JPH077350A - 音響再生システム - Google Patents
音響再生システムInfo
- Publication number
- JPH077350A JPH077350A JP5263825A JP26382593A JPH077350A JP H077350 A JPH077350 A JP H077350A JP 5263825 A JP5263825 A JP 5263825A JP 26382593 A JP26382593 A JP 26382593A JP H077350 A JPH077350 A JP H077350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency band
- acoustic
- band
- amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/32—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices the control being dependent upon ambient noise level or sound level
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2225/00—Details of deaf aids covered by H04R25/00, not provided for in any of its subgroups
- H04R2225/43—Signal processing in hearing aids to enhance the speech intelligibility
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電気形態の音響信号源1 と、その
信号を複数の周波数帯域の音響信号に分割する第1のフ
ィルタグル−プ13と、そのフィルタ出力を増幅する可変
利得増幅器とを有する音響再生システムにおいて、背景
雑音の変化を考慮した音響再生システムを提供すること
を目的とする。 【構成】 環境に存在する全体的な音に比例する電気信
号を生成するたマイクロホン3 と、その出力を第1のフ
ィルタグル−プ13の周波数帯域に対応する複数の帯域信
号に分割する第2のフィルタグル−プ14と、音響信号全
体の帯域信号に対応する各周波数帯域に対する帯域音響
レベル信号を決定する手段と各周波数帯域の増幅器によ
り生成される音響レベルを表す電気信号を各周波数帯域
で生じる帯域音響レベル信号から減算する手段とそれに
応じて増幅器の利得を調節する手段とを含む制御装置CS
1, CS2を具備することを特徴とする。
信号を複数の周波数帯域の音響信号に分割する第1のフ
ィルタグル−プ13と、そのフィルタ出力を増幅する可変
利得増幅器とを有する音響再生システムにおいて、背景
雑音の変化を考慮した音響再生システムを提供すること
を目的とする。 【構成】 環境に存在する全体的な音に比例する電気信
号を生成するたマイクロホン3 と、その出力を第1のフ
ィルタグル−プ13の周波数帯域に対応する複数の帯域信
号に分割する第2のフィルタグル−プ14と、音響信号全
体の帯域信号に対応する各周波数帯域に対する帯域音響
レベル信号を決定する手段と各周波数帯域の増幅器によ
り生成される音響レベルを表す電気信号を各周波数帯域
で生じる帯域音響レベル信号から減算する手段とそれに
応じて増幅器の利得を調節する手段とを含む制御装置CS
1, CS2を具備することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気形態の音響信号源
と前記音響信号の増幅用の調節可能な利得の増幅器を有
する音響再生システムに関する。
と前記音響信号の増幅用の調節可能な利得の増幅器を有
する音響再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】このタイプのシステムはビ−クル搭載の
自動音量制御装置として例えば欧州特許第0027519 号明
細書に記載されている。このシステムはスピ−カからの
所望な信号レベルと自動車の客席の空間に存在するモ−
タ、タイヤ、風等からの不所望な雑音との混合を表す出
力信号を生成するマイクロホンを含む。このシステムは
さらにオ−ジオ入力およびマイクロホンからの変形され
た(方形の)信号を付加する合計回路を含み、その一方
は反対の極性である。記載されたシステムの目的は妨害
雑音のレベルに応じて自動音量制御を行うことである。
前述の欧州特許第0027519 号明細書に記載されているシ
ステムは所望のオージオ信号または不必要な雑音の周波
数または周波数範囲から独立して作動する。
自動音量制御装置として例えば欧州特許第0027519 号明
細書に記載されている。このシステムはスピ−カからの
所望な信号レベルと自動車の客席の空間に存在するモ−
タ、タイヤ、風等からの不所望な雑音との混合を表す出
力信号を生成するマイクロホンを含む。このシステムは
さらにオ−ジオ入力およびマイクロホンからの変形され
た(方形の)信号を付加する合計回路を含み、その一方
は反対の極性である。記載されたシステムの目的は妨害
雑音のレベルに応じて自動音量制御を行うことである。
前述の欧州特許第0027519 号明細書に記載されているシ
ステムは所望のオージオ信号または不必要な雑音の周波
数または周波数範囲から独立して作動する。
【0003】別の同様のシステムが米国特許第5077799
号明細書に記載されている。このシステムは周囲雑音レ
ベルのみを表す信号を生成するマイクロホンを含む。マ
イクロホン出力信号は可変抵抗装置の制御電圧を生成す
るために使用される。制御電圧回路は音量のアップとダ
ウンを制御するための異なった時定数素子を有する。ま
たこの回路は所望な入力信号または周囲雑音信号の周波
数または周波数範囲に依存して作動しない。
号明細書に記載されている。このシステムは周囲雑音レ
ベルのみを表す信号を生成するマイクロホンを含む。マ
イクロホン出力信号は可変抵抗装置の制御電圧を生成す
るために使用される。制御電圧回路は音量のアップとダ
ウンを制御するための異なった時定数素子を有する。ま
たこの回路は所望な入力信号または周囲雑音信号の周波
数または周波数範囲に依存して作動しない。
【0004】さらに同様のシステムは独国特許第402196
9 号明細書に記載され、これは欧州特許第0027519 号明
細書で記載された解決策の改良として説明されており、
マイクロホンの合計前にオージオ信号はフィルタに処理
され、2つの異なった信号通路が与えられ、一方は(通
常の)所望のオージオ信号用であり、並列な信号通路は
所望のオージオ信号から導出される効果音用のものであ
る。またこのシステムは入力オ−ジオ周波数または周波
数範囲および周囲雑音周波数または範囲から独立して動
作する。
9 号明細書に記載され、これは欧州特許第0027519 号明
細書で記載された解決策の改良として説明されており、
マイクロホンの合計前にオージオ信号はフィルタに処理
され、2つの異なった信号通路が与えられ、一方は(通
常の)所望のオージオ信号用であり、並列な信号通路は
所望のオージオ信号から導出される効果音用のものであ
る。またこのシステムは入力オ−ジオ周波数または周波
数範囲および周囲雑音周波数または範囲から独立して動
作する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれはこの瞬
間の所望なオージオ信号がこの不所望の雑音をマスクす
るのに十分な強度の同一周波数範囲の信号を含むなら
ば、不所望な雑音信号レベルが周波数または周波数範囲
で増加するとき自動周波数範囲全体にわたってオ−ジオ
レベルを増加することは必要ではないという洞察に基づ
いている。
間の所望なオージオ信号がこの不所望の雑音をマスクす
るのに十分な強度の同一周波数範囲の信号を含むなら
ば、不所望な雑音信号レベルが周波数または周波数範囲
で増加するとき自動周波数範囲全体にわたってオ−ジオ
レベルを増加することは必要ではないという洞察に基づ
いている。
【0006】本発明の目的は、背景雑音の変化を考慮す
る能力のある音響再生システムを提供し、所望のオージ
オ信号周波数範囲をそれぞれ聴取者空間で検出された雑
音において互いに独立して反応する幾つかの帯域に分割
することである。
る能力のある音響再生システムを提供し、所望のオージ
オ信号周波数範囲をそれぞれ聴取者空間で検出された雑
音において互いに独立して反応する幾つかの帯域に分割
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】通常、このような音響再
生システムは、電気形態の音響信号源と、音響信号源か
ら得られる信号を異なった周波数帯域で生じる幾つかの
音響信号に分割するための第1のフィルタグル−プと、
前記周波数帯域で生じる音響信号を増幅するための各周
波数帯域の調節可能な利得の増幅器とを備えている。本
発明による背景雑音補正を達成するために、このような
音響再生システムはさらに音響再生システムの環境に存
在する全体の音に比例する電気信号を生成するための少
なくとも1つのマイクロホンと、マイクロホンから得ら
れる全体的な音響信号を第1のフィルタグル−プの周波
数帯域に対応する異なった周波数帯域で生じる幾つかの
帯域信号に分割するための別のフィルタグル−プと、前
記帯域に存在する全体的な音響信号の帯域信号に対応す
る各周波数帯域に対する帯域音響レベル信号決定手段
と、各周波数帯域に対して各周波数帯域の増幅器により
生成される音響レベルを表す電気信号を異なった周波数
帯域に存在する背景雑音のレベルに比例する信号を生成
するための各周波数帯域で生じる帯域音響レベル信号か
ら減算する手段と、各周波数帯域に対して前記周波数帯
域に存在する背景雑音レベルに比例する信号に応答して
増幅器利得を調節する手段とを具備することを特徴とす
る。
生システムは、電気形態の音響信号源と、音響信号源か
ら得られる信号を異なった周波数帯域で生じる幾つかの
音響信号に分割するための第1のフィルタグル−プと、
前記周波数帯域で生じる音響信号を増幅するための各周
波数帯域の調節可能な利得の増幅器とを備えている。本
発明による背景雑音補正を達成するために、このような
音響再生システムはさらに音響再生システムの環境に存
在する全体の音に比例する電気信号を生成するための少
なくとも1つのマイクロホンと、マイクロホンから得ら
れる全体的な音響信号を第1のフィルタグル−プの周波
数帯域に対応する異なった周波数帯域で生じる幾つかの
帯域信号に分割するための別のフィルタグル−プと、前
記帯域に存在する全体的な音響信号の帯域信号に対応す
る各周波数帯域に対する帯域音響レベル信号決定手段
と、各周波数帯域に対して各周波数帯域の増幅器により
生成される音響レベルを表す電気信号を異なった周波数
帯域に存在する背景雑音のレベルに比例する信号を生成
するための各周波数帯域で生じる帯域音響レベル信号か
ら減算する手段と、各周波数帯域に対して前記周波数帯
域に存在する背景雑音レベルに比例する信号に応答して
増幅器利得を調節する手段とを具備することを特徴とす
る。
【0008】
【実施例】以下本発明の音響再生システムを添付図面を
参照してより詳細に説明する。図1は電気形態の音響信
号源1と、前記信号源から得られる信号の増幅用の増幅
器2とを有する通常の音響再生システムを示している。
増幅器2の利得は信号Vにより調節され、それは乗算器
11により供給するものとして示され、前記乗算器の1
つの入力は値1を有する。音響はスピ−カ15により再生
される。音響信号源1はチュ−ナ、テ−プレコ−ダ、C
Dプレ−ヤ−等のような通常の音響源である。
参照してより詳細に説明する。図1は電気形態の音響信
号源1と、前記信号源から得られる信号の増幅用の増幅
器2とを有する通常の音響再生システムを示している。
増幅器2の利得は信号Vにより調節され、それは乗算器
11により供給するものとして示され、前記乗算器の1
つの入力は値1を有する。音響はスピ−カ15により再生
される。音響信号源1はチュ−ナ、テ−プレコ−ダ、C
Dプレ−ヤ−等のような通常の音響源である。
【0009】図2は本発明の音響再生システムの1つの
チャンネルの概略的な回路図を示している。増幅された
信号Vに加えて、別の信号が乗算器11に供給され、利
得が音響再生システムの環境内に存在する雑音レベルに
応じて設定されるようにこの別の信号が増幅器2の利得
を補正する点で図1のシステムと異なっている。図2で
は補正に影響するシステムは参照符号CSとして示され
る。この補正システムCSの重要な部品は自動車の内部
に取付けられるマイクロホン3であり、従って聴取空間
に存在する全体的な音に比例する信号を生成する。図2
の回路ではマイクロホン3により生成されるこの信号は
ブロック7で処理され、マイクロホン3からの音響レベ
ルを計算し、即ち全体的な音響レベル信号を生成する。
音響再生システムのスピ−カ15から入来する音楽レベル
に比例する信号を生成するためにシステムはブロック1
0,5,6を備えており、ブロック10の入力は増幅器2
の出力に接続されている。ブロック10はスピ−カ15から
マイクロホン3への伝導時間に対応する遅延時間に対す
る電気信号遅延用の時間遅延手段である。従ってマイク
ロホンからの信号と時間遅延ユニット10からの信号は同
時である。
チャンネルの概略的な回路図を示している。増幅された
信号Vに加えて、別の信号が乗算器11に供給され、利
得が音響再生システムの環境内に存在する雑音レベルに
応じて設定されるようにこの別の信号が増幅器2の利得
を補正する点で図1のシステムと異なっている。図2で
は補正に影響するシステムは参照符号CSとして示され
る。この補正システムCSの重要な部品は自動車の内部
に取付けられるマイクロホン3であり、従って聴取空間
に存在する全体的な音に比例する信号を生成する。図2
の回路ではマイクロホン3により生成されるこの信号は
ブロック7で処理され、マイクロホン3からの音響レベ
ルを計算し、即ち全体的な音響レベル信号を生成する。
音響再生システムのスピ−カ15から入来する音楽レベル
に比例する信号を生成するためにシステムはブロック1
0,5,6を備えており、ブロック10の入力は増幅器2
の出力に接続されている。ブロック10はスピ−カ15から
マイクロホン3への伝導時間に対応する遅延時間に対す
る電気信号遅延用の時間遅延手段である。従ってマイク
ロホンからの信号と時間遅延ユニット10からの信号は同
時である。
【0010】ユニット10の後、信号は乗算器5に供給さ
れ、ここで適切な信号レベルを達成するために利得補正
定数vkにより乗算される。この利得補正定数vkはマ
イクロホン3の感度レベルに大きく依存している。乗算
器5から信号はブロック6に供給されここで信号に対応
するパワ−レベルが計算される。ブロック6、7から得
られるパワ−レベルは合計ユニット4で互いに減算さ
れ、背景雑音レベルに比例する電気信号は合計ユニット
の出力から得られる。有用信号即ち音響再生システムか
ら再生された出力は従って前記電気信号から既に減算さ
れている。この雑音レベル信号はブロック8に供給さ
れ、ここで信号からの非常に急激な変化を除去するよう
に処理される。このような処理により増幅器2の利得に
おける非常に急激な変化の発生は防止される。ブロック
8から雑音レベルに比例する信号は乗算器9に供給さ
れ、信号ELにより乗算され、これは補正強度レベル信
号であり、雑音レベルに比例する信号が所望の比率で増
幅器2に影響するために信号レベルを調節することを可
能にする。乗算器9から信号は合計ユニット12に供給さ
れ、ここで値1が付加される。その後信号は乗算器11
に供給され、増幅器の通常の増幅信号Vにより乗算され
る。合計ユニット12の目的は乗算器11の出力が、一方
が利得Vにのみ比例し、他方が利得Vと信号ELにより
乗算される雑音レベル信号に比例する2つの要素からな
る状況を生成することである。このようにして雑音レベ
ルが非常に低いとき、又はゼロに近接するとき、利得V
にのみ比例する信号が増幅器2で得られる。他方、背景
雑音強度と雑音レベル信号値が増加するならば、雑音レ
ベル信号を含むこの部分は増幅器2の制御入力信号中で
増加して優勢になる。このように音響再生システムの環
境に存在する雑音に比例する増幅器2の利得レベルが得
られる。
れ、ここで適切な信号レベルを達成するために利得補正
定数vkにより乗算される。この利得補正定数vkはマ
イクロホン3の感度レベルに大きく依存している。乗算
器5から信号はブロック6に供給されここで信号に対応
するパワ−レベルが計算される。ブロック6、7から得
られるパワ−レベルは合計ユニット4で互いに減算さ
れ、背景雑音レベルに比例する電気信号は合計ユニット
の出力から得られる。有用信号即ち音響再生システムか
ら再生された出力は従って前記電気信号から既に減算さ
れている。この雑音レベル信号はブロック8に供給さ
れ、ここで信号からの非常に急激な変化を除去するよう
に処理される。このような処理により増幅器2の利得に
おける非常に急激な変化の発生は防止される。ブロック
8から雑音レベルに比例する信号は乗算器9に供給さ
れ、信号ELにより乗算され、これは補正強度レベル信
号であり、雑音レベルに比例する信号が所望の比率で増
幅器2に影響するために信号レベルを調節することを可
能にする。乗算器9から信号は合計ユニット12に供給さ
れ、ここで値1が付加される。その後信号は乗算器11
に供給され、増幅器の通常の増幅信号Vにより乗算され
る。合計ユニット12の目的は乗算器11の出力が、一方
が利得Vにのみ比例し、他方が利得Vと信号ELにより
乗算される雑音レベル信号に比例する2つの要素からな
る状況を生成することである。このようにして雑音レベ
ルが非常に低いとき、又はゼロに近接するとき、利得V
にのみ比例する信号が増幅器2で得られる。他方、背景
雑音強度と雑音レベル信号値が増加するならば、雑音レ
ベル信号を含むこの部分は増幅器2の制御入力信号中で
増加して優勢になる。このように音響再生システムの環
境に存在する雑音に比例する増幅器2の利得レベルが得
られる。
【0011】図3は図2のシステムCSのブロック図を
示し、図2のシステムCSは音響信号源1から得られる
電気信号とマイクロホン3から得られる電気信号の入力
を有する単一の箱として示されている。出力はそれぞれ
スピ−カ15への信号により構成される。
示し、図2のシステムCSは音響信号源1から得られる
電気信号とマイクロホン3から得られる電気信号の入力
を有する単一の箱として示されている。出力はそれぞれ
スピ−カ15への信号により構成される。
【0012】図4は本発明による音響再生システムを示
している。このシステムでは1つの制御システムCSは
等化装置の各帯域に割当てられ、前記制御システムCS
は図2で示されている制御システムと対応する。図4の
回路では、これらの制御システムは参照符号CS1…C
Snで示されnはシステムの数である。図4のシステム
はさらに電気音響信号源1を具備するが、信号は増幅器
に供給される前にフィルタグル−プ13に供給され、フィ
ルタグル−プはそれを異なった周波数帯域で生じる幾つ
かの音響信号に分割し、前記音響信号は異なった制御シ
ステムCS1…CSnにそれぞれ供給される。それに対
応してマイクロホン3からの信号は同様にフィルタグル
−プ14により同じ周波数帯域に分割される。これらのフ
ィルタからの出力も同様に、それぞれの周波数帯域を表
す制御システムCS1…CSnに供給される。前記周波
数帯域で生じる雑音が補償される方法で前記周波数帯域
の利得の調節を可能にするように周波数帯域に存在する
音響信号と前記周波数帯域で生じる雑音とを結合するこ
とが可能である。制御システムCS1…CSnの出力は
合計回路16で結合されスピ−カ15に供給される。前述し
たように、制御システムCS1…CSnは図2で示され
た制御システムCSと正確に同一のユニットである。従
ってこのような制御システムは(フィルタグル−プ14か
ら得られた)前記周波数帯域で生じる全体的な音響信号
に対応する帯域音響レベル信号を決定するための手段を
有する。これらはさらに前記周波数帯域で生じる背景雑
音レベルに比例する電気信号を提供するために、前記周
波数帯域で生じる帯域音響レベル信号から適切な周波数
帯域の増幅器により生成される音響レベルを表す電気信
号を減算するための手段を有する。制御システムはさら
に前記周波数帯域の増幅器の利得を調整するための手段
を有し、その結果、前記周波数帯域で生じる背景雑音は
増幅器の調節で考慮される。
している。このシステムでは1つの制御システムCSは
等化装置の各帯域に割当てられ、前記制御システムCS
は図2で示されている制御システムと対応する。図4の
回路では、これらの制御システムは参照符号CS1…C
Snで示されnはシステムの数である。図4のシステム
はさらに電気音響信号源1を具備するが、信号は増幅器
に供給される前にフィルタグル−プ13に供給され、フィ
ルタグル−プはそれを異なった周波数帯域で生じる幾つ
かの音響信号に分割し、前記音響信号は異なった制御シ
ステムCS1…CSnにそれぞれ供給される。それに対
応してマイクロホン3からの信号は同様にフィルタグル
−プ14により同じ周波数帯域に分割される。これらのフ
ィルタからの出力も同様に、それぞれの周波数帯域を表
す制御システムCS1…CSnに供給される。前記周波
数帯域で生じる雑音が補償される方法で前記周波数帯域
の利得の調節を可能にするように周波数帯域に存在する
音響信号と前記周波数帯域で生じる雑音とを結合するこ
とが可能である。制御システムCS1…CSnの出力は
合計回路16で結合されスピ−カ15に供給される。前述し
たように、制御システムCS1…CSnは図2で示され
た制御システムCSと正確に同一のユニットである。従
ってこのような制御システムは(フィルタグル−プ14か
ら得られた)前記周波数帯域で生じる全体的な音響信号
に対応する帯域音響レベル信号を決定するための手段を
有する。これらはさらに前記周波数帯域で生じる背景雑
音レベルに比例する電気信号を提供するために、前記周
波数帯域で生じる帯域音響レベル信号から適切な周波数
帯域の増幅器により生成される音響レベルを表す電気信
号を減算するための手段を有する。制御システムはさら
に前記周波数帯域の増幅器の利得を調整するための手段
を有し、その結果、前記周波数帯域で生じる背景雑音は
増幅器の調節で考慮される。
【0013】前述したように本発明の音響再生システム
は例示的な1つの回路図によってのみ説明されたが、特
に図2で示される回路は添付の特許請求の範囲により限
定された本発明の技術的範囲から逸脱することなく種々
の方法で変更できることが理解できよう。
は例示的な1つの回路図によってのみ説明されたが、特
に図2で示される回路は添付の特許請求の範囲により限
定された本発明の技術的範囲から逸脱することなく種々
の方法で変更できることが理解できよう。
【図1】従来技術の音響再生システムの概略図。
【図2】1つの音響信号帯域のための本発明による音響
再生システムの1実施例の回路図。
再生システムの1実施例の回路図。
【図3】図2の音響再生システムのブロック図。
【図4】本発明の音響再生システムのブロック図。
Claims (1)
- 【請求項1】 電気形態の音響信号源と、 音響信号源から得られる信号を異なった周波数帯域で生
じる複数の音響信号に分割する第1のフィルタグル−プ
と、 前記周波数帯域で生じる音響信号を増幅する各周波数帯
域用の調節可能な利得の増幅器とを有する音響再生シス
テムにおいて、 音響再生システムの環境に存在する全体的な音に比例す
る電気信号を生成するための少なくとも1つのマイクロ
ホンと、 マイクロホンから得られる音響信号全体を第1のフィル
タグル−プの周波数帯域に対応する周波数帯域で生じる
複数の帯域信号に分割する第2のフィルタグル−プと、 前記帯域に存在する音響信号全体の帯域信号に対応する
各周波数帯域に対する帯域音響レベル信号を決定する手
段と、 各周波数帯域に対して異なった周波数帯域に存在する背
景雑音レベルに比例する信号を生成するために各周波数
帯域の増幅器により生成される音響レベルを表す電気信
号を各周波数帯域で生じる帯域音響レベル信号から減算
する手段と、 各周波数帯域に対して前記周波数帯域で存在する背景雑
音レベルに比例する信号に応答する増幅器の利得を調節
する手段とを具備することを特徴とする音響再生システ
ム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI924775 | 1992-10-21 | ||
FI924775A FI95754C (fi) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | Äänentoistojärjestelmä |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077350A true JPH077350A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=8536088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5263825A Pending JPH077350A (ja) | 1992-10-21 | 1993-10-21 | 音響再生システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5509081A (ja) |
EP (1) | EP0594063B1 (ja) |
JP (1) | JPH077350A (ja) |
DE (1) | DE69318926T2 (ja) |
FI (1) | FI95754C (ja) |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3306600B2 (ja) * | 1992-08-05 | 2002-07-24 | 三菱電機株式会社 | 自動音量調整装置 |
US5748763A (en) * | 1993-11-18 | 1998-05-05 | Digimarc Corporation | Image steganography system featuring perceptually adaptive and globally scalable signal embedding |
US6983051B1 (en) * | 1993-11-18 | 2006-01-03 | Digimarc Corporation | Methods for audio watermarking and decoding |
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