JPH10236449A - ラベル貼付装置 - Google Patents
ラベル貼付装置Info
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- JPH10236449A JPH10236449A JP3787997A JP3787997A JPH10236449A JP H10236449 A JPH10236449 A JP H10236449A JP 3787997 A JP3787997 A JP 3787997A JP 3787997 A JP3787997 A JP 3787997A JP H10236449 A JPH10236449 A JP H10236449A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】離型紙に仮貼付されて搬送されるラベルを高精
度で位置決めして、ラベルを物品の所定の位置に高精度
で貼付する。 【解決手段】離型紙42上に適当な間隔をあけて連続的
に仮貼付されたラベル41を離型紙42とともに、離型
紙ガイド体21に沿って搬送すると、離型紙42の搬送
方向が鋭角的に反転されて離型紙42からラベル41の
一部が剥離される。このような状態になると、ラベルセ
ンサー27の投光部27aから照射されて受光部27b
にて受光されている光が、ラベル41によって遮断され
て、受光部27bに受光されなくなり、搬送紙42の搬
送が停止される。その後、ラベル吸着体11が、そのラ
ベル41を吸着して、バケツに押し付ける。これによ
り、ラベル41はバケツの周面に貼付される。
度で位置決めして、ラベルを物品の所定の位置に高精度
で貼付する。 【解決手段】離型紙42上に適当な間隔をあけて連続的
に仮貼付されたラベル41を離型紙42とともに、離型
紙ガイド体21に沿って搬送すると、離型紙42の搬送
方向が鋭角的に反転されて離型紙42からラベル41の
一部が剥離される。このような状態になると、ラベルセ
ンサー27の投光部27aから照射されて受光部27b
にて受光されている光が、ラベル41によって遮断され
て、受光部27bに受光されなくなり、搬送紙42の搬
送が停止される。その後、ラベル吸着体11が、そのラ
ベル41を吸着して、バケツに押し付ける。これによ
り、ラベル41はバケツの周面に貼付される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続的に搬送され
るプラスチック成形品等の物品に対して、離型紙に対し
て連続的に仮貼付されたラベルを順番に剥離して貼付す
るラベル貼付装置に関する。
るプラスチック成形品等の物品に対して、離型紙に対し
て連続的に仮貼付されたラベルを順番に剥離して貼付す
るラベル貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形品等の各種物品を製造
する際に、製造された物品に対して、商品名、製造会社
名等が記載されたラベルを、自動的に貼付するラベル貼
付装置が開発されている。
する際に、製造された物品に対して、商品名、製造会社
名等が記載されたラベルを、自動的に貼付するラベル貼
付装置が開発されている。
【0003】このようなラベル貼付装置の一例における
要部の概略を図9に示す。ラベル貼付装置は、通常、ラ
ベルが貼付される物品が連続して搬送される搬送装置の
側方に配置されており、連続して搬送される各物品に貼
付されるラベル41が適当な間隔をあけて仮貼付された
帯状の剥離紙42が、その長手方向に沿って搬送される
ようになっている。長手方向に搬送される離型紙は、先
端になるにつれて先鋭的になった剥離紙ガイド体51に
沿って搬送される間に、鋭角的に搬送方向を反転され
る。離型紙42に仮貼付されたラベル41は、鋭角的に
搬送方向を反転される離型紙42に対して、搬送方向下
流側の先端部から順次剥離された状態になる。そして、
このような状態で離型紙42の搬送が停止される。
要部の概略を図9に示す。ラベル貼付装置は、通常、ラ
ベルが貼付される物品が連続して搬送される搬送装置の
側方に配置されており、連続して搬送される各物品に貼
付されるラベル41が適当な間隔をあけて仮貼付された
帯状の剥離紙42が、その長手方向に沿って搬送される
ようになっている。長手方向に搬送される離型紙は、先
端になるにつれて先鋭的になった剥離紙ガイド体51に
沿って搬送される間に、鋭角的に搬送方向を反転され
る。離型紙42に仮貼付されたラベル41は、鋭角的に
搬送方向を反転される離型紙42に対して、搬送方向下
流側の先端部から順次剥離された状態になる。そして、
このような状態で離型紙42の搬送が停止される。
【0004】離型紙ガイド体51の近傍には、離型紙4
2から一部が剥離されたラベル41に対向してラベル吸
着体52が配置されている。このラベル吸着体52は、
直方体になったブロック状をしており、離型紙ガイド体
51に対向する表面から空気が吸引されるとともに、圧
縮空気が排出されるようになっている。
2から一部が剥離されたラベル41に対向してラベル吸
着体52が配置されている。このラベル吸着体52は、
直方体になったブロック状をしており、離型紙ガイド体
51に対向する表面から空気が吸引されるとともに、圧
縮空気が排出されるようになっている。
【0005】このようなラベル吸着体52は、離型紙ガ
イド体51によって離型紙42からラベル41の一部が
剥離された状態で離型紙42の搬送が停止されると、離
型紙42から一部が剥離されたラベル41を吸着する。
これにより、ラベル41は、離型紙42から剥離され
て、離型紙42の表面に吸着される。その後、ラベル吸
着体52は、ラベル41を吸着した状態で移動され、プ
ラスチック成形品等の物品の表面にラベル41を押し付
ける。そして、ラベル吸着体52の表面から排出される
圧縮空気によって、ラベル41は、ラベル吸着体52の
表面から離脱して、物品の表面に貼付される。
イド体51によって離型紙42からラベル41の一部が
剥離された状態で離型紙42の搬送が停止されると、離
型紙42から一部が剥離されたラベル41を吸着する。
これにより、ラベル41は、離型紙42から剥離され
て、離型紙42の表面に吸着される。その後、ラベル吸
着体52は、ラベル41を吸着した状態で移動され、プ
ラスチック成形品等の物品の表面にラベル41を押し付
ける。そして、ラベル吸着体52の表面から排出される
圧縮空気によって、ラベル41は、ラベル吸着体52の
表面から離脱して、物品の表面に貼付される。
【0006】離型紙42からラベル41が剥離される
と、離型紙41が搬送され、次のラベル41の一部が離
型紙42から剥離された状態で停止される。そして、ラ
ベル41を物品に貼付したラベル吸着体52が、離型紙
42に対して一部が剥離されたラベル41に対向され、
前記動作と同様の動作を繰り返すことにより、物品に対
して、ラベル41が順次、貼付される。
と、離型紙41が搬送され、次のラベル41の一部が離
型紙42から剥離された状態で停止される。そして、ラ
ベル41を物品に貼付したラベル吸着体52が、離型紙
42に対して一部が剥離されたラベル41に対向され、
前記動作と同様の動作を繰り返すことにより、物品に対
して、ラベル41が順次、貼付される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなラベル貼付
装置では、ラベル吸着体52によってラベル41を確実
に吸着するために、離型紙42に貼付された各ラベル4
1をラベル吸着体52に正確に対向させる必要がある。
このためには、各ラベル41が仮貼付された離型紙42
の搬送を精密に制御しなければならない。
装置では、ラベル吸着体52によってラベル41を確実
に吸着するために、離型紙42に貼付された各ラベル4
1をラベル吸着体52に正確に対向させる必要がある。
このためには、各ラベル41が仮貼付された離型紙42
の搬送を精密に制御しなければならない。
【0008】離型紙42の搬送制御は、例えば、離型紙
42を搬送させるために使用される駆動モーターの回転
を制御することにより実施される。この場合には、駆動
モーターが間欠的に駆動されることにより、離型紙42
に仮貼付されたラベル41は、一部が離型紙42から剥
離された状態で停止される。しかしながら、このよう
に、駆動モーターを間欠的に駆動させて、ラベル41を
所定位置に停止させるためには、離型紙42に対してラ
ベル41が一定の間隔で仮貼付されていなければならな
い。従って、ラベル41の間隔が一定しない場合や、ラ
ベル41が離型紙42から欠落しているような場合に
は、ラベル41の停止位置がずれるおそれがある。ま
た、離型紙42がテープによって継ぎ足されているよう
な場合にも、ラベル41の間隔が変化しており、ラベル
41を正確に所定の位置に停止させることができなくな
る。
42を搬送させるために使用される駆動モーターの回転
を制御することにより実施される。この場合には、駆動
モーターが間欠的に駆動されることにより、離型紙42
に仮貼付されたラベル41は、一部が離型紙42から剥
離された状態で停止される。しかしながら、このよう
に、駆動モーターを間欠的に駆動させて、ラベル41を
所定位置に停止させるためには、離型紙42に対してラ
ベル41が一定の間隔で仮貼付されていなければならな
い。従って、ラベル41の間隔が一定しない場合や、ラ
ベル41が離型紙42から欠落しているような場合に
は、ラベル41の停止位置がずれるおそれがある。ま
た、離型紙42がテープによって継ぎ足されているよう
な場合にも、ラベル41の間隔が変化しており、ラベル
41を正確に所定の位置に停止させることができなくな
る。
【0009】さらに、ラベル41を正確に位置決めする
ためには、駆動モーターの回転が高精度で制御されなけ
ればならず、そのために、高価な駆動モーターが必要に
なる。しかも、駆動モーターの回転停止によって、スリ
ップロスすることなく離型紙42を停止させなければな
らず、ラベル41を精密に位置決めすることは容易では
ない。
ためには、駆動モーターの回転が高精度で制御されなけ
ればならず、そのために、高価な駆動モーターが必要に
なる。しかも、駆動モーターの回転停止によって、スリ
ップロスすることなく離型紙42を停止させなければな
らず、ラベル41を精密に位置決めすることは容易では
ない。
【0010】特開平1−294424号公報には、各ラ
ベル41が仮貼付されている位置に対応させて離型紙4
2にピッチマークをそれぞれ設けて、このピッチマーク
をセンサーによって読み取ることにより、離型紙42の
搬送を制御する構成が開示されている。しかし、この場
合には、離型紙42に設けられる各ピッチマークと、離
型紙42に仮貼付される各ラベル41の位置とを正確に
対応させなければならず、そのための作業が煩わしいと
いう問題がある。
ベル41が仮貼付されている位置に対応させて離型紙4
2にピッチマークをそれぞれ設けて、このピッチマーク
をセンサーによって読み取ることにより、離型紙42の
搬送を制御する構成が開示されている。しかし、この場
合には、離型紙42に設けられる各ピッチマークと、離
型紙42に仮貼付される各ラベル41の位置とを正確に
対応させなければならず、そのための作業が煩わしいと
いう問題がある。
【0011】さらに、図9に示すように、離型紙ガイド
体51に沿って搬送される離型紙42におけるラベル4
1が仮貼付された表面に光を照射し、その反射光に基づ
いて離型紙42に仮貼付されたラベル41を検出するラ
ベルセンサー53を設けて、このラベルセンサー53の
出力に基づいて離型紙42の搬送を制御する方法も実施
されている。しかしながら、この場合には、離型紙42
に貼付されたラベル41の厚さ分だけ、反射光量が変化
することにより、ラベル41を検出するようになってい
るために、厚さが薄いラベル41の場合には誤検知する
おそれがある。また、離型紙42がテープによって継ぎ
足されているような場合にも、その継ぎ目部分によって
ラベルセンサー53が誤検知するおそれがある。
体51に沿って搬送される離型紙42におけるラベル4
1が仮貼付された表面に光を照射し、その反射光に基づ
いて離型紙42に仮貼付されたラベル41を検出するラ
ベルセンサー53を設けて、このラベルセンサー53の
出力に基づいて離型紙42の搬送を制御する方法も実施
されている。しかしながら、この場合には、離型紙42
に貼付されたラベル41の厚さ分だけ、反射光量が変化
することにより、ラベル41を検出するようになってい
るために、厚さが薄いラベル41の場合には誤検知する
おそれがある。また、離型紙42がテープによって継ぎ
足されているような場合にも、その継ぎ目部分によって
ラベルセンサー53が誤検知するおそれがある。
【0012】しかも、ラベルセンサー53は、離型紙4
2からラベル41が剥離される位置よりも手前に配置さ
れているために、ラベルセンサー53の検出結果に対し
て適当な時間だけ遅らせて離型紙を停止させなければな
らない。従って、そのための遅延時間を、離型紙42の
搬送速度に対応させて精密に設定することは容易ではな
く、ラベル41を正確に位置決めすることができない。
このようなラベルセンサー53では、ラベル41の位置
ずれは1mm以上になる。
2からラベル41が剥離される位置よりも手前に配置さ
れているために、ラベルセンサー53の検出結果に対し
て適当な時間だけ遅らせて離型紙を停止させなければな
らない。従って、そのための遅延時間を、離型紙42の
搬送速度に対応させて精密に設定することは容易ではな
く、ラベル41を正確に位置決めすることができない。
このようなラベルセンサー53では、ラベル41の位置
ずれは1mm以上になる。
【0013】特開平8−85529号公報には、離型紙
ガイド体42内に投光部を設置し、離型紙ガイド体42
の表面に沿って搬送される離型紙42の背面に光を照射
して、離型紙42を透過する光を受光部によって受光す
るようになったラベルセンサーが開示されている。この
ようなラベルセンサーでは、離型紙42上にラベル41
が仮貼付されていると、離型紙42に照射される光は受
光部によって受光されなくなり、離型紙42に仮貼付さ
れたラベル41を検知することができる。しかしなが
ら、この場合、離型紙42の光透過性およびラベル41
の光透過性によっては、ラベル41を正確に検出するこ
とができないおそれがある。また、ラベル41の検出位
置が、ラベル吸着体52から離れて設置されているため
に、前記ラベルセンサー53と同様に、ラベル41を正
確に位置決めすることができないおそれがある。この場
合も、ラベル41の位置ずれは、1mm以上なる。さら
には、離型紙41がテープによって継ぎ足されている場
合に、誤検知するおそれもある。
ガイド体42内に投光部を設置し、離型紙ガイド体42
の表面に沿って搬送される離型紙42の背面に光を照射
して、離型紙42を透過する光を受光部によって受光す
るようになったラベルセンサーが開示されている。この
ようなラベルセンサーでは、離型紙42上にラベル41
が仮貼付されていると、離型紙42に照射される光は受
光部によって受光されなくなり、離型紙42に仮貼付さ
れたラベル41を検知することができる。しかしなが
ら、この場合、離型紙42の光透過性およびラベル41
の光透過性によっては、ラベル41を正確に検出するこ
とができないおそれがある。また、ラベル41の検出位
置が、ラベル吸着体52から離れて設置されているため
に、前記ラベルセンサー53と同様に、ラベル41を正
確に位置決めすることができないおそれがある。この場
合も、ラベル41の位置ずれは、1mm以上なる。さら
には、離型紙41がテープによって継ぎ足されている場
合に、誤検知するおそれもある。
【0014】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、離型紙に仮貼付されたラベルを、
離型紙から一部が剥離された状態で、精度よく停止させ
ることができるラベル貼付装置を提供することにある。
であり、その目的は、離型紙に仮貼付されたラベルを、
離型紙から一部が剥離された状態で、精度よく停止させ
ることができるラベル貼付装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のラベル貼付装置
は、離型紙上に適当な間隔をあけて連続的に仮貼付され
たラベルを離型紙とともに搬送する間に、離型紙の搬送
方向を鋭角的に反転させて離型紙からラベルの一部を剥
離させるとともに、その状態で離型紙の搬送を停止し、
離型紙から一部が剥離されたラベルをラベル吸着体によ
って吸着して、所定の物品に押し付けることによりラベ
ルを物品に貼付するラベル貼付装置であって、ラベルが
離型紙に対して一部が剥離された状態になったことを検
出するラベルセンサーが設けられており、このラベルセ
ンサーの出力に基づいて、前記離型紙の搬送が制御され
ることを特徴とする。前記ラベル吸着体が、上下方向お
よび水平方向に移動可能である。
は、離型紙上に適当な間隔をあけて連続的に仮貼付され
たラベルを離型紙とともに搬送する間に、離型紙の搬送
方向を鋭角的に反転させて離型紙からラベルの一部を剥
離させるとともに、その状態で離型紙の搬送を停止し、
離型紙から一部が剥離されたラベルをラベル吸着体によ
って吸着して、所定の物品に押し付けることによりラベ
ルを物品に貼付するラベル貼付装置であって、ラベルが
離型紙に対して一部が剥離された状態になったことを検
出するラベルセンサーが設けられており、このラベルセ
ンサーの出力に基づいて、前記離型紙の搬送が制御され
ることを特徴とする。前記ラベル吸着体が、上下方向お
よび水平方向に移動可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明のラベル貼付装置が設けら
れたプラスチック成形品の搬送装置の一例を示す平面
図、図2は、その正面図、図3は、その側面図である。
ラベル貼付装置1は、所定の成形機によって有底円筒状
に成形されたプラスチック成形品であるバケツ35を連
続して搬送する間に、各バケツ35の周面に、ラベルを
それぞれ順番に貼付するようになっている。バケツ35
は、底面を上側としてコンベアベルト31上に載せられ
て搬送されるようになっている。コンベアベルト31の
終端部には、ラベルの貼付作業が実施される作業テーブ
ル32が連続して設けられており、コンベアベルト31
上を搬送されるバケツ35が、図示しない移載装置によ
って作業テーブル32上に移載されるようになってい
る。また、作業テーブル32に移載されたバケツ35
は、その側方に配置されたラベル貼付装置1によってラ
ベルが貼付されると、図示しない移載装置によって、作
業テーブル32を挟んでコンベアベルト31とは反対側
に配置された搬出コンベア33上に移載されて、この搬
出コンベア33によって搬出されるようになっている。
れたプラスチック成形品の搬送装置の一例を示す平面
図、図2は、その正面図、図3は、その側面図である。
ラベル貼付装置1は、所定の成形機によって有底円筒状
に成形されたプラスチック成形品であるバケツ35を連
続して搬送する間に、各バケツ35の周面に、ラベルを
それぞれ順番に貼付するようになっている。バケツ35
は、底面を上側としてコンベアベルト31上に載せられ
て搬送されるようになっている。コンベアベルト31の
終端部には、ラベルの貼付作業が実施される作業テーブ
ル32が連続して設けられており、コンベアベルト31
上を搬送されるバケツ35が、図示しない移載装置によ
って作業テーブル32上に移載されるようになってい
る。また、作業テーブル32に移載されたバケツ35
は、その側方に配置されたラベル貼付装置1によってラ
ベルが貼付されると、図示しない移載装置によって、作
業テーブル32を挟んでコンベアベルト31とは反対側
に配置された搬出コンベア33上に移載されて、この搬
出コンベア33によって搬出されるようになっている。
【0018】作業テーブル32の側方に配置された本発
明のラベル貼付装置1は、適当な間隔をあけてラベルが
貼付された帯状の離型紙42を搬送する離型紙搬送機構
20と、この離型紙搬送機構20によって搬送される離
型紙42からラベルを剥離してバケツ35の周面に貼付
するラベル貼付機構10とを有している。
明のラベル貼付装置1は、適当な間隔をあけてラベルが
貼付された帯状の離型紙42を搬送する離型紙搬送機構
20と、この離型紙搬送機構20によって搬送される離
型紙42からラベルを剥離してバケツ35の周面に貼付
するラベル貼付機構10とを有している。
【0019】ラベル貼付機構10は、バケツ35の搬送
方向とは直交状態で垂直に支持された支持台34に取り
付けられている。また、このラベル貼付機構10に対し
て作業テーブル32とは反対側の下方には、離型紙42
をロール状に巻回した離型紙ロール43が回転可能に配
置されている。離型紙ロール43に巻回された離型紙4
2は、離型紙搬送機構20によって、順次、繰り出され
て搬送されるようになっている。
方向とは直交状態で垂直に支持された支持台34に取り
付けられている。また、このラベル貼付機構10に対し
て作業テーブル32とは反対側の下方には、離型紙42
をロール状に巻回した離型紙ロール43が回転可能に配
置されている。離型紙ロール43に巻回された離型紙4
2は、離型紙搬送機構20によって、順次、繰り出され
て搬送されるようになっている。
【0020】離型紙搬送機構20によって搬送される帯
状の離型紙42上には、図4に示すように、多数のラベ
ル41が一定の間隔e毎に仮貼付されている。各ラベル
41の表面には、商品名、製造会社名等が印刷されてい
る。なお、離型紙42の終端部には、他の離型紙42が
継ぎ足されて使用される。各離型紙42は、それぞれの
端部の裏面同士が、テープ44によって接続されてい
る。テープ44にて接続された部分を挟んで配置される
各ラベル41は、通常のラベル41の間隔eとは異なる
間隔Lになっている。
状の離型紙42上には、図4に示すように、多数のラベ
ル41が一定の間隔e毎に仮貼付されている。各ラベル
41の表面には、商品名、製造会社名等が印刷されてい
る。なお、離型紙42の終端部には、他の離型紙42が
継ぎ足されて使用される。各離型紙42は、それぞれの
端部の裏面同士が、テープ44によって接続されてい
る。テープ44にて接続された部分を挟んで配置される
各ラベル41は、通常のラベル41の間隔eとは異なる
間隔Lになっている。
【0021】図5は、ラベル貼付機構10の拡大側面図
である。、作業テーブル32の側方に配置された支持台
34には、垂直に支持された一対のガイドロッド12
と、両ガイドロッド12の間に垂直に配置されたボール
ネジ13とを有しており、ボールネジ13の上端部が、
昇降用モーター14の回転軸に連結されて、昇降用モー
ター14によって正逆回転されるようになっている。両
ガイドロッド12には、垂直状態になったスライド板1
5が、上下方向へのスライド可能に支持されており、こ
のスライド板15に、ボールネジ13がネジ結合された
ブロック(図示せず)が取り付けられている。スライド
板15は、ボールネジ13の正転および逆転によって、
各ガイドロッド12に沿って上下方向にスライドされ
る。
である。、作業テーブル32の側方に配置された支持台
34には、垂直に支持された一対のガイドロッド12
と、両ガイドロッド12の間に垂直に配置されたボール
ネジ13とを有しており、ボールネジ13の上端部が、
昇降用モーター14の回転軸に連結されて、昇降用モー
ター14によって正逆回転されるようになっている。両
ガイドロッド12には、垂直状態になったスライド板1
5が、上下方向へのスライド可能に支持されており、こ
のスライド板15に、ボールネジ13がネジ結合された
ブロック(図示せず)が取り付けられている。スライド
板15は、ボールネジ13の正転および逆転によって、
各ガイドロッド12に沿って上下方向にスライドされ
る。
【0022】スライド板15には、一対の支持ブロック
16が、上下方向に適当な間隔をあけて取り付けられて
おり、各支持ブロック16に、スライドロッド17が、
それぞれ水平な状態で水平方向にスライド可能に支持さ
れている。また、両スライドロッド17の間には、エア
ーシリンダ18が水平状態で支持されている。エアーシ
リンダ18のピストンロッドは、作業テーブル32上の
バケツ35に向かって進出するようになっている。エア
ーシリンダ18のピストンロッド先端には、連結板19
が垂直に取り付けられており、この連結板19に、各ス
ライドロッド17における作業テーブル32側のそれぞ
れの端部がそれぞれ連結されている。各スライドロッド
17は、エアーシリンダ18が駆動されることによっ
て、同期して水平方向にスライドされる。
16が、上下方向に適当な間隔をあけて取り付けられて
おり、各支持ブロック16に、スライドロッド17が、
それぞれ水平な状態で水平方向にスライド可能に支持さ
れている。また、両スライドロッド17の間には、エア
ーシリンダ18が水平状態で支持されている。エアーシ
リンダ18のピストンロッドは、作業テーブル32上の
バケツ35に向かって進出するようになっている。エア
ーシリンダ18のピストンロッド先端には、連結板19
が垂直に取り付けられており、この連結板19に、各ス
ライドロッド17における作業テーブル32側のそれぞ
れの端部がそれぞれ連結されている。各スライドロッド
17は、エアーシリンダ18が駆動されることによっ
て、同期して水平方向にスライドされる。
【0023】連結板19の作業テーブル32側には、直
方体状のブロックによって構成されたラベル吸着体11
が垂直に取り付けられている。ラベル吸着体11は、所
定の高さ位置にまで上昇すると、作業テーブル32上に
載置されたバケツ35の周面中程に対向するようになっ
ており、また、最も下降した状態では、作業テーブル3
2とほぼ同一の高さになる。なお、ラベル吸着体11が
バケツ35等の製品の任意の位置に対向されるように、
ボールネジ13によって任意の高さ位置にまで上昇され
るようになっている。
方体状のブロックによって構成されたラベル吸着体11
が垂直に取り付けられている。ラベル吸着体11は、所
定の高さ位置にまで上昇すると、作業テーブル32上に
載置されたバケツ35の周面中程に対向するようになっ
ており、また、最も下降した状態では、作業テーブル3
2とほぼ同一の高さになる。なお、ラベル吸着体11が
バケツ35等の製品の任意の位置に対向されるように、
ボールネジ13によって任意の高さ位置にまで上昇され
るようになっている。
【0024】図6は、ラベル吸着体11の周辺部分の概
略図である。図6に示すように、ラベル吸着体11に
は、作業テーブル32側に位置する表面に開口する多数
の通気孔11aが水平状態で設けられている。各通気孔
11aは、空気が給排される通気チューブ11bに連通
しており、通気チューブ11bから供給される圧縮空気
が各通気孔11aから排出されるとともに、通気チュー
ブ11bを介して空気が吸引されることにより各通気孔
11aの内部が減圧状態とされる。
略図である。図6に示すように、ラベル吸着体11に
は、作業テーブル32側に位置する表面に開口する多数
の通気孔11aが水平状態で設けられている。各通気孔
11aは、空気が給排される通気チューブ11bに連通
しており、通気チューブ11bから供給される圧縮空気
が各通気孔11aから排出されるとともに、通気チュー
ブ11bを介して空気が吸引されることにより各通気孔
11aの内部が減圧状態とされる。
【0025】吸着体11と、作業テーブル32との間に
は、離型紙ロール43から繰り出されて搬送される離型
紙42をガイドする離型紙ガイド体21が配置されてい
る。この離型紙ガイド体21は、上端部を除いて垂直な
平板状をしており、その上端部が、最も下降したラベル
吸着体11の中程に対向している。離型紙ガイド体21
は、ラベル吸着体11に対向する表面が垂直な平坦面に
なっており、反対側の表面の上端部が、上側になるにつ
れて順次ラベル吸着体11に接近するように傾斜した状
態になっている。
は、離型紙ロール43から繰り出されて搬送される離型
紙42をガイドする離型紙ガイド体21が配置されてい
る。この離型紙ガイド体21は、上端部を除いて垂直な
平板状をしており、その上端部が、最も下降したラベル
吸着体11の中程に対向している。離型紙ガイド体21
は、ラベル吸着体11に対向する表面が垂直な平坦面に
なっており、反対側の表面の上端部が、上側になるにつ
れて順次ラベル吸着体11に接近するように傾斜した状
態になっている。
【0026】離型紙ガイド体21の下方には、テンショ
ンローラー22が配置されている。このテンションロー
ラー22には、ラベル吸着体11の下方に設けられた離
型紙ロール43から繰り出された離型紙42が巻き掛け
られて、離型紙42にテンションを加えている。テンシ
ョンローラー22に巻き掛けられた離型紙42は、離型
紙ガイド体21に向かって搬送される。テンションロー
ラー22に転接した離型紙42は、離型紙ガイド体21
におけるラベル吸着体11側の表面に沿って上方へと搬
送されて、離型紙ガイド体21の上端部にて搬送方向を
鋭角的に反転されて、離型紙ガイド体21の上端部にお
ける傾斜面に沿って下方へ搬送されるようになってい
る。
ンローラー22が配置されている。このテンションロー
ラー22には、ラベル吸着体11の下方に設けられた離
型紙ロール43から繰り出された離型紙42が巻き掛け
られて、離型紙42にテンションを加えている。テンシ
ョンローラー22に巻き掛けられた離型紙42は、離型
紙ガイド体21に向かって搬送される。テンションロー
ラー22に転接した離型紙42は、離型紙ガイド体21
におけるラベル吸着体11側の表面に沿って上方へと搬
送されて、離型紙ガイド体21の上端部にて搬送方向を
鋭角的に反転されて、離型紙ガイド体21の上端部にお
ける傾斜面に沿って下方へ搬送されるようになってい
る。
【0027】離型紙ガイド体21から下方に搬送される
離型紙42は、離型紙ガイド体21の下方に配置された
テンションローラー23に巻き掛けられて、そのテンシ
ョンローラー23の下方に配置された駆動ローラー24
と、その駆動ローラー24に圧接されるように対向して
配置されたピンチローラー25との間を通過して、離型
紙ロール43の下方に設けられた巻取りリール26に巻
き取られている。駆動ローラー24は、図5に示すよう
に、モーター28の回転が伝動機構29を介して伝達さ
れて回転されるようになっており、この駆動ローラー2
4の回転によって、駆動ローラー24とピンチローラー
25とによって挟まれた離型紙42が、離型紙ロール4
3から順次繰り出されて搬送されるようになっている。
離型紙42は、離型紙ガイド体21の下方に配置された
テンションローラー23に巻き掛けられて、そのテンシ
ョンローラー23の下方に配置された駆動ローラー24
と、その駆動ローラー24に圧接されるように対向して
配置されたピンチローラー25との間を通過して、離型
紙ロール43の下方に設けられた巻取りリール26に巻
き取られている。駆動ローラー24は、図5に示すよう
に、モーター28の回転が伝動機構29を介して伝達さ
れて回転されるようになっており、この駆動ローラー2
4の回転によって、駆動ローラー24とピンチローラー
25とによって挟まれた離型紙42が、離型紙ロール4
3から順次繰り出されて搬送されるようになっている。
【0028】離型紙ロール43から繰り出されて離型紙
ガイド体21に沿って上方に搬送される離型紙42は、
離型紙ガイド体21の上端部において鋭角的に反転され
ると、離型紙42に仮貼付されたラベル41は、その搬
送方向上流側の端部から、順次、離型紙42に対して剥
離された状態になり、離型紙42から剥離された部分
が、離型紙ガイド体21の上方に垂直に突出した状態に
なる。
ガイド体21に沿って上方に搬送される離型紙42は、
離型紙ガイド体21の上端部において鋭角的に反転され
ると、離型紙42に仮貼付されたラベル41は、その搬
送方向上流側の端部から、順次、離型紙42に対して剥
離された状態になり、離型紙42から剥離された部分
が、離型紙ガイド体21の上方に垂直に突出した状態に
なる。
【0029】離型紙ガイド体21の上端部近傍には、離
型紙42から剥離されるラベル41を検出するラベルセ
ンサー27が設けられている。このラベルセンサー27
は、図1に示すように、離型紙ガイド体21を挟んで対
向状態で配置された投光部27aおよび受光部27bを
有しており、投光部27aが作業テーブル32側に配置
されて、受光部27bがラベル吸着体11側に配置され
ている。投光部27aは、受光部27bに向けて光を照
射するようになっており、投光部27aから照射される
光は、離型紙ガイド体21の上方を水平に通過して、受
光部27bによって受光されるようになっている。そし
て、離型紙ガイド体21に沿って搬送される離型紙42
からラベル41が剥離されて離型紙ガイド体21の上方
に突出した状態になると、ラベルセンサー27の投光部
27aから照射された光は、ラベル41の上部にて遮断
されて、受光部27bには受光されなくなる。
型紙42から剥離されるラベル41を検出するラベルセ
ンサー27が設けられている。このラベルセンサー27
は、図1に示すように、離型紙ガイド体21を挟んで対
向状態で配置された投光部27aおよび受光部27bを
有しており、投光部27aが作業テーブル32側に配置
されて、受光部27bがラベル吸着体11側に配置され
ている。投光部27aは、受光部27bに向けて光を照
射するようになっており、投光部27aから照射される
光は、離型紙ガイド体21の上方を水平に通過して、受
光部27bによって受光されるようになっている。そし
て、離型紙ガイド体21に沿って搬送される離型紙42
からラベル41が剥離されて離型紙ガイド体21の上方
に突出した状態になると、ラベルセンサー27の投光部
27aから照射された光は、ラベル41の上部にて遮断
されて、受光部27bには受光されなくなる。
【0030】このような構成のラベル貼付装置1は、プ
ラスチック成形品であるバケツ35の作業テーブル32
上への移載に同期してラベル貼付機構10が駆動される
ようになっており、しかも、離型紙搬送機構20による
離型紙42の搬送は、ラベルセンサー27における受光
部27bの出力に基づいて制御されるようになってい
る。
ラスチック成形品であるバケツ35の作業テーブル32
上への移載に同期してラベル貼付機構10が駆動される
ようになっており、しかも、離型紙搬送機構20による
離型紙42の搬送は、ラベルセンサー27における受光
部27bの出力に基づいて制御されるようになってい
る。
【0031】ラベル貼付機構10のラベル吸着体11が
最も下降した状態では、ラベル吸着体11は、図6に示
すように、離型紙ガイド体21に近接している。
最も下降した状態では、ラベル吸着体11は、図6に示
すように、離型紙ガイド体21に近接している。
【0032】他方、離型紙搬送機構20は、駆動ローラ
ー24の回転によって、離型紙ロール43から離型紙4
2を引き出しており、引き出された離型紙42が、離型
紙ガイド体21の表面に沿って搬送されている。離型紙
42は、離型紙ガイド体21におけるラベル吸着体11
に対向した垂直な表面に沿って下方から上方へと搬送さ
れ、離型紙ガイド体42の上端部にて鋭角的に反転され
た後に、作業テーブル32側に位置する傾斜面に沿って
下方へと移動する。このとき、離型紙ガイド体21にお
ける上端部よりも上方を、ラベルセンサー27の投光部
27aから照射される光が水平に通過しておりその光が
受光部27bにて受光されている。
ー24の回転によって、離型紙ロール43から離型紙4
2を引き出しており、引き出された離型紙42が、離型
紙ガイド体21の表面に沿って搬送されている。離型紙
42は、離型紙ガイド体21におけるラベル吸着体11
に対向した垂直な表面に沿って下方から上方へと搬送さ
れ、離型紙ガイド体42の上端部にて鋭角的に反転され
た後に、作業テーブル32側に位置する傾斜面に沿って
下方へと移動する。このとき、離型紙ガイド体21にお
ける上端部よりも上方を、ラベルセンサー27の投光部
27aから照射される光が水平に通過しておりその光が
受光部27bにて受光されている。
【0033】このような状態で、離型紙42に仮貼付さ
れたラベル41が離型紙42とともに搬送されると、離
型紙ガイド体21の上端部において、離型紙42が鋭角
的に反転されることにより、離型紙42に貼付されたラ
ベル41は、その上側から、順次、離型紙42に対して
剥離される。このとき、ラベル41の下部は、離型紙4
2に仮貼付された状態を維持しているために、ラベル4
1は、離型紙42とともに上方に搬送され、離型紙42
から剥離された部分が、順次、離型紙ガイド体21の上
方に垂直に突出する。そして、図6に示すように、離型
紙42から剥離されたラベル41の上部が、ラベルセン
サー27における投光部27aから照射されて受光部2
7bに受光されている光を遮断すると、受光部27bに
は光が受光されない状態になる。
れたラベル41が離型紙42とともに搬送されると、離
型紙ガイド体21の上端部において、離型紙42が鋭角
的に反転されることにより、離型紙42に貼付されたラ
ベル41は、その上側から、順次、離型紙42に対して
剥離される。このとき、ラベル41の下部は、離型紙4
2に仮貼付された状態を維持しているために、ラベル4
1は、離型紙42とともに上方に搬送され、離型紙42
から剥離された部分が、順次、離型紙ガイド体21の上
方に垂直に突出する。そして、図6に示すように、離型
紙42から剥離されたラベル41の上部が、ラベルセン
サー27における投光部27aから照射されて受光部2
7bに受光されている光を遮断すると、受光部27bに
は光が受光されない状態になる。
【0034】このように、投光部27aから照射される
光が受光部27bによって受光されない状態になると、
離型紙搬送機構20における駆動ローラー24の回転が
停止されて、離型紙41の搬送が停止される。そして、
離型紙ガイド体21に近接して対向したラベル吸着体1
1の各通気孔11a内が減圧状態とされる。これによ
り、一部が離型紙42から剥離された状態のラベル41
が、ラベル吸着体11の表面に吸引されて、ラベル41
は、離型紙42から完全に剥離され、ラベル吸着体11
の表面に吸着される。
光が受光部27bによって受光されない状態になると、
離型紙搬送機構20における駆動ローラー24の回転が
停止されて、離型紙41の搬送が停止される。そして、
離型紙ガイド体21に近接して対向したラベル吸着体1
1の各通気孔11a内が減圧状態とされる。これによ
り、一部が離型紙42から剥離された状態のラベル41
が、ラベル吸着体11の表面に吸引されて、ラベル41
は、離型紙42から完全に剥離され、ラベル吸着体11
の表面に吸着される。
【0035】ラベル吸着体11の表面にラベル41が吸
着された状態になると、図7に示すように、ラベル吸着
体11は上方に平行移動されて、ラベル41が吸着され
た表面が、作業テーブル32上に載置されたバケツ35
に対向される。
着された状態になると、図7に示すように、ラベル吸着
体11は上方に平行移動されて、ラベル41が吸着され
た表面が、作業テーブル32上に載置されたバケツ35
に対向される。
【0036】このとき、離型紙ガイド体21から上方に
突出して、投光部27aから照射されている光を遮断し
ていたラベル41が、ラベル吸着体11とともに上方に
移動されるために、ラベルセンサー27の投光部27a
から照射される光が受光部27bにて受光される。これ
により、ラベル搬送機構20の駆動ローラー24が回転
されて、離型紙42の搬送が再開される。そして、離型
紙42とともに搬送されるラベル41の上部が、離型紙
ガイド体21の上方に突出した状態になり、ラベルセン
サー27の投光部27aから照射される光が受光部27
bにて受光されなくなると、駆動ローラー24の回転が
停止されて、離型紙42の搬送が停止される。
突出して、投光部27aから照射されている光を遮断し
ていたラベル41が、ラベル吸着体11とともに上方に
移動されるために、ラベルセンサー27の投光部27a
から照射される光が受光部27bにて受光される。これ
により、ラベル搬送機構20の駆動ローラー24が回転
されて、離型紙42の搬送が再開される。そして、離型
紙42とともに搬送されるラベル41の上部が、離型紙
ガイド体21の上方に突出した状態になり、ラベルセン
サー27の投光部27aから照射される光が受光部27
bにて受光されなくなると、駆動ローラー24の回転が
停止されて、離型紙42の搬送が停止される。
【0037】ラベル41を吸着して上方へと平行移動さ
れたラベル吸着体11は、図7に二点鎖線で示すよう
に、バケツ35に接近するように前方へと平行移動され
る。これにより、ラベル吸着体11の表面に吸着された
ラベル41が、接合面である背面から、作業テーブル3
2上に載置されたバケツ35の周面に押圧される。そし
て、ラベル41がバケツ35の周面に押し付けられた状
態になると、ラベル吸着体11における各通気孔11a
内の減圧状態が解除される。これにより、ラベル吸着体
11によるラベル41の吸着状態が解除されて、ラベル
41はバケツ35の周面に貼付される。
れたラベル吸着体11は、図7に二点鎖線で示すよう
に、バケツ35に接近するように前方へと平行移動され
る。これにより、ラベル吸着体11の表面に吸着された
ラベル41が、接合面である背面から、作業テーブル3
2上に載置されたバケツ35の周面に押圧される。そし
て、ラベル41がバケツ35の周面に押し付けられた状
態になると、ラベル吸着体11における各通気孔11a
内の減圧状態が解除される。これにより、ラベル吸着体
11によるラベル41の吸着状態が解除されて、ラベル
41はバケツ35の周面に貼付される。
【0038】このようにして、バケツ35の周面にラベ
ル41が貼付されると、ラベル吸着体11は、バケツ3
5から離れるように水平方向に後退される。そして、そ
の後に、離型紙ガイド体21の表面に対向する位置にま
で垂直に下降される。
ル41が貼付されると、ラベル吸着体11は、バケツ3
5から離れるように水平方向に後退される。そして、そ
の後に、離型紙ガイド体21の表面に対向する位置にま
で垂直に下降される。
【0039】本発明のラベル貼付装置では、ラベルセン
サー27が、離型紙ガイド体21の表面に沿って搬送さ
れる離型紙42から順次剥離された状態のラベル41を
検知するようになっているために、離型紙42に貼付さ
れたラベル41の間隔が不揃いであっても、誤検知する
おそれがない。そして、離型紙42から剥離されたラベ
ル41を検知することにより、離型紙42の搬送が停止
されるために、離型紙42から剥離されたラベル41
は、所定の位置にて正確に停止され、ラベル吸着体11
に対して、所定の整合状態で正確に対向される。従っ
て、ラベル41は、ラベル吸着体11の所定位置に所定
の姿勢で吸着されるために、バケツ35の周面における
所定位置に、高精度で貼付される。さらに、離型紙42
が他の離型紙42とテープ44によって継ぎ足された状
態になっていても、そのテープ44によって、離型紙4
2から剥離されるラベル41の検知は影響されない。
サー27が、離型紙ガイド体21の表面に沿って搬送さ
れる離型紙42から順次剥離された状態のラベル41を
検知するようになっているために、離型紙42に貼付さ
れたラベル41の間隔が不揃いであっても、誤検知する
おそれがない。そして、離型紙42から剥離されたラベ
ル41を検知することにより、離型紙42の搬送が停止
されるために、離型紙42から剥離されたラベル41
は、所定の位置にて正確に停止され、ラベル吸着体11
に対して、所定の整合状態で正確に対向される。従っ
て、ラベル41は、ラベル吸着体11の所定位置に所定
の姿勢で吸着されるために、バケツ35の周面における
所定位置に、高精度で貼付される。さらに、離型紙42
が他の離型紙42とテープ44によって継ぎ足された状
態になっていても、そのテープ44によって、離型紙4
2から剥離されるラベル41の検知は影響されない。
【0040】なお、上記実施の形態では、ラベル吸着体
11を、離型紙ガイド体21に近接した状態で上下方向
に平行移動させる構成であったが、ラベル吸着体11を
離型紙ガイド体21から離れるように水平方向に平行移
動させて、上下方向に平行移動させるようにしてもよ
い。この場合には、離型紙ガイド体21に沿って搬送さ
れる離型紙42、および離型紙42に仮貼付されたラベ
ル41に、ラベル吸着体11が接触するおそれがない。
11を、離型紙ガイド体21に近接した状態で上下方向
に平行移動させる構成であったが、ラベル吸着体11を
離型紙ガイド体21から離れるように水平方向に平行移
動させて、上下方向に平行移動させるようにしてもよ
い。この場合には、離型紙ガイド体21に沿って搬送さ
れる離型紙42、および離型紙42に仮貼付されたラベ
ル41に、ラベル吸着体11が接触するおそれがない。
【0041】また、離型紙42は、駆動ローラー24と
ピンチローラー25とによって、離型紙ガイド体21の
搬送域よりも搬送方向下流側にて、搬送させる構成であ
ったが、図8に示すように、離型紙ガイド体21よりも
離型紙搬送方向上流側においても、駆動ローラー22a
およびピンチローラー22bによって搬送させるように
してもよい。このように、離型紙ガイド体21における
搬送方向の上流側および下流側の二箇所にて、離型紙4
2にテンションを加えて搬送することにより、搬送ガイ
ド体21に沿って搬送される離型紙42の停止精度がさ
らに向上し、離型紙42に仮貼付されたラベル41の位
置決め精度も向上する。
ピンチローラー25とによって、離型紙ガイド体21の
搬送域よりも搬送方向下流側にて、搬送させる構成であ
ったが、図8に示すように、離型紙ガイド体21よりも
離型紙搬送方向上流側においても、駆動ローラー22a
およびピンチローラー22bによって搬送させるように
してもよい。このように、離型紙ガイド体21における
搬送方向の上流側および下流側の二箇所にて、離型紙4
2にテンションを加えて搬送することにより、搬送ガイ
ド体21に沿って搬送される離型紙42の停止精度がさ
らに向上し、離型紙42に仮貼付されたラベル41の位
置決め精度も向上する。
【0042】
【発明の効果】本発明のラベル貼付装置は、このよう
に、離型紙に仮貼付されて搬送されるラベルが、離型紙
から一部が剥離された状態で、ラベルセンサーによって
直接検出されることにより、離型紙の搬送が停止される
ようになっているために、ラベルの位置決め精度は著し
く向上する。その結果、ラベル吸着体は、ラベルを所定
の状態で確実に吸着することができ、ラベルを物品の所
定の位置に高精度で貼付することができる。
に、離型紙に仮貼付されて搬送されるラベルが、離型紙
から一部が剥離された状態で、ラベルセンサーによって
直接検出されることにより、離型紙の搬送が停止される
ようになっているために、ラベルの位置決め精度は著し
く向上する。その結果、ラベル吸着体は、ラベルを所定
の状態で確実に吸着することができ、ラベルを物品の所
定の位置に高精度で貼付することができる。
【図1】本発明のラベル貼付装置が設けられたプラスチ
ック成形品搬送装置の一例を示す平面図である。
ック成形品搬送装置の一例を示す平面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その側面図である。
【図4】本発明のラベル貼付装置に使用される離型紙の
要部の平面図である。
要部の平面図である。
【図5】本発明のラベル貼付装置の拡大側面図である。
【図6】そのラベル貼付装置に設けられたラベル吸着体
の周辺部の概略図である。
の周辺部の概略図である。
【図7】そのラベル吸着体の動作説明のための概略図で
ある。
ある。
【図8】ラベル貼付装置に設けられたラベル吸着体の周
辺部の他の例を示す概略図である。
辺部の他の例を示す概略図である。
【図9】従来のラベル貼付装置に設けられたラベル吸着
体の周辺部の概略図である。
体の周辺部の概略図である。
1 ラベル貼付装置 10 ラベル貼付機構 11 ラベル吸着体 20 離型紙搬送機構 21 離型紙ガイド体 22 テンションローラー 22a 駆動ローラー 22b テンションローラー 23 テンションローラー 24 駆動ローラー 25 テンションローラー 26 巻取りリール 27 ラベルセンサー 27a 投光部 27b 受光部 32 作業テーブル 35 バケツ 41 ラベル 42 離型紙 43 離型紙ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 準 奈良市三条大路4−1−1 積水化学工業 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 離型紙上に適当な間隔をあけて連続的に
仮貼付されたラベルを離型紙とともに搬送する間に、離
型紙の搬送方向を鋭角的に反転させて離型紙からラベル
の一部を剥離させるとともに、その状態で離型紙の搬送
を停止し、離型紙から一部が剥離されたラベルをラベル
吸着体によって吸着して、所定の物品に押し付けること
によりラベルを物品に貼付するラベル貼付装置であっ
て、ラベルが離型紙に対して一部が剥離された状態にな
ったことを検出するラベルセンサーが設けられており、
このラベルセンサーの出力に基づいて、前記離型紙の搬
送が制御されることを特徴とするラベル貼付装置。 - 【請求項2】 前記ラベル吸着体が、上下方向および水
平方向に移動可能である請求項1に記載のラベル貼付装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3787997A JPH10236449A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | ラベル貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3787997A JPH10236449A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | ラベル貼付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10236449A true JPH10236449A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12509832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3787997A Pending JPH10236449A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | ラベル貼付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10236449A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100488286B1 (ko) * | 2002-11-12 | 2005-05-10 | (주)오토엔 | 라벨자동부착장치의 라벨피더 |
CN108296181A (zh) * | 2017-01-11 | 2018-07-20 | 永道无线射频标签(扬州)有限公司 | 一种用于检测标签出标能力的检测治具及检测方法 |
JP6422533B1 (ja) * | 2017-07-04 | 2018-11-14 | Johnan株式会社 | ラベル剥離装置、ラベル自動貼付装置、及びラベル剥離方法 |
JP2021070485A (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 株式会社大樹 | 伊達巻包装体、柱状食品の包装方法、半自動ラベル貼り機 |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP3787997A patent/JPH10236449A/ja active Pending
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