JPH03188648A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH03188648A JPH03188648A JP32807289A JP32807289A JPH03188648A JP H03188648 A JPH03188648 A JP H03188648A JP 32807289 A JP32807289 A JP 32807289A JP 32807289 A JP32807289 A JP 32807289A JP H03188648 A JPH03188648 A JP H03188648A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
本発明は、トレンチ構造の半導体素子を作成するシリコ
ン(Si)基板に関し。
ン(Si)基板に関し。
Si基板の初期の反りを一定方向にして、後工程の反り
の絶対値を減らし、プロセス91反りの方向が一定にな
っていることを目的とし。
の絶対値を減らし、プロセス91反りの方向が一定にな
っていることを目的とし。
初期の素子形成面の反りが凹であるSi基板を用い、該
Si基板の素子形成面にトレンチを形成し。
Si基板の素子形成面にトレンチを形成し。
該Si基板の両面に埋め込み材料を堆積して、該トレン
チ内に該埋め込み材料を埋め込み、該Si基板両面に堆
積した埋め込み材料を1等方性エツチングにより1表面
と裏面を同時に除去するか、或いは、裏面の埋め込み材
料を除去した後に表面の埋め込み材料を除去し、該トレ
ンチ内部のみに埋め込み材料を残すように、或いはまた
。Si基板がSOI構造であるように構成する。
チ内に該埋め込み材料を埋め込み、該Si基板両面に堆
積した埋め込み材料を1等方性エツチングにより1表面
と裏面を同時に除去するか、或いは、裏面の埋め込み材
料を除去した後に表面の埋め込み材料を除去し、該トレ
ンチ内部のみに埋め込み材料を残すように、或いはまた
。Si基板がSOI構造であるように構成する。
本発明は、トレンチ構造の半導体素子をウエハの表面に
形成する際に、ウェハの反りを減少して行う技術に関す
る。
形成する際に、ウェハの反りを減少して行う技術に関す
る。
近年の微細な半導体装置、所謂IC(集積回路)では、
トレンチ溝と呼ばれる深い縦溝をウェハの素子領域両端
部に形成しておき、このトレンチ溝で隣の素子領域と絶
縁分離する手法が、採用されてきている。しかしながら
、このようなトレンチ溝を開孔する前後の工程では、こ
のウェハをなすシリコンとは異なる物質2例えばPSG
(!Jンガラス)が被着される。その際に、素子を形
成すべき面のみにこのPSG膜を形成すると、加熱工程
を経た後にはPSG膜側が凸にウェハが反ってしまう。
トレンチ溝と呼ばれる深い縦溝をウェハの素子領域両端
部に形成しておき、このトレンチ溝で隣の素子領域と絶
縁分離する手法が、採用されてきている。しかしながら
、このようなトレンチ溝を開孔する前後の工程では、こ
のウェハをなすシリコンとは異なる物質2例えばPSG
(!Jンガラス)が被着される。その際に、素子を形
成すべき面のみにこのPSG膜を形成すると、加熱工程
を経た後にはPSG膜側が凸にウェハが反ってしまう。
このような反りによって1例えば最近の微細なパターニ
ング工程では、到底焦点深度のマージン内には収まりき
れずに、パターンぼけ等が発生して正常なパターンが形
成しえないという問題が生じる。さらに別の問題として
は、ウェハが反ると、後にトレンチ溝を形成した際に、
この溝の部分に反りによって生じる力が集中することと
なって、このトレンチ溝の底付近からウェハ内に向けて
結晶欠陥が走りやすい。結晶欠陥が走ると、素子完成時
に、電子がこの結晶欠陥に沿って走ることとなり、素子
が所望の動作を行えなくなる。
ング工程では、到底焦点深度のマージン内には収まりき
れずに、パターンぼけ等が発生して正常なパターンが形
成しえないという問題が生じる。さらに別の問題として
は、ウェハが反ると、後にトレンチ溝を形成した際に、
この溝の部分に反りによって生じる力が集中することと
なって、このトレンチ溝の底付近からウェハ内に向けて
結晶欠陥が走りやすい。結晶欠陥が走ると、素子完成時
に、電子がこの結晶欠陥に沿って走ることとなり、素子
が所望の動作を行えなくなる。
このウェハの反りの問題は、ウェハ表面に被膜を行いた
い場合に、このウェハの裏面にも同時に被膜を行うとい
う手法を採用しても、解消しえない。このウェハ表面に
被着した膜は1例えばウェハをなすシリコンをエツチン
グする際には、当然除去せねばならず、よってこの除去
工程以降でやはり反りの問題が発生してくることとなる
。
い場合に、このウェハの裏面にも同時に被膜を行うとい
う手法を採用しても、解消しえない。このウェハ表面に
被着した膜は1例えばウェハをなすシリコンをエツチン
グする際には、当然除去せねばならず、よってこの除去
工程以降でやはり反りの問題が発生してくることとなる
。
以上述べたように、最近の微細な素子の形成では、この
ウェハの反りの問題はもはや無視しえない問題となって
拡大されつつあり、この問題を解消しえる製造方法の提
供が待ち望まれる。
ウェハの反りの問題はもはや無視しえない問題となって
拡大されつつあり、この問題を解消しえる製造方法の提
供が待ち望まれる。
第2図、第3図は従来例の説明図、第4図はドレンチエ
程と基板の反り量の変化、第5図はドレンチエ程でのS
i基板両面のポリSl膜の除去方法と反りの方向ならび
に量を示す図である。
程と基板の反り量の変化、第5図はドレンチエ程でのS
i基板両面のポリSl膜の除去方法と反りの方向ならび
に量を示す図である。
図において、11は81基板、12はSlO□膜、13
はSi、N、膜、14はPSG膜、15はトレンチ、1
6はポリSi膜、19は5I02膜である。
はSi、N、膜、14はPSG膜、15はトレンチ、1
6はポリSi膜、19は5I02膜である。
従来のトレンチ構造の製造プロセスでは、第2図に示す
ように、Si基板11の両面に、二酸化シリコン(Si
n2)膜12と窒化シリコン(313N4)膜13を続
けて形成した後、トレンチ15形成のためのマスクとし
て1片面に燐珪酸ガラス(PSG)膜14を成長させて
いた。
ように、Si基板11の両面に、二酸化シリコン(Si
n2)膜12と窒化シリコン(313N4)膜13を続
けて形成した後、トレンチ15形成のためのマスクとし
て1片面に燐珪酸ガラス(PSG)膜14を成長させて
いた。
即ち、トレンチ15の形成用に、これら絶縁膜12゜1
3にホトレジストを使用してパタニングを行い。
3にホトレジストを使用してパタニングを行い。
絶縁膜13.12をエツチングし、続いて、 PSG膜
14をマスクに81基板11をエツチングして、トレン
チ15を形成していた。
14をマスクに81基板11をエツチングして、トレン
チ15を形成していた。
その後、残ったPSG膜14を除去し、トレンチ15内
を酸化して、トレンチ15の内壁に埋め込み材料として
多結晶シリコン(ポリSi)膜16を成長して。
を酸化して、トレンチ15の内壁に埋め込み材料として
多結晶シリコン(ポリSi)膜16を成長して。
トレンチ15内を埋め込み、Si基板11両面のボIJ
Si膜16を除去し、トレンチ15内のポリSi膜16
表面を酸化していた。
Si膜16を除去し、トレンチ15内のポリSi膜16
表面を酸化していた。
さて9以上の生産性の良い方法でできたPSG膜は勿論
ウェハの裏面には形成されない。したがって既に形成さ
れた時点で、ウェハをなすシリコンに対するテンシル、
コンプレッシブの程度が異なるために、既に反りが生じ
る。
ウェハの裏面には形成されない。したがって既に形成さ
れた時点で、ウェハをなすシリコンに対するテンシル、
コンプレッシブの程度が異なるために、既に反りが生じ
る。
第3図は従来例の説明図をSi基板の径に比べて。
厚さ方向の反りの量の変化が、−目で判るように。
誇張して図示しである。
従来の方法によると、第3図(a)に示すように、完全
に平らな1反りのないSi基板11を使用した場合には
、トレンチ15を形成する際のマスクとして、 PSG
膜を1μm以上の厚さにSi基板11の片面に成長させ
ると、第2図及び第3図(b)に模式的に誇張して示し
たように、 PSG膜14の応力のためにSi基板11
が凸状に7μm/インチ以上も反ってしまう。
に平らな1反りのないSi基板11を使用した場合には
、トレンチ15を形成する際のマスクとして、 PSG
膜を1μm以上の厚さにSi基板11の片面に成長させ
ると、第2図及び第3図(b)に模式的に誇張して示し
たように、 PSG膜14の応力のためにSi基板11
が凸状に7μm/インチ以上も反ってしまう。
そして、使用前のSi基板11の反りの方向に関わらず
、 PSG膜I4を成長した方の面が凸状になる。
、 PSG膜I4を成長した方の面が凸状になる。
また、プロセスにより、その都度凹凸の反りを生ずると
、欠陥が発生しやすくなる。
、欠陥が発生しやすくなる。
このようなウェハの反りによって、様々な問題が発生し
てきている。例えば、ウェハの表面にレジストを塗布す
る際には、自動化され迅速確実にレジスト塗布処理を行
えるコータが用いられるが。
てきている。例えば、ウェハの表面にレジストを塗布す
る際には、自動化され迅速確実にレジスト塗布処理を行
えるコータが用いられるが。
この装置にウェハがかからないという問題がある。
ほかにも、同様に縮小投影露光を行う際に用いるステッ
パでの自動搬送が不可能になるという同様の問題も発生
してきている。さらに、トレンチ15形成用のパターニ
ングを正常に行うことも難しい。
パでの自動搬送が不可能になるという同様の問題も発生
してきている。さらに、トレンチ15形成用のパターニ
ングを正常に行うことも難しい。
最近では、微細なパターンを綺麗に描画するために、パ
ターニング時の焦点深度が次第に浅くなってきており1
反りがこの焦点深度のマージン内には到底収まりきれず
、パターンぼけ等が発生して正常なパターンが形成しえ
ないという問題が発生している。さらに別の問題として
は、ウェハが反ると、後にトレンチ溝を形成した際に、
この溝の底部に反りによって生じる力が集中することと
なって、工程途中のわずかのストレスをきっかけにして
、このトレンチ溝の底部付近からウェハ内に向けて結晶
欠陥が走りゃすい。結晶欠陥が走ると。
ターニング時の焦点深度が次第に浅くなってきており1
反りがこの焦点深度のマージン内には到底収まりきれず
、パターンぼけ等が発生して正常なパターンが形成しえ
ないという問題が発生している。さらに別の問題として
は、ウェハが反ると、後にトレンチ溝を形成した際に、
この溝の底部に反りによって生じる力が集中することと
なって、工程途中のわずかのストレスをきっかけにして
、このトレンチ溝の底部付近からウェハ内に向けて結晶
欠陥が走りゃすい。結晶欠陥が走ると。
素子完成時に、電子がこの結晶欠陥に沿って走りやすく
なり、素子の所望の動作が行えなくなる。
なり、素子の所望の動作が行えなくなる。
例えば、 PSG膜14を両面に成長させたとすると。
トレンチ15形成のためシリコンのエツチングを行った
後では裏面のみPSG膜14が残るので、第3図(d)
に示すように凹面となる。その時の反りの大きさは5μ
m/インチ以上となり、凸面から凹面に変化する。
後では裏面のみPSG膜14が残るので、第3図(d)
に示すように凹面となる。その時の反りの大きさは5μ
m/インチ以上となり、凸面から凹面に変化する。
更に、トレンチ15の形成前に素子分離用絶縁膜形成の
ための部分酸化(L[]C[IS)を行うと、第3図(
e)に示すように、Si基板11が凸面になる傾向を助
長する。この時、Si基板11の裏面はSI、N4膜1
3が表面を被覆しているので酸化されない。
ための部分酸化(L[]C[IS)を行うと、第3図(
e)に示すように、Si基板11が凸面になる傾向を助
長する。この時、Si基板11の裏面はSI、N4膜1
3が表面を被覆しているので酸化されない。
また、前の工程で、ポリSi膜16を除去する時。
第3図(f)に示すように9表面から先に行うと。
81基板11は凸に反り、逆に、裏面から先に行うと。
第3図(g)に示すように、Si基板11は凹になる。
両面のポリSi膜16が除去された段階でSi基板11
は凸に反っているが、特に1片面のポリSi膜16を除
去した時には9反りの量は大きく、16μm/インチ以
上となり、塑性変形を起こし易い。
は凸に反っているが、特に1片面のポリSi膜16を除
去した時には9反りの量は大きく、16μm/インチ以
上となり、塑性変形を起こし易い。
このように、ドレンチエ程の進捗にともない。
Si基板11の反り量は第4図に示すように、下記の工
程毎に刻々と変化する。
程毎に刻々と変化する。
即ち、各工程による反り■の変化は。
工程0:両面酸化し+ 313N4膜
を両面に堆積した時・・反り量=Opm工程1:表面に
PSG膜を成長 させた時・・・・・・・反り量=10μm工程2 :
PSG膜、513N4膜、 Sin□膜をエツチング
した時・・反り量=5μm工程3:Siをエツチングし
た時 ・反り量=10μm 工程4ニドレンチ内を酸化した時 ・・・・・・・・・・・反り量=6μm工程5:埋め込
み用のポリSi膜 を成長した時・・・・・反り量=6μm工程6:トレン
チ以外のポリSi膜 が除去された時・・・・反り量=5μm工程7二上記ポ
リSi膜表面が 酸化された時・・・・・反り量=5μmこのために、酸
化する時に両面を酸化するとか。
PSG膜を成長 させた時・・・・・・・反り量=10μm工程2 :
PSG膜、513N4膜、 Sin□膜をエツチング
した時・・反り量=5μm工程3:Siをエツチングし
た時 ・反り量=10μm 工程4ニドレンチ内を酸化した時 ・・・・・・・・・・・反り量=6μm工程5:埋め込
み用のポリSi膜 を成長した時・・・・・反り量=6μm工程6:トレン
チ以外のポリSi膜 が除去された時・・・・反り量=5μm工程7二上記ポ
リSi膜表面が 酸化された時・・・・・反り量=5μmこのために、酸
化する時に両面を酸化するとか。
CVD膜を両面に同時形成するとか、背面に膜を形成し
1強制的にSi基板の反り量を少なくするとか。
1強制的にSi基板の反り量を少なくするとか。
途中工程で反りを強制的に減少する方法があるが。
背面に膜が存在すると、途中工程の前処理等で剥がれが
生じ、ごみの発生原因となり1歩留りを下げたり、逆に
9反りを大きくしたりする。 また。
生じ、ごみの発生原因となり1歩留りを下げたり、逆に
9反りを大きくしたりする。 また。
最終工程では、Si基板を研磨し、薄くするが、その時
に強制的に形成した膜がなくなり1反りが生じるため、
欠陥が発生し易くなる。
に強制的に形成した膜がなくなり1反りが生じるため、
欠陥が発生し易くなる。
欠陥の発生は、Si基板の反りの量と密接な関係があり
、第5図に示すようにトレンチ未形成のSi基板の欠陥
量を1とすると、トレンチ形成前の反りが凸で6μm/
インチのSi基板では約2倍、トレンチ形成前の反りが
凸で8μm/インチのSi基板では約100倍となる。
、第5図に示すようにトレンチ未形成のSi基板の欠陥
量を1とすると、トレンチ形成前の反りが凸で6μm/
インチのSi基板では約2倍、トレンチ形成前の反りが
凸で8μm/インチのSi基板では約100倍となる。
また、 L[]CDSを行う時には、裏面を酸化しよう
とすると、工程数が増加し、裏面の耐酸化膜除去時に、
素子形成Si面をを傷付ける原因となる。
とすると、工程数が増加し、裏面の耐酸化膜除去時に、
素子形成Si面をを傷付ける原因となる。
更に、sorを用いたSi基板では1反りが発生するだ
けでなく、SOIの初期の基板そのものが層構造の場合
には1反りの絶対値も通常のSi基板の2倍近くなり1
問題発生も通常のSi基板に比べると遥かに大きく、少
なくても、5μm/インチ程度もあり、Si基板の塑性
変形を起こすことさえある。
けでなく、SOIの初期の基板そのものが層構造の場合
には1反りの絶対値も通常のSi基板の2倍近くなり1
問題発生も通常のSi基板に比べると遥かに大きく、少
なくても、5μm/インチ程度もあり、Si基板の塑性
変形を起こすことさえある。
本発明は、工程中の反りによって、Sl基板内が均一に
露光できなくなったり1種々の搬送系でのトラブルが発
生しないように、工程中の反りの絶対値を小さくシ、か
つ工程中の反りの方向を揃えることにより、Si基板に
かかる応力起因の欠陥を小さくすることを目的として、
提供されるものである。
露光できなくなったり1種々の搬送系でのトラブルが発
生しないように、工程中の反りの絶対値を小さくシ、か
つ工程中の反りの方向を揃えることにより、Si基板に
かかる応力起因の欠陥を小さくすることを目的として、
提供されるものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記した課題を解決するために1本発明では。
以下の方法を手段として有する。
初期の基板の素子形成面の反りが凹であるシリコン基板
を用い、該シリコン基板の素子形成面にトレンチを形成
し、該シリコン基板の両面に埋め込み材料を堆積して、
該トレンチ内に該埋め込み材料を埋め込み、該シリコン
基板両面に堆積した埋め込み材料を1等方性エツチング
により1表面と裏面を同時に除去するか、或いは、裏面
の埋め込み材料を除去した後に表面の埋め込み材料を除
去し、該トレンチ内皿のみに埋め込み材料を残すことを
特徴とする半導体装置の製造方法。
を用い、該シリコン基板の素子形成面にトレンチを形成
し、該シリコン基板の両面に埋め込み材料を堆積して、
該トレンチ内に該埋め込み材料を埋め込み、該シリコン
基板両面に堆積した埋め込み材料を1等方性エツチング
により1表面と裏面を同時に除去するか、或いは、裏面
の埋め込み材料を除去した後に表面の埋め込み材料を除
去し、該トレンチ内皿のみに埋め込み材料を残すことを
特徴とする半導体装置の製造方法。
第1図は本発明の原理説明図であり、また2本発明の一
実施例の工程順模式断面図である。
実施例の工程順模式断面図である。
図において、1はSi基板、2は第1の8102膜。
3は5i3L膜、4はPSG膜、5はトレンチ、6はポ
リS1膜、7は第2の5IO2膜、8は第3のSiO□
膜である。
リS1膜、7は第2の5IO2膜、8は第3のSiO□
膜である。
前述の問題点はSi基板1の使用前の初期の反りを成る
程度付与して、工程中の反りを小さくコントロールする
ことにより、後工程での反りの絶対値を小さくシ、一定
方向の反り[7かプロセス中で発生しないようにする。
程度付与して、工程中の反りを小さくコントロールする
ことにより、後工程での反りの絶対値を小さくシ、一定
方向の反り[7かプロセス中で発生しないようにする。
即ち、基板の反りが、凹で、かつ反りの絶対値が1イン
チ当たり10μm以下であるシリコン基板1を用い、ト
レンチ形成時のポリSl膜6等の埋め込み材料のSi基
板11の表面からの除去に際して。
チ当たり10μm以下であるシリコン基板1を用い、ト
レンチ形成時のポリSl膜6等の埋め込み材料のSi基
板11の表面からの除去に際して。
表面と裏面の被膜を同時に除去するか9片面づつ交互に
反りの方向が一定になるように除去するようにして1反
りの絶対値を小さくすれば良い。
反りの方向が一定になるように除去するようにして1反
りの絶対値を小さくすれば良い。
上記のように1本発明により、露光装置やエツチング装
置などでの搬送不良、レジストの塗布不良等の工程中の
反りによる装置上の問題がなくなる。
置などでの搬送不良、レジストの塗布不良等の工程中の
反りによる装置上の問題がなくなる。
また、プロセス中では、幾つかの工程を経る間に、第1
図に示すように、最初の工程で凸方向に反ってしまえば
、後の工程では9反りが少なくなるか、凸側にやや反る
だけであり、大きな反りを生じないので欠陥の発生も減
少することになる。
図に示すように、最初の工程で凸方向に反ってしまえば
、後の工程では9反りが少なくなるか、凸側にやや反る
だけであり、大きな反りを生じないので欠陥の発生も減
少することになる。
本発明の一実施例について、第1図により、工程順に説
明する。
明する。
第1図(a)に示すような、上に凹に反ったSi基板l
を、第1図(b)に示すように、熱酸化によりSi基板
1の両面に約500Aの厚さに第1の8102膜2を形
成し、その上にCV[l法により、600℃で2.0O
OAの厚さにSi、N、膜3を積層する。
を、第1図(b)に示すように、熱酸化によりSi基板
1の両面に約500Aの厚さに第1の8102膜2を形
成し、その上にCV[l法により、600℃で2.0O
OAの厚さにSi、N、膜3を積層する。
更に、Si基板lをエツチングする際のマスクとして、
PSGSiO2VD法により600℃で1μmの厚さ
にSi基板1のトレンチを形成する表側のみに成長させ
る。
PSGSiO2VD法により600℃で1μmの厚さ
にSi基板1のトレンチを形成する表側のみに成長させ
る。
PSGSiO2長の際には、膜の厚さを均一にするため
に、Si基板1の間隔を離さなければならない。そのた
め、81基板lの裏面を重ね合わせて石英バスケットに
セットして、成長させる。
に、Si基板1の間隔を離さなければならない。そのた
め、81基板lの裏面を重ね合わせて石英バスケットに
セットして、成長させる。
次に、第1図(c)にSi基板1の表面のトレンチ5の
形成部を拡大して示すように、ホトレジストを用いて、
トレンチ形成用のパタニングを行って、三層の絶縁膜4
,3.2に開口部を形成し。
形成部を拡大して示すように、ホトレジストを用いて、
トレンチ形成用のパタニングを行って、三層の絶縁膜4
,3.2に開口部を形成し。
PSG膜4をマスクとして、81基板1を5μm程度の
深さにエツチングする。この時、マスクとして用いたP
SG膜4も徐々にエツチングされて、シリコンをエツチ
ングした後では、殆ど残らない。
深さにエツチングする。この時、マスクとして用いたP
SG膜4も徐々にエツチングされて、シリコンをエツチ
ングした後では、殆ど残らない。
第1図(d)に示すように、残ったPSG膜4をエツチ
ング除去し、酸化して、第2の5I02膜7を500〜
3.000人の厚さにトレンチ5の内壁に形成する。そ
の後にSi、N、膜500人を形成しても良い。
ング除去し、酸化して、第2の5I02膜7を500〜
3.000人の厚さにトレンチ5の内壁に形成する。そ
の後にSi、N、膜500人を形成しても良い。
続いて、Sl基板1の両面にCVD法により、600℃
でポリSi膜6を2μmの厚さに形成し、トレンチ5の
中をポリSi膜6で完全に埋め込む。
でポリSi膜6を2μmの厚さに形成し、トレンチ5の
中をポリSi膜6で完全に埋め込む。
更に、第1図(e)に示すように、Sl基板1の両面の
ポリSi膜6を同時に2等方的にエツチングし、トレン
チ5の内部のみにポリS1膜6を残す。
ポリSi膜6を同時に2等方的にエツチングし、トレン
チ5の内部のみにポリS1膜6を残す。
この後、トレンチ5の内部のポリS1膜6の表面を酸化
して、第3の5102膜8でポリSi膜6を覆ってしま
う。
して、第3の5102膜8でポリSi膜6を覆ってしま
う。
また、先のポリS1膜6のエツチングは1両面を)
同時に等量エツチングする方法の他に、Sl基板傘の反
りが小さくなり、且つ、一定方向になるように、裏面よ
りエツチングし、その後2表面をエツチングしても良い
。
りが小さくなり、且つ、一定方向になるように、裏面よ
りエツチングし、その後2表面をエツチングしても良い
。
SOI基板においては、前述のごと<、Si基板が1μ
m/インチ程度の反りであるのに対し、5μm/インチ
程度と大きく、使用前からあらかじめ反対方向に反らし
た基板を使用するが1本発明の方法により、S○■基板
を用いたものにおいても、工程中の反りの絶対値は、従
来のものに比して、半分程度に抑えることができた。
m/インチ程度の反りであるのに対し、5μm/インチ
程度と大きく、使用前からあらかじめ反対方向に反らし
た基板を使用するが1本発明の方法により、S○■基板
を用いたものにおいても、工程中の反りの絶対値は、従
来のものに比して、半分程度に抑えることができた。
以上説明した様に9本発明によれば、工程中のS】基板
の反りによる露光装置やエツチャー等の搬送時の不良、
並びに、レジスト等の塗布不良等。
の反りによる露光装置やエツチャー等の搬送時の不良、
並びに、レジスト等の塗布不良等。
装置上の問題が無くなるとともに、工程中の反りの方向
を揃えることにより9反りの絶対値を小さくり、Si基
板が凸になったり、凹になったりするのを防止し、Sl
基板にかかる応力起因の欠陥を少なくする。
を揃えることにより9反りの絶対値を小さくり、Si基
板が凸になったり、凹になったりするのを防止し、Sl
基板にかかる応力起因の欠陥を少なくする。
また1反りを強制的に少なくしていないので。
途中工程で、旧に反りが増加したすせず、更に、Si基
板の裏面に不必要に膜をつける必要がないので、プロセ
ス中のごみの発生を気にせず1歩留りに影響しない効果
がある。
板の裏面に不必要に膜をつける必要がないので、プロセ
ス中のごみの発生を気にせず1歩留りに影響しない効果
がある。
第1図は本発明の一実施例の工程順模式断面図。
第2図、第3図は従来例の説明図。
第4図はドレンチエ程と反り量の変化。
第5図はドレンチエ程でのSi基板両面のポリSi膜の
除去方法と反りの方向ならびに量。 第6図はSi基板の反りと欠陥量である。 図において。 1は81基板、 2は第1の5i02膜。 3はSi、N、膜、 4はPSG膜。 5はトレンチ、 6はポリSi膜。 7は第2の5iOz膜、 8は第3の5i02膜木変
四n−寅記例/11木1傾榎八時面図第 1[U (α) 511板 イ是釆イク・]の説e月図(砦の29 第 図 反りf)オ商なうケ(:量 第 タ ズ St羞4反の反りと欠陥量 第 6 図
除去方法と反りの方向ならびに量。 第6図はSi基板の反りと欠陥量である。 図において。 1は81基板、 2は第1の5i02膜。 3はSi、N、膜、 4はPSG膜。 5はトレンチ、 6はポリSi膜。 7は第2の5iOz膜、 8は第3の5i02膜木変
四n−寅記例/11木1傾榎八時面図第 1[U (α) 511板 イ是釆イク・]の説e月図(砦の29 第 図 反りf)オ商なうケ(:量 第 タ ズ St羞4反の反りと欠陥量 第 6 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)初期の基板の素子形成面の反りが凹であるシリコン
基板(1)を用い、 該シリコン基板の素子形成面にトレンチ(5)を形成し
、 該シリコン基板の両面に埋め込み材料(6)を堆積して
、該トレンチ内に該埋め込み材料を埋め込み、該シリコ
ン基板両面に堆積した埋め込み材料を、等方性エッチン
グにより、表面と裏面を同時に除去するか、或いは、裏
面の埋め込み材料を除去した後に表面の埋め込み材料を
除去し、 該トレンチ内部のみに埋め込み材料を残すことを特徴と
する半導体装置の製造方法。 2)請求項1記載のシリコン基板がSOI構造であるこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32807289A JPH03188648A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32807289A JPH03188648A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03188648A true JPH03188648A (ja) | 1991-08-16 |
Family
ID=18206199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32807289A Pending JPH03188648A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03188648A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5599722A (en) * | 1993-11-26 | 1997-02-04 | Nippondenso Co., Ltd. | SOI semiconductor device and method of producing same wherein warpage is reduced in the semiconductor device |
JP2002313906A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-25 | Denso Corp | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
KR100442854B1 (ko) * | 1997-10-06 | 2004-09-18 | 삼성전자주식회사 | 반도체장치의 제조방법 |
JP2006324568A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 多層モジュールとその製造方法 |
JP2017069281A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
-
1989
- 1989-12-18 JP JP32807289A patent/JPH03188648A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5599722A (en) * | 1993-11-26 | 1997-02-04 | Nippondenso Co., Ltd. | SOI semiconductor device and method of producing same wherein warpage is reduced in the semiconductor device |
KR100442854B1 (ko) * | 1997-10-06 | 2004-09-18 | 삼성전자주식회사 | 반도체장치의 제조방법 |
JP2002313906A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-25 | Denso Corp | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
JP2006324568A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 多層モジュールとその製造方法 |
JP2017069281A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
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