JPH03196988A - ロボットハンド - Google Patents

ロボットハンド

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Publication number
JPH03196988A
JPH03196988A JP33376589A JP33376589A JPH03196988A JP H03196988 A JPH03196988 A JP H03196988A JP 33376589 A JP33376589 A JP 33376589A JP 33376589 A JP33376589 A JP 33376589A JP H03196988 A JPH03196988 A JP H03196988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction pad
ray film
workpiece
airbag
ray
Prior art date
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Pending
Application number
JP33376589A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Yokoyama
勝治 横山
Masahiko Koyasu
子安 雅彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP33376589A priority Critical patent/JPH03196988A/ja
Publication of JPH03196988A publication Critical patent/JPH03196988A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、可撓性板状ワークを移送し対象物表面に確
実に密着押圧させるロボットハンドで、とくにX線非破
壊検査においてX線フィルムを被検査物に対しその表面
に倣って確実に密着押圧させるとともに、X線による被
検査物の内部探傷に支障をきたさせないロボットハンド
に関スる。
【従来の技術】
従来例について、その側面図である第4図を参照しなが
ら説明する。従来例は、ロボットアーム21の先端部に
設けられた基台22に複数個の吸着パッド6がロボット
アーム21の軸線方向に直進可能に支持される。すなわ
ち、基台22に設置された複数個のリニア軸受4にそれ
ぞれ軸5が直進可能に嵌合し、この軸5の先端に吸着パ
ッド6が固着される。そして、吸着パッド6とリニア軸
受4との間にコイルばね7が挿設され、このコイルばね
7が吸着パッド6をリニア軸受4から離れる方向に付勢
する。9はワークとしてのX線フィルム、10は被検査
物で、この表面にX線フィルム9が密着押圧されること
になる。 この従来例の動作は次のとおりである。従来例は、その
吸着パッド6によって別の箇所に置かれたX線フィルム
9の1枚を吸着して、第4図に示したように、被検査物
10の表面に近接、接触させ、次にロボットアーム21
を被検査物10にさらに接近させて押圧動作に移る。第
4図の状態からロボットアーム21を被検査物10にさ
らに接近させると、右側の2個の吸着パッド6は移動し
ないが、左側の2個はX線フィルム9を被検査物10の
表面に密着押圧させるまでさらに下降する。したがって
、各吸着パッド6の直進度合は対応する被検査物10の
表面状態に応じて異なり、各箇所での押圧力は、各コイ
ルばね7の付勢力に相当する。X線フィルム9を被検査
物10の表面に密着押圧した状態で、X線撮影がおこな
われることになる。
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来の技術では、X線非破壊検査
においてX線フィルムを被検査物に対しその表面に倣っ
て確実に密着押圧させるには、吸着パッドの個数が多く
必要となり、表面状態によっては、それでも密着性が不
十分になるケースも出るおそれがある。また、X線撮影
時にも吸着パッドはX線フィルムを押圧していなければ
ならないから、吸着パッドによってX線が散乱してX!
aによる被検査物の内部探傷に支障をきたす危険がある
。 従来例の方式では、一般に可撓性板状ワークを移送し対
象物表面に確実に密着押圧させる場合に、吸着パッドの
個数が多く必要になり、表面状態によっては、それでも
密着性が不十分になるという問題が残る。 この発明の課題は、従来の技術がもつ以上の問題点を解
消し、可撓性板状ワークを移送し対象物表面に確実に密
着押圧させるロボットハンドで、とくにX線非破壊検査
においてX線フィルムを被検査物に対しその表面に倣っ
て確実に密着押圧させるとともに、X線による被検査物
の内部探傷に支障をきたさせないロボットハンドを提供
することにある。
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明に係るロボットハン
ドは、 エアバッグと; その近傍に設けられこのエアバッグの変形の主方向に直
進可能な吸着パッドと; この吸着パッドに可撓性板状ワークを吸着させて対象物
の表面に近接、接触させた後に前記エアバッグを膨脹さ
せまたは押し付けさせてこれに前記ワークを前記対象物
表面に密着押圧させる制御部と;を備える。 なお、可撓性板状ワークは、X線フィルムであり、エア
バッグは、X線を散乱させない材料からなるようにする
ことができる。
【作用】
制御部によって、吸着パッドが可撓性板状ワークを吸着
して対象物の表面に近接、接触した後に、エアバッグが
膨脹しまたは押し付けられてワークは対象物表面に密着
押圧される。 とくに、ワークがX線フィルムの場合には、吸着パッド
にX線フィルムを吸着させて被検査物の表面に近接、接
触させ、エアバッグを膨脹させまたは押し付けさせてこ
れにX線フィルムを被検査物表面に倣う形で密着押圧さ
せる。その後に吸着パッドをX線フィルムから隔離させ
、この状態で被検査物内部のX線撮影がなされる。
【実施例】
本発明に係るロボットハンドの実施例について以下に図
面を参照しながら説明する。なお、この実施例は、X線
非破壊検査においてX線フィルムを被検査物に対しその
表面に倣って確実に密着押圧させるとともに、X線によ
る被検査物の内部探傷に支障をきたさせないものである
。 第1図は、実施例がワークとしてのX線フィルムを被検
査物表面へ押圧する前の移送中における側面図である。 この実施例は主に、ロボットアーム1と直角にその先端
部でリニア軸受3を介し直進可能に設けられた基台2と
、この基台2の左右に各1個ずつ設けられたリニア軸受
4を介し直進可能に設けられた軸5と、この軸5の先端
部に固着された吸着パッド6と、リニア軸受4.吸着パ
ッド6間に挿設されたコイルばね7と、ロボットアーム
lの先端に設けられたエアバッグ8と、ロボットアーム
1の外周に固着され基台2に連結される出力軸をもつ操
作シリンダ11とからなる。 エアバッグ8は、X線を散乱させない、たとえば薄いビ
ニール膜からなり、図示してない空気源と圧力調整装置
を介しての内圧によりロボットアームlの軸線を主方向
として膨脂、収縮する。吸着パッド6は、コイルばね7
によってリニア軸受4から離れる方向に付勢され、リニ
ア軸受4の上面と軸5の上端部との当接によって下方へ
の動きが制限される。 9はワークとしてのX線フィルム、10は被検査物で、
その内部欠陥がX線撮影によって検査される。なお、X
線カメラの図示は省略する。 次に、この実施例の動作について、第1図ないし第3図
を参照しながら説明する。第1図は既に述べたように、
実施例のX線フィルム9の被検査物10への押圧前移送
中における側面図、第2図は同じくその押圧開始近傍時
点の側面図、第3図は同じくその押圧中の側面図である
。 第1図に示すように、吸着パッド6の2個を用い、X線
フィルム9を吸着させて移送させる。そして、次の段階
で被検査物IOの表面に近接、接触させるが、このとき
被検査物10の表面に、その凹凸状態のために、X線フ
ィルム9は密着した状態にはない。 次に、第2図に示すように、X線フィルム9は、各吸着
パッド6によって被検査物10の表面の2箇所だけで押
し付けられ、この状態でエアバッグ8が膨脂して被検査
物10の表面に倣う形で密着押圧される。 その後に、第3図に示すように、吸着パッド6は、その
吸着力が解除された後に操作シリンダ11の操作によっ
てX線フィルム9から隔離される。 この状態で、図示してないX線カメラによって下方から
被検査物10の内部のX線撮影がなされるから、軸5.
吸着パッド6、コイルばね7などによってX線撮影が妨
害されることがない。 X線撮影後のX線フィルム9の被検査物10からの離脱
時には、吸着パッド6にX線フィルム9を吸着させた後
、エアバッグ8を収縮させて吸着パッド9をX線フィル
ムとともに、被検査物10から隔離させる。 ところで、この発明に係るロボットハンドは、被検査物
の内部欠陥をX線撮影して探傷する用途に限定されない
。すなわち、一般に可撓性板状ワークを移送し対象物表
面に確実に密着押圧させることに利用できる。 たとえば、ワークとしての熱可塑性プラスチックの薄板
を、対象物としての加熱された成形型の表面に密着押圧
させて熱成形する用途、またワークとしてのラベルを、
対象物としての被貼着物に接着剤が塗布された状態にお
いて密着押圧させて貼着する用途、などがある。 以上のような用途では、ワークの対象物への確実な密着
押圧が必須条件であり、しかもその押圧力が均一かつ可
調整であることが利点となる。また、吸着パッドは、ワ
ークの吸着、移送だけの機能であるから、その個数が必
要最小限でよいことも利点である。 ところでエアバッグは、実施例のように空気源と接続さ
れ内圧に応じて膨脹、収縮する構成の代りに、所定内圧
で密封され空気源などと接続されない構成にすることも
できる。この場合には、ワークの密着押圧はエアバッグ
がロボットアームによってワークに対して押し付けられ
ることによる。 また、密着押圧の度合はエアバッグの内圧検出に基づい
て押し付は変位が制御されることによって決まる。この
方式では、内圧を変化させるための空気源などが不要に
なる利点がある。
【発明の効果】
したがって、この発明によれば、従来の技術に比べ次の
ようなすぐれた効果がある。 (1)可撓性板状ワークが移送されて対象物表面に確実
に密着押圧され、しかも押圧度合が均一でかつ調節でき
るから、目的、仕様に適合できる。 (2)吸着パッドはワークを吸着、移送するだけである
から、その個数を必要最小限に抑えることができ、ロボ
ットハンドの信頼性向上とコスト低減とを図ることがで
きる。 (3)実施例によれば、被検査物表面が凹凸状態であっ
ても、その表面に対して倣う形で確実にX線フィルムを
密着押圧させることができ、エアバッグがX線を散乱さ
せない材料からなり、かつ吸着パッドがX線フィルムか
ら十分隔離されているから、X線撮影に対する良好な条
件を設定することができ、ひいては信輔性の高い被破壊
検査が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の押圧前移送中における側
面図、 第2図は同じ(その押圧開始近傍時点の側面図、第3図
は同じくその押圧中の側面図、 第4図は従来例におけるワーク移送後で押圧前の側面図
である。 符号説明 l:ロボットアーム、2:基台、 3.4:リニア軸受、5:軸、6:吸着パッド、7:コ
イルばね、8:エアバッグ、 9:X線フィルム、10:被検査物、 第1 図 亮2凶

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)エアバッグと;その近傍に設けられるとともにこの
    エアバッグの変形の主方向に直進可能な吸着パッドと;
    この吸着パッドに可撓性板状ワークを吸着させて対象物
    の表面に近接、接触させた後に前記エアバッグを膨脹さ
    せまたは押し付けさせてこれに前記ワークを前記対象物
    表面に密着押圧させる制御部と;を備えることを特徴と
    するロボットハンド。2)特許請求の範囲第1項記載の
    ロボットハンドにおいて、可撓性板状ワークは、X線フ
    ィルムであり、エアバッグは、X線を散乱させない材料
    からなることを特徴とするロボットハンド。
JP33376589A 1989-12-22 1989-12-22 ロボットハンド Pending JPH03196988A (ja)

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JP33376589A JPH03196988A (ja) 1989-12-22 1989-12-22 ロボットハンド

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10310194A1 (de) * 2003-03-06 2004-09-30 Kuka Schweissanlagen Gmbh Fügeeinrichtung und Fügeverfahren
CN115592650A (zh) * 2022-10-26 2023-01-13 东莞市群安塑胶实业有限公司(Cn) 一种离子性中间膜生产用运输转移机械手

Cited By (3)

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