JPH0595550A - 会議電話用騒音除去回路 - Google Patents
会議電話用騒音除去回路Info
- Publication number
- JPH0595550A JPH0595550A JP3253323A JP25332391A JPH0595550A JP H0595550 A JPH0595550 A JP H0595550A JP 3253323 A JP3253323 A JP 3253323A JP 25332391 A JP25332391 A JP 25332391A JP H0595550 A JPH0595550 A JP H0595550A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise
- microphone
- signal
- output signal
- amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】会議電話に混入する外部騒音を回路上で除去す
る。 【構成】減算回路6において、発言者用マイク1からの
外部騒音を含んだ音声信号を、騒音用マイク2からの騒
音信号で減算して外部騒音を除去する。外部騒音を除去
した音声出力信号106を外部へ出力する。係数回路5
は発言者用マイク1からの騒音信号成分と騒音用マイク
2からの騒音信号成分とを等しくするために、騒音用マ
イク2からの騒音信号に対して遅延と周波数特性の補正
係数を加えこれを補正する。
る。 【構成】減算回路6において、発言者用マイク1からの
外部騒音を含んだ音声信号を、騒音用マイク2からの騒
音信号で減算して外部騒音を除去する。外部騒音を除去
した音声出力信号106を外部へ出力する。係数回路5
は発言者用マイク1からの騒音信号成分と騒音用マイク
2からの騒音信号成分とを等しくするために、騒音用マ
イク2からの騒音信号に対して遅延と周波数特性の補正
係数を加えこれを補正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は会議電話用騒音除去回路
に関し、特にテレビ会議システムあるいは音声会議シス
テムなどで使用される会議電話用騒音除去回路に関す
る。
に関し、特にテレビ会議システムあるいは音声会議シス
テムなどで使用される会議電話用騒音除去回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の会議室内の騒音を除去す
る会議電話用騒音除去回路はなく、その代わりに会議室
の壁を防音壁にするとか、吸音性のカーテンを吊ると
か、床にマットを敷くなどの環境を整えることで対処し
ている。
る会議電話用騒音除去回路はなく、その代わりに会議室
の壁を防音壁にするとか、吸音性のカーテンを吊ると
か、床にマットを敷くなどの環境を整えることで対処し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例で
は、会議室の環境を整えることで対処しているので、こ
のために高額な費用がかかる。又騒音を完全に除去する
ことはできないという問題がある。更に音声レベルの検
出で画像を切り替えるテレビ会議システムにおいては、
騒音によってこの切り替えが誤動作してしまうという問
題もある。
は、会議室の環境を整えることで対処しているので、こ
のために高額な費用がかかる。又騒音を完全に除去する
ことはできないという問題がある。更に音声レベルの検
出で画像を切り替えるテレビ会議システムにおいては、
騒音によってこの切り替えが誤動作してしまうという問
題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の会議電話用騒音
除去回路は、発言者用の第1のマイクと前記第1のマイ
クの出力信号を増幅する第1のアンプと前記第1のアン
プの出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換す
る第1のA/D変換器と、会議室の騒音を検出するため
の第2のマイクと前記第2のマイクの出力信号を増幅す
る第2のアンプと前記第2のアンプの出力信号をアナロ
グ信号からデジタル信号に変換する第2のA/D変換器
と、前記第2のA/D変換器の出力信号に対し遅延およ
び周波数特性の補正を加えるデジタル係数回路と、前記
第1のA/D変換器の出力信号から前記デジタル係数回
路の出力信号を減算しその差分を出力するデジタル減算
回路と、前記デジタル減算回路の出力信号のデジタル信
号をアナログ信号に変換するD/A変換器とを備えい
る。
除去回路は、発言者用の第1のマイクと前記第1のマイ
クの出力信号を増幅する第1のアンプと前記第1のアン
プの出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換す
る第1のA/D変換器と、会議室の騒音を検出するため
の第2のマイクと前記第2のマイクの出力信号を増幅す
る第2のアンプと前記第2のアンプの出力信号をアナロ
グ信号からデジタル信号に変換する第2のA/D変換器
と、前記第2のA/D変換器の出力信号に対し遅延およ
び周波数特性の補正を加えるデジタル係数回路と、前記
第1のA/D変換器の出力信号から前記デジタル係数回
路の出力信号を減算しその差分を出力するデジタル減算
回路と、前記デジタル減算回路の出力信号のデジタル信
号をアナログ信号に変換するD/A変換器とを備えい
る。
【0005】
【実施例】次に本発明の一実施例について図を参照して
説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック図であ
る。会議卓上にある複数の発言者用マイク1と発言者用
マイク1の出力信号をミックスし増幅するマイクアンプ
3により、発言者の音声と外部の騒音とが一緒になった
音声信号101を出力する。又、会議卓上にある複数の
発言者用マイク1から離れた所にあり発言者の音声は集
音しにくく外部騒音のみ集音しやすい場所に騒音用マイ
ク2を設置し、外部騒音のみを集音しこれをマイクアン
プ8で増幅し騒音信号102を出力する。次に、音声信
号101と騒音信号102とは演算および係数処理をし
やすくかつ動作を安定化するために、それぞれA/D変
換器4,9でデジタル信号に変換され、デジタル音声信
号103,デジタル騒音信号104となる。
説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック図であ
る。会議卓上にある複数の発言者用マイク1と発言者用
マイク1の出力信号をミックスし増幅するマイクアンプ
3により、発言者の音声と外部の騒音とが一緒になった
音声信号101を出力する。又、会議卓上にある複数の
発言者用マイク1から離れた所にあり発言者の音声は集
音しにくく外部騒音のみ集音しやすい場所に騒音用マイ
ク2を設置し、外部騒音のみを集音しこれをマイクアン
プ8で増幅し騒音信号102を出力する。次に、音声信
号101と騒音信号102とは演算および係数処理をし
やすくかつ動作を安定化するために、それぞれA/D変
換器4,9でデジタル信号に変換され、デジタル音声信
号103,デジタル騒音信号104となる。
【0006】会議室の広さや反響特性といった環境条件
および騒音用マイクの設置場所で、デジタル音声信号1
03に含まれる騒音信号成分と、デジタル騒音信号10
4の信号成分とは異なってくる。係数回路5は、これが
等しくなるようにデジタル騒音信号104に対し、遅延
および周波数補正を行なう係数を与えるものである。こ
の係数の与え方としては、騒音を耳で聞きながら手動に
より徐々に調整していき騒音が聞こえなくなるように設
定する。減算回路6は、騒音を含んだデジタル音声信号
103からデジタル係数回路5の出力である補正された
デジタル騒音信号105を減算して、騒音を除去したデ
ジタル音声出力信号106を出力する。デジタル音声出
力信号106はD/A変換器7によりアナログ音声信号
に変換され外部へ出力される。
および騒音用マイクの設置場所で、デジタル音声信号1
03に含まれる騒音信号成分と、デジタル騒音信号10
4の信号成分とは異なってくる。係数回路5は、これが
等しくなるようにデジタル騒音信号104に対し、遅延
および周波数補正を行なう係数を与えるものである。こ
の係数の与え方としては、騒音を耳で聞きながら手動に
より徐々に調整していき騒音が聞こえなくなるように設
定する。減算回路6は、騒音を含んだデジタル音声信号
103からデジタル係数回路5の出力である補正された
デジタル騒音信号105を減算して、騒音を除去したデ
ジタル音声出力信号106を出力する。デジタル音声出
力信号106はD/A変換器7によりアナログ音声信号
に変換され外部へ出力される。
【0007】本実施例は係数、減算処理をデジタル信号
で処理したが、それほど高い動作安定度を要求されない
場合は、デジタル変換せずにアナログ信号のままで処理
してもよい。
で処理したが、それほど高い動作安定度を要求されない
場合は、デジタル変換せずにアナログ信号のままで処理
してもよい。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、回路上で
外部騒音を除去するので、会議室に特別な防音工事を施
す必要がなくこのための費用が節減できる。又外部騒音
による画像切替えなどのシステムの誤動作が防止できる
という効果がある。
外部騒音を除去するので、会議室に特別な防音工事を施
す必要がなくこのための費用が節減できる。又外部騒音
による画像切替えなどのシステムの誤動作が防止できる
という効果がある。
【図1】本実施例の構成を示すブロック図である。
1 発言者用マイク 2 騒音用マイク 3,8 マイクアンプ 4,9 A/D変換器 5 係数回路 6 減算回路 7 D/A変換器
Claims (2)
- 【請求項1】 発言者用の第1のマイクと前記第1のマ
イクの出力信号を増幅する第1のアンプと、会議室の騒
音を検出するための第2のマイクと前記第2のマイクの
出力信号を増幅する第2のアンプと、前記第2のアンプ
の出力信号に対し遅延および周波数特性の補正を加える
係数回路と、前記第1のアンプの出力信号から前記係数
回路の出力信号を減算しその差分を出力する減算回路と
を備えることを特徴とする会議電話用騒音除去回路。 - 【請求項2】 発言者用の第1のマイクと前記第1のマ
イクの出力信号を増幅する第1のアンプと前記第1のア
ンプの出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換
する第1のA/D変換器と、会議室の騒音を検出するた
めの第2のマイクと前記第2のマイクの出力信号を増幅
する第2のアンプと前記第2のアンプの出力信号をアナ
ログ信号からデジタル信号に変換する第2のA/D変換
器と、前記第2のA/D変換器の出力信号に対し遅延お
よび周波数特性の補正を加えるデジタル係数回路と、前
記第1のA/D変換器の出力信号から前記デジタル係数
回路の出力信号を減算しその差分を出力するデジタル減
算回路と、前記デジタル減算回路の出力信号のデジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換器とを備える
ことを特徴とする会議電話用騒音除去回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3253323A JPH0595550A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 会議電話用騒音除去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3253323A JPH0595550A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 会議電話用騒音除去回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595550A true JPH0595550A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17249709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3253323A Pending JPH0595550A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 会議電話用騒音除去回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595550A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07123157A (ja) * | 1993-10-22 | 1995-05-12 | Nec Corp | 多地点会議用音声入力装置 |
GB2394391A (en) * | 2002-10-17 | 2004-04-21 | Nec Technologies | A system for reducing the background noise on a telecommunication transmission |
JP2008042754A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Yamaha Corp | 音声会議装置 |
JP2008054071A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Hitachi Communication Technologies Ltd | 紙擦れ音除去装置 |
JP2021124659A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-08-30 | 菱甲産業株式会社 | 音声漏洩防止装置および音声漏洩防止プログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318752A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-26 | Toshiba Corp | 電子会議システムの音声入力装置 |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP3253323A patent/JPH0595550A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318752A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-26 | Toshiba Corp | 電子会議システムの音声入力装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07123157A (ja) * | 1993-10-22 | 1995-05-12 | Nec Corp | 多地点会議用音声入力装置 |
GB2394391A (en) * | 2002-10-17 | 2004-04-21 | Nec Technologies | A system for reducing the background noise on a telecommunication transmission |
GB2394391B (en) * | 2002-10-17 | 2006-04-12 | Nec Technologies | A system for reducing the background noise on a telecommunication transmission |
JP2008042754A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Yamaha Corp | 音声会議装置 |
JP2008054071A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Hitachi Communication Technologies Ltd | 紙擦れ音除去装置 |
JP2021124659A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-08-30 | 菱甲産業株式会社 | 音声漏洩防止装置および音声漏洩防止プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980714 |