JPH03188482A - 語学用学習装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、語学用学習装置に関し、とりわけ語学用学習
装置における表示技術に関する。

（従来の技術） カセットテープ、ビデオテープ等を再生しながら学習を
進める装置は、特開昭６３−２８５５７６号公報等で知
られている。かかる装置によって学習者はスピーカ、イ
ヤホン等からの音声情報、あるいはディスプレイに表示
された情報に対してキーボード等の入力手段を操作しな
がら学習を進めることができる０例えば学習者が外国語
学習を行なう場合には、学習プログラムに従って学習者
が選択的に所定の画像をディスプレイ画面に再生し、こ
の所定画像の映し出された画面を見ながら外国語学習を
進めている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来のディスプレイを備えた
ビジュアルあるいはオーディオ／ビジュアル学習装置に
おいてはディスプレイ画面上に所定の画像しか再生でき
ない。

従って、例えば英文や単語でつまずき、この部分に相当
する日本語を表示したいという要求に対しては、テキス
トに沿って英文や単語を表示する記録信号（以下記録信
号ａと記す）とこれを翻訳した日本語を表示する記録信
号（以下記録信号すと記す）とを記録した記録媒体（以
下記録媒体Ａと記す）、あるいは記録信号ａ並びに記録
信号ａとこの余白スペースに記録信号すを合成した記録
信号（以下記録信号Ｃと記す）を記録した記録媒体（以
下記録媒体Ｂと記す）を使用して記録媒体Ａの記録信号
すや記録媒体Ｂの記録信号Ｃをディスプレイ画面上に呼
び出してやる必要がある。

ここで、記録媒体Ａを使用してその記録信号すを呼び出
した場合には、ディスプレイの画面上には日本語しか表
示されていないので、テキストの英文や単語と対比でき
ず、この英文や単語、特に長い文章についての理解が得
がたいという欠点がある。

他方、記録媒体Ｂを使用してその記録信号Ｃを呼び出し
た場合には、英文や単語の学習が容易であるが、記録媒
体Ａに比較して記録媒体Ｂは多くの記録信号を記録して
いるために所定の学習プログラムに対して記録再生手段
におけるアクセスに時間がかかるという欠点がある。

（課題を解決するための手段） 前記課題を解決するため、本発明の語学用学習装置は、
ディジタル記録再生手段と、入力手段の操作によりこの
ディジタル記録再生手段がアクセスする記録信号のアド
レスを指定してディスプレイ画面に表示する記録信号の
合成、削除及び指定を行なう記録信号制御手段を装置本
体に備え、この本体に付設してプログラム学習過程で出
現する外国語の単語及び文章とこれに対応する日本語を
記録した記録媒体を備えてなることを特徴とする。

（作用） 本発明の語学用学習装置の構成によれば、学習者が学習
したいプログラム段階の記録媒体を記録再生手段に装着
して装置を起動し、入力手段、例えばキーボードを操作
することにより、所望の学習段階の外国語テキスト画像
に対応する記録媒体中の記録信号が記録信号制御手段に
より指定され、記録再生手段において画像信号に変換さ
れ、ディスプレイ画面上に表示される。

学習者が外国語、例えば英語の単語及び文章でつまずき
、この部分に相当する日本語を表示したい場合には入力
手段、例えばキーボードを操作することにより、この英
語の単語及び文章に対応する記録媒体中の日本語記録信
号が記録信号制御手段により指定され、記録再生手段に
おいて画像信号に変換され、ディスプレイ画面上に表示
されている外国語テキスト画像に合成されて、例えば該
当する英語の単語及び文章のわきの余白スペースに表示
される。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の語学用学習装置の一例を示すシステム
構成図である。

この学習装置ｉは、後述する前記記録再生手段の一部及
び記録信号制御手段を内蔵したパーソナルコンピュータ
（以下パソコンと記す）２と、入力手段としてパンコン
２に接続されたキーボード３と、ディスプレイとしての
ＣＲＴモニタテレビ４と、記録媒体としてのカセットテ
ープ５とこれを再生するためのデータレコーダ６を含ん
で構成されている。なお、パソコン２に代えて前記記録
再生手段や記録信号制御手段等を独立して設け、これ等
を電気的に接続した構成でもよく、キーボード３に代え
て、例えば圧電素子を利用してキーボード３相当部分あ
るいはディスプレイ画面をタッチ入力する入力手段を使
用してもよい、また１本発明の語学用学習装置において
ディスプレイ画面上に表示される画像はほとんどの場合
において静止画像であるから、ディスプレイとしてもＣ
ＲＴモニタテレビ４に代えて、液晶パネルディスプレイ
等のドツトマトリックスタイプのフラットパネルディス
プレイを使用することができる。

ここで、学習装置ｉｔは、オーディオ／ビジュアル学習
装置となっていて、パソコン２に更にカセットテープ５
を再生するデータレコーダ６が接続され、パソコン２と
ＣＲＴモニタテレビ４とはディジタル録音・再生装Ｍ７
及びその周辺回路を備えたアダプタ８を介して接続され
ているが、アダプタ８を設けずにディジタル録音・再生
装置７をパソコン２に内蔵する構成であってもよい。

また、上記カセットテープ５にはテキストの外国語表示
部分とこれに対応する日本語部分とをＣＲＴモニタテレ
ビ４に表示される画像の１コマ毎に交互に１つのプログ
ラム学習過程に相当する複数コマ分の外国語及び日本語
記録信号が収録されている。

他方、学習装Ｍｌのオペレーティングシステム（以下Ｏ
８と記す）は、０５−ＲＯＭカートリッジ９中に収録さ
れており、このＲＯＭカートリッジ９をパソコン２のＲ
ＯＭカートリッジスロット２ａに装着してキーボード３
を操作することにより作動する。なお、パソコン２は学
習装置１の専用のものとしてＲＯＭカートリッジ９をパ
ソコン２に予め内蔵した構造としてもよく、ＲＯＭカー
トリッジ９に代えてＩＣカード１０を使用したり、ある
いはＯ８が複雑な場合などにおいてはＲＯＭカートリッ
ジ９及びＩＣカード１０を併用し、それぞれにＯ５を分
割して収録することもできる。このような場合、ＩＣカ
ード１０はＲＯＭカートリッジ９と同様にパソコン２に
予め内蔵しておくこともできるが、パソコン２にＩＣカ
ードスロッ）２ｂを設け、学習装置１を操作する際にこ
の中にＩＣカードｌＯを挿入するようにしてもよい。

また、学習装置ｌｌのアダプタ８は、マイク１１及びリ
モートスイッチ１２が接続できる構造となっていて、こ
れ等を接続して操作することにより学習者の音声が録音
できるようになっている。

第２図は上記学習装置ｌのブロック構成図である。

この学習装置ｌにおいては、本発明に係る記録再生手段
は、パソコン２内部のカセットインターフェース（カセ
ットＩ／Ｆ）２１．ＲＡＭ２２、ＣＲＴインターフェー
ス（ＣＲＴＩ／Ｆ）２３及びアダプタ９とパソコン２と
を装着もしくは接続する拡張スロット２４、並びにアダ
プタ８内部のＣＲＴインターフェース（ＣＲＴＩ／Ｆ）
２５を含んで構成されている。そしてカセットテープ５
を＄１図のデータレコーダ６に装着し、学習装置ｌを起
動してキーボード３を操作すると、カセットテープ５に
収録されている記録信号の一部がカセッ）　Ｉ／Ｆ２１
を経て画像信号に変換されてＲＡＭ２２に一旦格納され
た後、ＣＲＴＩ／Ｆ２３を通過したこの画像信号２３ａ
が拡張スロット２４を経由してアダプタ８側へ伝達され
、アダプタＢ内のＣＲＴＩ／Ｆ２５でインピーダンス変
換されてＣＲＴモニタテレビ４のビデオ入力端子４ａへ
入力され、このＣＲＴ４ｂの画面上に画像が表示される
。

また、本発明に係る記録信号制御手段は、カセットテー
プ５、ＲＯＭカートリッジ９、パソコン２内部のカセッ
）Ｉ／Ｆ２１．キーボードインターフェース（ＫＢＩ／
Ｆ）２６、ＣＰＵ２７、バス２８を含んで構成され、デ
ータレコーダ６がカセッ）Ｉ／Ｆ２１を介してＣＰＵ２
７に接続され、ＲＯＭカートリッジ９がバス２８を介し
てＣＰＵ２７に接続された構造となっている。そしてＲ
ＯＭカートリッジ９をパソコン２のＲＯＭカートリッジ
スロット２ａに装着してキーボード３を操作するとＯ５
が起動し、学習装置ｌが動作状態となり、ＣＰＵ２７に
よって例えば初期メニューがＣＲＴ４ｂの画面上に表示
され、キーボード３からの入力信号がＫＢＩ／Ｆ２６を
介してＣＰＵ２７によって読み取られ、カセッ）Ｉ／Ｆ
２１の制御信号線２１ａを介してデータレコーダ６が再
生動作状態となる。

即ち、カセットテープ５の第１チヤンネルには画像信号
に変換される記録信号を含むアプリケーションプログラ
ムが、第２のチャンネルにはアナログ音声信号が記録さ
れていて、テープ５がデータレコーダ６によって再生さ
れるとＣＰＵ２７がこの再生されたアプリケーションプ
ログラムデータ６ａをカセッ）Ｉ／Ｆ２１を介して読み
取り、このプログラムデータ６ａに基づいてカセットテ
ープ５に収録されている記録信号のアクセス先のアドレ
スが指定され、所望の学習段階のＣＲＴモ二タテレビ４
に表示される画像１２１分の外国語及び日本語記録信号
が前記記録再生手段によって画像信号としてＲＡＭ２２
に格納され、この内の外国語記録信号のみがＣＲＴモニ
タテレビ４のＣＲＴ４ｂ画面上に画像として表示される
。同時にテープ５のアナログ音声信号６ｂは、ディジタ
ル録音・再生装置７を介してＣＲＴモニタテレビ４の音
声入力端子４ｃへ入力され、増幅器４ｄを介してスピー
カ４ｅにより音声として再生される。

ここで、ＣＲＴ４ｂ画面上に表示された外国語の文章あ
るいは単語の意味が知りたい時には、所定のキーボード
３の操作により前記ＲＡＭ２２に格納されていた日本語
記録信号がＣＰＵ２７によって呼び出され、前記記録再
生手段によって画像信号に変換され、ＣＲＴ４ｂ画面上
に表示されている外国語テキスト画像に合成されて、例
えば該当する英語の単語及び文章のわきの余白スペース
に表示される。

（発明の効果） 以上の説明から明らかなように、本発明の語学用学習装
置は、ディジタル記録再生手段によってこのディジタル
記録再生手段に装着した記録媒体の記録信号にランダム
アクセスすることができ、記録信号制御手段によって入
力手段の操作によりこのディジタル記録再生手段がアク
セスする記録信号のアドレスが指定されるのでスピーデ
イに画像、例えば所望の外国語テキストの１コマの再生
がディスプレイ画面上になされる。

更に、記録信号制御手段によってディスプレイ画面に表
示する記録信号の合成、削除及び指定が行なわれるので
、プログラム学習過程で出現する外国語の単語及び文章
とこれに対応する日本語を記録した記録媒体をディジタ
ル記録再生手段に装着して入力手段を操作することによ
り所望の画像、即ち所望の外国語テキストの１コマある
いはこの１コマの必要な部分に日本語の対訳を付した合
成画像が得られる。

従って本発明の語学用学習装置によれば、従来のように
外国語の文章や単語でつまずいた際にディスプレイの画
面上に日本語訳しか表示できないとか、日本語の対訳を
付した合成画像を得るために外国語テキストとこれに対
訳を付けたものの両者を記録媒体に収録しておく必要も
ないので記録媒体がコンパクトでありながら必要時に迅
速に日本語の対訳をディスプレイの画面上に表示できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の語学用学習装置の一例を示すシステム
構成図、第２図は同装置のブロック構成図である。 なお１図面中、１は語学用学習装置、２はパソコン、３
はキーボード、４はＣＲＴモニタテレビ、５は記録媒体
としてのカセットテープ、９は０５−ＲＯＭカートリッ
ジである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 学習プログラムに従って学習者が入力手段を操作してデ
   ィスプレイ画面と対話をしながら外国語学習を進める装
   置において、装置本体にディジタル記録再生手段を接続
   するとともに、このディジタル記録再生手段に接続して
   前記入力手段の操作によりこのディジタル記録再生手段
   がアクセスする記録信号のアドレスを指定してディスプ
   レイ画面に表示する記録信号の合成、削除及び指定を行
   なう記録信号制御手段を装置本体に備え、この本体に付
   設してプログラム学習過程で出現する外国語の単語及び
   文章とこれに対応する日本語を記録した記録媒体を備え
   てなることを特徴とする語学用学習装置。