JP2001343889A - 言語教育システム及び当該システムを実現するプログラムが記憶された記憶媒体、並びに情報頒布システム - Google Patents

言語教育システム及び当該システムを実現するプログラムが記憶された記憶媒体、並びに情報頒布システム

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JP2001343889A
JP2001343889A JP2000160949A JP2000160949A JP2001343889A JP 2001343889 A JP2001343889 A JP 2001343889A JP 2000160949 A JP2000160949 A JP 2000160949A JP 2000160949 A JP2000160949 A JP 2000160949A JP 2001343889 A JP2001343889 A JP 2001343889A
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洋一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が簡単で、何時でも何回でも再生が可能
で、かつ、あらゆる言語に対応でき、収納場所を必要と
しない言語教育システムの提供。 【解決手段】 言語教育システムは、管理データベース
51、イメージデータベース52、文字データベース5
3及び音声データベース54のデータベース部40a
と、管理処理手段41と、イメージ表示処理手段42
と、言語表示発音処理部43とからなる。管理処理手段
41は各種指令を判断する。イメージ表示処理手段42
は、イメージデータベース52から一画面分のデータを
読み出し図像にしてディスプレイ3に表示させる。言語
表示発音処理部43は選択された言語の文字データベー
ス53を読出し文字画像データとしてディスプレイ3に
表示し、文字の音声データベース54を読出して一方の
イヤホーン9R(L)で再生し、マイクロフォン10か
らの音声を他方のイヤホーン9L(R)で再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを使
用した言語教育システム及び当該システムを実現するプ
ログラムが記憶された記憶媒体、並びに情報頒布システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の機器を使用して言語を習得
する言語教育システムとしては、例えば英文が記載され
た教科書を見ながら、当該英文の発音が記録されたテー
プやコンパクトディスクを再生することにより学習させ
るものや、テレビジョン受像機で放送される映像を見な
がら発音を聴くというものや、絵や写真と当該絵や写真
の名称等を記載した文字を印刷したカードをカード再生
機にかけることにより、当該名称等の発音を再生するも
のや等が提案されている。
【0003】この教科書とテープ等とによる言語教育シ
ステムにあっては、何回も聞くことができる利点がある
ものの、絵や写真等が少ないため、言語を取得しようと
する者にとって無味乾燥な感じを与えてしまい、教育効
果が少ないものであった。
【0004】また、テレビジョン受像機で放送される映
像を見ながら発音を聴く場合には、言語が使用される場
面を正確に理解できるので望ましいが、一方的に場面が
進んでゆくので、各自の進捗状況で納得ゆくまで繰り返
し再生することができないものであった。もちろん、ビ
デオテープレコーダを使用することが考えられるが、望
む場面を何回も再生するためには、操作が面倒であると
いう不都合があった。
【0005】さらに、写真や絵と文字とが印刷されたカ
ードによる再生によれば、絵や写真と当該絵や写真の名
称の文字が記載されており、かつ、その文字の正確な発
音も再生できるものの、一つの言語のみであって他の言
語も自由に選択できるというものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の教科書とテープ
等とによる言語教育システムにあっては、絵や写真等が
少ないため、言語を取得しようとする者にとって無味乾
燥な感じを与えてしまい、教育効果が少ないという欠点
があった。
【0007】また、従来のテレビジョン受像機で放送さ
れる映像を見ながら発音を聴く言語教育システムにあっ
ては、一方的に場面が進んでゆくので、各自の進捗状況
で納得ゆくまで繰り返し再生することができない欠点が
あった。
【0008】また、ビデオテープレコーダを使用する場
合にあっては、望む場面を何回も再生するためには、複
雑な操作をする必要があり操作が面倒であるという欠点
があった。
【0009】さらに、従来の写真や絵と文字とが印刷さ
れたカードによる再生による言語教育システムにあって
は、多くの言語に対応するためには、言語の数だけ同じ
絵や写真のカードを用意する必要があり、カードの数が
多くなるほか、収納場所を要するなどの不都合があっ
た。
【0010】本発明は、上述した従来技術に鑑み、操作
が簡単で、教育効果が高く、各種言語の取得に適した言
語教育システム及び当該システムを実現するプログラム
が記憶された記憶媒体、並びに当該言語教育システムプ
ログラムを頒布できる情報頒布システムを提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る言語教育シ
ステムは、コンピュータを使用した言語教育システムで
あって、画面選択や言語選択などの各種指令をするため
の管理画面データを格納する管理データベース、写真や
イラストなどの図像データを格納するイメージデータベ
ース、各種図像に係る各種言語の文字データを格納する
文字データベース、及び、前記各種言語における各文字
データに対応する音声データを格納する音声データベー
スが記憶された記憶手段と、前記管理データベースから
所定の管理画面データを読み出し、画面選択や言語選択
用表示体を配置した管理画面を表示手段に表示するとと
もに、前記管理画面と入力手段とにより指定された画面
選択、言語選択、あるいは文字音声開始等の各種指令を
判断する管理処理手段と、当該管理処理手段から指定さ
れた図像データを、前記イメージデータベースから読み
出し、図像にして表示手段に表示させるイメージ表示処
理手段と、前記管理処理手段より文字音声開始指令が与
えられたときに、前記管理処理手段で指定された言語に
関する文字データ及び音声データを、前記文字データベ
ース及び音声データベースより読出し、文字画像にして
表示手段に表示するとともに、当該表示手段に表示され
ている文字についての音声データによる発音のみを音声
チャンネルに出力するときは前記音声データを両方のチ
ャンネルに出力して再生し、発生した音声をマイクロフ
ォンを介して音声信号として取り込み可能とするととも
に、前記マイクロフォンからの音声信号を前記再生され
る文字についての音声データによる音声に重ねて取り込
むときには、前記文字についての音声データを一方のチ
ャンネルに、前記マイクロフォンからの音声信号を他方
のチャンネルにそれぞれ出力して再生する言語表示発音
処理部とを備えたことにより、操作が簡単で、何時でも
何回でも再生が可能で、かつ、あらゆる言語に対応で
き、しかも、収納場所を必要としないものとなる。
【0012】本発明に係る言語教育システムにおいて、
前記管理処理手段は、管理画面の言語選択用表示体を、
各種言語が画面の端にタグ状に表示されるように配置
し、あるいは、各種言語が表示窓にロータリ式に表示さ
れるようにしたことにより、言語の選択が容易になる。
【0013】本発明に係る言語教育システムにおいて、
前記言語表示発音処理部は、管理データベースに設定さ
れた音声の発声回数のデータにより指定回数だけ音声発
声の処理を実行し、あるいは、発音に合わせて当該文字
の色や書体を変換する処理を実行するものとしたことに
より、発音を確実に認識できる。
【0014】本発明に係る言語教育システムを実現する
プログラムを記憶した記憶媒体は、コンピュータを、上
記のいずれかに記載された言語教育システムとして機能
させるためのプログラムを記憶したことにより、頒布す
ることができる。
【0015】本発明に係る情報頒布システムは、サーバ
ー装置と、このサーバー装置に通信ネットワークを介し
て接続される端末装置とを備えたシステムであって、前
記サーバー装置は、画面選択や言語選択などの各種指令
をするための管理画面データを格納する管理データベー
ス、写真やイラストなどの図像データを格納するイメー
ジデータベース、各種図像に係る各種言語の文字データ
を格納する文字データベース、及び、前記各種言語にお
ける各文字データに対応する音声データを格納する音声
データベースからなるデータベース部と、前記管理デー
タベースから所定の管理画面データを読み出し、画面選
択や言語選択用表示体を配置した管理画面を表示手段に
表示するとともに、前記管理画面と入力手段とにより指
定された画面選択、言語選択、あるいは文字音声開始等
の各種指令を判断する管理処理手段を実現する第1のプ
ログラム、当該管理処理手段から指定された図像データ
を、前記イメージデータベースから読み出し、図像にし
て表示手段に表示させるイメージ表示処理手段を実現す
る第2のプログラム、前記管理処理手段より文字音声開
始指令が与えられたときに、前記管理処理手段で指定さ
れた言語に関する文字データ及び音声データを、前記文
字データベース及び音声データベースより読出し、文字
画像にして表示手段に表示するとともに、当該表示手段
に表示されている文字についての音声データによる発音
のみを音声チャンネルに出力するときは前記音声データ
を両方のチャンネルに出力して再生し、発生した音声を
マイクロフォンを介して音声信号として取り込み可能と
するとともに、前記マイクロフォンからの音声信号を前
記再生される文字についての音声データによる音声に重
ねて取り込むときには、前記文字についての音声データ
を一方のチャンネルに、前記マイクロフォンからの音声
信号を他方のチャンネルにそれぞれ出力して再生する言
語表示発音処理部を実現する第3のプログラムからなる
アプリケーションプログラム部とからなる言語教育シス
テム・プログラムが記憶された記憶手段と、前記端末装
置から通信ネットワークを介して前記言語教育システム
・プログラムの送信要求があり、かつ、所定の条件を満
足したときに当該言語教育システム・プログラムを前記
通信ネットワークを介して前記端末装置に送出する通信
処理手段とを備えたことにより、ネットワークにて世界
中の人に当該プログラムを頒布することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の携帯を説明する。
【0017】[第1の実施の形態]図1ないし図11は
本発明の第1の実施の形態に係り、図1は本発明の第1
の実施の形態に係る言語教育システムを実現するハード
ウエアの構成例を示す外観図、図2は同言語教育システ
ムを実現するハードウエアの具体的構成例を示すブロッ
ク図、図3は同言語教育システム・プログラムの構成例
を示す図、図4は同言語教育システムの構成要素につい
て説明するためのブロック図、図5は同言語教育システ
ムの動作例を説明するためのフローチャート、図6は初
期設定動作う説明するためのフローチャート、図7は図
5のフローチャートの音声発生処理の処理内容を説明す
るためのフローチャート、図8は同言語教育システムの
初期画面を示す図、図9は同言語教育システムの表示画
面の例を示す図、図10は同言語教育システムの表示画
面の例を示す図、図11は同言語教育システムの動作を
説明するための模式図である。
【0018】この図1において、コンピュータ装置1
は、例えばパーソナルコンピュータ等で構成すればよ
い。このコンピュータ装置1は、コンピュータ本体2
と、表示手段(ディスプレイ)3と、キーボード4と、
マウス5とからなる。コンピュータ本体2は、各種の処
理を実行する。ディスプレイ3は、コンピュータ本体2
からの表示データを表示する。キーボード4は、各種処
理に必要とな情報を文字、数字あるいは記号等によって
コンピュータ本体2に直接入力する。マウス5は、各種
処理を実行する上でディスプレイ3の画面上を介してデ
ータ等をコンピュータ本体2に入力する。
【0019】また、コンピュータ本体2には、CD−R
OMを読み込むCD−ROMドライブ7と、フロッピー
(登録商標)ディスクドライブ(FDD)8とを備えて
いる。また、コンピュータ本体2には、左右の音声出力
手段(イヤホーン)9R,9Lが接続されており、コン
ピュータ本体2から音響出力信号が供給されることによ
り音声を出力できるようになっている。また、イヤホー
ン9R,9Lにはマイクロフォン10が設けられてお
り、このマイクロフォン10は、音声を音声信号にして
コンピュータ本体2に入力できるようになっている。
【0020】上述した図2において、上記コンピュータ
本体2は、中央演算処理装置(CPU)21には、バス
ライン22を介して、主記憶部23、ROM24、CD
−ROMコントローラ25、フロッピーディスク(F
D)コントローラ26、ハードディスク(HD)コント
ローラ27、キーボード/マウスコントローラ28、モ
ニタI/F29、及びサウンドボード30が接続されて
いる。
【0021】また、CD−ROMコントローラ25に
は、CD−ROMドライブ7が接続されている。FDコ
ントローラ26には、FDD8が接続されている。HD
コントローラ27には、内蔵ハードディスク記憶装置3
1が接続されている。キーボード/マウスコントローラ
28には、キーボード4と、マウス5とが接続されてい
る。モニタI/F29には、ディスプレイ3が接続され
ている。サウンドボード30の出力端子には音声出力手
段(イヤホーン)9R,9Lが接続されていて音声出力
をイヤホーン9R,9Lに与えられるようになってお
り、かつ、サウンドボード30の入力端子にはマイクロ
フォン10が接続されていて、マイクロフォン10から
の音声信号を入力できるようになっている。
【0022】上述した図3において、言語教育システム
・プログラム40はデータベース部40aとアプリケー
ションプログラム部40bとからなる。主記憶部23に
は、ハードディスク記憶装置31から主にアプリケーシ
ョンプログラム部40bが展開記憶される。
【0023】データベース部40aは、画面選択や言語
選択や発音回数やテロップ等の個別の管理データを格納
する管理データベース51と、各種の写真やイラスト等
の各種の図像についての図像データを格納するイメージ
データベース52と、各種図像に対応した各種言語に関
する文字を格納した文字データベース53と、前記各種
言語における文字データベースに対応する音声データを
格納する音声データベース54とから構成されている。
【0024】管理データベース51は個別管理データ5
1n…からなる。イメージデータベース52は、各種の
写真やイラスト等の各種の図像についてのイメージデー
タ521 ,522 ,523 ,…からなる。文字データベ
ース53は、各種図像に対応する各種言語に関する文字
データ531 ,532 ,533 ,…からなる。前記各種
言語における文字データに対応する音声データ541
542 ,543 ,…からなる。ここで、上記において、
各符号の同一添え字は一枚の画面に構成するデータを示
している。例えば、イメージデータ521 と、文字デー
タ531 と、音声データ541 とが一つの画面を構成す
る単位である。
【0025】なお、イメージデータ521 ,522 ,5
3 ,…には、各種の物や動作の状態などの写真やイラ
スト等の図像をディスプレイ3上に表示させるためのデ
ータである。また、文字データ531 ,532 ,53
3 ,…には、例えば日本語、英語、フランス語、ドイツ
語、イタリア語、中国語、韓国語等各種の言語による上
記図像の文字をディスプレイ3上に表示するためのデー
タである。音声データ541 ,542 ,543 ,…は、
例えば日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア
語、中国語、韓国語等各種の言語の文字データに対応し
た音声を発生させるためのデータである。
【0026】アプリケーションプログラム部40bは、
第1のプログラム40b1と、第2のプログラム40b2
と、第3のプログラム40b3とからなる。
【0027】第1のプログラム40b1は、管理処理手段
41を実現するためのプログラムである。第2のプログ
ラム40b2は、イメージ表示処理手段42を実現するた
めのプログラムである。第3のプログラム40b3は、言
語表示発音処理部43を実現するためのプログラムであ
る。
【0028】図4において、コンピュータ装置1のコン
ピュータ本体2のCPU21が主記憶部23に展開され
た言語教育システム・プログラム40を実行することに
より、管理処理手段41と、イメージ表示処理手段42
と、言語表示発音処理部43とを実現させる。
【0029】前記管理処理手段41は、主記憶部23の
所定のエリアの管理データベース51から個別管理デー
タ51n…を読み出し、画面選択や言語選択をするため
の表示体からなる管理画面をディスプレイ3に表示する
とともに、当該ディスプレイ3に表示されている管理用
表示体と入力手段であるマウス5により画面選択、言語
選択、あるいは文字音声開始等の各種指令を判断し、イ
メージ表示処理手段42及び言語表示発音処理部43に
与える機能を備えている。
【0030】前記イメージ表示処理手段42は、当該管
理処理手段41より指定された画像を前記主記憶部23
の所定の記憶エリアのイメージデータベース52のイメ
ージデータ521 ,522 ,523 ,…のうちの一つの
イメージデータ52n (n=1,2,3,…)を読み出
し図像データにしてディスプレイ3に表示させる機能を
備えている。
【0031】前記言語表示発音処理部43は、前記管理
処理手段41より表示言語が指定され、かつ、前記管理
処理手段41より文字音声開始指令が与えられたとき
に、前記当該選択された言語の文字データベース53か
ら文字データ531 ,532 ,533 ,…のうちの一つ
の文字データ53n (n=1,2,3,…)を読出し文
字画像データとしてディスプレイ3に表示できる表示手
段と、当該ディスプレイ3に表示されている文字に該当
する音声データを音声データベース541 ,54 2 ,5
3 ,…のうちから一つの音声データ54n (n=1,
2,3,…)を取り出し、当該ディスプレイ3に表示さ
れている文字についての音声データによる発音のみを音
声チャンネルに出力するときは前記音声データ54n
サウンドボード30の両方のチャンネルに与えて音源処
理できる手段と、ユーザが発生した音声をマイクロフォ
ン10を介して音声信号として取り込み可能とする音声
入力手段と、前記マイクロフォンからの音声信号を前記
再生される文字についての音声データによる音声に重ね
て取り込むときには、前記文字についての音声データ5
nをサウンドボード30の一方のチャンネルに、前記
音声入力手段からの音声信号をサウンドボード30の他
方のチャンネルにそれぞれ与えて音源処理できる手段と
を備えている。これにより、ディスプレイ3に表示され
ている文字の音声を聞きたいときには、両方のイヤホー
ン9R,9Lから当該音声が出力されるとともに、当該
音声に重ねてユーザが発音するときには、例えば一方の
イヤホーン9Rに当該手本となる音声が、例えば他方の
イヤホーン9Lにユーザの発音が出力されることにな
る。
【0032】このような言語教育システムの動作につい
て図1ないし図4を基に、図5ないし図11を参照して
説明する。
【0033】まず、主記憶部23に展開された言語教育
システム・プログラム40がCPU21により実行され
ることにより、図5のフローチャートが実行される。こ
れにより、管理処理手段41と、イメージ表示処理手段
42と、言語表示発音処理部43が実現される。
【0034】管理処理手段41は、まず、管理データベ
ース51の初期設定データを参照し、図8に示すような
初期画面60を表示させる(S101)。初期画面60
には、図8に示すように、言語を選択するための言語選
択表示体60aと、テロップをするか否かを決定させる
ためのテロップ指定表示体60bと、発音回数や動作モ
ードや音量調整等を設定するための動作詳細設定表示体
60cとが表示されている。なお、オペレーティングシ
ステムによる制御用のボタンやスクロールバー等は表示
していない。また、管理データベース51には、当初
は、テロップをやり、発音回数は3回と設定されている
ものとする。
【0035】ここで、ユーザがマウス5を使用し、ディ
スプレイ3に表示されている画面上の矢印を移動させ、
テロップ指定表示体60bをクリックしてテロップの設
定を変更したとすると(S102;テロップ)、管理処
理手段41は、その設定を管理データベース51にする
(S103)。
【0036】また、ユーザがマウス5を使用し、ディス
プレイ3に表示されている画面上の矢印を移動させ、動
作詳細設定表示体60cをクリックして動作詳細設定を
変更したとすると(S102;詳細設定)、管理処理手
段41は、その動作詳細設定処理に移行する(S10
4)。
【0037】第6図は図5の処理ステップ(S104)
のサブルーチンである。コンピュータ本体2のCPU2
1が図3のS104の処理に移行すると、CPU21は
動作詳細設定の動作に入る(S1041)。ついで、C
PU21は、動作モードを指定させるための画面や音声
等を作成し必要な情報を収集するための処理をする(S
1042)。さらに、CPU21は、マイクロフォン1
0や音源のバランスの調整加工などの処理をし(S10
43)、その後、イヤホーン9R,9Lの音量調整をさ
せるための処理をし(S1044)、さらに何回動作さ
せるかなどの動作回数の設定の処理をして(S104
5)、設定動作を終了する(S1046)。
【0038】このようにして設定処理が完了すると、本
言語教育システムを動作させる環境が整ったことにな
る。
【0039】ここで、ユーザがマウス5を使用し、ディ
スプレイ3に表示されている画面上の矢印を移動させ、
言語選択表示体60aの内の一つをクリックしたとす
る。すると、管理処理手段41は、言語が設定されたも
のと判定し(S102;言語)、その判定内容の言語が
選択された旨を管理データベース51に設定するととも
にイメージ表示処理手段42にある言語が設定されたこ
とを通知する(S105)。例えば、この選択された言
語が英語であるとすると、管理処理手段41は、管理デ
ータベース51に英語を設定し、イメージ表示処理手段
42に英語が選択されたことを通知する。
【0040】すると、イメージ表示処理手段42は、イ
メージデータベース52内のイメージデータ521 ,5
2 ,523 ,…の中から第1の画面のイメージデータ
52 1 を読出し(S106)、図像データにしてディス
プレイ3に与える(S107)。これにより、ディスプ
レイ3上には、図9に示すような画面61が表示され
る。画面61は、リンゴの絵と、言語選択表示体60a
と、次画指定表示体60dと、前画面指定表示体60e
とが表示されている。なお、次画指定表示体60dも前
画面指定表示体60eもそれより前あるいは後ろにイメ
ージデータがないときには、矢印が消えるように設定さ
れている。
【0041】管理処理手段41は、マウス5の矢印がリ
ンゴの絵の部分をクリックしたか否かを判定している
(S108)。管理処理手段41は、絵の部分がクリッ
クされていないときには(S108;NO)、次画指定
表示体60dがクリックされていないか(S109;N
O)、前画面指定表示体60eがクリックされていない
か(S110;NO)、終了ボタンがクリックされてい
ないか(S111;NO)、初期画面設定がされていな
いか(S112;NO)、判定し、再び、画面表示処理
に移行する(S107)。
【0042】なお、次画指定表示体60dがクリックさ
れたときには(S109;YES)、管理処理手段41
は、次画面表示の指令をイメージ表示処理手段42及び
言語表示発音処理部43に与える(S113)。する
と、イメージ表示処理手段42は、イメージデータ52
1 ,522 ,523 ,…の中からイメージデータ522
を読出し(S114)、図像データにしてディスプレイ
3に与えて次画面を表示させる(S107)。
【0043】また、2枚目以上の画面がディスプレイ3
に表示されているときに、前画面指定表示体60eがク
リックされたときには(S110;YES)、前画面表
示の指令をイメージ表示処理手段42及び言語表示発音
処理部43に与える(S115)。すると、イメージ表
示処理手段42は、現在イメージデータ525 の図像を
表示しているときには、イメージデータ521 ,52
2 ,523 ,…の中からイメージデータ524 を読出し
(S116)、図像データにしてディスプレイ3に与え
て前画面を表示させる(S107)。なお、図9に示す
画面61が表示されているときには、前の画面のデータ
がないため、前画面指定表示体60eの矢印を消去して
前画面が選択できないようにしている。
【0044】また、図示しない終了ボタンがクリックさ
れたときには(S111;YES)、管理処理手段41
は、終了処理をして処理を終了する(END)。
【0045】また、図示しない初期画面選択ボタンがク
リックされたときには(S112;YES)、管理処理
手段41は、初期画面の表示処理に移行する(S10
1)。
【0046】ここで、ユーザがマウス5を使用し、ディ
スプレイ3に表示されている画面上の矢印を移動させ、
リンゴの絵の部分に矢印を置くか、クリックしたときに
は(S108;YES)、管理処理手段41は、言語表
示発音処理部43に文字表示処理及び発声処理をするよ
うに指令をする(S120)。
【0047】すると、言語表示発音処理部43は、前記
主記憶部23の所定の記憶エリアから当該選択された言
語(この場合、英語)の文字データ531 ,532 ,5
3,…のうちの一つの文字データベース531 を読出
し文字画像データとしてディスプレイ3に表示する(S
121)。これにより、ディスプレイ3には、図10に
示すような画面62が表示される。画面62は、リンゴ
の絵の下に「APPLE」と表示された画面になる。
【0048】同時に、言語表示発音処理部43は、当該
ディスプレイ3に表示されている文字(「APPL
E」)についての音声発生処理を実行する(S12
2)。この音声処理(S122)に移行すると、図7に
示すサブルーチンに移行する。また、この図7のサブル
ーチンを説明する際に、図11の図も参照する。
【0049】CPU21が図5のステップ(S122)
を実行すると、コンピュータ本体2は、ディスプレイ3
に表示されている文字について、音声データベース54
の音声データ541 の中から指定されている英語の音声
データを読出し、管理データベース51にある指定され
た発音回数を読み出し、音声処理を開始する(図5のS
1221、図11(a)参照)。
【0050】次に、CPU21は、ディスプレイ3に表
示されている文字についての手本となる音声のみ聞きた
いのか、あるいは、当該文字の手本となる音声に合わせ
て発音してゆくのかのガイダンス画面についての映像信
号を作成し、かつ、ガイダンス音声信号を作成し、これ
らをモニタI/F29を介してディスプレイ3に与える
とともにサウンドカード30を介してイヤホーン9R,
9L与える(S1221)。これにより、ディスプレイ
3には手本出力必要か否かの画面が表示されるととも
に、イヤホーン9R,9Lからはガイダンス音声が再生
される。
【0051】このディスプレイ3に表示されたガイダン
ス画面を見つつ、イヤホーン9R,9Lらのガイダンス
音声を使用者が聞きながら、ユーザがキーボード4やマ
ウス5を使用し、手本となる音声の出力が必要である旨
をコンピュータ本体2に入力をしたものとする。
【0052】すると、CPU21は、手本となる音声を
聞きたいものと検知し(S1221;YES)、手本と
なる音声についての音声データを作成してサウンドカー
ド30の両音声チャンネルに与える(S1222)。こ
れにより、左右のイヤホーン9R,9Lから手本となる
音声信号が再生される。したがって、使用者の両方の耳
には左右のイヤホーン9R,9Lから手本となる音声が
入ることになる(図11(b)参照)。
【0053】所定の回数の音声が再生されたところで、
次のリピート処理(S1223)に移行する。
【0054】このリピート処理に入ると、CPU21
は、マイクロフォン10からの音声をサウンドボード3
0の一方の音声チャンネルに入力し、音声入力処理を実
行する(S1223)。
【0055】また、CPU21は、マイクロフォン10
からの音声信号が例えば左イヤホーン9Lから出力さ
れ、かつ、手本となる音声信号が右イヤホーン9Rから
出力されるように(各音声チャンネルの音声信号が独立
して再生処理されるように)サウンドカード30を設定
制御する処理を実行する(S1223)。
【0056】なお、手本となる音声信号を右イヤホーン
9Rから出力する場合において、手本となる音声信号が
ステレオになっているときには、左右の音声チャンネル
を合成して一チャンネルの音声信号に変換してからサウ
ンドカード30の片方の音声チャンネルに与えるように
する。このようにCPU21は音声入力処理手段を実現
し、この音声入力処理手段によりマイクロフォン10か
らの音声を取り入れる。また、CPU21は音声出力処
理手段を実現し、この音声出力処理手段によってマイク
ロフォン10からの音声信号が例えば左イヤホーン9L
から出力されるようにし、かつ、手本となる音声信号が
右イヤホーン9Rから出力されるようにしている。
【0057】そして、CPU21は、第4図のフローチ
ャートで設定した音量になるようにサウンドカード30
を音量調整し、このとき音量調整処理表示画像について
の映像信号を作成してモニタI/F29に与える。これ
により、モニタ3には、音量調整処理表示画面が表示さ
れている。
【0058】その後、CPU21は、サウンドカード3
0に対して、手本用の音声信号が例えば右イヤホーン9
Rから出力されるようにし、マイクロフォン10からの
音声信号が左イヤホーン9Lから出力されるように設定
し、手本となる音声信号をサウンドカード30の一方の
音声チャンネルに与え、かつ、マイクロフォン10から
の音声信号をサウンドボード30の他方の音声チャンネ
ルに与えて外部出力させるようにする(S1223)。
このときに、CPU21は、音声出力処理表示画面につ
いての映像信号を作成している(S1223)。すなわ
ち、CPU21は、この音声出力処理表示画面につい
て、手本となる音声信号が現在どの単語のどの文字を発
音しているのかを、文字の色彩を変化させるなどする映
像信号を作成し、モニタI/F29に与える(S122
3)。これにより、当該システムのユーザは、手本がど
の部分の発声をしていて、自分がどの程度発音がよいか
を確実に確認することができる。
【0059】したがって、このシステムを使用する使用
者の右耳には手本となる音声が聞こえるとともに、同左
耳には自分自身の音声が聞こえることになる(第7図
(c)参照)。
【0060】この結果、手本の音声と、自分の音声とを
確実に判別ができることになり、脳が混乱することがな
いため、外国語会話の習得が確実にできることになる。
【0061】このような処理が終了すると、CPU21
は、再びリピート処理を必要とするかガイダンス画像に
ついての映像信号を作成してモニタI/F29に与える
とともに、ガイダンス音声を作成しサウンドカード30
に与える(S1224)。これにより、ディスプレイ3
には再びリピート処理を行なうか否かの画面が表示され
るとともに、イヤホーン9R,9Lからガイダンス音声
が再生される。
【0062】ユーザがリピート処理を必要としない旨を
キーボード4あるいはマウス5を使用してコンピュータ
本体2に入力すると、CPU21はこれを検知し(S1
224;NO)、処理を終了する(S1225)。
【0063】一方、ユーザはリピート処理が必要である
旨をキーボード4あるいはマウス5を使用してコンピュ
ータ本体2に入力すると、CPU21は、本処理が手本
を使用していたか否かを検出し、この場合使用している
ので、ステップ(S1222)に移行し、再び、ステッ
プ1222の処理を開始する。
【0064】また、ステップ1221において、手本と
なる音声の出力が不用のときには(S1221;N
O)、CPU21はステップ1223の処理から実行す
る。
【0065】そして、そのステップ1223の処理が終
了し、再び、リピート処理が必要であるとユーザがキー
ボード4またはマウス5を使用して指定したときに、本
音声処理で手本を使用していたかを検出し、この場合使
用していないので(S1224;手本未使用)、ステッ
プ1223の処理から再び実行することになる。
【0066】以上のように本発明の第1の実施の形態は
動作するので、操作が簡単で、何時でも何回でも再生が
可能で、かつ、あらゆる言語に対応でき、しかも、収納
場所を必要としない利点がある。
【0067】図9は表示画面の他の構成例を示す図であ
る。図9は、一枚の画面63に、例えばリンゴと、バナ
ナと、ぶどうとを配置したものであり、このように複数
の絵を配置した画面であってもよい。
【0068】図10は言語選択表示体の他の例が配置さ
れた初期画面の例を示す図である。上記第1の実施の形
態では、言語選択表示体60aは画面の上にバー状に配
置されていたが、この図10で示す画面64では、言語
選択表示体60fはロータリ式に変化するものである。
【0069】すなわち、管理処理手段41は、言語選択
表示体60faがクリックされると日本語から英語に、
さらにクリックされると英語からフランス語に、さらに
クリックされるとフランス語からドイツ語に、さらにク
リックされるとドイツ語から中国語に、さらにクリック
されると中国語から韓国語に、さらにクリックされると
韓国語から日本語に、というよにロータリ式に言語が変
化するように処理をしている。
【0070】また、管理処理手段41は、言語選択表示
体60fbがクリックされると日本語から韓国語に、さ
らにクリックされると韓国語から中国語に、…さらにク
リックされると英語から日本語にというように、上とは
逆にロータリ式に変化するように処理をしている。
【0071】[第2の実施の形態]また、上記言語教育
システム・プログラム40は、記憶媒体に記憶させるこ
とにより、頒布が可能になる。また、この記憶媒体に記
憶された言語教育システム・プログラム40をコンピュ
ータにインストールさせることにより、上記言語教育シ
ステムを実現させることができる。
【0072】ここで、記憶媒体には、例えば、フロッピ
ーディスク、ハードディスク、CD−ROM、CD−R
/W、DVD、ROMカートリッジ、光磁気ディスク、
バッテリバックアップRAMメモリカード、フラッシュ
メモリカートリッジ、不揮発性RAMカード、磁気テー
プ等を含む。
【0073】さらに、記憶媒体には、光通信やマイクロ
波回線等の無線通信媒体と、電話回線やインターネット
や光ファイバー等の有線通信媒体とを含む。
【0074】要は、記憶媒体は、何らかの手段により、
データデータやプログラムが記録されているものをい
い、コンピュータや専用プロセッサ等の処理装置に当該
デジタルデータやプログラムをダウンロードし、所定の
機能実現させられるものであればどのようなものでもよ
い。
【0075】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態について図14を参照して説明する。ここ
で、図14は本発明の第3の実施の形態に係る情報頒布
システムを示すブロック図である。
【0076】これらの図において、情報頒布システム
は、例えば日本に置かれたサーバー装置70と、例えば
アメリカ合衆国、中国、韓国等の各国に置かれたサーバ
ー装置71a,71b,71c,…とが通信回線72
a,72b,72c,…を介して接続されている。ま
た、各国のサーバー装置71a,71b,71c,…に
は、ネットワーク74a,74b,74c,…をそれぞ
れ介して各国の端末装置73a,73a,73a,…、
73b,73b,73b,…、73c,73c,73
c,…が接続されている。
【0077】日本に置かれたサーバー装置70は、図示
しないが、記憶手段と、通信処理手段と、動作制御手段
とからなる。
【0078】このサーバー装置70の記憶手段には、言
語教育システム・プログラム40が記憶されている。
【0079】上述したが、この言語教育システム・プロ
グラム40は、データベース部40aと、アプリケーシ
ョンプログラム部40bとからなる。
【0080】前述のデータベース部40aは、管理デー
タベース51と、イメージデータベース52と、文字デ
ータベース53と、音声データベース54とからなる。
【0081】前述のアプリケーションプログラム部40
bは、第1のプログラム40b1と、第2のプログラム4
0b2と、第3のプログラム40b3とからなる。
【0082】第1のプログラム40b1は、管理データベ
ースを読み出し、画面選択や言語選択をするための表示
体からなる管理画面を表示手段に表示するとともに、前
記表示手段に表示されている管理画面と入力手段により
画面選択、言語選択、あるいは文字音声開始等の各種指
令を判断する管理処理手段を実現するプログラムであ
る。
【0083】第2のプログラム40b2は、当該管理処理
手段より指定された図像をイメージデータベースから読
み出し図像データにして表示手段に表示させるイメージ
表示処理手段を実現するプログラムである。
【0084】第3のプログラム40b3は、当該表示手段
に表示されている文字についての音声データによる発音
のみを音声チャンネルに出力するときは前記音声データ
を両方のチャンネルに出力して再生し、発生した音声を
マイクロフォンを介して音声信号として取り込み可能と
するとともに、前記マイクロフォンからの音声信号を前
記再生される文字についての音声データによる音声に重
ねて取り込むときには、前記文字についての音声データ
を一方のチャンネルに、前記マイクロフォンからの音声
信号を他方のチャンネルにそれぞれ出力して再生する言
語表示発音処理部を実現するプログラムである。
【0085】各国のサーバー装置71a,71b,71
c,…も、それぞれ、記憶手段と、通信処理手段と、動
作制御手段とを備えている。
【0086】サーバー装置70は、前記言語教育システ
ム・プログラム40を各国のサーバー装置71a,71
b,71c,…に通信回線72a,72b,72c,…
を介して送出する。
【0087】これにより、各国のサーバー装置71a,
71b,71c,…の各記憶手段には上記言語教育シス
テム・プログラム40をそれぞれ記憶されることにな
る。
【0088】このような状態になったところで、各国の
サーバー装置71a,71b,71c,…は、各ネット
ワーク74a,74b,74c,…を介して自国内の端
末装置73a,73a,73a,…、73b,73b,
73b,…、73c,73c,73c,…から要求があ
れば頒布の処理を行なう。
【0089】例えばアメリカ合州国のサーバー装置71
aにおいて、その通信処理手段は、自国内の端末73a
から通信ネットワーク74aを介して言語教育システム
・プログラム40の送信要求を受け付け、かつ、所定の
条件を満足したときに( 例えば対価の支払いがあったと
きなど) 、当該言語教育システム・プログラム40を前
記通信ネットワーク74aを介して前記端末装置73a
に送出する。
【0090】また、上記言語教育システム・プログラム
40がバージョンアップ等がされたときには、サーバー
装置70からバージョンアップした言語教育システム・
プログラム40を各国のサーバー装置71a,71b,
71c,…に送信して、各国のサーバー装置71a,7
1b,71c,…の各記憶手段に格納されている言語教
育システム・プログラム40をバージョンアップする。
【0091】上述したように第3の実施の形態に係る情
報頒布システムによれば、ネットワークで世界中に人に
当該プログラムを頒布することができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る情報販
売システムによれば、画面選択や言語選択などの各種指
令をするための管理画面データを格納する管理データベ
ース、写真やイラストなどの図像データを格納するイメ
ージデータベース、各種図像に係る各種言語の文字デー
タを格納する文字データベース、及び、前記各種言語に
おける各文字データに対応する音声データを格納する音
声データベースが記憶された記憶手段と、前記管理デー
タベースから所定の管理画面データを読み出し、画面選
択や言語選択用表示体を配置した管理画面を表示手段に
表示するとともに、前記管理画面と入力手段とにより指
定された画面選択、言語選択、あるいは文字音声開始等
の各種指令を判断する管理処理手段と、当該管理処理手
段から指定された図像データを、前記イメージデータベ
ースから読み出し、図像にして表示手段に表示させるイ
メージ表示処理手段と、前記管理処理手段より文字音声
開始指令が与えられたときに、前記管理処理手段で指定
された言語に関する文字データ及び音声データを、前記
文字データベース及び音声データベースより読出し、文
字画像にして表示手段に表示するとともに、当該表示手
段に表示されている文字についての音声データによる発
音のみを音声チャンネルに出力するときは前記音声デー
タを両方のチャンネルに出力して再生し、発生した音声
をマイクロフォンを介して音声信号として取り込み可能
とするとともに、前記マイクロフォンからの音声信号を
前記再生される文字についての音声データによる音声に
重ねて取り込むときには、前記文字についての音声デー
タを一方のチャンネルに、前記マイクロフォンからの音
声信号を他方のチャンネルにそれぞれ出力して再生する
言語表示発音処理部とを備えたことにより、操作が簡単
で、何時でも何回でも再生が可能で、かつ、あらゆる言
語に対応でき、しかも、収納場所を必要としないものと
なる。
【0093】本発明に係る言語教育システムを実現する
プログラムを記憶した記憶媒体によれば、コンピュータ
を、言語教育システムとして機能させるためのプログラ
ムを記憶したことにより、大量に頒布することが可能に
なる。
【0094】本発明に係る情報頒布システムによれば、
サーバー装置と、このサーバー装置に通信ネットワーク
を介して接続される端末装置とを備えたシステムであっ
て、画面選択や言語選択などの各種指令をするための管
理画面データを格納する管理データベース、写真やイラ
ストなどの図像データを格納するイメージデータベー
ス、各種図像に係る各種言語の文字データを格納する文
字データベース、及び、前記各種言語における各文字デ
ータに対応する音声データを格納する音声データベース
からなるデータベース部と、前記管理データベースから
所定の管理画面データを読み出し、画面選択や言語選択
用表示体を配置した管理画面を表示手段に表示するとと
もに、前記管理画面と入力手段とにより指定された画面
選択、言語選択、あるいは文字音声開始等の各種指令を
判断する管理処理手段を実現する第1のプログラム、当
該管理処理手段から指定された図像データを、前記イメ
ージデータベースから読み出し、図像にして表示手段に
表示させるイメージ表示処理手段を実現する第2のプロ
グラム、前記管理処理手段より文字音声開始指令が与え
られたときに、前記管理処理手段で指定された言語に関
する文字データ及び音声データを、前記文字データベー
ス及び音声データベースより読出し、文字画像にして表
示手段に表示するとともに、当該表示手段に表示されて
いる文字についての音声データによる発音のみを音声チ
ャンネルに出力するときは前記音声データを両方のチャ
ンネルに出力して再生し、発生した音声をマイクロフォ
ンを介して音声信号として取り込み可能とするととも
に、前記マイクロフォンからの音声信号を前記再生され
る文字についての音声データによる音声に重ねて取り込
むときには、前記文字についての音声データを一方のチ
ャンネルに、前記マイクロフォンからの音声信号を他方
のチャンネルにそれぞれ出力して再生する言語表示発音
処理部を実現する第3のプログラムを有するアプリケー
ションプログラム部とからなる言語教育システム・プロ
グラムが記憶された記憶手段と、前記端末装置から通信
ネットワークを介して前記言語教育システム・プログラ
ムの送信要求があり、かつ、所定の条件を満足したとき
に当該言語教育システム・プログラムを前記通信ネット
ワークを介して前記端末装置に送出する通信処理手段と
を備えたサーバー装置により、通信ネットワークを介し
て各端末装置に配信することができるので、ネットワー
クで世界中に人に当該プログラムを頒布することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る言語教育シス
テムを実現するハードウエアの構成例を示す外観図であ
る。
【図2】同言語教育システムを実現するハードウエアの
具体的構成例を示すブロック図である。
【図3】同言語教育システム・プログラムの配置例を示
す図である。
【図4】同言語教育システムの構成要素について説明す
るためのブロック図である。
【図5】同言語教育システムの動作例を説明するための
フローチャートである。
【図6】同言語教育システムの初期設定動作う説明する
ためのフローチャートである。
【図7】図5のフローチャートの音声発生処理の処理内
容を説明するためのフローチャートである。
【図8】同言語教育システムの初期画面を示す図であ
る。
【図9】同言語教育システムの表示画面の例を示す図で
ある。
【図10】同言語教育システムの表示画面の例を示す図
である。
【図11】同言語教育システムの動作を説明するための
模式図である。
【図12】同情報販売システムの表示画面の他の構成例
を示す図である。
【図13】同情報販売システムにおける言語選択表示体
の他の例が配置された初期画面の例を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態に係る情報頒布シ
ステムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ装置 2 コンピュータ本体 3 ディスプレイ(表示手段) 4 キーボード 5 マウス 7 CD−ROMドライブ 8 FDD 9R,9L イヤホーン(音声出力手段) 10 マイクロフォン 21 CPU 23 主記憶部 24 ROM 25 CD−ROMコントローラ 26 FDコントローラ 27 HDコントローラ 28 キーボード/マウスコントローラ 29 モニタI/F 30 サウンドボード 31 ハードディスク記憶装置 40 言語教育システム・プログラム 40a データベース部 40b アプリケーションプログラム部 40b1 第1のプログラム 40b2 第2のプログラム 40b3 第3のプログラム 41 管理処理手段 42 イメージ表示処理手段 43 言語表示発音処理部 51 管理データベース 52 イメージデータベース 53 文字データベース 54 音声データベース 521 ,522 ,523 ,… イメージデータ 531 ,532 ,533 ,… 文字データ 541 ,542 ,543 ,… 音声データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 13/00 G10L 3/00 S 21/06 5/02 J 13/04 Fターム(参考) 2C028 AA02 AA03 BA01 BA02 BA03 BB04 BB05 BB07 BC05 BD03 CA12 CA13 CB13 5B069 AA09 BB16 CA03 DC16 DC17 LA03 5D045 AA04 AB01 AB13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを使用した言語教育システ
    ムであって、 画面選択や言語選択などの各種指令をするための管理画
    面データを格納する管理データベース、写真やイラスト
    などの図像データを格納するイメージデータベース、各
    種図像に係る各種言語の文字データを格納する文字デー
    タベース、及び、前記各種言語における各文字データに
    対応する音声データを格納する音声データベースが記憶
    された記憶手段と、 前記管理データベースから所定の管理画面データを読み
    出し、画面選択や言語選択用表示体を配置した管理画面
    を表示手段に表示するとともに、前記管理画面と入力手
    段とにより指定された画面選択、言語選択、あるいは文
    字音声開始等の各種指令を判断する管理処理手段と、 当該管理処理手段から指定された図像データを、前記イ
    メージデータベースから読み出し、図像にして表示手段
    に表示させるイメージ表示処理手段と、 前記管理処理手段より文字音声開始指令が与えられたと
    きに、前記管理処理手段で指定された言語に関する文字
    データ及び音声データを、前記文字データベース及び音
    声データベースより読出し、文字画像にして表示手段に
    表示するとともに、当該表示手段に表示されている文字
    についての音声データによる発音のみを音声チャンネル
    に出力するときは前記音声データを両方のチャンネルに
    出力して再生し、発生した音声をマイクロフォンを介し
    て音声信号として取り込み可能とするとともに、前記マ
    イクロフォンからの音声信号を前記再生される文字につ
    いての音声データによる音声に重ねて取り込むときに
    は、前記文字についての音声データを一方のチャンネル
    に、前記マイクロフォンからの音声信号を他方のチャン
    ネルにそれぞれ出力して再生する言語表示発音処理部と
    を備えたことを特徴とする表示言語変換システム。
  2. 【請求項2】 前記管理処理手段は、管理画面の言語選
    択用表示体を、各種言語が画面の端にタグ状に表示され
    るように配置し、あるいは、各種言語が表示窓にロータ
    リ式に表示されるようにしたものであることを特徴とす
    る請求項1記載の言語教育システム。
  3. 【請求項3】 前記言語表示発音処理部は、管理データ
    ベースに設定された音声の発声回数のデータにより指定
    回数だけ音声発声の処理を実行し、あるいは、発音に合
    わせて当該文字の色や書体を変換する処理を実行するも
    のであることを特徴とする請求項1記載の言語教育シス
    テム。
  4. 【請求項4】 コンピュータを、請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載された言語教育システムとして機能
    させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする記
    憶媒体。
  5. 【請求項5】 サーバー装置と、このサーバー装置に通
    信ネットワークを介して接続される端末装置とを備えた
    システムであって、 前記サーバー装置は、 画面選択や言語選択などの各種指令をするための管理画
    面データを格納する管理データベース、写真やイラスト
    などの図像データを格納するイメージデータベース、各
    種図像に係る各種言語の文字データを格納する文字デー
    タベース、及び、前記各種言語における各文字データに
    対応する音声データを格納する音声データベースからな
    るデータベース部と、 前記管理データベースから所定の管理画面データを読み
    出し、画面選択や言語選択用表示体を配置した管理画面
    を表示手段に表示するとともに、前記管理画面と入力手
    段とにより指定された画面選択、言語選択、あるいは文
    字音声開始等の各種指令を判断する管理処理手段を実現
    する第1のプログラム、 当該管理処理手段から指定された図像データを、前記イ
    メージデータベースから読み出し、図像にして表示手段
    に表示させるイメージ表示処理手段を実現する第2のプ
    ログラム、 前記管理処理手段より文字音声開始指令が与えられたと
    きに、前記管理処理手段で指定された言語に関する文字
    データ及び音声データを、前記文字データベース及び音
    声データベースより読出し、文字画像にして表示手段に
    表示するとともに、当該表示手段に表示されている文字
    についての音声データによる発音のみを音声チャンネル
    に出力するときは前記音声データを両方のチャンネルに
    出力して再生し、発生した音声をマイクロフォンを介し
    て音声信号として取り込み可能とするとともに、前記マ
    イクロフォンからの音声信号を前記再生される文字につ
    いての音声データによる音声に重ねて取り込むときに
    は、前記文字についての音声データを一方のチャンネル
    に、前記マイクロフォンからの音声信号を他方のチャン
    ネルにそれぞれ出力して再生する言語表示発音処理部を
    実現する第3のプログラムからなるアプリケーションプ
    ログラム部とからなる言語教育システム・プログラムが
    記憶された記憶手段と、 前記端末装置から通信ネットワークを介して前記言語教
    育システム・プログラムの送信要求があり、かつ、所定
    の条件を満足したときに当該言語教育システム・プログ
    ラムを前記通信ネットワークを介して前記端末装置に送
    出する通信処理手段とを備えたことを特徴とする情報頒
    布システム。
JP2000160949A 2000-05-30 2000-05-30 言語教育システム及び当該システムを実現するプログラムが記憶された記憶媒体、並びに情報頒布システム Pending JP2001343889A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107748657A (zh) * 2017-10-19 2018-03-02 广东小天才科技有限公司 一种基于麦克风的交互方法及麦克风

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