JPH0530588A - 自動音量調整装置 - Google Patents

自動音量調整装置

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JPH0530588A
JPH0530588A JP3205513A JP20551391A JPH0530588A JP H0530588 A JPH0530588 A JP H0530588A JP 3205513 A JP3205513 A JP 3205513A JP 20551391 A JP20551391 A JP 20551391A JP H0530588 A JPH0530588 A JP H0530588A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
volume
noise
speaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP3205513A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Hattori
保 服部
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0530588A publication Critical patent/JPH0530588A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラーテレビ受信機等音声を扱う機器におい
て、周囲に雑音が発生した際の音量調整に関し、雑音レ
ベルが一定値を超えた場合には、超えたレベルに応じて
増幅回路を制御する自動音量調整装置を提供することを
目的とする。 【構成】 スピーカよりの音声と、周囲の雑音とを集音
するマイクロフォン6と、該マイクロフォンよりの出力
信号を増幅する第2の増幅回路7と、第1の増幅回路2
よりの音声出力信号を位相反転する位相反転回路8と、
該第2の増幅器より出力される信号のレベルが同等にな
るように該位相反転回路よりの信号を補正する補正回路
9と、該第2の増幅回路よりの信号と該補正回路よりの
信号とを加算して該雑音成分のみを抽出する加算回路10
と、該加算回路よりの信号を平滑する積分回路11と、該
積分回路よりの信号をディジタル信号に変換し、制御用
マイコン13へ音量補正信号として入力するA/D変換回
路12とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビ受信機、
またはカーステレオ等音声を扱う機器において、周囲の
雑音レベルに応じて該機器の音量レベルを自動的に調整
する自動音量調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、周囲の雑音レベルが大きいために
前記機器の音声が聞き取りにくい場合にあっては手動操
作により音量レベルを上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、雑音があるご
とに音量レベルを上げ、該雑音が無くなったときには再
び元の音量レベルに戻す等の操作を必要としていた。本
発明は、作動中の音量レベルに対する雑音レベルの比率
が基準値を超えた場合には、超えた比率に応じて増幅回
路を制御する自動音量調整装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力した音声
信号を増幅してスピーカを駆動する第1の増幅回路と、
該第1の増幅回路の増幅度を制御してスピーカの音量を
制御する制御用マイコンとを設けた音声回路において、
該スピーカよりの音声と、周囲の雑音とを集音するマイ
クロフォンと、該マイクロフォンよりの出力信号を増幅
する第2の増幅回路と、該第1の増幅回路よりの音声出
力信号を位相反転する位相反転回路と、該第2の増幅器
より出力される信号のうちのスピーカよりの音声信号と
該位相反転回路よりの音声信号とが互いにキャンセルす
るように該位相反転回路よりの音声信号の周波数ごとの
レベル補正と位相の遅延補正とをなす補正回路と、該第
2の増幅回路よりの信号と該補正回路よりの信号とを加
算して該雑音成分のみを抽出する加算回路と、該加算回
路よりの信号を平滑する積分回路と、該積分回路よりの
信号をディジタル信号に変換し、該制御用マイコンへ音
量修正信号として入力するA/D変換回路とで構成した
自動音量調整装置を提供するものである。
【0005】
【作用】マイクロフォンでスピーカよりの音声と雑音と
を集音する。この中から雑音のみを抽出し、積分回路に
より平滑して直流化したものをディジタル信号化し、制
御用マイコンへフィードバックする。該制御用マイコン
はディジタル信号化された雑音レベルと現状音量レベル
とに基づき増幅回路を制御して音量レベルを制御する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による自動音量
調整装置を説明する。図1は本発明による自動音量調整
装置の一実施例を示す要部ブロック図である。図におい
て、1は入力音声信号、2は該入力音声信号1を増幅す
る第1の増幅回路、3は該第1の増幅回路2よりの信号
で駆動するスピーカ、4は該スピーカよりの音声、5は
周囲の雑音、6は該スピーカよりの音声4と雑音5とを
集音するマイクロフォン(以下、マイク)、7は該マイ
ク6で集音した信号を増幅する第2の増幅回路、8は該
第1の増幅回路2よりの音声信号を位相反転する位相反
転回路、9は該第2の増幅器より出力される信号のうち
のスピーカよりの音声信号と該位相反転回路よりの音声
信号とが互いにキャンセルするように該位相反転回路よ
りの音声信号の周波数ごとのレベル補正と位相の遅延補
正とをなす補正回路、10は該第2の増幅回路7よりの信
号と補正回路9よりの信号を加算して、雑音のみを抽出
する加算回路、11は該加算回路10よりの信号を平滑して
直流化する積分回路、12は該積分回路11よりの信号をデ
ィジタル化するA/D変換回路、13は音量操作信号14と
該A/D変換回路12とに基づき該第1の増幅回路2の増
幅度をステップごとに制御する制御用マイコンである。
【0007】次に、本発明の動作について図2を併用し
て説明する。図2は図1のAからEポイントの波形図例
を雑音があるとした場合について示したものである。い
ま、雑音が殆ど気にならないレベルとし、この環境下で
スピーカの音量をあるレベルに設定(初期音量とする)
したとする。つまり、制御用マイコン13が音量操作信号
14に基づき、第1の増幅回路2の増幅度を設定する。こ
のときのA点の波形を図2(A)に示す(以下、カッコ
内のアルファベット記号は図2のそれを示す)マイク6
により集音された音声信号は第2の増幅回路7で増幅
後、加算回路10に入力する。一方、スピーカ3を駆動す
る第1の増幅回路2の出力は位相反転回路8で位相反転
後、補正回路9を介して加算回路10に入力される
(B)。補正回路9は前述の作用をなすので、加算回路
10では互いにキャンセルして出力は殆ど零になる。従っ
て、積分回路11およびA/D変換回路12の出力も零とな
り制御用マイコンに対するフィードバックはない。ここ
で周囲に雑音が発生したとする。
【0008】マイク6はこの雑音をも集音し、スピーカ
よりの音声信号とともに上記の作用に従い加算回路10へ
入力する(C)。加算回路10では、音声信号について上
記のようにキャンセルするので、雑音成分のみを出力す
る(D)。この雑音成分は積分回路11で直流化(E)
後、さらにA/D変換回路12でディジタル化して雑音レ
ベルを表すフィードバック信号として制御用マイコン13
へ入力される。制御用マイコン13は該初期音量レベルに
対する該フィードバック信号の大きさとの比率を演算す
る。スピーカの音量を決める第1の増幅回路2の増幅度
は該制御用マイコン13よりの制御信号出力に基づくの
で、該制御信号出力を基準にすることにより該比率は求
まる。そして、該制御用マイコン13は該比率に基づき以
下の作用をなす。該比率が基準比率以下のときは現在の
設定状態(初期音量)のままを維持する。雑音はあるが
音量レベルを上げるまでもない状態である。該比率が該
基準比率を超えるときは、超える分を所定範囲ごとに区
切り、該所定範囲ごとに音量を上げるべく該第1の増幅
回路に対する制御信号を修正する(例えば、1ステッ
プ、または2ステップのように)。この修正により、ス
ピーカの音量レベルは上がる。ここで、該雑音が無くな
ったとすると、該フィードバック信号もなくなるので該
初期音量に戻す。制御用マイコン13の上記作用をフロー
チャートとして示したものが図3である。図において、
ST1は音量操作信号14に基づく初期音量設定、ST2は雑
音が発生した場合の上記比率が基準比率以下か否かの判
断、ST3はST2で基準比率以下のときは初期音量を維
持、ST4はST2で基準比率を超えるときはその比率を判
断、ST5はST4での比率判断に基づく制御信号の修正出
力、をそれぞれ表す。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ラーテレビ受信機、またはカーステレオ等音声を扱う機
器を作動中に周囲に雑音が発生し、音量レベルに対する
該雑音レベルとの比率が基準比率を超えた場合にはスピ
ーカの音量を上げ、さらに該雑音が無くなったときには
再び元の音量に戻すので、該雑音により音声が聞き取り
にくくなるという問題を解消し、該機器の機能向上に寄
与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動音量調整装置の一実施例を示
す要部ブロック図である。
【図2】図1の主要ポイントの信号波形図である。
【図3】制御用マイコン13の作用説明のためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 入力音声信号 2 第1の増幅回路 3 スピーカ 6 マイクロフォン 7 第2の増幅回路 8 位相反転回路 9 補正回路 10 加算回路 11 積分回路 12 A/D変換回路 13 制御用マイコン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した音声信号を増幅してスピーカを
    駆動する第1の増幅回路と、該第1の増幅回路の増幅度
    を制御してスピーカの音量を制御する制御用マイコンと
    を具備した音声回路において、該スピーカよりの音声
    と、周囲の雑音とを集音するマイクロフォンと、該マイ
    クロフォンよりの出力信号を増幅する第2の増幅回路
    と、該第1の増幅回路よりの音声出力信号を位相反転す
    る位相反転回路と、該第2の増幅器より出力される信号
    のうちのスピーカよりの音声信号と該位相反転回路より
    の音声信号とが互いにキャンセルするように該位相反転
    回路よりの音声信号の周波数ごとのレベル補正と位相の
    遅延補正とをなす補正回路と、該第2の増幅回路よりの
    信号と該補正回路よりの信号とを加算して該雑音成分の
    みを抽出する加算回路と、該加算回路よりの信号を平滑
    する積分回路と、該積分回路よりの信号をディジタル信
    号に変換し、該制御用マイコンへ音量修正信号として入
    力するA/D変換回路とで構成し、該雑音のレベルとス
    ピーカの音量とに応じてスピーカの音量レベルを自動的
    に調整することを特徴とする自動音量調整装置。
  2. 【請求項2】 前記制御用マイコンによる自動音量調整
    において、調節により設定した音量レベルに対する雑音
    レベルの比率が基準比率以下のときには該設定した音量
    レベルを維持し、該比率が基準比率を超えたときには該
    超えた比率に応じて音量を上げるように前記第1の増幅
    回路の増幅度を制御するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の自動音量調整装置。
JP3205513A 1991-07-22 1991-07-22 自動音量調整装置 Pending JPH0530588A (ja)

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