JPH03194140A - スロットル制御装置 - Google Patents

スロットル制御装置

Info

Publication number
JPH03194140A
JPH03194140A JP33218689A JP33218689A JPH03194140A JP H03194140 A JPH03194140 A JP H03194140A JP 33218689 A JP33218689 A JP 33218689A JP 33218689 A JP33218689 A JP 33218689A JP H03194140 A JPH03194140 A JP H03194140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle
accelerator
plate
control
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33218689A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomitsu Terakawa
智充 寺川
Tokihiko Akita
時彦 秋田
Kenichi Ogawa
謙一 小川
Hideaki Adachi
英明 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP33218689A priority Critical patent/JPH03194140A/ja
Publication of JPH03194140A publication Critical patent/JPH03194140A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内燃機関に装着されるスロットル制御装置に関
し、特にモータ等の駆動源によりアクセル操作に応じて
スロットルバルブを開閉制御し、定速走行制御等の各種
制御を行ない得るスロットル制御装置に係る。
[従来の技術] 内燃機関のスロットルバルブは、キャブレタにあっては
燃料と空気の混合気を、電子制御燃料噴射装置にあって
は吸入空気量を調節することにより内燃機関出力を制御
するものであり、アクセルペダルを含むアクセル操作機
構に連動するように構成される。
従来、アクセル操作機構がスロットルバルブに機械的に
連結されていたのに対し、近時、モータ等の駆動源に連
動する駆動手段によってアクセル操作に応じてスロット
ルバルブを開閉する装置が提案されている。例えば特開
昭55−145867号公報には、スロットルバルブに
ステップモータを連結し、このステップモータをアクセ
ルペダル操作に応じて駆動するようにした装置が開示さ
わている。また、特開昭59−153945号公報にも
同様の装置が開示されている。
ところで、従前の内燃機関を搭載した車両が高地を走行
する場合には、高度の変化に伴なう気圧の変化により吸
入空気密度が変化し、従って吸入空気に含まれる酸素量
が変化することからドライバビリティが悪化する。この
ため、高度補償センサが装着され、これにより例えば大
気圧を電気信号として検出し、内燃機関に供給される混
合気の空燃比のズレを補償することとしている。
[発明が解決しようとする課題] 然し乍ら、前述のスロットル制御装置を備えたものにお
いては上記のような高度補償センサを備えたものは無く
、例えば高度の変化に伴なう吸入空気中の酸素量の変化
に対応し得す、従ってドライバビリティの悪化が不可避
となる。
そこで、本発明はアクセル操作機構とは別にモータ等の
駆動源を含むスロットル駆動手段を備えたスロットル制
御装置において、吸入空気中の酸素量の変化に応じてス
ロットル開度を補償制御し得るようにすることを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明のスロットル制御装
置は第1図に構成の概要を示したように、アクセル操作
機構M1と、アクセル操作機構M1とは独立して設けス
ロットルバルブ11を開方向及び閉方向に駆動可能なス
ロットル駆動手段M2と、スロットル駆動手段M2をア
クセル操作機構M1の操作量に応じた目標スロットル開
度に基き駆動制御すると共に内燃機関9の運転状態及び
車両の走行状態に応じてスロットル駆動手段M2を駆動
制御し所定のスロットル開度に調整する制御手段M3と
を備えている。そして、吸入空気中の酸素量を検出する
酸素量検出手段M4と、この酸素量検出手段M4の検出
出力に応じて補正係数を演算する補正係数演算手段M5
と、補正係数演算手段M5の演算結果に応じて目標スロ
ットル開度を補正する補正手段M6とを備えたものであ
る。
酸素量検出手段としては内燃機関に吸入される吸入空気
量を検出する吸入空気量検出手段を用いることができ、
例えば半導体圧力センサ、熱線式流量センサ等を用いて
吸入空気量を検出し、これに含まれる酸素量を演算する
こととしてもよい。
[作用] 上記のように構成されたスロットル制御装置においては
、制御手段M3によりアクセル操作機構M1の操作量に
応じた目標スロットル開度に基き、また内燃機関9の運
転状態及び車両の走行状態に応じて、アクセル操作機構
M1とは独立して設けられたスロットル駆動手段M2が
駆動制御される。而して、このスロットル駆動手段M2
によってスロットルバルブ11が開閉制御され、スロッ
トル開度が調整される。
一方、酸素量検出手段M4により吸入空気中の酸素量が
検出され、検出出力に応じて補正係数演算手段M5にて
補正係数が演算される。そして、この演算結果に応じ、
制御手段M3で設定される目標スロットル開度が補正手
段M6によって補正される。而して、例えば高地走行時
の酸素量が少ない状況においても適切な目標スロットル
開度が設定され、これに基きスロットル駆動手段M2に
よりスロットル開度が調整され、安定した走行が確保さ
れ良好なドライバビリティが得られる。
[実施例] 以下、本発明のスロットル制御装置の望ましい実施例を
図面を参照して説明する。
第2図及び第3図に示すように、内燃機関のスロットル
ボデー1の吸気通路内に、スロットルバルブ11がスロ
ットルシャフト12によって回動自在に支持されている
。スロットルシャフト12の一端が支持されるスロット
ルボデー1の側面にはケース2が一体に形成されており
、このケース2にカバー3が接合され、これらによって
郭成される室内に本実施例のスロットル制御装置を構成
する部品の一部が収容されている。また、ケース2と反
対側の、スロットルシャフト12の他端が支持されるス
ロットルボデー1の側面にはスロットルセンサ13が装
着されている。
スfitットルセンサ13はスロットルバルブ11の開
度を検出する検出器を有し、スロットルシャツ)・12
に連結され、スロットルシャフト12の回転変位が電気
信号に変換され、例えばアイドルスイッチ信号とスロッ
トル開度信号がコントロラ100に出力される。
スロットルシャフト12の他端には可動ヨーク43が固
着されており、スロットルバルブ11は可動ヨーク43
と一体となって回動するように構成されている。可動ヨ
ーク43は第3図に明らかなようにスロットルシャフト
12に固着される軸部を備えた円形皿状の磁性体で、略
同形状の磁性体の固定ヨーク44に対し、夫々の開口端
が対向し且つ夫々の側壁及び軸部が軸方向に重合した状
態で所定の空隙をもって嵌合している。この固定ヨーク
44はスロットルボデー1に固着されており、軸部と側
壁との間に形成される空間に、非磁性体のボビン46に
巻回されたコイル45が収容されている。可動ヨーク4
3の底面には非磁性体の摩擦部材43aがスロットルシ
ャフト12回りに埋設されており、円板状磁性体のクラ
ッチプレート42を介して駆動プレート41が対向して
配設されている。而して、これらにより電磁クラッチ機
構40が構成されている。
駆動プレート41は中心に軸部を有する円形皿状体で、
軸部がスロットルシャフト12回りに回動自在に支持さ
れている。駆動プレート41の軸部には外歯ギヤが一体
に形成されており、後述するギヤ52の小径部に形成さ
れた外歯と噛合するように構成されている。第3図に示
すように駆動プレート41の底面には板ばね41aを介
して前述のクラッチプレート42が結合されている。こ
の板ばね41aによりクラッチプレート42は駆動プレ
ート41方向に付勢され、コイル45の非通電時は可動
ヨーク43から離隔している。
駆動プレート41と噛合するギヤ52は小径部と大径部
を有する段付円柱状で、各々に外歯が形成されており、
カバー3に固着されたシャフト52a回りに回動自在に
支持されている。カバー3にはモータ50が固定され、
その回転軸がシャフト52aに対して平行且つ回動自在
に支持されている。モータ50の回転軸先端にはギヤ5
1が固着され、これがギヤ52の大径部の外歯と噛合し
ている。本実施例装置ではモータ50としてステップモ
ータが使用され、コントローラ100によって駆動制御
される。尚、モータ50としては、例えばDCモータと
いったような他の形式のモータも使用し得る。
而して、モータ50が回転駆動されギヤ51が回動する
とギヤ52が回動し、これに噛合する駆動プレート41
がクラッチプレート42と共にスロットルシャフト12
回りを回動する。このとき第3図に示すコイル45が通
電されていなければ、クラッチプレート42は板ばね4
1aの付勢力によって可動ヨーク43から離隔している
。即ち、この場合には可動ヨーク43.スロットルシャ
フト12及びスロットルバルブ11は駆動プレート41
とは無関係に自由に回動し得る状態にある。可動ヨーク
43及び固定ヨーク44が励磁されると、電磁力により
クラッチプレート42が板ばね41aの付勢力に抗して
可動ヨーク43方向に吸引され可動ヨーク43に当接す
る。これにより、クラッチプレート42と可動ヨーク4
3とは摩擦係合の状態となり、摩擦部材43aの作用も
相俟って両者が接合状態で回動する。即ち、この場合に
は駆動プレート41.クラッチプレート42、可動ヨー
ク43.スロットルシャフト12そしてスロットルバル
ブ11が一体となって、ギヤ51.52を介してモータ
50により回転駆動される。而して、これらによって本
発明のスロットル駆動手段が構成されている。
カバー3にはスロットルシャフト12と平行にアクセル
シャフト32が回動可能に支持されカバー3外に突出し
ている。このアクセルシャフト32の突出端部には回転
レバーを構成するアクセルリンク31が固定されており
、アクセルケーブル33の一端に固着されたビン33a
がアクセルリンク31の先端に係止されている。アクセ
ルリンク31には戻しばね35が連結されており、アク
セルリンク31及びアクセルシャフト32がスロットル
バルブ11閉方向に付勢されている。アクセルケーブル
33の他端はアクセルペダル34に連結され、アクセル
ペダル34の操作に応じてアクセルリンク31及びアク
セルシャフト32がアクセルシャフト32の軸心を中心
に回動するアクセル操作機構が構成されている。
スロットルボデー1とカバー3との間、即ちケース2内
のアクセルシャフト32には板体のアクセルプレート3
6が固着されており、このアクセルプレート36に対向
して、板体のスロットルプレート21が、アクセルシャ
フト32の細径部24に固着されている。
スロットルプレート21は中心部がアクセルシャフト3
2の細径部24に支持され、周方向に小径部と大径部を
有する板体で、第2図に示すように大径部の外側面に外
歯が形成されている。このスロットルプレート21の外
歯は前述の可動ヨーク43に形成された外歯と噛合して
いる。従って、可動ヨーク43の回転駆動によりスロッ
トルプレート21が回動し、あるいはスロットルプレー
ト21の回転駆動に応じて可動ヨーク43が回動じ、こ
れに一体的に結合されたスロットルシャフト12及びス
ロットルバルブ11が回動し得るように構成されている
また、スロットルプレート21には小径部と大径部との
接続部に段差が形成されており、外周側面で端面カムが
構成されている。スロットルプレート21の大径部には
ビン23が固定されている。スロットルプレート21の
軸部に戻しばね22の一端が係止され、その他端がケー
ス2に植設されたビンに係止されている。従って、スロ
ットルプレート21は戻しばね22の付勢力によって第
2図中B方向、即ちスロットルバルブ11閉方向に付勢
されている。
アクセルプレート36は、中心部がアクセルシャフト3
2に固着された円板部と、径方向に延出した腕部とから
成る。円板部は腕部に連続する部分が小径とされ、凹部
が形成されており、外周側面で端面カムが構成されてい
る。腕部は、その側面がスロットルプレート21のビン
23に対向するように配設されている。即ち、アクセル
ブレー1 ト36が第2図中矢印A方向に回動し腕部がスロットル
プレート21のビン23に当接すると、これらアクセル
プレート36及びスロットルプレート21が一体となっ
て回動するように構成されている。尚、アクセルプレー
ト36には、アクセルシャフト32の軸方向に延出する
ビン36cが植設されている。而して、第2図に示した
状態がアクセルプレート36及びスロットルプレート2
1の初期位置の状態であり、電磁クラッチ機構40によ
り駆動プレート41が可動ヨーク43に接合されると、
スロットルバルブ11はモータ5oによって回転駆動さ
れる。
カバー3に形成されたアクセルシャフト32の軸受部外
周にはアクセルセンサ37が固着されている。アクセル
センサ37は周知の構造で、図示しない厚膜抵抗を形成
した部材と、これに対向するブラシとから成り、ブラシ
がアクセルプレート36のビン36cに係合するように
配設されている。而して、アクセルセンサ37によりア
クセルプレート36と一体となフて回転するアクセルシ
2 ャフト32の回転角が検出される。このアクセルセンサ
37は第3図に示すようにケース2とカバー3との間に
介装されたプリント配線基板70に電気的に接続されて
おり、プリント配線基板70はリード71を介して、第
2図及び第4図に示すコントローラ100に電気的に接
続されている。
また、スロットルプレート21及びアクセルプレート3
6と連動するリミットスイッチ60が第3図に示すよう
にステーを介してケース3に固定されると共にプリント
配線基板70に電気的に接続されている。リミットスイ
ッチ60は図示しない対向接点を有し、先端部にローラ
63が装着されている。
ローラ63は第2図及び第3図に明らかなようにスロッ
トルプレート21及びアクセルプレート36の各々の外
周側面に当接するように付勢されている。従って、ロー
ラ63はスロットルプレート21及びアクセルプレート
36に形成された端面カムに従動し、ローラ63の従動
作用に応じ対向接点が接触あるいは開離する。アクセル
ペダル34が所定の操作量以下の操作量であって、即ち
アクセルプレート36の回転角が所定角度以下であって
、スロットルプレート21が所定角度を超えて回転駆動
されている場合を除きリミットスイッチ60の対向接点
は接触している。
而して、アクセルペダル34の操作量が所定操作量以下
の操作量の場合、例えばアクセルプレート36が第2図
の状態にあり操作量が略零であって、且つスロットルバ
ルブ11が開状態となりその開度が所定角度を超えて大
となると、即ちスロットルプレート21が第2図中矢印
A方向に所定角度以上回動すると、ローラ63がスロッ
トルプレー]・21及びアクセルプレート36の小径部
に当接し対向接点が開離する。
コントローラ100はマイクロコンピュータを含む制御
回路であり、本発明にいう制御手段としての機能を有す
る。即ち、車両に搭載され第4図に示すように各種セン
サの検出信号が人力され、電磁クラッチ機構40及びモ
ータ50の駆動制御を含む各種制御が行なわれる。本実
施例においては、コントローラ100によって通常のア
クセルペダル操作に応じた制御の外、定速走行制御、加
速スリップ制御等の各種制御が行なわれるように構成さ
れている。
第4図において、コントローラ100はマイクロコンピ
ュータ110並びにこれに接続された人力処理回路12
0及び出力処理回路130を有し、モータ50が出力処
理回路130に接続され、電磁クラッチ機構40のコイ
ル45は第1の通電回路101及び第2の通電回路10
2を介して出力処理回路130に接続されている。コン
トローラ100はイグニッションスイッチ99を介して
電源VBに接続されている。尚、コントローラ100の
電源開閉手段としては、イグニッションスイッチ99が
オンとなったときに導通するトランジスタやリレー、あ
るいは他のスイッチング素子であってもよい。
そして、アクセルセンサ37が人力処理回路120に接
続され、アクセルペダル34の操作量即ち踏込量に応じ
た信号を出力し、スロットルセ5 ンサ13の出力信号と共に入力処理回路120に人力さ
れる。コントローラ100においては運転条件に応じて
電磁クラッチ機構40がオンオフ制御され、アクセルペ
ダル34の踏込量、即ちアクセル開度並びに内燃機関9
の運転状態及び車両の走行状態に応じて設定されるスロ
ットルバルブ11の開度、即ちスロットル開度が得られ
るようにモータ50の駆動制御が行なわれる。
人力処理回路120には定速走行制御用スイッチ80(
以下、単に定速走行スイッチ80という)が接続されて
いる。この定速走行スイッチ80は、定速走行制御シス
テム全体の電源をオンオフし、オンとしたときのみ第2
の通電回路102を閉成するメインスイッチ81と、種
々の制御を行なうコントロールスイッチ82から成り、
後者は第4図に示したように複数のスイッチ群によって
構成され周知の種々のスイッチ機能を備えている。
先ず、車両走行中、メインスイッチ81をオンとした上
でコントロールスイッチ82中のセット6 スイッチSTを短時間オンとすると、そのときの車速が
記憶され後述するようにこの車速が維持される。アクセ
レートスイッチACは設定車速を微調整するもので、こ
のスイッチをオン状態としている開場速制御が行なわれ
る。尚、減速側の微調整は上記セットスイッチSTをオ
ン状態に保持するか、あるいは−旦ブレーキペダルを踏
んで定速走行制御を解除した後所定の車速に減速したと
ころでセットスイッチSTを短時間オンすればそのとき
の車速に再設定される。キャンセルスイッチCAは定速
走行制御を解除するためのスイッチである。そして、リ
ジュームスイッチR3はこれらの操作によって定速走行
制御が解除された後に解除前の設定車速に復帰させるた
めのスイッチである。
また、人力処理回路120には酸素センサ90をはじめ
種々のセンサ等が接続されている。酸素センサ90は内
燃機関9に吸入される空気中の酸素量を検出する周知の
もので、図示しない吸気管に装着され吸入空気中の酸素
量に応じた電圧が出力される。
車輪速センサ91は定速走行制御、加速スリップ制御等
に供されるもので、周知の電磁ピックアップセンサある
いはポールセンサ等が用いられる。尚、第4図中におい
ては一個となっているが、必要に応じ各車輪に装着され
る。また、コントローラ100には点火回路ユニット、
通称イグナイタ92が接続されており、点火信号が人力
され内燃機関9の回転数が検出される。
トランスミッションコントローラ93は図示しない自動
変速機を制御する電子制御装置であり、車輪速センサ9
1.スロットルセンサ13等の信号を人力して内燃機関
の運転状態及び車両の走行状態を検出し、これに基きマ
イクロコンピュータにより変速位置等を演算して変速信
号及びタイミンク信号を出力し、変速信号等によりソレ
ノイドバルブを駆動しブレーキあるいはクラッチへの油
圧を制御し、変速作動を行なうものである。而して、こ
のトランスミッションコントローラ93にて出力される
変速信号等がコントローラ100に供給される。
モード切替スイッチ94は、アクセルペダル34の踏込
量とスロットルバルブ11の開度との対応関係について
種々の運転モードに応じて予め設定したマツプをマイク
ロコンピュータ110に記憶させておき、これを適宜選
択し運転モードに応じたスロットルバルブ11の開度を
設定するものである。この運転モードとしては、例えば
パワーもしくはエコノミー、又は高速道路走行もしくは
市街地走行といったモートを設定することができる。加
速スリップ制御禁止スイッチ95は、運転者が加速スリ
ップ制御を好まない場合、これを操作することによりマ
イクロコンピュータ110に対し同制御を禁止する信号
を出力するものである。ステアリングセンサ96は、例
えば加速スリップ制御を行なう際、ステアリングが転舵
されているか否かを判定し、その判定結果に応じて目標
スリップ率を設定し得るようにするものである。
ブレーキスイッチ97は図示しないブレーキペダルの操
作に応じて開閉するスイッチで、これを操9 作することによりブレーキランプ98が点灯すると共に
、常閉スイッチSC2が連動して開放駆動され、電磁ク
ラッチ機構40に接続される定速走行制御用の第2の通
電回路102が開放となる。
また、スタータ回路200はスタータモータ201を駆
動制御するもので、スタータモータ201の駆動回路を
開閉制御する第1のリレー202のコイルに直列に第2
のリレー203を設け、この第2のリレー203をコン
トローラ100の出力信号に応じて制御する・ようにし
たものである。これら第1のリレー202及び第2のリ
レー203に直列にスタータスイッチ204が接続され
、この間に自動変速機装着車両にあってはニュートラル
スタートスイッチ205が介装されている。これは、図
示しない自動変速機がニュートラル位置にあるとオン状
態となっており、この状態でスタータスイッチ204を
オンとすると、第2のリレー203がオン状態であれば
第1のリレー202のコイルが通電され、スタータモー
タ201の駆動回路がオンとなりスタータモー0 り201が駆動される。
而して、本実施例のスロットル制御装置が正常に機能す
るか否かのイニシャルチエツクに際しては、スタータス
イッチ204をオンとしても第2のリレー203がオフ
状態とされ、実際にスロットルバルブ11を開閉させて
確認する迄スタータモータ201は不作動とされる。こ
れにより、スロットル制御装置のイニシャルチエツク時
の機関の過回転を回避することができる。
第5図のフローチャートは本実施例のスロットル制御装
置の全体作動を示すもので、コントローラ100におい
て、ステップS1にてイニシャライズされ、ステップS
2にて人力処理回路120への前述の種々の入力信号が
処理され、ステップS3に進みこれらの入力信号に応じ
て制御モードが選択される。即ち、ステップS4乃至s
8の何れかが選択される。
ステップS4の制御が行なわれたときには、後述するス
テップS9の酸素量補正制御が行なわれ、このステップ
S9、ステップs5又はステッブS6の制御が行なわれ
たとぎは、ステップS1.0.Sllにてトルク制御及
びコーナリング制御が行なわれる。前者は変速時のショ
ックを軽減するようにスロットル制御を行なうもので、
後者は図示しないステアリングの転舵角に応じたスロッ
トル制御を行なうものである。尚、ステップS7のアイ
ドル回転数制御は機関状態が変化してもアイドル回転数
を一定の値に保持するように制御するもので、ステップ
S8はイグニッションスイッチ99をオフとした後の後
処理を行なうものである。そして、ステップS12にお
いてはダイアグノーシス手段により自己診断が行なわれ
フェイル処理が行なわれた後、ステップS13にて出力
処理されて、出力処理回路130を介して電磁クラッチ
機構40及びモータ50が駆動される。而して、上述の
ルーチンが所定の周期で繰り返される。
以下、ステップS4の通常アクセル制御時の機械的作動
を詳述する。アクセルペダル34非操作時、即ちスロッ
トルバルブ11全閉時には、スロットルプレート21と
アクセルプレート36は第2図に示すように位置してお
り、リミットスイッチ60がオン状態にあり、第1の駆
動回路101を介して電磁クラッチ機構40のコイル4
5に通電される。
コイル45に通電され、固定ヨーク44及び可動ヨーク
43が励磁されると、クラッチプレート42が可動ヨー
ク43に接合されてスロットルシャフト12にモータ5
0の駆動力が伝達される状態となる。この後、異常状態
とならない限り、スロットルシャフト12はモータ50
によって回転駆動され、従ってコントローラ100にお
けるモータ50の制御によりスロットルバルブ11の開
度が制御されることとなる。
即ち、通常アクセル制御時には、アクセルペダル34の
踏み込み操作を行なうと、その操作量に応じて戻しばね
35の付勢力に抗してアクセルリンク31が回動される
。これにより、アクセルプレート36が第2図中矢印へ
方向に回動しリミットスイッチ60のオン状態が維持さ
れると共に、3 第2図に示すビン36cを介して連動するアクセルセン
サ37にて、アクセルペダル34の操作量に対応するア
クセルプレート36の回転角が検出される。アクセルセ
ンサ37の検出出力はコントローラ100に入力され、
ここでアクセルプレート36の回転角に応じた所定の目
標スロットル開度θが求められる。
モータ50が駆動されスロットルシャフト12が回動す
ると、その回転角に応じた信号がスロットルセンサ13
からコントローラ100に出力され、スロットルバルブ
11が上記目標スロットル開度θに略等しくなるように
、コントローラ100によりモータ50が駆動制御され
る。而して、アクセルペダル34の操作量に応じたスロ
ットル制御が行なわれ、スロットルバルブ11の開度に
応じた機関出力が得られる。
尚、上記のスロットルバルブ11の作動中、アクセルプ
レート36とスロットルプレート21は係合することな
く、スロットルプレート21の回動に対しアクセルプレ
ート36が所定角度を以っ 4 て追従する形となる。従って、アクセルペダル34とス
ロットルバルブ11との間の機械的な連結関係が生ずる
ことはなく、アクセルペダル34の作動に応じ滑らかな
発進、走行を確保することができる。そして、アクセル
ペダル34の踏込を解除すると、戻しばね35の付勢力
及びそ−タ50の駆動力によってアクセルリンク31が
初期位置に復帰し、スロットルバルブ11も全閉位置と
される。
次に、第5図のステップS9で実行される酸素量補正制
御の処理ルーチンについて第6図乃至第8図を参照して
詳述する。
先ずステップ901において、第4図の酸素センサ90
によって検出された吸入空気中の酸素量に応じて補正係
数Kが演算される。即ち、補正係数には酸素センサ90
の出力電圧に対し第7図に示すような関係に設定され、
この関係に基くマツプが第4図のマイクロコンピュータ
110内に格納されている。而して、上記マツプに従い
酸素センサ90の出力電圧に応じて補正係数Kが求めら
れる。尚、第8図は高度と空気中の酸素量の関係を示す
もので、高度が犬となるに従い酸素センサ90の出力電
圧が小となる、そして、高度が大となると第7図から補
正係数にも犬となる。換言すれば、第7図のマツプは高
度の増大に伴なうドライバビリティの悪化と第8図の特
性とを対照して作成される。
そして、ステップ902に進み前述の目標スロットル開
度θが補正される。即ち、ステップ901で求められた
補正係数Kが目標スロットル開度θに乗ぜられ、K・θ
が新たな目標スロットル開度とされ第5図のステップS
4の通常アクセル制御が行なわれる。従って、高度が犬
であるときには、第7図及び第8図から明らかなように
補正係数Kが犬で、目標スロットル開度K・θが大とな
りリーンな混合気が得られる。而して、高度が増大し空
気中の酸素量が減少しても、良好なトライバビリティが
得られる。
尚、ステップS5の定速走行制御においては、第4図の
第1の通電回路101の状態に拘らず第2の通電回路1
02を介してコイル45への通電が行なわれ、車輪速セ
ンサ91によって検出された車速とセットスイッチST
によりセットされた車速との差に応じて目標スロットル
開度が設定され、モータ50によりスロットルバルブ1
1がこの目標スロットル開度に駆動制御される。またス
テップS6の加速スリップ制御においては、路面におけ
る十分な牽引力と横抗力が得られる駆動輪のスリップ率
が演算され、更にこれを確保するための目標スロットル
開度が演算される。そして、スロットルバルブ11がこ
の目標スロットル開度となるようにモータ50が制御さ
れる。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されているので以下の効果を
奏する。
即ち、本発明のスロットル制御装置によれば、通常のア
クセル制御時にはアクセル操作機構の操作に応じてスロ
ットル駆動手段によりスロットル開度調整が行なわれる
ので、アクセル操作に応じ滑らかな発進、走行を確保す
ることができると共7 に、定速走行制御等の各種制御を容易に行なうことがで
きる。しかも、吸入空気中の酸素量が検け4され、検出
出力に応じて目標スロットル開度が適宜補正されて制御
されるので、酸素量が変化しても容易に対応することが
できる。而して、常に良好なドライバビリティを得るこ
とができ、例えば酸素量の少ない高地においても安定し
た走行を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスロットル制御装置の概要を示すブロ
ック図、第2図は本発明のスロットル制御装置の一実施
例の分解斜視図、第3図は同、縦断面図、第4図は同、
コントローラ及び入出力装置の全体構成図、第5図は本
発明の一実施例の全体作動を示すフローチャート、第6
図は第5図中の酸素量補正制御の処理ルーチンを示すフ
ローチャート、第7図は本発明の一実施例における酸素
センサの出力電圧と補正係数の関係を示すグラフ、第8
図は同、高度と酸素センサの出力電圧の関係を示すグラ
フである。  8 ・・・スロットルボデー ト・・スロットルバルブ。 2・・・スロットルシャフト。 3・・・スロットルセンサ2 1・・・スロットルプレート。 2・・・戻しばね、  23・・・ビン。 1・・・アクセルリンク(アクセル操作機構)。 3・・・アクセルケーブル(アクセル操作機構)。 4・・・アクセルペダル(アクセル操作機構)5・・・
戻しばね、  36・・・アクセルプレート。 7・・・アクセルセンサ、40・・・電磁クラッチ機構
1・・・駆動プレート(スロットル駆動手段)2・・・
クラッチプレート (スロットル駆動手段)。 3・・・可動ヨーク(スロットル駆動手段)4・・・固
定ヨーク、  45・・・コイル。 6・・・ボビン。 0・・・モータ(スロットル駆動手段)。 1.52・・・ギヤ、  60・・・リミットスイッチ
。 3・・・ローラ、80・・・定速走行制御用スイッチ。 81・・・メインスイッチ。 82・・・コントロールスイッチ。 90・・・酸素センサ 91・・・車輪速センサ、  92・・・イグナイタ9
3・・・トランスミッションコントロール94・・・モ
ート切替スイッチ。 95・・・加速スリップ制御禁止スイッチ。 96・・・ステアリングセンサ 97・・・ブレーキスイッチ、  98・・・ブレーキ
ランプ、  99・・・イグニッションスイッチ。 100・・・コントローラ(制御手段)。 101・・・第1の通電回路、102・・・第2の通電
回路、   110・・・マイクロコンピュータ。 120・・・人力処理回路、130・・・出力処理回路
。 200・・・スタータ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アクセル操作機構と、該アクセル操作機構とは独
    立して設けスロットルバルブを開方向及び閉方向に駆動
    可能なスロットル駆動手段と、該スロットル駆動手段を
    前記アクセル操作機構の操作量に応じた目標スロットル
    開度に基き駆動制御すると共に内燃機関の運転状態及び
    車両の走行状態に応じて当該スロットル駆動手段を駆動
    制御しスロットル開度を調整する制御手段とを備えたス
    ロットル制御装置において、吸入空気中の酸素量を検出
    する酸素量検出手段と、該酸素量検出手段の検出出力に
    応じて補正係数を演算する補正係数演算手段と、該補正
    係数演算手段の演算結果に応じて前記目標スロットル開
    度を補正する補正手段とを備えたことを特徴とするスロ
    ットル制御装置。
JP33218689A 1989-12-21 1989-12-21 スロットル制御装置 Pending JPH03194140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33218689A JPH03194140A (ja) 1989-12-21 1989-12-21 スロットル制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33218689A JPH03194140A (ja) 1989-12-21 1989-12-21 スロットル制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03194140A true JPH03194140A (ja) 1991-08-23

Family

ID=18252132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33218689A Pending JPH03194140A (ja) 1989-12-21 1989-12-21 スロットル制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03194140A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63187906A (ja) * 1987-01-30 1988-08-03 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 圧電振動子の圧入形気密保持器
JPS63192929A (ja) * 1987-02-04 1988-08-10 Mitsubishi Motors Corp スロツトル弁制御式車両用駆動力制御装置
JPH01125538A (ja) * 1987-11-10 1989-05-18 Nippon Denso Co Ltd 内燃機関の制御装置
JPH02291438A (ja) * 1989-04-28 1990-12-03 Mitsubishi Motors Corp 車両のエンジン出力制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63187906A (ja) * 1987-01-30 1988-08-03 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 圧電振動子の圧入形気密保持器
JPS63192929A (ja) * 1987-02-04 1988-08-10 Mitsubishi Motors Corp スロツトル弁制御式車両用駆動力制御装置
JPH01125538A (ja) * 1987-11-10 1989-05-18 Nippon Denso Co Ltd 内燃機関の制御装置
JPH02291438A (ja) * 1989-04-28 1990-12-03 Mitsubishi Motors Corp 車両のエンジン出力制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2844671B2 (ja) 内燃機関のスロットル制御方法
US5016589A (en) Throttle control device
JP2876662B2 (ja) スロットル制御装置
JPH04231631A (ja) スロットル制御装置
US5161507A (en) Throttle control apparatus
US5178112A (en) Throttle control apparatus
JPH02204642A (ja) スロットル制御装置
JPH03940A (ja) スロットル制御装置
US4995363A (en) Throttle controller
JP2830341B2 (ja) スロットル制御装置
JPH03194140A (ja) スロットル制御装置
JP2819794B2 (ja) スロットル制御装置
JPH03946A (ja) スロットル制御装置
JPH06249015A (ja) 車両用制御装置
JP3035924B2 (ja) スロットル制御装置
JPH0454234A (ja) スロツトル制御装置
JPH03111634A (ja) スロットル制御装置
JP2745742B2 (ja) スロットル制御装置
JP2819795B2 (ja) スロットル制御装置
JPH03194132A (ja) スロットル制御装置
JPH03179135A (ja) スロットル制御装置
JPH04269337A (ja) スロットル制御装置
JP2819796B2 (ja) スロットル制御装置
JPH04269336A (ja) スロットル制御装置
JP2876788B2 (ja) スロットル制御装置