JPH03191928A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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Publication number
JPH03191928A
JPH03191928A JP33054889A JP33054889A JPH03191928A JP H03191928 A JPH03191928 A JP H03191928A JP 33054889 A JP33054889 A JP 33054889A JP 33054889 A JP33054889 A JP 33054889A JP H03191928 A JPH03191928 A JP H03191928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
output
boiling
detection means
gradient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33054889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitada Nakao
善忠 中尾
Sadatoshi Tabuchi
貞敏 田縁
Kazuyuki Shimada
一幸 島田
Kouji Noda
野田 効司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33054889A priority Critical patent/JPH03191928A/ja
Publication of JPH03191928A publication Critical patent/JPH03191928A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭において水を沸かして保温するジャ
ーポット等の電気湯沸かし器に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の電気湯沸かし器においては、たとえば特
開昭61−276522号公報に示されているように、
容器に圧接された温度検出素子の温度の上昇勾配を計測
し、この温度上昇勾配が小さくなったときに加熱を停止
させるようにしたものがあった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の電気湯沸かし器におい
ては、商用電源電圧が変動すると加熱手段であるヒータ
の発熱量は電源電圧の2乗に比例して変動するので水温
の上昇曲線に揺らぎを生じて、この結果温度上昇が鈍化
したと判定して、容器内の水が沸騰する前に誤った沸騰
検出をしてしまうという問題があった。
また、−たん加熱された水がゆっ(りと冷えると容器の
底層部に冷めた湯が溜り上層部との間に温度差が生じる
。この状態で加熱を開始すると、第4図に示すように最
初は底層部のみで対流が起こりこの底層部の温度が上昇
していく。ところが、このときの温度上昇はあたかも底
層部のみの小容量の水を加熱しているようなもので急で
ある。そして上層部と底層部の温度差が充分小さくなる
と、第5図に示すように、−気に上層部まで達する対流
に変わり温度上昇勾配も小さくなるので、第6図に示す
ように感温素子の温度上昇曲線は屈曲部Aを生じ、この
屈曲部Aを温度勾配の変化点と判定し誤った沸騰検出を
するという問題もあった。
本発明は、上記課題を解決するもので、精度良く沸騰を
検出する電気湯沸かし器を提供することを目的としてい
る。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、沸騰を検出したと
きの温度検出手段の出力を記憶しておく第2の記憶手段
と、この第2の記憶手段の記憶値と温度検出手段の出力
とを比較してその差が所定の値以下になったときに出力
する温度比較手段とを備え、この温度比較手段が出力し
ているときに限り沸騰検出するようにしたものである。
作用 本発明は上記の構成により、前回の沸騰温度と比較して
差の大きい低い温度領域では沸騰検出せず、前回の沸騰
温度に近い温度以上の領域でのみ沸騰検出することがで
き、低い温度領域での誤った沸騰検出をすることがなく
なるものである。
実施例 本発明の一実施例を添付図面にしたがって説明する。
第1図は本実施例の要部の構成を示すブロック図で、容
器lの外底部には加熱手段として環状のヒータ2が設け
てあり、その中央部には感温素子(サーミスタ)3が前
記容81に圧接するよう取りつけられ、この感温素子3
を一部とする温度検出手段4によって前記容器1内の水
の温度を間接的に検出するようにしである。前記ヒータ
2に通電して加熱を始めると、温度勾配検出手段5が前
記温度検出手段4の出力から温度勾配を検出し、所定の
条件でその値を第1の記憶手段6に記憶する。ここで所
定の条件としては、加熱開始後1分以上かつ80℃以上
で温度上昇カーブが凸であることとしており、前記従来
例と同様のものである。そして勾配比較手段7が、前記
第1の記憶手段6に記憶された値と前記温度勾配検出手
段5の出力とを比較し、所定の比率以下になったときに
出力する。
一方、温度比較手段8は、前記温度検出手段4の出力と
不揮発性の第2の記憶手段9に記憶しである値とを比べ
て、その差が所定値以下になると出力する。そして沸騰
検出手段10は、前記勾配比較手段7の出力と前記温度
比較手段8の出力の両方が得られたとき、すなわち前記
第2の記憶手段9の記憶値で決まる温度以上で、かつ前
記勾配比較手段7によって温度勾配の鈍化が検出された
ときに、沸騰を検出して前記ヒータ2の通電を停止する
とともに、このときの温度検出手段4の出力を前記第2
の記憶手段9に記憶させる。
なお、温度検出手段4.温度勾配検出手段5゜第1の記
憶手段6.勾配比較手段7.温度比較手段8および沸騰
検出手段10はワンチップのマイクロコンピュータによ
り実現している。
ここで、前記温度検出手段4は、第2図に示すように直
流電源11を前記感温素子3と抵抗12で分圧し、これ
をA/D変換器13でA/D変換する。第3図は、この
A/D変換出力と水温と前記感温素子3の温度を示した
もので、前記感温素子3が約80℃以上で、約0.5℃
上昇するごとにA/D変換出力が1づつ増えるようにし
ている。そして前記勾配比較手段7は、このA/D変換
出力が1増えるのに要する時間Tnを計測し、Tn+m
≧2XTnになると、すなわち温度勾配が2分の1にな
ると沸騰による勾配鈍化と判断し出力する。
また、不揮発性の前記第2の記憶手段9には初期値とし
て、水温が94℃のときの値を記憶させている。そして
、温度比較手段8が出力するのは、第2の記憶手段9の
記憶値との差が8すなわち約4℃になったときにしてい
る。これは次の理由による。
圧力がPのときの水の沸点をθとすると(A=64.5
00.  B=0.1979)となる。海抜600メー
トルの大気圧は約0.93気圧であるので、沸点は約9
8℃であり、さらに低気圧により950ミリバールに気
圧が低下したとしても、 0、93 X−”巨’−=0.87気圧1013 であるから、沸点は約96.2℃である。よって第1回
目の沸騰温度を90℃以上としても問題ない。
また、気圧の変動を考えたとき、1030ミリバールの
ときの沸騰温度を第2の記憶手段9に記憶し、つぎには
950ミリバールのときに湯沸かしをしたとしても、そ
れぞれの沸騰温度は100.46℃と98.21℃であ
り差は2.25℃しかないので4℃もみておけば充分で
ある。
以上述べてきたことをまとめると、本実施例では第1回
目の沸騰検出は約90℃以上で行い、2回目以降は前回
の「沸騰温度−4℃」以上で沸騰検出を行うものである
。これにより従来の問題である低い温度で誤った沸騰検
出をすることがな(なるものである。
なお、本実施例においては加熱手段としてヒータを用い
たが、電磁誘導加熱あるいはマイクロ波を用いた誘導加
熱とすることも可能である。
また、第2の記憶手段として不揮発性のものを用いたが
、これに変えて電池などによりバックアップされた外部
RAMを用いても良く、あるいはマイクロコンピュータ
に内蔵のRAMを使用してこのマイクロコンピュータそ
のものをバックアップしても良いことは言うまでもない
発明の効果 以上、実施例の説明から明らかなように本発明によれば
、前回の沸騰温度に近い温度以上の領域でのみ沸騰検出
することができるため、低い温度での誤った沸騰検出を
防ぐことができるものである。
また、器体それぞれで前回の沸騰温度をもとにして沸騰
検出を行う、いわゆる学習制御であるので、精度良(沸
騰検出できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は同実
施例の温度検出手段の回路図、第3図は水温と感温素子
温度と温度検出手段の出力の関係を示す特性図、第4図
および第5図はそれぞれ水の対流状態説明図、第6図は
第4図と第5図に示す水の対流の変化による水温および
感温度素子の温度−時間特性図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・ヒータ(加熱手段
)、3・・・・・・感温素子、4・・・・・・温度検出
手段、5・旧・・温度勾配検出手段、6・・・・・・第
1の記憶手段、7・・・・・・勾配比較手段、8・・・
・・・温度比較手段、9・・・・・・第2の記憶手段、
10・・・・・・沸騰検出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水を収容した容器を加熱する加熱手段と、前記容器の外
    底部に圧接させ水温を間接的に検出する感温素子と、前
    記感温素子を一部とする温度検出手段と、前記温度検出
    手段の出力の勾配を検出する温度勾配検出手段と、前記
    温度勾配検出手段の出力を一時記憶しておく第1の記憶
    手段と、前記第1の記憶手段の記憶値と前記温度勾配検
    出手段の出力とを比較しその比が所定の比率以下になっ
    た時点で出力する勾配比較手段と、前記温度検出手段の
    出力を記憶しておく第2の記憶手段と、前記第2の記憶
    手段の記憶値と前記温度検出手段の出力とを比較しその
    差が所定値以下になったときに出力する温度比較手段と
    、前記温度比較手段の出力と前記勾配比較手段の出力と
    を受けて前記加熱手段への通電を停止する沸騰検出手段
    とを備え、前記第2の記憶手段は前記沸騰検出手段が出
    力したときの前記温度検出手段の出力を記憶し、前記温
    度比較手段が出力しているとき沸騰検出するようにして
    なる電気湯沸かし器。
JP33054889A 1989-12-20 1989-12-20 電気湯沸かし器 Pending JPH03191928A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005037902A (ja) * 2003-07-01 2005-02-10 Olympus Corp 顕微鏡システム、顕微鏡画像表示システム、観察体画像表示方法、及びプログラム
US8576326B2 (en) 2009-12-07 2013-11-05 Panasonic Corporation Imaging apparatus and method of controlling the image depth of field
US8767092B2 (en) 2011-01-31 2014-07-01 Panasonic Corporation Image restoration device, imaging apparatus, and image restoration method

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