JPH03198480A - マイク内蔵型ビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオカメラに係り、特にマイクが内蔵されて
いるマイク内蔵型ビデオカメラに関する。

〔従来の技術〕

従来、ビデオカメラのマイクロホンはカメラ本体の外装
部に外装部から突出した状態で取付けられている。

〔発明が解決しようとする課題〕

シカシながら、マイクロホンがカメラ本体の外装部から
突出していると持ち運び時に物体に引っ掛けたりして破
損することが多（、また持ち運び性が悪いという問題が
ある。

また、ビデオカメラのレンズカッイーは従来取り外しタ
イプとなっており操作が煩わしく、しかも紛失すること
が多いという問題がある。

更に、電源容量の小さなビデオカメラにおいて、パワー
スイッチの切り忘れが大きな問題となっている。

本発明はこのような事情に鑑みてなされていたもので、
持ち運び時にマイクロホンが破損せずに、レンズカバー
の着脱操作をなくすと共にパワースイッチの切り忘れを
防止することができ、また持ち運び性が向上したマイク
内蔵型ビデオカメラを提供することを目的とする。

〔課題を解決する為の手段〕

本発明は、前記目的を達成する為に、カメラ本体と、カ
メラから突出する位置及びカメラ本体内に収納される位
置にそれぞれ移動可能にカメラ本体に設けられたマイク
ロホン装置と、から成ることを特徴としている。

〔作用〕

本発明によれば、マイクロホンが、カメラ本体から突出
された位置とカメラ本体に収納された位置とに回動可能
に設けられたので、持ち運び時にはマイクロホンをカメ
ラ本体に収納することができ、また撮影時にはカメラ本
体から突出させて録音することができる。

また、マイクロホンの回動と共にレンズカバー装置が回
動してマイクロホン収納時に撮像レンズカバー、マイク
ロホン突出時に撮像レンズの覆いを解除することができ
る。

更に、マイクロホン収納時にパワースイッチを押圧して
ｒＯＦＦ、の状態に保ち、マイクロホン突出時にパワー
スイッチの押圧を解除して「ＯＮ」の状態に保持するこ
とができる。

〔実施例〕

以下添付図面に従って本発明に係るマイク内蔵型ビデオ
カメラの好ましい実施例を詳説する。

第１図は本発明に係るマイク内蔵型ビデオカメラの全体
斜視図を示し、第２図、第３図は本発明に係るマイク内
蔵型ビデオカメラの要部拡大図を示している。ビデオカ
メラ１０はマイクロホン装置１２及びレンズカバー装置
１４を備え、マイクロホン装置１２は略楔状に形成され
たケース１６を有している。ケース１６はピン１８を介
してカメラ本体２０に回動自在に指示されている。ピン
１８にはばね１８Ａが設けられ、ばね１８Ａの一端はケ
ース１６に設けられているピン１６Ａに係止され、他端
はカメラ本体２０に設けられているピン２ＯＡに係止さ
れている。このばね１８Ａはケース１６を第３図上で矢
印入方向に付勢している。

このケースエ６にはマイクロホン１７が収納され、マイ
クロホン１７はケーブル１７Ａを介してカメラ本体の図
示しないバッテリに接続されている。また、ケース１６
には突出部１６Ａが一体形成されている。突出部１６Ａ
には略ハート型の開口部２１が形成され、開口部２１に
はピン２２が摺動自在に設けられている。ピン２２はカ
メラ本体２０に形成されているピンガイド２４に摺動自
在に指示されている。また、突出部１６Ａには三日月状
のギア２６が一体形成されいている。

三日月状に形成されたギア２６にはレンズカバー装置１
４のギア３２が噛み合っている。このギア３２はピン３
２Ａを介してカメラ本体２０に回動自在に支持され、ま
た、第２図に示すようにギア３２にはアーム３６がかじ
り防止ばね３７を介して取付けられている。アーム３６
にはカバー３８が一体形成されているので、ギア３２を
回動してアーム３６を撮像レンズ４０が支持されている
筐体４２の軸線方向と同一方向に保持すると撮像レンズ
４０はカバー３８で覆われる。尚、この場合ギア３２に
三日月状のギア２６が噛み合っているので、カバー３８
が撮像レンズ４ｏを覆う時、ケース１６はカメラ本体２
ｏに収納される。

また、カメラ本体２０に設けられているパワースイッチ
３０はケース１６がカメラ本体２ｏ内に収納された時、
ケース１６に一体形成されている突出１ｆｆｌ１６Ａで
スイッチ片３０Ａが押圧されるように設けられているの
で、ケース１Ｇが収納されるとパワースイッチ３０がｒ
ＯＦＦＪの状態になり、ケース１６が突出するとパワー
スイッチ３゜が「ＯＮ」の状態になる。

尚、第１図上でＩＯＡはグリップ、ＩＯＢはビューファ
インダ、ＩＯＣはカセット収納部、１０Ｄは操作スイッ
チである。

前記の如く構成された本発明に係るマイク内蔵型ビデオ
カメラの作用について第４図に基づいて説明する。ここ
で、第４図（Ａ）はケース１６がカメラ本体に収納され
て撮像レンズ４０がカバー３８で覆われている状態を示
し、第４図（Ｃ）はケース１６が録音可能に突出して撮
像レンズ４０がカバー３８で覆われていない状態を示す
。

先ず、マイクロホン１７を録音可能な突出状態にする場
合、カメラ本体２０に収納されているケース１６を押圧
するとピン２２は第４図（Ａ＞の収納状態から第４図（
Ｂ）の位置まで移動する。

続いてケース１６への押圧力を解除すると、ケース１６
はばね１８Ａの付勢力でビン１８を支点として第２図、
第３図上で矢印六方向に回動してカメラ本体２０から突
出する。この時ピン２２は第４図（Ｃ）に示すように開
口部２１の下端部に位置してロックされる。

ケース１６が突出すると共にレンズカバー装置１４はビ
ン３２Ａを軸として第２図上で矢印Ｃ方向に回動してカ
バー３８が撮像レンズ４０を覆わない位置に保持され、
また、ケース１６の突出部１６Ａによるスイッチ片３０
Ａへの押圧が解除されるのでパワースイッチ３０が「Ｏ
Ｎ」の状態になる。

次に、マイクロホン１７を収納する場合、ケース１６を
押圧してばね１８の付勢力に抗してケース１６をビン１
８を支点として第２図、第３図上で矢印Ｂ方向に回動す
る。この時ピン２２は第４図（Ｄ）に示すように開口部
２１の上方に位置する。続いてケース１６への押圧力を
解除するとケース１６はばね１８Ａの付勢力で矢印六方
向に僅かに回動じてピン２２は第４図（Ａ）に示すよう
に開口部２１の中央でロックされる。この状態でケース
１６はカメラ本体２０に収納される。

ケース１６の回動と共にレンズカバー装置１４が第３図
上で矢印り方向に回動して、カバー３８が撮影レンズ４
０を覆う位置に保持され、また、ケース１６の突出部１
６Ａがスイッチ片３０Ａを押圧するのでパワースイッチ
３０がｒＯＦＦＪの状態になる。

このように本発明によれば、マイクロホン１７の収納及
び突出の切換と同時に撮影レンズのカッく−を自動的に
行うことができるので、レンズカフイーの着脱操作をな
くすことができ、更に、カメラ本体のパワースイッチの
切り忘れを防止することができる。

尚、前記実施例ではマイクロホン１７をカメラ本体２０
に回動自在に設けたが、これに限らず、カメラ本体にス
ライド可能に設けてもよい。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明に係るマイク内蔵型ビデオカメ
ラによれば、持ち運び時にはマイクロホンをカメラ本体
に収納することができ、また撮影時にはカメラ本体から
突出させて使用することができるので、持ち運び時にマ
イクロホンが物体に引っ掛かって破損するということが
なく、またマイクロホンがカメラ本体の外装部から突出
していないので持ち運び性の向上を図ることができる。

また、レンズカバーの着脱操作をなくすことができ、更
にパワースイッチの切り忘れを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るマイク内蔵型ビデオカメラを示し
た斜視図、第２図及び第３図は本発明に係るマイク内蔵
型ビデオカメラの要部拡大図、第４図は本発明に係るマ
イク内蔵型ビデオカメラのマイクの作動状態を示す説明
図である。 ｌＯ・・・マイク内蔵型ビデオカメラ、　　１２・・・
マイクロホン装置、　１４・・・レンズカバーＩ！、１
６・・・ケース、　　１７・・・マイクロホン、　　１
８．２２．３２Ａ・・・ピン、　　１８Ａ・・・ばね、
　　２６．３２・・・ギア、　　３０・・・パワースイ
ッチ、　　４０・・・撮像レンズ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）カメラ本体と、 カメラから突出する位置及びカメラ本体内に収納される
   位置にそれぞれ移動可能にカメラ本体に設けられたマイ
   クロホン装置と、 から成るマイク内蔵型ビデオカメラ。
2. （２）前記マイクロホン装置に連動するパワースイッチ
   を設け、該パワースイッチはマイクロホン装置が突出す
   る位置でＯＮされ、マイクロホン装置が収納される位置
   でＯＦＦされることを特徴とする請求項（１）記載のマ
   イク内蔵型ビデオカメラ。
3. （３）前記マイクロホン装置に連動するレンズカバー装
   置を設け、該レンズカバー装置はマイクロホン装置が突
   出する位置で撮像レンズから退避し、マイクロホン装置
   が収納される位置で撮像レンズを覆うことを特徴とする
   請求項（１）又は（２）記載のマイク内蔵型ビデオカメ
   ラ。