JPH03191605A - 車載用カラオケ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車載用カラオケ装置に係り、特に自動的にハウ
リングを抑制することができる車載用カラオケＩＩ！に
関する。

（従来の技術） 従来の車載用カラオケ装置においては、第３図に示すよ
うに、マイク１から入力された音声信号は、マイクアン
プ２で増幅された後、音声再生装置６からの音声信号と
ミキサー８において混合され、さらにパワーアンプ１２
で増幅されたスピーカー１３により出力される。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記のような方法では、車室内の音場特
性やマイク・スピーカーなどの周波数特性により、車ご
とに固有の周波数のピークやデイツプが発生する為、カ
ラオケでマイクを使用するときに特定の周波数でハウリ
ングが発生しやすいという欠点があった。

本発明は、上記した従来技術の欠点を除き、ハウリング
を抑制するとともに、このハウリングを抑ＩＩＩするた
めの作業を自動化することを目的とする。

（課題を解決するための手段） この目的を達成するため、本発明は、マイクとマイクか
ら入力された音声信号を増幅するマイクアンプと、複数
個のフィルタを有し該マイクアンプより入力された音声
信号の周波数特性を調整するためのイコライザー部とハ
ウリング時に音声信号のレベルを制御するとともにハウ
リングの発生を検知するリミッター部とを有するディジ
タルシグナルプロセッサーと、前記ディジタルシグナル
プロセッサーにより処理された音声信号を増幅するパワ
ーアンプと、該パワーアンプの音声信号を入力するスピ
ーカーと、前記マイクアンプのゲインをあげてハウリン
グを起こし、前記ディジタルシグナルプロセッサーによ
りハウリング周波数を検知するとともに該ハウリング周
波数近傍の周波数特性を：ｌｌ整してハウリングを抑制
するように制御するマイコンを車載用カラオケ装置に設
けたことを特徴とするものである。

（作用） 自動的ハウリング周波数が検知され、その周波数にフィ
ルターがかけられることでハウリングが抑制される。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明の車載用カラオケ装置の構成を示すもの
である。第１図において、１は、マイク、２はマイクか
ら入力された音声信号を増幅するマイクアンプ、３はマ
イクアンプ２からのアナログ信号をディジタル信号に変
換する第１のＡ／Ｄ変換器、４はＡ／Ｄ変換器３で変換
されたディジタル信号を演弊して残響を付加する残響付
加部４−１とハウリング時に音声信号のレベルを制限す
るとともにハウリングの発生を検出するリミッタ−部４
−２を有する第１のディジタルシグナルブロセッ＋Ｊ−
５は第１のディジタルシグナルプロセッサー４のディジ
タル信号出力をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器、
１５はカラオケ用の音声及び映像を再生する音声・映像
再生＠館、７は音声・映像再生装置６からの映像信号を
表示する映像表示装置、８は第１のＤ／Ａ変換器５から
の音声信号と、音声・映像再生１ｉ［６からの音声信号
を混合するミキサー、９はミキサー８からのアナログ信
号をディジタル信号に変換する第２のＡ／Ｄ変換器、１
０は複数個のフィルタを有し第２のＡ／Ｄｆ換器９より
入力された音声信号の周波数特性を調整するためのイＪ
ラザ一部１０−１を有する第２のディジタルシグナルプ
ロセッサー１１は第２のディジタルシグナルプロセッサ
ーからのディジタル信号をアナログ信号に変換する第２
（７）Ｄ／ＡｆＪ１１１．１２は第２のＤ／Ａｖｌ換器
がら音声信号を増幅するパワーアンプ、１３はパワーア
ンプ１２の音声信号を音声に変換するスピーカー　１４
はマイクアンプ２のゲインをあげてハウリングを起こし
、第１、第２のディジタルシグナルプロセッサーにより
ハウリング周波数を検知するとともに該ハウリング周波
数近傍の周波数特性を調整してハウリングを抑制するよ
うに制御するマイコンである。

第２図は本実施例のハウリング抑制方法を説明するため
のフＯ−ヂャートを示すものである。

以上のように構成された車載用カラオケ装置の動作を、
第１図、第２図を用いて説明する。

まず、車載用カラオケ装置として通常の使用時の環境に
近づける為のディジタルプロセッサ４の残響付加部４−
１で残響付加を行う（第２図においてステップ８１）。

次に、マイクアンプ２のゲインを上げていくと暗騒音に
よりスピーカー１３から出力された音がマイク１にフィ
ードバックされる為ハウリングが発生する。ディジタル
シグナルプロセッサー４のリミッター部４−２を動作さ
せてＨｆｆｉ全体を過大入力から保護すると共に、ハウ
リングの発生をリミッター部の動作によって検゛知する
（Ｓ２）。ハウリングの発生を検知すると、ディジタル
シグナルプロセッサ−１０のイコライザー部にある数個
のバンドエリミネートフィルタ−の中の１つをハウリン
グ周波数を見つけやすいようにバンド幅１／２オクター
ブ、減衰量を１０デシベル程度に設定してその中心周波
数をオーディオ帯域内でスイープさせる（Ｓ３）。スイ
ープしているバンドエリミネートフィルタの中心周波数
がハウリング周波数に重なるとハウリングは停止し、前
記リミッタ−４−２の動作も停止する（Ｓ４）。リミッ
タ−４−２の動作の停止を検知すると、１ちにスイープ
をストップし、そのときのバンドエリミネートフィルタ
の中心周波数を記憶する（Ｓ５）。ここで現フィルタの
中心周波数が他のフィルタによってすでに補正が行われ
ている周波数であるかを判別する（Ｓ６）。補正が行わ
れていなかった周波数だった場合、バンドエリミネート
フィルタの減衰量を数デシベルまで下げてフィルタのか
けすぎを防止しくＳ７）、数個のフィルタのうち未使用
のフィルタがあるか判別して（Ｓ８）、未使用のフィル
タがある場合法のフィルタの制御へと移り（Ｓ９）、再
度Ｓ２から同様のことを繰り返し、Ｓ８において未使用
フィルタが無い場合処理を終了させる。また、Ｓ６の判
別の際に補正がすでに行われている周波数だった場合、
現在のフィルタの制御を休止させ（Ｓ１０）、すでに補
正を行っていた、現周波数に割り当てたフィルタの減衰
量をさらに数デシベル上げることで同一周波数に複数個
のフィルタを重ねることを防止しく５１１）、制御を休
止させていたフィルタのυＩｉ［ｌ＠Ｓ２から再開する
。

（発明の効果） 以上のように、本発明によれば、重載用カラオケ装置全
体の特性を含めた車ごとに固有な周波数のピークを抑え
ることができるため、カラオケ装置を使用したとぎにハ
ウリングを抑制するのに効果がある。さらに、上記手段
は自動的に行われるため、誰にでも手軽に車内でカラオ
ケを使用することができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における車載用カラオケ装置の
ブロック図、第２図は本発明の実施例のハウリング防止
方法を示すフローチャート、第３図は従来の中載用カラ
オケ装置のブロック図を示したものである。 １・・・マイク、２・・・マイクアンプ、３，９・・・
Ａ／Ｄ変換器、４・・・第１のディジタルシグナルプロ
セッサー、５．１１・・・Ｄ／Ａ変換器、８・・・ミキ
サー１０・・・第２のディジタルシグナルプロセッサ−
１３・・・スピーカー　１４・・パンイ」ン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マイクと、マイクから入力された音声信号を増幅するマ
   イクアンプと、複数個のフィルタを有し該マイクアンプ
   より入力された音声信号の周波数特性を調整するための
   イコライザー部とハウリング時に音声信号のレベルを制
   御するとともにハウリングの発生を検知するリミッター
   部とを有するディジタルシグナルプロセッサーと、前記
   ディジタルシグナルプロセッサーにより処理された音声
   信号を増幅するパワーアンプと、該パワーアンプの音声
   信号を入力するスピーカーと、前記マイクアンプのゲイ
   ンをあげてハウリングを起こし、前記ディジタルシグナ
   ルプロセッサーによりハウリング周波数を検知するとと
   もに該ハウリング周波数近傍の周波数特性を調整してハ
   ウリングを抑制するように制御するマイコンを具備した
   ことを特徴とする車載用カラオケ装置。