JP3213779B2 - 拡声装置 - Google Patents

拡声装置

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JP3213779B2
JP3213779B2 JP16053693A JP16053693A JP3213779B2 JP 3213779 B2 JP3213779 B2 JP 3213779B2 JP 16053693 A JP16053693 A JP 16053693A JP 16053693 A JP16053693 A JP 16053693A JP 3213779 B2 JP3213779 B2 JP 3213779B2
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明久 川村
正治 松本
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  • Stereophonic System (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の位置において明
瞭度よく再生し、または任意の位置での音圧レベルを小
さく再生する拡声装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、拡声装置は再生場所の複雑な音響
的条件に対応して、どの位置においても明瞭に再生音を
聴取できること、また場合によっては不必要な個所に対
しては再生音のレベルを下げることによって、総合的な
拡声品位を保つように検討されている。
【0003】以下、従来例の拡声装置について図面を参
照しながら説明する。
【0004】図6は従来例の代表的な拡声装置を示すブ
ロック図である。図において場内の演奏や音声を収音
するマイクロホン1の出力は、複数の増幅器2a〜2e
に入力されて増幅され、その出力は各々の増幅器に接続
されたスピーカ3a〜3eより拡声出力されるように接
続されている。
【0005】以上のように構成された従来例の拡声装置
において、以下その動作を説明する。通常、音を再生す
る場合は、マイクロホン1で収音した音を増幅器2a〜
2eで増幅し、複数のスピーカ3a〜3eのそれぞれの
中心軸を再生したい場所の方向に向け、各スピーカの指
向性の範囲内では明瞭度のよい再生を行っている。ま
た、ある範囲のみに再生したい場合は、指向性の鋭いス
ピーカを複数個天井につけ、目的の範囲に指向性のある
スピーカのみを動作させるという方法を取っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、再生範囲がスピーカの指向性に
依存するため、スピーカの指向性をかなり鋭くしない
と、ある狭い範囲で明瞭度よく再生するのは難しく、ま
ある狭い範囲だけ音圧レベルを小さく再生するこ
ができないという問題点があった。
【0007】本発明は、上記従来例の問題点を改善す
ので、複数のスピーカを用い、任意の狭い範囲で明瞭
度よく再生したり、逆に音圧レベルを低く再生すること
が可能な拡声装置の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の拡声装置は、上
記目的を達成するために、その請求項1に対応する構成
は、再生場所の音を収音する複数のマイクロホンと、
記各マイクロホンが出力するアナログ信号をそれぞれ
ィジタル信号に変換する複数のA/D変換器と、前記各
A/D変換器の出力信号をそれぞれ周波数分析する複数
の周波数分析手段と、前記周波数分析により音源位置を
求め、前記音源位置と各マイクロホン間の到達時間とレ
ベルとをすべて等しくするように補正するための遅延時
間とレベルとを演算する第1の演算手段と、前記第1の
演算手段により求めた前記遅延時間とレベルとで前記各
A/D変換器の出力信号をそれぞれ補正する複数の第1
の信号処理手段とを有している。
【0009】また、その請求項2に対応する構成は、
第1の信号処理手段の出力信号をそれぞれ信号処理する
複数の第2の信号処理手段と、前記各第2の信号処理手
段が出力するディジタル信号をそれぞれアナログ信号に
変換して出力する複数のD/A変換器と、前記各D/A
変換器の出力信号をそれぞれ増幅する複数の増幅器と、
前記各増幅器の出力信号をそれぞれ再生する複数のスピ
ーカと、前記複数のスピーカによる再生音の明瞭度をよ
くしたい再生位置を入力する再生位置入力手段と、前記
各スピーカによる再生音の焦点を前記再生位置に合わせ
るように前記各第2の信号処理手段に設定する値を演算
する第2の演算手段とを有している。
【0010】また、その請求項3に対応する構成は、
第1の信号処理手段の出力信号をそ れぞれ信号処理する
複数の第2の信号処理手段と、前記各第2の信号処理手
段が出力するディジタル信号をそれぞれアナログ信号に
変換して出力する複数のD/A変換器と、前記各D/A
変換器の出力信号をそれぞれ増幅する複数の増幅器と、
前記各増幅器の出力信号をそれぞれ再生する複数のスピ
ーカと、前記複数のスピーカによる再生音の音圧レベル
を小さくしたい再生位置を入力する再生位置入力手段
と、前記再生位置における音圧レベルを小さくするため
のフィルタ係数を前記再生位置に対応して記憶している
フィルタ係数記憶手段と、前記再生位置に対応したフィ
ルタ係数を前記フィルタ係数記憶手段から選択して前記
各第2の信号処理手段に設定する制御手段とを有してい
る。
【0011】
【作用】本発明は上記請求項1に対応する構成におい
、複数のマイクロホンの出力信号をそれぞれのA/D
変換器でディジタル信号に変換し、それぞれの周波数分
析手段で周波数分析を行う。第1の演算手段は、前記周
波数分析に基づいて音源位置を求めるとともに、前記音
源から各マイクロホンまでの到達時間とレベルとをすべ
て等しくするように補正するための遅延時間とレベルと
を演算して各第1の信号処理手段に設定する。各第1の
信号処理手段は、各A/D変換器の出力信号を前記遅延
時間とレベルとで補正することにより、前記音源と各マ
イクロホン間の到達時間とレベルとがすべて等しくなる
ように補正する。この補正により複数のマイクロホンに
よる収音のS/N比が向上する。
【0012】また、上記請求項2に対応する構成におい
て、第2の演算手段は、再生位置入力手段で入力された
明瞭度よく再生したい再生位置に、各スピーカからの再
生音の焦点を合わせるように各スピーカからの遅延時間
とレベルとを演算して各第2の信号処理手段に設定す
る。各第2の信号処理手段は、対応する第1の信号処理
手段の出力信号をそれぞれの前記遅延時間とレベルとで
補正する。各第2の信号処理手段の出力信号を各増幅器
で増幅して各スピーカから再生することにより、前記再
生位置に各スピーカからの再生音が同時に焦点を合わせ
たように集中する。これにより前記再生位置における明
瞭度が向上する
【0013】また、上記請求項3に対応する構成におい
て、制御手段は、再生位置入力手段で入力された、音圧
レベルを小さくしたい再生位置に対応するフィルタ係数
をフィルタ係数記憶手段から選択し、前記フィルタ係数
に基づく逆特性を各第2の信号処理手段に設定する。各
第2の信号処理手段は、対応する第1の信号処理手段の
出力信号をそれぞれ前記逆特性で信号処理する。各第2
の信号処理手段の出力信号を各増幅器で増幅して各スピ
ーカから再生する。これにより、前記再生位置での再生
音の音圧レベルが小さくなる。
【0014】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の拡声装置の実施例1について図面を参照
しながら説明する。本実施例は請求項1および請求項2
に係わる。
【0015】図1は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、図5に示した従来例と同じ構成要素には同
一符号を付与している。図1において、1a〜1eはマ
イクロホン、2a〜2eは増幅器、3a〜3eはスピー
カ、4a〜4eはそれぞれマイクロホン1a〜1eが出
力するアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D
変換器、5a〜5eはそれぞれA/D変換器4a〜4e
が出力する前記ディジタル信号を周波数分析する周波数
分析手段、6a〜6eはそれぞれA/D変換器4a〜4
eが出力する前記ディジタル信号を信号処理する第1の
信号処理手段、7は周波数分析手段5a〜5eが出力す
る分析結果をもとに音源位置を求め、その音源位置の音
を明瞭に収音するために、各マイクロホン1a〜1eと
前記音源位置との到達時間とレベルとを演算し、それら
をすべて等しくするように補正するための遅延時間とレ
ベルとを演算して第1の信号処理手段6a〜6eに設定
する第1の演算手段8a〜8eはそれぞれ第1の信号
処理手段6a〜6bの出力信号を信号処理する第2の信
号処理手段、9は明瞭度よく再生したい再生位置を入力
する再生位置入力手段、10はスピーカ3a〜3eの再
生音の焦点を前記再生位置に合わせるための各スピーカ
からの遅延時間とレベルとを演算して第2の 信号処理手
段に設定する第2の演算手段、11a〜11eはそれぞ
れ第2の信号処理手段8a〜8eが出力するディジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換器である。
【0016】以上のように構成された本実施例の拡声装
置について、以下その動作を説明する。
【0017】収音すべき音がある状態で、マイクロホン
1a〜1eにより収音され、A/D変換器4a〜4eで
A/D変換されたディジタル信号は、周波数分析手段5
a〜5eにより周波数分析される。第1の演算手段7
は、図2に示したように、周波数分析された信号をもと
に、まず、音源位置を求める。
【0018】
【数1】
【0019】音源位置は、(数1)に従って複数の点ご
とにスキャンしながら、音圧レベルの最も大きくなる点
を探す。音源位置が求められると、各マイクロホン1a
〜1eと音源位置との間の距離を計算し、音源位置とマ
イクロホン1a〜1e間の到 達時間とレベルとがすべて
等しくなるように補正するための遅延時間とレベルとを
演算する。
【0020】求められた遅延時間とレベルとは、第1の
信号処理手段6a〜6eにそれぞれ設定され、各マイク
ロホン1a〜1eからの信号の到達時間とレベルとにつ
いて信号処理が施され、第2の信号処理手段8a〜8e
に出力される。
【0021】以上の信号処理により第1の信号処理手段
6a〜6eが出力する信号は、音源位置からマイクロホ
ン1a〜1eに至る到達時間とレベルとがすべて等しく
なるように補正され、これによりS/N比のよい状態で
収音された音のディジタル信号となる。
【0022】つぎに、スピーカ3a〜3eからの再生音
が再生位置入力手段9で入力された再生位置Aで明瞭度
よく聴けるようにするための信号処理について説明す
る。図3は再生位置Aとスピーカ3a〜3eとの関係を
示す説明図である。第2の演算手段10は、再生位置入
力手段9で入力された再生位置Aを各スピーカ3a〜3
eの位置と比較し、(数2)に従って、再生位置Aへの
スピーカ3a〜3eからの音の到達時間が一定になる遅
延時間を演算するとともに、各スピーカ3a〜3eから
の音圧レベルも等しくなるように距離減衰や指向性を考
慮してレベルを演算する。
【0023】
【数2】
【0024】第2の演算手段10で求められた遅延時間
とレベルとは第2の信号処理手段8a〜8eに設定さ
れ、第1の信号処理手段6a〜6eからのディジタル信
号に信号処理を施される。これにより、スピーカ3a〜
3eから出力された音は再生位置Aで焦点が合うように
信号処理されたことになる。第2の信号処理手段8a〜
8eから出力されたディジタル信号は、D/A変換器1
1a〜11eでアナログ信号に変換され、増幅器2a〜
2eで増幅され、スピーカ3a〜3eにより目的とする
再生位置Aで焦点を合わすように再生されて明瞭度よく
拡声することができる。
【0025】以上のように、複数のマイクロホン1a〜
1eで収音した音について、周波数分析手段5a〜5
e、第1の演算手段7、および第1の信号処理手段によ
り、良好なS/N比で収音された状態に信号処理し、第
2の演算手段10および第2の信号処理手段8a〜8e
により、再生位置入力手段で入力した再生位置Aにおけ
る明瞭度をよくするように信号処理して拡声することが
できる。
【0026】なお、本実施例では、音源位置を第1の演
算手段7を用いて演算により求めた が、音源位置があら
かじめわかっている場合には手動により入力してもよ
い。
【0027】また、本実施例の手段は、スピーカ数を増
やすことによりさらに効果をあげることが可能である。
【0028】さらに、本実施例において第1の演算手段
7の演算処理と第2の演算手段10の演算処理とを一つ
の演算手段で行うように構成してもよい。
【0029】(実施例2) 以下、本発明の拡声装置の実施例2について図面を参照
しながら説明する。本実施例は請求項1および請求項3
に係わる。
【0030】図4は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施例1と同じ構成要素には同一符号を付
与している。図4において、本実施例が実施例1と異な
る点は、再生位置入力手段9ではスピーカ3a〜3eに
よる再生音の音圧レベルを小さくしたい再生位置を入力
する。また、前記再生位置での音圧レベルを小さくする
ためのフィルタ係数をあらかじめの測定により記憶して
いるフィルタ係数記憶手段12を備えるとともに、第2
の演算手段10に代えて、前記再生位置と各スピーカ3
a〜3eとの関係に対応するフィルタ係数をフィルタ係
数記憶手段12から選択して第2の信号処理手段8a〜
8eに設定する制御手段13を備える。
【0031】以上のように構成された本実施例の拡声装
置について、以下その動作を説明する。本実施例におい
て、周波数分析手段5a〜5e、第1の演算手段7、お
よび第1の信号処理手段6a〜6eの動作は実施例1と
同じであり、説明を省略する。したがって、第1の信号
処理手段6a〜6eが出力するディジタル信号は、マイ
クロホン1a〜1eにより良好なS/N比で収音された
音に対応している。
【0032】まず、再生位置入力手段9により再生音の
音圧レベルを小さくしたい位置を入力する。制御手段1
3は、入力された再生位置に対応して、第2の信号処理
手段 8a〜8eにより再生位置での音圧レベルを小さく
するようなフィルタ係数をフィルタ係数記憶手段12か
ら選択する。フィルタ係数記憶手段12に記憶されてい
るフィルタ係数は、あらかじめ測定して計算された、音
圧を最小にすべき再生位置と各スピーカ3a〜3e間の
伝達関数をもとに、(数3)に従って計算した値であ
る。
【0033】
【数3】
【0034】求められた逆特性を第2の信号処理手段8
a〜8eに設定して信号処理し、複数のスピーカ3a〜
3eから再生することにより、再生位置の音圧レベルを
小さくすることが可能である。
【0035】以上のように、再生位置と各スピーカ間の
伝達関数をもとに、再生位置での音圧レベルを小さくす
るフィルタ係数を第2の信号処理手段8a〜8eに設定
し、第1の信号処理手段の出力信号と畳み込み演算を行
い、その結果を複数のスピーカ3a〜3eで再生するこ
とにより、再生位置入力手段9で入力した再生位置での
音圧レベルを小さくすることが可能である。
【0036】なお、スピーカの数は多いほうが、より再
生位置での音圧レベルを小さくする効果を期待できる。
また、再生位置を各スピーカが取り囲むような配置とす
ることにより大きい効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明は、複数のマイクロホンの出力信号を周波数分析手段
により周波数分析し、第1の演算手段により前記周波数
分析に基づいて音源位置を求めるとともに、前記音源位
置と各マイクロホンまでの到達時間とレベルとをすべて
等しくするように補正するための遅延時間とレベルとを
求め、第1の信号処理手段により前記遅延時間とレベル
とで各マイクロホンからの入力信号を補正することによ
り、各マイクロホンによる収音のS/N比を向上させる
ことができる。
【0038】また、各第1の信号処理手段の出力信号
を、対応する各スピーカからの再生音が所望の再生位置
で焦点を合わせるように、各第2の信号処理手段で信号
処理することにより前記再生位置で明瞭度の高い再生を
行うことができる。
【0039】また、各第1の信号処理手段の出力信号
を、所望の再生位置における複数のスピーカによる再生
音の音圧レベルを小さくするように、フィルタ係数に基
づいて第2の信号処理手段で信号処理することにより、
前記再生位置での音圧レベルを小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の拡声装置の実施例1の構成を示すブロ
ック図
【図2】同実施例における第1の演算手段の演算処理を
示すフローチャート
【図3】同実施例における再生位置とスピーカとの関係
を示す説明図
【図4】本発明の拡声装置の実施例2の構成を示すブロ
ック図
【図5】従来例の拡声装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1、1a〜1e マイクロホン 2a〜2e 増幅器 3a〜3e スピーカ 4a〜4e A/D変換器5a〜5e 周波数分析手段 6a〜6e 第1の信号処理手段 7 第1の演算手段 8a〜8e 第2の信号処理手段 9 再生位置入力手段 10 第2の演算手段 11a〜11e D/A変換器 12 フィルタ係数記憶手段 13 制御手段 A 再生位置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−147695(JP,A) 特開 平5−41897(JP,A) 特開 平2−63335(JP,A) 特開 昭60−248099(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 3/02 H04R 3/00 310 H04S 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生場所の音を収音する複数のマイクロ
    ホンと、前記各マイクロホンが出力するアナログ信号を
    それぞれディジタル信号に変換する複数のA/D変換器
    と、前記各A/D変換器の出力信号をそれぞれ周波数分
    析する複数の周波数分析手段と、前記周波数分析により
    音源位置を求め、前記音源位置と各マイクロホン間の到
    達時間とレベルとをすべて等しくするように補正するた
    めの遅延時間とレベルとを演算する第1の演算手段と、
    前記第1の演算手段により求めた前記遅延時間とレベル
    とで前記各A/D変換器の出力信号をそれぞれ補正する
    複数の第1の信号処理手段とを有する拡声装置。
  2. 【請求項2】 各第1の信号処理手段の出力信号をそれ
    ぞれ信号処理する複数の第2の信号処理手段と、前記各
    第2の信号処理手段が出力するディジタル信号をそれぞ
    れアナログ信号に変換して出力する複数のD/A変換器
    と、前記各D/A変換器の出力信号をそれぞれ増幅する
    複数の増幅器と、前記各増幅器の出力信号をそれぞれ再
    生する複数のスピーカと、前記複数のスピーカによる再
    生音の明瞭度をよくしたい再生位置を入力する再生位置
    入力手段と、前記各スピーカによる再生音の焦点を前記
    再生位置に合わせるように前記各第2の信号処理手段に
    設定する値を演算する第2の演算手段とを有する請求項
    1記載の拡声装置。
  3. 【請求項3】 各第1の信号処理手段の出力信号をそれ
    ぞれ信号処理する複数の第2の信号処理手段と、前記各
    第2の信号処理手段が出力するディジタル信号をそれぞ
    れアナログ信号に変換して出力する複数のD/A変換器
    と、前記各D/A変換器の出力信号をそれぞれ増幅する
    複数の増幅器と、前記各増幅器の出力信号をそれぞれ再
    生する複数のスピーカと、前記複数のスピーカによる再
    生音の音圧レベルを小さくしたい再生位置を入力する再
    生位置入力手段と、前記再生位置における音圧レベルを
    小さくするためのフィルタ係数を前記再生位置に対応し
    て記憶しているフィルタ係数記憶手段と、前記再生位置
    に対応したフィルタ係数を前記フィルタ係数記憶手段か
    ら選択して前記各第2の信号処理手段に設定する制御手
    段とを有する請求項1記載の拡声装置。
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