JPH03196577A - 半導体受光素子 - Google Patents
半導体受光素子Info
- Publication number
- JPH03196577A JPH03196577A JP1337846A JP33784689A JPH03196577A JP H03196577 A JPH03196577 A JP H03196577A JP 1337846 A JP1337846 A JP 1337846A JP 33784689 A JP33784689 A JP 33784689A JP H03196577 A JPH03196577 A JP H03196577A
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- Japan
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- light
- junction
- type
- holes
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 30
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 claims abstract description 22
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims abstract description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 15
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 abstract description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000002019 doping agent Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は半導体受光素子に関し、特に該素子を構成す
る半導体層構造の改良に関するものである。
る半導体層構造の改良に関するものである。
第2図は従来のプレーナ型半導体受光素子(以下、PD
と呼ぶ)の構造断面図であり、図において、1はn型半
導体基板、2は該半導体基板1上に形成されたn型光吸
収層、3は該n型光吸収層2上に形成されたn型窓層、
4は該n型窓層3に選択的にp型のドーパントを拡散し
て形成したp型頭域、5は該p型頭域と上記n型光吸収
層2及びn型窓層3との境界部分に形成されたp−n接
合部(活性領域)、6は上記n型窓層3上に形成され、
上記p型頭域4に対応する部分に開口を有する保#1w
/A、7は上記n型窓層3のp壁領域4上に形成された
p電極、8は上記n型半導体基板1の裏面側に形成され
たn電極である。
と呼ぶ)の構造断面図であり、図において、1はn型半
導体基板、2は該半導体基板1上に形成されたn型光吸
収層、3は該n型光吸収層2上に形成されたn型窓層、
4は該n型窓層3に選択的にp型のドーパントを拡散し
て形成したp型頭域、5は該p型頭域と上記n型光吸収
層2及びn型窓層3との境界部分に形成されたp−n接
合部(活性領域)、6は上記n型窓層3上に形成され、
上記p型頭域4に対応する部分に開口を有する保#1w
/A、7は上記n型窓層3のp壁領域4上に形成された
p電極、8は上記n型半導体基板1の裏面側に形成され
たn電極である。
次に動作について説明する。
上記p電極7.n電極8を介して外部よりp −n接合
5に逆バイアスを印加すると、p−n接合部近傍に空乏
層9が広がる。この時、p要領域4表面より光を入射さ
せれば、第3図に示すように光電変換効果により光電流
が発生する。つまり入射光は光吸収層2で吸収され、電
子・正孔対11を発生させる。これらの電子及び正孔は
空乏層9の電界によりそれぞれp電極7及びn電極8に
向けてドリフトし、光電流となり、外部に取り出される
。
5に逆バイアスを印加すると、p−n接合部近傍に空乏
層9が広がる。この時、p要領域4表面より光を入射さ
せれば、第3図に示すように光電変換効果により光電流
が発生する。つまり入射光は光吸収層2で吸収され、電
子・正孔対11を発生させる。これらの電子及び正孔は
空乏層9の電界によりそれぞれp電極7及びn電極8に
向けてドリフトし、光電流となり、外部に取り出される
。
従来のブレーナ型PDは以上のように構成さ噌ているの
で、例えば第3図(a)に示すように、入1光10がp
型領域4以外にも入射するような広ズっだ光であった場
合、空乏層以外の光吸収層2″i発生した電子・正札対
12はそこに電界がないtめ、拡散により移動し、空乏
層9に到達し、光1流となる。従って、例えばパルス状
の光を入射2せた場合、得られる光電流は上記拡散によ
り移飢する遅い電子及び正孔による光電流成分により反
答が劣化する、いわゆるすそひきが生じるといシ問題が
発生する。
で、例えば第3図(a)に示すように、入1光10がp
型領域4以外にも入射するような広ズっだ光であった場
合、空乏層以外の光吸収層2″i発生した電子・正札対
12はそこに電界がないtめ、拡散により移動し、空乏
層9に到達し、光1流となる。従って、例えばパルス状
の光を入射2せた場合、得られる光電流は上記拡散によ
り移飢する遅い電子及び正孔による光電流成分により反
答が劣化する、いわゆるすそひきが生じるといシ問題が
発生する。
この発明は上記のような問題点を解消するたダになされ
たもので、広がった光を入射した場合了もパルス応答の
劣化を生ずることのない半導体型光素子を得ることを目
的とする。
たもので、広がった光を入射した場合了もパルス応答の
劣化を生ずることのない半導体型光素子を得ることを目
的とする。
この発明に係る半導体受光素子は、半導体基析上に形成
され、入射光を吸収して電子・正孔対を発生する半導体
光吸収層を、該電子及び正孔をその電界によりドリフト
して光電流とするp−n接合部の下側にのみ配置したも
のである。
され、入射光を吸収して電子・正孔対を発生する半導体
光吸収層を、該電子及び正孔をその電界によりドリフト
して光電流とするp−n接合部の下側にのみ配置したも
のである。
この発明においては、発生した電子及び正孔をドリフト
して光電流とするp−n接合部の直下部にのみ、入射光
を吸収して上記電子及び正孔を発生する光吸収層を配置
したから、該光吸収層全体が上記p−n接合部から延び
る空乏層に覆われることとなる。このため光吸収層内で
生じた電子・正孔対はすべて空乏層中の電界によりドリ
フトされて光電流となり、従来のように空乏層以外の領
域で生じ、拡散により上記空乏層に達する移動速度の遅
い電子及び正孔による光電流成分がなくなる。この結果
広がった光を入射した場合でもすそひきのない正常なパ
ルス応答出力電流波形を得ることができる。
して光電流とするp−n接合部の直下部にのみ、入射光
を吸収して上記電子及び正孔を発生する光吸収層を配置
したから、該光吸収層全体が上記p−n接合部から延び
る空乏層に覆われることとなる。このため光吸収層内で
生じた電子・正孔対はすべて空乏層中の電界によりドリ
フトされて光電流となり、従来のように空乏層以外の領
域で生じ、拡散により上記空乏層に達する移動速度の遅
い電子及び正孔による光電流成分がなくなる。この結果
広がった光を入射した場合でもすそひきのない正常なパ
ルス応答出力電流波形を得ることができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による半導体受光素子の断面
構造を示す図であり、図において、1はn型半導体基板
、2は該n型半導体基板l上に円柱状に選択的に成長し
たn型半導体光吸収層、3は該光吸収層2を埋め込むよ
うにn型半導体基板1上全面に形成したn型半導体窓層
、4は該n型窓N3の上記n型光吸収層2上に対応する
部分に、p型ドーパントの拡散等により形成したp型領
域、5は該p型領域4とn型光吸収層2及びn型窓層3
との境界部に形成されたp−n接合部、6は上記n型窓
層3上に形成され、上記p型領域4に対応する部分に開
口を有する保護膜、7は上記n型窓層3のp型領域4上
に形成されたpl[i+、8は上記n型半導体基板1の
裏面側に形成されたn電極である。
構造を示す図であり、図において、1はn型半導体基板
、2は該n型半導体基板l上に円柱状に選択的に成長し
たn型半導体光吸収層、3は該光吸収層2を埋め込むよ
うにn型半導体基板1上全面に形成したn型半導体窓層
、4は該n型窓N3の上記n型光吸収層2上に対応する
部分に、p型ドーパントの拡散等により形成したp型領
域、5は該p型領域4とn型光吸収層2及びn型窓層3
との境界部に形成されたp−n接合部、6は上記n型窓
層3上に形成され、上記p型領域4に対応する部分に開
口を有する保護膜、7は上記n型窓層3のp型領域4上
に形成されたpl[i+、8は上記n型半導体基板1の
裏面側に形成されたn電極である。
次に動作について説明する。
pi電極、nll極8を介して外部よりp−n接合部5
に逆バイアスを印加すると、p−n接合部近傍の空乏層
9は第1図のように広がり、p−n接合部5の直下にあ
る光吸収層2のほぼ全域に渡る。従って、広がった光を
入射した場合でも、光吸収層で発生した電子・正孔対は
すべて空乏層内の電界でドリフトし、応答よく光電流と
なる。
に逆バイアスを印加すると、p−n接合部近傍の空乏層
9は第1図のように広がり、p−n接合部5の直下にあ
る光吸収層2のほぼ全域に渡る。従って、広がった光を
入射した場合でも、光吸収層で発生した電子・正孔対は
すべて空乏層内の電界でドリフトし、応答よく光電流と
なる。
このように本実施例では、発生した電子及び正孔をドリ
フトして光電流とするp−n接合部5の直下部にのみ、
入射光を吸収して上記電子及び正孔を発生する光吸収層
2を配置したので、上記p−n接合部5から延びる空乏
層9が上記光吸収層全体に達することとなる。このため
光吸収層2内で生じた電子・正孔対はすべて空乏層中の
電界によりドリフトされて光電流となり、従来のように
空乏層以外の領域で生じ、拡散により上記空乏層に達す
る移動速度の遅い電子・正孔対12による光電流成分が
なくなる。この結果広がった光を入射した場合でもすそ
ひきのない正常なパルス応答出力電流波形を得ることが
できる。
フトして光電流とするp−n接合部5の直下部にのみ、
入射光を吸収して上記電子及び正孔を発生する光吸収層
2を配置したので、上記p−n接合部5から延びる空乏
層9が上記光吸収層全体に達することとなる。このため
光吸収層2内で生じた電子・正孔対はすべて空乏層中の
電界によりドリフトされて光電流となり、従来のように
空乏層以外の領域で生じ、拡散により上記空乏層に達す
る移動速度の遅い電子・正孔対12による光電流成分が
なくなる。この結果広がった光を入射した場合でもすそ
ひきのない正常なパルス応答出力電流波形を得ることが
できる。
なお、上記実施例では半導体基板としてn型半導体基板
を用いた場合について示したが、これはn型半導体基板
を用いてもよい。但しこの場合各層の導電型をp型とn
型とで逆転する必要がある。
を用いた場合について示したが、これはn型半導体基板
を用いてもよい。但しこの場合各層の導電型をp型とn
型とで逆転する必要がある。
また上記実施例では、円柱状のn型光吸収層2として半
導体基板1上に選択的に成長したものを示したが、これ
は半導体基板1上全面に光吸収層2を成長し、その後エ
ツチング等により円柱状に加工したものでもよい。
導体基板1上に選択的に成長したものを示したが、これ
は半導体基板1上全面に光吸収層2を成長し、その後エ
ツチング等により円柱状に加工したものでもよい。
[発明の効果]
以上のように、この発明に係る半導体受光素子によれば
、発生した電子及び正孔をドリフトして光電流とするp
−n接合部の直下部にのみ、入射光を吸収して上記電子
及び正孔を発生する光吸収層を配置したので、上記p−
n接合部から延びる空乏層が上記光吸収層全体に達する
こととなり、空乏層以外の領域で生じ、拡散により上記
空乏層に達する移動速度の遅い電子及び正札による充電
流成分をなくすことができ、この結果法がった光を入射
した場合でもすそひきのない正常なパルス応答出力電流
波形を得ることができる効果がある。
、発生した電子及び正孔をドリフトして光電流とするp
−n接合部の直下部にのみ、入射光を吸収して上記電子
及び正孔を発生する光吸収層を配置したので、上記p−
n接合部から延びる空乏層が上記光吸収層全体に達する
こととなり、空乏層以外の領域で生じ、拡散により上記
空乏層に達する移動速度の遅い電子及び正札による充電
流成分をなくすことができ、この結果法がった光を入射
した場合でもすそひきのない正常なパルス応答出力電流
波形を得ることができる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による半導体受光素子の断
面構造を示す図、第2図は従来の半導体受光素子の断面
構造を示す図、第3図は従来のPDのパルス応答の劣化
を説明するための模式図である。 1・・・n型半導体基板、2・・・n型光吸収層、3・
・・n型窓層、4・・・p型領域、5・・・p−n接合
部、6・・・保護膜、7・・・p電極、8・・・nif
極、9・・・空乏層、10・・・入射光、11・・・空
乏層内で発生した電子・正孔対、12・・・空乏層外で
発生した電子・正孔対。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
面構造を示す図、第2図は従来の半導体受光素子の断面
構造を示す図、第3図は従来のPDのパルス応答の劣化
を説明するための模式図である。 1・・・n型半導体基板、2・・・n型光吸収層、3・
・・n型窓層、4・・・p型領域、5・・・p−n接合
部、6・・・保護膜、7・・・p電極、8・・・nif
極、9・・・空乏層、10・・・入射光、11・・・空
乏層内で発生した電子・正孔対、12・・・空乏層外で
発生した電子・正孔対。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)半導体基板上に半導体光吸収層及びp−n接合部
を有し、入射光を上記光吸収層で吸収して電子・正孔対
を発生し、上記p−n接合部に発生させた電界により上
記電子及び正孔をドリフトして光電流とする半導体受光
素子において、 上記半導体光吸収層を上記p−n接合部の下側にのみ配
置したことを特徴とする半導体受光素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1337846A JPH03196577A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 半導体受光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1337846A JPH03196577A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 半導体受光素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03196577A true JPH03196577A (ja) | 1991-08-28 |
Family
ID=18312526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1337846A Pending JPH03196577A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 半導体受光素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03196577A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01205478A (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-17 | Shimadzu Corp | 受光素子 |
JPH01290269A (ja) * | 1988-05-18 | 1989-11-22 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体受光装置 |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1337846A patent/JPH03196577A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01205478A (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-17 | Shimadzu Corp | 受光素子 |
JPH01290269A (ja) * | 1988-05-18 | 1989-11-22 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体受光装置 |
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