がフランジに達し、
フランジの厚さは0.50〜1.00mmとなっており、
フランジ基端の下方に環状凹部が形成され、これによりラベルのフランジ側端面が下方を向くことを特徴とするインモールドラベル容器。 - ラベルと、このラベル表面に射出された射出樹脂とからなるインモールドラベル容器において、
胴部と、
胴部上端に設けられたフランジと、
胴部に連結された底部とを備え、
ラベルは胴部外面からフランジまで延びてラベルの端面がフランジに達し、
フランジの厚さは0.30〜1.00mmとなっており、
フランジ基端の下方に環状凹部が形成され、これによりラベルのフランジ側端面が下方を向くとともに、環状凹部に対応するフランジ上面に凸部を設けことを特徴とするインモールドラベル容器。 - フランジ上面に、上方へ突出する環状リブが設けられていることを特徴とする請求項5または請求項6記載のインモールドラベル容器。
- フランジ上面に上方へ突出する1〜6本の環状リブが設けられていることを特徴とする請求項7記載のインモールドラベル容器。
- ラベルはフランジ基端の環状凹部の内周全長に渡って延びていることを特徴とする請求項5または請求項6記載のインモールドラベル容器。
- 請求項5または請求項6記載のインモールドラベル容器と、
インモールドラベル容器のフランジ上面に接着された蓋材とを備えたことを特徴とする蓋材付きインモールドラベル容器。
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