JPH031925A - リブ付き中空パネルおよびその製造方法 - Google Patents
リブ付き中空パネルおよびその製造方法Info
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- JPH031925A JPH031925A JP13721289A JP13721289A JPH031925A JP H031925 A JPH031925 A JP H031925A JP 13721289 A JP13721289 A JP 13721289A JP 13721289 A JP13721289 A JP 13721289A JP H031925 A JPH031925 A JP H031925A
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
-
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- B29C69/004—Combinations of shaping techniques not provided for in a single one of main groups B29C39/00 - B29C67/00, e.g. associations of moulding and joining techniques; Apparatus therefore making articles by joining parts moulded in separate cavities, said parts being in said separate cavities during said joining
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- B29L2024/00—Articles with hollow walls
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、各種電子機器用のハウジングパネル、家具用
のハウジングパネル、自動車用のパネル等、プラスチッ
ク製のリブ付き中空パネル、およびその製造方法（こ間
するものである。
のハウジングパネル、自動車用のパネル等、プラスチッ
ク製のリブ付き中空パネル、およびその製造方法（こ間
するものである。
［従来の技術］
従来、熱可塑性プラスチックをブロー成形してなる中空
パネルにおいては、ブロー成形時に裏壁から表壁側に向
けてウェルドリブを形成して溶着し、表壁と裏壁とを一
体に結合した構成として補強が図られていた（特開昭６
４−８７２２５号公ｆ８参照）。
パネルにおいては、ブロー成形時に裏壁から表壁側に向
けてウェルドリブを形成して溶着し、表壁と裏壁とを一
体に結合した構成として補強が図られていた（特開昭６
４−８７２２５号公ｆ８参照）。
［発明が解決しようとする課題］
ところで、この種のリブ付き中空パネルにおいては、一
方の壁に形成したリブの凸端部を面状に形成して、対向
壁に面状に溶着すれば、両壁を結合するリブの溶着強度
が高く、したがって、中空パネルの両壁の一体化が強固
に図られて強度の高いものが得られるが、その反面、リ
ブの溶着部位の壁表面に溶着部（ヒケ）が生じて、外観
が損なわれる。
方の壁に形成したリブの凸端部を面状に形成して、対向
壁に面状に溶着すれば、両壁を結合するリブの溶着強度
が高く、したがって、中空パネルの両壁の一体化が強固
に図られて強度の高いものが得られるが、その反面、リ
ブの溶着部位の壁表面に溶着部（ヒケ）が生じて、外観
が損なわれる。
一方、リブの凸端部を突起状に形成し、対向壁に対する
溶着部位を点状にすれば、リブの溶着部位の壁表面には
溶着部が生じないが、リブの溶着強度が低くなり、中空
パネルの強度が損なわれることになる。
溶着部位を点状にすれば、リブの溶着部位の壁表面には
溶着部が生じないが、リブの溶着強度が低くなり、中空
パネルの強度が損なわれることになる。
本発明は、この種のリブ付き中空パネルにおける上記の
ような問題点に１み、裏壁の一部に形成された凹状のリ
ブに、その頂部にさらに中空部を有するようにリング状
に表壁と溶着Ｑたウェルド８Ｂを形成して、リブの？ａ
着部を線状としたことにより、溶着幅を狭くし、しかも
、リブの溶着に所要の面積を確保して、全体として表壁
と裏壁との結合一体止を完全にしてきわめて剛性の高い
ものを得ることができるとともに、表壁にリブの溶着部
が生ぜず、外観性に優れたプラスチック製のリブけき中
空パネルと、それを確実かつ容易に製造する方法を提供
することを目的とするものである。
ような問題点に１み、裏壁の一部に形成された凹状のリ
ブに、その頂部にさらに中空部を有するようにリング状
に表壁と溶着Ｑたウェルド８Ｂを形成して、リブの？ａ
着部を線状としたことにより、溶着幅を狭くし、しかも
、リブの溶着に所要の面積を確保して、全体として表壁
と裏壁との結合一体止を完全にしてきわめて剛性の高い
ものを得ることができるとともに、表壁にリブの溶着部
が生ぜず、外観性に優れたプラスチック製のリブけき中
空パネルと、それを確実かつ容易に製造する方法を提供
することを目的とするものである。
［ｒｓ題を解決するための手段］
本発明は、上記目的を達成するための技術的手段として
次のとおり構成した。
次のとおり構成した。
すなわち、本発明に係るリブ付き中空パネルは、独立離
間した表壁と裏壁とからなるブロー成形された中空パネ
ルであって、表壁と裏壁はその周縁部で圧！ｉ！溶着し
、裏壁の一部に、表壁に向けて凹状のリブを形成すると
ともに、この凹状のリブの頂部に、リング状に表壁と溶
着したウェルド部を形成し、かつそのウェルド部で囲ま
れた中空Ｒ［（を形成したものである。
間した表壁と裏壁とからなるブロー成形された中空パネ
ルであって、表壁と裏壁はその周縁部で圧！ｉ！溶着し
、裏壁の一部に、表壁に向けて凹状のリブを形成すると
ともに、この凹状のリブの頂部に、リング状に表壁と溶
着したウェルド部を形成し、かつそのウェルド部で囲ま
れた中空Ｒ［（を形成したものである。
また、本発明に係るリブ付き中空パネルの製造方法は、
ブロー用キャビティ内に凸部を有する分割形式の金型間
に、密閉状のパリスンを配置する第１工程と、パリスン
が金型のピンチオフ部より外方に位置するようにして型
締めを進行する第２工程と、型締めを進行することによ
り、パリスンをその内圧により一方のブロー用キャビテ
ィ内の凸部の形状に沿って成形するとともに、他方のブ
ロー用キャビティに接触させる第３工程と、型締めを完
了することにより、パリスンを金型のピンチオフ部で圧
縮溶着するとともに、パリスンの内圧を高めて、キャビ
ティの凸部で成形されるリアをリング状に対向壁と溶着
してウェルド部を形成し、ブロー用キャビティ内のパリ
スンを最終形状に成形する第４工程からなるものである
。
ブロー用キャビティ内に凸部を有する分割形式の金型間
に、密閉状のパリスンを配置する第１工程と、パリスン
が金型のピンチオフ部より外方に位置するようにして型
締めを進行する第２工程と、型締めを進行することによ
り、パリスンをその内圧により一方のブロー用キャビテ
ィ内の凸部の形状に沿って成形するとともに、他方のブ
ロー用キャビティに接触させる第３工程と、型締めを完
了することにより、パリスンを金型のピンチオフ部で圧
縮溶着するとともに、パリスンの内圧を高めて、キャビ
ティの凸部で成形されるリアをリング状に対向壁と溶着
してウェルド部を形成し、ブロー用キャビティ内のパリ
スンを最終形状に成形する第４工程からなるものである
。
Ｃ作 用 コ
本発明に係るリブ付き中空パネルにおいは、リブによっ
て表壁と裏壁が結合一体止される。そして、リブの頂部
にさらに中空部を有するようにリング状に表壁と溶着し
たウェルド部が形成されているので、リブの溶着部が狭
い線状となるが、リブの溶着に所要の面積が確保される
。このため、表壁と裏壁との結合一体止が強固で全体と
して剛性の高いものを得ることができるとともに、リブ
の溶着による痕が表壁に現れない。
て表壁と裏壁が結合一体止される。そして、リブの頂部
にさらに中空部を有するようにリング状に表壁と溶着し
たウェルド部が形成されているので、リブの溶着部が狭
い線状となるが、リブの溶着に所要の面積が確保される
。このため、表壁と裏壁との結合一体止が強固で全体と
して剛性の高いものを得ることができるとともに、リブ
の溶着による痕が表壁に現れない。
また、本発明に係るリブ付き中空パネルの製造方法によ
れば、第１工程で分割形式の金型間に配置された密閉状
のパリスンは、さらに第２工程でパリスンが金型のピン
チオフ部より外方に位置するようにして型締めを進行さ
せ、かつパリスンをその内圧により一方のブロー用キャ
ビティ内の凸部の形状に沿って成形する予備成形が行わ
れる。
れば、第１工程で分割形式の金型間に配置された密閉状
のパリスンは、さらに第２工程でパリスンが金型のピン
チオフ部より外方に位置するようにして型締めを進行さ
せ、かつパリスンをその内圧により一方のブロー用キャ
ビティ内の凸部の形状に沿って成形する予備成形が行わ
れる。
そして、第３工程で他方のブロー用キャビティに接触さ
せ、さらに第４工程で型締めを完了し、バノスンを金型
のピンチオフ部で圧縮溶着するとともに、パリスンの内
圧を高めて、キャビティの凸部で成形されるリブをリン
グ状に対向壁と溶着してウェルド部を形成し、ブロー用
キャビティ内のパリスンを最終形状に成形する。
せ、さらに第４工程で型締めを完了し、バノスンを金型
のピンチオフ部で圧縮溶着するとともに、パリスンの内
圧を高めて、キャビティの凸部で成形されるリブをリン
グ状に対向壁と溶着してウェルド部を形成し、ブロー用
キャビティ内のパリスンを最終形状に成形する。
このため、上記リブはその溶着部が線状となり、溶着幅
が狭くても溶着に所要の面積が確保され、パネル全体と
して表壁と裏壁との結合一体止が完全で剛性の高いもの
が得られるとともに、表壁にノブの溶着部が現れない、
外観性に優れたリブ付き中空パネルを確実かつ簡易に製
造することができる。
が狭くても溶着に所要の面積が確保され、パネル全体と
して表壁と裏壁との結合一体止が完全で剛性の高いもの
が得られるとともに、表壁にノブの溶着部が現れない、
外観性に優れたリブ付き中空パネルを確実かつ簡易に製
造することができる。
〔実 施 例 ］
本発明の実施例を図面について説明する。
第１図および第２図には、本発明に係るリブ１すき中空
パネルの一実施例が示されている。
パネルの一実施例が示されている。
ｌはパネルの表壁、２はその裏壁であって、パネルの表
壁ｌと裏壁２は独立離間していて、それらの周縁部３で
圧縮溶着されており、さらに、裏壁２には多数のリブ４
が形成され、この多数のリブ４によって表壁ｌと裏壁２
が結合一体止されて中空パネル５が構成されている。裏
壁２に形成されたリブ４は、表壁１に向って凹状をなし
ており、この凹状のリブ４の頂部には、リング状に表壁
ｌと溶着したウェルド部６が形成され、かつリブ４の頂
部にはウェルド部６で囲まれた椀状の壁７からなる中空
部８が形成されている。なお、ウェルド部６は円形のほ
か、四角形でもよく、また、部分的に中空部８が周囲の
中空部と連通したものでもよい。
壁ｌと裏壁２は独立離間していて、それらの周縁部３で
圧縮溶着されており、さらに、裏壁２には多数のリブ４
が形成され、この多数のリブ４によって表壁ｌと裏壁２
が結合一体止されて中空パネル５が構成されている。裏
壁２に形成されたリブ４は、表壁１に向って凹状をなし
ており、この凹状のリブ４の頂部には、リング状に表壁
ｌと溶着したウェルド部６が形成され、かつリブ４の頂
部にはウェルド部６で囲まれた椀状の壁７からなる中空
部８が形成されている。なお、ウェルド部６は円形のほ
か、四角形でもよく、また、部分的に中空部８が周囲の
中空部と連通したものでもよい。
第３図には、上記中空パネル５の使用例が示されている
。すなわち、９は電子複写機であって、中空パネル５は
ハウジングの一部に使用されている。なお、この用途の
中空パネル５の表壁１の表面には、３０μ〜２００μ
程度の深さを有する微小凹凸面（シボ面）が形成されて
いる。
。すなわち、９は電子複写機であって、中空パネル５は
ハウジングの一部に使用されている。なお、この用途の
中空パネル５の表壁１の表面には、３０μ〜２００μ
程度の深さを有する微小凹凸面（シボ面）が形成されて
いる。
前記中空パネル５は、第４図ないし第７図に示すように
、熱可塑性プラスチック材料をブロー成形することによ
って製造される。
、熱可塑性プラスチック材料をブロー成形することによ
って製造される。
すなわち、１０．１１はの分割形式の金型、１２．１３
はそのキャビティであって、一方のキャビティ１２には
リブ４を形成するための凸部１４が多数設けられている
。この凸部１４の先端には、陥没部１５が形成されてお
り、陥没部１５は、ウェルド部６で囲まれた椀状の壁７
からなる中空部８を形成するためのものである。１６は
押出ヘッド、１７はパリスンである。
はそのキャビティであって、一方のキャビティ１２には
リブ４を形成するための凸部１４が多数設けられている
。この凸部１４の先端には、陥没部１５が形成されてお
り、陥没部１５は、ウェルド部６で囲まれた椀状の壁７
からなる中空部８を形成するためのものである。１６は
押出ヘッド、１７はパリスンである。
上記分割形式の金型１０．１１を用いた中空パネル５の
ブロー成形は次のとおりである。すなわち、第４図に示
すように、押出ヘッド１６から押出されたパリスン１７
を開いた分割形式の金型１０，１１間に配置し、パリス
ン１７の下端を挟持部材１８で密封して、分割形式の金
型１０，１１を型閉めする第１工程と、パリスン１７が
金型１０．１１のピンチオフ部１９より外方に位置する
ように、つまり金型１０．＋１より少しはみ出すように
して、型締めを進行する第２工程と、第６図に示すよう
に、金型１０．ＩＩの型締めを進行させ、パリスン１７
をその内圧により一方の金型ｌＯのキャビティ１２の凸
部１４の形状に沿わせるように予備ブロー成形するとと
もに、他方の金型ＩＩのキャビティ１３に接触させる第
３工程と、第７図に示すように、金型１０．１１の型締
めを完了することにより、パリスン１７を金型のピンチ
オフ部１９（第４図）で圧縮溶着するとともに、パリス
ン１７の内圧を高めて、キャビティ１２の凸部１４で成
形されるリブ４をリング状に対向壁と？８着してウェル
ド部６を形成し、パリスン】７をａ鉾形（犬に成形する
第４工程を順に経て成形される。なお、第６図の状態で
パリスン１７はキャビティ１３の微小凹凸面に接触して
、最終的に微小凹凸面が形成される。
ブロー成形は次のとおりである。すなわち、第４図に示
すように、押出ヘッド１６から押出されたパリスン１７
を開いた分割形式の金型１０，１１間に配置し、パリス
ン１７の下端を挟持部材１８で密封して、分割形式の金
型１０，１１を型閉めする第１工程と、パリスン１７が
金型１０．１１のピンチオフ部１９より外方に位置する
ように、つまり金型１０．＋１より少しはみ出すように
して、型締めを進行する第２工程と、第６図に示すよう
に、金型１０．ＩＩの型締めを進行させ、パリスン１７
をその内圧により一方の金型ｌＯのキャビティ１２の凸
部１４の形状に沿わせるように予備ブロー成形するとと
もに、他方の金型ＩＩのキャビティ１３に接触させる第
３工程と、第７図に示すように、金型１０．１１の型締
めを完了することにより、パリスン１７を金型のピンチ
オフ部１９（第４図）で圧縮溶着するとともに、パリス
ン１７の内圧を高めて、キャビティ１２の凸部１４で成
形されるリブ４をリング状に対向壁と？８着してウェル
ド部６を形成し、パリスン】７をａ鉾形（犬に成形する
第４工程を順に経て成形される。なお、第６図の状態で
パリスン１７はキャビティ１３の微小凹凸面に接触して
、最終的に微小凹凸面が形成される。
中空パネル５を構成する熱可塑性プラスチック材料は、
スチレン変性ポリフェニレンオキサイド、ＡＢＳ樹脂、
ポリカーボネート、ポリアミド、ポリブチレンチレフタ
ート、ポリプロピレン、ポリエチレン等が用いられろ。
スチレン変性ポリフェニレンオキサイド、ＡＢＳ樹脂、
ポリカーボネート、ポリアミド、ポリブチレンチレフタ
ート、ポリプロピレン、ポリエチレン等が用いられろ。
以上のように製造された中空パネル５においては、リブ
４の頂部にさらに中空部８を有するようにリング状に表
壁ｌと溶着したウェルド部６が形成されているので、リ
ブ４の溶着部が狭い線状となるが、リブ４の溶着に所要
の面積が確保される。
４の頂部にさらに中空部８を有するようにリング状に表
壁ｌと溶着したウェルド部６が形成されているので、リ
ブ４の溶着部が狭い線状となるが、リブ４の溶着に所要
の面積が確保される。
このため、全体として表壁ｌと裏壁２との結合−体止が
強固で全体として剛性の高いものを得ることができると
ともに、リブ４の溶着による痕が表壁ｌの表面に現れな
い。
強固で全体として剛性の高いものを得ることができると
ともに、リブ４の溶着による痕が表壁ｌの表面に現れな
い。
したがって、本発明に係る中空パネルは、前記電子複写
機のほか、デジタル交換機、オフィスコンピューター
現像機、さらに、パーティション、ＯＡデスクなどの表
面外観の要求されるハウジングパネルとして特に有用で
ある。
機のほか、デジタル交換機、オフィスコンピューター
現像機、さらに、パーティション、ＯＡデスクなどの表
面外観の要求されるハウジングパネルとして特に有用で
ある。
［発明の効果］
本発明は、独立離間した表壁と裏壁とからなるブロー成
形された中空パネルであって、表壁と裏壁はその周縁部
で圧縮溶着し、裏壁の一部に、表壁に向けて凹状のリブ
を形成するとともに、この凹状のリブの頂部に、リング
状に表壁と溶着したウェルド部を形成し、かつそのウェ
ルド部で囲まれた中空部を形成したものであるから、リ
ブの溶着幅を狭くし、かつリブの溶着に所要の面積を確
保することができ、全体として表壁と裏壁との結合一体
止を完全にしてきわめて剛性が高く、しかも、表壁にリ
ブの溶着痕が生ぜず、外観性に優れたリブ付き中空パネ
ルとすることができる。
形された中空パネルであって、表壁と裏壁はその周縁部
で圧縮溶着し、裏壁の一部に、表壁に向けて凹状のリブ
を形成するとともに、この凹状のリブの頂部に、リング
状に表壁と溶着したウェルド部を形成し、かつそのウェ
ルド部で囲まれた中空部を形成したものであるから、リ
ブの溶着幅を狭くし、かつリブの溶着に所要の面積を確
保することができ、全体として表壁と裏壁との結合一体
止を完全にしてきわめて剛性が高く、しかも、表壁にリ
ブの溶着痕が生ぜず、外観性に優れたリブ付き中空パネ
ルとすることができる。
そして、本発明に係る製造方法は、ブロー用キャビティ
内に凸部を有する分割形式の金型間に、密閉状のパリス
ンを配置する第１工程と、パリスンが金型のピンチオフ
部より外方に位置するようにして型締めを進行する第２
工程と、型締めを進行することにより、パリスンをその
内圧により一方のブロー用キャビティ内の凸部の形状に
沿って成形するとともに、他方のブロー用キャビティに
接触さｔする第３工程と、型締めを完了することにより
、パリスンを金型のピンチオフ部で圧縮４１１着すると
ともに、パリスンの内圧を高めて、キャビティの凸部で
成形されるリブをリング状に対向壁と溶着してウェルド
部を形成し、ブロー用キャビティ内のパリスンを最終形
状に成形する第４工程からなるものであるから、前記の
ように優れたリブ付き中空パネルをプラスチックのブロ
ー成形によって確実、かつ容易に得ることができる効果
を奏する。
内に凸部を有する分割形式の金型間に、密閉状のパリス
ンを配置する第１工程と、パリスンが金型のピンチオフ
部より外方に位置するようにして型締めを進行する第２
工程と、型締めを進行することにより、パリスンをその
内圧により一方のブロー用キャビティ内の凸部の形状に
沿って成形するとともに、他方のブロー用キャビティに
接触さｔする第３工程と、型締めを完了することにより
、パリスンを金型のピンチオフ部で圧縮４１１着すると
ともに、パリスンの内圧を高めて、キャビティの凸部で
成形されるリブをリング状に対向壁と溶着してウェルド
部を形成し、ブロー用キャビティ内のパリスンを最終形
状に成形する第４工程からなるものであるから、前記の
ように優れたリブ付き中空パネルをプラスチックのブロ
ー成形によって確実、かつ容易に得ることができる効果
を奏する。
第１図は本発明の一実施例を示すリブ付き中空パネルの
全体裏面図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線拡大斜視
図、第３図はリブ付き中空パネルを用いた電子複写機の
全体斜視図、第４図ないし第７ｔ！Ｉはリブ付き中空パ
ネルのブロー成形態様を示し、第４図は第１工程を示す
全体正面図、第５図、第６図および第７図はそれぞれ第
２工程、第３工程および第４工程を示す一部の拡大断面
図である。 １・・・表壁、２・・・裏壁、３・・・周縁部、４・・
・リブ、６・・・ウェルド部、８・・・中空部、１０．
１１・・・分割形式の金型、１２．１３・・・キャビテ
ィ、１４・・・凸部、１５・・・陥没部、１７・・・パ
リスン
全体裏面図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線拡大斜視
図、第３図はリブ付き中空パネルを用いた電子複写機の
全体斜視図、第４図ないし第７ｔ！Ｉはリブ付き中空パ
ネルのブロー成形態様を示し、第４図は第１工程を示す
全体正面図、第５図、第６図および第７図はそれぞれ第
２工程、第３工程および第４工程を示す一部の拡大断面
図である。 １・・・表壁、２・・・裏壁、３・・・周縁部、４・・
・リブ、６・・・ウェルド部、８・・・中空部、１０．
１１・・・分割形式の金型、１２．１３・・・キャビテ
ィ、１４・・・凸部、１５・・・陥没部、１７・・・パ
リスン
Claims (2)
- （１）独立離間した表壁と裏壁とからなるブロー成形さ
れた中空パネルであって、表壁と裏壁はその周縁部で圧
縮溶着し、裏壁の一部に、表壁に向けて凹状のリブを形
成するとともに、この凹状のリブの頂部に、リング状に
表壁と溶着したウエルド部を形成し、かつそのウエルド
部で囲まれた中空部を形成したことを特徴とするリブ付
き中空パネル。 - （２）ブロー用キャビティ内に凸部を有する分割形式の
金型間に、密閉状のパリスンを配置する第１工程と、パ
リスンが金型のピンチオフ部より外方に位置するように
して型締めを進行する第２工程と、型締めを進行するこ
とにより、パリスンをその内圧により一方のブロー用キ
ャビティ内の凸部の形状に沿って成形するとともに、他
方のブロー用キャビティに接触させる第３工程と、型締
めを完了することにより、パリスンを金型のピンチオフ
部で圧縮溶着するとともに、パリスンの内圧を高めて、
キャビティの凸部で成形されるリブをリング状に対向壁
と溶着してウエルド部を形成し、ブロー用キャビティ内
のパリスンを最終形状に成形する第４工程からなること
を特徴とするリブ付き中空パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13721289A JPH031925A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | リブ付き中空パネルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13721289A JPH031925A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | リブ付き中空パネルおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH031925A true JPH031925A (ja) | 1991-01-08 |
Family
ID=15193411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13721289A Pending JPH031925A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | リブ付き中空パネルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH031925A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1557583A1 (en) * | 2002-10-31 | 2005-07-27 | Kyoraku Co., Ltd. | Shock absorber for vehicle |
| JP2007239979A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Minoru Kasei Kk | 衝撃吸収体 |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP13721289A patent/JPH031925A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1557583A1 (en) * | 2002-10-31 | 2005-07-27 | Kyoraku Co., Ltd. | Shock absorber for vehicle |
| EP1557582A1 (en) * | 2002-10-31 | 2005-07-27 | Kyoraku Co., Ltd. | Impact absorbing body for vehicle |
| EP1557582A4 (en) * | 2002-10-31 | 2006-05-24 | Kyoraku Co Ltd | SHOCK ABSORBER FOR VEHICLES |
| EP1557583A4 (en) * | 2002-10-31 | 2006-07-12 | Kyoraku Co Ltd | SHOCK ABSORBER FOR VEHICLE |
| JP2007239979A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Minoru Kasei Kk | 衝撃吸収体 |
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