JP2000231400A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000231400A
JP2000231400A JP11032649A JP3264999A JP2000231400A JP 2000231400 A JP2000231400 A JP 2000231400A JP 11032649 A JP11032649 A JP 11032649A JP 3264999 A JP3264999 A JP 3264999A JP 2000231400 A JP2000231400 A JP 2000231400A
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JP11032649A
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Takeshi Suzuki
猛士 鈴木
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像に関係する音声を再生する場合に、ユーザ
の肉声とは異なる音質で再生できる機能を提供すること
にある。 【解決手段】第2のCPU21は、メモリカード30に
記録した画像データに関係する音声データを記録すると
きに、音声変調機能部21Bにより音声データに対する
変調処理を実行する。また、メモリカード30に記録さ
れた画像データを再生するときに、第2のCPU21は
音声再生機能部21Aにより画像データ荷付加された音
声データを再生処理して、音声出力系6から変調した音
声を出力する。さらに、第2のCPU21は、音声再生
時にメモリカード30から読出した音声データに対する
変調処理を実行して、音声出力系6から変調した音声を
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子カメラ
などのディジタル撮像装置により撮影した画像データを
再生出力する機能を有する画像処理装置に適用し、特に
画像と共に音声の再生出力機能を備えた画像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体を電子的(ディジタル)撮
像機能により画像データに変換して、当該画像データを
記録媒体に記録する電子カメラが普及している。電子カ
メラは、ディジタルカメラとも呼ばれている電子スチー
ルカメラ以外に、ディジタルビデオカメラも含む。但
し、具体例として電子スチールカメラを想定する。
【0003】電子カメラにより撮影された画像データ
(ディジタル画像データ)は、通常ではメモリカードや
ディスク記録媒体などの記録媒体により保存される。記
録媒体には、画像データだけでなく、撮影日付や撮影場
所などの付加的情報も記録される。ところで、電子カメ
ラの中には、画像と共に、ユーザの音声を入力して録音
する機能を備えたものが開発されている。入力された音
声データは、前記の付加的情報として画像データと共
に、記録媒体に記録される。
【0004】電子カメラは、一般的には画像再生機能を
有し、記録媒体に記録された画像データを再生出力する
ことが可能である。しかしながら、記録媒体に記録され
た多数の画像を管理するための電子アルバム機能とも呼
ぶべき機能を備えた画像処理装置(電子カメラも含む)
が提案されている。このような画像処理装置において
も、音声を入力して当該音声データを、画像データに関
連付けして記録媒体に記録する機能を設けることが可能
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電子アルバム機能専用
の装置または電子カメラなどの画像処理装置において、
録音機能を備えていれば、画像を再生するときに、その
画像に関連するコメントなどを音声により出力すること
が可能となる。従って、ユーザは、電子カメラにより撮
影したときの被写体や、記録媒体に記録された画像(電
子カメラ以外のスキャナなどの入力画像も含む)に関す
るコメントを画像再生時に音声で聞くことができる。
【0006】ところで、一般的にユーザが自分の音声を
そのまま再生されることには抵抗がある。このため、録
音機能付き画像処理装置は非常に便利な反面、一般のユ
ーザには使用しにくい面もある。画像処理装置では、前
記のように、録音する内容は画像(静止画)に対する説
明や感想などのコメントが多く、動画とは異なり、音声
自体とは関係なく、コメントの内容が理解できればよ
い。要するに、ユーザの肉声を録音して、必ずしもそれ
をそのまま再現する必要性はない。
【0007】そこで、本発明の目的は、画像と共に音声
を記録再生できる画像処理装置において、画像に関係す
る音声を再生する場合に、ユーザの肉声とは異なる音質
で再生できる機能を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録した画像
データに対応する音声データを再生するときに、入力時
の音声を変調する手段、または入力時に音声を変調する
手段を有する画像処理装置である。即ち、本装置は、記
録媒体に記録された画像データを読出して画像再生を行
なう画像再生手段と、記録媒体から画像データに対応す
る音声データを読出す手段と、音声データに基づいて記
録時の音声を変調する音声変調手段と、変調された音声
を出力する音声出力手段とを備えている。音声変調手段
は、音声の出力時又は音声の記録時に変調処理を実行す
る。
【0009】このような機能を有する画像処理装置であ
れば、記録媒体に記録された画像データを再生するとき
に、当該画像データに関連する音声データを再生するこ
とが可能である。この場合、音声データに対する変調処
理を実行するため、録音時のユーザ肉声とは異なる音質
の音声を出力することができる。従って、ユーザは抵抗
感を感じること無く、再生した画像の背景説明や感想な
どのコメントを音声で聞くことができる。これにより、
音声再生機能を有効に利用した電子アルバム機能を実現
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。
【0011】(画像処理装置の構成)本実施形態は、画
像の再生機能と共に音声再生機能を有し、いわば電子ア
ルバム機能を実現する画像処理装置を想定する。
【0012】本装置は、図1に示すように、大別してビ
デオ入力系1、制御系2、記録系3、画像出力系4、音
声入力系5及び音声出力系6から構成されている。ビデ
オ入力系1は、本装置に対して画像データを入力する機
能であり、ビデオ入力端子10、ビデオ入力回路11、
ビデオデコード回路12、及びFIFO(First−
in First−out)メモリ13を有する。な
お、本装置が電子カメラに設けられた電子アルバム機能
の場合には、ビデオ入力系1は電子カメラの撮像系に相
当する。ビデオ入力系1により、電子カメラから出力さ
れた画像データや、スキャナから出力された画像データ
が入力される。
【0013】制御系2は、第1のCPU(マイクロプロ
セッサ1)20、第2のCPU(マイクロプロセッサ
2)21、及びフレームメモリ22を有する。第1のC
PU20は、装置全体を制御するためのシステムコント
ロール機能部20Aを有する。第1のCPU20は、外
部データインターフェース(I/F)50に接続し、外
部プリンタまたはパーソナルコンピュータなどに画像デ
ータを送信するための出力制御を実行する。また、第1
のCPU20は、キーマトリクスからなるキー入力装置
51に接続し、各種の入力操作を制御する。さらに、第
1のCPU20は、LCD(Liquid Cryst
al Display)表示回路52を介してLCDパ
ネルからなる表示画面上に各種のモード表示を行う機能
を備えている。なお、第1のCPU20は電源回路60
を介して、装置内の各回路に対する電池61からの電源
供給を制御している。
【0014】第2のCPU21は、音声再生機能部21
A、音声変調機能部21B、フレームメモリコントロー
ル機能部21C、記録媒体アクセス機能部21D及び画
像伸長機能部21Eを有する。画像伸長機能部21E
は、記録媒体(メモリカード)30から圧縮処理された
画像データを伸長処理を実行する。フレームメモリコン
トロール機能部21Cは、例えば1画面分の画像データ
を格納するフレームメモリ22のアクセスを制御する。
記録媒体アクセス機能部21Dは、記録媒体インターフ
ェース(I/F)31を介して、交換型記録媒体である
メモリカード(例えばEEPROMを実装しているIC
メモリ)30のアクセスを制御する。
【0015】音声再生機能部21Aは、入力された音声
データから音声再生を行なうための処理を実行する。音
声変調機能部21Bは、後述するように、入力された音
声の音質を変化させるために、音声データに対して所定
の変調処理を実行する。なお、同実施形態の装置では、
画像圧縮機能部は必ずしも必要ではないため、省略され
ている。但し、画像圧縮機能部を備えて、フレームメモ
リ22に格納された画像データに対する画像圧縮処理を
実行してメモリカード30に保存する構成であってもよ
い。
【0016】画像出力系4は、FIFOメモリ40、ビ
デオエンコード回路41、TFT液晶駆動回路42、T
FTパネル43、バックライトユニット44、ビデオ出
力回路45、及びビデオ出力端子46を有する。FIF
Oメモリ40は、第2のCPU21の制御により、フレ
ームメモリ22から読出された画像データを格納し、ビ
デオエンコード回路41に出力する。ビデオエンコード
回路41は、オンスクリーン回路を含み、FIFOメモ
リ40から出力される画像データ(ディジタル画像信
号)にキャラクタデータを重畳した1画面分の画像デー
タを出力する。TFT液晶駆動回路42は、ビデオエン
コード回路41からの出力に応じて、TFTパネル43
に画像を表示する(被写体像)。TFTパネル43は、
画像表示用画面を構成しており、バックライトユニット
44によりバックライト照明がなされている。ビデオ出
力回路45は、ビデオエンコード回路41から出力され
た画像データをビデオ信号に変換して、ビデオ出力端子
46に出力する。ビデオ出力端子46は、外部装置であ
る例えばテレビジョン受信機が接続されると、ビデオ信
号を出力する。
【0017】さらに、同実施形態の装置は、音声入力系
5及び音声出力系6を有する。音声入力系5は、音声入
力端子(具体的にはマイクロフォン)70、音声A/D
回路71、及びFIFOメモリ72を有する。即ち、音
声入力系5は、ユーザが発声した音声を入力して、音声
A/D回路71によりディジタルの音声データに変換し
て、FIFOメモリ72に保持させる。第2のCPU2
1は、第1のCPU20からの指示に応じて、入力され
た音声データをフレームメモリ22及びメモリカード3
0に格納する。また、音声出力系6は、音声出力部(具
体的にはスピーカ)80、音声D/A回路81、及びF
IFOメモリ82を有する。即ち、音声出力系6は、第
2のCPU21の音声再生機能部21A及び音声変調機
能部21Bの各処理を経た音声データをFIFOメモリ
82に保持し、音声D/A回路81によりアナログ音声
信号に変換して、スピーカ80から音声再生を行なう。
【0018】(画像及び音声の記録動作)以下図2のフ
ローチャートを参照して、同実施形態に関係する画像及
び音声の記録動作を説明する。
【0019】本実施形態は、画像の記録動作として、図
示しない電子カメラにより撮影された画像が画像データ
としてメモリカード30に記録される場合、またはビデ
オ入力系1により入力された画像データがメモリカード
30に記録される場合を想定する(ステップS1,S
2)。
【0020】次に、音声入力系5によりユーザが発声し
た音声が入力されて、メモリカード30に記録される録
音動作が実行される(ステップS3)。即ち、ユーザが
メモリカード30に記録された画像データに関連するコ
メントなどを音声で入力すると、当該音声信号は音声入
力系5によりディジタルの音声データに変換されて、フ
レームメモリ22に転送される。第2のCPU21は、
第1のCPU20からの指示に応じて、当該音声データ
を指定された画像データに関連付けしてメモリカード3
0に記録する(ステップS6)。
【0021】ここで、同実施形態では、ユーザからキー
入力装置51により音声変調モードを指示入力される
と、第1のCPU20は当該音声変調モードの設定を第
2のCPU21に指示する(ステップS4のYES)。
この指示に応じて、第2のCPU21は音声変調機能部
21Bを起動して、フレームメモリ22に格納された音
声データに対する変調処理を実行する(ステップS
5)。即ち、第2のCPU21はユーザの肉声に対応す
る音声データの周波数特性を変化させて、ユーザの肉声
とは異なる音質の音声データに加工する。そして、第2
のCPU21は、変調処理後の音声データを、指定され
た画像データに関連付けしてメモリカード30に記録す
る(ステップS6)。なお、ユーザからの指示入力が無
くても、自動的に音声変調処理を実行してもよい。
【0022】以上のように、ユーザが音声でコメントを
入力すると、当該音声データが変調された後に、指定の
画像データに関連付けされてメモリカード30に保存さ
れる。従って、メモリカード30には、指定の画像デー
タ毎に、背景説明や感想などのコメントを音声データと
して付加されることになる。さらに、当該音声データ
は、ユーザの肉声を所定の音声変調処理を実行した後の
データである。
【0023】(画像及び音声の再生動作)次に、図3の
フローチャートを参照して、同実施形態に関係する画像
及び音声の再生動作を説明する。
【0024】本実施形態は、ユーザによりキー入力装置
51から指定の画像再生を指示されると、当該指示が第
1のCPU20から第2のCPU21に伝えられる。第
2のCPU21は、前述のフレームメモリコントロール
機能部21C、記録媒体アクセス機能部21D及び画像
伸長機能部21Eを起動して、メモリカード30から指
定の画像データを読出して、画像伸長処理した後にフレ
ームメモリ22に格納する(ステップS10)。
【0025】ここで、第2のCPU21は、メモリカー
ド30から読出した画像データに、音声データが付加さ
れているか否かを判定する(ステップS11)。音声デ
ータが記録されていない場合には、第2のCPU21
は、フレームメモリ22から画像出力系4に画像データ
を転送して、通常の画像再生処理のみを実行する(ステ
ップS11のNO,S15)。
【0026】一方、音声データが付加されている場合に
は、第2のCPU21は、当該音声データを読出して、
音声再生機能部21Aにより音声再生処理を実行する
(ステップS12,S13のYES)。但し、ユーザか
らキー入力装置51により、音声再生を無効にする指示
が入力された場合には、第2のCPU21は音声データ
を読出して再生処理をせずに、通常の画像再生処理のみ
を実行する(ステップS13のNO,S15)。
【0027】第2のCPU21は、フレームメモリ22
から画像出力系4に画像データを転送して、通常の画像
再生処理を実行すると共に、再生処理した音声データを
音声出力系6に転送して音声出力を実行する(ステップ
S14)。即ち、画像出力系4のTFTパネル43上に
は、ユーザが指定した画像が表示出力される。これと共
に、音声出力系6のスピーカ80から、表示された画像
の背景説明や感想などのコメントが音声により出力され
る。
【0028】このような再生動作において、同実施形態
ではメモリカード30から読出された音声データは、記
録時に音声変調処理がなされた後のデータである。従っ
て、音声出力系6のスピーカ80から出力される音声
は、ユーザが録音した時の肉声とは異なる音質の音声で
ある。これにより、ユーザは、自身の肉声とは異なる音
声で、画像に関係するコメントを聞くことができる。
【0029】(再生動作の変形例)図4は、同実施形態
の再生動作の変形例を示すフローチャートである。前述
の同実施形態の再生動作では、記録時に音声データが変
調処理された後に、メモリカード30に保存されている
場合を想定し、再生時には変調処理された音声データを
使用して音声再生処理が実行される。これに対して、本
変形例は、音声の再生時に変調処理を行なう方式であ
る。以下、図4のフローチャートを参照して具体的に説
明する。
【0030】まず、第2のCPU21は、フレームメモ
リコントロール機能部21C、記録媒体アクセス機能部
21D及び画像伸長機能部21Eを起動して、メモリカ
ード30からユーザ指定の画像データを読出して、画像
伸長処理した後にフレームメモリ22に格納する(ステ
ップS20)。第2のCPU21は、メモリカード30
から読出した画像データに、音声データが付加されてい
るか否かを判定する(ステップS21)。音声データが
記録されていない場合には、第2のCPU21は、フレ
ームメモリ22から画像出力系4に画像データを転送し
て、通常の画像再生処理のみを実行する(ステップS2
1のNO,S27)。
【0031】一方、音声データが付加されている場合に
は、第2のCPU21は、当該音声データを読出して、
音声再生機能部21Aにより音声再生処理を実行する
(ステップS22)。ここで、ユーザからキー入力装置
51により、音声変調モードの指示がない場合には、第
2のCPU21は音声変調のない通常の音声再生処理及
び画像再生処理を実行する(ステップS23のNO,S
26)。
【0032】一方、ユーザからキー入力装置51によ
り、音声変調モードの指示が入力された場合には、第2
のCPU21は、読出した音声データに対して所定の変
調処理を実行する(ステップS23のYES,S2
4)。そして、第2のCPU21は、フレームメモリ2
2から画像出力系4に画像データを転送して、通常の画
像再生処理を実行すると共に、変調処理した音声データ
を音声出力系6に転送して音声出力を実行する(ステッ
プS25)。即ち、画像出力系4のTFTパネル43上
には、ユーザが指定した画像が表示出力される。これと
共に、音声出力系6のスピーカ80から、表示された画
像の背景説明や感想などのコメントが変調された音声に
より出力される。
【0033】なお、変調された音声を再生した後、この
変調された音声データを対応する画像データに関連付け
してメモリカード30に記録するようにしてもよい。
【0034】以上のような本変形例の方式であれば、画
像及びそれに関係するコメントを視聴する場合に、音声
出力系6のスピーカ80から出力される音声を変調して
聞くこともできるし、またユーザの肉声で聞くこともで
きる。換言すれば、ユーザは、自身の音声で聞くか、ま
たは別の音質の音声で聞くを任意に選択することができ
る。
【0035】(変調モードの選択処理)図5は、同実施
形態の変調モードの選択処理を説明するためのフローチ
ャートである。変調モードの選択処理とは、前述の音声
データの記録時での音声変調処理または音声再生時での
音声変調処理のときに、ユーザが変調モードを選択して
音声出力時の音質を可変できる機能である。以下図5の
フローチャートを参照して具体的に説明する。
【0036】同実施形態では、再生動作時に、ユーザか
らキー入力装置51により、音声変調モードの指示と共
に、変調モードの指定が入力される場合を想定する(ス
テップS30)。第1のCPU20は、入力された音声
変調モードの指示と、変調モードの内容を第2のCPU
21に設定する。即ち、具体例としてはユーザから「男
性音声モード」が指定されると、第2のCPU21は音
声変調機能部21Bを起動して、音声データに対して音
声周波数成分で低周波数領域を強調するような音声変調
処理を実行する(ステップS31のYES,S32)。
【0037】また、ユーザから「女性音声モード」が指
定されると、第2のCPU21は、音声データに対して
音声周波数成分で高周波数領域を強調するような音声変
調処理を実行する(ステップS33のYES,S3
4)。さらに、ユーザから「機械音声モード」が指定さ
れると、第2のCPU21は、音声データに対して音声
周波数成分を全周波数領域で平均化するような音声変調
処理を実行する(ステップS33のNO,S35)。
【0038】以上のような変調モードの選択機能によ
り、ユーザは、画像及びそれに関係するコメントを視聴
する場合に、音声出力系6のスピーカ80から出力され
る音声を変調して聞く場合に、変調モードを任意に選択
することができる。具体的には、男性音声モード、女性
音声モード、機械音声モードの中から選択し、男性的な
音質、女性的な音質、または中間的な音質での音声を聞
くことが可能となる。
【0039】なお、同実施形態及び変形例において、音
声再生動作は、ユーザの肉声により入力された音声デー
タに基づいて処理される場合が想定されている。本発明
は、画像再生に関係するコメントなどを音声再生でき、
かつユーザの肉声ではない音質で音声出力できればよ
い。従って、ユーザの肉声により入力された音声データ
に基づいた音声再生機能だけでなく、音声合成機能を利
用した音声出力機能でもよい。音声合成機能を利用する
場合には、必ずしも音声入力系5は必要ではなく、コメ
ントを示すディジタル音声データをキー入力装置51か
ら入力すれば、任意に合成された音声で当該コメントを
音声出力することができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、画
像と共に音声を記録再生できる画像処理装置において、
画像に関係する音声を再生する場合に、ユーザの肉声と
は異なる音質で再生できる機能を提供することができ
る。従って、指定の画像を再生する場合に、当該画像の
背景説明や感想などのコメントを、ユーザの肉声とは異
なる音質での音声で聞くことが可能となる。また、音声
変調モードを任意に選択できる機能により、音声出力時
の音質を任意に設定することも可能となる。これによ
り、ユーザは抵抗感を感じること無く、再生した画像の
背景説明や感想などのコメントを音声で聞くことができ
るため、結果的に音声再生機能を有効に利用した電子ア
ルバム機能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係する画像処理装置の要
部を示すブロック図。
【図2】同実施形態に関係する画像及び音声の記録動作
を説明するためのフローチャート。
【図3】同実施形態に関係する画像及び音声の再生動作
を説明するためのフローチャート。
【図4】同実施形態に関係する画像及び音声の再生動作
の変形例を説明するためのフローチャート。
【図5】同実施形態に関係する音声変調処理の変調モー
ド選択処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…ビデオ入力系 2…制御系 3…記録系 4…画像出力系 5…音声入力系 6…音声出力系 20…第1のCPU 21…第2のCPU 21A…音声再生機能部 21B…音声変調機能部 21C…フレームメモリコントロール機能部 21D…記録媒体アクセス機能部 21E…画像伸長機能部 22…フレームメモリ 23…EEPROM(履歴情報) 30…記録媒体(メモリカード) 31…記録媒体インターフェース(I/F) 40…FIFO(First−in First−ou
t)メモリ 41…ビデオエンコード回路 42…TFT液晶駆動回路 43…TFTパネル 44…バックライトユニット 45…ビデオ出力回路 46…ビデオ出力端子 51…キー入力装置 70…音声入力端子(マイクロフォン) 71…音声A/D回路 80…スピーカ 81…音声D/A回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 G10L 9/18 G 5/781 H04N 5/781 510H 5/907 Fターム(参考) 5C052 AA17 DD04 DD10 GA02 GB01 GB07 GC05 GD03 GE04 GE05 GE08 5C062 AA01 AA12 AB23 AB26 AB43 AB46 AC22 AC31 AC51 AE11 BA00 5D044 AB05 AB07 CC08 DE14 FG21 GK04 GK07 5D045 AB30 BA01 DB10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された画像データを読出
    して画像再生を行なう画像再生手段と、 前記記録媒体から前記画像データに対応する音声データ
    を読出す手段と、 前記音声データに基づいて記録時の音声を変調する音声
    変調手段と、 変調された音声を出力する音声出力手段とを具備したこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記音声変調手段により変調された音声
    データを、前記画像データに関連付けして前記記録媒体
    に記録する記録手段を具備したことを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記音声出力手段は、 記録時の音声を変調した音声または記録時の音声のいず
    れかを選択的に出力する選択手段を有する特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像データを記録媒体に記録する画像記
    録手段と、 録音された音声を変調する音声変調手段と、 前記音声変調手段により変調された音声データを、前記
    画像データに関連付けして前記記録媒体に記録する音声
    記録手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 画像データを記録媒体に記録する画像記
    録手段と、 録音された音声を変調する音声変調手段と、 前記音声変調手段により録音された音声に対して変調す
    るか否かを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたいずれかの音声データを
    前記画像データに関連付けして前記記録媒体に記録する
    音声記録手段とを具備したことを特徴とする画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記音声変調手段は、 音声を変調するときの周波数特性を任意に変更できる手
    段を有することを特徴とする請求項1又は請求項4記載
    の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記音声変調手段は、 音声の周波数成分に応じて変化する音質を設定するため
    の複数の変調モードを用意し、選択された変調モードに
    従って音声データに対する変調処理を実行する選択手段
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項4記載の
    画像処理装置。
  8. 【請求項8】 被写体画像を撮影するための撮影手段
    と、 撮影時に音声を入力する音声入力手段と、 前記撮影手段により入力された画像データを記録媒体に
    記録する画像記録手段と、 前記音声入力手段により入力された音声データを変調す
    る音声変調手段と、 前記音声変調手段により変調された音声データを前記画
    像データに関連付けして前記記録媒体に記録する音声記
    録手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
JP11032649A 1999-02-10 1999-02-10 画像処理装置 Withdrawn JP2000231400A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008806A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Toshiba Medical System Co Ltd 診断支援システム
JP2003110712A (ja) * 2001-09-30 2003-04-11 Hiroko Ishikawa 音声変調通話
WO2021065398A1 (en) * 2019-09-30 2021-04-08 Sony Corporation Imaging apparatus, sound processing method, and program

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