JPH0319159Y2 - - Google Patents

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JPH0319159Y2
JPH0319159Y2 JP1984099760U JP9976084U JPH0319159Y2 JP H0319159 Y2 JPH0319159 Y2 JP H0319159Y2 JP 1984099760 U JP1984099760 U JP 1984099760U JP 9976084 U JP9976084 U JP 9976084U JP H0319159 Y2 JPH0319159 Y2 JP H0319159Y2
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JP
Japan
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metal fitting
indicator
plate
return
return plate
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JP1984099760U
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JPS6116839U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は継電器用動作表示子(以下表示子とい
う)の復帰装置に係り、とくに復帰板の取付構造
に関する。
従来の技術 継電器が動作したときは、その内部に組込まれ
た動作表示器の鉄心に可動片が吸引されることに
よつて表示子が落下するようになつており、かつ
表示子の復帰は継電器カバーを開くことなく行え
る構成となつている。
第1図に従来の動作表示器1を示すのでそれを
説明する。2はコイル、3は鉄心、4は表面枠5
の折曲げ下部5aに取付けてあり、上方に立上つ
ている可動片、6は表示子で、これは可動片4の
先端フツクにより、表面枠5との間で、その位置
に保持されて下方に落下しない。7は可動片4の
下部を押上げるばねである。
そして、継電器が動作するとコイル2に電流が
流れ、磁力が発生し、ばね7に抗して可動片4が
鉄心3に吸引され先端のフツクが外れて、表示子
6は落下するので、その状態をカバー8に設けた
ガラス窓9を通して確認するものである。
10は落下した表示子6を押上げて戻す復帰板
である。すなわち、この復帰板10は操作杆11
の上端にピン12でかしめて固定されている。1
3は断面コ字状の取付金具で、その下部はカバー
8の底部8aの内面に溶接されている。取付金具
13の上下折曲げ部13a,13bを上記の操作
杆11が可動的に貫いており、該上下の折曲げ部
13a,13b内において操作杆11にコイルば
ね14を嵌合し、係合ピン26を介して操作杆1
1に下向きのばね力を付勢している。操作杆11
はカバー8の底部8aに設けた孔15を貫通して
下方に突出している。
したがつて、操作杆11の下端を指先で押上げ
ることにより、復帰板10の上端が落下した表示
子6の下端を押上げるので、カバー8を開くこと
なく該表示子6を可動片4の先端フツク部に再び
係止させて元の状態に復帰させることができる。
(このときはコイル2はすでに消励されている) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の動作表示器1の復帰装置にあつて
は、取付金具13をカバー8の底部8a内面に溶
接する作業が困難であり、また、このように溶接
した取付金具13に復帰板10と操作杆11とを
ピン12でカシメて固着する作業が面倒で、とく
に操作杆11にコイルばね14を嵌合したうえピ
ン12でカシメるのでその作業は一層困難であ
る。このように、従来は復帰装置の各部材の組付
作業を同時に行ないながら取付金具の溶接作業を
行なつており、これら部材の製造、組立に非常に
手間がかかる欠点があつた。
問題点を解決するための手段と作用 本考案は上記の欠点を改良したもので、すなわ
ちコイルが励磁されることによつて落下した表示
子を復帰板によって押上げるようにした継電器用
動作表示器の表示子復帰装置において、一枚の金
属板の板面に孔を打抜き形成することによつて上
下方向に対向すを突部を設けて、該突部にコイル
ばねの両端部を嵌合するとともに、前記板面のー
側から操作片を一体に突出して成形してなる復帰
板を設け、第1金具と第2金具のそれぞれの垂直
部の上下端を相手側に向けて折曲げてなる上下折
曲げ片を互に重ね合せたうえ固着してなる取付金
具を設け、第1金具の上下折曲げ片に設けた凹溝
に上記復帰板を嵌合して凹溝の開口端を第2金具
の垂直部に当てるとともに、上記コイルばねの上
端を上部折曲げ片の下面に当て、上記取付金具は
継電器カバーの前面内側に固着し、かつ操作片は
第1金具の垂直部及び前記カバーに設けた長孔を
介して前方に突出させてなることを特徴とする。
実施例 以下本考案の実施例を第2図〜第4図によつて
説明する。なお、従来と同ー部品には同ー符号を
付して説明を省略する。
しかして、本実施例においては、表示子6の復
帰装置を構成する復帰板20と取付金具16の構
造が従来と相異する。まず、復帰板20は、第3
図に詳細に示すように板面20aにほぼH型の開
口19が開けてあるとともに、板面20aの上端
は後方に向けて水平に折曲げて押上面20bと
し、この押上面20bが表示子6の下端に当接す
る。さらに、板面20aのー側面からは操作片2
0cを突出させている。
一方、上記復帰板20を取付ける取付金具16
は第4図に示すように第1金具16aと第2金具
16bを左右から連結することによつて組立てら
れる。すなわち、第1金具16aはその垂直部に
たて長溝22とビン孔21を設けてあり、かつ垂
直部の上下端は第2金具16b側に折曲げて上下
折曲げ片16c,16dとしてある。上下折曲げ
片16c,16dには垂直方向の同位置に復帰板
20挿入用の凹溝17と17aを設けている。ー
方、第2金具16bの垂直部の上下縁の片側半分
からは第1金具16aの側に向けて上下折曲げ片
16e,16fを折曲げ形成してある。
つぎに、第1,第2金具16a,16bと復帰
板20との組立順序を説明すると、まず最初復帰
板20の開口19によつて形成された上下の突部
20d,20eにコイルバネ23の両端部を挿入
する。つぎに、第4図のように第1金具16aと
第2金具16bを左右に離しておき、つぎに第1
金具16aの上下折曲げ片16c,16dの一端
から凹溝17,17aに上記復帰板20を嵌合さ
せる。このとき板面20aのー側縁から突出した
操作片20cを第1金具16aのたて長孔22か
ら外側に突出させ、かつ、上記復帰板20に配設
したコイルばね23の上端周縁を上部折曲げ片1
6cの下面に当接させるものである。
つぎに、第1金具16aと第2金具16bを第
4図の位置関係において左右方向から互に接近さ
せる。そうすることによつて、第2図に示すよう
に第2金具16bの上下折曲げ片16e,16f
は、第1金具16aの上下折曲げ片16c,16
dの外側から重なり、(これは内側であつてもよ
い)かつ凹溝17,17aを外れた位置にある。
この状態において、第1,第2金具16a,16
bの上下折曲げ片16c,16d,16e,16
fにそれぞれ設けたビン孔18,18……が合致
するので、これにカシメピンを挿入してカシメ
る。これにより復帰板20を組んだ状態で第1金
具16aと第2金具16bを連結でき、これらが
ーつのユニット化された単独部品となる。
しかる後、取付金具16の第1金具16aを継
電器カバー8の前面内側に当てて、カバー8に設
けたピン孔(図示せず)と第1金具16aの垂直
部に設けたピン孔21を合せて前方からカシメピ
ン24を挿入してかしめる。また、第1金具16
aのたて長孔22から突出している操作片20c
はさらにカバー8の下部に設けた長孔25を通し
て前方へ突出させる。
本実施例は上記の構成からなり、第2図に示す
ように復帰板20は通常はコイルばね23により
下方に押下げられている。そして、継電器が動作
して表示子6が落下した後、これを持上げて復帰
させるには、カバー8の前面に突出している操作
片20cを指先でつかんでコイルばね23に抗し
て持上げるものである。なお、第5図は復帰板2
0を横並びに複数個設けた場合を略図的に示して
おり、本考案の構成はこのように並説する場合に
も便利である。
考案の効果 以上の通りであり、本考案によると、復帰板は
ー枚の金属板を所定形状に打抜くことにより操作
片も一体形成でき、かつ板面に設けた孔と対向す
る突起部によつてコイルばねも装着することがで
き、その状態で取付金具に取付けることができて
これで単一部品となるのでその組立、製作は容易
であり、さらに継電器カバーの内側にカシメピン
により容易に固着することができる。このように
本考案によると、従来に比べ復帰板と操作杆を別
部材として成形した後にピンでかしめて一体化す
る作業や、作業時に同時にコイルばねを装着し、
かつ取付金具を溶接する作業が不要であり、動作
表示子復帰装置の組立て、製作作業は容易とな
り、上記した従来の問題はすべて解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の継電器用動作表示器の表示子復
帰装置の断面説明図、第2図は本考案に係る復帰
装置の断面説明図、第3図Aは復帰板の正面図、
第3図Bは同側面図、第4図は取付金具の分離斜
視図、第5図は復帰装置を複数並設した場合の説
明図である。 1……動作表示器、2……コイル、16……取
付金具、16a,16b……第1,第2金具、1
6c〜16f……上下折曲げ片、17,17a…
…凹溝、19……孔、20……復帰板、20c…
…操作片、20d,20e……突部,22,25
……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルが励磁されることによつて垂直に落下し
    た表示子を復帰板によつて直接押上げるようにし
    た継電器用動作表示器の表示子復帰装置におい
    て、一枚の金属板の板面に ほぼH型の開口を打
    抜き形成することによつて上下方向に対向する突
    部を設けて、該突部にコイルばねの両端部を嵌合
    するとともに、前記板面のー側から操作片を突出
    し、亘つ上端面を水平に折り曲げて押上面を形成
    してなる復帰板を設け、更に第1金具と第2金具
    とから成る取付金具を設けるとともに、該取付金
    具は、第1金具と第2金具のそれぞれの垂直部の
    上下端を相手側に向けて折曲げてなる上下折曲げ
    片を互いに重ね合わせたうえ固着してなり、第1
    金具の上下折曲げ片に第2金具側に向けた凹溝を
    設け、且つ、第1金具の垂直部に垂直方向の長孔
    を設けて、前記上下折曲げ片の凹溝間に上記復帰
    板を嵌合し、長孔に復帰板の操作片を挿入すると
    ともに、上記コイルばねの上端を上部折曲げ片の
    下面に当て、上記取付金具は継電器カバーの前面
    内側にカシメピンにより固着し、かつ操作片は、
    前記カバーに設けた長孔を介して前方に突出させ
    てなることを特徴とする継電器用動作表示器の表
    示子復帰装置。
JP9976084U 1984-07-02 1984-07-02 継電器用動作表示器の表示子復帰装置 Granted JPS6116839U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9976084U JPS6116839U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 継電器用動作表示器の表示子復帰装置

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JP9976084U JPS6116839U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 継電器用動作表示器の表示子復帰装置

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Publication Number Publication Date
JPS6116839U JPS6116839U (ja) 1986-01-31
JPH0319159Y2 true JPH0319159Y2 (ja) 1991-04-23

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ID=30659248

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JP9976084U Granted JPS6116839U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 継電器用動作表示器の表示子復帰装置

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JPS6116839U (ja) 1986-01-31

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