JP2008042754A - 音声会議装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部から伝搬する振動を完全に除去できる音声会議装置を提供する。
【解決手段】音声会議装置1は、振動の低周波数領域を高感度に検出できる変位センサ16と、振動の高周波数領域を高感度に検出できる加速度センサ21と、を備えており、振動成分除去回路10において、変位センサ16が出力した振動検出信号の一定周波数未満の領域と、加速度センサ21が出力した振動検出信号の一定周波数以上の領域と、を合成して合成振動検出信号を生成し、さらにマイクユニット11の収音特性に基づいて合成振動検出信号を補正して補正振動検出信号を生成する。そして、マイクユニット11が出力した音声信号から補正振動検出信号を減算する。これにより、マイクユニット11は話者が発した音声だけでなく、外部から装置本体に伝搬する振動も音声化してしまうが、話者が発した音声に基づく音声信号のみを相手装置に出力することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、離れた地点間で行う会話や会議に使用する音声会議装置に関する。
従来、複数の地点間で行う会議に使用する装置として、音声会議装置が提案されている(非特許文献1参照。)。
非特許文献1に記載の音声会議装置は、マイクアレイとスピーカアレイを備えており、小型で会議室のテーブルに載置して使用することができる。このような音声会議装置を使用した会議中に、会議参加者は、指やペン等で無意識に机を叩いていることがある。会議参加者が机を叩くと振動が発生して音声会議装置に伝搬し、マイクアレイの各マイクユニットにその振動が伝搬する。マイクユニットは、一般的に、音圧の変化を振動板の振動により検出するが、上記のように、机から装置本体を介してマイクユニットに振動が伝わると、この振動により振動板が振動するため、この振動を音圧の変化として検出してしまい、この振動成分を含む音声信号を他地点の音声会議装置に送り、他地点の音声会議装置スピーカアレイから放音される。この音は、会議とは関係が無い耳障りな音なので、他地点の会議参加者に違和感や不快感を与えてしまう。
このような問題の発生を防止する構成としては、角速度センサからの信号を用いて振動を除去する従来技術(特許文献1参照。)を、この音声会議装置に適用することで、上記問題を解消することが可能である。
YAMAHA News Release ヤマハ テレカンファレンスシステム"プロジェクトフォン"『PJP-100H』/『PJP-100UH』、[online]、2006年3月10日、ヤマハ株式会社、[平成18年6月12日検索]、インターネット<http://www.yamaha.co.jp/news/2006/06031002.html> 特開2002−344787号公報
特許文献1に記載の収音装置では、角速度センサが出力した振動による検出信号の成分が音声信号から減算されてキャンセルされ、音声信号のみが記録される。
しかしながら、角速度センサは、周波数の高い領域で感度が高く、周波数の低い領域では感度が低いため、音声信号に含まれる振動成分の低域を完全に除去することができないという問題があった。
そこで、本発明は、外部から伝搬する振動を完全に除去できる音声会議装置を提供することを目的とする。
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
(1)装置本体に設けられたマイクユニットと、
前記装置本体に外部から伝搬する振動を検出して振動検出信号を出力する変位センサ及び加速度センサと、
前記変位センサが出力した振動検出信号の一定周波数未満の領域と、前記加速度センサが出力した振動検出信号の一定周波数以上の領域と、を合成して合成振動検出信号を出力する合成手段と、
前記マイクユニットが収音した音声信号から前記合成振動検出信号を減算した減算音声信号を出力する演算手段と、
前記演算手段が出力した減算音声信号を相手装置に送信する通信手段と、
を備えたことを特徴とする。
一般的に、振動の検出には変位センサや加速度センサが用いられるが、周波数の低い領域では変位センサの感度が高く、周波数の高い領域では加速度センサの感度が高い。この構成においては、会議参加者が音声会議装置を載置したテーブル等を叩いたために発生して装置本体のマイクユニットに伝搬する振動を、変位センサ及び加速度センサで検出する。そして、変位センサが出力した振動検出信号の一定周波数未満の領域と、加速度センサが出力した振動検出信号の一定周波数以上の領域と、を合成手段で合成する。さらに、この合成した振動検出信号を、マイクユニットが収音した音声信号から減算する。したがって、音声会議装置では、外部から伝搬する振動について、全帯域において高感度に検出することができるので、合成手段で合成した合成信号を、マイクユニットが収音した音声信号から減算することで、この振動によるノイズ音を完全に除去することが可能となり、相手装置の周囲にいる会議参加者に違和感や不快感を与えてしまうのを防止できる。
(2)前記マイクユニットの収音特性に基づいて前記合成振動検出信号を補正して、前記演算手段に前記合成振動検出信号を出力する特性補正手段を備えたことを特徴とする。
この構成においては、特性補正手段は、合成手段で合成された合成振動検出信号をマイクユニットの収音特性に基づいて補正する。したがって、変位センサ及び加速度センサの振動検出特性を、マイクユニットの振動検出特性と同様になるように補正することができるので、マイクユニットが収音した音声から、外部から伝搬する振動に基づく音声を完全に除去することが可能となる。
(3)前記変位センサが出力した振動検出信号を遅延させる第1振動検出信号遅延手段と、
前記加速度センサが出力した振動検出信号を遅延させる第2振動検出信号遅延手段と、
前記マイクユニットが収音した音声信号を遅延させる音声信号遅延手段と、を備えたことを特徴とする。
音声会議装置において、マイクユニットと変位センサと加速度センサとを設ける位置はそれぞれ異なっているので、それぞれが外部から伝搬する振動を検出するタイミングも異なる。この構成においては、マイクユニットと変位センサと加速度センサとがそれぞれ出力する信号を個別に遅延させることができるので、各信号の遅延量を調整することで、マイクユニットに伝搬した振動の成分を含む音声信号から、変位センサ及び加速度センサが検出して出力する振動検出信号を用いて、振動成分を除去することで、音声信号のみを相手装置に送ることができる。
(4)前記変位センサの変位検出方向、及び前記加速度センサの加速度検出方向は、前記マイクユニットの振動板の振動方向と同じ方向に配置されたことを特徴とする。
この構成においては、マイクユニットの振動板の振動方向は、変位センサ及び加速度センサの変位検出方向と同じ方向である。したがって、外部から装置本体を介してマイクユニットに振動が伝搬した際には、変位センサや加速度センサも同じ方向に振動するので、マイクユニットに伝わる振動を確実に検出することができ、振動により発生する耳障りな音を全て除去することが可能となる。
(5)前記変位センサ及び加速度センサは、装置本体内に密閉して設置されたことを特徴とする。
この構成においては、変位センサ及び加速度センサが装置本体内に密閉された状態で設置されている。これにより、話者が発した音声は、変位センサや加速度センサに直接伝わらないので、変位センサ及び加速度センサは、話者が発した音声の影響を受けることなく装置本体に外部から伝搬する振動のみを検出して、マイクユニットが拾った振動成分を音声信号から確実に除去することができる。
(6)装置本体に設けられた第1のマイクユニットと、
装置本体内に前記第1のマイクユニットと同じ向きに密閉され、前記第1のマイクユニットと収音特性が同様である第2のマイクユニットと、
前記第2のマイクユニットが出力した音声信号を遅延させる音声信号遅延手段と、
前記第1のマイクユニットが出力した音声信号から、前記音声信号遅延手段が出力した遅延音声信号を減算した減算音声信号を出力する演算手段と、
前記演算手段が出力した減算音声信号を相手装置に送信する通信手段と、
を備えたことを特徴とする。
この構成においては、音声会議装置は、収音特性が同様で同じ向きに設置された第1のマイクユニットと第2のマイクユニットを備えている。第2のマイクユニットは装置本体内に密閉されているので、話者が発した音声を収音せず、外部から装置本体内に伝搬する振動を検出するのに好適である。第1のマイクユニットは、話者が発した音声に基づく音声信号と、振動により発生した音声信号と、を出力し、第2のマイクユニットは振動により発生した音声信号を出力するので、第1のマイクユニットが出力した音声信号から、第2のマイクユニットが出力した音声信号を減算することで、振動成分を除去した話者が発した音声信号のみを相手装置に送信することが可能となる。
本発明の音声会議装置は、振動の低周波数領域を高感度に検出できる変位センサと、振動の高周波数領域を高感度に検出できる加速度センサと、を備えており、変位センサが出力した振動検出信号の一定周波数未満の領域と、加速度センサが出力した振動検出信号の一定周波数以上の領域と、を合成して合成振動検出信号を生成し、さらにマイクユニットの収音特性に基づいて合成振動検出信号を補正して補正振動検出信号を生成する。そして、マイクユニットが出力した音声信号から補正振動検出信号を減算する。これにより、マイクユニットは話者が発した音声だけでなく、外部から装置本体に伝搬する振動も音声化してしまうが、話者が発した音声に基づく音声信号のみを相手装置に出力することができる。したがって、本発明の音声会議装置を用いた会議中に、会議参加者が、音声会議装置を載置したテーブルを叩いて振動が発生しても、この振動に伴う耳障りな音声を完全に除去できるので、相手装置の周囲にいる会議参加者に違和感や不快感を与えてしまうのを防止できる。
図1は、変位センサ、速度センサ及び加速度センサの周波数と出力の関係を示す特性図である。振動の検出には、一般的に変位センサ、速度センサ、または加速度センサが用いられる。図1に示すように、速度センサの出力が周波数に対して一定である場合、変位センサ及び加速度センサの周波数に対する出力は、一般的に、周波数の低い領域では変位センサの感度が高く、周波数の高い領域では加速度センサの感度が高い。このことから、周波数の低い領域を変位センサで測定し、周波数の高い領域を加速度センサで測定すると、全周波数帯域にわたって感度良く振動を検出できる。
そこで、本発明の音声会議装置では、前記のように、外部から装置本体に伝搬する振動を検出する振動検出手段として、変位センサと加速度センサを設けて、これら2つの振動センサを併用することで、全周波数帯域にわたって良好な振動の検出感度を得ようとするものである。すなわち、外部から伝搬した振動において、周波数の低い領域をキャンセルするために変位センサが出力した信号を用いる。また、外部から伝搬した振動において、周波数の高い領域をキャンセルするために加速度センサが出力した信号を使用する。これにより、マイクユニットが出力した音声信号から振動による音声信号(振動成分)を、全周波数帯域にわたって良好にキャンセルすることができる。
ここで、変位センサとしては、静電容量式や電磁式(渦電流式)や光学式等のセンサが好適である。また、加速度センサとしては、圧電式、静電容量式、ピエゾ抵抗式等のセンサが好適である。
図2は、本発明の音声会議装置に設ける変位センサ、加速度センサ、及びマイクユニットの配置形態を示す概念図である。図2には、一例として、変位センサとして電磁式センサ(近接センサ)を、また、加速度センサとして圧電式センサを使用した場合を示している。図2に示すように、音声会議装置1では、マイクユニット11の近傍に変位センサ16及び加速度センサ21を設置している。このように配置することで、マイクユニット11に伝搬する振動を、変位センサ16及び加速度センサ21で確実に検出することができる。
また、変位センサ16及び加速度センサ21は、装置本体内において、外部から音声が伝搬しないように隔壁14により密閉された状態で配置されている。これにより、変位センサ16及び加速度センサ21は、話者が発した音声により振動することがなく、外部から伝搬する振動のみを確実に検出することができる。
さらに、図2に示すように、音声会議装置1では、マイクユニット11の振動板11Sが振動する方向と、変位センサ16及び加速度センサ21が振動を検出する方向または振動する方向が、同じ方向になるように配置されている。これにより、外部から伝搬してマイクユニット11の振動板11Sに伝わる振動を、変位センサ16及び加速度センサ21で確実に検出できる。
加えて、変位センサ16は、図2に示すように、防振部材15を介して装置本体の隔壁14内に取り付けられている。そのため、外部から伝搬する振動により変位センサ自体が振動することなく、装置本体(筐体72)の振動を確実に検出することができる。
次に、本発明の音声会議装置において、マイクユニットが出力した音声信号から振動成分を除去する構成をブロック図に基づいて説明する。図3は、本発明の音声会議装置において、マイクユニットが出力した音声信号から振動成分を除去する振動成分除去回路を示すブロック図である。
振動成分除去回路10は、ディレイ12、変位センサ16、特性補正回路17、ディレイ18、ローパスフィルタ19、加速度センサ21、特性補正回路22、ディレイ23、ハイパスフィルタ24、感度補正フィルタ26、及び減算処理部27から成る。
音声会議装置1では、マイクユニット11・変位センサ16・加速度センサ21を装置本体内のどこに設けるかによって、音声会議装置1を載置したテーブル等から伝搬する振動を検出するタイミングが異なる。そのため、マイクユニット11、変位センサ16、及び加速度センサ21の後段にそれぞれディレイ12、ディレイ18、及びディレイ23を設けることで、マイクユニット11、変位センサ16、加速度センサ21がそれぞれ出力する信号のタイミングを調整して、マイクユニットが出力した音声信号から、振動成分の除去が可能となる。
ここで、ディレイ12、ディレイ18、及びディレイ23の各信号遅延量は、予め設定されているものとする。
マイクユニット11は、話者が発した音声を収音するとともに、外部から装置本体に伝搬した振動を音声信号に変換するので、振動成分を含む音声信号を出力する。この振動成分を含む音声信号は、ディレイ12において所定時間分の遅延処理が成されて、減算処理部27に送られる。
変位センサ16及び加速度センサ21は、外部から装置本体に伝搬した振動を検出して、その振動に応じた振動検出信号を出力する。ここで、一例として300Hz以下では変位センサ16の方が加速度センサ21よりも出力が大きく、300Hz以上では加速度センサ21の方が変位センサ16よりも出力が大きい。そのため、300Hz未満では変位センサ16の出力を用いて振動を除去し、300Hz以上では加速度センサ21の出力を用いて振動を除去するように、ローパスフィルタ19を300Hz以上の信号をカットするように設定し、ハイパスフィルタ24を300Hz未満の信号をカットするように設定している。
変位センサ16が検出した振動に応じた振動検出信号は、特性補正回路17においてリニアなデータに変換され、ディレイ18において所定時間分の遅延処理が行われて、ローパスフィルタ19に送られ、ローパスフィルタ19からは、300Hz未満の振動検出信号が感度補正フィルタ26に送られる。
加速度センサ21が検出した振動に応じた振動検出信号は、特性補正回路22においてリニアなデータに変換され、ディレイ23において所定時間分の遅延処理が行われて、ハイパスフィルタ24に送られ、ハイパスフィルタ24からは、300Hz以上の振動検出信号が感度補正フィルタ26に送られる。
感度補正フィルタ26には、変位センサ16及び加速度センサ21が検出した振動検出信号の特性と、マイクユニット11が出力した振動成分を含む音声信号の特性と、が同様になるように、マイクユニット11の感度特性(周波数特性)が予め設定されている。したがって、感度補正フィルタ26では、ローパスフィルタ19から出力された300Hz未満の振動検出信号と、ハイパスフィルタ24から出力された300Hz以上の振動検出信号と、が合成されるとともに、上記のように感度特性(周波数特性)が補正される。そして、振動検出信号が減算処理部27に出力される。
減算処理部27は、マイクユニット11から出力されてディレイ12で遅延処理された振動成分を含む音声信号から、感度補正フィルタ26から出力された振動検出信号を減算する。減算処理部27は、不図示のアンプを備えており、振動成分を含む音声信号と、振動検出信号と、の信号レベルをそろえてから減算処理を行う。そして、減算処理部27は、振動成分を除去した音声信号を出力する。
このような構成により、変位センサ16と加速度センサ21が検出した振動検出信号を用いて、マイクユニット11に伝搬した振動を完全に除去することができる。
次に、図3に基づいて説明した振動成分除去回路を適用した音声会議装置について説明する。図4は、音声会議装置の外観図である。図5は、音声会議装置の機能ブロック図である。図6は、音声会議時の音声会議装置の構成を示す図である。
音声会議装置61,62は、図4に示すように、筐体72の前側面72MにマイクユニットMIC101〜MIC116から成るマイクアレイMA1を備え、筐体72の後側面72UにマイクユニットMIC201〜MIC216から成るマイクアレイMA2を備えている。また、筐体72の下面72KにスピーカユニットSP301〜SP312から成るスピーカアレイSA1を備えている。
音声会議装置61,62は、図5に示すように、操作部74、表示部77、制御部110、入出力コネクタ81、入出力I/F(インタフェース)112、放音指向性制御部113、D/Aコンバータ114(114−1〜114−12)、放音用アンプ115(115−1〜115−12)、スピーカアレイSA1を構成するスピーカユニットSP301〜SP312、マイクアレイMA1,MA2を構成するマイクユニットMIC101〜MIC116及びマイクユニットMIC201〜MIC216、収音用アンプ116(116−1〜116−32)、A/Dコンバータ117(117−1〜117−32)、収音ビーム生成部118、収音ビーム選択部119、並びにエコーキャンセル部120を備える。
また、前記の図1に示したように、音声会議装置61,62は、その内部に振動成分除去回路10を備えており、前記図1に示したように、変位センサ16及び加速度センサ21は、外部から伝搬する音声を収音しないように、音声会議装置61,62の内部に密閉されている。
音声会議装置61,62の制御部110は、入出力I/F112から入力される相手装置からの音声信号を、ネットワーク形式のデータから一般的な音声信号に変換してエコーキャンセル部120を介して放音指向性制御部113に出力するとともに、入力音声信号に添付された方位データを取得して、放音指向性制御部113に対して放音制御を行う。
放音指向性制御部113は、放音制御内容に応じてスピーカユニットSP301〜SP312に対する放音音声信号を生成する。スピーカユニットSP301〜SP312に対する放音音声信号は、入力音声信号を遅延制御や振幅制御等の信号制御処理を行うことにより形成される。D/Aコンバータ114(114−1〜114−12)はデジタル形式の放音音声信号をアナログ形式に変換し、放音用アンプ115(115−1〜115−12)は放音音声信号を増幅してスピーカユニットSP301〜SP312に与え、スピーカユニットSP301〜SP312は、放音音声信号を音声に変換して放音する。これにより、自装置の会議者に、ネットワークで接続された相手先装置の会議者の音声を放音する。
マイクユニットMIC101〜MIC116及びマイクユニットMIC201〜MIC216は自装置の会議者の発声音を含む周囲の音を収音して電気信号に変換し、収音音声信号を生成する。
収音ビーム生成部118は、図3に基づいて説明した振動成分除去回路10を備えており、前記のように、変位センサ16及び加速度センサ21で検出した振動検出信号を用いて、各マイクユニットMIC101〜MIC116及びマイクユニットMIC201〜MIC216が収音した音声信号に含まれる振動成分を除去する。また、収音ビーム生成部118は、マイクユニットMIC101〜MIC116及びマイクユニットMIC201〜MIC216の収音信号に対して遅延処理等を行い、所定方位に強い指向性を有する収音ビーム音声信号MB1〜MB8を生成する。収音ビーム音声信号MB1〜MB8はそれぞれ異なる方位に強い指向性を有するように設定されている。
図6に示すように音声会議装置61では、MB1を方位Dir11に、MB2を方位Dir12に、MB3を方位Dir13に、MB4を方位Dir14に、MB5を方位Dir15に、MB6を方位Dir16に、MB7を方位Dir17に、MB8を方位Dir18に設定される。また、図6に示すように音声会議装置62では、MB1を方位Dir21に、MB2を方位Dir22に、MB3を方位Dir23に、MB4を方位Dir24に、MB5を方位Dir25に、MB6を方位Dir26に、MB7を方位Dir27に、MB8を方位Dir28に設定している。
収音ビーム選択部119は、収音ビーム音声信号MB1〜MB8の信号強度を比較して、最も強度の高い収音ビーム音声信号を選択し、収音ビーム音声信号MBとしてエコーキャンセル部120に出力する。収音ビーム選択部119は、選択した収音ビーム音声信号MBに対応する方位Dirを検出して制御部110に与える。入出力I/F112は、エコーキャンセル部120からの収音ビーム音声信号MBをネットワーク形式で所定データ長からなる音声信号に変換し、制御部110から得られる方位データと収音時間データとを添付して、ネットワーク5に出力する。
このように、図6に示す構成では、音声会議装置61(62)がマイクアレイMA1またはマイクアレイMA2が収音した振動成分を含む音声信号から振動成分を除去して、音声信号のみを音声会議装置62(61)にネットワーク5を介して送信する。そして、音声会議装置62(61)は、この音声信号を受信すると、スピーカアレイSA1から各話者に対してビーム化した音声を放音する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図7は、本発明の第2実施形態に係る音声会議装置に設ける第1のマイクユニット及び第2のマイクユニットの配置形態を示す概念図である。図8は、本発明の第2実施形態に係る音声会議装置における振動成分除去回路を示すブロック図である。
本発明の第2実施形態に係る音声会議装置2では、変位センサ16及び加速度センサ21に代えて、話者の音声を収音するマイクユニット11と同じ収音特性を有するマイクユニット51を使用することで、音声会議装置1と同様に、装置本体に外部から振動が伝搬しても、音声信号から振動成分を除去した音声信号を出力することが可能である。
図7に示すように、音声会議装置2では、マイクユニット11の近傍にマイクユニット51を設置している。これにより、マイクユニット11に伝搬する振動を、マイクユニット51で確実に検出することができる。
また、マイクユニット51は、装置本体内において、外部から音声が伝搬しないように、隔壁54により密閉された状態で配置されている。また、隔壁の内側には、吸音材55が充填されており、マイクユニット51の周囲は吸音材55で覆われている。これにより、マイクユニット51は、話者が発した音声を直接収音することがなく、外部から伝搬する振動のみを確実に検出することができる。
さらに、音声会議装置2では、マイクユニット11の振動板11Sが振動する方向と、マイクユニット51の振動板51Sが振動する方向とが、同じ方向になるように配置されている。これにより、外部から伝搬してマイクユニット11の振動板11Sに伝わる振動を、マイクユニット51で確実に検出できる。
次に、本発明の音声会議装置において、マイクユニットが出力した音声信号から振動成分を除去する構成をブロック図に基づいて説明する。図8は、本発明の音声会議装置において、マイクユニットが出力した音声信号から振動成分を除去する振動成分除去回路を示すブロック図である。
振動成分除去回路50は、ディレイ12、マイクユニット51、ディレイ52、及び減算処理部57から成る。
音声会議装置1では、マイクユニット11に対してマイクユニット51を装置本体内のどこに設けるかによって、音声会議装置2を載置したテーブル等から伝搬する振動を検出するタイミングが異なる。そのため、マイクユニット11及びマイクユニット51の後段にそれぞれディレイ12、及びディレイ52を設けることで、マイクユニット11及びマイクユニット51がそれぞれ出力する信号のタイミングを調整してマイクユニット11が出力した音声信号から、振動成分の除去が可能となる。
ここで、ディレイ12及びディレイ52の各信号遅延量は、予め設定されているものとする。
マイクユニット11は、話者が発した音声を収音するとともに、外部から装置本体に伝搬した振動を音声信号に変換するので、振動成分を含む音声信号を出力する。この振動成分を含む音声信号は、ディレイ12において所定時間分の遅延処理が成されて、減算処理部57に送られる。
マイクユニット51は、外部から装置本体に伝搬した振動を検出して、その振動に応じた振動検出信号を出力する。マイクユニット51は、マイクユニット11と同じ収音特性であり、装置本体に外部から伝搬した振動はマイクユニット11と同様に振動成分を含む音声信号として出力する。
マイクユニット51が出力した振動成分を含む音声信号は、ディレイ52において所定時間分の遅延処理が行われて、減算処理部57に送られる。
減算処理部57は、マイクユニット11から出力されディレイ12で遅延された振動成分を含む音声信号から、マイクユニット51から出力されディレイ52で遅延された振動成分のみを含む音声信号を減算して、振動成分を除去した音声信号を出力する。
このような構成により、マイクユニット11に伝搬した振動を、マイクユニット51が出力した振動成分のみを含む音声信号を用いて完全に除去することができる。
また、図4,5に示した音声会議装置61,62において、収音ビーム生成部118に振動成分除去回路50を設けることで、振動成分除去回路10を設けた場合と同様に動作させることができる。
以上のように、本発明の音声会議装置は、装置本体に外部から振動が伝搬してマイクユニットに伝わり、この振動が音声信号化されても、変位センサと加速度センサ、または第2のマイクユニットにより高感度に検出して、この振動成分を確実に除去できるので、相手装置には音声信号のみを送ることができる。
変位センサ、速度センサ及び加速度センサの周波数と出力の関係を示す特性図である。 本発明の音声会議装置に設ける変位センサ、加速度センサ、及びマイクユニットの配置形態を示す概念図である。 本発明の音声会議装置において、マイクユニットが出力した音声信号から振動成分を除去する振動成分除去回路を示すブロック図である。 音声会議装置の外観図である。 音声会議装置の機能ブロック図である。 音声会議時の音声会議装置の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る音声会議装置に設ける第1のマイクユニット及び第2のマイクユニットの配置形態を示す概念図である。 本発明の第2実施形態に係る音声会議装置における振動成分除去回路を示すブロック図である。
符号の説明
1,2−音声会議装置 5−ネットワーク 10,50−振動成分除去回路 11,51−マイクユニット 12,17,22,52−ディレイ 14,54−隔壁 15−防振部材 16−変位センサ 18−ローパスフィルタ 21−加速度センサ 23−ハイパスフィルタ 26−感度補正フィルタ 27,57−減算処理部 61,62−音声会議装置

Claims (6)

  1. 装置本体に設けられたマイクユニットと、
    前記装置本体に外部から伝搬する振動を検出して振動検出信号を出力する変位センサ及び加速度センサと、
    前記変位センサが出力した振動検出信号の一定周波数未満の領域と、前記加速度センサが出力した振動検出信号の一定周波数以上の領域と、を合成して合成振動検出信号を出力する合成手段と、
    前記マイクユニットが収音した音声信号から前記合成振動検出信号を減算した減算音声信号を出力する演算手段と、
    前記演算手段が出力した減算音声信号を相手装置に送信する通信手段と、
    を備えた音声会議装置。
  2. 前記マイクユニットの収音特性に基づいて前記合成振動検出信号を補正して、前記演算手段に前記合成振動検出信号を出力する特性補正手段を備えた請求項1に記載の音声会議装置。
  3. 前記変位センサが出力した振動検出信号を遅延させる第1振動検出信号遅延手段と、
    前記加速度センサが出力した振動検出信号を遅延させる第2振動検出信号遅延手段と、
    前記マイクユニットが収音した音声信号を遅延させる音声信号遅延手段と、を備えた請求項1または2に記載の音声会議装置。
  4. 前記変位センサの変位検出方向、及び前記加速度センサの加速度検出方向は、前記マイクユニットの振動板の振動方向と同じ方向に配置された請求項1乃至3のいずれかに記載の音声会議装置。
  5. 前記変位センサ及び加速度センサは、装置本体内に密閉して設置された請求項1乃至4のいずれかに記載の音声会議装置。
  6. 装置本体に設けられた第1のマイクユニットと、
    装置本体内に前記第1のマイクユニットと同じ向きに密閉され、前記第1のマイクユニットと収音特性が同様である第2のマイクユニットと、
    前記第2のマイクユニットが出力した音声信号を遅延させる音声信号遅延手段と、
    前記第1のマイクユニットが出力した音声信号から、前記音声信号遅延手段が出力した遅延音声信号を減算した減算音声信号を出力する演算手段と、
    前記演算手段が出力した減算音声信号を相手装置に送信する通信手段と、
    を備えた音声会議装置。
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