JPS62147786A - 光検出素子 - Google Patents
光検出素子Info
- Publication number
- JPS62147786A JPS62147786A JP60289029A JP28902985A JPS62147786A JP S62147786 A JPS62147786 A JP S62147786A JP 60289029 A JP60289029 A JP 60289029A JP 28902985 A JP28902985 A JP 28902985A JP S62147786 A JPS62147786 A JP S62147786A
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- Japan
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- inp
- thickness
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、光検出素子に関し、特に低バイアスにおけ
る高速応答性を改善した光検出素子に関するものである
。
る高速応答性を改善した光検出素子に関するものである
。
第2図はエレクトロニクスレターズ第18巻1982年
945 (E(ectronics 1.etters
18(1982) 945)に示された従来の光検出
素子の断面図であり、図において、1はn” −InP
基板、2はn′″−TnPバッファ層、3はn−InC
aAs光吸収層、6はn−1nP増倍層、7は保護膜、
8はp”−InP領域、9は無反射コート膜、10はp
型電極、1)はn型電極、12はn −1n G a
A S P第1キャリア加速層、13はn−TnGaA
sp第2キャリア加速層である。
945 (E(ectronics 1.etters
18(1982) 945)に示された従来の光検出
素子の断面図であり、図において、1はn” −InP
基板、2はn′″−TnPバッファ層、3はn−InC
aAs光吸収層、6はn−1nP増倍層、7は保護膜、
8はp”−InP領域、9は無反射コート膜、10はp
型電極、1)はn型電極、12はn −1n G a
A S P第1キャリア加速層、13はn−TnGaA
sp第2キャリア加速層である。
次に動作について説明する。上側から入射した光は光吸
収層3で吸収されて電子−正孔対を生成し、増倍層6か
ら第2キャリア加速層13および第1キヤリア加速l1
)2を通して光吸収I!I3にまで伸びているp−n接
合の空乏領域の電界により、正孔がp”−1nP領域8
に向かって加速され、光吸収による電流として検出する
ことができる。
収層3で吸収されて電子−正孔対を生成し、増倍層6か
ら第2キャリア加速層13および第1キヤリア加速l1
)2を通して光吸収I!I3にまで伸びているp−n接
合の空乏領域の電界により、正孔がp”−1nP領域8
に向かって加速され、光吸収による電流として検出する
ことができる。
ここでp−n接合は逆方向にバイアスされており、各接
合での電界はトンネル電流が支配的にならないぐらいに
小さくかつ各接合で正札の蓄積が生じない程度に大きく
し、p−n接合での電界がなだれ破壊を生じる程度に大
きくすれば、空乏領域で加速された正札はなだれ破壊に
より、あらたに電子−正孔対を生成するため、光電流は
増倍され、これにより感度を大きくすることができる。
合での電界はトンネル電流が支配的にならないぐらいに
小さくかつ各接合で正札の蓄積が生じない程度に大きく
し、p−n接合での電界がなだれ破壊を生じる程度に大
きくすれば、空乏領域で加速された正札はなだれ破壊に
より、あらたに電子−正孔対を生成するため、光電流は
増倍され、これにより感度を大きくすることができる。
また光吸収層3.第1キャリア加速層12および第2キ
ャリア加速層13のバンドギャップに相当する波長はそ
れぞれ1.66μm、 1.55u m、 1.3μm
であり、1.5μm帯の光に対しては第1キャリア加速
層12でも吸収がなされるが、第1キャリア加速層12
の層厚が薄いため、光吸収層3まで十分空乏領域が伸び
るような高バイアス電圧でしか十分な感度および応答速
度が得られない。
ャリア加速層13のバンドギャップに相当する波長はそ
れぞれ1.66μm、 1.55u m、 1.3μm
であり、1.5μm帯の光に対しては第1キャリア加速
層12でも吸収がなされるが、第1キャリア加速層12
の層厚が薄いため、光吸収層3まで十分空乏領域が伸び
るような高バイアス電圧でしか十分な感度および応答速
度が得られない。
従来の光検出素子は以上のように構成されているので、
十分な高バイアス電圧を印加しないと、十分な感度、応
答速度を得ることができず、低いバイアス電圧を印加す
る場合、すなわちpinフォトダイオードとして動作さ
せる場合においては良好な特性が得られないという欠点
があった。
十分な高バイアス電圧を印加しないと、十分な感度、応
答速度を得ることができず、低いバイアス電圧を印加す
る場合、すなわちpinフォトダイオードとして動作さ
せる場合においては良好な特性が得られないという欠点
があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、高バイアス電圧の印加によってアバランシェ
フォトダイオードとして使えるとともに、低バイアス電
圧の印加によってpinフォトダイオードとしても使用
できる光検出素子を得ることを目的とする。
たもので、高バイアス電圧の印加によってアバランシェ
フォトダイオードとして使えるとともに、低バイアス電
圧の印加によってpinフォトダイオードとしても使用
できる光検出素子を得ることを目的とする。
この発明に係る光検出素子は、キャリア加速層であるI
nGaAsP層群に、そのバンドギャップが波長1.5
μmに相当する0、83eV以下で、か ゛つその層
厚が0.5μm以上の層を持たせたものである。
nGaAsP層群に、そのバンドギャップが波長1.5
μmに相当する0、83eV以下で、か ゛つその層
厚が0.5μm以上の層を持たせたものである。
この発明においては、バッドギャップが波長1.5μm
に相当する0、83eV以下で、その層厚が0.5μm
以上のInGaAsPキャリア加速層を設けたことから
、1.5μm帯の光に対してはこのInGaAsPキャ
リア加速層が光吸収層として作用することとなる。
に相当する0、83eV以下で、その層厚が0.5μm
以上のInGaAsPキャリア加速層を設けたことから
、1.5μm帯の光に対してはこのInGaAsPキャ
リア加速層が光吸収層として作用することとなる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による°光検出素子を示す。
図におイテ、1はn”−Inp基板、2はn゛−rnP
バフファ層、3はn−InGaAs光吸収層、4はバン
ドギャップの相当波長が1.55μmで、かつその層厚
が0.5層mのn−夏nGaAsP第1キャリア加速層
、5はバンドギャップの相当波長が1.2μmでその層
厚が0.1μmのn−InGaAsP第2キャリア加速
層、6はn−InP増倍層、7は保護膜、8はp” −
1nP領域、9は無反射コート膜、10はp型電極、1
)はn型電極である。
バフファ層、3はn−InGaAs光吸収層、4はバン
ドギャップの相当波長が1.55μmで、かつその層厚
が0.5層mのn−夏nGaAsP第1キャリア加速層
、5はバンドギャップの相当波長が1.2μmでその層
厚が0.1μmのn−InGaAsP第2キャリア加速
層、6はn−InP増倍層、7は保護膜、8はp” −
1nP領域、9は無反射コート膜、10はp型電極、1
)はn型電極である。
次に動作について説明する。上側から入射した波長1.
2〜1.55μmの光は第1キャリア加速層4および光
吸収層3で吸収されて電子−正孔対を生成し、増倍N6
から第2キャリア加速層5および第1キヤリア加速N4
を通して光吸収層3まで伸びているp−n接合の空乏領
域の電界により、正孔がp”−1nP領域8に向かって
加速され、光吸収による電流として検出することができ
る。
2〜1.55μmの光は第1キャリア加速層4および光
吸収層3で吸収されて電子−正孔対を生成し、増倍N6
から第2キャリア加速層5および第1キヤリア加速N4
を通して光吸収層3まで伸びているp−n接合の空乏領
域の電界により、正孔がp”−1nP領域8に向かって
加速され、光吸収による電流として検出することができ
る。
ここでアバランシェフォトダイオードとして動作させる
ときは、p−n接合の逆方向電圧を高めて各接合での電
界をトンネル電流が支配的にならない程度に小さくかつ
各接合で正孔の蓄積が生じない程度に大き′<シ、p−
n接合部でのなだれ破壊によりあらたに電子−正孔対を
生成させて光電流を増倍する。
ときは、p−n接合の逆方向電圧を高めて各接合での電
界をトンネル電流が支配的にならない程度に小さくかつ
各接合で正孔の蓄積が生じない程度に大き′<シ、p−
n接合部でのなだれ破壊によりあらたに電子−正孔対を
生成させて光電流を増倍する。
またpinフォトダイオードとして動作させるときは、
増倍層6.第2キャリア加速層5及び第1キャリア加速
層4の各接合での電界が正孔の蓄積を生じない程度にp
−n接合を逆バイアスすればよく、十分低いバイアスで
も動作が可能である。
増倍層6.第2キャリア加速層5及び第1キャリア加速
層4の各接合での電界が正孔の蓄積を生じない程度にp
−n接合を逆バイアスすればよく、十分低いバイアスで
も動作が可能である。
また0、9〜1.2μmの波長の光については光の吸収
が第2キヤリア加速層5.第1キャリア加速層4および
光吸収層3の3層で生じ、1.55〜1.7μmの波長
の光についてはそれが光吸収層3の1層で生じる点で異
なるが、アバランシェフォトダイオードとしての動作は
同様である。
が第2キヤリア加速層5.第1キャリア加速層4および
光吸収層3の3層で生じ、1.55〜1.7μmの波長
の光についてはそれが光吸収層3の1層で生じる点で異
なるが、アバランシェフォトダイオードとしての動作は
同様である。
以上のような本実施例の光検出素子では、第1キャリア
加速層をバンドギャップの相当波長が1゜55μmで、
かつ層厚が0.5μmの層としたので、波長1.5μm
の光に対してはこの第1キャリア加速層が光吸収層とし
て作用し、その結果低いバ・イアスミ圧によっても十分
な感度、応答速度を得ることができる。
加速層をバンドギャップの相当波長が1゜55μmで、
かつ層厚が0.5μmの層としたので、波長1.5μm
の光に対してはこの第1キャリア加速層が光吸収層とし
て作用し、その結果低いバ・イアスミ圧によっても十分
な感度、応答速度を得ることができる。
なお上記実施例ではI nCyaAs P層として2層
構造のものを示したが、これは1層のみあるいは3層以
上からなるものでもよい。
構造のものを示したが、これは1層のみあるいは3層以
上からなるものでもよい。
また上記実施例ではn−1nP増倍層として1層構造の
もを示したが、2層以上の多層構造のものでも同様であ
る。
もを示したが、2層以上の多層構造のものでも同様であ
る。
さらに上記実施例ではp” −InP?+X域として1
つのプレーナ接合からなるものを示したが、複数個のプ
レーナ接合を組みあわせたものでも同様である。
つのプレーナ接合からなるものを示したが、複数個のプ
レーナ接合を組みあわせたものでも同様である。
以上のように、この発明によれば、InGaAsPキャ
リア加速層に、層厚が0.5μm以上でバンドギャップ
が0.83eV以下の層を含ませるようにしたので、低
バイアス電圧を印加する場合においても十分な感度と応
答速度が得られる効果がある。
リア加速層に、層厚が0.5μm以上でバンドギャップ
が0.83eV以下の層を含ませるようにしたので、低
バイアス電圧を印加する場合においても十分な感度と応
答速度が得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による光検出素子を示す断
面図、第2図は従来の光検出素子を示す断面図である。 1はn”−TnP基板、2はn” −I n pハフフ
ッ層、3はn−InGaAs光吸収層、4はn−InG
aAsP第1キャリア加速層、5はn−InGaAsP
第2キャリア加速層、6はn−1nP増倍層、8はp”
−InP領域である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
面図、第2図は従来の光検出素子を示す断面図である。 1はn”−TnP基板、2はn” −I n pハフフ
ッ層、3はn−InGaAs光吸収層、4はn−InG
aAsP第1キャリア加速層、5はn−InGaAsP
第2キャリア加速層、6はn−1nP増倍層、8はp”
−InP領域である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)光を吸収するためのInGaAs層と、光起電力
効果により光を検出するためのp−n接合を含むInP
層と、 光生成キャリアをヘテロ界面に蓄積させないように上記
InP層とInGaAs層との間に挿入された少なくと
も1つ以上のInGaAsP層とを備えたフォトダイオ
ード光検出素子において、上記InGaAsP層はバン
ドギャップが0.83eV以下で層厚が0.5μm以上
の層を含むことを特徴とする光検出素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60289029A JPS62147786A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 光検出素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60289029A JPS62147786A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 光検出素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62147786A true JPS62147786A (ja) | 1987-07-01 |
Family
ID=17737903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60289029A Pending JPS62147786A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 光検出素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62147786A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0362977A (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | 長波長アバランシエフォトダイオード |
US5053837A (en) * | 1987-09-16 | 1991-10-01 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Ingaas/inp type pin photodiodes |
CN110707181A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-01-17 | 武汉敏芯半导体股份有限公司 | 台面型光电探测器的制作方法 |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP60289029A patent/JPS62147786A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5053837A (en) * | 1987-09-16 | 1991-10-01 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Ingaas/inp type pin photodiodes |
JPH0362977A (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | 長波長アバランシエフォトダイオード |
CN110707181A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-01-17 | 武汉敏芯半导体股份有限公司 | 台面型光电探测器的制作方法 |
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