JPH03193517A - 作業車の姿勢制御装置 - Google Patents

作業車の姿勢制御装置

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JPH03193517A
JPH03193517A JP33684689A JP33684689A JPH03193517A JP H03193517 A JPH03193517 A JP H03193517A JP 33684689 A JP33684689 A JP 33684689A JP 33684689 A JP33684689 A JP 33684689A JP H03193517 A JPH03193517 A JP H03193517A
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JP
Japan
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control
vehicle speed
vehicle body
control device
sampling
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Application number
JP33684689A
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English (en)
Inventor
Shigeki Hayashi
繁樹 林
Mikio Okada
幹夫 岡田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、走行車体の水平面に対する傾きを検出する傾
斜角検出手段と、前記走行車体の水平面に対する傾きを
変更する傾斜角変更手段と、前記傾斜角検出手段の情報
に基づいて、前記走行車体の水平面に対する傾きを設定
傾斜角に維持すべく前記傾斜角変更手段を作動させる制
御手段とが備えられている作業車の姿勢制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の作業車の姿勢制御装置にあっては、制御手段の制
御感度を、常に一定に維持させていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
コンバインのような作業車では、畦越え時や湿田での作
業時では車速は遅いが走行車体が水平面に対して大きく
傾くことか頻繁にあるため、制御感度は高い方が好まし
い。これに対し、乾田での作業時では、車速は速いが走
行車体が水平面に対して大きく傾(ことが少ないため、
オーバーハンチングを防止する意味からも、畦越え時や
湿田での刈取作業時に比べて制御感度は低い方が好まし
いとされる。
したがって、従来の如く制御感度を一定に維持させると
、作業状況によっては迅速且つ的確な姿勢制御を行うこ
とができない不都合があった。
本発明は、かかる実情に着目してなされたものであって
、上述のような状況で使用しても的確で且つ迅速な姿勢
制御を行える作業車を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明の作業車の姿勢制御装
置の第1の特徴構成は、走行車体の車速を検出する車速
検出手段が備えられ、前記制御手段は、前記車速検出手
段の情報に基づいて、車速が遅いときの方が車速か速い
ときよりも制御感度を高めるように構成されている点に
ある。
次に述べる第2及び第3の特徴構成は、上記第1の特徴
構成を実施する際の好ましい構成を特定するものである
第2の特徴構成は、制御手段に、前記傾斜角検出手段で
検出される情報を所定のサンプリング間隔で取り込むサ
ンプリング手段と、そのサンプリング手段でサンプリン
グされたサンプリングデータのうちの新しいものから古
い方に向かって連続する複数のサンプリングデータを選
択するとともに、選択された複数個のサンプリングデー
タの平均値を演算する演算手段とが備えられ、前記制御
手段は、前記平均値に基づいて、車速か遅い時の方が車
速が速いときよりも選択するサンプリングデータの個数
を少なくするように構成されている点にある。
第3の特徴構成は、制御手段は、前記傾斜角検出手段の
情報に基づいて傾斜角の修正が必要であると判別されて
から前記傾斜角変更手段を作動させるまでに遅れ時間を
与える遅延手段を備え、その遅延手段は、前記車速検出
手段の情報に基づいて、車速か遅いときの方が車速か速
いときよりも前記遅れ時間を短くするように構成されて
いる点にある。
〔作 用〕
第1の特徴構成では、制御手段は、車速検出手段で検出
された走行車体の車速か遅い場合には制御感度を高め、
走行車体が水平面に対して大きく頻繁に傾いても的確で
且つ迅速に対応できるようにする。また、車速検出手段
で検出された走行車体の車速か速い場合には制御感度を
低くし、オーバーハンチングを防止して走行車体の安定
性を高めるようにする。
第2の特徴構成は、虜I特徴構成における制御感度の調
節の方法を特定している。制御手段では、サンプリング
手段によって傾斜角検出手段で検出される情報を所定の
サンプリング間隔で取り込み、そして演算手段によって
サンプリングされたサンプリングデータのうちの新しい
ものから古い方に向かって連続する複数のサンプリング
データを選択するとともに、選択された複数個のサンプ
リングデータの平均値を演算する。そして演算手段では
、車速が遅いときには古いサンプリングデータを除いて
選択し、少ない個数のサンプリングデータで平均値を演
算することで制御感度を高くする。車速か速いときには
選択する古いサンプリングデータを含くめて選択し、多
い個数のサンプリングデータで平均値を演算することで
制御感度を低くする。
第3の特徴構成では、第1特徴構成における制御感度の
調節の方法を特定している。制御手段が、傾斜角検出手
段の情報に基づいて傾斜角の修正が必要であると判別し
てから傾斜角変更手段か作動するまでには、遅延手段に
よって与えられる遅れ時間がある。遅延手段は、車速か
遅いときには遅れ時間を短くすることで制御感度を高め
、車速が速いときにはその遅れ時間を長くすることで制
御感度を低くする。
〔発明の効果〕
第1の特徴構成では、車速は遅いが走行車体が水平面に
対して大きく傾くことが頻繁にある状況での作業や、車
速は速いが走行車体が水平面に対して大きく傾くことが
希な状況での作業を行う作業車であっても、作業状況に
応じて的確で且つ迅速な姿勢制御を行えるようになる。
第2の特徴構成では、複数のサンプリングデータの平均
値を演算するから、突発的な値のサンプリングデータを
含んでいても平滑化されるので、安定した制御を行える
利点がある。特に、傾斜角検出手段の情報が激しく変化
しているときに効果がある。
第3の特徴構成では、遅れ時間を変更することで制御感
度を調節するので、制御手段を所望の制御感度にしやす
い効果がある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第15図に作業車の一例であるコンバインが示されてい
る。このコンバインは、植立殻稈を引き起こす引起し装
置(1)、引き起された殻稈を刈り取るバリカン型の切
断装置(2)、刈取殻稈を後方の脱穀装置(3)へ向け
て搬送する縦搬送装置(4)などを有した刈取前処理装
置(5)を、左右一対のクローラ走行装置(6L)、 
(6R)を備えた走行車体(7)の前部に取り付け、刈
取昇降用の油圧シリンダ(CYI)によって横支点(X
)周りで上下揺動操作自在に構成したものである。
次に、走行車体(7)を左右のクローラ走行装置(6L
)、 (6R)の接地部位に対して前後方向に傾斜させ
るピッチング制御のための構造について説明する。
第11図及び第12図に示すように、左右の主フレーム
(8)の前部同士に亘って正面視形状逆U字状のブラケ
ット(9)を架設してあり、このブラケット(9)の左
右下部に亘って支点軸(10)を架設しである。そして
この支点軸(10)の両端には左右の可動フレーム(1
1)の前部を上下揺動自在に枢着しである。また、第1
3図にも示すように、左右の可動フレーム(11)の後
部に亘ってロット(12)を架設するとともに、このロ
ッド(12)の上部に、左右一対ずつのガイドフレーム
(13)を左右の主フレーム(8)それぞれを挟む状態
で設けてあり、可動フレーム(11)が揺動する際に、
ガイドフレーム(13)が主フレーム(8)に対して接
当する作用により、可動フレーム(11)の横方向のず
れを規制できるようにしである。更に、左右の主フレー
ム(8)を連結している横フレーム(14)と前記ロッ
ド(12)とに亘って1個のピッチング用の油圧シリン
ダ(CY2)を架設してあり、このピッチング用の油圧
シリンダ(CY2)の伸長によって左右の可動フレーム
(11)が下方へ同時に揺動し、走行車体(7)が前傾
姿勢になるように、且つ、収縮によって上方へ同時に揺
動し、走行車体(7)が後傾姿勢になるようにしである
尚、左右の主フレーム(8)の前後には補強プレート(
15A)、 (15B)を設けてあり、特に後の補強プ
レート(15B)にはガイドフレーム(13)の前後動
を規制しながら上下移動を案内する機能を兼ねさせであ
る。
前記後の補強プレート(15B)には、リミットスイッ
チ(LSWI )、 (LSW2 )を設けてあり、ガ
イドフレーム(13)ひいてはピッチング用の油圧シリ
ンダ(CY2)が可動ストローク端に至ったかどうかを
検出できるようにしである。ここで、走行車体(7)が
最も前傾した位置にくる状態を検出するリミットスイッ
チを前傾リミットスイッチ(LSWI)、最も後傾した
位置にくる状態を検出するリミットスイッチを後傾リミ
ットスイッチ(LSW2)としである。
次に、走行車体(7)に対して、つまり可動フレーム(
11)に対して左右のクローラ走行装置(6L)、 (
6R)を昇降するローリング制御のための構造について
説明する。但し、左右のクローラ走行装置(6L)、 
(6R)の昇降構造は同じであるため、以下左側を代表
して説明する。
前記可動フレーム(11)の前部と後部のそれぞれに、
上向き突出姿勢の揺動リンク(16a)と下向き突出姿
勢の駆動アーム(16b)とからなる前後一対のベルク
ランク(16A)、 (16B)を一体揺動自在に軸支
しである。前部と後部の揺動リンク(16a)の下端部
にはトラックフレーム(18)を枢着してあり、前部と
後部の駆動アーム(16b)の上部に亘うて連結ロッド
(19)を架設しである。
また、後部の駆動アーム(16b)の上端部には、可動
フレーム(11)側に支持されたローリング用の油圧シ
リンダ(CY3)を連結してあり、このローリング用の
油圧シリンダ(CY3)の伸縮作動によって後部の駆動
アーム(16b)が揺動するようにしである。尚、前部
のベルクランク(16A)は、前記支点軸(10)を可
動フレーム(11)と共用している。
前記トラックフレーム(18)には複数の接地転輪(2
0)と緊張輪(21)を軸支しである。また、揺動可能
なアーム(22)を下方に弾性付勢された状態で設けて
あり、このアーム(22)の先端にも接地転輪(20)
を軸支しである。更に、機体側には駆動輪(23)を設
けである。そしてこれらの接地転輪(20)と緊張輪(
21)、及び駆動輪(23)とに亘ってクローラ(24
)を巻架しである。
以上のように、前記ローリング用の油圧シリンダ(CY
3)が伸長作動すると、前後のベルクランク(16A)
、 (16B)とが一体向に揺動し、それに伴ってトラ
ックフレーム(18)が下降してクローラ走行装置(6
L)、 (6R)の接地部位が走行車体(7)に対して
下降するように、また、前記油圧シリンダ(CY3)が
収縮作動すると、前後のベルクランク(16A)、 (
16B)とが逆方向へ一体的に揺動し、それに伴ってト
ラックフレーム(18)が上昇してクローラ走行装置(
6L)、 (6R)の接地部位が走行車体(7)に対し
て上昇するようにしである。要するに、左右のローリン
グ用油圧シリンダ(CY3)の伸縮量の差よって機体本
体(7)が左右方向に傾くことになる。
前記後部の駆動アーム(17)の前後には、リミットス
イッチ(LSW3 )、 (LSW4 )を設けてあり
、駆動アーム(17)ひいてはローリング用の油圧シリ
ンダ(CY3)が可動ストローク端に至ったかどうかを
検出できるようにしである。ここで、走行車体(7)に
対してクローラ走行装置(6L)、 (6R)か最も離
間した位置にくる状態を検出するリミットスイッチを上
限リミットスイッチ(LSW3)、最も近接した位置に
くる状態を検出するリミットスイッチを下限リミットス
イッチ(LSW4)としである。尚、右のクローラ走行
装置(6R)にもリミットスイッチ(LSW3 )、 
(LSW4 )と同様のものを設けであるため、混同を
避けるために左側と右側を意味するLとRを添えておく
前記走行車体(7)の運転部には、各種の制御を行うた
めに、第14図に示すように刈取前処理装置(5)の刈
高さを設定するための刈高さ設定器(25)、走行車体
(7)の水平基準面に対する目標前後傾斜角を設定する
ための前後傾斜角設定器(26)、目標左右傾斜角を設
定するための左右傾斜角設定器(27)等の設定器類や
、手動モードと自動モードの切り換えを行う自動・手動
モート切換えスイッチ(SWI) 、上限基準モードと
下限基準モードの切り換えを行う上下限モード切換えス
イッチ(SW2)等のスイッチ類や、手動モ−トニおい
て傾斜姿勢に操作するための十字レバー(28)、走行
車体(7)を全体的に昇降させる機体昇降レバー(29
)等を設けてあり、第1図に示すように、これらの情報
がマイクロコンピュータとしてユニット化された制御装
置(100)へ出力されるようにしである。
上限基準モードと下限基準モードについて補足しておく
。ローリング制御には、左右のクローラ走行装置(6L
)、 (6R)それぞれの接地部を走行車体側に接近さ
せるようにする下降基準昇降制御状態(以後下限基準モ
ードと呼称する)と、左右のクローラ走行装置(6L)
、“(6R)それぞれの接地部を走行車体(7)から離
間させるようにする上昇基準昇降制御状態(以後上限基
準モードと呼称する)とがある。下限基準モードでは、
走行車体(7)の左右傾斜角が目標傾斜角度に対する不
感帯内にあると、左右のクローラ走行装置(6L)、 
(6R)の接地部を走行車体側に接近させるようにロー
リング用の油圧シリンダ(CY3)が伸縮作動され、そ
して上限基準モードでは、走行車体(7)の左右傾斜角
が目標傾斜角度に対する不感帯内にあると、左右のクロ
ーラ走行装置(6L)、 (6R)の接地部を走行車体
から離間させるようにローリング用の油圧シリンダ(C
Y3)が伸縮作動されることになる。つまり、下限基準
モードでは、走行車体(7)の対地高さを極力低くする
ようにしながらローリング制御が行わ、れ、そして上限
基準モードでは、走行車体(7)の対地高さを極力高く
するようにしながらローリンク制御が行われることにな
る。尚、下限基準モード及び上限基準モードそれぞれの
詳しい制御作動については後述する。
前記十字レバー(28)は、4個の操作スイッチ(28
a)〜(28d)を有しており、中立付勢された中心位
置から前後左右の操作すると、いずれかの操作スイッチ
(28a )〜(28d )から制御装置(100)に
姿勢制御用の信号が発せられるようになっている。つま
り、十字レバー(28)を前に操作すれば、前傾操作ス
イッチ(28a)からピッチング操作を指示する信号が
発せられ、走行車体(7)を前方に傾ける前傾指示状態
となり、後に操作すれば、後傾操作スイッチ(28b)
からピッチング操作を指示する信号が発せられて後傾指
示状態となり、左に操作すれば、左傾操作スイッチ(2
8c)からローリング操作を指示する信号が発せられて
左傾用指示状態となり、右に操作すれば、右傾操作スイ
ッチ(28d)からローリング操作を指示する信号が発
せられて右傾用指示状態となるのである。
前記機体昇降レバー(29)は、2個の操作スイッチ(
29a)、 (29b)を有しており、中立付勢された
中心位置から前方に操作すると、上昇操作スイッチ(2
9a)から走行車体(7)の上昇を指示する信号が制御
装置(100)に発せられ、走行車体(7)がクローラ
走行装置<6L)、 (6R)に対して上昇し、後方に
操作すると、下降操作スイッチ(29b)から走行車体
(7)の下降を指示する信号が制御装置(100)に発
せられ、走行車体(7)がクローラ走行装置(6L)、
 (6R)に対して下降するようになっている。
前記刈取昇降用の油圧シリンダ(CYI)と、前記ピッ
チング用の油圧シリンダ(CY2)と、前記ローリング
用の油圧シリンダ(CY3)のそれぞれには、三位置切
換え式の電磁バルブm、)、 (V2)。
(V3)を接続してあり、これら三位置切換え式の電磁
バルブm)、 (V2)、 (V3)を前記制御装置(
100)に接続しである。そして、この制御装置(10
0)から電磁バルブm)、 (V2)、 (V3)へ発
せられる昇降命令によって各種の油圧シリンダ(CYI
 )、 (CY2)。
(CY3)が伸縮作動するようにしである。
前記制御装置(100)には、第1図に示しているよう
に、この他に前記前傾リミットスイッチ(LSWI)、
後傾リミットスイッチ(LSW2)、前記上下限リミッ
トスイッチ(LSW3L)、 (LSW3R)、 (L
SW4L)。
(LSW4R)等のスイッチ類、刈取前処理装置(5)
の刈高さを検出するための刈高さセンサ(Sl)、走行
車体(7)の水平基準面に対する前後傾斜角を検出する
ための重錘式の前後傾斜角センサ(S2)、左右傾斜角
を検出するための重錘式の左右傾斜角センサ(S3)、
走行車体(7)の走行速度を検出する車速センサ(S4
)等のセンサ類を接続しである。
前記制御装置(100)は、刈高さセンサ(Sl)の情
報に基づいて、刈取前処理装置(5)が刈高さ設定器(
25)による刈高さになるよう電磁バルブ(vl)を制
御する刈高さ制御を行う。
更に、制御装置(100)は、前後傾斜角センサ(S2
)と左右傾斜角センサ(S3)で検出される電圧を所定
のサンプリング間隔で取り込んでデジタル値のデータに
変換するD/A変換部(101)と、変換されたサンプ
リングデータを記憶する記憶部(102)と、記憶部(
102)に記憶されたサンプリングデータのうちの新し
いものから古いものに向かって連続する複数のサンプリ
ングデータを選択するとともに、選択された複数個のサ
ンプリングデータの平均値を演算する演算部(103)
とを有している。尚、本実施例では、D/A変換部(1
01)と記憶部<102)とでサンプリング部を構成し
ている。
そして制御装置(100)は、これらの演算結果に基づ
いて、走行車体(7)が前後傾斜角設定器(25)によ
る前後傾斜角になるよう電磁バルブ(v2)を制御する
ピッチング制御を行い、左右傾斜センサ(S3)に基づ
いて、左右傾斜角設定器(25)による左右傾斜角にな
るよう電磁バルブ(v3)を制御するローリング制御を
行う。
次に、前記制御装置(100)が行うピッチング制御と
ローリング制御とを、第2図〜第9図のフローチャート
に基づいて説明する。尚、制御装置(100)は、実際
には刈高さ制御をも同時に行うのであるが、以下におい
ては発明の説明を分かり易くするために省略する。尚、
図中でのステップ番号については#印を付して表示する
第2図に示されているのは姿勢制御のメインフローであ
る。先ずスタートしたら、タイマー並びに各種フラグの
初期化した後、ローリング制御を行い、続いてピッチン
グ制御を行う。そしてこれらローリング制御とピッチン
グ制御を繰り返すことで姿勢制御を行っていく。
第3図に示されているのは、ローリング制御のサブルー
チンである。
先ず、設定時間経過したら、各種ローリング制御用の出
力フラグの内容を出力ポートに書き込む出力制御を行う
とともに出力フラグをクリアする(ステップ20〜22
)。続いて左右傾斜角センサ(S3)や左右傾斜角設定
器(27)等の出力値を読み込み、左右傾斜角の平均化
処理を実行するとともに、左右目標傾斜角度(目標角)
を計算する(ステップ23〜25)。そしてローリング
制御の出力評価処理を実行し、続いてリミット処理を実
行するとともに、いずれかのソレノイド出力フラグがセ
ットされていればステップ20へ戻り、セットされてい
なければ制御装置(100)の出力ポートへ0を書き込
む出力停止を行い、メインフローへリターンする(ステ
ップ26〜29)。即ち、走行車体(7)が前後傾斜角
設定器(25)による目標の前後傾斜角にならない場合
にはローリング制御を繰り返し、目標の前後傾斜角にな
った場合にはピッチング制御を実行するのである。
第4図に示されているのはステップ24で実行する平均
化処理のサブルーチンである。
左右傾斜角センサ(S3)から出力される電圧値をD/
A変換部(101)で取り込んでデジタル値に変換する
とともに、換言すると量子化を行うとともに、それを1
個のサンプリングデータとして記憶部(102)に記憶
してい((ステップ100、101)。記憶部(102
)は、最大で20個のサンプリングデータ記憶すること
ができ、20個を越えると最も古いサンプリングデータ
を捨てながら新しいサンプリングデータを記憶していく
次に、読み込んだ車速に基づいてサンプリングデータの
選択個数を算出する(ステップ102)。
選択の範囲は5個から20個までで、車速が遅いほど選
択個数は少なくなる。そして記憶部(103)に記憶さ
れている複数個のサンプリングデータの中から算出され
た個数のサンプリングデータを新しい方から順番に選択
する(ステップ103)。
そして演算部(103)によってこれらサンプリングデ
ータの平均値を演算する(ステップ104)。
第5図に示されているのはステップ25で実行する左右
目標角計算処理のサブルーチンである。
微調節用ボリューム(図示せず)の出力値から補正値を
求め、この補正値を用いて左右傾斜角設定器(27)の
設定値の補正を行って左右目標角を設定する。尚、微調
節用ボリュームは出荷段階等において既に設定器である
第6図に示されているのはステップ25で実行する出力
評価処理のサブルーチンである。但し、以下の記載にお
いて、左下、左上、右下、右上、後上、抜上のそれぞれ
は、走行車体(7)の左右側部と前後部の上下操作方向
を意味するものである。
十字レバー(28)と機体昇降レバー(29)のどちら
にも操作されておらず、自動・手動モード切換えスイッ
チ(SWI)で自動モードが選択され、更に脱穀スイッ
チ(SW3)がONであり、しかも上下限モード切換ス
イッチ(SW2)で上限基準モードが選択されていれば
上限基準モードにセットし、下限基準モードが選択され
ていれば下限基準モードにセットする(ステップ201
〜206)。
但し、ステップ201で十字レバー(28)又は機体昇
降レバー(29)のいずれかが操作されていれば、手動
モードに一時的に切り換える(ステップ208)。また
、ステップ202で自動・手動モード切換えスイッチ(
SWI)で手動モードが選択されているか、或いはステ
ップ203で脱穀スイッチ(SW3)がOFFになって
いれば、下限基準モードにセットして手動モードに切り
換えてリターンする(ステップ202.203.207
.208)。
第7図に示されているのはステップ208で実行する手
動モードのサブルーチンである。十字レバー(28)が
前に操作されて前傾操作スイッチ(28a)がONにな
れば、抜上ソレノイド用カフラグをセットし、OFFで
あればそのまま進む(ステップ300.301)。十字
レバー(28)が後に操作されて後傾操作スイッチ(2
8b)がONになれば、後下ソレノイド出カフラグをセ
ットし、OFFであればそのまま進む(ステップ302
゜303)。十字レバー(28)が左に操作されて左傾
操作スイッチ(28c)がONになれば、左下ソレノイ
ド出力フラグと右上ソレノイド出力フラグをセットし、
OFFであればそのまま進む(ステップ304.305
)、十字レバー(28)が右に操作されて右傾操作スイ
ッチ(28d)がONになれば、左上ソレノイド出力フ
ラグと右下ソレノイド出力フラグをセットし、OFFで
あればそのまま進む(ステップ306.307)。機体
昇降レバー(29)が後に操作されて下降操作スイッチ
(29b)がONになれば、左下ソレノイド出力フラグ
と右下ソレノイド出力フラグをセットし、OFFであれ
ばそのまま進む(ステップ308.309)。機体昇降
レバー(29)が前に操作されて上昇操作スイッチ(2
9a)がONになれば、左上ソレノイド出力フラグと右
上ソレノイド出力フラグをセットし、OFFであればリ
ターンする(ステップ31O1311)。
第6図に戻り、自動モードにおいて、下限基準モード又
は上限基準モードが設定された場合、先ずステップ24
で設定された左右目標角から左右傾斜角センサ(S3)
で検出された傾斜角を引いて左右偏角を計算する(ステ
ップ209)。
下限基準モードであり、左右偏角の極性が正の左上がり
状態であり、左右偏角が不感帯外である場合において、
更に左右偏角か著しく大きく、しかも左の下限リミット
スイッチ(LSW4L)がOFFであれば、左下ソレノ
イド出力フラグをセットしてリターンする(ステップ2
10〜215)。
但し、ステップ213で左右偏角が小さいことが判別さ
れ、且つ、左の下限リミットスイッチ(LSW4L)が
ONであることが判別された場合や、ステップ216で
左の下限リミットスイッチ(LSW4L)がONである
ことが判別された場合には、右上ソレノイド出力フラグ
の方をセットし、左の下限リミットスイッチ(LSW4
L)がOFFであることが判別されれば、そのままリタ
ーンする(ステップ216,217)。
下限基準モードであり、左右偏角の極性が正の左上がり
状態であるが、左右偏角が不感帯内にあり、左右の下限
リミットスイッチ(LSW4L)。
(LSW4R)が両方共OFFであれば、右下ソレノイ
ド出力フラグと左下ンレノイド出カフラグをセットして
リターンし、また、左又は右の下限リミットスイッチ(
LSW4L)、 (LSW4R)の一方がONであれば
リターンする(ステップ210〜212゜218.21
9)。
下限基準モードであり、左右偏角の極性が負になる右上
がり状態であり、左右偏角が不感帯外である場合におい
て、更にこの左右偏角が著しく大きく、しかも右の下限
リミットスイッチ(LSW4R)がOFFであれば、右
下ソレノイド出力フラグをセットしてリターンしくステ
ップ210、211.220〜223)。但し、ステッ
プ221で左右偏角が小さいことが判別され、且つ、右
の下限リミットスイッチ(LSW4R)がOFFである
ことが判別された場合や、ステップ223で右の下限リ
ミットスイッチ(LSW4R)がONであることが判別
されれば、左上ソレノイド出力フラグの方をセットして
リターンし、右の下限リミットスイッチ(LSW4R)
がONであることが判別されればそのままリターンする
(ステップ224.225)。
下限基準モードであり、左右偏角の極性が負の右上がり
状態であるが、左右偏角が不感帯内にあり、左右の下限
リミットスイッチ(LSW4L)。
(LSW4R)が両方共OFFであれば、右下ソレノイ
ド出力フラグと左下ソレノイド出力フラグをセットして
リターンし、また、左又は右の下限リミットスイッチ(
LSW4L)、 (LSW4R)の一方がONであれば
そのままリターンする(ステップ210、211.22
0.218.219)。
上限基準モードであり、左右偏角が極性が正の左上がり
状態であり、左右偏角が不感帯外である場合において、
更にこの左右偏角が著しく太き(、しかも右の上限リミ
ットスイッチ(LSW3R)がONであれば、左下ソレ
ノイド出力フラクをセットしてリターンする(ステップ
210、226〜230)。但し、ステップ228で左
右偏角が小さいことが判別され、且つ、右の上限リミッ
トスイッチ(LSW3R)がOFFであることが判別さ
れた場合や、ステップ229で右の上限りミツトスイッ
チ(LSW3R)がOFFであることが判別されれば、
右上ソレノイド出力フラグの方をセットしてリターンし
、右の上限リミットスイッチ(LSW3R)かONであ
ることが判別されればそのままリターンする(ステップ
231.232)。
上限基準モードであり、左右偏角の極性が正の左上がり
状態であるが、左右偏角が不感帯内にある場合において
、更に左右の上限リミットスイッチ(LSW3L)、 
(LSW3R)が両方ともOFFであれば、右上ソレノ
イド出力フラグと左上ソレノイド出力フラグをセットし
てリターンし、また、左又は右の上限リミットスイッチ
(LSW3L)。
(LSW3R)の一方がONであればリターンする(ス
テップ210.226.235.233.234)。
上限基準モードであり、左右偏角の極性が負の右上がり
状態であり、左右偏角が不感帯外である場合において、
更に左右偏角が著しく大きく、しかも左の上限リミット
スイッチ(LSW3L)。
(LSW3R)がONであれば、右下ソレノイド出力フ
ラグをセットしてリターンする(ステップ210、22
6.235〜238)。但し、ステップ236で左右偏
角が小さいことが判別され、且つ、左の上限リミットス
イッチ(LSW3L)がOFFであることが判別された
場合や、ステップ237で左の上限リミットスイッチ(
LSW3L)がOFFであることが判別されれば、左上
ソレノイド出力フラグの方をセットしてリターンし、左
の上限リミットスイッチ(LSW3L)がONであるこ
とが判別されればそのままリターンする(ステップ23
9゜240)。
上限基準モードであり、左右偏角の極性が負の右上がり
状態であるが、左右偏角が不感帯内にある場合において
、更に左右の上限リミットスイッチ(LSW3L)、 
(LSW3R)が両方ともOFFであれば、右上ソレノ
イド出力フラグと左上ソレノイド出力フラグをセットし
てリターンし、また、左又は右の上限リミットスイッチ
(LSW3L)。
(LSW3R)の一方がONであればそのままリターン
する(ステップ210.226.235.233.23
4 )。
第8図に示されているのはステップ27で実行するリミ
ット処理のサブルーチンである。
左の下限リミットスイッチ(LSW4L)がONであれ
ば左下ソレノイド出力フラグをクリアして次に進み、O
FFであれば左下ソレノイド出力フラグをそのままにし
て次へ進む(ステップ400、401)。右の下限リミ
ットスイッチ(LSW4R)がONであれば右下ソレノ
イド出力フラグをクリアして次へ進み、OFFであれば
右下ソレノイド出力フラグをそのままにして次へ進む(
ステップ402.403)。左の上限リミットスイッチ
(LSW3L)がONであれば左上ソレノイド出力フラ
グをクリアして次へ進み、OFFであれば左上ソレノイ
ド出力フラグをそのままにして次へ進む(ステップ40
4.405)。右の上限リミットスイッチ(LSW3R
”)がONであれば右上ソレノイド出力フラグをクリア
して次へ進み、OFFであれば右上ソレノイド出力フラ
グをそのままにして次へ進む(ステップ406.407
)。前傾リミットスイッチ(LSWI)がONであれば
抜上ソレノイド用カフラグをクリアして次へ進み、OF
Fであれば抜上ソレノイド用カフラグをそのままにして
次へ進む(ステップ408.409)。後傾リミットス
イッチ(LSW2)がONであれば後下ソレノイド出カ
フラグをセットし、OFFであれば後下ソレノイド出カ
フラグをそのままにしてリターンする(ステップ410
,411)。
第9図に示されているのは、ピッチング制御のサブルー
チンである。
先ず、設定時間経過したら、各種ピッチング制御用の出
力フラグの内容を出力ポートに書き込む出力制御を行う
とともに出力フラグをクリアする(ステップ30〜32
)。続いて前後傾斜角センサ(S2)や前後傾斜角設定
器(27)等の出力値を読み込み、前後傾斜角の平均化
処理を実行するとともに、前後目標傾斜角度(目標角)
を計算する(ステップ33〜35)。そしてピッチング
制御の出力評価処理を実行し、続いて第8図で示したリ
ミット処理を実行するとともに、いずれかのソレノイド
出力フラグカミセットされていればステップ30へ戻り
、セットされていなげれば出力ポートへ0を書き込む出
力停止を行い、メインフローへリターンする(ステップ
36〜39)。
このサブルーチンにおいて、ステップ34で実行する平
均化処理は、第3図で示すローリング制御における平均
化処理を前後傾斜角センサ(S2)からの出力に対して
行うのと基本的に同等であり、ステップ34で実行する
前後目標角計算処理は、第3図で示すローリング制御に
おける左右目標角計算処理を前後傾斜角設定器(27)
の設定値に対して行うのと基本的に同等である。
第1θ図に示されているのはステップ35で実行する出
力評価処理のサブルーチンである。
十字レバー(28)又は機体昇降レバー(29)のどち
らもが操作されておらず、自動・手動モード切換えスイ
ッチ(SWI)で自動モードが選択されれば、ステップ
24で設定された前後目標角から前後傾斜角センサ(S
2)で検出された傾斜角を引いて前後偏角を計算する(
ステップ500〜502)。
但し、ステップ500で十字レバー(28)又は機体昇
降レバー(29)のいずれかが操作されているか、ステ
ップ501で自動・手動モード切換えスイッチ(SWI
)で手動モードが選択されていれば、第7図の手動モー
ドを実行してリターンする。
そして前後偏角の極性が正の前玉がり状態であり、且つ
、前後偏角が不感帯外にあり、しかも前傾リミットスイ
ッチ(LSWI)がOFFの場合には、抜上ソレノイド
用カフラグをセットしてリターンする(ステップ504
〜507)。但し、ステップ505で不感帯内にあるか
、ステップ506で前傾リミットスイッチ(LSWI)
がONと判別された場合には抜上ソレノイド用カフラグ
をセットすることなくリターンする。
前後偏角の極性が負の後玉がり状態であり、且つ、前後
偏角が不感帯外にあり、しかも後傾リミットスイッチ(
LSW2)がOFFの場合には、後下ソレノイド出カフ
ラグをセットしてリターンする(ステップ504.50
8〜510)。但し、ステップ508で不感帯内にある
か、ステップ509で後傾リミットスイッチ(LSW2
)がONと判別された場合にはそのままリターンする。
〔別実施例〕
上記の実施例では、サンプリングデータの選択個数を変
更することによって制御装置(100)の制御感度を変
更しているが、例えば、制御装置(100)が前後傾斜
角センサ(S2)や左右傾斜角センサ(S3)の情報に
基づいて傾斜角の修正が必要であると判別してからピッ
チング用の油圧シリンダ(CY2)やローリング用の油
圧シリンダ(CY3)を作動させるまでの遅れ時間(1
)を変更することによって制御感度を調節するようにし
てもよい。
具体的には第16図に示すように、前記制御装置(10
0)からD/A変換部(101)とを取り除き、前後傾
斜角サンサ(S2)や左右傾斜角センサ(S3)からの
情報が直に入力されるように、更に、制御装置(100
)に遅延部(104)を備え、読み込んだ車速センサ(
S4)の情報に基づいて適切な遅れ時間(【)を算出す
るようにする。この遅れ時間(1)の算出に際しては、
第17図に示すように車速か遅くなるにつれて遅れ時間
(1)を徐々に短くしたり、第18図に示すように段階
的に短(なるようにする。
前記制御装置(100)が行うローリング制御の基本的
な流れを、第19図のフローチャートに基づいて説明す
る。尚、ピッチング制御は、これと同様になるため省略
する。
先ず、各種ローリング制御用の出力フラグの内容を出力
ポートに書き込む出力制御を行い、出力フラグをクリア
するとともに、左右傾斜角センサ(S3)、車速センサ
(S4)、左右傾斜角設定器(27)等の出力値を読み
込み、遅延部によって遅れ時間の算出と、左右目標傾斜
角度(目標角)を行う(ステップ40〜44)。そして
ローリング制御の出力評価処理を実行した後、リミット
処理を実行する(ステップ45.46)。続いて、遅れ
時間(1)が経過したか否かを判別し、経過していれば
いずれかのソレノイド出力フラグがセットされているか
否かを判別する(ステップ47゜48)。そしていずれ
かのソレノイド出力フラグがセットされていればステッ
プ20へ戻り、セットされてい゛なければ制御装置(1
00)の出力ポートへ0を書き込む出力停止を行い、メ
インフローへリターンする(ステップ48.49)。
本発明は、コンバイン以外の作業車、例えば藺草収穫機
等に適用することも可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、この記入より本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車の姿勢制御装置の実施例を示
し、第1図は制御系の全体構成図、第2図はメインフロ
ー、第3図はローリング制御のサブルーチン、第4図は
平均化処理のサブルーチン、第5図は目標角計算処理の
サブルーチン、第6図はローリング制御の出力評価処理
のサブルーチン、第7図は手動モードのサブルーチン、
第8図はリミット処理のサブルーチン、第9図はピッチ
ング制御のサブルーチン、第1O図はピッチング制御の
出力評価処理のサブルーチン、第11図はクローラ走行
装置の側面図、第12図はクローラ走行装置の平面図、
第13図はピッチング用油圧シリンダの連結構造を示す
後面図、第14図は運転部の平面図、第15図はコンバ
インの全体側面図である。第16図は別実施例の制御系
の全体構成図、第17図と第18図は別実施例での車速
と遅れ時間の関係を示すグラフ、第19図は別実施例の
ローリング制御のサブルーチンである。 (CY2)、 (CY3)・・・・・・傾斜角変更手段
、(S2)、 (33)・・・・・・傾斜角検出手段、
(S4)・・・・・・車速検出手段、(1)・・・・・
・遅れ時間、(7)・・・・・・走行車体、(100)
・・・・・・制御装置、(lot)、 (102)・・
・・・・サンプリング手段、(103)・・・・・・演
算手段、(104)・・・・・・遅延手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、走行車体(7)の水平面に対する傾きを検出する傾
    斜角検出手段(S2)、(S3)と、前記走行車体(7
    )の水平面に対する傾きを変更する傾斜角変更手段(C
    Y2)、(CY3)と、前記傾斜角検出手段(S2)、
    (S3)の情報に基づいて、前記走行車体(7)の水平
    面に対する傾きを設定傾斜角に維持すべく前記傾斜角変
    更手段(CY2)、(CY3)を作動させる制御手段(
    100)とが備えられている作業車の姿勢制御装置であ
    って、前記走行車体(7)の車速を検出する車速検出手
    段(S4)が備えられ、前記制御手段(100)は、前
    記車速検出手段(S4)の情報に基づいて、車速が遅い
    ときの方が車速が速いときよりも制御感度を高めるよう
    に構成されている作業車の姿勢制御装置。 2、前記制御手段(100)に、前記傾斜角検出手段(
    S2)、(S3)で検出される情報を所定のサンプリン
    グ間隔で取り込むサンプリング手段 (101)、(102)と、そのサンプリング手段(1
    01)、(102)でサンプリングされたサンプリング
    データのうちの新しいものから古い方に向かって連続す
    る複数のサンプリングデータを選択するとともに、選択
    された複数個のサンプリングデータの平均値を演算する
    演算手段(103)とが備えられ、前記制御手段(10
    0)は、前記平均値に基づいて、車速が遅い時の方が車
    速が速いときよりも選択するサンプリングデータの個数
    を少なくするように構成されている請求項1記載の作業
    車の姿勢制御装置。 3、前記制御手段(100)は、前記傾斜角検出手段(
    S2)、(S3)の情報に基づいて傾斜角の修正が必要
    であると判別されてから前記傾斜角変更手段(CY2)
    、(CY3)を作動させるまでに遅れ時間(t)を与え
    る遅延手段(104)を備え、その遅延手段(104)
    は、前記車速検出手段(S4)の情報に基づいて、車速
    が遅いときの方が車速が速いときよりも前記遅れ時間(
    t)を短くするように構成されている請求項1乃至2記
    載の作業車の姿勢制御装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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