JPH031915A - バリア性容器の製造方法及びその容器 - Google Patents
バリア性容器の製造方法及びその容器Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
等に対してバリア性を有する樹脂成形のバリア性容器の
製造方法及びその容器に関する。
でしかも軽く、気体又は水蒸気等に対して高いバリア性
を有するような射出樹脂によって形成された容器が出現
している。
ために厚さ40μのアルミニウムを、例えば厚さ40μ
の無延伸ポリプロプレン層51と厚さ80μの無延伸ポ
リプロブレン層52で両側を被ったバリア膜シート53
から、第7図に示すように円形ブランクb、bを切取っ
てその周囲部分を折り込みながら立上り壁57を形成し
つつ容器とほぼ同形のバリア膜成形体56(第8図)を
成形し、これを射出成形用の雄型と雌型とのキャビティ
内に設置して前記バリア膜成形体56が容器C1の壁の
内側になるように例えばポリプロピレン(PP)を射出
してよ底の容器を製造するようにしていた(第9図)。
バリア膜成形体56を成形する際に、平坦なバリア膜シ
ートからの切取ブランクを折込み成形していたので、第
8図に示すようにしわが形成されてしまうばかりでなく
、このしわによってピンホールが生じるおそれがあり、
浅い容器しか製造することができなかった。
た深底の容器を容易に製造できるようなバリア性容器の
製造方法及びこの方法により製造されたバリア性容器を
提供することを「1的とする。
蒸気等に対してバリア性を有するほぼ製造すべき容器の
形状をなすバリア膜体を雄型と雌型間のキャビティ内に
収納し、キャビティ内に樹脂を射出することにより、前
記バリア膜と樹脂とを一体化せしめるようにしてバリア
性を有する容器を製造するためのバリア性容器の製造方
法において、前記バリア膜体を容器の胴部を披うための
胴部と、容器の底部を被うだめの底部と、容器のフラン
ジ部を披うためのフランジ部とのうち、少なくとも胴部
と底部とに分離し、雄型にバリアj漠の胴部を巻き付け
るとともに、前記バリア膜の底部を前記胴部の下端部と
重なり合うようにして雄型に嵌め込み、雄型と雌型とを
嵌め合せて両型間に形成されるキャビティ内に樹脂を射
出するように構成するとともに、バリア性容器を、気体
又は水蒸気等に対してバリア性を有するバリア膜で披わ
れたバリア性容器において、前記バリア性容器の壁内に
は容器のフランジ部を肢うためのバリア膜フランジ部と
、容器の胴部を被うためのバリア膜胴部と、これと分離
して形成され容器の底部を被うためのバリア膜底部との
うち、少なくともバリア膜胴部とバリア膜底部とが埋込
まれ、これらバリア膜体と樹脂とが一体化されるように
(1育成した。
浅底の底部さに分屋して製造し、雄型の外周にバリア膜
体の胴部を巻き付けるとともに底部を雄型の下部に嵌め
込み、この雄型を雌型に組合わせてキャビティ内にポリ
プロピレン(p p)又はポリエチレン(PE)等の樹
脂をインサートする。
必要がなくなり、その底部は浅いものとすることができ
、しわがなく、しかもバリア性を害するピンホールのな
い深底の容器とすることかできる。
好に維持されており、深底なので多品種の品物を収納で
きる。
る。
リア性容器C2であり、この容器c2の内壁はバリア膜
1からなり、このバリア膜1は第5図に既に示したよう
な構成からなり、アルミニウム層(厚さ40μ)の両側
をポリプロブレン又はポリエチレン層(厚さ40μ、8
0μ)で被ったものである。前記バリア膜の外側は適宜
の厚さの樹脂層2(ポリプロプレン又はポリエチレン層
)で被われ、前記バリア膜1は、必要に応じて容器のフ
ランジ部3にまで伸ばされる。また、バリア膜の構成と
しては中央部を鉄箔とし、その両側の樹脂として塩化ビ
ニリデン層、ポリアミド層、エチレン酢酸ビニル共重合
体ケン化物樹脂層、蒸着ポリエステルフィルム、蒸着ポ
リアミドフィルム等を用いてもよい。
うにして射出成形される。
断して胴部10と、型探り加工によって形成した浅底の
底部11とを別々に準備し、2つを雄型12上で合せて
バリア膜体30が形成される。前記胴部10は雄型12
の周囲にしわのないように巻き付けられ、その巻き付は
端部10 aは第3図に示すように重ね合わされて折り
曲げられ、胴部10の周囲に付着される。
、このとき底部11の立上り部11aが前記胴部10の
下端に上から重ね合わされるようにする。前記底部11
を必要に応じて雄型10に設けた真空引孔13により真
空引してもよい。なお、この際、雄型12の周壁にも真
空引孔(図示なし)を設け、胴部10を吸着するように
してもよい。
合せ、射出孔14から射出樹脂(ポリプロブレン、ポリ
エチレン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチ
レン)を両型間に形成されたキャビティ15内に射出す
る。
分離して製造し、胴部10をしわのないように雄型12
の外周に巻き付けるようにするとともに、浅い底部11
を胴部10に重ね合イっせて接続するようにすれば、し
わのない、ピンホールの少ないバリア性の良好なバリア
膜とすることができる。
胴部10の高さを増すように平面状のバリア膜を切断し
、底部11は容器の高さに関係なく浅底に型絞りすれば
よいので、バリア膜にしわのない深底容器とすることが
できる。
わされているが、逆に底部11を先ず雄型12に取り付
け、その上から胴部10を雄型12に巻き付けるように
してもよい。
には、射出樹脂層2に接する側のポリプロブレン又はポ
リエチレン層20として第4図に示すようにTダイ法又
はインフレーション法等の方法により溶融樹脂に引長張
力をかけながら製造した延伸膜層を使用すれば、耐熱性
が大きく射出樹脂層2とバリアIllとの接着性が良好
になり、バリア膜1にしわがよることはない。この際、
バリア膜1の内側層21は無延伸のものでも延伸のもの
でもよい。
部11とを分離して製造しているが、フランジ部も分離
して製造してもよい。
で伸ばし、円形の底部60を雄型12の下端に吸着させ
るようにしてもよい。そして、胴部10の代りにテープ
状のバリア膜をスパイラル状に雄型12に巻き付けるよ
うにしてもよい。
ない深底の容器を容易に製造することができ、本方法に
より製造された容器はバリア性が良好に維持さ−れる。
第2図は本発明の製造方法を実施する装置の一部断面図
、第3図は雄型にバリア膜を付着せしめるときの状態説
明図、第4図はバリア膜の雄型への付着状態を示す断面
図、第5図はバリア膜の構成断面図、第6図は本発明の
他の実施例説明図、第7図は従来の平面状バリア膜のブ
ランク切取状態斜視図、第8図はバリア膜体の斜視図、
第9図は従来の容器の断面図である。 1・・・バリア膜、2・・・樹脂層、3・・・フランジ
部、10・・・胴部、11.60・・・底部、12・・
・雄型、16・・・雌型。 第 / 図 1ノ 第 図 、石 グ ? 酌 δ 図 第 第 図 第 4 図 第 図 手 続 ?rl″1 正 書 平成元年12月28[] 事件の表示 平成 年 特許願 第1−37201、 発明の名称 バリア性容器の製造方法及びその容器 補正をする者 事件との関係
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、気体又は水蒸気等に対してバリア性を有する製造す
べき容器の形状をなすバリア膜体を雄型と雌型間のキャ
ビティ内に収納し、キャビティ内に樹脂を射出すること
により、前記バリア膜と樹脂とを一体化せしめるように
してバリア性を有する容器を製造するためのバリア性容
器の製造方法において、前記バリア膜体を容器の胴部を
被うための胴部と、容器の底部を被うための底部と、容
器のフランジ部を被うためのフランジ部とのうち、少な
くとも胴部と底部とに分離し、雄型にバリア膜体の胴部
を巻き付けるとともに、前記バリア膜体の底部を前記胴
部の下端部と重なり合うようにして雄型に嵌め込み、雄
型と雌型とを嵌め合せて両型間に形成されるキャビティ
内に樹脂を射出することを特徴とするバリア性容器の製
造方法。 2、気体又は水蒸気等に対してバリア性を有するバリア
膜体で被われたバリア性容器において、前記バリア性容
器の壁内には容器のフランジ部を被うためのバリア膜フ
ランジ部と、容器の胴部を被うためのバリア膜胴部と、
これと分離して形成され容器の底部を被うためのバリア
膜底部とのうち、少なくともバリア膜胴部とバリア膜底
部とが埋込まれ、これらバリア膜体と樹脂とが一体化さ
れていることを特徴とするバリア性容器。
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JP2014046979A (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-17 | Nakayama Kogyo Kk | バリア容器およびバリア容器の製造方法 |
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1989
- 1989-05-30 JP JP13720189A patent/JP2863548B2/ja not_active Expired - Lifetime
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