JP2000232624A - 画像再生装置 - Google Patents

画像再生装置

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JP2000232624A
JP2000232624A JP11032650A JP3265099A JP2000232624A JP 2000232624 A JP2000232624 A JP 2000232624A JP 11032650 A JP11032650 A JP 11032650A JP 3265099 A JP3265099 A JP 3265099A JP 2000232624 A JP2000232624 A JP 2000232624A
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JP11032650A
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Takeshi Suzuki
猛士 鈴木
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像と共に音声を再生できる機能を有する画像
再生装置において、画像の付帯情報を音声で出力するこ
とにより、画像の表示状態に影響すること無く、かつ煩
わしい操作を要すること無く、付帯情報を確実に提供す
ることにある。 【解決手段】画像を再生する機能と共に、当該画像の付
帯情報を音声で出力する機能を備えた画像再生装置であ
る。第2のCPU21は、付帯情報を音声データに変換
する音声生成機能部21B、及び当該音声データを音声
再生処理するための音声再生機能部21Aを有する。音
声出力系1は、第2のCPU21から転送される音声デ
ータに基づいて付帯情報を音声出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子カメラ
などのディジタル撮像装置により撮影した画像データを
再生出力する機能を有する画像再生装置に適用し、特に
画像と共に音声の再生出力機能を備えた画像再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体を電子的(ディジタル)撮
像機能により画像データに変換して、当該画像データを
記録媒体に記録する電子カメラが普及している。電子カ
メラは、ディジタルカメラとも呼ばれている電子スチー
ルカメラ以外に、ディジタルビデオカメラも含む。但
し、具体例として電子スチールカメラを想定する。
【0003】電子カメラにより撮影された画像データ
(ディジタル画像データ)は、通常ではメモリカードや
ディスク記録媒体などの記録媒体により保存される。記
録媒体には、画像データだけでなく、撮影日付や撮影場
所などの付帯情報(付加情報)も記録される。付帯情報
には、撮影日付、撮影場所、フォーカス情報(被写体距
離)などの撮影条件を示す情報以外に、画像サイズ(画
素数)、ファイルサイズ、圧縮方式などの属性情報が含
まれる。
【0004】ところで、画像を再生すると共に、付帯情
報を表示することにより、ユーザは画像の撮影条件や属
性を同時に確認できる。付帯情報の表示には、一般的に
以下の2方式がある。第1の方式は、再生した画像に、
付帯情報を文字表示でオーバーラップ(スーパーインポ
ーズ)させる方式である(例えば特開平9−33149
9号公報を参照)。第2の方式は、画像の再生とは別
に、付帯情報を一覧表示させる方式である(例えば特開
平10−4535号公報を参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、電子カ
メラにより撮影された画像を再生する場合に、付帯情報
も表示する方式が望ましい。しかしながら、付帯情報を
文字表示でオーバーラップする方式(スーパーインポー
ズ方式)は、画像に文字が重なるため、画像が見づらく
なる。また、付帯情報が多い場合には、付帯情報の文字
を小さくする必要があるため、当然ながら文字が見づら
くなる。この場合、画像の再生画面とは別に、付帯情報
の画面を用意し、画面切替えを行なう方法もあるが、画
面切替え操作は煩わしいという問題がある。このような
問題は、付帯情報を一覧表示させる方式においても同様
に起きる。
【0006】そこで、本発明の目的は、画像と共に音声
を再生できる機能を有する画像再生装置において、画像
の付帯情報を音声で出力することにより、画像の表示状
態に影響すること無く、かつ煩わしい操作を要すること
無く、付帯情報を確実に提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像を再生す
る機能と共に、当該画像の付帯情報を音声で出力する機
能を備えた画像再生装置である。具体的には、本装置
は、いわば電子アルバム機能を備えた画像再生装置に相
当し、画像データから画像を再生する画像再生手段と、
画像データに付帯した付帯情報を音声データに変換する
音声変換手段と、音声データを使用して、付帯情報に対
応する音声を再生出力する音声出力手段とを備えてい
る。
【0008】付帯情報とは、例えば日付情報やフォーカ
ス情報(被写体距離)などの撮影条件を示す情報であ
り、また画素数、ファイルサイズ、圧縮方式などの属性
情報である。通常では、付帯情報は、記録媒体に撮影し
た画像と共に記録される。
【0009】このような構成の画像再生装置であれば、
ユーザは、画面上に再生された画像を視覚的に確認でき
ると共に、その画像の付帯情報を音声により確認するこ
とができる。従って、ユーザは、画面上では付帯情報の
表示には影響を受けること無く、画像のみを明確に見る
ことができると共に、当該付帯情報を音声で聞くことが
できる。換言すれば、付帯情報の確認のために、画面切
替え操作などを必要とすることなく、画像と共に、例え
ば撮影日付などの付帯情報を同時的に視聴することが可
能となる。
【0010】本発明の別の観点として、付帯情報の音声
出力のタイミングを画像の再生完了後や、ユーザの指
示、または画像の再生開始時に選択的に設定する音声出
力モードを備えた画像再生装置である。このような機能
であれば、例えば画像が画面上に再生される前に、付帯
情報の方が先行して音声出力するような事態を防止でき
る。また、ユーザの指示に応じて音声出力するモードで
は、ユーザが画像を確認したときに、例えば撮影日付な
どを必要に応じて確認したい場合のみ、付帯情報を音声
出力することができる。
【0011】更に、本発明は、専用の画像再生装置だけ
でなく、画像と音声の再生機能を備えた電子カメラや、
同様の機能を備えたパーソナルコンピュータにも適用で
きるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】図1は、各実施形態に関係する画像再生装
置の要部を示すブロック図である。
【0014】(画像再生装置の構成)本装置は、いわば
電子アルバム機能を有する画像再生装置を想定する。但
し、専用の画像再生装置だけでなく、再生機能を有する
電子カメラにも適用できる。
【0015】本装置は、図1に示すように、大別して音
声出力系1、制御系2、記録系3、及び画像出力系4か
ら構成されている。まず、制御系2は、第1のCPU
(マイクロプロセッサ1)20、第2のCPU(マイク
ロプロセッサ2)21、及びフレームメモリ22を有す
る。第1のCPU20は、装置全体を制御するためのシ
ステムコントロール機能部20A、及び同実施形態に関
係する付帯情報(画像付加情報)の解析機能部20Bを
有する。
【0016】第1のCPU20は、外部データインター
フェース(I/F)50に接続し、外部プリンタまたは
パーソナルコンピュータなどに画像データを送信するた
めの出力制御を実行する。また、第1のCPU20は、
キーマトリクスからなるキー入力装置51に接続し、各
種の入力操作を制御する。さらに、第1のCPU20
は、LCD(Liquid Crystal Disp
lay)表示回路52を介してLCDパネルからなる表
示画面上に各種のモード表示を行う機能を備えている。
なお、第1のCPU20は電源回路60を介して、装置
内の各回路に対する電池61からの電源供給を制御して
いる。
【0017】第2のCPU21は、音声再生機能部21
A、音声生成機能部21B、画像伸長機能部21C、フ
レームメモリコントロール機能部21D、及び記録媒体
アクセス機能部21Eを有する。画像伸長機能部21C
は、記録媒体(メモリカード)30から圧縮処理された
画像データの伸長処理を実行する。フレームメモリコン
トロール機能部21Dは、例えば1画面分の画像データ
を格納するフレームメモリ22のアクセスを制御する。
記録媒体アクセス機能部21Eは、記録媒体インターフ
ェース(I/F)31を介して、交換型記録媒体である
メモリカード(例えばEEPROMを実装しているIC
メモリ)30のアクセスを制御する。
【0018】音声生成機能部21Bは、後述する付帯情
報(文字データからなる)をディジタルの音声データに
変換する。音声再生機能部21Aは、音声生成機能部2
1Bにより生成された音声データから音声再生を行なう
ための処理を実行する。なお、同実施形態の装置では、
画像圧縮機能部は必ずしも必要ではないため、省略され
ている。但し、画像圧縮機能部を備えて、フレームメモ
リ22に格納された画像データに対する画像圧縮処理を
実行してメモリカード30に保存する構成であってもよ
い。
【0019】画像出力系4は、FIFO(First−
in First−out)メモリ40、ビデオエンコ
ード回路41、TFT液晶駆動回路42、TFTパネル
43、バックライトユニット44、ビデオ出力回路4
5、及びビデオ出力端子46を有する。FIFOメモリ
40は、第2のCPU21の制御により、フレームメモ
リ22から読出された画像データを格納し、ビデオエン
コード回路41に出力する。ビデオエンコード回路41
は、オンスクリーン回路を含み、FIFOメモリ40か
ら出力される画像データ(ディジタル画像信号)にキャ
ラクタデータを重畳した1画面分の画像データを出力す
る。TFT液晶駆動回路42は、ビデオエンコード回路
41からの出力に応じて、TFTパネル43に画像を表
示する(被写体像)。TFTパネル43は、画像表示用
画面を構成しており、バックライトユニット44により
バックライト照明がなされている。ビデオ出力回路45
は、ビデオエンコード回路41から出力された画像デー
タをビデオ信号に変換して、ビデオ出力端子46に出力
する。ビデオ出力端子46は、外部装置である例えばテ
レビジョン受信機が接続されると、ビデオ信号を出力す
る。
【0020】さらに、同実施形態の装置は、音声出力系
1として、音声出力部(具体的にはスピーカ)10、音
声D/A回路11、及びFIFOメモリ12を有する。
即ち、音声出力系1は、第2のCPU21の音声再生機
能部21Aの再生処理を経た音声データをFIFOメモ
リ12に保持し、音声D/A回路11によりアナログ音
声信号に変換して、スピーカ10から音声再生を行な
う。
【0021】(第1の実施形態)以下図2のフローチャ
ートを参照して、同実施形態の画像再生装置の再生動作
を説明する。
【0022】まず、本実施形態は、図示しない電子カメ
ラにより撮影された画像が画像データとしてメモリカー
ド30に記録されている場合を想定する。このメモリカ
ード30には、画像と共に、付帯情報(画像付加情報)
が記録されている。付帯情報とは、例えば日付情報やフ
ォーカス情報(被写体距離)などの撮影条件を示す情報
であり、また画素数、ファイルサイズ、圧縮方式などの
属性情報である。
【0023】(画像及び音声の再生動作)ユーザにより
キー入力装置51から画像再生を指示されると、当該指
示が第1のCPU20から第2のCPU21に伝えられ
る。第2のCPU21は、前述のフレームメモリコント
ロール機能部21C、記録媒体アクセス機能部21D及
び画像伸長機能部21Eを起動して、メモリカード30
から指定の画像データを読出して、画像伸長処理した後
にフレームメモリ22に格納する(ステップS1)。即
ち、第2のCPU21は、メモリカード30から読出し
た画像データをフレームメモリ22から画像出力系4に
転送して、通常の画像再生処理を実行する(ステップS
2)。
【0024】ここで、第2のCPU21は、メモリカー
ド30から画像データに付加されている付帯情報を読出
して、第1のCPU20に転送する(ステップS3)。
第1のCPU20は解析機能部20Bにより付帯情報を
解析処理し、例えば撮影条件に含まれる撮影日付情報を
抽出して第2のCPU21に送出する(ステップS
4)。第2のCPU21は、音声生成機能部21Bによ
り、例えば撮影日付情報である付帯情報(文字データ)
をディジタルの音声データに変換する(ステップS
5)。更に、第2のCPU21は、音声生成機能部21
Bにより生成された音声データを音声再生機能部21A
により再生処理し、音声出力系1に転送する(ステップ
S6)。
【0025】以上のような再生動作により、画像出力系
4のTFTパネル4上に、ユーザが指定した画像を再生
出力することができる。また、ビデオ出力端子46を介
してビデオ信号を、例えばテレビジョン装置に転送する
ことにより、TV画面上にユーザが指定した画像を再生
出力することができる。さらに、画像に付加された付帯
情報を音声出力系1から音声出力することができる。即
ち、具体的には、ユーザは画面上で指定した画像を見な
がら、スピーカ10から例えば画像を撮影したときの撮
影日付を音声により聞くことができる。
【0026】要するに、同実施形態の画像再生装置であ
れば、ユーザは、メモリカード30に記録された画像と
付帯情報とを、同時に視聴することができる。この場
合、付帯情報を音声で聞くため、画面上の画像にオーバ
ーラップして表示する必要が無いため、画像が非常に見
やすい視聴環境を提供することが可能となる。また、付
帯情報を表示するための画面切替え操作は不要であるた
め、再生処理に必要な操作が簡単である。
【0027】(音声選択モードの設定)図3は、同実施
形態の音声選択モードの設定処理を説明するためのフロ
ーチャートである。音声選択モードとは、付帯情報を音
声出力する場合に、付帯情報に含まれる情報の中で、音
声再生すべき情報を選択できる機能である。具体的に、
図3のフローチャートを参照して説明する。
【0028】まず、ユーザによるキー入力装置51の操
作で、日付データ(撮影日付情報)の再生ON/OFF
の入力がなされることを想定する(ステップS10)。
第1のCPU20は再生ONが入力されると、日付デー
タを音声再生モードとして設定する(ステップS11の
YES,S12)。即ち、第1のCPU20は、解析機
能部20Bにより画像の付帯情報を解析処理したとき
に、撮影日付情報である日付データが含まれていれば、
音声再生用データとして第2のCPU21に送出する。
これにより、第2のCPU21は、音声生成機能部21
Bにより日付データを音声データに変換し、音声再生機
能部21Aにより再生処理して音声出力系1に転送する
(図2を参照)。一方、キー入力装置51から再生OF
Fが入力されると、第1のCPU20は日付データを音
声の未再生モードとして設定する(ステップS11のN
O,S20)。即ち、日付データは、音声再生処理され
ずに音声として出力されない。
【0029】同様に、ユーザによるキー入力装置51の
操作で、時間データ(撮影時間情報)の再生ONの入力
がなされると(ステップS13)、第1のCPU20は
時間データを音声再生モードとして設定する(ステップ
S14のYES,S15)。一方、第1のCPU20
は、キー入力装置51から再生OFFが入力されると、
時間データを音声の未再生モードとして設定する(ステ
ップS14のNO,S21)。さらに、ユーザによるキ
ー入力装置51の操作で、画像サイズデータ(1毎分の
画像の画素数)の再生ONの入力がなされると(ステッ
プS16)、第1のCPU20は画像サイズデータを音
声再生モードとして設定する(ステップS17のYE
S,S18)。一方、第1のCPU20は、キー入力装
置51から再生OFFが入力されると、画像サイズデー
タを音声の未再生モードとして設定する(ステップS1
7のNO,S19)。
【0030】以上のような音声選択モードの機能によ
り、ユーザは、画像再生動作の前に、付帯情報の中で音
声再生処理して音声で出力すべき情報を選択することが
できる。従って、ユーザが特に音声で確認したい、例え
ば画像の日付データなどを音声で聞くことが可能とな
る。また、例えば再生した画像をプリンタにより印刷出
力する場合に、画像サイズデータを予め再生モードに設
定すれば音声で確認することが可能となる。
【0031】(付帯情報の出力モード設定)図4は、同
実施形態の付帯情報の出力モードの設定処理を説明する
ためのフローチャートである。出力モードとして、付帯
情報を音声出力する音声出力モードおよび付帯情報を視
覚的に表示する視覚出力モードに大別する。出力モード
設定機能としては、ユーザの選択により音声出力モード
または視覚出力モードの一方を設定する機能である。具
体的に、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0032】ここでは、ユーザによるキー入力装置51
の操作で、音声出力モードのON/OFFの入力がなさ
れることを想定する(ステップS30)。第1のCPU
20は音声出力モードのONが入力されると、音声出力
モードを設定する(ステップS31のYES,S3
2)。第1のCPU20は、音声出力モードが設定され
ていることを、LCDパネル53上に表示する(ステッ
プS33)。
【0033】一方、ユーザによるキー入力装置51の操
作で、音声出力モードのOFFの入力がなされると、第
1のCPU20は視覚出力モードを設定する(ステップ
S31のNO,S34)。第1のCPU20は、視覚出
力モードが設定されていることを、LCDパネル53上
に表示する(ステップS35)。
【0034】以上のような付帯情報の出力選択モードの
機能により、ユーザは、画像再生動作の前に、付帯情報
の出力方法として音声出力モードまたは視覚出力モード
のいずれかを選択的に設定する事ができる。これによ
り、図5のフローチャートに示すように、画像再生処理
時に、音声出力モードが設定されていれば、前述したよ
うに、付帯情報を音声で出力する(ステップS40〜S
42)。一方、視覚出力モードが設定されていれば、付
帯情報の視覚表示処理を実行する(ステップS41のN
O,S43)。即ち、視覚出力モードでは、画面上の画
像に付帯情報の文字列をオーバーラップして表示する。
【0035】ユーザは、例えば音声出力では不都合な場
合には視覚出力モードを選択するなど、必要に応じて両
出力モードを選択できるため、非常に便利である。具体
例として、音声で十分確認できる日付情報などは音声出
力モードを選択したり、音声では分かり難い画像サイズ
などの情報は視覚出力モードを選択することが考えられ
る。
【0036】(第2の実施形態)図6は第2の実施形態
に関係するフローチャートである。同実施形態は、付帯
情報の音声出力タイミングに関するものであり、画像再
生の完了後に音声出力を行なう機能である。以下図6の
フローチャートを参照して説明する。
【0037】第1のCPU20は、ユーザによるキー入
力装置51の操作で画像再生の指示がなされると、第2
のCPU21に画像再生処理の実行を指示する(ステッ
プS50)。第2のCPU21は、前述したように、メ
モリカード30から読出した画像データをフレームメモ
リ22から画像出力系4に転送して、通常の画像再生処
理を実行する(ステップS51)。
【0038】ここで、第1のCPU20は、第2のCP
U21からのステータス情報などにより画像再生処理を
監視し、当該再生処理が完了したか否かを判定する(ス
テップS52)。そして、画像再生処理が完了した後ま
たは時点で、第1のCPU20は、前述したような付帯
情報の音声再生処理の実行を、第2のCPU21に指示
する(ステップS53)。第2のCPU21は、第1の
CPU20からの指示に応じて、付帯情報の音声再生処
理を実行し、再生処理した音声データを音声出力系1に
送出する(ステップS54)。
【0039】以上のように本実施形態の機能であれば、
画像再生処理が完了した後、または同時に付帯情報を音
声で出力することができる。従って、ユーザは、画面上
で画像を視覚的に確認しながら、日付情報などの付帯情
報を音声で聞くことができる。換言すれば、画像が完全
に再生出力する前に、付帯情報の方が先行して音声出力
されるような事態を防止できる。特に、画素数が多く、
画像再生処理に時間を要する場合に、付帯情報の方が先
に出力されると、ユーザには画像が確認できないため不
都合である。このような場合に、同実施形態の機能があ
れば、必ず画像の再生処理が完了した後又は同時に、付
帯情報の音声出力が実行されるため、そのような不都合
を回避することができる。
【0040】(第3の実施形態)図7は第3の実施形態
に関係するフローチャートである。同実施形態も、付帯
情報の音声出力タイミングに関するものであり、ユーザ
からの指示に応じて音声出力を行なう機能である。以下
図7のフローチャートを参照して説明する。
【0041】まず、第1のCPU20は、ユーザによる
キー入力装置51の操作で画像再生の指示がなされる
と、第2のCPU21に指定画像に対する画像再生処理
の実行を指示する(ステップS60)。第2のCPU2
1は、メモリカード30から読出した指定の画像データ
をフレームメモリ22から画像出力系4に転送して、通
常の画像再生処理を実行する(ステップS61)。次
に、第1のCPU20は、付帯情報の音声再生処理の実
行を、第2のCPU21に指示する。
【0042】第2のCPU21は、第1のCPU20か
らの指示に応じて、付帯情報の音声再生処理を実行する
(ステップS62)。ここで、第1のCPU20は、ユ
ーザによるキー入力装置51の操作で、音声出力の指示
があると、その旨を第2のCPU21に伝える(ステッ
プS63のYES)。この音声出力の指示に応じて、第
2のCPU21は、再生処理した音声データを音声出力
系1に送出して、音声出力を実行する(ステップS6
6)。
【0043】さらに、第1のCPU20は、ユーザによ
るキー入力装置51の操作で、再生対象の画像の変更指
示(いわゆるコマ送り)がなされると、第2のCPU2
1に指定画像の変更を指示する(ステップS64のYE
S)。第2のCPU21は、メモリカード30から読出
す画像データを変更し、フレームメモリ22から画像出
力系4に転送して、再度の画像再生処理を実行する(ス
テップS61)。このコマ送りにおいても、ユーザから
の音声出力の指示に応じて、第2のCPU21は、変更
した画像の付帯情報の音声出力を実行する(ステップS
66)。このような処理を、ユーザからの再生終了の指
示があるまで繰り返すことになる。
【0044】以上のように本実施形態の機能であれば、
画像再生時に、ユーザからの音声出力の指示に応じて、
当該再生中の画像の付帯情報を音声出力する。従って、
ユーザは、例えば多数の画像を連続的にコマ送りしなが
ら再生しているときに、所望の画像の再生時に必要な付
帯情報を音声で聞くことができる。換言すれば、再生さ
れる画像の全ての付帯情報を音声出力するのではなく、
ユーザの関心のある画像の付帯情報のみを音声で出力す
ることができる。このような機能は、特に多数の画像か
ら必要な画像を検索するときに、付帯情報を参照しなが
ら所望の画像を検索できるため、非常に効率的な検索処
理を実現することが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、画
像と共に音声を再生できる機能を有する画像再生装置に
おいて、画像の再生時に付帯情報を音声で出力すること
ができる。従って、画面上に画像と共に付帯情報を表示
する必要がないため、付帯情報が画像の表示状態に影響
せず、画像を見やすい環境を実現できる。また、音声出
力を制御するだけで、特に煩わしい操作を要することな
く、必要な付帯情報を提供することができる。これによ
り、特に多数の画像を管理できる電子アルバム機能を有
する画像再生装置に適用することにより、高機能の画像
再生装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態に関係する画像再生装置の
要部を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態に関係する再生動作を説明する
ためのフローチャート。
【図3】同実施形態に関係する付帯情報の内容による音
声選択モードを説明するためのフローチャート。
【図4】同実施形態に関係する付帯情報の出力モードの
選択動作を説明するためのフローチャート。
【図5】同出力モード選択機能での再生動作を説明する
ためのフローチャート。
【図6】第2の実施形態に関係する再生動作を説明する
ためのフローチャート。
【図7】第3の実施形態に関係する再生動作を説明する
ためのフローチャート。
【符号の説明】
1…音声出力系 2…制御系 3…記録系 4…画像出力系 10…スピーカ 11…音声D/A回路 12…FIFOメモリ 20…第1のCPU 21…第2のCPU 21A…音声再生機能部 21B…音声生成機能部 21C…画像伸長機能部 21D…フレームメモリコントロール機能部 21E…記録媒体アクセス機能部 22…フレームメモリ 30…記録媒体(メモリカード) 31…記録媒体インターフェース(I/F) 40…FIFOメモリ 41…ビデオエンコード回路 42…TFT液晶駆動回路 43…TFTパネル 44…バックライトユニット 45…ビデオ出力回路 46…ビデオ出力端子 51…キー入力装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データから画像を再生する画像再生
    手段と、 前記画像データに付帯した付帯情報を音声データに変換
    する音声変換手段と、 前記音声データを使用して、前記付帯情報に対応する音
    声を再生出力する音声出力手段とを具備したことを特徴
    とする画像再生装置。
  2. 【請求項2】 前記付帯情報は、 前記画像データを入力または記録するときの条件または
    属性を示し、前記画像データに関連付けされて記録され
    るディジタル情報であることを特徴とする請求項1記載
    の画像再生装置。
  3. 【請求項3】 前記付帯情報の中で、音声として再生出
    力する付帯情報を選択するための選択手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  4. 【請求項4】 前記付帯情報を音声として再生出力する
    音声出力モード、または前記付帯情報を視覚化して表示
    出力する表示出力モードのいずれかのモードを選択する
    ための選択手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の画像再生装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段により音声出力モードが選
    択された場合に、当該モードが設定されていることを視
    覚的に表示する手段を有することを特徴とする請求項4
    記載の画像再生装置。
  6. 【請求項6】 画像データから画像を再生する画像再生
    手段と、 前記画像データに付帯した付帯情報を音声データに変換
    する音声変換手段と、 前記音声データを使用して、前記付帯情報に対応する音
    声を再生出力する音声出力手段と、 前記付帯情報を音声として再生出力する音声出力モー
    ド、または前記付帯情報を視覚化して表示出力する表示
    出力モードのいずれかのモードを選択するための選択手
    段と、 前記選択手段により前記音声出力モードが選択された場
    合には前記音声変換手段及び前記音声出力手段を機能さ
    せ、前記表示出力モードが選択された場合には前記画像
    再生手段により前記付帯情報を画像と共に再生させる制
    御手段とを具備したことを特徴とする画像再生装置。
  7. 【請求項7】 前記画像再生手段による画像再生処理が
    完了するまで監視し、当該画像再生処理が完了する直前
    または完了した時点で前記音声出力手段の機能を有効に
    させる様に制御する制御手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の画像再生装置。
  8. 【請求項8】 音声出力の指示入力に応じて、前記音声
    出力手段の機能を有効にする手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の画像再生装置。
  9. 【請求項9】 被写体を撮像して画像データを得る電子
    的撮像手段と、 前記画像データを、この画像データに付帯した付帯情報
    と共に記録媒体に記録する記録手段と、 前記画像データから画像を再生する画像再生手段と、 前記画像データに付帯した付帯情報を音声データに変換
    する音声変換手段と、 前記音声データを使用して、前記付帯情報に対応する音
    声を再生出力する音声出力手段とを具備したことを特徴
    とする電子カメラ。
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