JP2003008806A - 診断支援システム - Google Patents
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Abstract
を、レポート作成部門に正確且つ充分に情報伝達するこ
とができ、且つ、前記コメントを撮影画像等と関連付け
て記録/再生することにより、レポート作成者が、より
精度の高いレポート作成を行うことができる診断支援シ
ステムを提供する。 【解決手段】 院内の撮影部門とレポート作成部門とを
ネットワーク5で繋ぎ、前記撮影部門に音声入力装置1
を、前記レポート作成部門に出力装置3を配置する。放
射線撮影の際、技師又は医師が、前記音声入力装置1を
介して音声によるコメント入力を行い、患者の撮影画像
等に関連付けて記録を行う。該コメントは、前記撮影画
像等と共に、記憶手段である記憶部2内に一時的に保管
され、レポート作成者により、前記出力装置3を介して
前記撮影画像等のデータと共に読み出され、前記撮影画
像等の画面表示と共に、音声又は文字として再生又は表
示される。
Description
門とレポート作成部門との間で利用される診断支援シス
テムであって、特に、レポート作成部門におけるワーク
フローをサポートするシステムに関する。
は、撮影を行うと同時に、患者の撮影画像を基に、自分
が感じた患者の状況又は所見等をコメントとしてまとめ
る作業を行っている。それは、撮影中にメモを取るとい
ったものであったり、頭の中でコメント内容をまとめる
ものであったりする。該コメントは、撮影終了後に、前
記撮影画像と共にレポート作成部門へと伝達され、該レ
ポート作成部門において、前記撮影画像や他の検査資料
と関連付けられた上で、図4に示すような紙面によるレ
ポートとしてまとめられる。
方法は、技師又は医師が撮影中に取ったメモを、そのま
まレポート作成部門へ渡す方法と、技師又は医師が、撮
影終了後に、所見を改めて思い出しながら口頭により伝
達するという二つの方法が採られている。
射線撮影時に撮影を行いながらメモを取ることは非常に
煩わしいことであるために、前記メモによる伝達方法は
あまり用いられておらず、前記口頭による伝達方法が主
流となっている。
の記憶に頼る情報伝達方法であるために、伝達すること
ができる情報量に限界があり、また、情報伝達時に言葉
の聞き違いや記憶違い等を生じ、間違って伝達されてし
まう場合もあるため、その正確さに問題があった。
あったり、また間違った内容で伝達されたりすると、レ
ポート作成部門におけるレポート作成時に、不明確な部
分が多発し、レポート作成者が、その都度、技師又は医
師に問い合わせをしなければならなかった。
法は、技師又は医師が検査終了後に所見を改めて思い出
し、それを口頭により伝達する方法であるために、前記
コメントと前記撮影画像とが関連付けられておらず、ど
のコメントが、どの撮影画像に対してなされたものなの
かが分かりづらい場合があった。
であり、その目的とするところは、撮影(放射線撮影及
び画像撮影(MRI)等を含む)時に、技師又は医師が
発したコメントを、撮影画像に関連付けてリアルタイム
に且つ容易に記録し、また、前記コメントを正確且つ充
分にレポート作成部門へ伝達し、さらには、前記コメン
トを前記撮影画像や他の検査資料と関連付けて再生する
ことで、レポート作成者が、より効率良く、より精度の
高いレポート作成を行うことができる診断支援システム
を提供することにある。
に、請求項1記載の発明である診断支援システムは、撮
影部門においてなされた検査コメントを音声として入力
する音声入力手段と、該検査コメントをデータとして保
管する記憶手段と、レポート作成部門において前記検査
コメントのデータを音声又はテキストに変換して出力す
る出力手段とを有することを特徴とする。
の発明は、請求項1記載の診断支援システムであって、
前記音声入力手段は、表示部及び入力部を有し、前記検
査コメントは、表示部を介して表示される患者の撮影画
像及び/又は院内ネットワークを通じて呼出し表示され
た検査情報に関連付けて、入力部を介し音声によりリア
ルタイムに入力されることを特徴とする。
の発明は、請求項1乃至2記載の診断支援システムであ
って、前記出力装置は、表示部及び出力部を有し、前記
検査コメントは、表示部を介して表示される前記患者の
撮影画像及び/又は検査情報に関連付けて、出力部を介
して音声又はテキストとして出力されることを特徴とす
る。
の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の診断支援
システムであって、前記出力装置は、前記検査コメント
を音声データからテキストデータへと変換する変換機能
を有し、該テキストデータをレポート作成時の所見情報
や、キーワード検索時のキーワードとして利用すること
が可能であることを特徴とする。
一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。図
1は、本発明に係る診断支援システムの一実施形態を示
す全体構成図である。図2は、本発明に係る診断支援シ
ステムの使用方法を示すフローチャートである。図3
(a)は、CT撮影時のコメント入力方法の一例を示す
タイムチャートである。図3(b)は、CT透視時のコ
メント入力方法の一例を示すタイムチャートである。
断支援システムは、撮影時に技師又は医師のコメントを
音声として入力する手段である音声入力装置1と、入力
されたコメントを患者の撮影画像や検査資料等の検査情
報と共に保管しておく手段である記憶部2と、該記憶部
2に保管された前記コメント及び検査情報を出力する手
段である出力装置3と、前記音声入力装置1と前記出力
装置3にそれぞれ設けられ且つ前記コメント及び検査情
報を紙面に出力する手段であるプリンタ4と、これらを
繋ぐ通信網であるネットワーク5等により構成されてい
る。
システムは、院内の撮影部門において、技師又は医師が
撮影時のコメントを撮影画像に重ねて音声データとして
記録/保管したものを、後にレポート作成部門におい
て、レポート作成者がこれを読み出し、前記撮影画像の
画面表示と、これに重ねて記録された前記コメントを音
声として再生しながら、レポート作成を行うというもの
である。
は、X線CT撮影・X線造影撮影等の放射線撮影の他、
超音波や磁気共鳴による画像撮影(MRI)の際にも利
用することが可能である。
CT撮影に用いられる場合を例にとり、説明を行うこと
とする。
師が、患者の氏名及びID・撮影条件・病名・関心部位
等の検査条件を、予め、前記音声入力装置1を用い音声
により記録する。該検査条件は、レポート作成時に必須
の要件であり、後に、レポート作成部門において、音声
として再生されたり、テキストデータに変換された後に
文字情報としてレポートに貼り付けられたりするなどし
て、レポート作成の際に利用されることとなる。図4
に、その一例を示す(レポートの上部参照のこと。)。
の入力方法として、音声による入力方法を採る事によ
り、技師又は医師が、撮影を行いながら且つ煩わしさを
感じることもなく、コメントの記録を行うことができ
る。
部位を示す撮影画像が、時間の経過と共に、順次モニタ
画面に表示されていく。図3(a)に示すように、技師
又は医師は、撮影を行いながらも、順次モニタ画面に表
示されていく該撮影画像(a,b,c,…m,n,o,
…)に対し、これに対応するコメント(コメント1,コ
メント2)を入力していく。例えば、モニタ画面に撮影
像bが表示された際に、これに応じたコメント1を入力
すると、該撮影像bと該コメント1は関連付けて記憶さ
れる(コメント2に関しても同様である。)。該コメン
ト(コメント1,コメント2)は、前記音声入力装置1
に設けられたマイク等の音声入力手段により、音声をも
って入力され、前記撮影画像(a,b,c,…m,n,
o,…)の画像データに重ねて音声データとして付加さ
れる。
記コメント(コメント1,コメント2)は、前記撮影画
像(a,b,c,…m,n,o,…)に対するコメント
(医師の所見等)に限られたものではなく、例えば、前
記撮影画像(a,b,c,…m,n,o,…)に関し
て、医師が技師に対して行う指示等も含むものである。
例えば、図3(a)に示す撮影像bに関して、医師が技
師に対し、「そろそろこの辺りからヘリカルスキャンの
ピッチを5mmから2mmに変更してくれ。」といった
指示(コメント1)を行った場合には、このような指示
も、前記撮影画像bの画像データに重ねて音声データと
して付加されることとなる。
画像が、X線CT撮影の開始と共に順次モニタ画面に表
示されていく場合を例に挙げているが、該撮影画像は、
一通り撮影を行った後に、モニタ画面に再現される場合
もあり、この場合においても本発明に係る診断支援シス
テムは当然に対応することが可能である。
タイムにコメント(医師による所見及び指示等)を行
い、前記撮影画像の画像データに重ねて、前記技師又は
医師によるコメントを音声データとして付加/記録する
ことにより、後に、レポート作成者が、患者の撮影画像
と共に、これに関連付けられたコメントを音声として再
現することができるので、従来と比べ、より効率良く、
より精度の高いレポート作成を実現することができる。
は、所謂静止画であったが、該撮影画像が動画であって
も、本発明に係る診断支援システムは当然に対応するこ
とができる。
(透視画像)は、所謂動画であるが、図3(b)に示す
ように、透視期間中にモニタ画面に表示される透視画像
(動画)に関して、これに対応するコメント(コメント
1,コメント2)をリアルタイムに入力していくことも
当然に可能である。
線診断装置による透視画像に関して入力される前記コメ
ント(コメント1,コメント2)も、前記透視画像に対
するコメント(医師の所見等)に限られたものではな
く、例えば、前記透視画像に関して、医師が技師に対
し、「胃の右上方部に小さな影が見える。そこを中心に
撮影の角度を変えてくれ。」といった指示等も含まれる
ものである。このような指示も、前記透視画像(動画)
の画像データに重ねて音声データとして付加されること
となる。
り、ネットワークを介して、前記撮影画像の他、患者の
過去に撮影された撮影画像や、検査履歴等を同一モニタ
画面上に表示することが可能である場合には、これら検
査データに対するコメントも重ねて記録することが可能
となる。
は、患者の撮影画像だけでなく、患者の過去に撮影され
た撮影画像、検査履歴等の検査データと共に、これらに
関連付けられたコメントを音声として再生し、レポート
作成を行うことができるので、従来と比べ、より効率良
く、より精度の高いレポート作成を行うことができる。
置等、検査装置内に組み込まれることが望ましいが、例
えば、図1に示すように、マイク等の音声入力手段を有
するパーソナルコンピュータ等を用いることとしても良
い。
メントは、モニタ画面に表示される前記患者の撮影画像
及び前記患者に関する検査データと共に、前記記憶部2
内に一時的に保管される。
前記患者に関する検査データと共に記憶部2内に保管さ
れた後、レポート作成部門において、レポート作成者に
より、前記出力装置3を介して出力され、前記記憶部2
内に保管された前記撮影画像及び検査データと共に、レ
ポートの作成に供される。
成部門をネットワークで繋ぎ、前記技師又は医師による
コメントをデータとして情報伝達することによって、従
来の口頭による伝達方法の際に問題とされた、伝達情報
の情報量の不足や、聞き違い又は記憶違い等による間違
った内容の情報伝達等の問題を解消することが可能とな
り、前記技師又は医師によるコメントを、正確且つ充分
にレポート作成部門へと情報伝達することができる。
示手段とスピーカ等の音声出力手段を有するパーソナル
コンピュータ等により構成され、前記撮影画像及び検査
データをモニタに画像として表示すると同時に、これら
に関連付けて入力されたコメントデータを音声合成回路
等により音声として再生することができるようになって
いる。
に、患者の撮影画像及び検査資料等、検査データと前記
技師又は医師によるコメントをそれぞれ渡され、これら
を関連付けながらレポート作成を行う必要がなくなり、
代わりに、前記患者の撮影画像及び患者の検査データの
画面表示と共に、これに関連付けられたコメントを音声
として同時に再生しながら、レポート作成を行うことが
できるようになり、従来と比べ、より効率良く、より精
度の高いレポート作成を行うことができる。
キストデータへ変換する機能を有し、前記技師又は医師
によるコメントの音声データをテキストデータへと変換
することができるようになっている。従って、例えば、
前記コメントの音声データをテキストデータに変換する
ことにより、レポート作成の際に、該テキストデータを
文字情報として、そのままレポートに貼り付けて利用す
ることが可能となる。
ントの音声データをキーワード情報として登録しておく
ことにより、例えば、レポート作成部門において、過去
に作成したレポート等をキーワードによって管理し、こ
れを検索する際に、キーワードによる絞込検索を行うこ
とも可能となる。
ステムの一実施形態は、院内の撮影部門とレポート作成
部門とをネットワークにより繋ぐ場合を例に採り説明し
たが、前記ネットワークの代わりに、例えば、フロッピ
ー(登録商標)ディスクやMO等の可搬記憶媒体を用い
て、これを人手によって持ち運ぶ場合も当然に考えられ
る。このような方法によっても本発明に係る診断支援シ
ステムは実現可能であり、上述した実施形態の他例とし
て、ここに挙げておく。
支援システムは、院内の撮影部門とレポート作成部門と
をネットワーク(又は可搬記憶媒体の配送等)によって
繋ぎ、前記撮影部門に音声入力装置を、前記レポート作
成部門に出力装置を配置し、撮影の際、前記音声入力装
置を用いて技師又は医師が音声によるコメント入力を行
い、前記出力装置を用いてレポート作成者がこれを再生
することにより、従来のように、技師又は医師が放射線
撮影を行いながらコメントをメモに記したり、放射線撮
影後に改めて口頭により伝達するといった必要もなくな
ることから、技師又は医師が放射線撮影に専念すること
ができる。また、従来の口頭による伝達時に問題とされ
た情報量の不足、聞き違いや記憶違い等の問題を解消す
ることができ、前記技師又は医師によるコメントを正確
且つ充分にレポート作成部門へと情報伝達することがで
きる。さらに、前記技師又は医師によるコメントを患者
の撮影画像等に関連付けてリアルタイムに記録すること
で、後にレポート作成者が、前記撮影画像等の画面表示
と共に、これに関連付けられたコメントを音声として再
生することができるので、より効率良く、より精度の高
いレポート作成を行うことができる。従って、医師の診
断をより支援することができる。
示す全体構成図である。
すフローチャートである。
示すタイムチャートである。 (b)CT透視時のコメント入力方法の一例を示すタイ
ムチャートである。
の一例を示す全体図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 撮影部門においてなされた検査コメント
を音声として入力する音声入力手段と、該検査コメント
をデータとして保管する記憶手段と、レポート作成部門
において前記検査コメントのデータを音声又はテキスト
に変換して出力する出力手段とを有することを特徴とす
る診断支援システム。 - 【請求項2】 前記音声入力手段は、表示部及び入力部
を有し、前記検査コメントは、表示部を介して表示され
る患者の撮影画像及び/又は院内ネットワークを通じて
呼出し表示された検査情報に関連付けて、入力部を介し
音声によりリアルタイムに入力されることを特徴とする
請求項1記載の診断支援システム。 - 【請求項3】 前記出力装置は、表示部及び出力部を有
し、前記検査コメントは、表示部を介して表示される前
記患者の撮影画像及び/又は検査情報に関連付けて、出
力部を介して音声又はテキストとして出力されることを
特徴とする請求項1乃至請求項2記載の診断支援システ
ム。 - 【請求項4】 前記出力装置は、前記検査コメントを音
声データからテキストデータへと変換する変換機能を有
し、該テキストデータをレポート作成時の所見情報や、
キーワード検索時のキーワードとして利用することが可
能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の診断支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186742A JP2003008806A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 診断支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186742A JP2003008806A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 診断支援システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003008806A true JP2003008806A (ja) | 2003-01-10 |
Family
ID=19026144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001186742A Pending JP2003008806A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 診断支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003008806A (ja) |
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-
2001
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